JPH0710896U - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JPH0710896U JPH0710896U JP4485293U JP4485293U JPH0710896U JP H0710896 U JPH0710896 U JP H0710896U JP 4485293 U JP4485293 U JP 4485293U JP 4485293 U JP4485293 U JP 4485293U JP H0710896 U JPH0710896 U JP H0710896U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁気ディスク装置の薄型化と、防塵性を両立
できる磁気ディスク装置を得ること。 【構成】 磁気ディスク装置のメインフレーム5にヘッ
ド部に相当する開口面積の中抜部5aを形成し、前記中
抜部5aにヘッド部を配設し、前記ヘッド部を構成する
ヘッド摺動機構11の下面をメインプリント基板29で
覆つた磁気ディスク装置。
できる磁気ディスク装置を得ること。 【構成】 磁気ディスク装置のメインフレーム5にヘッ
ド部に相当する開口面積の中抜部5aを形成し、前記中
抜部5aにヘッド部を配設し、前記ヘッド部を構成する
ヘッド摺動機構11の下面をメインプリント基板29で
覆つた磁気ディスク装置。
Description
【0001】
本考案は、パソコン、ワープロ等の磁気ディスク装置に関し、特に、磁気ディ スク装置のヘッド部を構成するヘッド摺動機構にゴミ等が侵入することを防止す る磁気ディスク装置に関する。
【0002】
周知のように、磁気ディスク装置は、磁気ヘッドをメインフレームに沿って摺 動させるヘッド摺動機構、同磁気ヘッドを支持するキャリッジを含んだヘッド部 を備えるが、同キャリッジは、先端部に磁気ヘッドを取付けた上部キャリッジと 下部キャリッジとから構成され、これらヘッド部はメインフレーム上に配設され ている。
【0003】 したがって、従来の磁気ディスク装置では、下部キャリッジ側はメインフレー ムにより覆われた状態にあるので、外部からヘッド摺動機構のガイド軸や軸受部 に向かってゴミ等の異物が侵入する可能性は少なく、異物侵入によりこれらの機 能に支障を生じることは少なかった。
【0004】 近年の薄型化の要求に伴って、最近の磁気ディスク装置では、前述したヘッド 部に対応したメインフレームの一部を切り抜き、ヘッド摺動機構のガイド軸や軸 受部をメインフレームの下面に取付ける構造を採用することにより、ヘッド部の 取付け高さを極力低減する構造が提案されている。
【0005】 すなわち、図4はこのような構造の従来の磁気ディスク装置を示し、磁気ディ スク装置100のメインフレーム101には、ヘッド部102に相当する開口面 積とされた中抜部103が形成される。そして、この中抜部103の内部には、 メインフレーム101の下面にヘッド部102の一部である軸受部104が固定 され、この軸受部104に取付けたガイド軸105にヘッド摺動機構の走行部材 106を嵌合させてヘッド部102が配置される。なお、磁気ディスク装置の主 要部電子回路を組付けるメインプリント基板107は、メインフレーム101の 中抜部103を避けた位置に配置されることになる。
【0006】
しかしながら、このような構造の従来の磁気ディスク装置では、ヘッド部がメ インフレーム101の中抜部103から外部に露呈した状態になるので、同ヘッ ド部を構成するヘッド摺動機構の走行部材、ガイド軸、軸受部等にゴミ等の異物 が侵入する可能性が増し、ヘッド摺動機構部等の機能に支障を生ずるおそれがあ った。
【0008】 本考案の目的は、前述した従来の磁気ディスク装置の問題に鑑み、磁気ディス ク装置の薄型化と、防塵性を両立できる磁気ディスク装置を得ることにある。
【0009】
この目的を達成するため、本考案は、磁気ディスク装置のメインフレームにヘ ッド部に相当する開口面積の中抜部を形成し、前記中抜部にヘッド部を配設し、 前記ヘッド部を構成するヘッド摺動機構の下面をメインプリント基板で覆った磁 気ディスク装置を提案するものである。
【0010】
以下、図1から図3について本考案の実施例の詳細を説明する。
【0011】 図1は上面カバーを取外した状態を示す本考案による5インチ用磁気ディスク 装置の上面図、図2はメインプリント基板を取外した状態を示す同磁気ディスク 装置の底面図である。
【0012】 磁気ディスク装置2のフロントベゼル1に組付けられたシャーシは、メインフ レーム5、上面のサブフレーム6、スペーサを介在させた左右のサイドフレーム 3、4からなり、このシャーシのメインフレーム5及びサブフレーム6に複数の 機構部、プリント基板、電子部品が固定される構造である。
【0013】 詳しくいうと、磁気ディスク装置2のフレームには、フロッピーディスク50 をコレット(図示せず)の昇降によりスピンドルとの間に挟持するチャッキング 機構8と、磁気ヘッド9を有するヘッド部10と、ヘッド部10をフロッピーデ ィスク50の中心に向かって矢印A方向に移動させるヘッド摺動機構11とが配 設される。
【0014】 前記チャッキング機構8は、イジェクトレバ12に形成した傾斜カム13の移 動に連動して上下動される作動ピン23をもつ第1スイングアーム24と、この 第1スイングアーム24に係合して上下動される第2スイングアーム25とを備 えている。
【0015】 ヘッド部10は、後端部間を板バネ16で連結された上キャリッジ15と下キ ャリッジ(図示せず)とを有し、同上キャリッジ15は捩じりバネ17により下 方に向かって付勢される。そして、この上キャリッジ15はチャッキング機構8 の動作に連動して上下方向に回動できる。
【0016】 また、前述したヘッド摺動機構11は、ステッピングモータ18のリードスク リュー19の螺旋溝に係合する走行部材20と、ガイド軸21に前後に摺動自在 に組付けられた走行ガイド部材22とからなる。
【0017】 そして、サブフレーム6の上面には、フロッピーディスク50のインデックス ホール50aの位置を検出するインデックスホール検出センサ26が設けられる 。
【0018】 戻しバネ27を介して矢印Y方向に付勢される前記イジェクトレバ12は、そ の先端部のラック12aが回転ダンパー28のピニオンに係合されるから、フロ ッピーディスク50の挿入及び排出時のイジェクトレバ12の急激な移動が抑制 される。
【0019】 前記磁気ディスク装置2の底面側には、磁気ディスク装置の主要電子回路を搭 載したメインプリント基板29及びフロッピーディスク50を挟持してダイレク トに回転駆動するスピンドルモータ30が組付けられるけれども、これらの組付 けの詳細は後述する。
【0020】 以上のような構成により、フロッピーディスク50の挿入時にあっては、イジ ェクトレバ12の移動によって、第1スイングアーム24の作動ピン23が傾斜 カム13のカム面に沿って上昇され、この間に、第1スイングアーム24の他端 部に設置されたコレットが下降する。この結果、コレットがスピンドルに当接す ると、更にコレットが下降してフロッピーディスク50がコレットに確実に保持 される。
【0021】 また、イジェクトレバ12を押し込んでフロッピーディスク50を排出する際 には、第1スイングアーム24の作動ピン23が傾斜カム13のカム面に沿って 下降し、第1スイングアーム24の他端部に設置されたコレットが上昇してフロ ッピーディスク50の拘束が解かれることになる。
【0022】 一方、図2および図5に示すように、前記磁気ディスク装置2のメインフレー ム5には、ヘッド部10に対応した開口面積の中抜部5aが打抜き加工され、こ の中抜部5aの内部にヘッド部10を位置するため、メインフレーム5の下面に ヘッド摺動機構11の軸受部31が固着される。そして、前記軸受部31に対し てはガイド軸21が支持され、このガイド軸21に走行部材22を嵌合されるの で、ヘッド部10はメインフレーム5の中抜部5aよりも下方の位置にある。
【0023】 磁気ディスク装置2の下面に取付られるメインプリント基板29は、前記メイ ンフレーム5の中抜部5aを覆う大きさをもっている。このメインプリント基板 29は、メインフレーム5の下面の水平な曲げ加工ブラケット32に取付けられ るが、メインフレーム5とメインプリント基板29との間にはある程度の間隔が あるので、同メインプリント基板29とヘッド摺動機構11の走行部材22とが 干渉することはない。
【0024】 また、ヘッド摺動機構11の走行部材22の下面には、メインプリント基板2 9が外力により撓んでも他の機構部に接触しないように、湾曲させたガード部材 33が設けられ、メインフレーム5の中抜部5aから下方に伸びた同ガード部材 33でメインプリント基板29が支持される。
【0025】 図示実施例による磁気ディスク装置は、以上のような構造であるから、メイン フレーム5の中抜部5aに配設される、ヘッド部はメインプリント基板29で覆 われるため、ゴミ等の異物の侵入を阻止することができる。そして、同磁気ディ スク装置では、ヘッド部を構成するヘッド摺動機構11のガイド軸21や走行部 材22をメインフレーム5よりも下方に組付けるため、磁気ディスク装置2の厚 さ方向の寸法が小さくなる。
【0026】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、磁気ディスク装置の薄型化 と、防塵性を両立できる磁気ディスク装置を得ることができる。
【図1】上面カバーを取外した状態を示す本考案による
磁気ディスク装置の上面図である。
磁気ディスク装置の上面図である。
【図2】メインプリント基板を取外した状態を示す同磁
気ディスク装置の底面図である。
気ディスク装置の底面図である。
【図3】図2の3−3線に沿った断面図である。
【図4】従来の磁気ディスク装置の要部底面図である。
2 磁気ディスク装置 3 サイドフレーム 4 サイドフレーム 5 メインフレーム 5a 中抜部 6 サブフレーム 10 ヘッド部 11 ヘッド摺動機構 29 メインプリント基板
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気ディスク装置のメインフレームにヘ
ッド部に相当する開口面積の中抜部を形成し、前記中抜
部にヘッド部を配設し、前記ヘッド部を構成するヘッド
摺動機構の下面をメインプリント基板で覆った磁気ディ
スク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993044852U JP2598675Y2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993044852U JP2598675Y2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 磁気ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0710896U true JPH0710896U (ja) | 1995-02-14 |
JP2598675Y2 JP2598675Y2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=12703019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993044852U Expired - Fee Related JP2598675Y2 (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598675Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-26 JP JP1993044852U patent/JP2598675Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2598675Y2 (ja) | 1999-08-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |