JPH07109760B2 - 接合剤なしでベースが装着されたランプ - Google Patents
接合剤なしでベースが装着されたランプInfo
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- JPH07109760B2 JPH07109760B2 JP1050236A JP5023689A JPH07109760B2 JP H07109760 B2 JPH07109760 B2 JP H07109760B2 JP 1050236 A JP1050236 A JP 1050236A JP 5023689 A JP5023689 A JP 5023689A JP H07109760 B2 JPH07109760 B2 JP H07109760B2
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- base sleeve
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J5/00—Details relating to vessels or to leading-in conductors common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
- H01J5/50—Means forming part of the tube or lamps for the purpose of providing electrical connection to it
- H01J5/54—Means forming part of the tube or lamps for the purpose of providing electrical connection to it supported by a separate part, e.g. base
- H01J5/56—Shape of the separate part
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01K—ELECTRIC INCANDESCENT LAMPS
- H01K1/00—Details
- H01K1/42—Means forming part of the lamp for the purpose of providing electrical connection, or support for, the lamp
- H01K1/46—Means forming part of the lamp for the purpose of providing electrical connection, or support for, the lamp supported by a separate part, e.g. base, cap
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、請求項1に記載の上位概念に記載の接合剤な
しでベースが装着されたランプに関する。
しでベースが装着されたランプに関する。
従来技術 金属及び合成樹脂製ベースを有するこの形式の公知のラ
ンプは例えば自動車用ヘツドライトに使用される。例え
ばドイツ実用新案第8201536号明細書にはこのような自
動車用ヘツドライトが記載され、この自動車用ヘツドラ
イトにおいてはベース部分は合成樹脂(丸形皿)により
非常に複雑に形成されている。ベーススリーブは丸形皿
の収容部材の中に保持されている。ヘツドライトの光学
的品質はしかし固定の品質に依存する(出来るかぎりゆ
るみなく形成しなければならない)。この理由からヨー
ロツパ特許出願第85201643号明細書は、合成物質から成
るが、超音波により接合しなければならない2つの部品
から成るベース部分を提案している。一方の部品は中空
シリンダとして形成され、他方の部品は底を形成する。
中空シリンダ部品はシリンダベーススリーブを包囲し、
このシリンダベーススリーブと、側面に設けられ、互い
に結合している切欠き部と突部と機械的に結合されてい
る。コンタクトブレードは底部品と超音波により溶接さ
れている。
ンプは例えば自動車用ヘツドライトに使用される。例え
ばドイツ実用新案第8201536号明細書にはこのような自
動車用ヘツドライトが記載され、この自動車用ヘツドラ
イトにおいてはベース部分は合成樹脂(丸形皿)により
非常に複雑に形成されている。ベーススリーブは丸形皿
の収容部材の中に保持されている。ヘツドライトの光学
的品質はしかし固定の品質に依存する(出来るかぎりゆ
るみなく形成しなければならない)。この理由からヨー
ロツパ特許出願第85201643号明細書は、合成物質から成
るが、超音波により接合しなければならない2つの部品
から成るベース部分を提案している。一方の部品は中空
シリンダとして形成され、他方の部品は底を形成する。
中空シリンダ部品はシリンダベーススリーブを包囲し、
このシリンダベーススリーブと、側面に設けられ、互い
に結合している切欠き部と突部と機械的に結合されてい
る。コンタクトブレードは底部品と超音波により溶接さ
れている。
発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、成形が簡単であり、部品間の接続を簡
単かつ確実に行うことのできる金属部品及び絶縁部品製
ベースを有する冒頭に記載の形式のランプを提供するこ
とにある。
単かつ確実に行うことのできる金属部品及び絶縁部品製
ベースを有する冒頭に記載の形式のランプを提供するこ
とにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果 上記課題は本発明により、ベーススリーブは中空シリン
ダとして形成され、前記中空シリンダの、バルブから離
れている方の端部では、少なくとも2つの互いに間隔を
おいて位置するフランジ部分がランプ軸線に対して垂直
方向で内方に向かって対称的に延在しており、前記の別
の1つのベース部分はベース底として前記ベーススリー
ブの、バルブから離れている方の端部に取付けられ、実
質的にシリンダ状中実体として形成されており、前記シ
リンダ状中実体の、前記ベーススリーブに対向している
端部に、前記シリンダ状中実体に比して小さい外径を有
し、リング状の軸方向カラーが取付けられており、前記
カラーは個別の部分カラーに分割されており、前記カラ
ーのうちの少なくとも2つは、外に向かって突出してい
る固定用鼻状突起を有し、前記固定用鼻状突起は前記ベ
ーススリーブのフランジ部分に背後から係合しているよ
うに構成されて解決される。有利な実施例はその他の請
求項に記載されている。
ダとして形成され、前記中空シリンダの、バルブから離
れている方の端部では、少なくとも2つの互いに間隔を
おいて位置するフランジ部分がランプ軸線に対して垂直
方向で内方に向かって対称的に延在しており、前記の別
の1つのベース部分はベース底として前記ベーススリー
ブの、バルブから離れている方の端部に取付けられ、実
質的にシリンダ状中実体として形成されており、前記シ
リンダ状中実体の、前記ベーススリーブに対向している
端部に、前記シリンダ状中実体に比して小さい外径を有
し、リング状の軸方向カラーが取付けられており、前記
カラーは個別の部分カラーに分割されており、前記カラ
ーのうちの少なくとも2つは、外に向かって突出してい
る固定用鼻状突起を有し、前記固定用鼻状突起は前記ベ
ーススリーブのフランジ部分に背後から係合しているよ
うに構成されて解決される。有利な実施例はその他の請
求項に記載されている。
このようにして、従来の技術に比して材料コストを低減
することができる。製作の際の付加的エネルギコストは
著しく低減されている、何故ならば超音波による接合を
使用しないからである。又、本発明においては、個々の
取付け工程の所要時間が非常に短い。
することができる。製作の際の付加的エネルギコストは
著しく低減されている、何故ならば超音波による接合を
使用しないからである。又、本発明においては、個々の
取付け工程の所要時間が非常に短い。
ベース部品のための絶縁材料として、耐熱性合成樹脂
(熱硬化性合成樹脂、熱可塑性合成樹脂)を有利には使
用できる、何故ならばこのような合成樹脂は加工処理が
簡単であり、軽量であるからである。
(熱硬化性合成樹脂、熱可塑性合成樹脂)を有利には使
用できる、何故ならばこのような合成樹脂は加工処理が
簡単であり、軽量であるからである。
ヨーロツパ特許出願第85201643号明細書においては、2
つの合成樹脂製部品が金属製スリーブと共働するように
したベーススリーブとベース底との間の機械的結合の品
質に対する高い要求は、本発明においては、ベーススリ
ーブとベース底とが嵌合する差込み式嵌合方法により簡
単に実現することができる。このためにシリンダベース
スリーブの、ベース底に対向している端部に、内に向か
つて湾曲されている端縁が設けられている。この端縁の
幅は有利には、ベース底を正確に調整するために載置面
を充分に広く形成するために、ベーススリーブの外径の
約10%である。この幅をより広くすると、リード線との
関連でスペース上問題が発生する。
つの合成樹脂製部品が金属製スリーブと共働するように
したベーススリーブとベース底との間の機械的結合の品
質に対する高い要求は、本発明においては、ベーススリ
ーブとベース底とが嵌合する差込み式嵌合方法により簡
単に実現することができる。このためにシリンダベース
スリーブの、ベース底に対向している端部に、内に向か
つて湾曲されている端縁が設けられている。この端縁の
幅は有利には、ベース底を正確に調整するために載置面
を充分に広く形成するために、ベーススリーブの外径の
約10%である。この幅をより広くすると、リード線との
関連でスペース上問題が発生する。
フランジ部分を形成するためにこの端縁は個別の部分円
形リングに分割され、これらの部分円形リングの間の間
隔は有利には、ベース底の固定用鼻状突起の弧の長さよ
り僅かに大きい。このようにして取付けの際にベースス
リーブをベース底の高台領域の上に、固定用鼻状突起が
先ず、フランジ部分の間の領域においてベーススリーブ
の中に突出するように装着することができる。有利には
フランジ部分又は固定用鼻状突起の数は4つである、何
故ならばこのようにして一方では出来るかぎり多くの固
定点を得ることができ、他方では装着面を充分に広く取
ることができるからである。
形リングに分割され、これらの部分円形リングの間の間
隔は有利には、ベース底の固定用鼻状突起の弧の長さよ
り僅かに大きい。このようにして取付けの際にベースス
リーブをベース底の高台領域の上に、固定用鼻状突起が
先ず、フランジ部分の間の領域においてベーススリーブ
の中に突出するように装着することができる。有利には
フランジ部分又は固定用鼻状突起の数は4つである、何
故ならばこのようにして一方では出来るかぎり多くの固
定点を得ることができ、他方では装着面を充分に広く取
ることができるからである。
次いでベーススリーブをベース底に対して回転し、その
際に固定用鼻状突起はフランジ部分に背後から係合す
る。特に確実であり、外れない結合はこの場合に、一連
の手段により実現することができる。
際に固定用鼻状突起はフランジ部分に背後から係合す
る。特に確実であり、外れない結合はこの場合に、一連
の手段により実現することができる。
例えばフランジ部分の厚さを意図的に、高台領域と、固
定用鼻状突起の底面との間の間隔より大きく選定し、そ
の結果、回転の際に、フランジ部分が高台領域と、固定
用鼻状突起の底面との間にいわば挟まれることにより力
学的に正しい結台が形成される。この回転を簡単に行う
ことができるように、各固定用鼻状突起の側面に斜面が
形成される。このようにして回転の際に、高台領域の上
に設けられている隆起部の一部(又は全部)がストツパ
として用いられる。隆起部の高さはこの場合に、隆起部
を越えてフランジ部分を問題なく回転することが可能で
あり、しかも隆起部がストツパとして確実に機能するよ
うに慎重に選定しなければならない。
定用鼻状突起の底面との間の間隔より大きく選定し、そ
の結果、回転の際に、フランジ部分が高台領域と、固定
用鼻状突起の底面との間にいわば挟まれることにより力
学的に正しい結台が形成される。この回転を簡単に行う
ことができるように、各固定用鼻状突起の側面に斜面が
形成される。このようにして回転の際に、高台領域の上
に設けられている隆起部の一部(又は全部)がストツパ
として用いられる。隆起部の高さはこの場合に、隆起部
を越えてフランジ部分を問題なく回転することが可能で
あり、しかも隆起部がストツパとして確実に機能するよ
うに慎重に選定しなければならない。
これらの隆起部は更に別の1つの重要な役割を果たす。
回転の際に、ベース底に対してベーススリーブが脇方向
にずれることがあつてはならない。このための先ず思い
つく方法は、リング状カラーの外径を正確に、フランジ
部分により形成されている円形リングの内径に調整する
ことである。しかしこのようにすると、ベース底にベー
ススリーブを装着することを困難にし(傾斜する危険
性)、回転も困難にする(強度の摩擦)。しかし、ベー
ス底の中心にベーススリーブを装着することは調整のた
めに非常に重要であるので、有利にはその代わりに隆起
部を部分円形リングとして形成し、これらの部分円形リ
ングの外側の弧の長さを、ベーススリーブを正確に調整
するための調整ストツパとして使用する。ベーススリー
ブ自身は、フランジ部分の間の中空空間領域において、
同様に内に向かつて湾曲されている端縁領域を有する
が、この端縁領域の幅はしかし、フランジ部分の幅より
大幅に小さく、この端縁領域の内径は、個々の部分端縁
領域が、回転の終了後にそれぞれ、部分円形リングとし
て形成されている隆起部材の外側弧に密接に当接するよ
うに選定されている。
回転の際に、ベース底に対してベーススリーブが脇方向
にずれることがあつてはならない。このための先ず思い
つく方法は、リング状カラーの外径を正確に、フランジ
部分により形成されている円形リングの内径に調整する
ことである。しかしこのようにすると、ベース底にベー
ススリーブを装着することを困難にし(傾斜する危険
性)、回転も困難にする(強度の摩擦)。しかし、ベー
ス底の中心にベーススリーブを装着することは調整のた
めに非常に重要であるので、有利にはその代わりに隆起
部を部分円形リングとして形成し、これらの部分円形リ
ングの外側の弧の長さを、ベーススリーブを正確に調整
するための調整ストツパとして使用する。ベーススリー
ブ自身は、フランジ部分の間の中空空間領域において、
同様に内に向かつて湾曲されている端縁領域を有する
が、この端縁領域の幅はしかし、フランジ部分の幅より
大幅に小さく、この端縁領域の内径は、個々の部分端縁
領域が、回転の終了後にそれぞれ、部分円形リングとし
て形成されている隆起部材の外側弧に密接に当接するよ
うに選定されている。
非常に簡単に製作することのできるシリンダ状中実体と
してベース底を形成することは特に、発光体をただ1つ
有する比較的小さいヘツドライト電球(H1電球又はH3ラ
ンプ)において有利である。中空のベース底に比して質
量が大きいことはこの場合には殆ど問題でない。又、中
実体は、ベーススリーブのための広い装着面を提供する
高台を有するカラーを形成することを容易にする。通常
のように、超音波により金属部品を合成樹脂(熱可塑性
樹脂)の中に融着すること(例えばヨーロツパ特許出願
第85201643号明細書)、又は、金属部品をプレス型の中
に挿入し、次いで、大型のH4電球の場合に通常行われる
ように(ドイツ実用新案第8201536号明細書)、熱硬化
性樹脂ベース部品にプレス加工することは不要であるの
で有利である。本発明の場合には、純粋に機械的結合を
実現するために、中実体の“肉”を使用するのである。
このようにして、工程の時間を低減し、小型ランプの場
合には、公知の技術では発生するおそれのあるスペース
の問題を解決する。
してベース底を形成することは特に、発光体をただ1つ
有する比較的小さいヘツドライト電球(H1電球又はH3ラ
ンプ)において有利である。中空のベース底に比して質
量が大きいことはこの場合には殆ど問題でない。又、中
実体は、ベーススリーブのための広い装着面を提供する
高台を有するカラーを形成することを容易にする。通常
のように、超音波により金属部品を合成樹脂(熱可塑性
樹脂)の中に融着すること(例えばヨーロツパ特許出願
第85201643号明細書)、又は、金属部品をプレス型の中
に挿入し、次いで、大型のH4電球の場合に通常行われる
ように(ドイツ実用新案第8201536号明細書)、熱硬化
性樹脂ベース部品にプレス加工することは不要であるの
で有利である。本発明の場合には、純粋に機械的結合を
実現するために、中実体の“肉”を使用するのである。
このようにして、工程の時間を低減し、小型ランプの場
合には、公知の技術では発生するおそれのあるスペース
の問題を解決する。
この形式の特に簡単な結合方向はコンタクトブレードに
おいて実現することができる。ベースの、バルブから離
れている方の端部には、軸方向に走行する長手方向スリ
ツトが設けられ、これらのスリツトはコンタクトブレー
ドの幅に整合され、コンタクトブレードの長さの約1/3
を収容している。この区間にわたり、コンタクトブレー
ドの狭幅側面には鋸状突部が設けられ、その結果、これ
らの突部は長手スリツトの狭幅側面の中に入り込んで係
止される。
おいて実現することができる。ベースの、バルブから離
れている方の端部には、軸方向に走行する長手方向スリ
ツトが設けられ、これらのスリツトはコンタクトブレー
ドの幅に整合され、コンタクトブレードの長さの約1/3
を収容している。この区間にわたり、コンタクトブレー
ドの狭幅側面には鋸状突部が設けられ、その結果、これ
らの突部は長手スリツトの狭幅側面の中に入り込んで係
止される。
ホルダとして、ドイツ実用新案第8522797号明細書に記
載の実施例に類似に、金属製カラーが使用される。しか
し、この明細書に記載の金属製カラーは合成樹脂ベース
と接合されているのに対して、本発明においては金属製
カラーは金属製スリーブと溶融接合されている。
載の実施例に類似に、金属製カラーが使用される。しか
し、この明細書に記載の金属製カラーは合成樹脂ベース
と接合されているのに対して、本発明においては金属製
カラーは金属製スリーブと溶融接合されている。
実施例 次に本発明を実施例に基づいて図を用いて説明する。第
1図及び第2図においては、専門用語ではH3−ランプと
呼称される自動車用ヘツドライトが示されている。この
自動車用ヘツドライトは、硬質ガラス(又は石英ガラ
ス)から成る円筒状バルブ1を備え、円筒状バルブ1の
一端にはチツプ2が形成されている。バルブ1の他端は
ピンチ又はプレス封止部3により真空密封状態で閉成さ
れている。バルブ1の中には、二重巻きコイルであるタ
ングステンフイラメント4が、モリブデンから成る2本
のリード線5及び6によりランプの軸線を横切る方向に
保持されている。リード線5及び6はピンチ又はプレス
封止部3の中に直接に融着により埋込まれている。不活
性ガスとハロゲン付加物質とが充填されているバルブ1
のピンチ又はプレス封止部3は、金属(特殊鋼)製ホル
ダ7により支持されている。ホルダ7は、2つの同一構
成すなわち2分割構成の殻半部8から成り、殻半部8の
構成は第3a図及び第3b図に詳しく示されている。ホルダ
7をピンチ又はプレス封止部3に固定することは、殻半
部8に設けられている方形開口部18を介して行われ(第
3a図及び第3b図)、殻半部8は、ピンチ又はプレス封止
部の広幅側にある突部と共働する。ホルダ7は金属(特
殊鋼)製ベーススリーブ9の中に収容されている。中空
シリンダとして形成されているベーススリーブ9の内面
には1つの円周上に分布して、4つの点状の係合突起10
が設けられ、係合突起10にはホルダ7がレーザ溶接によ
り固定されている。
1図及び第2図においては、専門用語ではH3−ランプと
呼称される自動車用ヘツドライトが示されている。この
自動車用ヘツドライトは、硬質ガラス(又は石英ガラ
ス)から成る円筒状バルブ1を備え、円筒状バルブ1の
一端にはチツプ2が形成されている。バルブ1の他端は
ピンチ又はプレス封止部3により真空密封状態で閉成さ
れている。バルブ1の中には、二重巻きコイルであるタ
ングステンフイラメント4が、モリブデンから成る2本
のリード線5及び6によりランプの軸線を横切る方向に
保持されている。リード線5及び6はピンチ又はプレス
封止部3の中に直接に融着により埋込まれている。不活
性ガスとハロゲン付加物質とが充填されているバルブ1
のピンチ又はプレス封止部3は、金属(特殊鋼)製ホル
ダ7により支持されている。ホルダ7は、2つの同一構
成すなわち2分割構成の殻半部8から成り、殻半部8の
構成は第3a図及び第3b図に詳しく示されている。ホルダ
7をピンチ又はプレス封止部3に固定することは、殻半
部8に設けられている方形開口部18を介して行われ(第
3a図及び第3b図)、殻半部8は、ピンチ又はプレス封止
部の広幅側にある突部と共働する。ホルダ7は金属(特
殊鋼)製ベーススリーブ9の中に収容されている。中空
シリンダとして形成されているベーススリーブ9の内面
には1つの円周上に分布して、4つの点状の係合突起10
が設けられ、係合突起10にはホルダ7がレーザ溶接によ
り固定されている。
ベーススリーブ9の、バルブに近い方の端部には位置設
定リング11が形成され、位置設定リング11は、正しく位
置設定を行うために2つの互いに異なつて形成されてい
る切欠部を有する。位置設定リング11の平面はランプ軸
線を横切つて走行する。
定リング11が形成され、位置設定リング11は、正しく位
置設定を行うために2つの互いに異なつて形成されてい
る切欠部を有する。位置設定リング11の平面はランプ軸
線を横切つて走行する。
ベーススリーブ9の、バルブから離れている方の端部に
は、合成樹脂(Ultem)から成るベース底12が配設され
ている。ベース底12は、ベーススリーブ9とほぼ同一の
大きさの直径(14mm)を有するシリンダ状中実体から成
る。これに比して(2つの発光体を備えている)H4−ラ
ンプのベース直径は著しく大きい。同様な寸法差はバル
ブ直径においても存在する。バルブ直径はH3−ランプに
おいては約12.5mm、H4−ランプにおいては約17mmであ
る。
は、合成樹脂(Ultem)から成るベース底12が配設され
ている。ベース底12は、ベーススリーブ9とほぼ同一の
大きさの直径(14mm)を有するシリンダ状中実体から成
る。これに比して(2つの発光体を備えている)H4−ラ
ンプのベース直径は著しく大きい。同様な寸法差はバル
ブ直径においても存在する。バルブ直径はH3−ランプに
おいては約12.5mm、H4−ランプにおいては約17mmであ
る。
ベース底12の、バルブから離れているほうの端部の中に
2つの(特殊鋼又は非鉄重金属から成る)コンタクトブ
レード13がランプ軸線に平行に導入されている。コンタ
クトブレード13は、直角に折曲されているアイ14を介し
て、1本のリード線の、プレス封止部3から引出されて
いる端子と導電接続されている。
2つの(特殊鋼又は非鉄重金属から成る)コンタクトブ
レード13がランプ軸線に平行に導入されている。コンタ
クトブレード13は、直角に折曲されているアイ14を介し
て、1本のリード線の、プレス封止部3から引出されて
いる端子と導電接続されている。
半円形アイ14は、機械的損傷に対してより良好に保護す
るために、ベース底12の端部に設けられている方形の凹
部16の凹入部15の中に嵌込まれている。ガラスバルブの
ための保持部材の個々の部品を次に説明する。
るために、ベース底12の端部に設けられている方形の凹
部16の凹入部15の中に嵌込まれている。ガラスバルブの
ための保持部材の個々の部品を次に説明する。
第3a図及び第3b図においては、2分割構成のホルダ7の
殻半部8の構成が詳細に示されている。殻半部8は方形
の基体17を有し、基体17はプレス封止部3の広幅側に当
接し、その場所に、プレス封止部3に設けられている突
起が嵌合する2つの方形開口部18により固定されてい
る。基体17の一方の側においては、突出部19に3つの互
いに間隔を開けて位置する舌片20が折曲されて設けら
れ、他方の側においては、基体17は先ず延長部21を有
し、延長部21の側面には2つのストラツプ22が、自身が
第2の同一の殻半部の舌片20と係合するように形成され
ている。これらの舌片20及びストラツプ22により双方の
殻半部8は、プレス封止部3を完全にカフのように包囲
して接続され、その際に、一方の殻半部のそれぞれの舌
片は他方の殻半部の延長部の回りを湾曲して取巻き、同
時にストラツプが舌片の突出部19の回りを湾曲して取巻
いている(第1図)。
殻半部8の構成が詳細に示されている。殻半部8は方形
の基体17を有し、基体17はプレス封止部3の広幅側に当
接し、その場所に、プレス封止部3に設けられている突
起が嵌合する2つの方形開口部18により固定されてい
る。基体17の一方の側においては、突出部19に3つの互
いに間隔を開けて位置する舌片20が折曲されて設けら
れ、他方の側においては、基体17は先ず延長部21を有
し、延長部21の側面には2つのストラツプ22が、自身が
第2の同一の殻半部の舌片20と係合するように形成され
ている。これらの舌片20及びストラツプ22により双方の
殻半部8は、プレス封止部3を完全にカフのように包囲
して接続され、その際に、一方の殻半部のそれぞれの舌
片は他方の殻半部の延長部の回りを湾曲して取巻き、同
時にストラツプが舌片の突出部19の回りを湾曲して取巻
いている(第1図)。
基体17の、バルブ側の端部にはウエブ23が形成され、外
に向かつて全体として180゜に折り曲げられている。ウ
エブ23は弾性エプロン24に達し、弾性エプロン24は円錐
状に膨らみ、従つて、弾性エプロン24の延長端部は円形
の一部をなしており、この円の曲率半径はシリンダ状ベ
ーススリーブ9の内側半径に整合されている。有利には
この端部は、補強されている端縁を有する2つのフラツ
プ状部分25に分割されている。従つて、完成しているホ
ルダ7は、フラツプ状部分25の補強された端縁の形で、
全部で4つの部分円をなし、これら4つの部分円にはベ
ーススリーブ9の突起10が溶接接合されている。ベース
スリーブ9の構成は第4a図及び第4b図に示されている。
ベーススリーブ9の、バルブに近い方の端部によりラン
プはヘツドライドのリフレクタの開口部の中に当接し、
この端部は、互いに異なる形(半円形26aと方形26b)を
有し、互いに対向して位置する2つの切欠きを有し、こ
の端部には、既に述べたように係合突起10と位置設定リ
ング11が設けられているが、ベーススリーブ9の、バル
ブから離れている方の端部には、内に向かつて折曲され
ている端縁領域27が形成され、端縁領域27はランプ軸線
を横切る方向に配置されている。この端縁領域27は非常
に幅が狭く、その内径は、ベーススリーブ9の(破線に
より示されている)内径より僅かに(約3%だけ)小さ
い。端縁領域27にはしかし対称に4つのフランジ部分28
が形成され、フランジ部分28は、端縁領域27を内に向か
つて延在する、約1mmの半径方向幅を有する部分円形リ
ングとして形成されている。理論的な内径はベーススリ
ーブ9の外径の約80%の値である。フランジ部分の弧の
長さと、フランジの間に位置する端延領域の弧の長さと
の間の比は約3:1である。ベーススリーブの壁の厚さ
(0.5mm)と同一の厚さを有するフランジ部分28は、ベ
ース底12を固定するのに用いられる。
に向かつて全体として180゜に折り曲げられている。ウ
エブ23は弾性エプロン24に達し、弾性エプロン24は円錐
状に膨らみ、従つて、弾性エプロン24の延長端部は円形
の一部をなしており、この円の曲率半径はシリンダ状ベ
ーススリーブ9の内側半径に整合されている。有利には
この端部は、補強されている端縁を有する2つのフラツ
プ状部分25に分割されている。従つて、完成しているホ
ルダ7は、フラツプ状部分25の補強された端縁の形で、
全部で4つの部分円をなし、これら4つの部分円にはベ
ーススリーブ9の突起10が溶接接合されている。ベース
スリーブ9の構成は第4a図及び第4b図に示されている。
ベーススリーブ9の、バルブに近い方の端部によりラン
プはヘツドライドのリフレクタの開口部の中に当接し、
この端部は、互いに異なる形(半円形26aと方形26b)を
有し、互いに対向して位置する2つの切欠きを有し、こ
の端部には、既に述べたように係合突起10と位置設定リ
ング11が設けられているが、ベーススリーブ9の、バル
ブから離れている方の端部には、内に向かつて折曲され
ている端縁領域27が形成され、端縁領域27はランプ軸線
を横切る方向に配置されている。この端縁領域27は非常
に幅が狭く、その内径は、ベーススリーブ9の(破線に
より示されている)内径より僅かに(約3%だけ)小さ
い。端縁領域27にはしかし対称に4つのフランジ部分28
が形成され、フランジ部分28は、端縁領域27を内に向か
つて延在する、約1mmの半径方向幅を有する部分円形リ
ングとして形成されている。理論的な内径はベーススリ
ーブ9の外径の約80%の値である。フランジ部分の弧の
長さと、フランジの間に位置する端延領域の弧の長さと
の間の比は約3:1である。ベーススリーブの壁の厚さ
(0.5mm)と同一の厚さを有するフランジ部分28は、ベ
ース底12を固定するのに用いられる。
このために、第5a図ないし第5d図に示されているよう
に、シリンダ状の中実体29の、ベーススリーブ9に対向
している方の端部は、リング状の、軸方向に延在するカ
ラー30を有する。カラー30の外径はシリンダ状中実体29
の外径の約80%で、ベーススリーブ9に設けられている
フランジ部分28の内径におおよそ整合するように選定さ
れている。カラー30は、8つの自立している部分カラー
31及び32(第5c図)に細分分割され、その際に、短い部
分カラー31と長い部分カラー32とが交番する。4つの短
い部分カラー31は、残存の4つの部分カラー32に比し
て、1/3に短縮された弧の長さを有し、4つの短い部分
カラー31は、外に向かう斜面を形成している固定用鼻状
突起33を有し、その際に、この斜面の高さは固定用鼻状
突起33の底面の高さに等しい。リングカラー30の外部に
位置する中実体の、バルブ側の端部の、高台領域34とし
て示されている領域から、固定用鼻状突起33の底面まで
の間隔は0.45mmであり、従って、ベーススリーブ9に設
けられているフランジ部分28の0.5mmの厚さより著しく
小さい。それにも拘わらず、高台領域34と、固定用鼻状
突起33の底面との間に位置するフランジ28を簡単に係止
することを可能にするために、固定用鼻状突起33の底面
の一端に上に向かう斜面35を形成し、その際にこの斜面
35は、フランジ部分28の厚さを上回る高さまで延在す
る。
に、シリンダ状の中実体29の、ベーススリーブ9に対向
している方の端部は、リング状の、軸方向に延在するカ
ラー30を有する。カラー30の外径はシリンダ状中実体29
の外径の約80%で、ベーススリーブ9に設けられている
フランジ部分28の内径におおよそ整合するように選定さ
れている。カラー30は、8つの自立している部分カラー
31及び32(第5c図)に細分分割され、その際に、短い部
分カラー31と長い部分カラー32とが交番する。4つの短
い部分カラー31は、残存の4つの部分カラー32に比し
て、1/3に短縮された弧の長さを有し、4つの短い部分
カラー31は、外に向かう斜面を形成している固定用鼻状
突起33を有し、その際に、この斜面の高さは固定用鼻状
突起33の底面の高さに等しい。リングカラー30の外部に
位置する中実体の、バルブ側の端部の、高台領域34とし
て示されている領域から、固定用鼻状突起33の底面まで
の間隔は0.45mmであり、従って、ベーススリーブ9に設
けられているフランジ部分28の0.5mmの厚さより著しく
小さい。それにも拘わらず、高台領域34と、固定用鼻状
突起33の底面との間に位置するフランジ28を簡単に係止
することを可能にするために、固定用鼻状突起33の底面
の一端に上に向かう斜面35を形成し、その際にこの斜面
35は、フランジ部分28の厚さを上回る高さまで延在す
る。
更に、高台領域34の中央には、2つの短い部分カラー31
の間に、それぞれの長い部分カラー32の前に、部分円形
リングの形の隆起部36が設けられている。隆起部36は0.
2mmである。隆起部36の半径方向幅は、ベーススリーブ
の端縁領域27の内径に密に整合され、従つてベーススリ
ーブ9の位置を調整することを可能にするように選定さ
れている。
の間に、それぞれの長い部分カラー32の前に、部分円形
リングの形の隆起部36が設けられている。隆起部36は0.
2mmである。隆起部36の半径方向幅は、ベーススリーブ
の端縁領域27の内径に密に整合され、従つてベーススリ
ーブ9の位置を調整することを可能にするように選定さ
れている。
短い部分カラー31の長さ(又は弧の長さ)及び隆起部36
の長さ(又は弧の長さ)及び端縁領域27の個々の部分の
長さ(又は弧の長さ)は、ベーススリーブ9をベース底
12の上に載置すると(2.7mmの長さの)固定用鼻状突起3
3が端縁領域27の構成部分の中に嵌合し、回転調整を行
うと隆起部36が完全にフランジ部分28の間の中空空間領
域に位置し、端縁領域27の内側フランジに整合するよう
に互いに調整される。端縁領域27の弧の長さは従つて、
短い部分カラー31と、隆起部36との弧の長さを僅かに上
回る。
の長さ(又は弧の長さ)及び端縁領域27の個々の部分の
長さ(又は弧の長さ)は、ベーススリーブ9をベース底
12の上に載置すると(2.7mmの長さの)固定用鼻状突起3
3が端縁領域27の構成部分の中に嵌合し、回転調整を行
うと隆起部36が完全にフランジ部分28の間の中空空間領
域に位置し、端縁領域27の内側フランジに整合するよう
に互いに調整される。端縁領域27の弧の長さは従つて、
短い部分カラー31と、隆起部36との弧の長さを僅かに上
回る。
中実体29は更に、ランプバルブ1から到来するリード線
5及び6を貫通案内するために、2つのじようご状で、
軸方向に走行する孔37を有する。孔37の長さの一部は1
つの共通の切欠きとして形成することもできる。孔37
は、ベース底の、バルブと反対側の端部において、半円
状凹入部15の中に達している。双方の凹入部15は、前述
のように一緒に1つの方形凹部16の中に設けられ、基処
でウエブ39により互いに分離されている。ウエブ39の狭
幅側面には、軸方向に走行するスリツト40が中実体29の
中にまで延在し、スリツト40の幅及び厚さは、コンタク
トブレード13の幅及び厚さに対応し、スリツト40の深さ
はコンタクトブレード13の全長の約1/3に相応する。
5及び6を貫通案内するために、2つのじようご状で、
軸方向に走行する孔37を有する。孔37の長さの一部は1
つの共通の切欠きとして形成することもできる。孔37
は、ベース底の、バルブと反対側の端部において、半円
状凹入部15の中に達している。双方の凹入部15は、前述
のように一緒に1つの方形凹部16の中に設けられ、基処
でウエブ39により互いに分離されている。ウエブ39の狭
幅側面には、軸方向に走行するスリツト40が中実体29の
中にまで延在し、スリツト40の幅及び厚さは、コンタク
トブレード13の幅及び厚さに対応し、スリツト40の深さ
はコンタクトブレード13の全長の約1/3に相応する。
既に述べたように、コンタクトブレード13をスリツト40
の中に固定することは、コンタクトブレードの狭幅側面
にその長さの約1/3にわたり設けられている鋸状突部41
を介して行われる(第6a図及び第6b図)。これらの突部
41はスリツトの中に入り込んで止められている。コンタ
クトブレード13の一部を切り出して形成したはんだ又は
溶接アイ14も同様にコンタクトブレード13のこの部分の
中に位置する。
の中に固定することは、コンタクトブレードの狭幅側面
にその長さの約1/3にわたり設けられている鋸状突部41
を介して行われる(第6a図及び第6b図)。これらの突部
41はスリツトの中に入り込んで止められている。コンタ
クトブレード13の一部を切り出して形成したはんだ又は
溶接アイ14も同様にコンタクトブレード13のこの部分の
中に位置する。
次にこのランプの製作工程の順序を示す。ベースなしの
ランプに先ずホルダが取付けられる。これは、双方の殻
半部をピンチ又はプレス封止部材に当接し、互いに金属
の変形によつてロツクすることにより行われる。その一
方で、コンタクトブレードをベース底の中に導入し、次
いでベーススリーブを装着し、回転して嵌込む。ランプ
はベースに遊びを持つて挿入され、その際にリード線は
ベース底の孔の中に遊びをもつて挿入される。発光体の
位置はこれで正確に調整され、その際に、3次元の位置
変更は第1に、ベーススリーブの中にホルダを差込む深
さにより、第2に、ベーススリーブの中でのホルダの相
対回転により、第3に、ベーススリーブに対してホルダ
を傾けることにより行われる。この場合にベーススリー
ブに取付けられている係合突起と、ホルダの4つのエプ
ロン延長部の弾性特性は特に有益である。調整後に最終
的な固定がエプロン延長部と係合突起との間にレーザに
より点溶接を行うことにより行われる。
ランプに先ずホルダが取付けられる。これは、双方の殻
半部をピンチ又はプレス封止部材に当接し、互いに金属
の変形によつてロツクすることにより行われる。その一
方で、コンタクトブレードをベース底の中に導入し、次
いでベーススリーブを装着し、回転して嵌込む。ランプ
はベースに遊びを持つて挿入され、その際にリード線は
ベース底の孔の中に遊びをもつて挿入される。発光体の
位置はこれで正確に調整され、その際に、3次元の位置
変更は第1に、ベーススリーブの中にホルダを差込む深
さにより、第2に、ベーススリーブの中でのホルダの相
対回転により、第3に、ベーススリーブに対してホルダ
を傾けることにより行われる。この場合にベーススリー
ブに取付けられている係合突起と、ホルダの4つのエプ
ロン延長部の弾性特性は特に有益である。調整後に最終
的な固定がエプロン延長部と係合突起との間にレーザに
より点溶接を行うことにより行われる。
次いで、リード線の、溶接アイの上を延在している方の
端部が切断され、アイとリード線とがTIG溶接により接
続される。
端部が切断され、アイとリード線とがTIG溶接により接
続される。
前述の本発明は、ただ1つの発光体と、1つの2部分構
成の金属−合成樹脂ベースとを有する比較的小さい自動
車用ヘツドライトに特に適するが、本発明を、(ハロゲ
ン化物が封入された又は封入されていない)その他の形
式のランプにも同様に使用することができる。特に本発
明は、2つの発光体を有する大型の自動車用ヘツドライ
ト及び/又は1つの2部分構成の合成樹脂製ベースにも
適している。
成の金属−合成樹脂ベースとを有する比較的小さい自動
車用ヘツドライトに特に適するが、本発明を、(ハロゲ
ン化物が封入された又は封入されていない)その他の形
式のランプにも同様に使用することができる。特に本発
明は、2つの発光体を有する大型の自動車用ヘツドライ
ト及び/又は1つの2部分構成の合成樹脂製ベースにも
適している。
本発明のランプは有利には密封ベース形ランプとして構
成されている。この場合に、切欠部38の中に注入される
注入樹脂を使用することも、凹入部15と凹部16とにより
形成される空間充填する外側の樹脂を使用することも可
能である。
成されている。この場合に、切欠部38の中に注入される
注入樹脂を使用することも、凹入部15と凹部16とにより
形成される空間充填する外側の樹脂を使用することも可
能である。
第1図は自動車用ヘツドライトの側面図、第2図は第1
図のランプの底面図、第3a図及び第3b図はそれぞれホル
ダの殻半部の側面図と正面図。第4a図及び第4b図はそれ
ぞれ第1図のランプのベーススリーブの底面図と断面
図、第5a図ないし第5d図はそれぞれ第1図のランプのベ
ース底の断面図、側面図、平面図および底面図、第6a図
及び第6b図はコンタクトブレードの側面図および断面図
である。 1……円筒状バルブ、2……チツプ、3……ピンチ又は
プレス封止部、4……タングステンフイラメント、5,6
……リード線、7……ホルダ、8……殻半部、9……ベ
ーススリーブ、10……係合突起、11……位置設定リン
グ、12……ベース底、13……コンタクトブレード、14…
…アイ、17……基体、19……突出部、20……舌片、21…
…延長部、22……ストラツプ、23……ウエブ、25……フ
ラツプ状部分、26a,26b……切欠き、27……端縁領域、2
8……フランジ部分、29……シリンダ状中実体、33……
固定用鼻状突起、34……高台領域、36……隆起部、37…
…孔、38……切欠部、39……ウエブ、41……鋸状突部。
図のランプの底面図、第3a図及び第3b図はそれぞれホル
ダの殻半部の側面図と正面図。第4a図及び第4b図はそれ
ぞれ第1図のランプのベーススリーブの底面図と断面
図、第5a図ないし第5d図はそれぞれ第1図のランプのベ
ース底の断面図、側面図、平面図および底面図、第6a図
及び第6b図はコンタクトブレードの側面図および断面図
である。 1……円筒状バルブ、2……チツプ、3……ピンチ又は
プレス封止部、4……タングステンフイラメント、5,6
……リード線、7……ホルダ、8……殻半部、9……ベ
ーススリーブ、10……係合突起、11……位置設定リン
グ、12……ベース底、13……コンタクトブレード、14…
…アイ、17……基体、19……突出部、20……舌片、21…
…延長部、22……ストラツプ、23……ウエブ、25……フ
ラツプ状部分、26a,26b……切欠き、27……端縁領域、2
8……フランジ部分、29……シリンダ状中実体、33……
固定用鼻状突起、34……高台領域、36……隆起部、37…
…孔、38……切欠部、39……ウエブ、41……鋸状突部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルマン・シユタイナー ドイツ連邦共和国ヘルブレヒテインゲン・ エルヒヴエーク 29
Claims (9)
- 【請求項1】少なくとも1つの発光体(4)を有し、片
側にピンチ又はプレス封止部(3)を有するガラスバル
ブ(1)と、 前記ピンチ又はプレス封止部(3)から引出されるリー
ド線(5,6)と、 金属製ベーススリーブ(9)と、絶縁材からなる別の1
つのベース部分(12)とからなる2部構成のベースと、 前記バルブ(1)の前記ピンチ又はプレス封止部(3)
を包囲し、前記ベーススリーブ(9)と結合されている
ホルダ(7)と、 前記ベースに固定され、前記リード線(5,6)と導電接
続されているコンタクト部材(13)とを備えている、接
合剤なしでベースを装着したランプにおいて、 前記ベーススリーブ(9)は中空シリンダとして形成さ
れ、 前記中空シリンダの、バルブから離れている方の端部で
は、少なくとも2つの互いに間隔をおいて位置するフラ
ンジ部分(28)がランプ軸線に対して垂直方向で内方に
向かって対称的に延在しており、 前記の別の1つのベース部分はベース底(12)として前
記ベーススリーブ(9)の、バルブから離れている方の
端部に取付けられ、実質的にシリンダ状中実体(29)と
して形成されており、 前記シリンダ状中実体(29)の、前記ベーススリーブ
(9)に対向している端部に、前記シリンダ状中実体
(29)に比して小さい外径を有し、リング状の軸方向カ
ラー(30)が取付けられており、 前記カラー(30)は個別の部分カラー(31,32)に分割
されており、 前記カラー(31)のうちの少なくとも2つは、外に向か
って突出している固定用鼻状突起(33)を有し、 前記固定用鼻状突起(33)は前記ベーススリーブ(9)
のフランジ部分(28)に背後から係合していることを特
徴とする接合剤なしでベースが装着されたランプ。 - 【請求項2】フランジ部分(28)を部分円形リングの形
に形成した請求項1記載の接合剤なしでベースが接着さ
れたランプ。 - 【請求項3】シリンダ状中実体(29)の、ベーススリー
ブ(9)に対向している端部と、カラー(30)の固定用
鼻状突起(33)との間の間隔が、前記ベーススリーブ
(9)のフランジ部分(28)の厚さより小さい、請求項
1記載の接合剤なしでベースが装着されたランプ。 - 【請求項4】リング状のカラー(30)の外部に位置する
シリンダ状中実体(29)の、バルブ側の端部の領域であ
る高台領域(34)の上に、それぞれ2つの固定用鼻状突
起(33)の間の中央に隆起部(36)が設けられている、
請求項1記載の接合剤なしでベースが装着されたラン
プ。 - 【請求項5】隆起部(36)の高さが、高台領域(34)と
固定用鼻状突起(33)との間の間隔を上回らないように
構成されている、請求項4記載の接合剤なしでベースが
装着されたランプ。 - 【請求項6】隆起部(36)を部分円形リングとして形成
し、前記部分円形リングの外側はカラー(30)の部分カ
ラー(32)に当接し、前記部分カラーの弧の長さはフラ
ンジ部分(28)の間隔より小さい、請求項4記載の接合
剤なしでベースが装着されたランプ。 - 【請求項7】前記隆起部(36)の半径方向幅はフランジ
部分(28)の半径方向幅より小さく、前記フランジ部分
(28)間の間隔により決定される中空空間領域における
ベーススリーブ(9)では内方に向かって湾曲した端縁
領域(27)が延在しており、 前記端縁領域(27)の半径方向幅は、前記端縁領域(2
7)が隆起部(36)を広幅側面に当接するように選定さ
れている、請求項4記載の接合剤なしでベースが装着さ
れたランプ。 - 【請求項8】コンタクト素子をコンタクトブレード(1
3)として形成し、前記コンタクトブレード(13)がベ
ース底(12)の、バルブから離れている方の端部に設け
られている縦方向スリット(40)の中に取付けられてい
る、請求項1記載の接合剤なしでベースが装着されたラ
ンプ。 - 【請求項9】コンタクトブレード(13)の狭幅側面に鋸
状突部(41)を設け、前記鋸状突部(41)がベース底
(12)の縦方向スリット(40)の中に入り込んで止めら
れている、請求項8記載の接合剤なしでベースが装着さ
れたランプ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3806978A DE3806978A1 (de) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | Kittlos gesockelte elektrische lampe |
DE3806978.4 | 1988-03-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01255155A JPH01255155A (ja) | 1989-10-12 |
JPH07109760B2 true JPH07109760B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=6348784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1050236A Expired - Lifetime JPH07109760B2 (ja) | 1988-03-03 | 1989-03-03 | 接合剤なしでベースが装着されたランプ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4950942A (ja) |
EP (1) | EP0331042B1 (ja) |
JP (1) | JPH07109760B2 (ja) |
KR (1) | KR970003357B1 (ja) |
DE (3) | DE3806978A1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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DE8907108U1 (de) * | 1989-06-09 | 1989-08-10 | Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH, 81543 München | Kittlos gesockelte elektrische Lampe |
US5115381A (en) * | 1989-12-21 | 1992-05-19 | U.S. Philips Corporation | Motor vehicle headlamp and reflector body for same |
DE9012292U1 (de) * | 1990-08-27 | 1990-10-31 | Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH, 8000 München | Kittlos gesockelte elektrische Lampe |
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US5211472A (en) * | 1991-01-25 | 1993-05-18 | U.S. Philips Corporation | Electric lamp and dismantling tool for same |
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KR100408908B1 (ko) * | 1995-05-03 | 2004-03-31 | 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. | 캡이있는전기램프 |
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US10256217B2 (en) | 2017-05-29 | 2019-04-09 | Tslc Corp. | Light emitting device |
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