JP2003202800A - 外国語の学習用具 - Google Patents

外国語の学習用具

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JP2003202800A
JP2003202800A JP2001403186A JP2001403186A JP2003202800A JP 2003202800 A JP2003202800 A JP 2003202800A JP 2001403186 A JP2001403186 A JP 2001403186A JP 2001403186 A JP2001403186 A JP 2001403186A JP 2003202800 A JP2003202800 A JP 2003202800A
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Manabu Kobayashi
学 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外国語学習上の障害を軽減し、外国語を効果
的に学習するための学習用具の提供を目的とする。ま
た、外国語の発音について正しい発音の修得が容易にな
る学習用具の提供を目的とする。 【解決手段】 少なくとも、外国語の単語又はセンテン
スにかんするバーコードを有する部材と、バーコードに
対応する単語又はセンテンスの学習情報が記憶された記
憶媒体とを備える。また、第バーコードに対応する学習
情報が、少なくとも、単語又はセンテンスの意味を絵、
イラスト、アニメ、実物映像、演劇による映像などの視
覚的な代替表現で示す画像と、単語又はセンテンスの文
字表示と、単語又はセンテンスの発音である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外国語の学習用具に
関する。
【0002】
【従来の技術】外国語の学習に使用される学習用具には
種々のものがあり、例えば、外国語を録音したテープ等
を再生し、耳で聴きながら繰り返して学習するものがあ
る。また録画されたビデオテープにより目でみて、耳で
聴いて学習するもの等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の学習用具による
外国語の習得は、日本人とり(特に、子供達にとり)か
ならずも容易でなく、相当の努力にもかかわらず途中で
挫折するケースが多い。本発明は、このような外国語学
習上の障害を軽減し、外国語を効果的に学習するための
学習用具の提供を目的とする。また、外国語の発音につ
いて正しい発音の修得が容易になる学習用具の提供を目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の外国語の学習用
具は、少なくとも、外国語の単語又はセンテンスにかん
するバーコードを有する部材と、前記バーコードに対応
する前記単語又はセンテンスの学習情報が記憶された記
憶媒体とを備える。前記バーコードは外国語の学習に有
効な種々の学習情報を含む。前記バーコードに対応する
学習情報は、まず第1バーコードに対応する学習情報
が、少なくとも、前記単語又はセンテンスの意味を絵、
イラスト、アニメ、実物映像、演劇映像などの視覚的な
代替表現で示す画像と、前記単語又はセンテンスの文字
表示と、前記単語又はセンテンスの発音である。また第
2バーコードに対応する学習情報が、少なくとも、前記
単語又はセンテンスの発音と、前記単語又はセンテンス
の発音とともに動く口部の画像である。また第3バーコ
ード対応する学習情報が、少なくとも 前記単語又はセ
ンテンスの発音により動く口部のスロースピード画像で
ある。また第4バーコードに対応する学習情報が、少な
くとも、前記単語又はセンテンスの発音により動く口内
部の縦断面のイラスト画像である。また第5バーコード
に対応する学習情報が、少なくとも、前記単語又はセン
テンスの発音により動く口内部の縦断面のスロースピー
ドによるイラスト画像である。また第6バーコードに対
応する学習情報が、少なくとも、前記単語又はセンテン
スの発音である。また第7バーコードに対応する学習情
報が、少なくとも、前記単語又はセンテンスの意味を
絵、イラスト、アニメ、実物映像、演劇による映像など
の視覚的な代替表現で示す画像と、前記単語又はセンテ
ン、前記単語又はセンテンスの意味の文字表示と、前記
単語又はセンテンスの意味の音声表示である。前記憶媒
体は、例えば、可搬式とすることができる。
【0005】本発明にかかる外国語の学習用具は、外国
語の学習に有効な種々の学習情報を備え、利用者がその
学習情報を適宜に取り出し、それにもとずき外国語を学
習することができる。所定の学習情報はあらかじめ記憶
媒体に記憶されており、バーコードシステム技術を利用
し、必要な学習情報を画像、音声、文字等にして呼び出
す。バーコード操作により学習情報を瞬時のうちに簡単
に呼出し、またリピートをおこない、外国語が自然に修
得される。例えば、発音についていえば、発音時の「口
唇」の動きを画像で見、正しい発音を耳で聞き、口まね
発音等し、外国語の学習を効果的におこなうことができ
る。
【0006】本発明の外国語の学習用具は、英語のみな
らずその他の外国語の学習にも適用される。また日本人
が外国語を学習する場合だけでなく、外国人が母国語以
外の外国語を学習する場合にも適用できる。学習の内容
は単語、フレーズ、センテンス等の基本的なものを対象
とするが、これに限定されない。またバーコードを備え
る部材はテキストのような指導書だけでなく種々の形態
をとりうる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
学習情報の内容は適宜に設定できるが、説明の都合上、
日本人が外国語である英語を学習し、また学習内容が主
に単語又はセンテンスである場合をとりあげる。図示の
場合、バーコードを有する部材60は指導書の形式をと
り、指導書を構成する指導書のページ61にはバーコー
ドが印刷されている。また学習情報の内容が確認できる
ように、単語の文字(スペリング)62、単語の意味を
表わす絵、イラスト等の絵部63と、意味(日本語訳)
65が印刷されている。またバーコードが印刷により複
数、設けられ、記憶媒体51には各バーコードに対応す
る学習情報が記憶されている。
【0008】バーコードAに対応する学習情報は単語又
はセンテンス(以下、「単語等」と略称する、なおセン
テンスの場合も基本的には単語の場合とその内容は同じ
でるから説明は省略する)の文字表示(スペリングの文
字画面)と、単語等の意味の(日本語訳)の映像による
視覚的な把握を可能とする画像(静止画像と動画を含
む)と、単語等の発音である。見出しは「基本」であ
り、バーコードAに対応する学習情報が単語等にかんす
る基本事項であることを示す。バーコードAに対応する
学習情報により、学習者は単語の正しい発音と意味を理
解し、単語等にかんする基本事項が学習できる。英単語
「elbow」(ひじ)を例に説明すれば(以下、同
様)、バーコードAを選択すると対応する学習情報であ
る「elbow」の英文字の表示30と、「elbo
w」の意味(ひじ)を表わした絵、イラスト、映像など
の画像31が画像部50に表示される(図2参照)。ま
た「elbow」の英語発音が音声器53から発せられ
る。英単語の意味は、絵、イラスト、アニメ、実物映
像、演劇による映像など、観念の視覚的な代替表現によ
る画像31で表示されるのが特徴であり、英単語の意味
が視覚によっても把握される。さらに単語等の意味を明
確にするため、日本語訳32の「ひじ」を日本文字で画
像部50に表示してもよい。絵、イラスト、映像等の画
像31には趣向を凝らし、学習者の興味を引くとととも
に印象に残るように工夫する。それぞれの学習情報は、
通常、1画面に表示されるが、2画面以上に分けて表示
してもよい。
【0009】次に第1バーコード1に対応する学習情報
は、単語等の発音と、発音時における口唇20の動きを
表示する画像33、35である(図3、4参照)。すな
わち英単語「elbow」の正しい発音が音声装置53
から発せられ、またその発音とともに変化する口唇の動
きが画像33、35で表示される。図3、4では変化す
る口唇20の動きの一部を示すにすぎないが、実際は動
画である。口唇の動きがよく分かるように拡大された画
面が望ましい。また口唇20は正面側からの画像33、
側面側からの画像35の2種類とするのが望ましい。2
種類の画像は1画面に表示してもよく(図示せず)、2
画面33、35を連続的に表示してもよい。これにより
単語の正しい発音のきき、また発音時の口唇20の動き
が視覚により把握される。2種類の画像33、35を連
続的に2画面で表示すると、口唇20の正しい動きがさ
らに把握しやすい。発音はネイテイブ・スピーカーの年
少者によるものがよい。特に、母国語の修得期にあるネ
イテイブスピーカーの年少者、通常は、5才頃から12
才程の年少者が望ましい。この年少者(特に7、8才前
後の年少者)は、親などから覚えた正しい発音を忠実に
トレースし、また発音時の口唇の動きについてもややオ
ーバーと思えるほどに再現する傾向があり、日本人が英
語の正しい発音、特に口唇の動きを確認するのに好適で
ある。指導書の第1バーコード1には「リップ」(口
唇)の見出しがあり、学習情報が発音時における口唇の
動きであることを示す。第1バーコード1を選択し、対
応する学習情報により学習者は単語の正しい発音を聴
き、口唇(リップ)の動きを参考として口まね発音を
し、発音の学習をおこなう。
【0010】第2バーコード2に対応する学習情報は、
例えば、単語の発音とともに動く口唇のスロースピード
画像である。指導書のページ61に印刷された第2バー
コード2には「スローリップ」の見出しがあり、学習情
報が発音時の口唇(リップ)のスロースピードによる動
き(画像)であることを示す。これは第1バーコード1
の「リップ」に対応する画像33、35のスロースピー
ド画像であり、英単語「elbow」の発音にともなう
口唇の動きがスロースピードで画像表示される。スロー
スピードは、例えば、3分の1倍速程度にする。口唇の
動きを示す画像は、正面側からの画像と側面側からの画
像の2種類とし、かつ拡大されたものが望ましい。スロ
ースピード画像により、特に、口唇20の変化が視覚的
にはっきりと確認できる。この場合画像がスロースピー
ドで表現されることを除いて第1バーコード1の画像と
同じあるから、図面は省略する。第2バーコード2の学
習情報により、複雑な口唇の動き、例えば、リップの両
端を横方向に大きく引いたり、上下のリップで舌先を挟
むなどの微妙な動きを容易に確認することができ、日本
人が苦手とする発音の学習に有効である。
【0011】「スローリップ」の場合、単語の発音は必
ずしも必要ではないが、「スローリップ」の口唇の動き
対応するスロースピードの発音を加えてもよい。すなわ
ち、指導書のページ61の第3バーコード3には「スロ
ーリップ/発音」の見出しがあり、学習情報が発音時の
口唇(リップ)のスロースピードの動き(画像)とスロ
ースピードの発音であることを示す。例えば、英単語
「elbow」の発音時の口唇の動きのスロースピード
による画像の表示と、スロースピードの口唇の動きに対
応したスロースピードの「elbow」の発音である。
スロースピードの口唇の動きを示す画像は、正面側から
の画像と側面側からの画像の2種類とするのがよい。こ
の場合も画像はスロースピードにより表現されることを
除いて第2バーコード2の画像と同じあるから、同様に
図面は省略する。第3バーコード3の学習情報の、スロ
ースピードの口唇の動き(画像)とスロースピードの発
音により、口内発音や合成音、日本語にない子音や、母
音等の発音を目、耳できき、口(口まね発音)で確認
し、より正確な発音が学習できる。
【0012】第4バーコード4に対応する学習情報は、
単語等の発音時における口内部21の縦断面のイラスト
画像36である。指導書における第4バーコード4の見
出しは「口内部」であり、学習情報が発音時の口内部の
動きであることを示す。例えば、英単語「elbow」
の発音とその発音による口内部の動きを縦断面で表示す
るイラスト画像である。特に舌部分22の動きを中心と
した口内部21の動きを表わすのに有効である。第4バ
ーコード4の学習情報により単語等の発音時における口
内部の動き、特に舌部分22の動きが視覚的に把握でき
る。なお口内部の動きの画像36には発音を加えるのが
望ましい。
【0013】第5バーコード5に対応する学習情報は、
単語等の発音時の口内部の縦断面のイラストをスロース
ピードで示す画像である。指導書の第5バーコード5の
見出しは「スロー口内部」であり、学習情報がスロース
ピードの口内部の動きであることを示す。これは、第4
バーコード4の学習情報の「口内部」に対応する画像の
スロースピード画像であり、例えば、英単語「elbo
w」等の発音時における口内部の縦断面をイラスト等で
表わす画像(特に舌の動きを中心とした画像)をスロー
スピードで表示する。第5バーコード5の学習情報によ
り単語等の発音時における口内部の動き、特に舌部分の
動きを容易に確認することができる。
【0014】さらに第5バーコード5の学習情報(口内
部の動きのスロースピード画像)にスロースピード発音
を加えることもできる。この場合、指導書における第6
バーコード6の見出しは「スロー口内部/発音」であ
り、学習情報がスロースピードの口内部の動きと発音で
あることを示す。すなわち単語等の発音時の口内部の縦
断面のイラストのスロースピードによる画像と、その画
像に対応した単語等のスロースピード発音である。これ
により発音と舌先等の口内部の動きとの関係が容易に把
握される。
【0015】第6バーコード6に対応する学習情報は単
語等の発音である。指導書の第6バーコード6の見出し
は「発音」であり、学習情報が単語等の発音であること
を示す。単語等の発音はネイテイブ・スピーカーの年少
者によるのが望ましい。第6バーコード6を選択する
と、例えば、「elbow」の英語の発音が音声装置5
3から発せられる。発音が主体であるから画像はかなら
ずしも必要はないが、発音とともに英単語の「elbo
w」の文字表示(スペリング表示)をおこなってもよ
い。第6バーコード6の学習情報により単語等の正しい
発音を確認することができる。
【0016】英語、仏語、中国語等の他の外国語に比較
して日本語の音声数が極端に少ないことが日本人の外国
語(特に発音)の習得上の障害になっている。国語辞典
の検索に必要な日本語の音声数は306音に対し、英語
の発音記号集計の音声数は1808音(ロンドン大学ギ
ムソン博士による)と6倍に近い。中国、韓国等の近隣
諸国の言語の音声数も日本語の約2倍あるいは3倍であ
る。このような音声数の差異が日本人の外国語(発音)
の上達を妨げている要因の1つである。そこで、学習情
報は少なくとも外国語(例えば、英語)の基本的な音声
数をカバーするように単語等を選択し、学習の対象とす
るのがよい。これにより学習者は外国語の発音、特に基
本的な音声をマスターすることができる。そして、目で
見て(前記「リップ」「スローリップ」「口内部」「ス
ロー口内部」の画像表示)、耳できき(前記「発音」や
「スロー発音」による音声)、口で発声(口まね練習の
発音)の3者をほぼ同時におこない、発音を繰り返して
学習できる。通常のスピードとスロースピードによる
「リップ」や「スロー発音」を利用し、「目」と「口」
による発音の「基本口形」(口唇)を学習し、あるいは
「耳」と「口」による発音を学習し、学習者は学習情報
を組み合わせて利用することができる。
【0017】第7バーコード7に対応する学習情報は、
単語等の意味を絵、イラスト、映像などで表現する画像
37と、単語等の意味(日本語訳)の文字表示39と、
単語等の意味(日本語訳)の音声表示である。指導書の
第7バーコード7の見出しは「意味」であり、学習情報
が単語等の意味(日本語訳)であることを示す。第7バ
ーコード7を選択すると、例えば、英単語「elbo
w」の日本語による文字表示「ひじ」39と、elbo
wの意味を視覚的に表現する「ひじ」絵、イラスト、映
像などの画像37が表示され(図6参照)、同時に日本
語で「ひじ」と発音される。この学習情報により単語等
の意味が視覚と聴覚の両者を通して理解される。学習者
は単語等の意味を翻訳して記憶するという記憶作用によ
ることなく、学習情報が視覚と聴覚から直接的に脳裏に
刻まれる。
【0018】第8バーコード8に対応する学習情報は、
同一の単語の複数の外国語による文字表示および/又は
発音(音声)表示である。指導書の第8バーコード8の
見出しは「マルチ発音」であり、学習情報が単語等の複
数の外国語による発音を含むことを示す。例えば、英単
語「elbow」の文字表示(スペリング)と英語発音
と、さらに同一の英単語「elbow」に対応するドイ
ツ語、イアタリア語、フランス語、中国語等、他の外国
語による発音である。同じ単語でも外国語によりその発
音は通常異なり、またその音声数にも差異がある。そこ
で英単語「elbow」の英語発音のみならず他の外国
語の発音を連続して聞くことにより、複数の外国語の音
声の差異を感得し、異なる音声の耳ならしが可能とな
る。このような「マルチ発音」方式は複数の外国語の音
声の差異を実感できる点に特徴がある。これにより本来
の学習対象(「elbow」の英語発音)が他の外国語
の発音との対比により正確に把握され、正しい発音の修
得が容易となる。日本人の学習者(特に成人)が日本語
の音声にもとずく日本語的発音を克服することは容易で
はないが、「マルチ発音」方式によれば、このような日
本語的発音の呪縛から開放され、正しい発音を学習する
のに有効である。発音が主体であるから、映像等の画像
情報は基本的には不要であるが、単語等のスペリングの
文字表示があってもよい。またそれぞれ外国語の発音と
ともにこれに対応するそれぞれの外国語のスペリング
(英語、ドイツ語、イアタリア語、フランス語、中国語
等のスペリング)の文字表示があってもよい。これによ
り外国語の発音とともにそのスペリングを同時に学習で
きる。
【0019】学習情報は複数の外国語の同時的学習(バ
イリンガル学習)を目的とし、英語、ドイツ語、イアタ
リア語、フランス語、中国語等複数の外国語を対象とす
ることも可能である。この場合それぞれの外国語を対象
とし、第1バーコード1から第7バーコード7の学習情
報と同じ内容の学習情報を設ければよい。例えば、英語
とドイツ語であれば、英語(E)とドイツ語(G)に第
1バーコード1から第7バーコード7に対応した学習情
報が記憶され、これにより複数の外国語を同時に学習
し、効率的なバイリンガル学習をおこなう。
【0020】バーコードBに対応する学習情報は、第1
バーコード1から第7バーコードに対応する学習情報の
すべてを含む。指導書におけるバーコードBの見出しは
「通し」であり、バーコードBにより第1バーコード1
から第7バーコード7の学習情報が順次、画像および/
または音声で表示される。これにより学習の開始時や終
了時に学習内容の全体を確認し、効率よく学習すること
ができ、また学習内容をまとめて復習するときにも有効
である。
【0021】さらに利用者(学習者、インストラクター
を含む)はバーコードに対応する学習情報を任意に組み
合わせて利用するることもできる。指導書のバーコード
から例えば、第1バーコード1と第2バーコード2を組
み合わせた合成バーコード11を形成する。具体的に
は、例えば、第1バーコード1と第2バーコード2を他
の紙面にフォトコピーし、フォトコピーされたバーコー
ド1、2を組み合わせた上で他の紙面にフォトコピーす
れば完成する。第1バーコード1の「リップ」と第2バ
ーコード2の「スローリップ」に対応する2つの学習情
報が一体化され、バーコード11をバーコードリーダー
で読み取ると、その学習内容が連続的に画像表示および
/または音声表示される。既存のバーコードを適宜に組
合わせ、利用者が利用しやすいように学習情報を編成す
ることができる。
【0022】以上は、名詞「elbow」について説明
したが、抽象名詞、形容詞、動詞の場合にもその意味が
視覚的に認識されるように絵、イラスト、実写等その他
の映像で表現する(図示せず)。フレーズやセンテンス
についても基本的な構成は単語の場合と同様である。な
お指導書に第1バーコードから第8バーコードをすべて
設ける必要はなく、見出しの表現は適宜に変更できる。
なお図示のバーコードの構成は説明的なものである。
【0023】バーコードに対応する学習情報は記憶媒体
51に記憶されている。記憶媒体51にはフロッピー
(登録商標)ディスク、LD、DVD等が使用される
が、可搬式媒体に限定されず、学習情報(ソフトウエ
ア)をインターネットで配信してもよい。バーコードは
バーコードリーダ55による読み取りが可能であり、例
えば、バーコードリーダ55の出力は、フロッピーディ
スク(記憶媒体51)のセットくち56を有する画像/
音声出力装置57の入力端につながれる。画像/音声出
力装置57からの出力は直接及びアンプ58を介して表
示装置52の入力端につながれる。表示装置52はカラ
ー表示の液晶またはブラウン管などの画像部50とスピ
ーカなどの音声器53を有し、画像/音声出力装置57
からの画像/音声信号をにより所定の学習情報が画像/
音声として表示/発声される。すなわちバーコードリー
ダ55でバーコードを読み取ると、記憶媒体51の記憶
されている学習情報が画像や音声として表示あるいは発
声される。なお画像/音声出力装置、表示装置として具
体的などのような機器を利用するかは任意である。
【0024】
【発明の効果】本発明にかかる外国語の学習用具は、外
国語の学習に有効な種々の学習情報を備え、利用者がそ
の学習情報を適宜に利用でき、外国語を容易に学習をす
ることができる。また個人のみならず集団授業にも有用
であり、特に小学校、幼稚園における年少者の集団授業
に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】バーコードを有する部材(指導書のページ)の
平面図である。
【図2】画像部に映像による画像(腕)と文字画像(英
語と日本語)が表示されている状態を示す説明図であ
る。
【図3】画像部に映像による画像(正面側からの口唇)
が表示されている状態を示す説明図である。
【図4】画像部に映像による画像(側面側からの口唇)
が表示されている状態を示す説明図である。
【図5】画像部にイラストによる画像(口内部)が表示
されている状態を示す説明図である。
【図6】画像部に映像による画像(腕)と文字画像(日
本語)が表示されている状態を示す説明図である。
【図7】バーコードの組み合わせと合成バーコードを示
す説明図である。
【図8】画像部などの装置類を示す説明図である。
【符号の説明】
1 第1バーコード 2 第2バーコード 3 第3バーコード 4 第4バーコード 5 第5バーコード 6 第6バーコード 7 第7バーコード 8 第8バーコード 11 合成バーコード 20 口唇 22 舌部分 30 英文字の表示 31 画像 32 日本語訳 33 画像 35 画像 36 画像 37 画像 50 画像部 51 記憶媒体 53 音声器 55 バーコードリーダ 56 セットくち 57 画像/音声出力装置 58 アンプ 60 バーコードを有する部材 61 指導書のページ 62 同ページの単語の文字(スペリング) 63 同ページの絵部 65 同ページの意味(日本語訳)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、外国語の単語又はセンテン
    スにかんするバーコードを有する部材と、前記バーコー
    ドに対応する前記単語又はセンテンスの学習情報が記憶
    された記憶媒体とを備えた外国語の学習用具。
  2. 【請求項2】 前記バーコードにおいて、第1バーコー
    ドに対応する学習情報が、少なくとも、前記単語又はセ
    ンテンスの意味を絵、イラスト、アニメ、実物映像、演
    劇による映像などの視覚的な代替表現で示す画像と、前
    記単語又はセンテンスの文字表示と、前記単語又はセン
    テンスの発音である請求項1に記載の学習用具。
  3. 【請求項3】 前記バーコードにおいて、第2バーコー
    ドに対応する学習情報が、少なくとも、前記単語又はセ
    ンテンスの発音と、前記単語又はセンテンスの発音とと
    もに動く口部の画像である請求項1に記載の学習用具。
  4. 【請求項4】 前記バーコードにおいて、第3バーコー
    ド対応する学習情報が、少なくとも 前記単語又はセン
    テンスの発音により動く口部のスロースピード画像であ
    る請求項1に記載の学習用具。
  5. 【請求項5】 前記バーコードにおいて、第4バーコー
    ドに対応する学習情報が、少なくとも、前記単語又はセ
    ンテンスの発音により動く口内部の縦断面のイラスト画
    像である請求項1記載の学習用具。
  6. 【請求項6】 前記バーコードにおいて、第5バーコー
    ドに対応する学習情報が、少なくとも、前記単語又はセ
    ンテンスの発音により動く口内部の縦断面のスロースピ
    ードによるイラスト画像である請求項1記載の外国語の
    学習用具。
  7. 【請求項7】 前記バーコードにおいて、第6バーコー
    ドに対応する学習情報が、少なくとも前記単語又はセン
    テンスの発音である請求項1に記載の学習用具。
  8. 【請求項8】 前記バーコードにおいて、第7バーコー
    ドに対応する学習情報が、少なくとも、前記単語又はセ
    ンテンスの意味を絵、イラスト、アニメ、実物映像、演
    劇映像などの視覚的な代替表現で示す画像と、前記単語
    又はセンテンス、前記単語又はセンテンスの意味の文字
    表示と、前記単語又はセンテンスの意味の音声表示であ
    る請求項1に記載の学習用具。
  9. 【請求項9】 前記単語又はセンテンスの発音が母語修
    得期のネイテイブスピーカーの年少者による発音である
    請求項1記載の外国語の学習用具。
  10. 【請求項10】 前記バーコードにおいて、前記バーコ
    ードに対応する学習情報が第1バーコードから第7バー
    コードに対応する学習情報の任意の組み合わせからなる
    請求項2乃至請求項8に記載の外国語の学習用具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100725124B1 (ko) 2005-09-07 2007-06-04 주식회사 케이티 식별태그를 이용한 외국어 교육 서비스 방법 및 시스템,학습 장치
KR100737427B1 (ko) * 2005-10-17 2007-07-09 김병호 문서로 된 교재와 연동되는 다국어 학습시스템 및 그운영방법
JP2009537850A (ja) * 2006-05-16 2009-10-29 深チン大学 多種類言語に適用可能なコンピュータ使用による聾唖者の発音習得方法

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