JPH07108787B2 - 陰極線管フェースプレート用ガラス - Google Patents
陰極線管フェースプレート用ガラスInfo
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- JPH07108787B2 JPH07108787B2 JP62278999A JP27899987A JPH07108787B2 JP H07108787 B2 JPH07108787 B2 JP H07108787B2 JP 62278999 A JP62278999 A JP 62278999A JP 27899987 A JP27899987 A JP 27899987A JP H07108787 B2 JPH07108787 B2 JP H07108787B2
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- JP
- Japan
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- glass
- zro
- cathode ray
- face plate
- ray tube
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/076—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
- C03C3/095—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing rare earths
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/86—Vessels; Containers; Vacuum locks
- H01J29/863—Vessels or containers characterised by the material thereof
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は陰極線管フェースプレート、特にカラーテレビ
ジョン受像管用フェースプレートとして使用するための
ガラス組成物に関する。
ジョン受像管用フェースプレートとして使用するための
ガラス組成物に関する。
(従来の技術とその問題点) カラーテレビジョン受像管に用いられるタイプの陰極線
管用ガラスフェースプレートは透過性、高度のX線吸
収、および高速電子の衝撃およびX線照射による変色に
対する優れた耐性を示さなければならないが、陰極線管
の製造工程においてガラスが安全でなければならない物
理的性質のマトリックスを次に示す。
管用ガラスフェースプレートは透過性、高度のX線吸
収、および高速電子の衝撃およびX線照射による変色に
対する優れた耐性を示さなければならないが、陰極線管
の製造工程においてガラスが安全でなければならない物
理的性質のマトリックスを次に示す。
フェースプレートガラスは、陰極線管の製造に通常使用
されているガラスの熱膨張率、すなわち0゜〜300℃の
温度範囲で97〜100×10-7/℃を、これらのガラスおよび
その中に密封されている金属成分との相溶性を満足させ
るために示す必要がある。
されているガラスの熱膨張率、すなわち0゜〜300℃の
温度範囲で97〜100×10-7/℃を、これらのガラスおよび
その中に密封されている金属成分との相溶性を満足させ
るために示す必要がある。
管を組立てる間にガラス成分の熱変形を最小にするため
に、ガラスは少なくとも約500℃のアニール点、および
少なくとも約460℃の歪点を示す必要がある。
に、ガラスは少なくとも約500℃のアニール点、および
少なくとも約460℃の歪点を示す必要がある。
管を適正に操作するため、ガラスは対数ρの数で表わす
と、250℃で9以上、350℃で7以上の電気抵抗率を示さ
なければならない。
と、250℃で9以上、350℃で7以上の電気抵抗率を示さ
なければならない。
ガラスの電気溶融を構想する場合、容易に還元できる金
属酸化物、特にPbOは、ガラスに殆ど存在しない方が好
ましい。フェースプレート組成中に容易に還元できる金
属酸化物を含有すると、電子衝撃によって変色を受けや
すいガラスを与えると考えられる。さらに、As2O3は、
還元しやすいため非常に有効な清澄剤であるので、Sb2O
3とAs2O3の組合せがAs2O3水準を0.25重量%以下に保つ
ために使用される。
属酸化物、特にPbOは、ガラスに殆ど存在しない方が好
ましい。フェースプレート組成中に容易に還元できる金
属酸化物を含有すると、電子衝撃によって変色を受けや
すいガラスを与えると考えられる。さらに、As2O3は、
還元しやすいため非常に有効な清澄剤であるので、Sb2O
3とAs2O3の組合せがAs2O3水準を0.25重量%以下に保つ
ために使用される。
さらにMgOはガラスに殆ど存在しない方が好ましい。そ
のための機構は完全には理解されていないが、MgOが含
まれるとガラスを一層失透させるようである。
のための機構は完全には理解されていないが、MgOが含
まれるとガラスを一層失透させるようである。
フッ素は、電気抵抗またはガラスの熱膨張率に(アルカ
リ金属のように)あまり影響を与えないので、溶融プロ
セスを補助する融剤として作用するが、ガラスバッチを
溶融中のフッ素の揮発は厳しい空気汚染の問題を生じ
る。さらに、フッ素の存在はフェースプレートを形成す
る際に用いられる型の腐食を大きくする。従って、フッ
素をバッチから除去すると共に電気的性質を犠牲にする
ことなく同様の有益な溶融効果を達成するために、バッ
チ材料における種々の変更が探究されてきた。
リ金属のように)あまり影響を与えないので、溶融プロ
セスを補助する融剤として作用するが、ガラスバッチを
溶融中のフッ素の揮発は厳しい空気汚染の問題を生じ
る。さらに、フッ素の存在はフェースプレートを形成す
る際に用いられる型の腐食を大きくする。従って、フッ
素をバッチから除去すると共に電気的性質を犠牲にする
ことなく同様の有益な溶融効果を達成するために、バッ
チ材料における種々の変更が探究されてきた。
最後に、溶融と成形を容易にするため、ガラスはできる
だけ低い液相線温度を示すこと望ましくフェースプレー
トを成形するため、少なくとも100,000ポアズの液相線
粘度を示す必要がある。一般に液相線は、この技術分野
では、ガラス溶融物を冷却すると共に結晶が形成し始め
る温度として定義されてきた。従って、失透は液相線温
度で開始する。従って、液相線が低いと、失透の恐れが
なく一層低い温度でガラス成形を行うことができる。
だけ低い液相線温度を示すこと望ましくフェースプレー
トを成形するため、少なくとも100,000ポアズの液相線
粘度を示す必要がある。一般に液相線は、この技術分野
では、ガラス溶融物を冷却すると共に結晶が形成し始め
る温度として定義されてきた。従って、失透は液相線温
度で開始する。従って、液相線が低いと、失透の恐れが
なく一層低い温度でガラス成形を行うことができる。
陰極線管フェースプレートの製造に一般に用いられるPb
Oとフッ素を含まないガラスは、850℃を越え、多くは90
0℃付近の温度で内部液相を示した。しかし、内部液相
線温度が850℃以下で、しかも残りの物理的性質がほぼ
一定であるガラス組成物を製造することが大いに望まし
い。
Oとフッ素を含まないガラスは、850℃を越え、多くは90
0℃付近の温度で内部液相を示した。しかし、内部液相
線温度が850℃以下で、しかも残りの物理的性質がほぼ
一定であるガラス組成物を製造することが大いに望まし
い。
従って、本発明の主な目的はMgO、フッ素および容易に
還元する金属酸化物を本質的に含まず、97〜100×10-7/
℃の熱膨張率(0゜〜300℃)、少なくとも約460℃の歪
点、250℃で9以上であり350℃で7以上である電気抵抗
(対数ρ)、および少なくとも100,000ポアズの液相線
の粘度で850℃以下の内部液相線温度を示すガラス組成
物を提供することである。
還元する金属酸化物を本質的に含まず、97〜100×10-7/
℃の熱膨張率(0゜〜300℃)、少なくとも約460℃の歪
点、250℃で9以上であり350℃で7以上である電気抵抗
(対数ρ)、および少なくとも100,000ポアズの液相線
の粘度で850℃以下の内部液相線温度を示すガラス組成
物を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、酸化物を基礎とした重量パーセントで表す
と、 を主成分とし、容易に還元できる金属酸化物、MgOおよ
びフッ素を本質的に含まないガラス組成物である。
と、 を主成分とし、容易に還元できる金属酸化物、MgOおよ
びフッ素を本質的に含まないガラス組成物である。
陰極線管フェースプレートガラスに従来用いられた着色
剤、例えばCo3O4、Cr2O3、およびNiOを、必要な場合は
通常の分量で含ませることができる。このような濃度
は、通常約20ppmのCo3O4、約20ppmまでのCr2O3、および
250ppmまでのNiOの範囲である。
剤、例えばCo3O4、Cr2O3、およびNiOを、必要な場合は
通常の分量で含ませることができる。このような濃度
は、通常約20ppmのCo3O4、約20ppmまでのCr2O3、および
250ppmまでのNiOの範囲である。
上記範囲の基本成分は、フェースプレートに成形でき、
本発明の目的を満足する物理的性質を示すガラスを形成
するために厳密に守られなければならない。本発明の重
要点は、少なくとも4%で約6.25%までの分量のZrO
2が、上述の範囲内にある組成を有するガラスの性質に
重大な影響を与えるという発見に基づくことである。従
って、X線を吸収しガラスの化学的耐久性を促進するた
めのZrO2の能力は良く認められているが、本発明のガラ
スではZrO2は、ガラスの熱的性質(アニール点と歪点)
を維持し上昇させると共に、液相線温度を減らす働きを
する。
本発明の目的を満足する物理的性質を示すガラスを形成
するために厳密に守られなければならない。本発明の重
要点は、少なくとも4%で約6.25%までの分量のZrO
2が、上述の範囲内にある組成を有するガラスの性質に
重大な影響を与えるという発見に基づくことである。従
って、X線を吸収しガラスの化学的耐久性を促進するた
めのZrO2の能力は良く認められているが、本発明のガラ
スではZrO2は、ガラスの熱的性質(アニール点と歪点)
を維持し上昇させると共に、液相線温度を減らす働きを
する。
ガラスの粘度を調整し、その化学的耐久性を改善するAl
2O3の使用は、長い間知られていた。
2O3の使用は、長い間知られていた。
しかし、本発明組成物においてAl2O3は液相線温度を減
らすようにZrO2と関連して作用することができる。
らすようにZrO2と関連して作用することができる。
上述の範囲内に他のガラス成分を含ませることは、陰極
線管フェースプレートとして、また特にカラーテレビジ
ョン画像管として使用するために適しているガラスを製
造すために重要である。例えば、TiO2とCeO2はX線照射
により変色に対してガラスを保護する。BaO、SrO、およ
びZrO2はX線の主吸収体として作用する。Li2O、Na2O、
K2OおよびCaOの水準は、通常の溶融に対して必要な粘度
特性を示し、他の希望する物理的性質と共に技術を形成
するガラスを製造するため、これらの成分に関して注意
深くバランスをとる。使用される注意深いコントロール
としては、Na2Oおよび/またK2Oの含量の増加は、その
液相線でガラスの粘度を減らす。Li2Oはガラスのリット
ルトンの軟化点に極端に強く作用するが、Na2OとK2Oが
共存すると、電気抵抗を増加する。この効果の組合せ
は、ガラス中に融剤としてフッ素を必要としないため使
用されてきた。しかし、強い溶融作用のため、Li2Oの含
量は注意深く調整する必要がある。CaOはガラスの溶融
粘度を減らすように作用するが、そので気抵抗を増加し
液相線温度を上昇させる。SrOとBaOの水準が高いと、ガ
ラスの液相線粘度を減らす傾向がある。
線管フェースプレートとして、また特にカラーテレビジ
ョン画像管として使用するために適しているガラスを製
造すために重要である。例えば、TiO2とCeO2はX線照射
により変色に対してガラスを保護する。BaO、SrO、およ
びZrO2はX線の主吸収体として作用する。Li2O、Na2O、
K2OおよびCaOの水準は、通常の溶融に対して必要な粘度
特性を示し、他の希望する物理的性質と共に技術を形成
するガラスを製造するため、これらの成分に関して注意
深くバランスをとる。使用される注意深いコントロール
としては、Na2Oおよび/またK2Oの含量の増加は、その
液相線でガラスの粘度を減らす。Li2Oはガラスのリット
ルトンの軟化点に極端に強く作用するが、Na2OとK2Oが
共存すると、電気抵抗を増加する。この効果の組合せ
は、ガラス中に融剤としてフッ素を必要としないため使
用されてきた。しかし、強い溶融作用のため、Li2Oの含
量は注意深く調整する必要がある。CaOはガラスの溶融
粘度を減らすように作用するが、そので気抵抗を増加し
液相線温度を上昇させる。SrOとBaOの水準が高いと、ガ
ラスの液相線粘度を減らす傾向がある。
まとめると、上記の狭く制限された範囲を主成分とする
組成物中に、少なくとも4%、約6.25%までの分量のZr
O2が含まれると、本発明上記目的を満たすガラスを生成
する。さらに好ましいガラスでは、Li2O濃度は約0.50%
過剰であり、ZrO2+Al2O3の水準は約4.5〜5.5%の範囲
であり、これによって約800℃以下の液相線温度を示す
ガラスを生じる。
組成物中に、少なくとも4%、約6.25%までの分量のZr
O2が含まれると、本発明上記目的を満たすガラスを生成
する。さらに好ましいガラスでは、Li2O濃度は約0.50%
過剰であり、ZrO2+Al2O3の水準は約4.5〜5.5%の範囲
であり、これによって約800℃以下の液相線温度を示す
ガラスを生じる。
ここに使用したような「本質的に含まない」の表現は、
0.25重量%以下の濃度を示すものとして定義される。
0.25重量%以下の濃度を示すものとして定義される。
(従来技術との比較) 米国特許第3,464,932号は、重量パーセントで下記の成
分を主成分とするテレビジョン画像管フェースプレート
用のガラスを開示している。
分を主成分とするテレビジョン画像管フェースプレート
用のガラスを開示している。
Al2O3とZrO2に関しては、アニール点を上昇しガラスの
化学的耐久性を改善するために存在する。
化学的耐久性を改善するために存在する。
米国特許第3,925,089号は、重量パーセントで下記の成
分を主成分とするテレビジョン画像管フェースプレート
用のガラスを記載している。
分を主成分とするテレビジョン画像管フェースプレート
用のガラスを記載している。
ZrO2の有用性は記載していない。
米国特許第3,987,330号は重量パーセントで下記の成分
を主成分とするテレビジョン画像管フェースプレート用
のガラスを引用している。
を主成分とするテレビジョン画像管フェースプレート用
のガラスを引用している。
ZrO2はガラスの安定性と成形容易性を改善するように1
〜3%の好適範囲でX線吸収用に含ませた。また、ZrO2
は膨張率を下げ、液相線を下げ、ガラスの粘度を僅かに
増加させる。しかし、PbOは必須成分であり、BaO含量は
一般に低すぎる。さらに実施例のZrO2の最大濃度は2.02
%であった。
〜3%の好適範囲でX線吸収用に含ませた。また、ZrO2
は膨張率を下げ、液相線を下げ、ガラスの粘度を僅かに
増加させる。しかし、PbOは必須成分であり、BaO含量は
一般に低すぎる。さらに実施例のZrO2の最大濃度は2.02
%であった。
米国特許第4,015,966号は、重量パーセントで下記の成
分を主成分とする溶融錫に浮遊させるために適したガラ
ス組成に関する。
分を主成分とする溶融錫に浮遊させるために適したガラ
ス組成に関する。
ZrO2とWO3はX線吸収に有用であることが述べられてい
るが、組成物の好適範囲には含まれない。
るが、組成物の好適範囲には含まれない。
米国特許第4,277,286号は、重量パーセントで下記の成
分を主成分とするテレビジョン画像管フェースプレート
用のガラスを記載している。
分を主成分とするテレビジョン画像管フェースプレート
用のガラスを記載している。
ZrO2はX線吸収のために含まれているが、実施例には4
%のZrO2を含有するものはない。
%のZrO2を含有するものはない。
米国特許第4,337,410号は、重量パーセトで下記の成分
を主成分とするテレビジョン画像管フェースプレート用
ガラスを記載している。
を主成分とするテレビジョン画像管フェースプレート用
ガラスを記載している。
4%以上のZrO2含量は、ガラスの可融性を小さくするこ
とが警告されている。ZrO2はX線吸収のために用いられ
ている。
とが警告されている。ZrO2はX線吸収のために用いられ
ている。
米国特許第4,376,829号は、重量パーセントで下記の成
分を主成分とするテレビジョン画像管フェースプレート
として使用するガラスを記載している。
分を主成分とするテレビジョン画像管フェースプレート
として使用するガラスを記載している。
ZrO2はX線吸収のために含まれ、3%のZrO3の過剰な水
準はガラス溶融を貧弱にすることが述べられている。
準はガラス溶融を貧弱にすることが述べられている。
米国特許第4,390,637号は、重量パーセントで下記成分
を主成分とするテレビジョン画像管用ガラスに言及して
いる。
を主成分とするテレビジョン画像管用ガラスに言及して
いる。
ZrO2はX線吸収のために存在し、4%以上のZrO2はガラ
ス溶融を貧弱にすることを警告している。
ス溶融を貧弱にすることを警告している。
英国特許第1,396,223号は、重量パーセントで下記成分
を主成分とするテレビジョン画像管用ガラスを記載して
いる。
を主成分とするテレビジョン画像管用ガラスを記載して
いる。
フッ素は必須成分であり、SrO含量は一般に低過ぎ、BaO
含量は一般に高過ぎ、ZrO2がガラスの液相線に影響する
ことは述べられていない。
含量は一般に高過ぎ、ZrO2がガラスの液相線に影響する
ことは述べられていない。
日本国特許第53−113813号(1978)は、重量パーセント
で下記成分を主成分とするテレビジョン画像管フェース
プレート用ガラスを議論している。
で下記成分を主成分とするテレビジョン画像管フェース
プレート用ガラスを議論している。
フッ素とPbOは存在しないことが望ましいと述べてい
る。As2O3は清澄剤として有用であることが述べられ、
各実施例にも存在する。
る。As2O3は清澄剤として有用であることが述べられ、
各実施例にも存在する。
MgOはガラスの粘度曲線を調整するために有用であるこ
とが示され、好適な組成物はMgOを含むことが必要であ
る。1.5〜3%のZrO2は、X線吸収に最適であり耐候性
を改善することが述べられている。5%以上では失透す
る。実施例には2.5%以上のZrO2は含まれていない。
とが示され、好適な組成物はMgOを含むことが必要であ
る。1.5〜3%のZrO2は、X線吸収に最適であり耐候性
を改善することが述べられている。5%以上では失透す
る。実施例には2.5%以上のZrO2は含まれていない。
(実 施 例) 下記の表は、本発明のパラメーターを示す酸化物を基礎
として重量部で表されたガラス組成物を示すものであ
る。各成分の合計は100に近いので、実際の目的には表
の地は重量パーセントであると見なすことができる。各
ガラス用バッチを実際につくる成分は、酸化物または、
共融すると適当な割合で希望する酸化物に変わる他の化
合物のいずれかの物質から成る。記録された極めて少量
のMgOは、バッチ材料中の不純物から生じたものであ
り、意図的に添加したものではない。
として重量部で表されたガラス組成物を示すものであ
る。各成分の合計は100に近いので、実際の目的には表
の地は重量パーセントであると見なすことができる。各
ガラス用バッチを実際につくる成分は、酸化物または、
共融すると適当な割合で希望する酸化物に変わる他の化
合物のいずれかの物質から成る。記録された極めて少量
のMgOは、バッチ材料中の不純物から生じたものであ
り、意図的に添加したものではない。
TiO2とCeO2の濃度は、各バッチにカラーテレビジョン画
像管用フェースプレートに通常存在する量で含まれ、X
線照射によって生じる変色に耐性を与える(約0.5%のT
iO2と0.3%のCeO2)。またCo3O4とNiOの濃度は、各バッ
チにカラーテレビジョン画像管用フェースプレートに通
常存在する量で含まれ、その中で淡灰色を与える(約0.
0005%のCo3O4と0.0004%のNiO)。最後に、約0.2%のA
s2O3と約0.35%のSb2O3は各バッチに混合され、ガラス
を清澄させる通常の作用を示す。カチオンと極少量のフ
ッ素が結合することは知られていないので、通常のガラ
ス分析の実施に従って単にフッ素の後で表す。
像管用フェースプレートに通常存在する量で含まれ、X
線照射によって生じる変色に耐性を与える(約0.5%のT
iO2と0.3%のCeO2)。またCo3O4とNiOの濃度は、各バッ
チにカラーテレビジョン画像管用フェースプレートに通
常存在する量で含まれ、その中で淡灰色を与える(約0.
0005%のCo3O4と0.0004%のNiO)。最後に、約0.2%のA
s2O3と約0.35%のSb2O3は各バッチに混合され、ガラス
を清澄させる通常の作用を示す。カチオンと極少量のフ
ッ素が結合することは知られていないので、通常のガラ
ス分析の実施に従って単にフッ素の後で表す。
バッチ成分を粉砕し、均一な溶融物が得られるように良
く溶融し、次いで白金るつぼに充填した。るつぼは約15
50℃で操作する炉に導入した。約4時間溶融後、溶融物
を約15分間かきまぜて、次いでガラスを清澄にするよう
に約15〜20分間静止て保持した。その後、約15.24cm×1
5.24cm×1.27cm(6″×6″×0.5″)の寸法を有する
ガラススラブを形成するため鋼型に注入し、これらのス
ラブを直接約525℃でアニール操作するように移した。
次に複数の物理的性質を決定するために使用する試験片
をスラブから切断した。
く溶融し、次いで白金るつぼに充填した。るつぼは約15
50℃で操作する炉に導入した。約4時間溶融後、溶融物
を約15分間かきまぜて、次いでガラスを清澄にするよう
に約15〜20分間静止て保持した。その後、約15.24cm×1
5.24cm×1.27cm(6″×6″×0.5″)の寸法を有する
ガラススラブを形成するため鋼型に注入し、これらのス
ラブを直接約525℃でアニール操作するように移した。
次に複数の物理的性質を決定するために使用する試験片
をスラブから切断した。
また表には、試験片で行った物理的性質の測定値を示し
ている。従って、軟化点、アニール点、および歪点はす
べて℃の値で、0゜〜300℃の熱膨張率は×10-7/℃の値
で、内部液相線温度は傾斜炉の白金ボートを用いて測定
した℃の値で、電気抵抗は250℃と350℃で測定した対数
ρの値でそれぞれ示し、100,000ポアズの粘度を示す温
度の値と共に、測定したものおよび/またはガラスの低
温粘度の性質から計算したものが含まれる。
ている。従って、軟化点、アニール点、および歪点はす
べて℃の値で、0゜〜300℃の熱膨張率は×10-7/℃の値
で、内部液相線温度は傾斜炉の白金ボートを用いて測定
した℃の値で、電気抵抗は250℃と350℃で測定した対数
ρの値でそれぞれ示し、100,000ポアズの粘度を示す温
度の値と共に、測定したものおよび/またはガラスの低
温粘度の性質から計算したものが含まれる。
液相線温度がガラスが100,000ポアズの粘度を示す温度
よりも低いガラスは、液相線温度でのガラスの粘度は10
0,000ポアズ以上であると認められる。
よりも低いガラスは、液相線温度でのガラスの粘度は10
0,000ポアズ以上であると認められる。
上記表を良く検討すると、特定範囲の成分を超える組成
では、極めて小さい変化でも、ガラスが希望する溶融、
成形挙動と物質的性質を示さなくなる。実施例18〜29だ
けは、希望するマトリックスを示し、特に実施例18は最
適組成である。
では、極めて小さい変化でも、ガラスが希望する溶融、
成形挙動と物質的性質を示さなくなる。実施例18〜29だ
けは、希望するマトリックスを示し、特に実施例18は最
適組成である。
Claims (3)
- 【請求項1】熱線膨張率(0゜〜300℃)が97〜100×10
-7/℃、アニール点が少なくとも500℃、歪点が少なくと
も460℃、250℃の電気抵抗率(対数ρ)が9以上、350
℃での電気抵抗率(対数ρ)が7以上、内部液相線が85
0℃以下、そして液相線粘度が少なくとも100,000ポアズ
を示し、酸化物を基礎とした重量%で表すと、 を主成分とし、容易に還元する金属酸化物、MgOおよび
フッ素を本質的に含まない陰極線管フェースプレート用
ガラス。 - 【請求項2】さらに20ppmまでのCo3O4および/または20
ppmまでのCr2O3および/または250ppmまでのNiOを含有
する特許請求の範囲第1項記載のガラス。 - 【請求項3】Li2O濃度が約0.50%過剰であり、ZrO2+Al
2O3の水準が4.5〜5.5%の範囲である特許請求の範囲第
1項記載のガラス。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/926,739 US4734388A (en) | 1986-11-04 | 1986-11-04 | Glass for cathode ray tube faceplates |
US926739 | 1992-08-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63156038A JPS63156038A (ja) | 1988-06-29 |
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