JPH07110740B2 - 極細線巻替え装置及び方法 - Google Patents

極細線巻替え装置及び方法

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JPH07110740B2
JPH07110740B2 JP3152592A JP3152592A JPH07110740B2 JP H07110740 B2 JPH07110740 B2 JP H07110740B2 JP 3152592 A JP3152592 A JP 3152592A JP 3152592 A JP3152592 A JP 3152592A JP H07110740 B2 JPH07110740 B2 JP H07110740B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICやトランジスタの
ボンディングに使用される金、銅、アルミニウム等の極
細線を予め巻回された繰出しスプールから巻取りスプー
ルに巻替えする極細線巻替え装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スプールに巻回されるボンディ
ング用極細線は、ボンディングを円滑に行うために、
傷、食い込み、振動による巻きくずれがなく、巻き上が
りの外観が平滑に巻かれていることが要求される。近
年、作業の効率化のための巻取り長さの長尺化やスプー
ルと巻取り模様の種類の増加により、スプールに巻かれ
た極細線の品質を維持するための作業が煩雑になってき
ている。
【0003】長尺化した場合、実公昭62−25489
号公報に記載されているようなクロス巻き方法が一般に
用いられているが、極細線の品質を維持してクロス巻き
する方法として、極細線のピッチ交差角、隣接間隙を設
定した状態で巻回することが特公平2−12863号公
報に提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記公報に記
載の方法を用いて、間隙を0.1mm以上に設定して2
5〜50μmの極細線を巻替えした場合には、公報に添
付の図面の第3図に示すようにはならず、一層目の巻線
の間には二層目の巻線が落ちた状態で巻かれることにな
る。したがって、この方法のように極細線の上層とそれ
以下の下層との同一方向の重なりを理論的に考慮せず
に、ピッチ、間隙及び重なり角度だけに着目して巻いた
場合には、往路側、復路側の巻線によって表面が十分埋
めつくされていないときには、往路側同士、復路側同士
で下層の巻線と同じ経路を通り始める。
【0005】この状態は巻き進むにつれて繰り返されて
巻線の表層の凹凸を次第に大きくして理論通りに巻線を
巻回することができなくなる。
【0006】したがって、本発明の目的は、スプールに
巻替えされる極細線の巻き幅の全域にわたって常に同一
条件で巻替えできかつ隣接する極細線の間隔を同一にし
て重なりを防止する極細線の巻替え装置及び方法を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明は、極細線の巻かれた繰出しスプールから
巻取りスプールにクロス巻きで巻替えする極細線巻替え
装置において、極細線を巻き取る巻取りスプールを一定
の回転速度で駆動する駆動手段と、巻取りスプールを横
方向に往復するように送って極細線をトラバースするト
ラバース手段と、1トラバース当たりの巻数を設定する
巻数設定手段とを有し、該巻数設定手段により、Mを整
数としたとき巻数Sn をM+(2-1±2-2・・・・・±
-n)とし、nを4以上に設定することを特徴とする極
細線の巻替え装置を採用するものである。
【0008】また、本発明は、極細線の巻かれた繰出し
スプールから巻取りスプールにクロス巻きで巻替えする
極細線巻替え方法において、極細線を巻き取る巻取りス
プールを一定の回転速度で駆動し、巻取りスプールを横
方向に往復するように送って極細線をトラバースし、M
を整数としたとき1トラバース当たりの巻数Sn をM+
(2-1±2-2・・・・・±2-n)とし、nを4以上に設
定することを特徴とする極細線巻替え方法を採用するも
のである。
【0009】
【実施例】次に、図面を参照して、本発明の好まし実施
例を説明する。
【0010】一般に、ボンディング用極細線は、巻替え
スプールの回転中、巻替えスプールの回転速度と巻替え
スプールの横方向の送り速度を一定の関係に保ちながら
巻替えスプールに極細線を巻替え、巻き終わったとき、
即ちスプールの端部に極細線が達したとき、トラバース
することを繰り返すことよって何層にも巻替えされる。
【0011】図1(図1a〜図1h)は、凹凸を生じな
いクロス巻きパターンを得るために必要な条件を説明す
るために、巻替えスプールの回転速度と巻替えスプール
の送り速度との関係を色々に設定したときのクロス巻き
の色々なパターンを示す展開図であるが、容易に理解す
ることができるように、巻取りスプールの1トラバース
に対して巻替えスプールが何回転するかを示している。
【0012】例えば、図1aのパターンは1トラバース
に対して1.5回巻替えスプールが回転した例を示し、
パターンの上に表示した数字は極細線がその位置にきた
ときのトラバース回数を示し、この例では3回目のトラ
バースから極細線が同一経路をとるために重なることが
わかる。理解を助けるために、図1bは、巻替えスプー
ルが2.5回回転する例を示しており、この図1bに示
す例の場合には、辿る経路は異なっても極細線が重なり
始める巻回数は、やはり3回目であり、この結果から、
重なり始める巻回数は設定される整数部には無関係であ
り、少数部によって決められることがわかる。
【0013】図1c及び図1dは、それぞれ、1トラバ
ースに対して巻替えスプールが1.25回転と1.75
回転するパターンの例を示し、図1e〜図1hは、それ
ぞれ、1トラバースに対して巻替えスプールが1.12
5、1.375、1.625、回転するパターンの例を
示す。
【0014】これらの例からわかるように、図1c及び
図1dに示すパターンは4トラバースの間は極細線は重
ならず、また図1e〜図1hに示すパターンは8トラバ
ースの間は重ならないことがわかる。このように、一般
に、2n 回のトラバースに対して極細線を同一経路に巻
き重ねないためには1トラバース当たりの巻数Snは、
Mを整数とすると、以下の1式で表される条件を満たす
必要がある。
【0015】 Sn=M+(2-1±2-2・・・・・±2-n) ・・・・・(1)
【0016】巻替えスプールに巻替えされる極細線の食
い込みや傷の発生を防ぐためには、理論的には、1式の
nの値をできるだけ大きくした方が望ましいが、実際の
装置においては、極細線の振動、トラバース時の巻替え
スプールやガイドプーリに対する角度、機械のバックラ
ッシュ等が存在するので、これらの要因により実用上設
定可能な1トラバース当たりの巻回数が制限される。
【0017】次に、本発明の極細線巻替え装置の具体的
な構成を図2及び図3を参照して説明する。
【0018】図2は、本発明の極細線巻替え装置全体を
概略的に示す図であり、説明の便宜上、特に1つの巻替
えスプールを用いる単連のものを示すが、本発明は単連
のものに限定されるものではなく複数連のものにも適用
できるものである。図2において、極細線は繰出しスプ
ール1から繰り出され、繰り出された極細線の張力は張
力検出器3で検出される。繰出しスプール用モータ2
は、検出された極細線の張力を表す張力信号に基づい
て、総合制御盤9によって、極細線の張力を一定にする
ように繰出しスプール1を駆動する。
【0019】一方、繰り出された極細線はガイドプーリ
4によって案内され、巻取りスプール用のパルスモータ
6によって駆動される巻取りスプール5によって巻き取
られる。巻取りスプール5とパルスモータ6はキャリッ
ジ20に取付けられており、このキャリッジ20はボー
ルネジ8によって往復運動、即ちトラバースされるよう
にトラバースモータ7によって駆動される。パルスモー
タ6とトラバースモータ7は、総合制御盤9内の巻き模
様制御部10によって、以下に説明するように制御され
る。
【0020】次に、図3を参照して、前述の巻き模様制
御盤10の制御を説明する。巻き模様制御盤10は、マ
イクロプロセッサ11と、このマイクロプロセッサ11
とデータバス、アドレスバス、制御バス等で接続された
トラバース用パルスコントローラ12、巻替え用パルス
コントローラ14と、さらにこれらのトラバース用パル
スコントローラ12、巻替え用パルスコントローラ14
にそれぞれ接続されてトラバースモータ7、巻替えパル
スモータ6を駆動するトラバース用モータドライバ1
3、巻替え用パルスモータドライバ15とを有する。巻
き模様制御盤10には、巻きパターン設定器16、巻き
幅設定器17、山積み減少幅設定器18、巻替え速度設
定器19が接続されており、巻きパターン設定器16
は、(1)式のMを設定し、巻き幅設定器17は、巻替
えスプールに巻替えされる極細線の巻き幅Wを設定し、
山積み減少幅設定器18は、巻替えされる極細線をクロ
ス状に山積みしてゆくときの巻き幅の減少量ωを設定
し、巻替え速度設定器19は、巻替え速度Nを設定す
る。
【0021】各設定器からの設定値はマイクロプロセッ
サ11で演算され、トラバース用パルスコントローラ1
2には、巻替えスプールの送り速度に相当するパルスレ
シオnT (後述する)のデータが与えられ、巻替え用パ
ルスコントローラ14には、巻替えスプールの回転速度
に相当するパルスレシオnS (後述する)のデータが与
えらる。トラバース用パルスコントローラ12はnT
データから毎秒nT 回のパルス列をトラバース用モータ
ドライバ13を送り、巻替え用パルスコントローラ14
はnS のデータから毎秒nS 回のパルス列を巻替え用パ
ルスモータドライバ15に送り、それぞれ、トラバース
モータ7、巻替えパルスモータ6を、前述のパルス列に
応じた送り速度、回転速度で駆動する。
【0022】前述のnS 、nT は以下の式で表される。 nS =K1 N ・・・・・・・ (2)
【0023】
【式3】
【0024】ここで、式(2)のK1 は、巻替えパルス
モータ6の減速器の減速比と1パルス当たりの回転角度
によって決まる定数である。また、式(3)のK2 は、
ボールネジ8のピッチ、トラバースモータ7の減速器の
減速比と1パルス当たりの回転角度によって決まる定数
である。
【0025】また、式(3)の(W−Σiω)は、極細
線を巻き取るとき、上層になるにしたがって、巻き幅を
Wからωだけ順次減少させることを意味するものであ
り、このことを図4(極細線の巻き上がり状態を示す側
面図)及び図5(図4の拡大詳細図)を参照して説明す
ると、図4及び図5において、最下層の極細線の幅はW
となるように巻かれ、以下順にW−ω、W−2ω、・・
・・W−iωと巻かれるようになる。
【0026】次に、本発明の極細線巻替え装置を用いた
実験例について説明する。
【0027】実験例 1 実験例の1つとして、M=
4、N=400(rpm)、W=42mmに設定し、図
6に示すように巻替えスプール5の真下に電極24をお
き、極細線を巻き戻したときに電極24に接触する回数
を計数することによって重なりによる欠点(絡まり等)
を測定した。また、欠点をわかり易くするためにω=0
とし、直径を50mmの巻取りスプールにnをパラメー
タとして30μmφの金線を張力3gで巻き取ったとき
の実験結果を図7に示す。図7から明らかなように、n
の数が大きくなるにつれて、欠点の数が減少しているこ
とがわかる。
【0028】実験例 2 また、同一条件でn=5とし
てMをパラメータとしたときの実験結果を図8に示す。
図8から明らかなようにMは少ないほどよいことがわか
る。なお、これらの実験はSnの計算にあたり、2-n
項の符号は全て+側を採用した。これは予備試験によ
り、nを決定すると2-n項の符号を変えて巻き取っても
欠点数に有為差がないことを確認したからである。
【0029】実験例 3 実験例1からnが5以上でほ
ぼ一定の良好な結果が得られることがわかったので、n
=5に設定し、ω=0.2mmに設定して100mm巻
取り毎に巻き幅を減少して俵状に巻取る方法で1000
mと2000mの巻替えを行った後、巻き戻して欠点数
を計数したところいずれも欠点が発生せず、良好な結果
が得られた。また、巻き上がりの表面状態に凹凸がな
く、巻層を重ねても均一に巻かれていることがわかる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
スプールに巻替えされる極細線の巻き幅の全域にわたっ
て常に同一条件で巻替えできかつ隣接する極細線の間隔
を同一にして重なりを防止する極細線の巻替え装置及び
方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、凹凸を生じないクロス巻きパターンを
得るために必要な条件を説明するために、巻替えスプー
ルの回転速度と巻替えスプールの送り速度との関係を色
々に設定したときのクロス巻きの色々なパターンを示す
展開図である。
【図2】図2は、凹凸を生じないクロス巻きパターンを
得るために必要な条件を説明するために、巻替えスプー
ルの回転速度と巻替えスプールの送り速度との関係を色
々に設定したときのクロス巻きの色々なパターンを示す
展開図である。
【図3】図3は、凹凸を生じないクロス巻きパターンを
得るために必要な条件を説明するために、巻替えスプー
ルの回転速度と巻替えスプールの送り速度との関係を色
々に設定したときのクロス巻きの色々なパターンを示す
展開図である。
【図4】図4は、凹凸を生じないクロス巻きパターンを
得るために必要な条件を説明するために、巻替えスプー
ルの回転速度と巻替えスプールの送り速度との関係を色
々に設定したときのクロス巻きの色々なパターンを示す
展開図である。
【図5】図5は、凹凸を生じないクロス巻きパターンを
得るために必要な条件を説明するために、巻替えスプー
ルの回転速度と巻替えスプールの送り速度との関係を色
々に設定したときのクロス巻きの色々なパターンを示す
展開図である。
【図6】図6は、凹凸を生じないクロス巻きパターンを
得るために必要な条件を説明するために、巻替えスプー
ルの回転速度と巻替えスプールの送り速度との関係を色
々に設定したときのクロス巻きの色々なパターンを示す
展開図である。
【図7】図7は、凹凸を生じないクロス巻きパターンを
得るために必要な条件を説明するために、巻替えスプー
ルの回転速度と巻替えスプールの送り速度との関係を色
々に設定したときのクロス巻きの色々なパターンを示す
展開図である。
【図8】図8は、凹凸を生じないクロス巻きパターンを
得るために必要な条件を説明するために、巻替えスプー
ルの回転速度と巻替えスプールの送り速度との関係を色
々に設定したときのクロス巻きの色々なパターンを示す
展開図である。
【図9】図9は、本発明の極細線巻替え装置全体を概略
的に示す図である。
【図10】図10は、本発明の極細線巻替え装置の制御
装置の回路ブロックである。
【図11】図11は、極細線の巻上がり状態を示す側面
図である。
【図12】図12は、図11の拡大詳細図である。
【図13】図13は、巻き取った極細線の欠点数を測定
する装置を示す概略図である。
【図14】図14は、設定値の1つであるnをパラメー
タとして欠点数を測定した結果を示すグラフである。
【図15】図15は、設定値の他の1つであるMをパラ
メータとして欠点数を測定した結果を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
1 繰出しスプール 2 繰出しスプール用モータ 3 張力検出器 4 ガイドプーリ 5 巻替えスプール 6 巻替えパルスモータ 7 トラバースモータ 8 ボールネジ 9 総合制御盤 10 巻き模様制御盤 11 マイクロプロセッサ 12 トラバース用パルスコントローラ 13 トラバース用モータドライブ 14 巻替え用パルスコントローラ 15 巻替え用パルスモータドライブ 16 巻きパターン設定器 17 巻き幅設定器 18 山積み減少幅設定器 19 巻替え速度設定器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 極細線の巻かれた繰出しスプールから巻
    取りスプールにクロス巻きで巻替えする極細線巻替え装
    置において、極細線を巻き取る巻取りスプールを一定の
    回転速度で駆動する駆動手段と、巻取りスプールを横方
    向に往復するように送って極細線をトラバースするトラ
    バース手段と、1トラバース当たりの巻数を設定する巻
    数設定手段とを有し、該巻数設定手段により、Mを整数
    としたとき巻数Sn をM+(2-1±2-2・・・・・±2
    -n)とし、nを4以上に設定することを特徴とする極細
    線の巻替え装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の極細線巻替え装置におい
    て、巻き幅を上層になるにつれて減少させることを特徴
    とする極細線巻替え装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の極細線巻替え装置におい
    て、巻き幅をWとし、巻き幅の減少量をωとしたとき、
    前記駆動手段で巻取りスプールを回転させるパルスレシ
    オnS をnS =K1 Nとし、前記トラバース手段により
    巻取りスプールをトラバースするために与えるパルスレ
    シオnT を以下の式で与え、 【式3】 ここで、K1 は、巻替えパルスモータ6の減速器の減速
    比と1パルス当たりの回転角度によって決まる定数であ
    り、K2 は、ボールネジ8のピッチ、トラバースモータ
    7の減速器の減速比と1パルス当たりの回転角度によっ
    て決まる定数であることを特徴とする極細線巻替え装
    置。
  4. 【請求項4】 極細線の巻かれた繰出しスプールから巻
    取りスプールにクロス巻きで巻替えする極細線巻替え方
    法において、極細線を巻き取る巻取りスプールを一定の
    回転速度で駆動し、巻取りスプールを横方向に往復する
    ように送って極細線をトラバースし、Mを整数としたと
    き1トラバース当たりの巻数Sn をM+(2-1±2-2
    ・・・・±2-n)とし、nを4以上に設定することを特
    徴とする極細線巻替え方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の極細線巻替え方法におい
    て、巻き幅を上層になるにつれて減少させることを特徴
    とする極細線巻替え方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の極細線巻替え方法におい
    て、巻き幅をWとし、巻き幅の減少量をωとしたとき、
    前記駆動手段で巻取りスプールを回転させるパルスレシ
    オnS をnS =K1 Nとし、前記トラバース手段により
    巻取りスプールをトラバースするために与えるパルスレ
    シオnT を以下の式で与え、 【式3】 ここで、K1 は、巻替えパルスモータ6の減速器の減速
    比と1パルス当たりの回転角度によって決まる定数であ
    り、K2 は、ボールネジ8のピッチ、トラバースモータ
    7の減速器の減速比と1パルス当たりの回転角度によっ
    て決まる定数であることを特徴とする極細線巻替え方
    法。
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