JPH07109471B2 - ストロボ発光制御方式 - Google Patents
ストロボ発光制御方式Info
- Publication number
- JPH07109471B2 JPH07109471B2 JP61307402A JP30740286A JPH07109471B2 JP H07109471 B2 JPH07109471 B2 JP H07109471B2 JP 61307402 A JP61307402 A JP 61307402A JP 30740286 A JP30740286 A JP 30740286A JP H07109471 B2 JPH07109471 B2 JP H07109471B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- control method
- emission control
- shutter
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Shutters For Cameras (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は、絞り兼用シヤッタを用いたカメラにおける、
ストロボ発光制御方式に関する。
ストロボ発光制御方式に関する。
＜従来の技術＞ 時折、暗黒ではないが、手振れ限界（1/30秒）を超える
ような暗い周囲光で、この周囲光に対しても適正露出あ
るいはそれに近い露出となり、かつ主目標となる被写体
に対してはフラッシュ（ストロボ）撮影を行いたい場合
がある。いわゆるFMモードでの日中撮影である。
ような暗い周囲光で、この周囲光に対しても適正露出あ
るいはそれに近い露出となり、かつ主目標となる被写体
に対してはフラッシュ（ストロボ）撮影を行いたい場合
がある。いわゆるFMモードでの日中撮影である。
この場合、従来では第５図に示すように、シヤッタ羽根
の開口情報、すなわちＦ値（絞り値）情報を順次読み込
んで行き、このＦ値がストロボ装置のガイドナンバーか
ら算出した主目標となる被写体に適合するＦ値（例えば
F2）と合致した時に、ストロボ発光を行い、そして周囲
光に対しては更に適正露出となるまで露出を続行するよ
うになっている。
の開口情報、すなわちＦ値（絞り値）情報を順次読み込
んで行き、このＦ値がストロボ装置のガイドナンバーか
ら算出した主目標となる被写体に適合するＦ値（例えば
F2）と合致した時に、ストロボ発光を行い、そして周囲
光に対しては更に適正露出となるまで露出を続行するよ
うになっている。
＜発明が解決しようとする問題点＞ しかし、主目標となる被写体が移動しているものである
場合、例えば走行中の自動車であると、従来では第６図
に示すように、自動車の前面（進行方向）に陰となる部
分が出来た。すなわち、ストロボ発光の時点tsで、自動
車は瞬時に適正露出となり鮮明に写し出される（実線）
が、時点ts以降も可成の時間露出が続くことになるか
ら、周囲光が暗いとは云え、時間ts〜t4（t1〜ts間は便
宜上無視する）ではある程度の露出量となり、この露出
により進行している自動車は時々刻々移し出される。そ
して、これらts〜t4の画像（一点鎖線図示）は、ts時点
でのストロボ光によるこのに較べ薄いから、ストロボ光
による実線図示に対し陰となる。
場合、例えば走行中の自動車であると、従来では第６図
に示すように、自動車の前面（進行方向）に陰となる部
分が出来た。すなわち、ストロボ発光の時点tsで、自動
車は瞬時に適正露出となり鮮明に写し出される（実線）
が、時点ts以降も可成の時間露出が続くことになるか
ら、周囲光が暗いとは云え、時間ts〜t4（t1〜ts間は便
宜上無視する）ではある程度の露出量となり、この露出
により進行している自動車は時々刻々移し出される。そ
して、これらts〜t4の画像（一点鎖線図示）は、ts時点
でのストロボ光によるこのに較べ薄いから、ストロボ光
による実線図示に対し陰となる。
このように、自動車の進行方向前方に陰が出来ると、人
々に違和感を与える。すなわち、後退しているような印
象を与える欠点があった。
々に違和感を与える。すなわち、後退しているような印
象を与える欠点があった。
＜問題点を解決するための手段＞ そこで、第１図に示すように、時点t3から始まるシヤッ
タ羽根の閉成動作中、主目標となる被写体に適合するＦ
値（立てばF2）となる時点tsでストロボ発光させるよう
にしたものである。
タ羽根の閉成動作中、主目標となる被写体に適合するＦ
値（立てばF2）となる時点tsでストロボ発光させるよう
にしたものである。
＜作 用＞ 走行中の自動車は、シヤッタ羽根が閉成中絞り値がF2と
なる時点tsでのストロボ発光により、その時点で鮮明に
写し出され（第２図参照）、それ以前のt1〜ts間の露出
は薄い画像（一点鎖線図示）として自動車の後方に現
れ、この部分が陰となるから、人々には進行している印
象をより強く与え、何ら違和感がない。
なる時点tsでのストロボ発光により、その時点で鮮明に
写し出され（第２図参照）、それ以前のt1〜ts間の露出
は薄い画像（一点鎖線図示）として自動車の後方に現
れ、この部分が陰となるから、人々には進行している印
象をより強く与え、何ら違和感がない。
＜実 施 例＞ 以下本発明の一実施例について図面を参照して説明する
が、現在一般的に用いられているように、絞り兼用のシ
ヤッタ羽根には羽根の周辺にスリットが設けられてい
て、所定位置に設置されたセンサー、例えばホトインタ
ラプタにより、開口（Ｆ値）情報が読み取れるようにな
っているものとする。
が、現在一般的に用いられているように、絞り兼用のシ
ヤッタ羽根には羽根の周辺にスリットが設けられてい
て、所定位置に設置されたセンサー、例えばホトインタ
ラプタにより、開口（Ｆ値）情報が読み取れるようにな
っているものとする。
今、第３図に示す構成図において、FMモードでのフラッ
シュ撮影に際し、シヤッタレリーズでスイッチSW1をオ
ンすると、手振れ限界を考慮した打切秒時回路１が作動
し、第４図Ｂのようなステップパルスを出力し、トラン
ジスタT1をオンさせ、シヤッタ羽根を駆動するモーター
Ｍが作動し、シヤッタ羽根が開放動作を開始する。
シュ撮影に際し、シヤッタレリーズでスイッチSW1をオ
ンすると、手振れ限界を考慮した打切秒時回路１が作動
し、第４図Ｂのようなステップパルスを出力し、トラン
ジスタT1をオンさせ、シヤッタ羽根を駆動するモーター
Ｍが作動し、シヤッタ羽根が開放動作を開始する。
シヤッタ羽根の開放に伴って、Ｆ値情報はホトインタラ
プタ２を含む羽根モニター回路３で検出され、この出力
（第４図Ａ参照）からは絞り値F1、F2、……に対応した
パルスが発生し、Ｆ値を検出する毎にアンド回路４に
“1"が入力される。一方、シヤッタ羽根の開放中は打切
秒時回路１からの出力も“1"であるから、インバータ５
を経てアンド回路４へは“0"が入力され、アンド回路４
は“0"出力で、ISO（フイルム感度）、AF（自動焦点）
により所定数がセットされたカウンター５は作動しな
い。
プタ２を含む羽根モニター回路３で検出され、この出力
（第４図Ａ参照）からは絞り値F1、F2、……に対応した
パルスが発生し、Ｆ値を検出する毎にアンド回路４に
“1"が入力される。一方、シヤッタ羽根の開放中は打切
秒時回路１からの出力も“1"であるから、インバータ５
を経てアンド回路４へは“0"が入力され、アンド回路４
は“0"出力で、ISO（フイルム感度）、AF（自動焦点）
により所定数がセットされたカウンター５は作動しな
い。
しかし、打切秒時が終了し、打切秒時回路１の出力が
“0"となると、トランジスタT1がオフとなり、モーター
Ｍが停止し、メカ遅れ（τ秒）があって、シヤッタ羽根
が閉成動作を開始する。このため、開放時とは逆に、羽
根モニター回路３からの出力は、F4、F3、……となり
（閉成動作の傾斜が大きいからパルス巾の狭い波形とな
り）、カウンター５へ入力される。一方この時は打切秒
時回路１の出力が“0"で、インバータ５の出力が“1"と
なっているから、閉成動作時のパルス列がそのままカウ
ンター６へ入力され、予めセットされたパルス数、例え
ば３個で絞り値がF2となった所（出力Ｃの発生）で、発
光回路７が動作し、図示しないストロボ発光が行われ
る。
“0"となると、トランジスタT1がオフとなり、モーター
Ｍが停止し、メカ遅れ（τ秒）があって、シヤッタ羽根
が閉成動作を開始する。このため、開放時とは逆に、羽
根モニター回路３からの出力は、F4、F3、……となり
（閉成動作の傾斜が大きいからパルス巾の狭い波形とな
り）、カウンター５へ入力される。一方この時は打切秒
時回路１の出力が“0"で、インバータ５の出力が“1"と
なっているから、閉成動作時のパルス列がそのままカウ
ンター６へ入力され、予めセットされたパルス数、例え
ば３個で絞り値がF2となった所（出力Ｃの発生）で、発
光回路７が動作し、図示しないストロボ発光が行われ
る。
それ故、主目標の被写体が走行中の自動車である場合、
既に説明した第２図に示すように、時間t1〜tsまでは一
点鎖線図示の如く薄く写し出され、時点tsのストロボ光
で実線図示のように鮮明に写される（時間ts〜t4の露出
量は少ないので便宜上無視して説明した）から、見た目
には後方に陰をひいた写真となる。
既に説明した第２図に示すように、時間t1〜tsまでは一
点鎖線図示の如く薄く写し出され、時点tsのストロボ光
で実線図示のように鮮明に写される（時間ts〜t4の露出
量は少ないので便宜上無視して説明した）から、見た目
には後方に陰をひいた写真となる。
＜発明の効果＞ このように、シヤッタ羽根の閉成途中でストロボを発光
させるようにしたから、移動している被写体の後方側に
陰が出来るようになり、人々に違和感を与えることがな
く、むしろスピード感を与えて画面を引き立たせる効果
がある。
させるようにしたから、移動している被写体の後方側に
陰が出来るようになり、人々に違和感を与えることがな
く、むしろスピード感を与えて画面を引き立たせる効果
がある。
第１図は本発明の一実施例を説明する波形図、第２図は
移動体に対する画像説明図、第３図は同実施例を達成す
るためのブロック構成図、第４図は各部の出力波形図及
び対応する開口波形図であり、第５、６図はそれぞれ第
１、２図に対応する従来例である。 １……打切秒時回路、３……羽根モニター回路、６……
カウンター、７……発光回路、Ｍ……モーター。
移動体に対する画像説明図、第３図は同実施例を達成す
るためのブロック構成図、第４図は各部の出力波形図及
び対応する開口波形図であり、第５、６図はそれぞれ第
１、２図に対応する従来例である。 １……打切秒時回路、３……羽根モニター回路、６……
カウンター、７……発光回路、Ｍ……モーター。
Claims (1)
- 【請求項１】絞り兼用シヤッタ羽根を有するレンズシヤ
ッタにおいて、シヤッタ羽根の閉成中、ガイドナンバー
から算出した被写体距離に適合する絞り値となった時
に、ストロボ発光を行わせるようにしたことを特徴とす
るストロボ発光制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61307402A JPH07109471B2 (ja) | 1986-12-23 | 1986-12-23 | ストロボ発光制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61307402A JPH07109471B2 (ja) | 1986-12-23 | 1986-12-23 | ストロボ発光制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63159833A JPS63159833A (ja) | 1988-07-02 |
| JPH07109471B2 true JPH07109471B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=17968618
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61307402A Expired - Lifetime JPH07109471B2 (ja) | 1986-12-23 | 1986-12-23 | ストロボ発光制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07109471B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4550960B2 (ja) * | 1999-03-19 | 2010-09-22 | Ｈｏｙａ株式会社 | レンズシャッタカメラ |
| AU2001250876A1 (en) * | 2000-03-17 | 2001-10-03 | Formfactor, Inc. | Method and apparatus for planarizing a semiconductor contactor |
| JP2009265269A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Nikon Corp | 撮影用照明装置、撮影装置 |
-
1986
- 1986-12-23 JP JP61307402A patent/JPH07109471B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63159833A (ja) | 1988-07-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3189018B2 (ja) | カメラの手振れ防止装置 | |
| JP2701317B2 (ja) | カメラの測光・焦点調節装置 | |
| JPH07109471B2 (ja) | ストロボ発光制御方式 | |
| US4325618A (en) | Light source apparatus | |
| JPS599885B2 (ja) | 電気式フォ−カルプレ−ンシャッタ−カメラにおける日中シンクロ制御装置 | |
| JP2578526B2 (ja) | カメラ | |
| JPH04220632A (ja) | 電子閃光装置の発光制御システム | |
| JP2524818B2 (ja) | １フレ―ム連続撮影カメラ | |
| JPH0136089B2 (ja) | ||
| US5138361A (en) | Electronic flash control device employing a plurality of control signals | |
| JP2517890B2 (ja) | シャッタ―速度制御装置 | |
| USRE35196E (en) | Electronic flash control device employing a plurality of control signals | |
| JP2687246B2 (ja) | 撮影条件決定装置 | |
| JP2814597B2 (ja) | フィルムサイズ切替え可能なカメラ | |
| JPH10142685A (ja) | 銀塩撮影および電子撮像兼用カメラ | |
| JP3221815B2 (ja) | カメラ | |
| JPH01316726A (ja) | カメラシステム | |
| JP2936801B2 (ja) | 赤目防止機構付きトリミングカメラ | |
| JP3216905B2 (ja) | カメラ | |
| JP3026653B2 (ja) | ファインダ内表示制御装置 | |
| JPS5929844B2 (ja) | モ−タドライブ用自動露出制御カメラ | |
| JPH09113948A (ja) | カメラにおける手振れ防止装置およびその方法 | |
| JP2967768B2 (ja) | 一眼レフレックスカメラ | |
| JPH0719018B2 (ja) | カメラ | |
| JPH0736083A (ja) | カメラ |