JPH07109033A - 給紙カセット - Google Patents

給紙カセット

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JPH07109033A
JPH07109033A JP25801693A JP25801693A JPH07109033A JP H07109033 A JPH07109033 A JP H07109033A JP 25801693 A JP25801693 A JP 25801693A JP 25801693 A JP25801693 A JP 25801693A JP H07109033 A JPH07109033 A JP H07109033A
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
feed cassette
paper feed
cassette
holding body
Prior art date
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Pending
Application number
JP25801693A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kato
武史 加藤
Kazuo Kikuchi
一夫 菊地
Shigetaka Furukawa
茂隆 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、強度的に信頼性の高い給紙カ
セット及び保持体の動きに応じて適確な紙サイズの被検
知と表示を行うことが可能な給紙カセットを実現するこ
とにある。 【構成】エンドプレート3の動きにより被検知部材と紙
サイズ表示部材を連動させるために、給紙カセット1
に、エンドプレート3と一体化されたラック4,歯車5
と円板7を中継する軸6,円板7に削設され、カムの役
目を果たすスリット8,2本のレバー10,14、2本
のレバーの支持軸9,15、被検知部材11,紙サイズ
表示部材16を図1のように配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタや複写機等の
用紙を本体に供給するための給紙カセットに関するもの
であり、特に、収納されている用紙のサイズを表す信号
を、本体または作業者に対して伝達する手段を有する給
紙カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数種類のサイズの用紙を収納可
能な1つの給紙カセットにおいてカセット内の用紙サイ
ズを表示する方法として、用紙の給紙方向に平行な側部
を保持する保持体が、この方向と直交する方向に移動可
能に設けられており、この保持体の移動量に伴って、そ
の保持体の位置を検知し、表示するというものがよく知
られている。ところが、上記のような方法を用いると、
特に米国で使用されるレターサイズ(letter size)の用
紙とリーガルサイズ(legal size)の用紙のように、横幅
が同一で、縦方向の長さのみが異なる用紙のサイズを検
知し、表示することは不可能であるという不都合があ
る。
【0003】かかる不都合を解消しえる技術としては、
特公平3−64411号公報に記載されたものがある。
【0004】これは、複数種類のサイズの用紙を収納可
能な1つの給紙カセットにおいて、給紙方向と平行な方
向に移動可能であり、用紙の給紙方向における上流端部
を保持する保持体と、この保持体の位置に応じて連動す
る手段を備えた非検知部材を有し、前記給紙カセットの
外部に検知手段を備えた紙サイズ検出機構を用いるとい
う技術であり、本発明と発想は同様である。そして、前
記技術の特徴として、前記保持体は、前記給紙カセット
の底面に削設されている長孔を挿通して立設された支持
軸に固定されており、連動手段は、前記給紙カセットの
底面裏側に枢軸されているレバーと、前記レバーの一部
に削設されている長孔に前記支持軸が係合し、前記保持
体の動きに応じて前記レバーの回動端を、前記保持体の
動きの方向に直交する方向に動かすカム手段と、被検知
部材が前記レバー回動端に結合され、前記保持体と前記
被検知部材とを連結する手段とを有していることであ
る。また、前記技術には、前記給紙カセットの側壁に開
設されている窓部と、前記窓部に内装され、かつそれが
移動することによって前記窓部から異なる情報が可視的
に表示される紙サイズ表示部材と、前記保持体の位置に
応じて、前記紙サイズ表示部材を所定位置に動かすため
の連動手段とが具備されている。前記連動手段は、前記
保持体と前記被検知部材との連動手段と同一のものであ
り、結局、前記保持体の動きに応じて前記被検知部材と
前記紙サイズ表示部材が同じ移動量を持つことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記技術の問題点とし
て下記2点が考えられる。
【0006】1.前記保持体に固定されている支持軸が
前記給紙カセットの底面に挿通されている為、前記保持
体の移動量分だけ前記給紙カセットの底面に孔を開けな
ければならない。このため、強度的に弱くなり性能に影
響を与える可能性がある。
【0007】2.従来の技術最後尾に記述した、保持体
の動きに応じて被検知部材とサイズ表示部材が同じ移動
量を持つということである。前記被検知部材の移動量が
大きいと検知部品まで大きくさせてしまう。また、前記
サイズ表示部材の移動量が小さいと表示の切換えが困難
になる。これにより、前記保持体の動きに応じる前記被
検知部材と前記サイズ表示部材の連動手段を独立させ、
かつ共用部分を用いてコストを抑える必要がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、 1.給紙方向と平行な方向に移動可能であり、用紙の給
紙方向における上流端部を保持する保持体と、この保持
体の位置に応じて連動する手段を備えた被検知部材を有
する、複数種類のサイズの用紙を収納可能な1つの給紙
カセットにおいて、その連動手段は、前記保持体と一体
化され、用紙の給紙方向と平行な方向に沿ってこの保持
体から下流の方向に伸びているラックと、このラックと
噛み合うように前記給紙カセットの底面表側に枢軸され
ている歯車と、前記給紙カセットの底面に削設されてい
る丸孔を挿通して、前記歯車と結合されている中継軸
と、中継軸のもう一端に結合されている円板と、一端は
前記円板の一部に削設されている長孔に係合し、他端は
前記被検知部材とリンク結合され前記給紙カセットの底
面裏側に枢軸されているレバーにより、前記保持体の動
きの方向に直交する方向に前記被検知部材を動かすカム
手段を有するものである。
【0009】2.給紙方向における上流の壁に開設され
ている窓部と、前記窓部に内装され前記連動手段の一部
を共用して、移動可能である紙サイズ表示部材を有す
る、複数種類のサイズの用紙を収納可能な1つの給紙カ
セットにおいて、その連動手段は、1における連動手段
よりレバーだけを独立させ、一端は前記円板の一部に削
設されている長孔にリンク結合し、他端は前記紙サイズ
表示部材とリンク結合し、前記給紙カセットの底面裏側
に枢軸されるレバーにより、前記保持体の動きの方向に
直交する方向に前記紙サイズ表示部材を動かすカム手段
を有するものである。
【0010】
【作用】
1.給紙カセットの底面の表側にラックと噛み合う歯
車,裏側に一部に削設されている長孔のある円板を、前
記給紙カセットの底面に削設されている丸孔を挿通して
いる軸で中継することにより、前記給紙カセットの底面
に削設しなければならない孔の面積を小さくすることが
でき、強度を上げることができる。
【0011】2.保持体の動きに応じた紙サイズ表示部
材の連動手段は、被検知部材の連動手段からレバーだけ
を独立させ、2つのレバーの力点から作用点までに対す
る支点の距離の比率に変化を与えることで、前記保持体
の移動量に対し2つの連動幅を設けることが可能であ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0013】給紙カセット1は図1から図3における矢
印の方向に挿入され、底面には2本の長孔2と1本の長
孔17と1つの丸孔が削設されており、両方の長孔2に
はエンドプレート3が各用紙サイズに対応した位置決め
をするためにV字型の切欠きが削設されている(本実施
例では、エグゼクティブサイズ(exective size),レタ
ーサイズ(letter size),A4サイズ,リーガルサイズ
(legal size)の4種類を適用した。)。
【0014】エンドプレート3には前記長孔2に削設さ
れているV字型の切欠きに引掛る爪が形成され、給紙方
向を見て右側の給紙方向と平行な方向に沿って前記エン
ドプレートの下流の方向に伸びているラック4が一体化
されている。このラック4と噛み合う位置に歯車5を配
置する。本実施例での歯車5は、用紙の最少サイズから
最大サイズまで前記エンドプレートを移動させた際に、
ほぼ1回転するくらいの大きさに設定した。また、前記
ラック4と歯車5は給紙カセット1の底面表側にあり、
供給されている用紙に触れることのないよう、給紙カセ
ット1における底面の前記ラック4と歯車5が配置され
る位置には窪みが付けてある。
【0015】前記歯車5には中継軸6が結合されてお
り、この中継軸6は前記給紙カセット1に削設されてい
る丸孔を挿通して、他端には円板7が固定されている。
この円板7にはU字型のスリット8が削設され、このス
リット8がカムの役目を果たす。このスリット8には支
持軸9により回動自由にされ、給紙の下流方向に伸びた
レバー10の一端が係合されている。このレバー10の
他端には、被検知部材11がリンク結合されている。図
5に示すように、被検知手段として前記給紙カセット1
の給紙方向の下流側端部には被検知部分12に数個の孔
の開いた面が伸びており、前記レバー10とのリンク結
合により摺動自在に装着されている前記被検知部材11
が用紙サイズによっていずれかの孔を塞ぐ。また、検知
手段として本体側の給紙カセット装着位置には発光ダイ
オード20&ホトトランジスタ21の光センサ13を装
着し、前記被検知部材により塞がれている孔の位置、す
なわち用紙のサイズを示す信号を本体側の制御装置に送
るという手段を用いた。前記スリット8の支持軸9には
前記円板7とレバー10との間にもう一本のレバー14
の一端がリンク結合されている。このレバー14は支持
軸15により回動自由にされ給紙の上流方向に伸びて、
他端は紙サイズ表示部材16とリンク結合されている。
図6に示すように、紙サイズ表示手段として前記給紙カ
セット1の給紙の上流側端面には窓部としての透孔18
が削設されており、この透孔18の内側には紙サイズ表
示部材16が前記レバー14との結合により摺動自在に
装着されている。この紙サイズ表示部材16の一部は、
その内側にある支持面における長孔を挿通して、前記給
紙カセットの底部に削設されている長孔17を挿通し
て、前記レバー14まで届いている。
【0016】而して、図4に示すように、最少のサイズ
の用紙(エグゼクティブサイズ)の収納されていた給紙
カセット1に最大のサイズの用紙(リーガルサイズ)を
収納しようとする場合には、前記エンドプレート3は給
紙の最も上流側に位置し、それに伴い前記レバー10は
最も反時計方向に偏倚し、前記被検知部材11は最も左
側に位置する。そしてその下にある孔を塞ぐことで、最
大サイズの用紙(リーガルサイズ)であるという信号を
本体側に送る。また、この場合逆に前記レバー14は最
も時計方向に偏倚し、前記紙サイズ表示部材16は最も
左側に位置し、前記透孔18を通して最大サイズの表示
(LG)がされることになる。
【0017】本実施例では前記一連の機構に接触物のな
いよう、カバー19を備えた。また、適用した検知手段
は光センサであるが、図7に示すように、被検知部材1
1が押すボタン23の位置により紙サイズを検出するボ
タンスイッチ式の検知手段22などへの対応も可能であ
る。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、 1.給紙カセットの底面に削設しなければならない孔の
面積を小さくすることができ、強度の信頼性を上げるこ
とができる。
【0019】2.被検知部材を検知する検知手段の大き
さ(幅)の調整と紙サイズ表示を、コストの上昇を抑え
ながらも適確に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタの給紙カセットに採用した場合の平面
図である。
【図2】プリンタの給紙カセットに採用した場合の裏面
図である。
【図3】プリンタの給紙カセットに採用した場合の主要
断面図である。
【図4】エンドプレート3を移動させた際の連動状態図
である。
【図5】本実施例で用いた検知手段の斜視図である。
【図6】本実施例で用いた紙サイズ表示部分の斜視図で
ある。
【図7】ボタンスイッチ式センサを用いた場合の斜視図
である。
【符号の説明】
1…給紙カセット、2…底面の2本の長孔、3…エンド
プレート、4…ラック、5…歯車、6…中継軸、7…円
板、8…スリット、9,15…支持軸、10,14…レ
バー、11…被検知部材、12…被検知部分、13…光
センサ、16…紙サイズ表示部材、17…長孔、18…
透孔、19…カバー、20…発光ダイオード、21…ホ
トトランジスタ、22…ボタンスイッチ式の検知手段、
23…ボタン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 茂隆 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所情報映像メディア事業部 内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙方向と平行な方向に移動可能であり、
    用紙の給紙方向における上流端部を保持する保持体と、
    この保持体の位置に応じて連動する手段を備えた被検知
    部材を有する、複数種類のサイズの用紙を収納可能な1
    つの給紙カセットにおいて、 前記連動手段は、前記保持体と一体化され用紙の給紙方
    向と平行な方向に沿ってこの保持体から下流の方向に伸
    びているラックと、 このラックと噛み合うように前記給紙カセットの底面表
    側に枢軸されている歯車と、 前記給紙カセットの底面に削設されている丸孔を挿通し
    て、前記歯車と結合されている中継軸と、 中継軸のもう一端に結合されている円板と、 一端は前記円板の一部に削設されている長孔に係合し、
    他端は前記被検知部材とリンク結合され前記給紙カセッ
    トの底面裏側に枢軸されているレバーにより構成され、 前記保持体の動きの方向に直交する方向に前記被検知部
    材を動かすカム手段を有していることを特徴とする給紙
    カセット。
  2. 【請求項2】給紙方向における上流の壁に開設されてい
    る窓部と、前記窓部に内装され前記連動手段の一部を共
    用して、移動可能である紙サイズ表示部材を有する、複
    数種類のサイズの用紙を収納可能な1つの給紙カセット
    において、 前記連動手段は、請求項1における連動手段よりレバー
    だけを独立させ、一端は前記円板の一部に削設されてい
    る長孔にリンク結合し、他端は前記紙サイズ表示部材と
    リンク結合し、前記給紙カセットの底面裏側に枢軸され
    るレバーにより、前記保持体の動きの方向に直交する方
    向に前記紙サイズ表示部材を動かすカム手段であり、か
    つ、前記2つのレバーの力点から作用点までに対する支
    点の距離の比率に変化を与えることで、前記保持体の移
    動量に対し2つの連動幅を設けることが可能であること
    を特徴とする給紙カセット。
JP25801693A 1993-10-15 1993-10-15 給紙カセット Pending JPH07109033A (ja)

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