JPH06324252A - ズームレンズ鏡筒 - Google Patents

ズームレンズ鏡筒

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Publication number
JPH06324252A
JPH06324252A JP13535893A JP13535893A JPH06324252A JP H06324252 A JPH06324252 A JP H06324252A JP 13535893 A JP13535893 A JP 13535893A JP 13535893 A JP13535893 A JP 13535893A JP H06324252 A JPH06324252 A JP H06324252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding ring
cam
group lens
lens
barrel
Prior art date
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Pending
Application number
JP13535893A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Watanabe
孝司 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP13535893A priority Critical patent/JPH06324252A/ja
Publication of JPH06324252A publication Critical patent/JPH06324252A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2群レンズ保持環とフォーカス移動群とのず
れを無くし、2群レンズ保持環の真の移動量が確実にズ
ームエンコーダーに伝わるようにすること。 【構成】 鏡筒内に光軸と平行に回転自在に支持された
スクリューバー16と該スクリューバーに対して軸対象
位置に設けたガイドバー17と、2群レンズL2 を保持
し前記スクリューバー16と前記ガイドバーに光軸方向
に移動自在に支持させた2群レンズ保持環13と、前記
2群レンズ保持環13のカムフォロアー13aと係合す
るカム溝12aを有するカム筒12と、絞りと3群レン
ズを保持若しくは絞りのみを保持し前記ガイドバーに光
軸方向移動自在に支持され、前記カム筒のカム溝12b
に当接する当接部14aを有する3群レンズ保持環14
若しくは絞り保持環34と、前記カム筒12の逃げ溝を
介して前記2群レンズ環13と直接結合したズームエン
コーダ15とを備えたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鏡筒内に1群レンズ、2
群レンズ、絞り及び3群レンズを設け、レンズの焦点距
離の変化とともに2群レンズ、絞り及び3群レンズを光
軸方向に進退させるズームレンズ鏡筒に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のズームレンズ鏡筒は、鏡
筒内に同心にカム筒を設け、このカム筒をギア連動によ
ってズームモータで回転させ、カム筒に設けられた2群
レンズ保持環及び3群レンズ保持環用のカム溝と、2群
レンズ保持環及び3群レンズ保持環から突出したカムフ
ォロアーによって、2群レンズ保持環及び3群レンズ保
持環を光軸に沿って移動させる、またズームエンコーダ
ーは、突出したカムフォロアーがカム筒に設けられたズ
ームエンコーダー用のカム溝に当接しており、カム筒の
回転によりブラシを移動させ、2群レンズ保持環の移動
量に応じて電気的出力を変化させている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、2群レンズ保持環とズームエンコーダー
との間にはカム筒が挟まれており、カム筒に設けられた
2群レンズ保持環用のカム溝と2群レンズ保持環に設け
られたカムフォロアーとの間と、カム筒に別途設けられ
たズームエンコーダー用のカム溝とズームエンコーダー
に設けられたカムフォロアーとの間には、移動するため
に不可欠なすき間を設ける必要があり、カム筒の回転に
より2群レンズ保持環が移動する移動量とズームエンコ
ーダーのブラシの移動量との間にヒステリシスが発生
し、2群レンズ保持環の真の移動量がズームエンコーダ
ーに伝わらないという問題点があった。
【0004】本発明は上記のような問題点を解消したズ
ームレンズ鏡筒を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は1群レンズを固
定した鏡筒と、この鏡筒内に光軸と平行に回転自在に支
持されたスクリューバーと、前記鏡筒内に前記スクリュ
ーバーに対して軸対象位置に設けたガイドバーと、2群
レンズを保持し前記スクリューバーに螺合するスリーブ
及び前記ガイドバーに係合するU溝を有する2群レンズ
保持環と、前記2群レンズ保持環のカムフォロアーと係
合するカム溝を有するカム筒と、絞りと3群レンズを保
持若しくは絞りのみを保持し前記ガイドバーに光軸方向
移動自在に嵌合するスリーブ及び前記カム筒のカム溝に
当接する当接部を有する3群レンズ保持環若しくは絞り
保持環と、前記鏡筒の外側に嵌合し前記カム筒の逃げ溝
を介して前記2群レンズ環と直接結合したズームエンコ
ーダとを備えたことにより、ヒステリシスが発生するこ
とがなく、ズームエンコーダによって2群レンズ保持環
の移動量によるピント変化を高精度に読み取ることがで
きる。
【0006】そして、この読み取った2群レンズ保持環
の移動量によってフォーカス移動群を移動させる場合、
2群レンズ保持環とフォーカス移動群とのずれを無くす
ことができる。また、カム筒にはギアが不要になり、形
構造が簡略化されコストの削減にもなる。
【0007】
【実施例】
実施例1 図1は、本発明の特徴を最もよく表わす実施例の縦断面
であり、図1において、10は1群レンズL1 保持した
前鏡筒、11は軸線を合わせて前鏡筒10に一体的に取
付けた後鏡筒、12は前鏡筒10に同心状に嵌合したカ
ム筒、13は2群レンズL2 を保持した2群レンズ保持
環、14は3群レンズL3 を保持した3群レンズ保持
環、15は前鏡筒10の外側に配設したズームエンコー
ダー、16は光軸X−Xと平行に両端部を前鏡筒10と
後鏡筒11とに回転自在に支持されたスクリューバー、
17は光軸X−Xと平行に、かつ該光軸X−Xを挟んで
スクリューバー16と点対象位置に設け、両端部を前鏡
筒10と後鏡筒11に支持したガイドバー、19は後鏡
筒11の端面に取付けたモータ、20は4群レンズL4
を保持した4群レンズ保持環である。
【0008】上記2群レンズ保持環13はそのスリーブ
13cのねじ孔にスクリューバー16を螺合貫通させ、
このスリーブ13cと点対象位置に設けたU溝13dを
ガイドバー17に回り止め的に係合させている。また、
この2群レンズ保持環13にはカムフォロアー13aが
突設してあり、このカムフォロアー13aはカム筒12
の内面に突設されたカム部12aに当接している。
【0009】また、2群レンズ保持環13には突起部1
3bがあり、ズームエンコーダー15から突出したカム
フォロアー部15aと嵌合している。このため、カム筒
12には、上記カムフォロアー15aが直進することと
該カム筒が回転することによって干渉することが無いよ
うに、カムフォロアー15aの移動範囲より大きい逃げ
溝(図示せず)が設けられている。
【0010】上記3群レンズ保持環14はそのスリーブ
14bにガイドバー17を貫通させることにより、光軸
方向に移動自在に支持させてあり、この3群レンズ保持
環14のカムフォロアー14aをカム筒12のカム部1
2bに当接させている。また、この3群レンズ保持環1
4には絞り機構が搭載されており、後鏡筒11に取付け
たIGメーター18の出力軸であるバー18aが絞り機
構の回転板21a,21bに係合している。
【0011】上記4群レンズ保持環20はそのスリーブ
20aにガイドバー17を貫通させることにより、光軸
方向に移動自在に支持させてあり、かつスリーブ20a
より突設した腕部20bの端部ねじ孔にモータ19のネ
ジ軸19aを螺合させている。
【0012】本実施例1は上記の構成であるから、ズー
ムモーター(図示せず)が作動すると、ズームモーター
の出力ギア(図示せず)にギア結合しているスクリュー
バー16が回転し、その回転力によって2群レンズ保持
環13を光軸方向に進退させる。この2群レンズ保持環
13が直線運動することによって、当接したカムフォロ
アー13aとカム部12aによってカム筒12を回転さ
せるとともに、この移動量は突起部13b、カムフォロ
アー15aを介して直接ズームエンコーダ15に伝達さ
れる。従って、2群レンズ保持環13の真の移動量をズ
ームエンコーダ15で高精度に読み取ることができる。
【0013】また、上記のようにカム筒12が回転する
と、3群レンズ保持環14のカムフォロアー14aがカ
ム部12bに当接しているので、3群レンズ保持環14
はガイドバー17に沿って光軸X−X方向に直進する。
【0014】IGメーター18はバー18aを介して回
転板21a,21bを回転駆動させ、絞りを決定する。
このバー18aは3群レンズ保持環14の移動範囲より
長く設定してあるので、3群レンズ保持環14がどの位
置にあっても回転板21a,21bを回転駆動させるこ
とが可能である。
【0015】一方、モーター19を作動させると、ねじ
軸19aとねじ穴との作用により、4群レンズ保持環2
0が光軸X−X方向に進退移動してフォーカシングが行
われる。
【0016】実施例2 図2は実施例2の構成を示す縦断面図であり、前記図1
の実施例1と同一部分には同一符号を付して重複説明を
省略する。
【0017】本実施例2の絞り機構を3群レンズ保持環
4に設けず、独立した絞り保持環34に保持し、この絞
り保持環34をそのスリーブ34bによってガイドバー
17に嵌合支持させている。そして、この絞り保持環3
4のカムフォロアー34aをカム筒12のカム部12c
に当接させてあり、カム筒12が回転することによっ
て、絞り保持環34はガイドバー17に沿って進退移動
する。
【0018】本実施例2の基本的動作は前記図1の実施
例1と同一である。異なる点は絞り保持環34に絞り機
構が搭載されており、回転板21a,21bとIGメー
ター18から突出したバー18aと嵌合している。従っ
て、IGメーター18の回転がバー18aによって伝達
され、回転板21a,21bを回転駆動させるもので、
このバー18aは絞り保持環34の移動範囲より長く設
定してあるので、絞り保持環34がどの位置にあっても
回転板を駆動させることが可能である。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、カム筒
を挟んでズームエンコーダーと2群レンズ保持環とを該
カム筒の逃げ溝を介して直接結合したので、ヒステリシ
スの発生がなく、ズームエンコーダーは2群レンズ保持
環の移動量によるピント変化を高精度に読み取ることが
できる。そして、読み取った2群レンズ保持環の移動量
によってフォーカス移動群を移動させる場合、2群レン
ズ保持環とフォーカス移動群とのずれを無くすことがで
きる。また、カム筒にはギアが不要になり、型構造が簡
略化されコストの削減にもなるなどの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1を示すズームレンズ鏡筒の
縦断面図。
【図2】 本発明の実施例2を示すズームレンズ鏡筒の
縦断面図。
【符号の説明】
10 前鏡筒(鏡筒) 11 後鏡筒(鏡筒) 12 カム筒 13 2群レンズ保持環 14 3群レンズ保持環 15 ズームエンコーダー 16 スクリューバー 17 ガイドバー 21a,21b 回転板(絞り) 34 絞り保持環

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1群レンズを固定した鏡筒と、この鏡筒
    内に光軸と平行に回転自在に支持されたスクリューバー
    と、前記鏡筒内に前記スクリューバーに対して軸対象位
    置に設けたガイドバーと、2群レンズを保持し前記スク
    リューバーに螺合するスリーブ及び前記ガイドバーに係
    合するU溝を有する2群レンズ保持環と、前記2群レン
    ズ保持環のカムフォロアーと係合するカム溝を有するカ
    ム筒と、絞りと3群レンズを保持若しくは絞りのみを保
    持し前記ガイドバーに光軸方向移動自在に嵌合するスリ
    ーブ及び前記カム筒のカム溝に当接する当接部を有する
    3群レンズ保持環若しくは絞り保持環と、前記カム筒を
    挟み該カム筒の逃げ溝を介して前記2群レンズ環と直接
    結合したズームエンコーダとを備えたことを特徴とする
    ズームレンズ鏡筒。
JP13535893A 1993-05-13 1993-05-13 ズームレンズ鏡筒 Pending JPH06324252A (ja)

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JP13535893A JPH06324252A (ja) 1993-05-13 1993-05-13 ズームレンズ鏡筒

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103336350A (zh) * 2013-07-26 2013-10-02 北方信息控制集团有限公司 像面高稳定的电动连续变焦机构
US8634138B2 (en) 2010-08-31 2014-01-21 Canon Kabushiki Kaisha Lens barrel and optical apparatus including the same
US10996424B2 (en) 2018-01-31 2021-05-04 Canon Kabushiki Kaisha Lens barrel and imaging device
US11378770B2 (en) 2017-11-08 2022-07-05 Canon Kabushiki Kaisha Lens barrel that holds lens groups moving forwardly and backwardly in optical axis direction, image pickup unit, and image pickup apparatus

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CN103336350A (zh) * 2013-07-26 2013-10-02 北方信息控制集团有限公司 像面高稳定的电动连续变焦机构
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