JP2775485B2 - ズームレンズ鏡胴 - Google Patents

ズームレンズ鏡胴

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JP2775485B2
JP2775485B2 JP23478189A JP23478189A JP2775485B2 JP 2775485 B2 JP2775485 B2 JP 2775485B2 JP 23478189 A JP23478189 A JP 23478189A JP 23478189 A JP23478189 A JP 23478189A JP 2775485 B2 JP2775485 B2 JP 2775485B2
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良夫 角田
章介 福島
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はズームレンズ鏡胴、特に少なくとも4つの
可動群を有するズームレンズのための鏡胴に関する。
(従来技術) 近年、ズームレンズの普及が進み、レンズシャッタカ
メラに於いても高変倍ズームレンズが要求される傾向に
あり、ズーミングのための可動レンズ群は多群化する方
向に進みつつある。
しかし、従来の鏡胴構造においては、多群を駆動させ
てズーミングを行うのには、各群の摺動枠を各々固定胴
に嵌合するとともに、各摺動枠に植設したカムフォロア
ーを固定胴の案内溝及びカム筒のカム溝に嵌装させる機
構を用いていた。
(この発明が解決しようとする問題点) この鏡胴構造の欠点は、多群の摺動枠に各々カムフォ
ロアーを植設するとともに、それに対応させて固定胴の
案内溝、カム筒のカム溝を構成させねばならず、且つ各
群の摺動枠を精度良く移動させるためには、カムフォロ
アーは各々摺動枠に3本設けることが望ましく、また各
々の摺動枠に固定胴に対する光軸方向の嵌合長を十分と
らなければならなかった。これらの要求に更に精度面、
強度面からの要求が絡み、鏡胴を高精度且つコンパクト
に構成することは不可能であった。
やむを得ず、カムフォロアーは各摺動枠とも2本と
し、固定胴との嵌合長は短く、カム筒の各々の溝間隔は
狭く且つ複雑に構成せざるを得なくなり、外力に対する
耐久性が低下し、精度確保が難しくなるために生産性の
劣化を招き、結果としてコスト高の要因となっていた。
本発明は前記問題点を解消し且つ高精度コンパクトな
ズームレンズ鏡胴を提供するものである。
(問題を解決するための手段) 本発明のズームレンズ鏡胴は、少なくとも4つの可動
レンズ群を有するズームレンズ光学系のための鏡胴であ
って、固定胴内に第1〜第3群用摺動枠と第4群用摺動
枠の2つの摺動枠を嵌装し、該2つの摺動枠にカムフォ
ロアーを設け、従来と同様、カム筒によって各摺動枠に
所定の移動を与えるとともに、第2レンズ群用枠をカム
筒の駆動に連動して第1〜第3群用摺動枠内で移動さ
せ、該第1〜第3群用摺動枠と第2レンズ群枠との移動
量の差だけの移動を与えてズーミングを行うと共に、こ
の第2群枠の移動機構をフォーカシングに共用すること
を特徴とする。
(実施例) 以下、本発明のズームレンズ鏡胴を図面を参照して詳
細に説明する。
第1図は、4つの可動群を有するズームレンズ光学系
の概要を示し、I、II、III、IVは各々第1、第2、第
3、第4の可動レンズ群であり、ズーミングは短焦点側
から長焦点側にかけて、図示の如く各レンズ群は物体側
に移動することによって行われる。本発明では第1可動
レンズ群と第3可動レンズ群のズーミングによる移動は
同一とされている。
第2可動レンズ群の移動軌跡を示す実戦は、ズーミン
グ時移動された位置を示しているが、フォーカシング
は、この基点から点線で示す位置まで移動して行なう。
この時ズーミングによる焦点距離の違いに応じて同じ物
体距離に対する移動量は、光軸方向矢印の如く相違して
くる。
第2図は本発明の鏡胴の機構概要図で、1は固定胴、
2はカム筒、3は第1〜第3レンズ群用摺動枠、3′は
第2レンズ群用摺動枠、4は第4レンズ群用摺動枠、5
は可動絞り、6は第2レンズ群案内用ポール、7は第2
レンズ群駆動用スクリューシャフト、8は第2レンズ群
駆動用AFモータ(AF・M)、9、10はズーミング駆動用
カムフォロアー、11はフランジバック調整リング、12は
カム筒保持リングをそれぞれ示している。
ズーミングは、図示しないモータによってカム筒1に
回転が与えられると、第1〜第3図レンズ群用摺動枠3
及び第4レンズ群用摺動枠4に植設されたカムフォロア
ー9、10にカム筒1のカム溝及び固定胴の案内溝(図示
せず)を介して所定の移動が与えられることによって、
第1レンズ群、第3レンズ群、第4レンズ群の所定の移
動が行なわれる。このとき、カム筒1の回転に連動して
ズームエンコーダーZ・E及びマイコンC・P・Uを経
てAFモータ8により、図示せぬ減速ギヤを介してスクリ
ューシャフト7に回動が与えられて、第2レンズ群枠
3′には、摺動枠3の移動量と第2レンズ群の移動量と
の差だけ、摺動枠3内において枠3′の光軸方向の移動
が行なわれる。
フォーカシングは、図示せぬ測距機構から、測距信号
がC・P・Uに入り、そのときの焦点距離をズームエン
コーダーZ・Eから読み取り、フォーカシング移動量を
C・P・Uで演算の上、AFモータ8により図示せぬ減速
ギヤを介してスクリューシャフト7に回動が与えられ、
第2レンズ群枠3′に所定の移動を与えフォーカシング
が達成される。
(発明の効果) 上記のように、本発明のズームレンズ鏡胴は、少なく
とも4つの可動群を有するズームレンズのための鏡胴に
おいて、従来と同様のカムによる駆動は2つの摺動枠に
止め、且つフォーカシングに必要なレンズ群の駆動機構
を、ズーミングのための駆動機構と共用したため、 1.カム駆動のための構造が簡単でコンパクトに構成出
来、生産性の良い安価なズームレンズが供給出来る。
2.摺動枠の嵌合長を十分に取れるので精度維持が容易で
ある。
3.カムフォロアーも第1〜第3レンズ群用、第4レンズ
群用、各々の摺動枠に3本づつ設けることが可能となり
精度が上がるだけでなく、外力に対する堅牢性も向上す
る。この実施例のようなズームレンズは、長焦点時第1
〜第3レンズ群用摺動枠がカメラフロント部から大きく
繰出され、ユーザーが手をふれることが可能となり、従
来機種では同部のガタつきがユーザーに不安感を与えて
いたが、本発明の鏡胴では、その恐れが無い。
という顕著な効果を生じる。
このため、高変倍ズームレンズシャッターカメラにお
いて、従来にないコンパクトな大きさで精度の高い安価
なズームレンズを供給出来た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の鏡胴を用いる4つの可動群を有する
ズームレンズの光学配置図、第2図は本発明の鏡胴の1
実施例の機構概要図である。 図中の符号はそれぞれI、II、III、IVは各々第1、第
2、第3、第4の可動レンズ群、1は固定胴、2はカム
筒、3は第1〜第3レンズ群用摺動枠、3′は第2レン
ズ群用摺動枠、4は第4レンズ群用摺動枠、5は可動絞
り、6は第2レンズ群案内用ポール、7は第2レンズ群
駆動用スクリューシャフト、8は第2レンズ群駆動用AF
モータ、9、10はズーミング駆動用カムフォロアー、11
はフランジバック調整リング、12はカム筒保持リングを
示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも4つの可動レンズ群を有するズ
    ームレンズ光学系のための鏡胴であって、固定胴内に第
    1〜第3群用摺動枠と第4群用摺動枠の2つの摺動枠を
    嵌装し、該2つの摺動枠にカムフォロアーを設け、カム
    筒によって各摺動枠に所定の移動を与えるとともに、カ
    ム筒の駆動に連動して第2レンズ群枠を第1〜第3群用
    摺動枠内で移動させ、該第1〜第3群用摺動枠と第2レ
    ンズ群枠との移動量の差だけの移動を与えてズーミング
    を行うと共に、該第2レンズ群枠の移動機構をフォーカ
    シングに共用することを特徴とするズームレンズ鏡胴
JP23478189A 1989-09-12 1989-09-12 ズームレンズ鏡胴 Expired - Lifetime JP2775485B2 (ja)

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JPH0398007A JPH0398007A (ja) 1991-04-23
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107894644A (zh) * 2017-11-25 2018-04-10 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 机载光学镜头调焦机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107894644A (zh) * 2017-11-25 2018-04-10 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 机载光学镜头调焦机构
CN107894644B (zh) * 2017-11-25 2019-11-05 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 机载光学镜头调焦机构

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JPH0398007A (ja) 1991-04-23

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