JPH07110649A - ビデオによる語学学習方法及びその装置 - Google Patents

ビデオによる語学学習方法及びその装置

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JPH07110649A
JPH07110649A JP35889291A JP35889291A JPH07110649A JP H07110649 A JPH07110649 A JP H07110649A JP 35889291 A JP35889291 A JP 35889291A JP 35889291 A JP35889291 A JP 35889291A JP H07110649 A JPH07110649 A JP H07110649A
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JP35889291A
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Nagao Tsuchiya
長男 土谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手書きのスペリングをスクリ−ンに映して積
極的に楽しめる語学の学習方法とその装置を開発する。 【構成】 本発明学習方法は、(a)動物、自然、建築
物等の学習対象となる言葉や会話の内容を絵画化したも
のをスクリ−ンに映出し、(b)該言葉、会話内容を正
確な音声で発音し、(c)該言葉、会話内容を綴ったス
ペリングを映出する、(a)〜(c)の工程を順を問わ
ずに組合せる。そして、該スペリングを学習者が記憶し
て、ビデオ書込器を用いて自らの手で綴ったものを画像
に映出し、上記言葉、会話の内容を絵画化したもの及び
そのスペリングを第1画像に映出し、学習者が自ら綴っ
たスペリングをスクリ−ンのス−パ−ポ−ズを用いた第
2画面に映出し、第1画像と第2画像を対比して採点す
ることを特徴とする。この結果、会話等に強くなると共
に、自ら手書きした画像を映出して積極的に学習に参加
し、一種の遊び感覚も楽しめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に英語等の語学の学
習方法及びその装置に関するもので、更に詳細には、絵
画化した学習物の内容の発音及びスペリングを学習する
中で、自らがスペリングを手書きで綴り込んで楽しむこ
とのできる参加型の学習方法とそれを具現する装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】日本人の語学学習、特に英語等の外国語
学習は、文章的な訓練には習熟しており、読み書き或い
は読解力には秀れたものがある。しかし、それが文章的
訓練に偏向するあまり、(イ)実際に外国人相手の会話
になると、日本語と英語のイントネ−ション等の発音の
基礎が異なる為、外国人が発する音自体を認識すること
が困難で、(ロ)言葉や簡単な文章と正しい発音とが結
び付いて記憶されておらず、本来理解できるはずの言葉
や会話も理解できず、(ハ)外国人相手の会話への苦手
意識が芽生え、英会話等への拒否感ばかりが強くなって
しまう、という弊害を生み出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この原因を本発明者が
探求したところ、外国語学習は本来、正確な発音に基づ
くヒアリングとスペリングとが同時に組合されて記憶さ
れねばならず、又、その学習方法も、規格化された受身
的方法でなく、学習者の積極的興味を引出す参加型の学
習方法によるべきであることを見出し、それを具現化す
るために本発明を創出したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明学習方法は、先
ず、(a)動物、自然、建築物等の学習対象となる言葉
や会話の内容を絵画化したものをスクリ−ンに映出す
る、(b)該言葉、会話内容を正確な音声で発音する、
(c)該言葉、会話内容を綴ったスペリングを映出す
る、の上記(a)〜(c)の各過程を、順を問わずに組
合せた編集テ−プを流す。そして、そのスペリングを学
習者が記憶して、ビデオ書込器を用いて自らの手で綴っ
たものをスクリ−ンの画像に映出し、上記正確なスペリ
ングを第1画像又はス−パ−ポ−ズを用いた第2画像の
いずれか一方に映出し、学習者が自ら綴ったスペリング
をスクリ−ンの他の画像に映出し、第1画像と第2画像
を対比可能としたことを特徴として構成される。
【0005】そして、それを具現化する装置は、編集し
たテ−プを映像信号として送り出すビデオ装置と、該映
像信号を画像として映出するスクリ−ン装置と、映出さ
れる編集テ−プの途中で学習者が自らの手でスペリング
を綴ることができるビデオ書込器とから成り、該ビデオ
装置とスクリ−ン装置との間に二つの信号を合成するイ
ンピ−ダンス整合器を接続させ、該ビデオ装置と書込器
との間に分配器を接続さ、該分配器から分岐してスクリ
−ンに接続される回路に映像信号を高周波信号に変換す
る変調器を接続させたことを特徴として構成される。
【0006】
【実施例】理解を容易にする為本発明に用いる装置から
説明すると、本装置は、先ず、語学学習の方法を具体化
するために編集したテ−プを映像信号として送り出すビ
デオ装置1を用いる。このビデオ装置1は、通常のテレ
ビジョンに接続される装置で良く、専用のもの或いは既
設のものを利用しても良い。そして、このビデオ装置
に、該映像信号を画像として映出するスクリ−ン装置2
を接続するが、このスクリ−ン装置2にはテレビジョン
を利用できる。そして、このスクリ−ン装置2又はビデ
オ装置1は、後述の2画面を映出する為、いずれか一方
又は双方が二つのチャンネルを同時に重ね合わせて映し
出すことができるス−パ−ポ−ズの機能が内蔵されてい
るものを用いる。
【0007】更に、該ビデオ装置1には、映出される編
集テ−プの途中で学習者が自らの手でスペリングを綴る
ことができるビデオ書込器3(例えばソニ−社:商標ビ
デオタイトラ−)を接続する。該ビデオ書込器3は、専
用のペンをパッドに押し付けて線を描くと、その線がビ
デオ装置1を通して画像として表示されるもので、この
線画性を利用して外国語のスペリングを描出することが
可能となる。
【0008】そして、該ビデオ装置1とスクリ−ン装置
2との間に二つの信号を合成するインピ−ダンス整合器
MCを接続させる。即ち、スクリ−ン装置2には、ビデ
オ装置1からの信号と、ビデオ書込器3からの信号を変
調させた変調器MOからの信号の二つの信号が送られて
くるので、これを整合して、第1画面と第2画面とに振
分けて、ス−パ−ポ−ズとして機能させるようにする。
【0009】又、該ビデオ装置1と書込器3との間に
は、分配器PSを接続させ、該分配器PSから分岐して
スクリ−ン装置2に接続される回路に映像信号を高周波
信号に変換する変調器MOを接続させる。そして、この
分配器PSは、出力レベルが分岐によって低下する虞が
あるので、これを補う為、2倍の増幅回路と整合回路を
接続させるのが望ましい。
【0010】次に、上記学習装置を用いて行なう本発明
の学習方法を説明すると、先ず、ビデオ編集にあたっ
て、学習すべき言葉又は会話等の対象物を絵画化し、こ
れを映像として挿入する。この絵画化とは、動物や自然
風景や建物等を、漫画的に描いたり、実物を映写したり
して、視覚的に捉えられる状態をいう。例えば、「カ
バ」を学習する場合には、そのカバを漫画的に描いた画
像を流す(図1a参照)。これによって、学習者は、こ
れから学習する対象物を視覚によって明確に捉えること
ができる。
【0011】次いで、該画像が流れた後数秒をおいて、
画像を見ながら、又は、画像の後で、対象物を指称する
言葉又は会話を、正確なイントネ−ションの発音で流
す。上記例で言えば、カバを表わす英語「ヒパポタマ
ス」の音声を流す(図1b参照)。これによって、学習
者は、上記学習物の視覚化と共に、その正確な発音を一
体的に記憶させることができる。
【0012】次に、上記発音された言葉又は会話のスペ
リングを画像化して映出する。このとき、その描き方
は、全体の言葉をそのまま映すのでなく、実際に人がペ
ン等で書くように、線字が流れるような動きとして表現
されるのが好ましい。それは、スペリングが筆の動きと
一緒に表現されるので、書き順を誤りなく覚えると共
に、動き自体の面白さが学習者の興味を喚起するからで
ある。カバの例でいえば、「Hippopotamu
s」の綴りを映出する(図1c参照)。これで、学習者
は、対象物の映像及びその正確な発音と共に、スペリン
グを同時に記憶させることができる。
【0013】上記、対象物を絵画化した画像と正確な発
音及びスペリングの映出の各工程は、この順に限定され
ず、スペリングから始めて絵画化した画像を後にしても
良く、学習者の興味の持ち方によって変化を付けるのが
好ましい。
【0014】次いで、画像を空白にした後、上記言葉又
は会話のスペリングを、学習者が記憶に頼って、ビデオ
書込器を用いて、自らの手で書込む。ビデオ書込器専用
のペンを握って、パッドの上に上記学習で記憶した言葉
のスペリングを描くと、それがビデオ装置を介してスク
リ−ンの画像に映し出される。このとき、自分の学習の
結果を確かめるものであるから、メモや参考書は参照せ
ずに自分の力を試す(図1d参照)。この結果、学習者
は、受身的学習でなく積極的に学習に参加でき、且つ、
自ら描いたものがスクリ−ンの画面に映し出されるの
で、非常に面白く、興味を喚起させる学習となる。
【0015】そして、この手書きの綴りは、本装置にあ
って、分配器から分岐して変調器に流れ、ここで映像信
号から高周波信号に変換されて、インピ−ダンス整合器
を経てスクリ−ン装置に送られる。一方、ビデオ装置か
ら、上記と同様に対象物を絵画化したものと正確なスペ
リングを合せた画像を送る。そして、ス−パ−ポ−ズを
利用して、上記に対象物を絵画化したものと正確なスペ
リングを合せた画像を通常の第1画面に映し、学習者が
手書きしたスペリングの画像を第2画面に映し出す(図
1e参照)。勿論、第1画面と第2画面を互いに逆にし
ても良い。すると、学習者は自ら手書きしたスペリング
と正確なスペリングとを、第1画面と第2画面を比較す
ることにより、採点することができ、学習の結果をスク
リ−ンの画面を通して知ることで、興味をさらに深くす
る。
【0016】
【発明の効果】以上の構成及び作用に基づいて本発明
は、対象物を絵画化した画像と共に音声及びスペリング
を一緒に学習するので、相互に関連付けて記憶すること
ができ、従来の文章的訓練にだけ強い語学学習の弊を解
消し、会話にも強い学習効果を得ることができる。その
際、ビデオ書込器等の装置を利用して、学習者が自ら手
書きして積極的に学習に参加できるので、受身的な苦痛
がなく、一種の遊び感覚を伴いながら学習ができる。更
に、自ら手書きしたスペリングと正確なものを画像を通
して採点できるので、正確性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明学習法をビデオ編集した画像の例を示す
模式的正面図である。
【図2】本発明装置を示す回路を含む模式的正面図であ
る。
【符号の説明】
1 ビデオ装置 2 スクリ−ン装置 3 ビデオ書込器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の(a)〜(c)の過程を順を問わ
    ずに含み、 (a)動物、自然、建築物等の学習対象となる言葉や会
    話の内容を絵画化したものをスクリ−ンに映出する、 (b)該言葉、会話内容を正確な音声で発音する、 (c)該言葉、会話内容を綴ったスペリングを映出す
    る、 該スペリングを学習者が記憶して、ビデオ書込器を用い
    て自らの手で綴ったものをスクリ−ンの画像に映出し、 上記正確なスペリングを第1画像又はス−パ−ポ−ズを
    用いた第2画像のいずれか一方に映出し、学習者が自ら
    綴ったスペリングをスクリ−ンの他の画像に映出し、第
    1画像と第2画像を対比可能としたことを特徴とする語
    学の学習方法。
  2. 【請求項2】編集したテ−プを映像信号として送り出す
    ビデオ装置と、該映像信号を画像として映出するスクリ
    −ン装置と、映出される編集テ−プの途中で学習者が自
    らの手でスペリングを綴ることができるビデオ書込器と
    から成り、該ビデオ装置とスクリ−ン装置との間に二つ
    の信号を合成するインピ−ダンス整合器を接続させ、該
    ビデオ装置と書込器との間に分配器を接続させ、該分配
    器から分岐してスクリ−ンに接続される回路に映像信号
    を高周波信号に変換する変調器を接続させたことを特徴
    とする学習装置。
JP35889291A 1991-12-30 1991-12-30 ビデオによる語学学習方法及びその装置 Pending JPH07110649A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5483525A (en) * 1977-12-14 1979-07-03 Entetsukusu Kooporeishiyon Kk Tv audivisual education and play device
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