JPH07110553B2 - オフセット印刷用ブランケットとその製造方法 - Google Patents
オフセット印刷用ブランケットとその製造方法Info
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Description
ンケットとその製造方法に係り、特に表面層における表
面形状とその製造方法に関するものである。
について説明すると、一般的な印刷ユニットは図10に
示すように、刷版が装着されている版胴1にインキを供
給するインキ装置2と湿し水を供給する給水装置3が配
置されており、さらに、印刷用ブランケットを装着した
ブランケット胴4を設けてなる。ブランケットは表面印
刷層を刷版側にして最下層の支持体とブランケット胴4
を接触させて装着される。そして、これを使用するとき
は、まず、刷版に給水装置3から湿し水が供給され、次
いで、インキ装置2よりインキが供給され、版上のイン
キ画像がブランケット胴4に装着されたブランケットに
転移し、この画像が圧胴5との間を通る印刷用紙に印刷
される。
ケットは印刷品質に大きな影響を持ち、特にブランケッ
ト表面の凹凸状により印刷画像の品質が左右される。印
刷画像を形成する網点の輪郭や網点のインキ付着量等の
品質はブランケットの表面形状に影響される。また、ブ
ランケットの表面形状は印刷用紙が前述のブランケット
胴4と圧胴5との間を通る際の印刷用紙のブランケット
からの離れ易さ、いわゆるブランケット離れ性を左右
し、ブランケット離れ性が悪いと印刷用紙上のインキ画
像が変形する等の不具合を生じる。このブランケット離
れ性がさらに悪いと印刷用紙がブランケット表面から離
れず、印刷用紙が切断され印刷が不可能になることもあ
る。
ムにタルク等の粉体を塗布し、加硫成形した後に前記粉
体を除去する粉体コート法、表面ゴムを加硫成形後、研
磨材により表面を研磨する研磨法、及び溶解性粒子を混
合したゴムを表面に薄く塗布し、加硫成形後、溶媒で溶
解性粒子を除去し、表面に凹凸を形成する溶出法があ
る。そして、いずれの形成方法においても、ブランケッ
トの表面は平滑なほど網点の輪郭等の再現性は良くなる
が、上述のブランケット離れ性が低下し、最悪の場合に
は印刷用紙が切断されることもある。一方、ブランケッ
ト離れ性を向上させるためにはブランケット表面を粗面
にすればよいが、逆に、網点再現性が低下する。従っ
て、従来は画像品質とブランケット離れ性のバランスを
取っており、両者あるいは一方をある程度犠牲にしてブ
ランケットの表面形状を制御せざるを得なかった。
の形成方法によって異なるものの、いずれの場合も凸部
は連続しており、しかも凸部は大きいところや小さいと
ころ、あるいは太いところや細いところ等一定の形状で
はない。このように、従来の形成方法では、ブランケッ
ト表面形状は不規則な凹凸面にしか形成することができ
なかった。
公報には、良好な排紙性と網点再現性を目的とし、その
構成を「表面層の表面に密度20〜70%の割合で筒状
又は円錐台状の突起を設けるとともに、前記突起の頂面
寸法を5〜50μm、高さを2.5〜25μmとした」
印刷用ブランケット及びその製造方法の発明が開示され
ている。この発明の突起の表面は一定の形状に形成され
ており、独立している点において従来のブランケットと
は異なっている。
が種々検討した結果、上記公報記載の発明には次のよう
な問題があることが分かった。即ち、前記突起は、表面
層に感光性樹脂を積層した後、網点パターンを有するマ
スクを用いて露光させ、非露光部分をエッチング除去す
ることによって形成されるのであるが、頂面寸法を5〜
50μm、密度を20〜70%の割合で形成することは
現在の製造技術ではきわめて困難であり、実用に供し得
ないのである。例えば、頂面寸法を5μm、密度を70
%としたパターンでは5000DPI(ドットパーイン
チ)のフィルム(マスク)を使用しなければならず、ま
た、頂面寸法を5μm、密度を20%としたパターンで
も2500DPIのフィルムを使用しなければならない
ことになる。現在使用されている最も一般的な小型印刷
機(菊半サイズ)に用いられるブランケットの寸法は6
80mm×600mmであるが、この大きさでは通常、最大
500DPIの網点フィルムが限度とされている。従っ
て、2500〜5000DPIの網点フィルムを作製す
ることは現在の製造技術では極めて困難であり、不可能
に近いと言わざると得ない。
より、あるいは版の交換時に洗浄されるが、このような
洗浄は頻繁に行なわれる。そして、ブランケット表面に
付着したインキは洗浄によって完全に除去されなければ
ならないが、突起密度が20%を越えると突起と突起と
の隙間が狭くなり隙間に入ったインキが洗浄しにくくな
り洗浄性が著しく低下することが分かった。このために
洗浄時間が長くなるばかりでなく、洗浄液によってブラ
ンケットを傷めるという問題がある。
ので、その目的はブランケット離れ性と網点再現性を高
レベルで両立させることができるとともに、洗浄性にも
優れた印刷用ブランケットを提供するものである。
め、この発明は次のような構成とした。即ち、少なくと
も1層の支持体と印刷面となる表面層とを有するブラン
ケットにおいて、前記表面層に加熱硬化可能な組成物、
または水硬化可能な組成物による独立した突起を設け、
前記突起の面積率を4%以上20%未満とし、高さを1
5μm以下とするとともに、突起上部の平均面積を20
00〜50000μm2としたことを特徴とする。そし
て、前記オフセット印刷用ブランケットの製造方法とし
ては、支持体上に耐油性ゴムをコーティングし、これを
加硫して表面層を形成し、次いで、前記表面層の上に印
刷方式、例えば平版、凸版、グラビア及びスクリーン印
刷等により加熱硬化可能な組成物、または水硬化可能な
組成物を15μm以下の厚さに印刷し、これらの突起を
硬化させる製造方法がある。
ランケットの1例を示すものであり、図1は縦断面図、
図2は表面形状の説明用拡大斜視図、図3は同じく表面
形状の説明用断面図である。ブランケット10は表面層
11の上面に微細な独立した突起13を設けてなり、前
記表面層11の下面側には1層の繊維層である中間層1
5を介して発泡層である圧縮性層17が形成されてお
り、圧縮性層17は支持体である織布19を3層に積層
して形成した補強層20によって支持されている。
溶剤等を考慮して耐油性ポリマーが用いられ、例えば、
ポリクロロプレンゴム(CR)、多硫化ゴム(T)、ポ
リアクリロニトリル・ブタジエンゴム(NBR)等によ
って形成することができる。このような耐油性ポリマー
は、加硫剤、加硫促進剤、補強剤、老化防止剤等の1種
以上を添加したものであってもよい。
な独立した突起13を印刷によって設けたことに特徴が
ある。この突起13の上部表面形状は印刷可能な形状で
あれば任意の形状とすることができ、円形、楕円形、多
角形、星形等それぞれ独立した突起であれば表面形状は
特に限定されない。突起13の高さは高くなればなるほ
どブランケット離れ性は良くなるが、網点の再現性が低
下する。そこで、突起13の高さは15μm以下とする
ことが望ましい。15μmを越えると網点の輪郭に乱れ
が生じるからである。
は2000〜50000μm2とする。突起の面積が2
000μm2以下では良好なブランケット離れ性が得ら
れないし、50000μm2以上では網点再現性が劣化
するからである。さらに、突起13は少なすぎても多す
ぎても効果が薄れる。即ち、突起13の表面積の総和が
表面層の全面積に対して少ない場合には、突起の作用が
なくブランケット離れ性が悪くなり、逆に、多い場合に
は突起13と突起13との間隙が小さくなるために突起
の作用がなくなりブランケット離れ性とともに洗浄性が
低下する。そこで、ブランケット離れ性を損なわずに優
れた網点再現性、洗浄性を維持するためには、表面層1
1の全面積に対して突起13の上部の表面積の総和を4
%以上20%未満とする。
は水硬化法によって形成することができる。まず、加熱
硬化法は表面層の上面に加熱硬化可能な組成物による突
起を印刷によって設け、その後加熱硬化させるものであ
る。即ち、公知の製造方法により、例えば、図4に示す
ように、未加硫の表面層を積層した後、これを加硫し表
面層の上面を研磨材にて平滑に研磨する。次いで、グラ
ビア印刷方式を用いて平滑に研磨してなる表面層の上面
に加熱硬化可能な組成物を厚さ15μm以下に印刷す
る。加熱硬化可能な組成物として、例えば、耐油性ポリ
マーの硫黄加硫組成物、過酸化物加硫組成物等を用いる
ことができ、これを印刷方式により表面層に微細な網点
として転写し、突起を設ける。
の形状となり、版の網点形状を変えることにより任意の
表面形状とした突起を形成することができる。前記加熱
硬化可能な組成物は原則として限定されるものではない
が、表面層に形成され被印刷物と接触することから、弾
性があり、耐油性を有し表面層に充分に接着するもので
あることが必要である。
起を加熱処理して硬化させ独立した微細な突起の網点パ
ターンを形成する。加熱処理手段としては、例えば、熱
風加熱、赤外線加熱、マイクロ波加熱等があり、材質に
よって適宜選択使用すればよい。突起は独立しており未
硬化部分が残存していることがないから、未硬化部分を
除去する工程は不要である。
る組成物、例えば、ウレタンゴム等を用いるものであ
る。この方法も前記加熱硬化法による場合と同様に、未
加硫の表面層をコーティングした後に、これを加硫して
表面層を平滑面に研磨仕上げする。次いで、前記加熱硬
化法と同様にして前記研磨仕上げした表面層に水硬化組
成物を印刷して独立した微細な突起の網点パターンを形
成する。突起の形状は使用する版の網点を変えることに
より任意に形成することができる。水硬化組成物は湿気
を含んだ温風を吹き付けて硬化させればよい。
に未硬化部分の溶剤等による除去工程は不要である。
尚、前記加熱硬化法及び水硬化法のいずれの場合も、前
記突起の高さは印刷厚さによって制御することが可能で
ある。また、突起の上部の表面形状及び大きさは使用す
る版の網点パターンによって制御することが可能である
とともに、突起の高さ、粗さ等を任意に制御することが
でき、印刷目的にあった高品質の印刷が得られる。
形状とその製造方法に特徴がありブランケットの構造を
限定するものではないから、支持体と表面層との間に圧
縮性層を有する圧縮性ブランケットであると圧縮性層を
有しない非圧縮性ブランケットであるとを問わない。い
ずれのブランケットを用いるかは印刷条件により適宜選
択することができる。
部が連続することになり、ブランケット表面と印刷用紙
との間に空気の流入が可能となるからブランケット離れ
性が良くなり、洗浄性が向上する。
層に独立した微細な突起を設け、突起高さを15μm以
下とするとともに、突起の表面積を2000〜5000
0μm2としたから、網点再現性を損なわずに良好なブ
ランケット離れ性が得られ、網点品質とブランケット離
れ性を高レベルで両立することができる。さらに、突起
面積率を4%以上20%未満としたから優れた洗浄性を
有することができる。また、前記突起は印刷によって形
成するものであるから、容易に形成することができると
ともに、網点パターンの制御が容易である。
従来の研磨法により形成したブランケットとを比較す
る。
り、図1に示すように、最下層の支持体に綿の織布を使
用し、ゴム組成物を接着層として3層に積層し、さら
に、発泡による圧縮性層と中間層とを順次積層し、最上
層に下記配合のゴム組成物からなる表面層を形成し
た。
600番の研磨紙にて表面が平滑になるように研磨し、
ベースとなる表面層を調製した。この研磨により10点
平均粗さが2.5μmになった。100線/インチで網
点%の異なる7種類のグラビア版シリンダー3を製作し
た。パターンの形成方法は通常のグラビア製版と同一で
あり、たとえば彫刻や食刻技術が採用できる。熱硬化ゴ
ム組成物を溶剤(トルエン)に溶解に溶解して、感光
製ゴム溶液4を調製した。熱硬化ゴム溶液をグラビア版
シリンダー3の凹部に着け、スクレーパ5で余分のゴム
溶液をかき取った。次いで圧胴6と版シリンダー3間に
前記積層体を通過させ、表面印刷層にゴム溶液の網点パ
ターン8を4μmの厚さに印刷した。100℃の熱風炉
にて網点パターン8の溶剤を蒸発させ、次いで150℃
の熱風炉で15分間処理し、表面印刷層上の網点パター
ンを架橋させ、独立した微細な突起を形成した。尚、突
起と表面印刷層の密着性を上げる為、パターン形成前に
プライマー処理を行った。
物の上記の100線/インチで12%の網点を有する
グラビア版シリンダー3を用いて、厚さ4μmに印刷し
た。印刷後、湿気を含んだ40℃の温風にて乾燥及び硬
化させ、表面にウレタンの網点パターン、即ち独立した
微細な突起を形成した。
たグラビアシリンダーの網点%が、25%のものを実施
例1、20%のものを実施例2、18%を実施例3、1
2%のものを実施例4、5%のものを実施例5、3%の
ものを実施例6及び2%のものを実施例7とした。水硬
化可能な組成物の突起を100線/インチで12%のグ
ラビアシリンダを用いて形成した物を実施例8とした。
このようにして調製したブランケットをオフセット印刷
機(小森コーポレーション、リスロン226)に装着し
て毎時10000枚の速度でアート紙(70.5kg)に
網点画像を印刷した。150線/インチの50%部の円
形網点の輪郭の乱れを画像解析装置(ピアス製、LA−
500)を用いて、円形度係数として評価した。円形度
係数の算出方法は下記の数式1によって求められる。こ
の係数が1に近い程網点が円に近く、輪郭の乱れが少な
いことを意味する。
ると印刷後の用紙の最後部(クワエ尻側と呼ぶ)が巻き
上がる。この巻き上がり高さ(カール高さと呼ぶ)はブ
ランケット離れ性と相関があり、カール高さが高いほど
ブランケット離れ性が悪いことを意味する。そこで、ベ
タ画像の印刷も同様に行いカール高さを測定した。計測
結果を表1に示す。
率が25%では円形度係数が低下している(図5参
照)。一方、カール高さについては図6に明らかなよう
に、突起の面積率が20%を越えるとカール高さが増大
し、且つインキの洗浄性も低下する。また、4%を下回
ると突起の効果が薄れ同様にカール高さが増大する。従
って、ブランケット離れ性と洗浄性を損なわずに優れた
網点再現性を維持する為には突起の面積率を4%以上2
0%未満に制御するのが望ましい。実施例4と実施例8
を比較すると明らかなように、熱硬化可能な組成物によ
り形成した突起も水硬化可能な組成物により形成した突
起も同等に特性が得られる。
製造し、表面を研磨してベースとなる表面層を調整し
た。このようにして調製した表面層に150線/インチ
の10%のグラビア版シリンダーを用いて上記ゴム組成
物を印刷し、表面ゴムの網点パターン、即ち独立した
微細な突起を形成した。グラビア版シリンダーのパター
ン(凹部)の深さにより表面印刷層に形成する突起の高
さを制御した。突起高さが3μmのものを実施例9、6
μmのものを実施例10、9μmのものを実施例11、
15μmのものを実施例12、18μmのものを実施例
13とした。
同様に、最下層の支持体に綿の織布を使用し、ゴム組成
物を接着層として3層に積層し、さらに、発泡による圧
縮性層と中間層とを順次積層し、最上層に上記配合のゴ
ム組成物からなる表面層を形成した。これを加硫成形
した後に、280番の研磨紙にて研磨したものを比較例
1とした。また、320番、次いで、600番の研磨紙
にて研磨し、表面層を平滑にしたものを比較例2とし、
表面粗さは実施例のベースとなる表面印刷層と同等とし
た。
層に形成された突起一個当たりの上部の円形度係数を前
述した画像解析装置にて計測した。また、実施例1〜8
と同条件にて網点画像の印刷を行い、印刷画像の50%
網点部のベタ画印刷時のカール高さを計測した。計測結
果を表2に示す。
表面が平滑になると円形度係数が1に近くなり網点輪郭
が良くなるが、カール高さが高くなりブランケット離れ
性が低下した。実施例9〜12と比較例2を比較すると
円形度係数はほぼ同等で共に網点輪郭が良好であった。
比較例2の表面粗さは実施例9〜12の突起部を除いた
ベースの表面粗さと同等であったが、カール高さは表2
より明らかに実施例9〜12の方が低く紙離れ性が良好
であり、独立した微細な突起を設けることにより網点の
再現性と紙離れ性を高いレベルで両立できた。実施例9
〜12と実施例13の円形度係数を図示すると図7のよ
うになり、突起の高さが15μmを越えると円形度係数
が大きく低下することが分かった。従って、突起の高さ
は15μm以下とすることが望ましい。
製造し、表面を研磨してベースとなる表面層を調製し
た。この表面層に上記のウレタン組成物を、240、
220、150、60、45、40線/インチで15%
の網点パターンを各々形成したグラビア版シリンダーを
用いて、4μmの高さに印刷した。
20線/インチのものを実施例15、150線/インチ
のものを実施例16、60線/インチ、45線/インチ
のものを実施例17、40線/インチのものを実施例1
8、40線/インチのものを実施例19とした。それぞ
れの表面層に形成された突起一個当たりの上部の平均表
面積を前述した画像解析装置にて計測した。また、実施
例1〜8と同条件にて印刷を行い、印刷画像の50%網
点部の円形度係数及びベタ画印刷時のカール高さを計測
した。計測結果を表3に示す。
の平均表面積が50000μmを越えると円形度係数が
大きく低下する(図8参照)。一方、カール高さについ
ては図9から明らかなように突起一個当たりの上部の平
均表面積が2000μmより小さくなると実施例14の
ように急激に増大した。従って、良好な網点再現性とブ
ランケット離れ性を維持するためには突起一個当たりの
上部の平均表面積は2000〜50000μm2とする
のが望ましい。
示す説明用断面図である。
法を示す説明図である。
ある。
である。
る。
との関係を示すグラフである。
との関係を示すグラフである。
明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも1層の支持体と印刷面となる
表面層とを有するブランケットにおいて、前記表面層に
加熱硬化可能な組成物、または水硬化可能な組成物によ
る独立した突起を設け、前記突起の面積率を4%以上2
0%未満とし、高さを15μm以下とするとともに、突
起上部の平均面積を2000〜50000μm2とした
ことを特徴とするオフセット印刷用ブランケット。 - 【請求項2】 支持体上に耐油性ゴムをコーティング
し、これを加硫して表面層を形成し、次いで、印刷方式
で熱硬化可能な組成物、または水硬化可能な組成物を1
5μm以下の厚さになるように表面印刷層に印刷し、こ
れらを硬化させることを特徴とするオフセット印刷用ブ
ランケットの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23552691A JPH07110553B2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | オフセット印刷用ブランケットとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23552691A JPH07110553B2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | オフセット印刷用ブランケットとその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0550780A JPH0550780A (ja) | 1993-03-02 |
JPH07110553B2 true JPH07110553B2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=16987285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23552691A Expired - Lifetime JPH07110553B2 (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | オフセット印刷用ブランケットとその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07110553B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008018753A1 (de) * | 2007-05-09 | 2008-11-13 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Drucktuch zur Verwendung in einem Kaltfolienprägeverfahren |
JP7162039B2 (ja) * | 2020-09-29 | 2022-10-27 | アルテミラ株式会社 | 印刷用ブランケット |
-
1991
- 1991-08-21 JP JP23552691A patent/JPH07110553B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0550780A (ja) | 1993-03-02 |
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