JPS5835740Y2 - バケツトの吊りロ−プ案内装置 - Google Patents
バケツトの吊りロ−プ案内装置Info
- Publication number
- JPS5835740Y2 JPS5835740Y2 JP12047379U JP12047379U JPS5835740Y2 JP S5835740 Y2 JPS5835740 Y2 JP S5835740Y2 JP 12047379 U JP12047379 U JP 12047379U JP 12047379 U JP12047379 U JP 12047379U JP S5835740 Y2 JPS5835740 Y2 JP S5835740Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rope
- swinging arm
- material shaft
- packet
- rope guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Jib Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ケーソンのマテリアルシャフト中にすり出し
パケットを出し入れする際に該ずり出しパケットのロー
プを該マテリアルシャフトの軸線に沿って自動的に案内
する装置に関する。
パケットを出し入れする際に該ずり出しパケットのロー
プを該マテリアルシャフトの軸線に沿って自動的に案内
する装置に関する。
ケーソン工法によってたとえば地下石油タンクの如き構
造物を建設する際には第１図に示すような設備によって
施工が行われる。
造物を建設する際には第１図に示すような設備によって
施工が行われる。
第１図に於て、１はケーソン２の周囲の地表面に打込ま
れた支持杭であり、該支持杭１の上にはプラットホーム
３が支持されている。
れた支持杭であり、該支持杭１の上にはプラットホーム
３が支持されている。
プラットフォーム３の上にはケーソン２を跨いで門型ク
レーン４が設けられ、この門型クレーン４にはすり出し
パケット５がロープブＲによって吊り下げられている。
レーン４が設けられ、この門型クレーン４にはすり出し
パケット５がロープブＲによって吊り下げられている。
ケーソン２の頂壁には孔２ａが設けられ、ケーソン２の
上には孔２ａを介して掘削室６内に連通ずる筒状のマテ
リアルシャフト７が直立状態に立設されている。
上には孔２ａを介して掘削室６内に連通ずる筒状のマテ
リアルシャフト７が直立状態に立設されている。
マテリアルシャフト７の上端部にはそれと同心のマテリ
アルロック７Ａがマテリアルシャフト７と一体に設けら
れ、該マテリアルロック７Ａ上には第２図に示すような
観音開きの上扉８、下扉９（第２図に於ては上扉８のみ
が示されている）が設けられている。
アルロック７Ａがマテリアルシャフト７と一体に設けら
れ、該マテリアルロック７Ａ上には第２図に示すような
観音開きの上扉８、下扉９（第２図に於ては上扉８のみ
が示されている）が設けられている。
上扉８は（下扉９も上扉８と同じ構造であるから説明を
省略する）第２図に示すように水平な枢着軸１０に枢着
された２枚の半円板形部分１１．１２から戊り、それら
の中心部にはロープＲを通すための小円孔１３が形成さ
れており、また両部分１１．１２の合せ面は両部分の下
面に取付けられたシール部材１４．１５によってシール
されるようになっている。
省略する）第２図に示すように水平な枢着軸１０に枢着
された２枚の半円板形部分１１．１２から戊り、それら
の中心部にはロープＲを通すための小円孔１３が形成さ
れており、また両部分１１．１２の合せ面は両部分の下
面に取付けられたシール部材１４．１５によってシール
されるようになっている。
プラットフォーム３上には門型クレーン４に隣接してす
り排出用のホッパー１６が設けられ、すり出しパケット
５中のすりがここに排出されるようになっている。
り排出用のホッパー１６が設けられ、すり出しパケット
５中のすりがここに排出されるようになっている。
前記の如き設備に於て、すり出しパケット５をマテリア
ルシャフト７中に出し入れする時には、すり出しパケッ
ト５がマテリアルシャフト７中で揺れないようにロープ
Ｒをマテリアルシャフト７の軸線に合致させて降下もし
くは上昇させることが必要となるが、従来はマテリアル
ロック７Ａの上端部に設けられた踊場１７上に人が立ち
、ロープＲを手でつかんでマテリアルシャフトの軸線に
合致させるようにロープを案内していたので、危険でも
あり、且つ人件費の節約という点からみても好ましいこ
とではなかった。
ルシャフト７中に出し入れする時には、すり出しパケッ
ト５がマテリアルシャフト７中で揺れないようにロープ
Ｒをマテリアルシャフト７の軸線に合致させて降下もし
くは上昇させることが必要となるが、従来はマテリアル
ロック７Ａの上端部に設けられた踊場１７上に人が立ち
、ロープＲを手でつかんでマテリアルシャフトの軸線に
合致させるようにロープを案内していたので、危険でも
あり、且つ人件費の節約という点からみても好ましいこ
とではなかった。
従って本考案の目的は、マテリアルシャフト中にすり出
しパケットを出し入れする際に、該ずり出しパケットの
吊りロープブを該マテリアルシャフトの軸線に沿って自
動的に案内することのできる装置を提供することである
。
しパケットを出し入れする際に、該ずり出しパケットの
吊りロープブを該マテリアルシャフトの軸線に沿って自
動的に案内することのできる装置を提供することである
。
以下に添付図面の第３図及び第４図を参照して本考案の
実施例について説明する。
実施例について説明する。
本考案による装置は、マテリアルシャフト７の入口部の
外側に配置された軸１８のまわりに揺動する揺動腕１９
と、該揺動腕１９の先端に設けられた二叉状のロープ案
内片２０と、該揺動腕１９を使用位置■（第３図に二点
鎖線で示されている位置）と非使用位置ＩＩ（第３図に
実線で示されている位置）との間で揺動させる駆動装置
２１と、を有しており、該軸１８及び該揺動腕１９並び
に該駆動装置２１はマテリアルロック７Ａの上端面に設
置された支持フレーム２２ ａによって支持されている
。
外側に配置された軸１８のまわりに揺動する揺動腕１９
と、該揺動腕１９の先端に設けられた二叉状のロープ案
内片２０と、該揺動腕１９を使用位置■（第３図に二点
鎖線で示されている位置）と非使用位置ＩＩ（第３図に
実線で示されている位置）との間で揺動させる駆動装置
２１と、を有しており、該軸１８及び該揺動腕１９並び
に該駆動装置２１はマテリアルロック７Ａの上端面に設
置された支持フレーム２２ ａによって支持されている
。
揺動腕１９は使用位置■の状態に於て該ロープ案内片２
０の二つの指２０ ａ 、２０ ｂ間にマテリアルシャ
フトの軸線０が位置するような長さを有し、基端部近傍
がベルクランク状に直角に屈曲され、該屈曲部の角部に
於て軸１８に枢着されている。
０の二つの指２０ ａ 、２０ ｂ間にマテリアルシャ
フトの軸線０が位置するような長さを有し、基端部近傍
がベルクランク状に直角に屈曲され、該屈曲部の角部に
於て軸１８に枢着されている。
駆動装置２１はたとえばエアシリンダーであり、該エア
シリンダー２１はその中間部分に於て支持フレーム２２
にピン２３によって枢着されており、第３図に二点鎖線
で表示されるようにピン２３のまわりに揺動可能である
。
シリンダー２１はその中間部分に於て支持フレーム２２
にピン２３によって枢着されており、第３図に二点鎖線
で表示されるようにピン２３のまわりに揺動可能である
。
エアーシリンダー２１のピストンロッド２１ ａはクレ
ビス及びピン２４を介して該揺動腕１９の基端部に枢着
されており、ピストンロッド２１ ａの伸長時にはエア
シリンダー２１と揺動腕１９とは第３図に二点鎖線で示
される位置に動かされる。
ビス及びピン２４を介して該揺動腕１９の基端部に枢着
されており、ピストンロッド２１ ａの伸長時にはエア
シリンダー２１と揺動腕１９とは第３図に二点鎖線で示
される位置に動かされる。
該エアシリンダー２１はクレーン４の運転台４Ａから遠
隔操作されるようになっており、すり出しパケット５を
マテリアルシャフト７内に出し入れする際に附勢される
。
隔操作されるようになっており、すり出しパケット５を
マテリアルシャフト７内に出し入れする際に附勢される
。
次に前記の如き本考案の装置の操作及び各部の作動につ
いて説明する。
いて説明する。
すり出しパケット５をマテリアルシャフト７内に吊り込
む際には、クレーン運転者はすり出しパケット５がマテ
リアルシャフト７の入口に進入すると同時に手元の操作
レバーを操作してニアリンダ−２１を第３図の実線位置
から二点鎖線位置になるように操作すれば、揺動腕１９
も実線位置から二点鎖線位置に移動してすり出しバケツ
１〜５の吊りロープＲはロープ案内片２０の二つの指２
０ａ。
む際には、クレーン運転者はすり出しパケット５がマテ
リアルシャフト７の入口に進入すると同時に手元の操作
レバーを操作してニアリンダ−２１を第３図の実線位置
から二点鎖線位置になるように操作すれば、揺動腕１９
も実線位置から二点鎖線位置に移動してすり出しバケツ
１〜５の吊りロープＲはロープ案内片２０の二つの指２
０ａ。
２０ ｂによって側方への動きが規制されるので該ロー
プＲはマテリアルシャフト７の軸線に沿って下降するこ
とになる。
プＲはマテリアルシャフト７の軸線に沿って下降するこ
とになる。
以上のように、本考案によれば、ケーソン施工設備に於
てマテリアルシャフト中へのすり出しパケットの出し入
れに際して該パケットの吊りロープを該マテリアルシャ
フトの軸線に沿って自動的に案内することかで゛きるの
で゛、マテリアルシャフト上端の踊場にロープ案内用の
人員を配置する必要がなくなり、ケーソン工法の施工に
際しての作業の安全性が向上するばかりではなく、人件
費の節約もでき全自動化ができるという利点が得られる
。
てマテリアルシャフト中へのすり出しパケットの出し入
れに際して該パケットの吊りロープを該マテリアルシャ
フトの軸線に沿って自動的に案内することかで゛きるの
で゛、マテリアルシャフト上端の踊場にロープ案内用の
人員を配置する必要がなくなり、ケーソン工法の施工に
際しての作業の安全性が向上するばかりではなく、人件
費の節約もでき全自動化ができるという利点が得られる
。
第１図は公知のケーソン施工設備の概略図、第２図は第
１図の設備の一部であるマテリアルロック中の扉の平面
図、第３図及び第４図は本考案による装置の概略図であ
る。 ２・・・・・・ケーソン、４・・・・・・円型クレーン
、５・・・・・・すり出しパケット、７・・・・・・マ
テリアルシャフト７Ａ・・・・・・マテリアルロック、
８・・・・・・上扉、９・・・・・・下扉、１９・・・
・・・揺動腕、２０・・・・・・ロープ案内片、２１・
・・・・・エアシリンダー（駆動装置）。
１図の設備の一部であるマテリアルロック中の扉の平面
図、第３図及び第４図は本考案による装置の概略図であ
る。 ２・・・・・・ケーソン、４・・・・・・円型クレーン
、５・・・・・・すり出しパケット、７・・・・・・マ
テリアルシャフト７Ａ・・・・・・マテリアルロック、
８・・・・・・上扉、９・・・・・・下扉、１９・・・
・・・揺動腕、２０・・・・・・ロープ案内片、２１・
・・・・・エアシリンダー（駆動装置）。
Claims (1)
- ケーソン上に直立されたマテリアルシャフト中にパケッ
トを出し入れする際に使用するパケットの吊りロープ案
内装置において、マテリアルシャフトの軸線に直立する
面内に設けた軸に揺動腕を枢着し、該揺動腕を回動する
駆動装置を設け、該揺動腕にはその先端にロープ案内片
が形成されており、該揺動腕は使用位置において吊りロ
ープを案内することを特徴とするパケットの吊りロープ
案内装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12047379U JPS5835740Y2 (ja) | 1979-09-03 | 1979-09-03 | バケツトの吊りロ−プ案内装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12047379U JPS5835740Y2 (ja) | 1979-09-03 | 1979-09-03 | バケツトの吊りロ−プ案内装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5641756U JPS5641756U (ja) | 1981-04-17 |
| JPS5835740Y2 true JPS5835740Y2 (ja) | 1983-08-11 |
Family
ID=29352650
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12047379U Expired JPS5835740Y2 (ja) | 1979-09-03 | 1979-09-03 | バケツトの吊りロ−プ案内装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5835740Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5154672A (en) * | 1989-10-27 | 1992-10-13 | Hills Industries Limited | Swinging arm pivotal support means |
-
1979
- 1979-09-03 JP JP12047379U patent/JPS5835740Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5641756U (ja) | 1981-04-17 |
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