JPH0711060U - ワイパーユニット機構 - Google Patents
ワイパーユニット機構Info
- Publication number
- JPH0711060U JPH0711060U JP3946493U JP3946493U JPH0711060U JP H0711060 U JPH0711060 U JP H0711060U JP 3946493 U JP3946493 U JP 3946493U JP 3946493 U JP3946493 U JP 3946493U JP H0711060 U JPH0711060 U JP H0711060U
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- Japan
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- wiper
- arm
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- rotary plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 監視用カメラケースに装着したワイパーを水
平に掃引して透視窓の雨滴を除去し、広角度のレンズを
用いても視野範囲が良好となるワイパーユニット機構の
提供を目的とする。 【構成】 モータ3の回転軸4と、回転軸4に軸着した
回転板5と、円弧状の誘導溝17を形成したユニットパネ
ル11に回動自在に軸支した従動軸10と、回転板5の円運
動を従動軸10の往復動に変換すべく回転板5の周側と従
動軸10の一端とを連係するリンクアーム9と、従動軸10
の他端に固着した滑り軸受け13と、上端に誘導溝17に挟
装されるアームピン14を備え滑り軸受け13に摺動自在に
挿通して下端にワイパーブレード15を備えたワイパーア
ーム16とからなり、前記誘導溝17に沿ってアームピン14
が往復動することにより、ワイパーアーム16を介したワ
イパーブレード15が透視窓20を水平方向に掃引して雨滴
を除去する。
平に掃引して透視窓の雨滴を除去し、広角度のレンズを
用いても視野範囲が良好となるワイパーユニット機構の
提供を目的とする。 【構成】 モータ3の回転軸4と、回転軸4に軸着した
回転板5と、円弧状の誘導溝17を形成したユニットパネ
ル11に回動自在に軸支した従動軸10と、回転板5の円運
動を従動軸10の往復動に変換すべく回転板5の周側と従
動軸10の一端とを連係するリンクアーム9と、従動軸10
の他端に固着した滑り軸受け13と、上端に誘導溝17に挟
装されるアームピン14を備え滑り軸受け13に摺動自在に
挿通して下端にワイパーブレード15を備えたワイパーア
ーム16とからなり、前記誘導溝17に沿ってアームピン14
が往復動することにより、ワイパーアーム16を介したワ
イパーブレード15が透視窓20を水平方向に掃引して雨滴
を除去する。
Description
【0001】
本考案は、屋外で使用される監視カメラ用のカメラケースに装着するワイパー ユニット機構に関する。
【0002】
一般に監視用カメラは、雨水や塵埃からカメラを保護するために、ワイパーユ ニットを装着したカメラケースに収容されているが、このワイパーユニットの機 構は図3に示すようにカメラケース31の前方の上部にワイパーユニット32を 装着し、モータ33に通電することにより、モータ33の回転軸に軸着された回 転板34が回転して、同回転板の周側に固着している伝達ピン35を円弧状に回 転すことによって、該伝達ピン35に回動自在に軸支されたリンクアームA36 を介してリンクアームB37の一端に固着したワイパー回転軸38が一定の回転 角度で往復動をし、同ワイパー回転軸38に取り付けられたワイパーアーム39 を扇状に振って、同ワイパーアーム39に取り付けられたワイパーブレード41 が透視窓42の表面に付着した雨滴を除去して視界を保つようにしている。この ような従来技術によれば、ワイパーが動作している時に、前記ワイパー回転軸3 8を支点にワイパーアーム39が扇状に往復動するため、同ワイパーアーム39 に取り付けられた前記ワイパーブレード41も同様の動きとなり、従って、前記 透視窓42の左右の端面では前記ワイパーブレード41が上方に位置し、中央で は下方に位置するという円弧状の動きとなるため、前記透視窓42の全面が掃引 できず、特に、カメラケース31内に収容したカメラのレンズ43が広角度の場 合に撮像する視野範囲44も広角度となるため、この視野範囲44内の前記ワイ パーブレード41が掃引されない部分に雨滴が残り、撮像画面の一部分がこの雨 滴により乱されるという症状を呈する。
【0003】
本考案はこのような点に鑑みなされたもので、視野範囲内の雨滴を拭き取り撮 像画面を妨げないワイパーユニット機構の提供を目的とするものである。
【0004】
本考案は上述の課題を解決するため、モータの回転軸と、同回転軸に軸着した 回転板と、円弧状の誘導溝を形成したユニットパネルに回動自在に軸支した従動 軸と、前記回転板の円運動を前記従動軸の往復動に変換すべく前記回転板の周側 と前記従動軸の一端とを連係するリンクアームと、前記従動軸の他端に固着した 滑り軸受けと、上端に前記誘導溝に挟装されるアームピンを備え前記滑り軸受け に摺動自在に挿通して下端にワイパーブレードを備えたワイパーアームとからな り、前記誘導溝に沿って前記アームピンが往復動することにより、前記ワイパー ブレードを水平方向に掃引してなることを特徴とする。
【0005】
以上のように構成したので、本考案によるワイパーユニット機構によれば、モ ータに通電して回転板を回転することにより、同回転板の一側に固着したリンク 伝達ピンは円弧状に回転し、この伝達ピンに軸着したリンクアームAを介してリ ンクアームBの一端に軸止した従動軸が一定の回転角度で往復動をすことにより 、この従動軸に固着した滑り軸受けも同じ往復動をする。そして、この滑り軸受 けに摺動自在に挿通したワイパーアームの上端に軸着したアームピンが、円弧状 の誘導溝に挟装されているため、前記滑り軸受けが往復動することにより、円弧 状の前記誘導溝に沿って前記アームピンが移動し、このアームピンと一体とした 前記ワイパーアームが、前記滑り軸受けの中空を上下にスライドすることにより 、この滑り軸受けと前記ワイパーブレードとの間の距離が透視窓の両端では長く 中央では短くなり、よって、前記ワイパーブレードが前記透視窓の全面を水平に 掃引して雨滴を除去するのでレンズの視野範囲内に雨滴が付着して撮像画面を乱 すことはない。
【0006】
以下、図面に基づいて本考案によるの実施例を詳細に説明する。図1は本考案 に適用したカメラケースのワイパーユニット機構を示した正面図で、図2は図1 の要部側断面図である。図において、1はカメラケースで、該カメラケース1の 前方の上部にワイパーユニット2を装着し、図示していないがモータマウントに 固着した減速機構を内蔵したモータ3の回転軸4に回転板5を軸着し、この回転 板5の周側に配設したリンク伝達ピン6の一端をリンクアームA7の一端に軸支 し、同リンクアームA7の他端に軸支したリンク支持ピン8を介して、リンクア ームB9の一端が軸支されている。10は軸構造を有した従動軸で、該従動軸1 0の略中央部は、ユニットパネル11の穴に固着して防水構造を有する軸受け1 2に回動自在に軸支され、この従動軸10の一端には前記リンクアームB9の他 端が固着されている。
【0007】 13は前記従動軸10の他端に固着した滑り軸受けで、同滑り軸受け13は筒 状に貫通した中空を形成し、この貫通した中空に、上端にアームピン14と下端 にワイパーブレード15を備えたワイパーアーム16を摺動自在に挿通している 。23はワイパー補助アームで、前記ワイパーアーム16と略同一の長さを有し 、この両端を同ワイパーアーム16の両端に折曲自在に取付けることにより、前 記ワイパーブレード15が常時垂直に補正されるようにしている。17は前記ユ ニットパネル11の前面に備えた誘導溝で、同誘導溝17は前記アームピン14 を挟装する一定の溝幅を有して所要の角度を有する円弧を形成し、この誘導溝1 7の内側には、略中央に凹みを形成した防滴構造を有するパッキング18をユニ ットケース19と前記ユニットパネル11の間に挟んで固着している。
【0008】 次に、本ワイパーユニット機構の動作を説明する。モータ3に通電して回転板 5を回転することにより、同回転板5の側周に固着したリンク伝達ピン6が円弧 状に回転してリンクアームA7に伝達され、同リンクアームA7からリンクアー ムB9に連動し、このリンクアームB9の一端に軸止した従動軸10が一定の回 転角度に往復動をする。従って、この従動軸10に固着した滑り軸受け13も同 様に往復動をすることによって、同滑り軸受け13に挿通したワイパーアーム1 6が扇状に往復動をしようとするが、このワイパーアーム16の上端に固着した 前記アームピン14が前記誘導溝17に挟装されて円弧状に連動するため、前記 ワイパーアーム16は前記滑り軸受け13の筒状に貫通した中空を上下にスライ ドすることにより、前記ワイパーアーム16の下端に備えたワイパーブレード1 5は透視窓20上を水平に往復動し、よって、同透視窓20の全面を前記ワイパ ーブレード15が掃引して雨滴を除去するので広角レンズ21を用いても良好な 視野範囲22が確保できる。
【0009】
以上に説明したように、本考案によるワイパーユニット機構によれば、カメラ ケースに収容したカメラの視野範囲を拡大できる効果を有する。
【図1】 本考案によるワイパーユニット機構の一実施
例を示した正面図である。
例を示した正面図である。
【図2】 本考案によるワイパーユニット機構の一実施
例を示した要部側断面図である。
例を示した要部側断面図である。
【図3】 従来のワイパーユニット機構の一実施例を示
した正面図である。
した正面図である。
1 カメラケース 2 ワイパーユニット 3 モータ 4 回転軸 5 回転板 6 リンク伝達ピン 7 リンクアームA 8 リンク支持ピン 9 リンクアームB 10 従動軸 11 ユニットパネル 12 軸受け 13 滑り軸受け 14 アームピン 15 ワイパーブレード 16 ワイパーアーム 17 誘導溝 18 パッキング 19 ユニットケース 20 透視窓 21 広角レンズ 22 視野範囲 23 ワイパー補助アーム
Claims (1)
- 【請求項1】 モータの回転軸と、同回転軸に軸着した
回転板と、円弧状の誘導溝を形成したユニットパネルに
回動自在に軸支した従動軸と、前記回転板の円運動を前
記従動軸の往復動に変換すべく前記回転板の周側と前記
従動軸の一端とを連係するリンクアームと、前記従動軸
の他端に固着した滑り軸受けと、上端に前記誘導溝に挟
装されるアームピンを備え前記滑り軸受けに摺動自在に
挿通して下端にワイパーブレードを備えたワイパーアー
ムとからなり、前記誘導溝に沿って前記アームピンが往
復動することにより、前記ワイパーブレードを水平方向
に掃引してなることを特徴とするワイパーユニット機
構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993039464U JP2602985Y2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | ワイパーユニット機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993039464U JP2602985Y2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | ワイパーユニット機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0711060U true JPH0711060U (ja) | 1995-02-14 |
JP2602985Y2 JP2602985Y2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=12553779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993039464U Expired - Lifetime JP2602985Y2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | ワイパーユニット機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2602985Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150058864A (ko) * | 2013-11-21 | 2015-05-29 | 현대모비스 주식회사 | 카메라 모듈 |
-
1993
- 1993-07-20 JP JP1993039464U patent/JP2602985Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20150058864A (ko) * | 2013-11-21 | 2015-05-29 | 현대모비스 주식회사 | 카메라 모듈 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2602985Y2 (ja) | 2000-02-07 |
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