JPH0736083A - カメラ - Google Patents

カメラ

Info

Publication number
JPH0736083A
JPH0736083A JP20206793A JP20206793A JPH0736083A JP H0736083 A JPH0736083 A JP H0736083A JP 20206793 A JP20206793 A JP 20206793A JP 20206793 A JP20206793 A JP 20206793A JP H0736083 A JPH0736083 A JP H0736083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
mode
camera
finder
strobe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20206793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidehiko Fukahori
英彦 深堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP20206793A priority Critical patent/JPH0736083A/ja
Publication of JPH0736083A publication Critical patent/JPH0736083A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shutter-Related Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影中であってもファインダ内において被写
体の観察を行うことを可能し、かつストロボの同調タイ
ミングをシャッタの閉じ動作の直前にするストロボモー
ド時における操作性を大幅に向上させる。 【構成】 被写体像を常にファインダ内へ導き、その観
察を可能とする光学部材と、ストロボの同調タイミング
をシャッタの閉じ動作の直前にするストロボモードが選
択されている際には、シャッタをバブルモードに設定す
ると共に、レリーズ操作に応答して、シャッタ秒時を開
閉及びストロボ発光の制御を行う制御手段PRSとを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストロボの同調タイミ
ングをシャッタの閉じ動作の直前にするストロボモード
を有するカメラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラのストロボ装置は、シャッ
タの先幕の開き動作が終了した直後に発光していたの
で、低速シャッタのストロボ撮影で動きのある被写体を
撮る場合、図9に示す様に、ストロボ光で照明された被
写体の光跡25,26が車の進行方向に向って流れ、不
自然な感じがあった。すなわち、車のヘッドライト2
3,テールランプ24が、ストロボが発光した後もシャ
ッタが開いている間、軌跡となって写し込まれるので、
ヘッドライト23の光跡25とテールランプ24の光跡
26が車の進行方に向って流れることになる。
【0003】したがって、前に向かって進行している車
の写真があたかもバックしている様に写ってしまってい
た。
【0004】この点に鑑み、ストロボの発光タイミング
をシャッタの閉じ動作に応答させるものも提案され、図
10の様に、ヘッドライトの光跡27とテールランプの
光跡28を、車のヘッドライト23とテールランプ24
の光跡として写し、シャッタの閉じ動作に応答してスト
ロボを発光させ、車全体をストロボ照明して撮影し、結
果として前記ヘッドライト23の光跡27とテールラン
プ24の光跡28が車の進行方向とは逆方向に向って流
れ、見た目に違和感の無い写真が撮影できるようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、被写体の移動スピードに対して撮影者がイメ
ージする光跡に応じた露光時間を設定し、頃合いを見計
らってシャッタレリーズを行う必要があった。つまり、
撮影開始のタイミング,撮影終了のタイミングを取るの
が難しかった。
【0006】また、一眼レフカメラでは、撮影時にはク
イックリターンミラーが撮影光路から退避する為、露光
中に被写体をファインダで確認できず、撮影者が狙った
構図を確認することが出来なかった。
【0007】(発明の目的)本発明の目的は、撮影中で
あってもファインダ内において被写体の観察を行うこと
を可能とすると共に、ストロボの同調タイミングをシャ
ッタの閉じ動作の直前にするストロボモード時における
操作性を大幅に向上させることのできるカメラを提供す
ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、被写体像を常
にファインダ内へ導き、その観察を可能とする光学部材
と、ストロボの同調タイミングをシャッタの閉じ動作の
直前にするストロボモードが選択されている際には、シ
ャッタをバブルモードに設定すると共に、レリーズ操作
に応答して、シャッタ秒時を開閉及びストロボ発光の制
御を行う制御手段とを備え、光学部材の働きにより撮影
中も被写体像をファインダ内へ導く共に、ストロボの同
調タイミングをシャッタの閉じ動作の直前にするストロ
ボモードが選択されている際には、シャッタ秒時をバブ
ルモードに自動的に設定するようにしている。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0010】図1は本発明の第1の実施例を一眼レフカ
メラに採用した際の、該カメラ斜視図である。
【0011】図1において、1はカメラ本体、2はカメ
ラの外部情報表示窓、3は情報入力ダイヤル、4はレリ
ーズボタン、5は内蔵ストロボで、ストロボ使用時には
ポップアップする様に構成されている。6は指標で、モ
ードダイヤル7の位置合わせに使用する。8は、撮影光
束をファインダに導く、ペリクル膜で構成される固定ハ
ーフミラーであり、撮影時も可動しないので常にファイ
ンダで被写体を視認できる様になっている。
【0012】図2は本発明の第1の実施例をレンズシャ
ッタカメラに採用した際の、該カメラ斜視図である。
【0013】図2において、9はカメラ本体、10はレ
リーズボタン、11はオートフォーカスの為の投光窓、
12は前記投光窓11からの被写体に投光された光の反
射光を受光する受光窓、13はファインダ窓で、後述の
撮影レンズ17の光束とは独立して常に被写体を視認で
きる様になっている。14は指標で、モードダイヤル1
5の位置合わせを行う。16は内蔵ストロボ、17は撮
影レンズである。
【0014】図3は上記のレリーズボタンの構成を示す
斜視図である。なお、髄及び図2のレリーズボタン4,
10とも同一の構成であるため、ここではレリーズボタ
ン4を例にして説明する。
【0015】図3において、18はレリーズボタン4が
撮影者によって押された際にその先端部4aと当接する
第一接片である。19は前記レリーズボタン4の押し込
みにより前記第一接片18と当接するグランド接片であ
り、これら接片によって撮影準備動作を開始させるスイ
ッチSW1を構成している。20は前記レリーズボタン
4の更なる押し込みよって前記グランド接片19と当接
する第二接片であり、これら接片によって撮影動作を開
始させるスイッチSW2を構成している。21,22は
前記接片18〜20を絶縁する絶縁部材である。
【0016】図4は例えば図3の一眼レフカメラの回路
ブロック図である。
【0017】図4において、PRSはカメラの各種動作
の制御を行うもので、例えば内部にCPU(中央演算処
理装置),ROM,RAM,A/D変換機能を有する1
チップ・マイクロコンピュータ(以下、マイコンと略
す)である。
【0018】このマイコンPRSは、ROMに格納され
たカメラのシーケンス・プログラムに従って、自動露出
制御機能,自動焦点検出機能,ストロボ制御機能,フィ
ルム巻上,メカチャージ機能等のカメラの一連の動作を
制御する。その為、マイコンPRSは、同期式通信用信
号SO,SI,SCLK,通信選択信号CLCM,CS
DR,CDDを用いて、カメラ本体内の周辺回路、およ
び、レンズと通信して、各々の回路やレンズの動作を制
御する。
【0019】SOはマイコンPRSから出力されるデー
タ信号,SIはマイコンPRSに入力されるデータ信
号,SCLKは信号SO,SIの同期クロックである。
【0020】LCMはレンズ通信バッファ回路であり、
カメラが動作中のときはレンズ用電源端子に電力を供給
すると共に、マイコンPRSからの選択信号CLCMが
高電位レベル(以下“H”と略記する)のときにはカメ
ラとレンズ間通信バッファとなる。即ち、マイコンPR
Sが選択信号CLCMを“H”にして、同期クロックS
CLKに同期して所定のデータを信号SOから送出する
と、バッファ回路LCMはカメラ・レンズ間接点を介し
て同期クロックSCLK,信号SOの各バッファ信号を
レンズへ出力する。それと同様にレンズからのレンズ焦
点距離等の信号を信号SIとして出力し、同期クロック
SCLKに同期して上記信号SIをレンズからデータと
して入力する。
【0021】SDRはCCD等から構成される焦点検出
用のラインセンサ装置の駆動回路であり、通信選択信号
CSDRが“H”のとき選択されて、信号SO,SI,
クロックSCLKを用いて制御される。SPCは撮影レ
ンズを介した被写体からの光を受光する露光制御用測光
センサであり、その出力SSPCはマイコンPRSのア
ナログ端子に入力され、A/D変換後、所定のプログラ
ムに従って自動露出制御(AE)に用いられる。
【0022】DDRはスイッチ検知および表示用回路で
あり、信号CDDRが“H”のとき選択されて、信号S
O,SI,同期クロックSCLKを用いてマイコンPR
Sにて制御され、マイコンPRSから送られてくるデー
タに基づいてカメラの表示器DSPの表示を切り換えた
り、カメラの各種状態に連動するスイッチ又は状態信号
を通信によってマイコンPRSへ報知する。FMSはフ
ィルム給送検知回路で、検知出力は信号SFMSとして
回路DDRに入力する。MESはシャッタ,ミラー等の
メカ位相検知回路で、検知出力は信号SMESとして回
路DDRに入力する。SMSはストロボモード検知回路
であり、シャッタの先幕走行完了でストロボが発光する
先幕シンクロモードと、シャッタの後幕走行開始直前に
ストロボが発光する後幕シンクロモードの何れが選択さ
れているかを検知して信号SSMSとして回路DDRに
入力する。
【0023】Xは先幕走行完了でオンするスイッチ、C
N2は後幕走行完了でオンするスイッチである。
【0024】SW1,SW2は前述の図3で説明した前
記レリーズボタン4に連動したスイッチであり、前記レ
リーズボタン4の第一段階の押し下げによりスイッチS
W1がオンし、引き続いて第二段階までの押し下げによ
りスイッチSW2がオンする。マイコンPRSは後述す
るようにスイッチSW1のオンで撮影準備動作つまり測
光,自動焦点調節を行い、スイッチSW2のオンで撮影
動作、つまり露出制御,ストロボ発光,フィルム巻上げ
を行う。
【0025】M1はフィルム給送用モータ,M2はシャ
ッタチヤージ用モータであり、各々の駆動回路MDR
1,MDR2によって正転,逆転の制御が行われる。マ
イコンPRSから駆動回路MDR1,MDR2に入力さ
れている信号M1F,M1R,M2F,M2Rはモータ
制御用の信号である。
【0026】Mg1,Mg2は信号SMG1,SMG2
により増幅トランジスタTr1,Tr2がオンされるこ
とにより駆動するシャッタ先幕走行開始用マグネット,
後幕走行開始用マグネットであり、マイコンPRSによ
りシャッタ秒時が制御される。
【0027】FLSHはメインコンデンサ,キセノン管
を含むストロボ回路で、発光信号FS,発光停止信号F
O,充電開始信号SC,充電完了信号CFを介してマイ
コンPRSにより制御される。
【0028】上記構成における一眼レフカメラの動作に
ついて、図5のフローチャートを用いて説明する。
【0029】不図示の電源スイッチがオンとなると、マ
イコンPRSへの給電が開始され、マイコンPRSはR
OMに格納されたシーケンス・プログラムの実行を開
始、つまりステップ101よりの動作を開始する。 [ステップ101] レリーズボタン4の第一第階の押
し下げによりオンとなるスイッチSW1の状態を検知
し、該スイッチSW1がオフの時はステップ102へ移
行し、オンすることによりステップ103へ移行する。 [ステップ102] マイコン内のRAMに設定されて
いる制御用フラグ,変数を全てクリア(初期化)し、再
びステップ101へ戻る。
【0030】上記の様にスイッチSW1がオンとなるこ
とにより、ステップ101から103へ移行する。 [ステップ103] ストロボの同調タイミングを先幕
の走行完了時か、後幕の走行直前かの判定を行う。これ
は、図1のモードダイヤル7で前記先幕シンクロか後幕
シンクロかの設定ができる様になっており、後幕シンク
ロの設定がなされていなければステップ104へ移行
し、後幕シンクロの設定がなされていればステップ10
5へ移行する。 [ステップ104] 通常のシーケンスでカメラの動作
を実行する。
【0031】上記の様に後幕シンクロに設定されていれ
ば、ステップ103から105へ移行する。 [ステップ105] シャッタスピードをバルブにセッ
トする。また、これと同時にシャッタ秒時のファインダ
内表示を、図6の状態から図7の状態に変化させる。
【0032】すなわち、図6はストロボを使用しない時
の測光値の表示例を示すもので、図中、29はシャッタ
スピードの値を表示しており、「1/2000」秒時で
あることを示している。30は絞り値を表示しており、
「5.6 」の絞り値で撮影される事を示している。そし
て、前記ステップ105でシャッタスピードがバルブに
セットされると、図7の31にて示す様にセブンセグメ
ントを利用してシャッタスピードが「bulb」と表示
される。これによってシャッタ秒時がバルブになってい
る事を撮影者は知ることができる。この表示は、ファイ
ンダ内のみではなくて他の場所、例えば図4の表示器D
SPにも表示しても良い。なお、絞り値については「5.
6 」と変化していないが、これは撮影者の意志によって
変更可能である。 [ステップ106] 上記シャッタ秒時のバルブセット
を終了すると、このステップにおいて公知のAF動作を
行う。 [ステップ107] レリーズボタン4の第二段階の押
し込みでオンするスイッチSW2の状態を検出し、該ス
イッチSW2がオフならばここで待機する。その後、該
スイッチSW2がオンとなるとステップ108へ移行す
る。 [ステップ108] SMG1信号を出力してシャッタ
先幕走行開始用マグネットMg1を励磁する。これによ
り、シャッタの先幕がスタートしてシャッタの開き動作
が開始し、フィルムへの露光が始まる。
【0033】この実施例のカメラは、ミラー8が固定ハ
ーフミラーなので、撮影者はファインダで被写体を視認
しながら撮影者の意図した撮影開始タイミング時に前記
レリーズボタン7を押し込めば良く、露光中も被写体の
状態をファインダで視認し続けられる。 [ステップ109] 前記スイッチSW2の状態を検出
し、該スイッチSW2がオンしている間、このステップ
に待機する。よって、露光が続けられることになる。そ
の後、図10の様な写真を撮る為に撮影者が被写体の動
きを視認し続け、ここぞと思った時に前記レリーズボタ
ン4の押し込みが止められることになるが、これにより
上記スイッチSW2がオフとなるとステップ110へ移
行する。 [ステップ110] 信号FSをストロボ回路FLSH
へ送り、ストロボ発光を行う。その後、不図示のストロ
ボ調光回路の出力に基づいてストロボ発光停止信号FO
を出力することにより、このストロボ発光は停止する。 [ステップ111] SMG2信号を出力し、シャッタ
後幕走行用マグネットMg2を励磁する。これにより、
シャッタの後幕が走行して露光が終了する。また、この
後幕の走行完了によりスイッチCN2がオンする。 [ステップ112] 上記スイッチCN2のオンによ
り、マイコンPRSはM1F,F2F信号に基づいてモ
ータM1,M2を正転させ、それぞれフィルム巻上げ,
シャッタチャージを行う。その後、1駒分のフィルム巻
上げ完了を、フィルム信号検出回路FMSからの信号S
FMSによって回路DDRを介して検知すると、マイコ
ンPRSは前記モータM1を停止する。また、シャッタ
チャージの終了を、メカ位相信号検出回路MESからの
信号SMESによって回路DDRを介して検知すると、
マイコンPRSは前記モータM2を停止する。
【0034】(第2の実施例)図8は本発明の第2の実
施例におけるカメラの主要部分の動作を示すフローチャ
ートであり、カメラの構成は第1の実施例と同様である
のでここでは省略する。
【0035】この実施例は、図5の実施例に対して、レ
リーズボタン7の第2段階の押し込み後の一部が異なる
ので、ここでは図8のステップ207〜212のみにつ
いて説明する。
【0036】ステップ206において公知のAF動作を
終了すると、マイコンPRSはステップ207へと動作
を進める。 [ステップ207] レリーズボタン4の第二段階の押
し込みでオンするスイッチSW2の状態を検出し、該ス
イッチSW2がオフならばここで待機する。その後、該
スイッチSW2がオンとなるとステップ208へ移行す
る。 [ステップ208] SMG1信号を出力してシャッタ
先幕走行開始用マグネットMg1を励磁する。これによ
り、シャッタの先幕がスタートしてシャッタの開き動作
が開始し、フィルムへの露光が始まる。 [ステップ209] 前記スイッチSW2の状態を検出
し、該スイッチSW2がオンしている間、このステップ
に待機する。その後、前記レリーズボタン4の押し込み
が止められ、上記スイッチSW2がオフとなるとステッ
プ210へ移行する。 [ステップ210] バルブ露光中であることの表示を
行う。つまり、図10の状態において「buLb」表示
を点滅させる。これは、レリーズボタン7の押圧操作が
停止されても露光が続けられていることの警告の意味も
含めている。 [ステップ211] 再度レリーズボタン4の第二段階
の押し込みがなされたか否かをスイッチSW2の状態に
より検出する。この結果、該スイッチSW2がオフなら
ばここで待機する。その後、該スイッチSW2がオンと
なるとステップ212へ移行する。 [ステップ212] 信号FSをストロボ回路FLSH
へ送り、ストロボ発光を行う。その後、不図示のストロ
ボ調光回路の出力に基づいてストロボ発光停止信号FO
を出力することにより、このストロボ発光は停止する。
【0037】以下、第1の実施例と同様の動作が行われ
る。
【0038】ここで、上記の第1の実施例との違いを要
約すると、レリーズボタン7の再押しによって後幕シン
クロのストロボ発光タイミングを制御する様にしたこと
である。
【0039】これは、画面を切り取るという行為に対し
て、レリーズボタンを押すという事がカメラの操作とし
て自然であるからである。すなわち、図10の様な写真
を撮るのに、ファインダで被写体を見ながらヘッドライ
ト,テールランプの光跡のスタート位置をレリーズボタ
ン7の押し込みによって制御し、再度のレリーズボタン
7の押し込みでストロボを発光させ、車全体をストロボ
撮影することを制御するものである。
【0040】以上の第1及び第2の実施例によれば、シ
ャッタ閉じ動作直前にストロボ発光する後幕シンクロの
ストロボモードに設定すると、シャッタ秒時をバブルモ
ード自動的に設定するようにしているため、露出のスタ
ート,ストロボの発光,露出の停止タイミングを撮影者
が制御することが可能となり、後幕シンクロ撮影時にお
ける操作性が大幅に向上する。
【0041】また、被写体を常にファインダ内にて視認
できるように撮影光束をファインダ側とフィルム側へ分
割するミラーをハーフミラーとしているため、露光中も
被写体を確認を行うことができ、ストロボ発光のタイミ
ングを適切に行うことができる。
【0042】また、レリーズボタンの「押し込み」−
「開放と押し込み」−「再押し込み」とでカメラの制御
を切換えることが可能なため、使用者の好みに合せた操
作性が得られる。
【0043】(変形例)本実施例では、第1の実施例の
カメラと第2の実施例のカメラそれぞれを想定している
が、これらを同一のカメラで選択できる様にしてもい
い。又、レリーズボタンで露出スタート,ストロボ発光
制御を行っているが、それぞれ独立操作部材を設けても
構わない。
【0044】また、本実施例はカメラの内蔵ストロボを
使っているが、外付けストロボでも構わない。又、図5
及び図8は一眼レフカメラの動作について説明している
が、図2に示すレンズシャッタカメラであっても同様で
ある。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被写体像を常にファインダ内へ導き、その観察を可能と
する光学部材と、ストロボの同調タイミングをシャッタ
の閉じ動作の直前にするストロボモードが選択されてい
る際には、シャッタをバブルモードに設定すると共に、
レリーズ操作に応答して、シャッタ秒時を開閉及びスト
ロボ発光の制御を行う制御手段とを備え、光学部材の働
きにより撮影中も被写体像をファインダ内へ導く共に、
ストロボの同調タイミングをシャッタの閉じ動作の直前
にするストロボモードが選択されている際には、シャッ
タ秒時をバブルモードに自動的に設定するようにしてい
る。
【0046】よって、撮影中であってもファインダ内に
おいて被写体の観察を行うことを可能とすると共に、ス
トロボの同調タイミングをシャッタの閉じ動作の直前に
するストロボモード時における操作性を大幅に向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を一眼レフレックスカメ
ラに適用した場合の該カメラの斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例をレンズシャッタカメラ
に適用した場合の該カメラの斜視図である。
【図3】図1及び図2のレリーズ釦の構造を示す斜視図
である。
【図4】図1のカメラの要部構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図4の構成のカメラの主要部分の動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例におけるファインダ内表
示を示す図である。
【図7】同じく後幕シンクロモード時のファインダ内表
示を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例におけるカメラの主要部
分の動作を示すフローチャートである。
【図9】従来におけるストロボ撮影における欠点を説明
するための図である。
【図10】図9の欠点を解消した写真撮影について説明
するための図である。
【符号の説明】
4 レリーズボタン 5 内蔵ストロボ 7 モードダイヤル 8 ハーフミラー PRS マイコン DSP 表示器 FLSH ストロボ回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体像を常にファインダ内へ導き、そ
    の観察を可能とする光学部材と、ストロボの同調タイミ
    ングをシャッタの閉じ動作の直前にするストロボモード
    が選択されている際には、シャッタ秒時をバブルモード
    に設定すると共に、レリーズ操作に応答して、シャッタ
    を開閉及びストロボ発光の制御を行う制御手段とを備え
    たカメラ。
JP20206793A 1993-07-23 1993-07-23 カメラ Pending JPH0736083A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20206793A JPH0736083A (ja) 1993-07-23 1993-07-23 カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20206793A JPH0736083A (ja) 1993-07-23 1993-07-23 カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0736083A true JPH0736083A (ja) 1995-02-07

Family

ID=16451404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20206793A Pending JPH0736083A (ja) 1993-07-23 1993-07-23 カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0736083A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4953029A (en) Interchangeable film back or still video back still camera system
JP4872346B2 (ja) カメラシステム及びカメラ用照明装置
JP3272870B2 (ja) カメラ
US5119122A (en) Camera capable of providing a pseudo print format
JP2701317B2 (ja) カメラの測光・焦点調節装置
JPH0736083A (ja) カメラ
JP2007006097A (ja) カメラ
JPH0769512B2 (ja) カメラの自動焦点制御装置
JP3103620B2 (ja) 露光間ズ−ミング装置を有するカメラ
JPH08254751A (ja) ペリクルミラーを有する一眼レフカメラ
JP2517890B2 (ja) シャッタ―速度制御装置
JP2535892B2 (ja) カメラのシ−ケンス制御装置
JP2005292526A (ja) 撮像装置
JP2980345B2 (ja) カメラ
JP2007049363A (ja) カメラ
JP2915938B2 (ja) 撮影装置
JP2604913B2 (ja) ストロボ内蔵カメラ
JPH07109471B2 (ja) ストロボ発光制御方式
JPH01206326A (ja) 自動焦点カメラ
JPH089717Y2 (ja) スローシンクロ可能なカメラ
JPH0915490A (ja) 自動焦点調節装置及びカメラ
JPH086157A (ja) 一眼レフカメラ
JPS6312339Y2 (ja)
JP2967768B2 (ja) 一眼レフレックスカメラ
JPH05158116A (ja) カメラ