JPH07109469B2 - 可変焦点カメラ - Google Patents
可変焦点カメラInfo
- Publication number
- JPH07109469B2 JPH07109469B2 JP62123138A JP12313887A JPH07109469B2 JP H07109469 B2 JPH07109469 B2 JP H07109469B2 JP 62123138 A JP62123138 A JP 62123138A JP 12313887 A JP12313887 A JP 12313887A JP H07109469 B2 JPH07109469 B2 JP H07109469B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- moving
- focusing
- cam
- barrel
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光学系を切換えることにより複数の焦点距離
を有する可変焦点カメラに関する。
を有する可変焦点カメラに関する。
(発明の背景) 従来、光学系を切換えることにより複数の焦点距離を有
する可変焦点カメラは種々提案されている。しかし、そ
れらの変倍方式は、主光学系が光軸に沿って移動したあ
とに副光学系(コンバージョンレンズ)を挿入する方式
である。
する可変焦点カメラは種々提案されている。しかし、そ
れらの変倍方式は、主光学系が光軸に沿って移動したあ
とに副光学系(コンバージョンレンズ)を挿入する方式
である。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の副光学系(コンバージョンレンズ)を光軸に挿入
する変倍方式の可変焦点カメラにおいては、副光学系を
挿入する機構が必要である。又、その機構は、副光学系
を正確に光軸上に挿入せねばならないため、機構が複雑
となり、又、製造工程における光軸合せ調整も難しいと
いう問題点がある。更に、副光学系を挿入すると、レン
ズのF値(明るさを示す値)が大幅に大きくなり、レン
ズが暗くなってしまうという問題点がある。
する変倍方式の可変焦点カメラにおいては、副光学系を
挿入する機構が必要である。又、その機構は、副光学系
を正確に光軸上に挿入せねばならないため、機構が複雑
となり、又、製造工程における光軸合せ調整も難しいと
いう問題点がある。更に、副光学系を挿入すると、レン
ズのF値(明るさを示す値)が大幅に大きくなり、レン
ズが暗くなってしまうという問題点がある。
本発明の上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
は、副光学系が不要で、機構が簡単で、製造工程におけ
る光軸合せ調整も容易で、各焦点でのレンズのF値があ
まり変化しない可変焦点カメラを提供することにある。
又、本発明の別の目的は、カメラの製品検査時の諸調整
(エンコーダ調整、レンズの微調整、測距装置の調整)
が容易な可変焦点カメラを提供することにある。
は、副光学系が不要で、機構が簡単で、製造工程におけ
る光軸合せ調整も容易で、各焦点でのレンズのF値があ
まり変化しない可変焦点カメラを提供することにある。
又、本発明の別の目的は、カメラの製品検査時の諸調整
(エンコーダ調整、レンズの微調整、測距装置の調整)
が容易な可変焦点カメラを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決する本発明は、複数のレンズを光軸上
に沿って移動させることにより複数の焦点距離に切換可
能な可変焦点カメラであって、固定胴と、該固定胴に回
動可能に支持されたカム胴と、前記複数のレンズを保持
する移動レンズ枠とを備え、前記固定胴と前記カム胴の
どちらか一方に、焦点距離を切り換えるための移動領
域;該移動領域の両端に連設され、前記複数の焦点距離
のうちの1つに対応したフォーカシング領域;前記移動
領域両端の、前記移動領域の前記フォーカシング領域と
の間の連設部分のうち、少なくとも一方に設けられ、光
軸方向にレンズ群を移動させず、かつ連接されたフォー
カシング領域の無限焦点域に相当する領域;の3種類の
領域よりなり、更に、前記移動レンズ枠が係合するカム
溝を刻設し、他方に、前記移動レンズ枠を光軸に沿って
平行に案内する直進ガイド手段を設け、前記カム胴を回
動させることにより変倍とフォーカシングとを行うよう
にしたことを特徴とするものである。
に沿って移動させることにより複数の焦点距離に切換可
能な可変焦点カメラであって、固定胴と、該固定胴に回
動可能に支持されたカム胴と、前記複数のレンズを保持
する移動レンズ枠とを備え、前記固定胴と前記カム胴の
どちらか一方に、焦点距離を切り換えるための移動領
域;該移動領域の両端に連設され、前記複数の焦点距離
のうちの1つに対応したフォーカシング領域;前記移動
領域両端の、前記移動領域の前記フォーカシング領域と
の間の連設部分のうち、少なくとも一方に設けられ、光
軸方向にレンズ群を移動させず、かつ連接されたフォー
カシング領域の無限焦点域に相当する領域;の3種類の
領域よりなり、更に、前記移動レンズ枠が係合するカム
溝を刻設し、他方に、前記移動レンズ枠を光軸に沿って
平行に案内する直進ガイド手段を設け、前記カム胴を回
動させることにより変倍とフォーカシングとを行うよう
にしたことを特徴とするものである。
(作用) 本発明の可変焦点カメラにおいて、カム胴を、固定胴に
対して回動させることにより、カム溝に係合し、移動レ
ンズを保持する移動レンズ枠が直進ガイド手段により光
軸方向に沿って平行に移動し、変倍とフォーカシングが
なされる。
対して回動させることにより、カム溝に係合し、移動レ
ンズを保持する移動レンズ枠が直進ガイド手段により光
軸方向に沿って平行に移動し、変倍とフォーカシングが
なされる。
(実施例) 次に本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の実施例を示す斜視図である。図中、1
はカメラ本体に固設される固定胴、2は固定胴1に回動
可能に支持されたカム胴である。カム胴2には第1群レ
ンズ移動用カム溝3及び第3群レンズ移動用カム溝4が
それぞれ1対ずつ刻設されている。固定胴1内には2焦
点レンズ5が配設されており、そのレンズ配置を第2図
及び第3図に示す。
はカメラ本体に固設される固定胴、2は固定胴1に回動
可能に支持されたカム胴である。カム胴2には第1群レ
ンズ移動用カム溝3及び第3群レンズ移動用カム溝4が
それぞれ1対ずつ刻設されている。固定胴1内には2焦
点レンズ5が配設されており、そのレンズ配置を第2図
及び第3図に示す。
本実施例における2焦点レンズ5は第1群レンズ5a、第
2群レンズ5b、第3群レンズ5c及びマスタ系レンズ5dよ
り成る。第2図は望遠(テレ)側のレンズ配置であり、
フォーカシングは第1群レンズ5aを光軸に沿って移動さ
せることにより行われる。又、第3図は広角(ワイド)
側のレンズ配置で、望遠側を示す第2図の状態より、移
動レンズである第1群レズ5aと第3群レンズ5cとが光軸
に沿ってカメラ本体方向に移動している。このレンズ配
置においても、フォーカシングは第1群レンズ5aのみが
光軸に沿って移動することにより行われる。又、第3群
レンズ5cとマスタ系レンズ5dの間には、絞り機構6が配
設されている。
2群レンズ5b、第3群レンズ5c及びマスタ系レンズ5dよ
り成る。第2図は望遠(テレ)側のレンズ配置であり、
フォーカシングは第1群レンズ5aを光軸に沿って移動さ
せることにより行われる。又、第3図は広角(ワイド)
側のレンズ配置で、望遠側を示す第2図の状態より、移
動レンズである第1群レズ5aと第3群レンズ5cとが光軸
に沿ってカメラ本体方向に移動している。このレンズ配
置においても、フォーカシングは第1群レンズ5aのみが
光軸に沿って移動することにより行われる。又、第3群
レンズ5cとマスタ系レンズ5dの間には、絞り機構6が配
設されている。
第1図に戻って説明を続ける。固定胴1はカム胴2を回
動自在に支持する本体部1aと、第2群レンズ5bを保持す
る第2群レズ固定胴部1bと、マスタ系レンズ5dを保持す
るマスタ系レンズ固定胴部1cとより成る。直進ガイド手
段として、本体部1aの図面上の左側部及び右側部には、
光軸方向に延出する第1群レンズ移動用直進案内溝1d
と、図面上の上部及び下部には、光軸と平行に延出する
第3群レンズ移動用直進案内溝1eとが穿設されている。
第1群レンズ5aは移動レンズ枠である第1群レンズ用枠
7に保持され、該第1群レンズ用枠7は固定胴1の本体
部1aに嵌入している。そして、第1群レンズ用枠7には
摩擦係数の小さなカムピン7aが設けてあり、該カムピン
7aは第1群レンズ移動用直進案内溝1d及び第1群レンズ
移動用カム溝3に係合している。第3群レンズ5cは、移
動レンズ枠である第3群レンズ用枠8に保持され、該第
3群レンズ用枠8は第2群レンズ固定胴部1b内に配設さ
れる。第2群レンズ固定胴部1bの図面上の上部及び下部
には、第3群レンズ用通し溝1fが穿設され、前述の第3
群レンズ用枠8の支持部8aが第3群レンズ用通し溝1fを
挿通し、更に、支持部8aに設けられた摩擦係数の小さな
カムピン8bが第3群レンズ移動用直進案内溝1e及び第3
群レンズ移動用カム溝4に係合している。又、カム胴2
の基部には円周方向にラックが刻設されたカム胴ギヤ部
2aが設けてある。9はカム胴駆動用のDCモータで、該カ
ム胴駆動用のモータ9の出力軸9aのピニオン9bと、前記
カム胴ギヤ部2aとに噛合する減速歯車列10を介して、モ
ータ9の回動出力は、カム胴2に伝達され、カム胴2は
回動するようになっている。カム胴2のカム胴ギヤ部2a
近傍の固定胴1には所定のプリントパターンが設けられ
たエンコーダ基板11が固着されている。そして、カム胴
2には突起2bが穿設され、該突起2bにはエンコーダ基板
11に摺接するブラシ12が取付けてある。
動自在に支持する本体部1aと、第2群レンズ5bを保持す
る第2群レズ固定胴部1bと、マスタ系レンズ5dを保持す
るマスタ系レンズ固定胴部1cとより成る。直進ガイド手
段として、本体部1aの図面上の左側部及び右側部には、
光軸方向に延出する第1群レンズ移動用直進案内溝1d
と、図面上の上部及び下部には、光軸と平行に延出する
第3群レンズ移動用直進案内溝1eとが穿設されている。
第1群レンズ5aは移動レンズ枠である第1群レンズ用枠
7に保持され、該第1群レンズ用枠7は固定胴1の本体
部1aに嵌入している。そして、第1群レンズ用枠7には
摩擦係数の小さなカムピン7aが設けてあり、該カムピン
7aは第1群レンズ移動用直進案内溝1d及び第1群レンズ
移動用カム溝3に係合している。第3群レンズ5cは、移
動レンズ枠である第3群レンズ用枠8に保持され、該第
3群レンズ用枠8は第2群レンズ固定胴部1b内に配設さ
れる。第2群レンズ固定胴部1bの図面上の上部及び下部
には、第3群レンズ用通し溝1fが穿設され、前述の第3
群レンズ用枠8の支持部8aが第3群レンズ用通し溝1fを
挿通し、更に、支持部8aに設けられた摩擦係数の小さな
カムピン8bが第3群レンズ移動用直進案内溝1e及び第3
群レンズ移動用カム溝4に係合している。又、カム胴2
の基部には円周方向にラックが刻設されたカム胴ギヤ部
2aが設けてある。9はカム胴駆動用のDCモータで、該カ
ム胴駆動用のモータ9の出力軸9aのピニオン9bと、前記
カム胴ギヤ部2aとに噛合する減速歯車列10を介して、モ
ータ9の回動出力は、カム胴2に伝達され、カム胴2は
回動するようになっている。カム胴2のカム胴ギヤ部2a
近傍の固定胴1には所定のプリントパターンが設けられ
たエンコーダ基板11が固着されている。そして、カム胴
2には突起2bが穿設され、該突起2bにはエンコーダ基板
11に摺接するブラシ12が取付けてある。
次に、カム胴2の展開構成図を示す第4図の用いて、第
1群レンズ移動用カム溝3及び第3群レンズ移動用カム
溝4の説明をする。第1群レンズ移動用カム溝3はワイ
ド・フォーカシング部3a、該ワイド・フォーカシング部
3aに連設される変倍部3b及び該変倍部3bに連設されるテ
レ・フォーカシング部3cの3つの部分よりなる。同様に
第3群レンズ移動用カム溝も、ワイド・フォーカシング
部4a、該ワイド・フォーカシング部4aに連設される変倍
部4b及び該変倍部に連設されるテレ・フォーカシング部
4cの3つの部分よりなる。そして、第1群レンズ移動用
カム溝3のテレ・フォーカシング部3cの変倍部3b側端部
には、光軸(第4図において矢印にて示す)に垂直な平
面上にあって、前記光軸を中心とする円弧状の無限焦点
域3dが設けられている。又、ワイド・フォーカシング部
3aの反変倍部3b側端部3eがワイド側の無限焦点となって
いる。カム胴2が回動することにより、第1群レンズ移
動用カム溝3に案内されて、第1群レンズ移動用カム溝
3に係合するカムピン7aを有する第1群レンズ用枠7
(第1群レンズ5a)が光軸方向に移動する。又、第3群
レンズ移動用カム溝4に案内されて、第3群レンズ移動
用カム溝4に係合するカムピン8bを有する第3群レンズ
用枠8(第3群レンズ5c)も光軸方向に移動する。ここ
で、第1群レンズ移動用カム溝3の変倍部3bと第3群レ
ンズ移動用カム溝4の変倍部4bとは、光軸に対して傾斜
しており、その傾きはカム胴2が回動することにより、
第1群レンズ5aと第3群レンズ5cとを光軸方向に望遠の
レンズ配置から広角のレンズ配置(又はその逆)へ所定
量移動するように選ばれている。又、第1群レンズ移動
用カム溝3のワイド・フォーカシング部3aとテレ・フォ
ーカシング部3cとは、光軸方向に対して傾斜しており、
その傾きは第1群レンズ5aが各レンズ配置において、フ
ォーカシングをするのに必要な量を移動するように選ば
れている。更に、第3群レンズ移動用カム溝4のワイド
・フォーカシング部4aとテレ・フォーカシング部4cと
は、第4図において、カム胴2の回動方向と平行になっ
ており、カム胴2が回動しても、第3群レンズ5cが移動
しないようになっている。このようにすることにより、
カム胴2を回動し、ワイドのフォーカシング〜変倍〜テ
レのフォーカシングが連続して行えるようになってい
る。
1群レンズ移動用カム溝3及び第3群レンズ移動用カム
溝4の説明をする。第1群レンズ移動用カム溝3はワイ
ド・フォーカシング部3a、該ワイド・フォーカシング部
3aに連設される変倍部3b及び該変倍部3bに連設されるテ
レ・フォーカシング部3cの3つの部分よりなる。同様に
第3群レンズ移動用カム溝も、ワイド・フォーカシング
部4a、該ワイド・フォーカシング部4aに連設される変倍
部4b及び該変倍部に連設されるテレ・フォーカシング部
4cの3つの部分よりなる。そして、第1群レンズ移動用
カム溝3のテレ・フォーカシング部3cの変倍部3b側端部
には、光軸(第4図において矢印にて示す)に垂直な平
面上にあって、前記光軸を中心とする円弧状の無限焦点
域3dが設けられている。又、ワイド・フォーカシング部
3aの反変倍部3b側端部3eがワイド側の無限焦点となって
いる。カム胴2が回動することにより、第1群レンズ移
動用カム溝3に案内されて、第1群レンズ移動用カム溝
3に係合するカムピン7aを有する第1群レンズ用枠7
(第1群レンズ5a)が光軸方向に移動する。又、第3群
レンズ移動用カム溝4に案内されて、第3群レンズ移動
用カム溝4に係合するカムピン8bを有する第3群レンズ
用枠8(第3群レンズ5c)も光軸方向に移動する。ここ
で、第1群レンズ移動用カム溝3の変倍部3bと第3群レ
ンズ移動用カム溝4の変倍部4bとは、光軸に対して傾斜
しており、その傾きはカム胴2が回動することにより、
第1群レンズ5aと第3群レンズ5cとを光軸方向に望遠の
レンズ配置から広角のレンズ配置(又はその逆)へ所定
量移動するように選ばれている。又、第1群レンズ移動
用カム溝3のワイド・フォーカシング部3aとテレ・フォ
ーカシング部3cとは、光軸方向に対して傾斜しており、
その傾きは第1群レンズ5aが各レンズ配置において、フ
ォーカシングをするのに必要な量を移動するように選ば
れている。更に、第3群レンズ移動用カム溝4のワイド
・フォーカシング部4aとテレ・フォーカシング部4cと
は、第4図において、カム胴2の回動方向と平行になっ
ており、カム胴2が回動しても、第3群レンズ5cが移動
しないようになっている。このようにすることにより、
カム胴2を回動し、ワイドのフォーカシング〜変倍〜テ
レのフォーカシングが連続して行えるようになってい
る。
次に、第5図乃至第7図を用いてカム胴の回動を検知す
る手段(エンコーダ)13の説明を行う。固定胴1に設け
られたエンコーダ基板11には第5図に示すように、4本
のライン状の導電性パターン11a、11b、11c及び11dが設
けられている。そして、これらのライン状のパターン11
a、11b、11c及び11d上を、4本の導電摺接枝12a、12b、
12c及び12dを有するブラシ12が、カム胴2の回動と共
に、ワイド・フォーカシング域から変倍域を介してテレ
・フォーカシング域へ摺接移動するようになっている。
更に、ブラシ12の摺接枝12a、12b、12c及び12dの基端部
は連結されている。エンコーダ基板11の各パターン11
a、11b、11c及び11dの一端部に端子I、II、III及びIV
が設けられ、それらの端子I、II、III及びIVは第6図
に示す回路に接続されている。端子Iは端子a、抵抗RI
を介してV(v)の直流電源Bの陽極に接続されてい
る。端子IIは端子b、抵抗RIIを介しての直流電源Bの
陽極に接続されている。端子IIIは接地されている。端
子IVは端子c、抵抗RIIIを介して直流電源Bの陽極に接
続されている。そして、直流電源Bの陰極は端子IIIと
同様に、接地されている。このような回路を接続する
と、端子a、b及びcでの出力は第7図のようになる。
ワイド・フォーカシング域とテレ・フォーカシング域で
の端子cでの出力はパルスとなるが、これはエンコーダ
基板11のパターン11dがワイド・フォーカシング域とテ
レ・フォーカシング域では、くし歯状部11e及び11fとな
っているためである。本実施例では、ワイド・フォーカ
シング域のくし歯状部11eとテレ・フォーカシング域の
くし歯状部11fとのピッチとくし歯の段数が異なってお
り、テレ・フォーカシング域の方がピッチが細く、又、
くし歯の段数も多くなっている。そして、エンコーダ13
の端子a、b及びcの出力を検出することによりカム胴
2がどの域にあるかが検知できるようになっている。
る手段(エンコーダ)13の説明を行う。固定胴1に設け
られたエンコーダ基板11には第5図に示すように、4本
のライン状の導電性パターン11a、11b、11c及び11dが設
けられている。そして、これらのライン状のパターン11
a、11b、11c及び11d上を、4本の導電摺接枝12a、12b、
12c及び12dを有するブラシ12が、カム胴2の回動と共
に、ワイド・フォーカシング域から変倍域を介してテレ
・フォーカシング域へ摺接移動するようになっている。
更に、ブラシ12の摺接枝12a、12b、12c及び12dの基端部
は連結されている。エンコーダ基板11の各パターン11
a、11b、11c及び11dの一端部に端子I、II、III及びIV
が設けられ、それらの端子I、II、III及びIVは第6図
に示す回路に接続されている。端子Iは端子a、抵抗RI
を介してV(v)の直流電源Bの陽極に接続されてい
る。端子IIは端子b、抵抗RIIを介しての直流電源Bの
陽極に接続されている。端子IIIは接地されている。端
子IVは端子c、抵抗RIIIを介して直流電源Bの陽極に接
続されている。そして、直流電源Bの陰極は端子IIIと
同様に、接地されている。このような回路を接続する
と、端子a、b及びcでの出力は第7図のようになる。
ワイド・フォーカシング域とテレ・フォーカシング域で
の端子cでの出力はパルスとなるが、これはエンコーダ
基板11のパターン11dがワイド・フォーカシング域とテ
レ・フォーカシング域では、くし歯状部11e及び11fとな
っているためである。本実施例では、ワイド・フォーカ
シング域のくし歯状部11eとテレ・フォーカシング域の
くし歯状部11fとのピッチとくし歯の段数が異なってお
り、テレ・フォーカシング域の方がピッチが細く、又、
くし歯の段数も多くなっている。そして、エンコーダ13
の端子a、b及びcの出力を検出することによりカム胴
2がどの域にあるかが検知できるようになっている。
次に、本実施例の駆動回路を第8図を用いて説明する。
図において、13はカム胴2がどの域にあるかを検知する
エンコーダ、14は例えば位相差検出方式を用い、デフォ
ーカスの方向とデフォーカス量を検知する測距素子、15
はテレ/ワイド倍率切換スイッチ、16はモータ電源、17
はエンコーダ13、測距素子14及び倍率切換スイッチ15か
らの情報を取込んで、これらの情報に基づいてモータ9
を制御する制御回路である。この制御回路17は、各域に
おいて、第9図に示すモータ9の制御を行う。(イ)は
変倍域でのモータ9の制御方法である。この時、モータ
9は、定電圧により高速駆動される。(ロ)はワイド・
フォーカシング域でのモータ9の制御方法である。この
時、モータ9は、パルス電圧により低速駆動となるが、
前述の定電圧の駆動よりも位置決め精度が向上する。
(ハ)は、テレ・フォーカシング域でのモータ9の制御
方法である。この時、モータ9は、ワイド・フォーカシ
ング域と同様にパルス電圧により低速駆動となるが、望
遠は広角よりも焦点深度が浅くなるので、デューティレ
シオを(ロ)よりも更に小さくし、ワイド・フォーカシ
ング域より更に低速駆動とし、位置決めの精度が更に向
上するようにしている。
図において、13はカム胴2がどの域にあるかを検知する
エンコーダ、14は例えば位相差検出方式を用い、デフォ
ーカスの方向とデフォーカス量を検知する測距素子、15
はテレ/ワイド倍率切換スイッチ、16はモータ電源、17
はエンコーダ13、測距素子14及び倍率切換スイッチ15か
らの情報を取込んで、これらの情報に基づいてモータ9
を制御する制御回路である。この制御回路17は、各域に
おいて、第9図に示すモータ9の制御を行う。(イ)は
変倍域でのモータ9の制御方法である。この時、モータ
9は、定電圧により高速駆動される。(ロ)はワイド・
フォーカシング域でのモータ9の制御方法である。この
時、モータ9は、パルス電圧により低速駆動となるが、
前述の定電圧の駆動よりも位置決め精度が向上する。
(ハ)は、テレ・フォーカシング域でのモータ9の制御
方法である。この時、モータ9は、ワイド・フォーカシ
ング域と同様にパルス電圧により低速駆動となるが、望
遠は広角よりも焦点深度が浅くなるので、デューティレ
シオを(ロ)よりも更に小さくし、ワイド・フォーカシ
ング域より更に低速駆動とし、位置決めの精度が更に向
上するようにしている。
次に上記構成の作動を説明する。先ず、倍率切換スイッ
チ15を操作して、望遠又は広角に切換える。すると、制
御回路17はモータ9を定電圧駆動して、レンズ系がテレ
・フォーカシング域又はワイド・フォーカシング域にな
る迄カム胴2を回動させる。次に、被写体のデフォーカ
ス方向とデフォーカス量の情報が測距素子14より制御回
路へ取込まれる。制御回路17は、エンゴーダ13からのカ
ム胴2の位置情報と前述の測距素子14からのデフォーカ
ス方向及びデフォーカス量の情報とにより、カム胴2な
どを方向にどれくらい回動すれば、レンズ系は合焦する
かを演算し、その演算結果に基づいてモータ9を前述の
パルス電圧により駆動させ、合焦位置迄カム胴2を回動
させる。
チ15を操作して、望遠又は広角に切換える。すると、制
御回路17はモータ9を定電圧駆動して、レンズ系がテレ
・フォーカシング域又はワイド・フォーカシング域にな
る迄カム胴2を回動させる。次に、被写体のデフォーカ
ス方向とデフォーカス量の情報が測距素子14より制御回
路へ取込まれる。制御回路17は、エンゴーダ13からのカ
ム胴2の位置情報と前述の測距素子14からのデフォーカ
ス方向及びデフォーカス量の情報とにより、カム胴2な
どを方向にどれくらい回動すれば、レンズ系は合焦する
かを演算し、その演算結果に基づいてモータ9を前述の
パルス電圧により駆動させ、合焦位置迄カム胴2を回動
させる。
上記構成によれば、本実施例の多焦点カメラのレンズ系
は副光学系がないので、機構が簡単で、製造工程におけ
る光軸合せ調整も容易で、各焦点でのレンズのF値があ
まり変化しない。又、エンコーダ13、測距素子14及び倍
率切換スイッチ15よりの情報を制御回路17に取込み、こ
れらの情報に基づいてモータ9を制御することにより、
オートフォーカスを実現できる。更に、フォーカシング
域と変倍域において、モータ9の駆動をパルス電圧とす
ることによりモータ9の駆動スピードを自在に設定する
ことができ、又、フォーカシング域でのパターン11dの
くし歯部11e、11fのくし歯のピッチ及び段数を換えるこ
とにより、レンズ系の焦点距離に応じて、モータ9の制
御方法及び精度を任意に変更することができる。そし
て、カメラの製品検査時には、レンズを無限焦点の状態
にして、エンコーダ基板11の調整、第1群レンズ5aの微
調整、測距装置の調整を行うが、本実施例では、ワイド
側では、フォーカス枠のスライダ部7aが第1群レンズ移
動用カム溝3のワイド・フォーカシング部3aの端部3eに
当接した状態、又、テレ側ではスライダ部7aがテレ・フ
ォーカシング部3cの無限焦点域3d内にある状態で行え、
保持が容易でそれらの調整が容易に、精度よく行うこと
ができる。
は副光学系がないので、機構が簡単で、製造工程におけ
る光軸合せ調整も容易で、各焦点でのレンズのF値があ
まり変化しない。又、エンコーダ13、測距素子14及び倍
率切換スイッチ15よりの情報を制御回路17に取込み、こ
れらの情報に基づいてモータ9を制御することにより、
オートフォーカスを実現できる。更に、フォーカシング
域と変倍域において、モータ9の駆動をパルス電圧とす
ることによりモータ9の駆動スピードを自在に設定する
ことができ、又、フォーカシング域でのパターン11dの
くし歯部11e、11fのくし歯のピッチ及び段数を換えるこ
とにより、レンズ系の焦点距離に応じて、モータ9の制
御方法及び精度を任意に変更することができる。そし
て、カメラの製品検査時には、レンズを無限焦点の状態
にして、エンコーダ基板11の調整、第1群レンズ5aの微
調整、測距装置の調整を行うが、本実施例では、ワイド
側では、フォーカス枠のスライダ部7aが第1群レンズ移
動用カム溝3のワイド・フォーカシング部3aの端部3eに
当接した状態、又、テレ側ではスライダ部7aがテレ・フ
ォーカシング部3cの無限焦点域3d内にある状態で行え、
保持が容易でそれらの調整が容易に、精度よく行うこと
ができる。
尚、本発明は上記実施例に限るものではない。第1群レ
ンズ移動用カム溝の形状を第10図に示すような第1群レ
ズ移動用カム溝21としても良い。ここでの第1群レンズ
移動用カム溝21は、ワイド・フォーカシング部21a、変
倍部21b、テレ・フォーカシング部21cよりなり、ワイド
・フォーカシング部21aの変倍部21b側端部に、光軸に垂
直な平面上であって、光軸を中心とする円弧状の無限焦
点域21dが設けられ、テレ・フォーカシング部21cの反変
倍部21b側端部21eがワイド側の無限焦点としたものであ
る。更に、第11図に示すような第1群レンズ移動用カム
溝22としても良い。ここでの、第1群レンズ移動用カム
溝22は、ワイド・フォーカシング部22a、変倍部22b、テ
レ・フォーカシング部22cよりなり、ワイド・フォーカ
シング部22aとテレ・フォーカシング部22cの変倍部22b
側端部にそれぞれワイド側の無限焦点域22dとテレ側の
無限焦点域22eを設けたものである。又、モータ9はDC
モータとしていたが限るものではなく、例えばステッピ
ングモータにしても良い。側距素子14も位相差検出方式
としていたが、例えばコントラスト検出方式等でもよ
い。更に、フォーカシングをモータ9による駆動で行っ
ていたが手動式としても良い。そして、固定胴1に第1
群レンズ移動用直進案内溝1e,第3群レンズ移動用直進
案内溝1fを刻設し、カム胴2に第1群レンズ移動用カム
溝3,第3群レンズ移動用カム溝4を刻設したが、逆に、
固定胴1に第1群レンズと第3群レンズの移動用カム溝
を刻設し、カム胴2に第1群レンズと第3群レンズの移
動用直進案内溝を刻設しても、本発明は実現できる。
又、カムピン7a,8bはローラでもよい。更に、直進ガイ
ド手段として、光軸に平行に設置したロッドを用い、カ
ム胴,固定胴の内どちらか一方に前記ロッドを設け、他
方にカム溝を設け、移動レンズ枠を前記ロッドに係合せ
しめても本発明は実現できる。
ンズ移動用カム溝の形状を第10図に示すような第1群レ
ズ移動用カム溝21としても良い。ここでの第1群レンズ
移動用カム溝21は、ワイド・フォーカシング部21a、変
倍部21b、テレ・フォーカシング部21cよりなり、ワイド
・フォーカシング部21aの変倍部21b側端部に、光軸に垂
直な平面上であって、光軸を中心とする円弧状の無限焦
点域21dが設けられ、テレ・フォーカシング部21cの反変
倍部21b側端部21eがワイド側の無限焦点としたものであ
る。更に、第11図に示すような第1群レンズ移動用カム
溝22としても良い。ここでの、第1群レンズ移動用カム
溝22は、ワイド・フォーカシング部22a、変倍部22b、テ
レ・フォーカシング部22cよりなり、ワイド・フォーカ
シング部22aとテレ・フォーカシング部22cの変倍部22b
側端部にそれぞれワイド側の無限焦点域22dとテレ側の
無限焦点域22eを設けたものである。又、モータ9はDC
モータとしていたが限るものではなく、例えばステッピ
ングモータにしても良い。側距素子14も位相差検出方式
としていたが、例えばコントラスト検出方式等でもよ
い。更に、フォーカシングをモータ9による駆動で行っ
ていたが手動式としても良い。そして、固定胴1に第1
群レンズ移動用直進案内溝1e,第3群レンズ移動用直進
案内溝1fを刻設し、カム胴2に第1群レンズ移動用カム
溝3,第3群レンズ移動用カム溝4を刻設したが、逆に、
固定胴1に第1群レンズと第3群レンズの移動用カム溝
を刻設し、カム胴2に第1群レンズと第3群レンズの移
動用直進案内溝を刻設しても、本発明は実現できる。
又、カムピン7a,8bはローラでもよい。更に、直進ガイ
ド手段として、光軸に平行に設置したロッドを用い、カ
ム胴,固定胴の内どちらか一方に前記ロッドを設け、他
方にカム溝を設け、移動レンズ枠を前記ロッドに係合せ
しめても本発明は実現できる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、副光学系が不要
で、機構が簡単で、製造工程における光軸合せ調整も容
易で、各焦点でのレンズのF値があまり変化しない可変
焦点カメラを実現できる。又、カメラ製品検査時の諸調
整(エンコーダ調整、レンズの微調整、側距装置の調
整)が容易な可変焦点カメラも実現できる。
で、機構が簡単で、製造工程における光軸合せ調整も容
易で、各焦点でのレンズのF値があまり変化しない可変
焦点カメラを実現できる。又、カメラ製品検査時の諸調
整(エンコーダ調整、レンズの微調整、側距装置の調
整)が容易な可変焦点カメラも実現できる。
第1図は本発明野一実施例を示す斜視図、第2図及び第
3図は第1図におけるレンズ配置を示す図、第4図は第
1図におけるカム胴の展開構成図、第5図は第1図にお
けるエンコーダ基板の平面図、第6図は第1図における
エンコーダ基板に接続される回路図、第7図は第6図に
おける端子a,b,cの各域での出力を示す図、第8図は第
1図における駆動回路図、第9図は第1図における各域
におけるモータ駆動制御を示す図、第10図及び11図は本
発明の他の実施例を示すカム胴の展開構成図である。 1……固定胴、1a……本体部 1b……第2群レンズ固定胴部 1c……マスタレンズ系固定胴部 1d……第1群レンズ移動用直進案内溝 1e……第3群レンズ移動用直進案内溝 2……カム胴、2a……カム胴ギヤ部 2b……突起 3,21,22……第1群レンズ移動用カム溝 4……第3群レンズ移動用カム溝 5……2焦点レンズ、5a……第1群レンズ 5b……第2群レンズ、6……絞り機構 7……第1群レンズ用枠、7a,8b……カムピン 8……第3群レンズ用枠、8a……支持部 9……モータ、9a……出力軸 10……減速歯車列 11,21……エンコーダ基板 12……ブラシ、13……エンコーダ 14……測距素子 15……倍率切換スイッチ 16……モータ電源、17……制御回路
3図は第1図におけるレンズ配置を示す図、第4図は第
1図におけるカム胴の展開構成図、第5図は第1図にお
けるエンコーダ基板の平面図、第6図は第1図における
エンコーダ基板に接続される回路図、第7図は第6図に
おける端子a,b,cの各域での出力を示す図、第8図は第
1図における駆動回路図、第9図は第1図における各域
におけるモータ駆動制御を示す図、第10図及び11図は本
発明の他の実施例を示すカム胴の展開構成図である。 1……固定胴、1a……本体部 1b……第2群レンズ固定胴部 1c……マスタレンズ系固定胴部 1d……第1群レンズ移動用直進案内溝 1e……第3群レンズ移動用直進案内溝 2……カム胴、2a……カム胴ギヤ部 2b……突起 3,21,22……第1群レンズ移動用カム溝 4……第3群レンズ移動用カム溝 5……2焦点レンズ、5a……第1群レンズ 5b……第2群レンズ、6……絞り機構 7……第1群レンズ用枠、7a,8b……カムピン 8……第3群レンズ用枠、8a……支持部 9……モータ、9a……出力軸 10……減速歯車列 11,21……エンコーダ基板 12……ブラシ、13……エンコーダ 14……測距素子 15……倍率切換スイッチ 16……モータ電源、17……制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】複数のレンズを光軸上に沿って変動させる
ことにより複数の焦点距離に切換可能な可変焦点カメラ
であって、固定胴と、該固定胴に回動可能に支持された
カム胴と、前記複数のレンズを保持する移動レンズ枠と
を備え、前記固定胴と前記カム胴のどちから一方に、 焦点距離を切り換えるための移動領域; 該移動領域の両端に連設され、前記複数の焦点距離のう
ちの1つに対応したフォーカシング領域; 前記移動領域両端の、前記移動領域と前記フォーカシン
グ領域との間の連設部分のうち、少なくとも一方に設け
られ、光軸方向にレンズ群を移動させず、かつ連接され
たフォーカシング領域の無限焦点域に相当する領域; の3種類の領域よりなり、更に、前記移動レンズ枠が係
合するカム溝を刻設し、 他方に、前記移動レンズ枠を光軸に沿って平行に案内す
る直進ガイド手段を設け、 前記カム胴を回動させることにより変倍とフォーカシン
グとを行うようにしたことを特徴とする可変焦点カメ
ラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62123138A JPH07109469B2 (ja) | 1987-05-20 | 1987-05-20 | 可変焦点カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62123138A JPH07109469B2 (ja) | 1987-05-20 | 1987-05-20 | 可変焦点カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63287835A JPS63287835A (ja) | 1988-11-24 |
JPH07109469B2 true JPH07109469B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=14853128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62123138A Expired - Lifetime JPH07109469B2 (ja) | 1987-05-20 | 1987-05-20 | 可変焦点カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07109469B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03177805A (ja) * | 1989-12-05 | 1991-08-01 | Canon Inc | ズームレンズ鏡筒 |
KR100371773B1 (ko) * | 1995-07-07 | 2003-04-10 | 펜탁스 가부시키가이샤 | 렌즈셔터타입줌렌즈카메라및이러한카메라를제어하는방법 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0334739Y2 (ja) * | 1981-05-29 | 1991-07-23 | ||
FR2576895B1 (fr) * | 1985-02-04 | 1987-02-13 | Inst Francais Du Petrole | Procede de production de methyl-2-butene-2 a partir d'une coupe d'olefines a 5 atomes de carbone renfermant du methyl-2-butene-1 et au moins un n-pentene |
JPS61269131A (ja) * | 1985-05-23 | 1986-11-28 | Canon Inc | カメラの倍率切換装置 |
-
1987
- 1987-05-20 JP JP62123138A patent/JPH07109469B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63287835A (ja) | 1988-11-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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