JPH07108482B2 - 素材の端部切欠き方法およびその加工機 - Google Patents
素材の端部切欠き方法およびその加工機Info
- Publication number
- JPH07108482B2 JPH07108482B2 JP1279511A JP27951189A JPH07108482B2 JP H07108482 B2 JPH07108482 B2 JP H07108482B2 JP 1279511 A JP1279511 A JP 1279511A JP 27951189 A JP27951189 A JP 27951189A JP H07108482 B2 JPH07108482 B2 JP H07108482B2
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- JP
- Japan
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- axis
- circular saw
- shaft
- vertical groove
- sash
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D—PLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23D45/00—Sawing machines or sawing devices with circular saw blades or with friction saw discs
- B23D45/10—Sawing machines or sawing devices with circular saw blades or with friction saw discs with a plurality of circular saw blades
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
- B27F—DOVETAILED WORK; TENONS; SLOTTING MACHINES FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES
- B27F1/00—Dovetailed work; Tenons; Making tongues or grooves; Groove- and- tongue jointed work; Finger- joints
- B27F1/02—Making tongues or grooves, of indefinite length
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Sawing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、角材、板材等の素材の端部を切り欠いて所定
の厚さに形成する素材の端部切り欠き方法およびその加
工機に関するものである。
の厚さに形成する素材の端部切り欠き方法およびその加
工機に関するものである。
従来の技術として、素材を水平状に配置し、丸鋸を水平
線と交叉状に配し、この丸鋸により素材端部の上面を所
定の深さで素材端面に沿う方向に切削して縦溝を形成
し、次いでエンドミル等のフライスにより上記縦溝の外
側に位置する素材端部の上面部を切削除去するものがあ
った。
線と交叉状に配し、この丸鋸により素材端部の上面を所
定の深さで素材端面に沿う方向に切削して縦溝を形成
し、次いでエンドミル等のフライスにより上記縦溝の外
側に位置する素材端部の上面部を切削除去するものがあ
った。
上記従来のものは、縦溝の外側に位置する素材端部の上
面部をフライスにより切削除去するようにしていたの
で、切削量が増大して加工時間が延引する欠点があっ
た。
面部をフライスにより切削除去するようにしていたの
で、切削量が増大して加工時間が延引する欠点があっ
た。
また、丸鋸とフライスとの二種類のカッタを要するた
め、加工機の構造が複雑になる欠点があった。
め、加工機の構造が複雑になる欠点があった。
さらに、従来の丸鋸は中心に開けた軸孔を回転軸に通
し、座金やナットで締め付けていたので、その材料に切
り込みを入れる際、座金やナットが邪魔になり、切り込
みの深さには限度があった。そこで、切り込み深さを大
きくしようとすれば、大径の丸鋸を必要としたので、工
具交換式の汎用木工機では、そのような加工法も有効で
はなかった。
し、座金やナットで締め付けていたので、その材料に切
り込みを入れる際、座金やナットが邪魔になり、切り込
みの深さには限度があった。そこで、切り込み深さを大
きくしようとすれば、大径の丸鋸を必要としたので、工
具交換式の汎用木工機では、そのような加工法も有効で
はなかった。
本発明は、上記目的を達成するために以下の如く構成し
たものである。即ち、丸鋸を一方の面で回転軸の軸端に
片持ち形に支持し、その丸鋸を素材の長手方向と交叉す
る方向に向け、その丸鋸によって素材端部の側部を所定
の深さで且つ素材端面に沿う方向に切削して縦溝を形成
した後、丸鋸を素材の長手方向に向け素材端面から前記
縦溝の最深部に到達する深さに切削する構成にしたもの
である。
たものである。即ち、丸鋸を一方の面で回転軸の軸端に
片持ち形に支持し、その丸鋸を素材の長手方向と交叉す
る方向に向け、その丸鋸によって素材端部の側部を所定
の深さで且つ素材端面に沿う方向に切削して縦溝を形成
した後、丸鋸を素材の長手方向に向け素材端面から前記
縦溝の最深部に到達する深さに切削する構成にしたもの
である。
また、機台の上部にX軸・Y軸・Z軸の三軸方向に移動
される可動台を設け、可動台にX軸を中心として旋回す
る旋回台を設け、旋回台にX軸と直交する回転軸心を有
するモータヘッドを上向きに配置して設け、モーターヘ
ッドの回転軸の軸端に丸鋸を一方の面で片持ち形に設け
る構成にしたものである。
される可動台を設け、可動台にX軸を中心として旋回す
る旋回台を設け、旋回台にX軸と直交する回転軸心を有
するモータヘッドを上向きに配置して設け、モーターヘ
ッドの回転軸の軸端に丸鋸を一方の面で片持ち形に設け
る構成にしたものである。
まず、方法の発明においては、素材の端部側面を削除す
るため、丸鋸によって素材端部を側面と端面との2面か
ら切り込みを入れることにより、隅角部を除去する過程
を繰り返して、所定の大きさの切欠きを形成する。ま
た、丸鋸は一方の面で回転軸に連結された、いわゆる片
持ち形であり、他方の面には取付けのための座金やナッ
トが突出せず平坦なので、回転軸と素材との干渉が少な
くなる。
るため、丸鋸によって素材端部を側面と端面との2面か
ら切り込みを入れることにより、隅角部を除去する過程
を繰り返して、所定の大きさの切欠きを形成する。ま
た、丸鋸は一方の面で回転軸に連結された、いわゆる片
持ち形であり、他方の面には取付けのための座金やナッ
トが突出せず平坦なので、回転軸と素材との干渉が少な
くなる。
また、加工機の発明においては、モーターヘッドを前後
左右に移動させることにより、丸鋸を所要の位置へ移送
することができ、かつ、旋回台によってモーターヘッド
をX軸を中心として旋回させることができると共に、丸
鋸による切り込みに際して素材と回転軸との干渉がなく
なる。
左右に移動させることにより、丸鋸を所要の位置へ移送
することができ、かつ、旋回台によってモーターヘッド
をX軸を中心として旋回させることができると共に、丸
鋸による切り込みに際して素材と回転軸との干渉がなく
なる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図において、1は角柱状に形成されたアルミニューム製
のサッシ(素材)である。
図において、1は角柱状に形成されたアルミニューム製
のサッシ(素材)である。
サッシ1は第1図(A)に示すように、サッシ1を水平
に配置し、次いで第1図(B)に示すように、水平線に
対し約45度傾斜させた丸鋸Sにより、サッシ1の右端部
の下部を所定の深さで前後方向に切削して一次縦溝2を
形成した後、第1図(C)に示すように、水平状に配置
した丸鋸Sにより、サッシ1の右端部の下部を右端面1a
から一次縦溝2の最深部(上端)に到達する深さで前後
方向に切削し、第1図(D)に示すように、一段目の一
次切欠き部3を形成する。
に配置し、次いで第1図(B)に示すように、水平線に
対し約45度傾斜させた丸鋸Sにより、サッシ1の右端部
の下部を所定の深さで前後方向に切削して一次縦溝2を
形成した後、第1図(C)に示すように、水平状に配置
した丸鋸Sにより、サッシ1の右端部の下部を右端面1a
から一次縦溝2の最深部(上端)に到達する深さで前後
方向に切削し、第1図(D)に示すように、一段目の一
次切欠き部3を形成する。
次に、第1図(D)中で示すように、第1図(B)と同
様に傾斜させた丸鋸Sにより一段目の一次切欠き部3の
左部に位置するサッシ1の下部を、切欠き部3の深さと
同じ深さで前後方向に切削して二次縦溝4を形成した
後、第1図(E)に示すように、水平状に配置した丸鋸
Sにより、一段目の一次切欠き部3の底面3aから二次縦
溝4の最深部に到達する深さで前後方向に切削し、これ
により一次切欠き部3の左部に位置するサッシ1の右端
下部1cを切り落として第1図(F)に示すように、一段
目の切欠き部5を形成する。
様に傾斜させた丸鋸Sにより一段目の一次切欠き部3の
左部に位置するサッシ1の下部を、切欠き部3の深さと
同じ深さで前後方向に切削して二次縦溝4を形成した
後、第1図(E)に示すように、水平状に配置した丸鋸
Sにより、一段目の一次切欠き部3の底面3aから二次縦
溝4の最深部に到達する深さで前後方向に切削し、これ
により一次切欠き部3の左部に位置するサッシ1の右端
下部1cを切り落として第1図(F)に示すように、一段
目の切欠き部5を形成する。
次に、第1図(F)に示すように、第1図(B)と同様
に傾斜させた丸鋸Sにより、一段目の切欠き部5の右部
を所定の深さで前後方向に切削して三次縦溝6を形成し
た後、第1図(G)に示すように、水平状に配置した丸
鋸Sにより、一段目の切欠き部5の右半部の上部を右端
面1aから三次縦溝6最深部に到達する深さで前後方向に
切削し、これによりサッシ1の右端下部1dを切り落と
し、第1図(H)に示すように、二段目の一次切欠き部
7を形成する。
に傾斜させた丸鋸Sにより、一段目の切欠き部5の右部
を所定の深さで前後方向に切削して三次縦溝6を形成し
た後、第1図(G)に示すように、水平状に配置した丸
鋸Sにより、一段目の切欠き部5の右半部の上部を右端
面1aから三次縦溝6最深部に到達する深さで前後方向に
切削し、これによりサッシ1の右端下部1dを切り落と
し、第1図(H)に示すように、二段目の一次切欠き部
7を形成する。
その後、第1図(H)に示すように、第1図(B)と同
様に傾斜させた丸鋸Sにより、二段目の一次切欠き部7
の左部に位置するサッシ1の下部を、切欠き部7の深さ
と同じ深さで前後方向に切削して四次縦溝8を形成した
後、第1図(I)に示すように、水平状に配置した丸鋸
Sにより、二段目の一次切欠き部7の底面7aから四次縦
溝8の最深部に到達する深さで前後方向に切削し、これ
により二次切欠き部7の左部に位置するサッシ1の右端
下部1eを切り落として第1図(J)に示すように、二段
目の切欠き部9を形成しサッシ1の端部切欠きを完了す
る。なお、前記加工において、丸鋸Sは回転軸が他側へ
飛び出さないようにしてあり、その結果、同図(E)あ
るいは(H)で示すような加工をしても回転軸が素材1
と干渉することがない。
様に傾斜させた丸鋸Sにより、二段目の一次切欠き部7
の左部に位置するサッシ1の下部を、切欠き部7の深さ
と同じ深さで前後方向に切削して四次縦溝8を形成した
後、第1図(I)に示すように、水平状に配置した丸鋸
Sにより、二段目の一次切欠き部7の底面7aから四次縦
溝8の最深部に到達する深さで前後方向に切削し、これ
により二次切欠き部7の左部に位置するサッシ1の右端
下部1eを切り落として第1図(J)に示すように、二段
目の切欠き部9を形成しサッシ1の端部切欠きを完了す
る。なお、前記加工において、丸鋸Sは回転軸が他側へ
飛び出さないようにしてあり、その結果、同図(E)あ
るいは(H)で示すような加工をしても回転軸が素材1
と干渉することがない。
次に、上記サッシ1の端部切欠きを円滑に行うための加
工機を第2図および第3図により説明する。同図におい
て、10は機台であり、この機台10にX軸モータ11aによ
ってX軸方向(第2図において上下方向)に移動される
コラム11を起立支持する。
工機を第2図および第3図により説明する。同図におい
て、10は機台であり、この機台10にX軸モータ11aによ
ってX軸方向(第2図において上下方向)に移動される
コラム11を起立支持する。
上記コラム11にZ軸モータ12aによって上下動されるZ
軸シレー12を取付け、このZ軸シレー12にY軸モータ13
aによってY軸方向(第2図において左右方向)に移動
される可動台13を取付け、これにより、可動台13を機台
10に対してX軸、Y軸、Z軸の三軸方向に移動可能に支
持する。
軸シレー12を取付け、このZ軸シレー12にY軸モータ13
aによってY軸方向(第2図において左右方向)に移動
される可動台13を取付け、これにより、可動台13を機台
10に対してX軸、Y軸、Z軸の三軸方向に移動可能に支
持する。
上記可動台13の左部にC軸モータ14aによってX軸を中
心として旋回する旋回台14を取付け、この旋回台14にモ
ータヘッド15をその回転軸15aがX軸と直交する方向に
向く如く配置して取付ける。
心として旋回する旋回台14を取付け、この旋回台14にモ
ータヘッド15をその回転軸15aがX軸と直交する方向に
向く如く配置して取付ける。
上記モータヘッド15の回転軸15aは、モータヘッド15か
ら上方に突出させ、この突出端部に丸鋸Sを固定する。
すなわち、丸鋸Sは第3図で示すように、回転軸15aの
端部に取付けられた、いわゆる片持ち形であり、さらに
詳しくは、一方の面で回転軸に連結され、他方の面には
取付けのための座金やナットが突出しない態様で取付け
られている。
ら上方に突出させ、この突出端部に丸鋸Sを固定する。
すなわち、丸鋸Sは第3図で示すように、回転軸15aの
端部に取付けられた、いわゆる片持ち形であり、さらに
詳しくは、一方の面で回転軸に連結され、他方の面には
取付けのための座金やナットが突出しない態様で取付け
られている。
なお、第1図および第2図において、11bはコラム11を
機台10に摺動可能に支持するX軸レール、12bはZ軸シ
レー12をコラム11に摺動可能に支持するZ軸レール、13
bは可動台13をZ軸シレー12に摺動可能に支持するY軸
レールである。
機台10に摺動可能に支持するX軸レール、12bはZ軸シ
レー12をコラム11に摺動可能に支持するZ軸レール、13
bは可動台13をZ軸シレー12に摺動可能に支持するY軸
レールである。
また、機台10の左方にテーブル20および受け台21を所定
の間隔をおいて配置し、これらテーブル20および受け台
21に角柱状に形成された3個のサッシ(素材)1をX軸
方向に配列して載置する。
の間隔をおいて配置し、これらテーブル20および受け台
21に角柱状に形成された3個のサッシ(素材)1をX軸
方向に配列して載置する。
上記載置されたサッシ1は、テーブル20側に取付けた側
部クランプ装置22および上部クランプ装置23によりX軸
方向に挟圧および下方に加圧固定する。
部クランプ装置22および上部クランプ装置23によりX軸
方向に挟圧および下方に加圧固定する。
また、前述した可動台13の右部にY軸定規17を取付け
る。このY軸定規17は、コラム11にY軸方向に摺動可能
支持された定規シレー18に固定し、定規シリンダ18aに
よってY軸方向に移動され、テーブル20および受け台21
に載置されたサッシ1の右端面1aに当接してサッシ1の
Y軸方向の位置決めを行う。
る。このY軸定規17は、コラム11にY軸方向に摺動可能
支持された定規シレー18に固定し、定規シリンダ18aに
よってY軸方向に移動され、テーブル20および受け台21
に載置されたサッシ1の右端面1aに当接してサッシ1の
Y軸方向の位置決めを行う。
上記加工機は、X軸モータ11a・Z軸モータ12aおよびY
軸モータ13aが適宜駆動されることによって可動台13が
機台10、従ってテーブル20および受け台21に載置された
サッシ1に対してX軸、Y軸、Z軸の三軸方向に移動さ
れることになる。
軸モータ13aが適宜駆動されることによって可動台13が
機台10、従ってテーブル20および受け台21に載置された
サッシ1に対してX軸、Y軸、Z軸の三軸方向に移動さ
れることになる。
また、C軸モータ14aが駆動されることによって旋回台1
4が可動台13上でX軸を中心として回動され、丸鋸Sを
モータヘッド15から上方および外側方に突出させた状態
で水平線および水平線と交叉する方向に回動指せること
になる。
4が可動台13上でX軸を中心として回動され、丸鋸Sを
モータヘッド15から上方および外側方に突出させた状態
で水平線および水平線と交叉する方向に回動指せること
になる。
これにより、NC制御装置に所定の制御プログラムの信号
によって、ヘッドモータ14aを回転させつゝ、X軸モー
タ11a・Z軸モータ12a・Y軸モータ13aおよびC軸モー
タ14aを駆動制御すれば、丸鋸Sが前述した第1図
(B)〜第1図(I)の工程の動作を順次行い、第1図
(J)に示すように、サッシ1の端部に二段目の切欠き
部9が形成された製品を得ることができる。
によって、ヘッドモータ14aを回転させつゝ、X軸モー
タ11a・Z軸モータ12a・Y軸モータ13aおよびC軸モー
タ14aを駆動制御すれば、丸鋸Sが前述した第1図
(B)〜第1図(I)の工程の動作を順次行い、第1図
(J)に示すように、サッシ1の端部に二段目の切欠き
部9が形成された製品を得ることができる。
以上のように、この発明に係る方法は、回転軸の軸端が
他側へ突出しない片持ち形に支持した丸鋸を用いて、端
部の隅角部を切除するものであるから、丸鋸を支える座
金やナットが邪魔にならず、小さい丸鋸であっても、そ
の切り込み深さを大きくすることができる。また、丸鋸
により素材の長手方向の端部を、その厚さ方向および長
手方向の2方向から切り込んで、隅角部を切除するか
ら、比較的小さい丸鋸によって大きな切欠きを形成する
ことができる効果がある。
他側へ突出しない片持ち形に支持した丸鋸を用いて、端
部の隅角部を切除するものであるから、丸鋸を支える座
金やナットが邪魔にならず、小さい丸鋸であっても、そ
の切り込み深さを大きくすることができる。また、丸鋸
により素材の長手方向の端部を、その厚さ方向および長
手方向の2方向から切り込んで、隅角部を切除するか
ら、比較的小さい丸鋸によって大きな切欠きを形成する
ことができる効果がある。
また、この発明に係る加工機の発明は、そこに支持した
丸鋸を所望の位置に、且つ所望の角度で保持することが
できるから、比較的径の小さい工具を用いるものであり
ながら、所望の切欠き加工ができるので、工具の種類や
大きさを多数準備する必要性が減じ、機械をコンパクト
に構成できる。また、工具の交換なく2方向からの加工
を行うことができる。さらに、切り込みに際して丸鋸を
支持する回転軸と素材との干渉がなくなり、深い切り込
みができるなどの効果がある。
丸鋸を所望の位置に、且つ所望の角度で保持することが
できるから、比較的径の小さい工具を用いるものであり
ながら、所望の切欠き加工ができるので、工具の種類や
大きさを多数準備する必要性が減じ、機械をコンパクト
に構成できる。また、工具の交換なく2方向からの加工
を行うことができる。さらに、切り込みに際して丸鋸を
支持する回転軸と素材との干渉がなくなり、深い切り込
みができるなどの効果がある。
第1図(A)〜(J)は本発明による素材端部の切欠き
工程を示す側面図、第2図は加工機の平面図、第3図は
その側面図である。 1:サッシ(素材)、1a:右端面、2:一次縦溝、 3:一段目の一次切欠き部、4:二次縦溝、 5:一段目の切欠き部、6:三次縦溝、 7:二段目の一次切欠き部、8:四次縦溝、 9:二段目の切欠き部、S:丸鋸、 10:機台、11:コラム、11a:X軸モータ、 11b:X軸レール、12:Z軸シレー、12a:X軸モータ、 12b:Z軸レール、13:可動台、13a:Y軸モータ、 13b:Y軸レール、13:モータヘッド、 15a:回転軸、17:Y軸定規、18:定規シレー、 18a:定規シリンダ、20:テーブル、21:受け台、 22:側部クランプ装置、23:上部クランプ装置
工程を示す側面図、第2図は加工機の平面図、第3図は
その側面図である。 1:サッシ(素材)、1a:右端面、2:一次縦溝、 3:一段目の一次切欠き部、4:二次縦溝、 5:一段目の切欠き部、6:三次縦溝、 7:二段目の一次切欠き部、8:四次縦溝、 9:二段目の切欠き部、S:丸鋸、 10:機台、11:コラム、11a:X軸モータ、 11b:X軸レール、12:Z軸シレー、12a:X軸モータ、 12b:Z軸レール、13:可動台、13a:Y軸モータ、 13b:Y軸レール、13:モータヘッド、 15a:回転軸、17:Y軸定規、18:定規シレー、 18a:定規シリンダ、20:テーブル、21:受け台、 22:側部クランプ装置、23:上部クランプ装置
Claims (2)
- 【請求項1】丸鋸を一方の面で回転軸の軸端に片持ち形
に支持し、その丸鋸を素材の長手方向と交叉する方向に
向け、その丸鋸によって素材端部の側部を所定の深さで
且つ素材端面に沿う方向に切削して縦溝を形成した後、
丸鋸を素材の長手方向に向け素材端面から前記縦溝の最
深部に到達する深さに切削することを特徴とする素材の
端部切欠き方法。 - 【請求項2】機台の上部にX軸・Y軸・Z軸の三軸方向
に移動される可動台を設け、可動台にX軸を中心として
旋回する旋回台を設け、旋回台にX軸と直交する回転軸
心を有するモータヘッドを上向きに配置して設け、モー
ターヘッドの回転軸の軸端に丸鋸を一方の面で片持ち形
に設けることを特徴とする素材の端部切欠き加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1279511A JPH07108482B2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 素材の端部切欠き方法およびその加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1279511A JPH07108482B2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 素材の端部切欠き方法およびその加工機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03142124A JPH03142124A (ja) | 1991-06-17 |
JPH07108482B2 true JPH07108482B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=17612057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1279511A Expired - Fee Related JPH07108482B2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 素材の端部切欠き方法およびその加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07108482B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0615525A (ja) * | 1992-02-04 | 1994-01-25 | Misawa Homes Co Ltd | 切断装置 |
KR100761448B1 (ko) * | 2005-12-19 | 2007-10-04 | 주식회사 흥성엔지니어링 | 창틀 골재의 열융착 장치용 비드 사상제거장치 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5238640B2 (ja) * | 1974-03-02 | 1977-09-30 | ||
JPS58149126A (ja) * | 1982-02-24 | 1983-09-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 長尺部材端部の切断方法及びその装置 |
JPS61109625U (ja) * | 1984-12-22 | 1986-07-11 |
-
1989
- 1989-10-26 JP JP1279511A patent/JPH07108482B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03142124A (ja) | 1991-06-17 |
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