JPH07109739A - ニューマチックケーソン - Google Patents
ニューマチックケーソンInfo
- Publication number
- JPH07109739A JPH07109739A JP28061293A JP28061293A JPH07109739A JP H07109739 A JPH07109739 A JP H07109739A JP 28061293 A JP28061293 A JP 28061293A JP 28061293 A JP28061293 A JP 28061293A JP H07109739 A JPH07109739 A JP H07109739A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- bucket
- recovery
- excavator
- earth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回収架台と土砂バケットの如き異種形状の物
体の吊上げ，吊下ろしを同一シャフトで共用するものに
おいて、回収架台はそのガイド装置によって安全に搬
入，回収でき、土砂バケットは前記ガイド装置を移動さ
せガイド可能とし、確実に昇降できるようにした。 【構成】 掘削機が吊下げられる回収架台や、掘削土砂
を排出する土砂バケットの如き異種形状の物体を同一シ
ャフト内を通過させるニューマチックケーソンにおい
て、異種形状の物体に対応してそれらを選択的に移動さ
せガイド可能なガイド装置をシャフト内に設けた構成と
した。
体の吊上げ，吊下ろしを同一シャフトで共用するものに
おいて、回収架台はそのガイド装置によって安全に搬
入，回収でき、土砂バケットは前記ガイド装置を移動さ
せガイド可能とし、確実に昇降できるようにした。 【構成】 掘削機が吊下げられる回収架台や、掘削土砂
を排出する土砂バケットの如き異種形状の物体を同一シ
ャフト内を通過させるニューマチックケーソンにおい
て、異種形状の物体に対応してそれらを選択的に移動さ
せガイド可能なガイド装置をシャフト内に設けた構成と
した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ニューマチックケー
ソンにおける圧気作業室からの掘削機の回収ならびに掘
削土砂の搬出等をガイド装置によりガイドするようにし
たニューマチックケーソンに関する。
ソンにおける圧気作業室からの掘削機の回収ならびに掘
削土砂の搬出等をガイド装置によりガイドするようにし
たニューマチックケーソンに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ニューマチックケーソンの圧気作
業室内における掘削機の操作は、作業者が搭乗して運転
することにより行われていたが、近年大深度のケーソン
施工と共に遠隔操作による掘削施工例が数多く見られる
ようになった。すなわち、例えば作業室の天井に走行レ
ールを設け、この走行レールに掘削機を取りつけて地上
からの遠隔操作を行うことにより掘削機を操作し、圧気
作業室における無人化掘削が行われている。
業室内における掘削機の操作は、作業者が搭乗して運転
することにより行われていたが、近年大深度のケーソン
施工と共に遠隔操作による掘削施工例が数多く見られる
ようになった。すなわち、例えば作業室の天井に走行レ
ールを設け、この走行レールに掘削機を取りつけて地上
からの遠隔操作を行うことにより掘削機を操作し、圧気
作業室における無人化掘削が行われている。
【０００３】この場合において、掘削機は回収架台に吊
下げた状態で地上側から作業室内に搬入し、また、掘削
によって生じた土砂は土砂バケットを用いて外部に排出
し、さらに、掘削終了後は掘削機を再び回収架台を用い
て回収するが、この掘削機の回収や土砂の搬出等を同一
シャフトによって行うようにするとケーソン構造物の構
成が複雑にならず好ましい。
下げた状態で地上側から作業室内に搬入し、また、掘削
によって生じた土砂は土砂バケットを用いて外部に排出
し、さらに、掘削終了後は掘削機を再び回収架台を用い
て回収するが、この掘削機の回収や土砂の搬出等を同一
シャフトによって行うようにするとケーソン構造物の構
成が複雑にならず好ましい。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、掘削機を吊下
げる回収架台は比較的形状が大きいのに対し、土砂バケ
ットはそれに比べると小さく、シャフト内の空間と土砂
バケットとの間に大きなスペースが生じ、土砂が満載さ
れた土砂バケットを吊上げる過程で土砂バケットが傾い
たりしないような手段を講じておかないと、確実な土砂
バケットの昇降ができない、といった課題があった。ま
た、回収架台についても、掘削機が回収架台に乗った
時、重心の移動等によりその吊上げ，吊下ろしに対しガ
イドを設けておかないと危険である、という課題があっ
た。
げる回収架台は比較的形状が大きいのに対し、土砂バケ
ットはそれに比べると小さく、シャフト内の空間と土砂
バケットとの間に大きなスペースが生じ、土砂が満載さ
れた土砂バケットを吊上げる過程で土砂バケットが傾い
たりしないような手段を講じておかないと、確実な土砂
バケットの昇降ができない、といった課題があった。ま
た、回収架台についても、掘削機が回収架台に乗った
時、重心の移動等によりその吊上げ，吊下ろしに対しガ
イドを設けておかないと危険である、という課題があっ
た。
【０００５】この発明は上記のことに鑑み提案されたも
ので、その目的とするところは、回収架台と土砂バケッ
トの吊上げ，吊下ろしを同一シャフトで共用するように
したものにおいて、安全に回収架台および掘削機を搬
入，回収でき、また、土砂バケットの傾きを防止し得、
土砂バケットを確実に昇降させることができるガイド装
置を備えたニューマチックケーソンを提供することにあ
る。
ので、その目的とするところは、回収架台と土砂バケッ
トの吊上げ，吊下ろしを同一シャフトで共用するように
したものにおいて、安全に回収架台および掘削機を搬
入，回収でき、また、土砂バケットの傾きを防止し得、
土砂バケットを確実に昇降させることができるガイド装
置を備えたニューマチックケーソンを提供することにあ
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、掘削機が吊下げられる回収架台や、掘削土
砂を排出する土砂バケットの如き異種形状の物体を同一
シャフト内を通過させるニューマチックケーソンにおい
て、異種形状の物体に対応してそれらを選択的に移動さ
せガイド可能なガイド装置をシャフト内に設けた構成と
している。
に本発明は、掘削機が吊下げられる回収架台や、掘削土
砂を排出する土砂バケットの如き異種形状の物体を同一
シャフト内を通過させるニューマチックケーソンにおい
て、異種形状の物体に対応してそれらを選択的に移動さ
せガイド可能なガイド装置をシャフト内に設けた構成と
している。
【０００７】
【作用】本発明ではシャフトを構成するスラブ１の開口
部３の上部に設けられたハッチ容器４およびもしくはハ
ッチ容器４の上部に接続された収納容器５等内に回収架
台ガイド用のガイド装置を設け、このガイド装置に沿っ
て回収架台７をガイド可能とし、安全性を確保してい
る。
部３の上部に設けられたハッチ容器４およびもしくはハ
ッチ容器４の上部に接続された収納容器５等内に回収架
台ガイド用のガイド装置を設け、このガイド装置に沿っ
て回収架台７をガイド可能とし、安全性を確保してい
る。
【０００８】また、土砂バケット１２の吊上げ，吊下ろ
し時にはガイド装置の一部を回転移動させ、回収架台７
とは異なる形状の土砂バケット１２の形状に対応したも
のとし、土砂バケット１２の傾きを防止している。
し時にはガイド装置の一部を回転移動させ、回収架台７
とは異なる形状の土砂バケット１２の形状に対応したも
のとし、土砂バケット１２の傾きを防止している。
【０００９】
【実施例】図１は本発明装置の全体構成を示す。図にお
いて、１はニューマチックケーソンの下方に形成された
スラブで、このスラブ１には作業室２へ通じる開口部３
が形成されている。そして、この開口部３の上方にはハ
ッチ容器４が設置され、その上には、開閉自在な下部ハ
ッチ５ａを備え、かつ掘削機６や土砂バケット１２が通
過可能な収納容器５がフランジ接合されている。また、
この収納容器５にはマテリアルシャフト、開閉自在なハ
ッチが設けられたマテリアルロック等（図示せず）が適
宜接続され、このようにしてシャフトが構成される。
いて、１はニューマチックケーソンの下方に形成された
スラブで、このスラブ１には作業室２へ通じる開口部３
が形成されている。そして、この開口部３の上方にはハ
ッチ容器４が設置され、その上には、開閉自在な下部ハ
ッチ５ａを備え、かつ掘削機６や土砂バケット１２が通
過可能な収納容器５がフランジ接合されている。また、
この収納容器５にはマテリアルシャフト、開閉自在なハ
ッチが設けられたマテリアルロック等（図示せず）が適
宜接続され、このようにしてシャフトが構成される。
【００１０】７は上部にワイヤ８が連結された回収架台
で、この回収架台７の下方には掘削機６を備えた掘削機
走行体９が分離自在に吊下げられている。この掘削機走
行体９はスラブ天井に敷設された走行レール１０に沿っ
て走行するよう構成されている。なお、前記ワイヤ８は
ウィンチ（図示せず）に接続され、掘削機６の回収時に
はワイヤ８が巻取られ回収架台７が吊上げられる。ま
た、掘削機６を作業室２へ搬入する場合には、逆に、ワ
イヤ８が巻下げられる。
で、この回収架台７の下方には掘削機６を備えた掘削機
走行体９が分離自在に吊下げられている。この掘削機走
行体９はスラブ天井に敷設された走行レール１０に沿っ
て走行するよう構成されている。なお、前記ワイヤ８は
ウィンチ（図示せず）に接続され、掘削機６の回収時に
はワイヤ８が巻取られ回収架台７が吊上げられる。ま
た、掘削機６を作業室２へ搬入する場合には、逆に、ワ
イヤ８が巻下げられる。
【００１１】この場合、回収架台７は円滑に上下動でき
るようにその外周部に、例えば立上げ部７ａが設けら
れ、その部分に回転自在なガイドローラ１１が設けられ
ている。このガイドローラ１１の個数は回収架台７の大
きさなどによって適宜決定される。また、ガイドローラ
１１の支持についても必要に応じ適宜の取付具が用いら
れる。
るようにその外周部に、例えば立上げ部７ａが設けら
れ、その部分に回転自在なガイドローラ１１が設けられ
ている。このガイドローラ１１の個数は回収架台７の大
きさなどによって適宜決定される。また、ガイドローラ
１１の支持についても必要に応じ適宜の取付具が用いら
れる。
【００１２】また、収納容器５の内壁には、詳しくは図
２に示すように、掘削機６、掘削機走行体９等を有する
回収架台７を円滑に上下動させる、例えばほぼＬ字状を
なす回収架台固定ガイド１３、可動バケットガイド兼回
収架台固定ガイド１４、可動バケットガイド付回収架台
固定ガイド１５や、回収架台７に比べ小さい土砂バケッ
ト１２をそのフラ付き，土砂こぼれ等を防止し円滑に上
下動させる、例えばほぼ直棒状の可動バケットガイド１
６等からなるガイド装置が設けられている。
２に示すように、掘削機６、掘削機走行体９等を有する
回収架台７を円滑に上下動させる、例えばほぼＬ字状を
なす回収架台固定ガイド１３、可動バケットガイド兼回
収架台固定ガイド１４、可動バケットガイド付回収架台
固定ガイド１５や、回収架台７に比べ小さい土砂バケッ
ト１２をそのフラ付き，土砂こぼれ等を防止し円滑に上
下動させる、例えばほぼ直棒状の可動バケットガイド１
６等からなるガイド装置が設けられている。
【００１３】すなわち、図２において実線で示す状態
は、回収架台７が移動する場合であって、そのガイドロ
ーラ１１は、回収架台固定ガイド１３、回転式の可動バ
ケットガイド兼回収架台固定ガイド１４のガイドローラ
接触部１４ｃ、回転式の可動バケットガイド付回収架台
固定ガイド１５と接触可能となっている。
は、回収架台７が移動する場合であって、そのガイドロ
ーラ１１は、回収架台固定ガイド１３、回転式の可動バ
ケットガイド兼回収架台固定ガイド１４のガイドローラ
接触部１４ｃ、回転式の可動バケットガイド付回収架台
固定ガイド１５と接触可能となっている。
【００１４】なお、図示の例ではガイドローラ１１は、
ほぼ矩形をなす回収架台７の相対向する長辺側の四隅お
よび短辺のほぼ中央部に設けられているため、回収架台
固定ガイド１３、非回転状態にある可動バケットガイド
兼回収架台固定ガイド１４の回収架台固定ガイド側のガ
イドローラ接触部１４ｃ、可動バケットガイド付回収架
台固定ガイド１５は、前記ガイドローラ１１と接触可能
な状態で収納容器５の内壁面の位置に設けられている。
ほぼ矩形をなす回収架台７の相対向する長辺側の四隅お
よび短辺のほぼ中央部に設けられているため、回収架台
固定ガイド１３、非回転状態にある可動バケットガイド
兼回収架台固定ガイド１４の回収架台固定ガイド側のガ
イドローラ接触部１４ｃ、可動バケットガイド付回収架
台固定ガイド１５は、前記ガイドローラ１１と接触可能
な状態で収納容器５の内壁面の位置に設けられている。
【００１５】この場合、回転軸ａを介し回転自在なほぼ
直棒状の可動バケットガイド１６は非回転状態にあり回
収架台７の通行の邪魔にならないよう収納容器５の内壁
面側に位置している。
直棒状の可動バケットガイド１６は非回転状態にあり回
収架台７の通行の邪魔にならないよう収納容器５の内壁
面側に位置している。
【００１６】また、その両脇に設けられた常時固定状態
にある上記回収架台固定ガイド１３は、回収架台７の長
辺側の隅部に設けられたガイドローラ１１と接触可能と
なっている。
にある上記回収架台固定ガイド１３は、回収架台７の長
辺側の隅部に設けられたガイドローラ１１と接触可能と
なっている。
【００１７】さらに、回転軸ａを介し回転自在な上記可
動バケットガイド兼回収架台固定ガイド１４は、ほぼ直
棒状の回収架台固定ガイド１４ａと、その先端部におい
て枝状に延びるほぼ直棒状の可動バケットガイド１４ｂ
とを有し、この可動バケットガイド兼回収架台固定ガイ
ド１４も非回転状態にあり、可動バケットガイド１４ｂ
側の先端部は収納容器５の内壁面側に位置し、回収架台
固定ガイド１４ａ側の先端部のガイドローラ接触部１４
ｃが回収架台７の短辺ほぼ中央部に設けられたガイドロ
ーラ１１と接触可能になっている。
動バケットガイド兼回収架台固定ガイド１４は、ほぼ直
棒状の回収架台固定ガイド１４ａと、その先端部におい
て枝状に延びるほぼ直棒状の可動バケットガイド１４ｂ
とを有し、この可動バケットガイド兼回収架台固定ガイ
ド１４も非回転状態にあり、可動バケットガイド１４ｂ
側の先端部は収納容器５の内壁面側に位置し、回収架台
固定ガイド１４ａ側の先端部のガイドローラ接触部１４
ｃが回収架台７の短辺ほぼ中央部に設けられたガイドロ
ーラ１１と接触可能になっている。
【００１８】また、可動バケットガイド付回収架台固定
ガイド１５の可動バケットガイド１５ｂはほぼＬ字状を
なし、かつ回転軸ａを介しほぼ直棒状の回収架台固定ガ
イド１５ａの先端部に回転自在となっており、回収架台
７の通過時には非回転状態となっており、その先端は上
記の可動バケットガイド１６，可動バケットガイド兼回
収架台固定ガイド１４の可動バケットガイド１４ｂと同
様に収納容器５の内周面側に位置している。
ガイド１５の可動バケットガイド１５ｂはほぼＬ字状を
なし、かつ回転軸ａを介しほぼ直棒状の回収架台固定ガ
イド１５ａの先端部に回転自在となっており、回収架台
７の通過時には非回転状態となっており、その先端は上
記の可動バケットガイド１６，可動バケットガイド兼回
収架台固定ガイド１４の可動バケットガイド１４ｂと同
様に収納容器５の内周面側に位置している。
【００１９】これらの回転式のガイド部材は、仮想線で
示すように、土砂バケット１２が通過する場合には土砂
バケット１２をガイドすべく回転される。
示すように、土砂バケット１２が通過する場合には土砂
バケット１２をガイドすべく回転される。
【００２０】なお、収納容器５の下方の首部にも可動バ
ケットガイド兼回収架台固定ガイド１４等が必要に応じ
設けられる。
ケットガイド兼回収架台固定ガイド１４等が必要に応じ
設けられる。
【００２１】また、ハッチ容器４の内部にもガイド装置
のうち最適なガイド部材、例えば可動バケットガイド兼
回収架台固定ガイド１４等が設けられ、通過するのが回
収架台７か土砂バケット１２かによってその位置が選択
的に設定される。
のうち最適なガイド部材、例えば可動バケットガイド兼
回収架台固定ガイド１４等が設けられ、通過するのが回
収架台７か土砂バケット１２かによってその位置が選択
的に設定される。
【００２２】ハッチ容器４と収納容器５との間にはハッ
チ５ａが設けられており、このハッチ５ａより下は常に
圧がかかっているので、回転式のガイド部材、すなわち
可動バケットガイド１６，可動バケットガイド兼回収架
台固定ガイド１４，可動バケットガイド付回収架台固定
ガイド１５はそれに連結された油圧シリンダｂによる遠
隔操作により回転・移動される。すなわち、油圧シリン
ダｂの一端を回転部材の一端に連結し、他端はシャフト
内に設けた支持部材に支持させ、油圧シリンダを伸長さ
せることで回転部材を回転軸ａを中心に回転させれば良
い。
チ５ａが設けられており、このハッチ５ａより下は常に
圧がかかっているので、回転式のガイド部材、すなわち
可動バケットガイド１６，可動バケットガイド兼回収架
台固定ガイド１４，可動バケットガイド付回収架台固定
ガイド１５はそれに連結された油圧シリンダｂによる遠
隔操作により回転・移動される。すなわち、油圧シリン
ダｂの一端を回転部材の一端に連結し、他端はシャフト
内に設けた支持部材に支持させ、油圧シリンダを伸長さ
せることで回転部材を回転軸ａを中心に回転させれば良
い。
【００２３】また、ハッチ５ａより上は、ハッチ５ａを
閉じて減圧し、大気圧中で作業員による回転式のガイド
部材の移動を行うことができるが、油圧シリンダｂを設
け遠隔操作とすることもできる。
閉じて減圧し、大気圧中で作業員による回転式のガイド
部材の移動を行うことができるが、油圧シリンダｂを設
け遠隔操作とすることもできる。
【００２４】図３および図４は作業室２内の地山の掘削
中に生じる土砂の搬出工程を示す。この場合、土砂バケ
ット１２は小さいので、それをガイドすべく可動バケッ
トガイド１６，可動バケットガイド兼回収架台固定ガイ
ド１４，可動バケットガイド付回収架台固定ガイド１５
の可動バケットガイド１５ｂ等の回転式のガイド部材は
油圧ジャッキｂを伸長させることにより回転・移動させ
る。
中に生じる土砂の搬出工程を示す。この場合、土砂バケ
ット１２は小さいので、それをガイドすべく可動バケッ
トガイド１６，可動バケットガイド兼回収架台固定ガイ
ド１４，可動バケットガイド付回収架台固定ガイド１５
の可動バケットガイド１５ｂ等の回転式のガイド部材は
油圧ジャッキｂを伸長させることにより回転・移動させ
る。
【００２５】なお、ガイド装置を構成するガイド部材の
うち回収架台固定ガイド１３は非回転式の固定形式であ
るが、可動バケットガイド１６やその他の可動バケット
ガイド兼回収架台固定ガイド１４，可動バケットガイド
付回収架台固定ガイド１５のように構成することも可能
である。
うち回収架台固定ガイド１３は非回転式の固定形式であ
るが、可動バケットガイド１６やその他の可動バケット
ガイド兼回収架台固定ガイド１４，可動バケットガイド
付回収架台固定ガイド１５のように構成することも可能
である。
【００２６】また、各回転式のガイド部材は回転させた
場合、相互にぶつかり合わないように配置されているこ
とは勿論である。
場合、相互にぶつかり合わないように配置されているこ
とは勿論である。
【００２７】図５は本発明の回収架台７の他の例であ
る。図１に示した前述の例ではガイド装置と接触可能な
ガイドローラ１１が設けられていたが、この例では回収
架台７の外周に設けた立上げ部７ａの先端部を、ガイド
部材に引っ掛かることなく、速やかにガイドされるよう
内側に傾斜させてソリ７ｂを形成したことに特徴を有し
ている。したがって、この例では前述の例に比べ、ガイ
ドローラ１１が不要になるため、その分、構成が簡易と
なり、また、コストを削減し得る。
る。図１に示した前述の例ではガイド装置と接触可能な
ガイドローラ１１が設けられていたが、この例では回収
架台７の外周に設けた立上げ部７ａの先端部を、ガイド
部材に引っ掛かることなく、速やかにガイドされるよう
内側に傾斜させてソリ７ｂを形成したことに特徴を有し
ている。したがって、この例では前述の例に比べ、ガイ
ドローラ１１が不要になるため、その分、構成が簡易と
なり、また、コストを削減し得る。
【００２８】なお、上記実施例ではガイド装置はシャフ
トを構成する収納容器５，ハッチ容器４等の内部にそれ
ぞれ設けた場合について説明したが、構成の簡易化の観
点から収納容器５側のみに設けるようにしても良い。
トを構成する収納容器５，ハッチ容器４等の内部にそれ
ぞれ設けた場合について説明したが、構成の簡易化の観
点から収納容器５側のみに設けるようにしても良い。
【００２９】また、収納容器５の上方にはニューマチッ
クケーソンの沈降に伴ってマテリアルシャフト等が順次
継ぎ足されシャフトが構成されるが、必要に応じこれら
のマテリアルシャフトにも同様のガイド装置を設けても
良い。また、回収架台７や土砂バケット１２以外のもの
にも適用し得ることは勿論である。
クケーソンの沈降に伴ってマテリアルシャフト等が順次
継ぎ足されシャフトが構成されるが、必要に応じこれら
のマテリアルシャフトにも同様のガイド装置を設けても
良い。また、回収架台７や土砂バケット１２以外のもの
にも適用し得ることは勿論である。
【００３０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、異種形状
の物体の吊上げ，吊下ろしを同一シャフトで行うものに
おいて、シャフト内に異種形状の物体をそれぞれガイド
するガイド装置を設けたため、異種形状の物体の一つが
回収架台７である場合、その吊上げ，吊下ろしを安全に
行うことができ、かつ他の物体が土砂バケット１２であ
るときはその傾きを防止し、確実に昇降させることがで
きる効果がある。
の物体の吊上げ，吊下ろしを同一シャフトで行うものに
おいて、シャフト内に異種形状の物体をそれぞれガイド
するガイド装置を設けたため、異種形状の物体の一つが
回収架台７である場合、その吊上げ，吊下ろしを安全に
行うことができ、かつ他の物体が土砂バケット１２であ
るときはその傾きを防止し、確実に昇降させることがで
きる効果がある。
【図１】本発明の一実施例の全体構成を示すもので、回
収架台の回収状態の説明図。
収架台の回収状態の説明図。
【図２】本発明における、回収架台回収状態の収納容器
の内部構成を平面から見た説明図。
の内部構成を平面から見た説明図。
【図３】土砂バケット吊上げ，吊下げ時の本発明におけ
る全体構成の説明図。
る全体構成の説明図。
【図４】本発明における、土砂バケット吊上げ，吊下げ
時の収納容器の内部構成を平面から見た説明図。
時の収納容器の内部構成を平面から見た説明図。
【図５】本発明に用いられる回収架台の他の例を示す。
１ ニューマチックケーソンのスラブ ２ 作業室 ３ 開口部 ４ ハッチ容器 ５ 収納容器 ５ａ ハッチ ６ 掘削機 ７ 回収架台 ７ａ 立上げ部 ７ｂ ソリ ８ ワイヤ ９ 掘削機走行体 １０ 走行レール １１ ガイドローラ １２ 土砂バケット １３ 回収架台固定ガイド １４ 可動バケットガイド兼回収架台固定ガイド １４ａ 回収架台固定ガイド １４ｂ 可動バケットガイド １４ｃ ガイドローラ接触部 １５ 可動バケットガイド付回収架台固定ガイド １５ａ 回収架台固定ガイド １５ｂ 可動バケットガイド １６ 可動バケットガイド
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成５年１１月２４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、掘削機が吊下げられる回収架台や、掘削土
砂を排出する上砂バケットの如き異種形状の物体を同一
シャフト内を通過させるニューマチックケーソンにおい
て、通過する異種形状の物体の形状に対応して可動自在
なガイド装置をシャフト内に設けたことを特徴とするニ
ューマチックケーソン。
に本発明は、掘削機が吊下げられる回収架台や、掘削土
砂を排出する上砂バケットの如き異種形状の物体を同一
シャフト内を通過させるニューマチックケーソンにおい
て、通過する異種形状の物体の形状に対応して可動自在
なガイド装置をシャフト内に設けたことを特徴とするニ
ューマチックケーソン。
Claims (1)
- 【請求項１】 掘削機が吊下げられる回収架台や、掘削
土砂を排出する土砂バケットの如き異種形状の物体を同
一シャフト内を通過させるニューマチックケーソンにお
いて、 異種物体に対応してそれらを選択的に移動させガイド可
能なガイド装置をシャフト内に設けたことを特徴とする
ニューマチックケーソン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28061293A JPH07103575B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | ニューマチックケーソン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28061293A JPH07103575B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | ニューマチックケーソン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07109739A true JPH07109739A (ja) | 1995-04-25 |
| JPH07103575B2 JPH07103575B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=17627471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28061293A Expired - Fee Related JPH07103575B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | ニューマチックケーソン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07103575B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016075026A (ja) * | 2014-10-02 | 2016-05-12 | 株式会社大本組 | ケーソン掘削機の搬出・搬入装置 |
| JP2016217005A (ja) * | 2015-05-20 | 2016-12-22 | 株式会社大本組 | 搬送装置 |
-
1993
- 1993-10-14 JP JP28061293A patent/JPH07103575B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016075026A (ja) * | 2014-10-02 | 2016-05-12 | 株式会社大本組 | ケーソン掘削機の搬出・搬入装置 |
| JP2016217005A (ja) * | 2015-05-20 | 2016-12-22 | 株式会社大本組 | 搬送装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07103575B2 (ja) | 1995-11-08 |
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Legal Events
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