JPH07108185A - 精穀機の抵抗蓋調節装置 - Google Patents

精穀機の抵抗蓋調節装置

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JPH07108185A
JPH07108185A JP27754693A JP27754693A JPH07108185A JP H07108185 A JPH07108185 A JP H07108185A JP 27754693 A JP27754693 A JP 27754693A JP 27754693 A JP27754693 A JP 27754693A JP H07108185 A JPH07108185 A JP H07108185A
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JP
Japan
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lever
motor
weight
grain
resistance cap
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Pending
Application number
JP27754693A
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English (en)
Inventor
Satoru Satake
覺 佐竹
Shigeru Ariji
茂 有路
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Satake Engineering Co Ltd
Original Assignee
Satake Engineering Co Ltd
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Application filed by Satake Engineering Co Ltd filed Critical Satake Engineering Co Ltd
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  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 抵抗蓋を垂設する回転軸の前後に大きく突出
させることがなく、かつ、応答性が良く、更に、低公害
の押圧力を0にすることができる。 【構成】 横軸7の延長戦上に正逆回転用減速モータ1
3を配設するするとともに、レバー16を、該減速モー
タ13によって前記横軸7を中心に回動するように設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は精穀機に係り、特に、精
穀機の抵抗蓋(がい)調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の抵抗蓋調節装置として、
例えば特公平1−27776が知られている。これを図
4及び図5に基づいて以下説明する。
【0003】多孔壁精白筒(2)と精白転子(1)との
間を精白室(3)となし、精白室(3)の一方側に給米
口(4)を、他方側に排出口(5)を各々設け、前記精
白転子(1)を軸着する主軸(6)の一端に設けたプー
リ(7)と電動機(8)のプーリ(10)とをベルト
(11)により連結してある。そして、前記排出口
(5)には金具(24)により回動自在に横架した横軸
(16)に垂設して抵抗蓋(12)を設けるとともと
に、この横軸(16)には金具(17)を介して分銅ケ
ース(18)を前記排出口(5)とは反対側に突出して
取付ける。この分銅ケース(18)内には正逆回転用電
動機(20)の出力軸(21)に直結した螺軸(14)
を横架し、この螺軸(14)に分銅(15)を螺入し、
前記電動機(20)の駆動により分銅(15)が分銅ケ
ース(18)内を往復動する。また、分銅(15)が螺
軸(14)とともに自転しないように案内杆(かん)
(22)を分銅(15)の偏心部に挿通させてある。
【0004】このような構成により、電動機(8)の電
流値の変化に応じて正逆回転用電動機(20)を正又は
逆方向に駆動させ、螺軸(14)を回動させることによ
って分銅(15)を移動させて抵抗蓋(12)の圧迫度
を自動調節するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
抵抗蓋調節装置においては、ほぼ水平に横架した螺軸
(レバー)(14)に沿って分銅(15)を移動させる
ことにより行うものであるので、同一の分銅(15)
を用いて抵抗蓋(12)の押圧力を大きく変化させよう
とする場合は、螺軸(14)を長尺にする必要があり、
精穀機の排出口(5)側(前面側)にケース(18)が
長く突き出してしまい、また、このケース(18)の
反対側には正逆転電動機(20)が装置されるので、電
動機(20)が精穀機本体に接触しないように設計する
必要があった。更に、減速した電動機(20)の出力
を螺軸(14)に伝達して分銅(15)を移動させるの
で、分銅(15)の移動に比較的時間がかかり、電動機
(8)の電流値の変化などへの対応が遅い。加えて、
無負荷に近い状態で精穀を行おうとする場合、抵抗(1
2)の押圧力を0にすることが困難である。
【0006】本発明はこれらの問題点にかんがみ、抵抗
蓋を垂設する回転軸の前後に大きく突出させることがな
く、かつ、応答性が良く、更に、抵抗蓋の押圧力を0に
することのできる精穀機の抵抗蓋調節装置を提供するこ
とを技術的課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、穀粒排出口上方付近に回動可能に横軸を設
け、該横軸に抵抗蓋を垂設するとともに、該抵抗蓋を前
記排出口に向けて押圧するための分銅を支持するレバー
を備えてなる精穀機において、 イ.前記横軸の延長線上に正逆回転用の減速モータを配
設する。 ロ.上記レバーを該減速モータによって前記横軸を中心
に回動するよう設ける。という技術的手段を講じた。
【0008】そして、上記レバーは垂直状態から水平方
向に約90°回動させるとよい。
【0009】
【作用及び効果】分銅を支持するレバーが減速モータの
駆動によって横軸を中心に回動するので、レバーを垂下
状態から水平方向に90°回動させるだけで0から最大
へと抵抗蓋の押圧力を速やかに変更することができる。
また、減速モータを横軸の延長線上に配設したので、該
モータが精穀機本体へ接触することがない。更に、分銅
の交換や加除の変更が容易となる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の好ましい一実施例を図1から
図3に基づいて説明する。本発明による抵抗蓋調節装置
を竪型精穀機に装着した実施例を示す図1において、符
号1は竪型精穀機であり、該竪型精穀機1の排出口(図
示せず)に接続して排出樋(ひ)2を固着する。この排
出樋2は、穀粒が滑流する流穀壁3、両側壁4及び上面
壁5からなり、前記両側壁4上部寄りに円穴(図示せ
ず)を設けるとともに、該円穴に各々ブッシュ6を装着
して横軸7を回動自在に横架する。そして、該横軸7
は、前記一方の側壁4側に突出するとともに、両側壁4
間の横軸7一端に抵抗蓋8を固着したアーム9の他端を
軸着し、抵抗蓋8が排出口(図示せず)に向けて遠近に
回動するよう形成される。
【0011】前記横軸7の突出側は、内部を中空となし
た連結ケース11一側面に形成したボス部10に嵌入・
固着し、連結ケース11の他側面には減速装置12を備
えた正・逆回転可能なモータ13を固着する。そして、
前記連結ケース11内のボス部10に、モータ13の出
力軸14をベアリング15により枢着する。更に、前記
出力軸14にはめねじ部を有するコマ15を軸着し、該
コマの前記めねじ部に分銅レバー16の一端を螺入す
る。分銅レバー16は、連結ケース11の周面に約90
°開口したスリット17から連結ケース11外に突設
し、この分銅レバー16に分銅18の貫通孔を挿通す
る。分銅レバー16には多数の凹凸が形成され、前記貫
通孔内にばねにより付勢して臨ませたボール(図示せ
ず)が前記凹凸に係止されることによって分銅18が保
持される。また、分銅レバー16の自由端には分銅18
脱落防止用のボルト19などを螺着するとよい。
【0012】図3は連結ケース11の内部を示し、出力
軸14によりコマ15が90°回動する際、その始端と
終端とを検出するマイクロスイッチ20,21が装着さ
れる。このマイクロスイッチ20,21、モータ13の
駆動回路、及び図外の精穀機用主モータの電流計は制御
回路(いずれも図示せず)に電気的に接続される。
【0013】以下、上記実施例における具体的作動につ
き説明する。電流計により精穀機用主モータの電流値が
連続的に測定され、この測定値は制御回路に、例えば1
〜2秒ごとに取り込まれる。前記制御回路にはあらかじ
め基準値が設定されており、この基準値と刻々の測定値
とが比較され、測定値が基準値よりも小さいときは、モ
ータ13が駆動してレバー16を徐々に上方へ回動さ
せ、抵抗蓋8の押圧力を増加させる。そして、測定値が
基準値の範囲(不感帯)になった時点でモータ13の駆
動を停止させる。これとは反対に、測定値が基準値より
も大きいときは、測定値が基準値の範囲内に至るまで、
モータ13の駆動によりレバー16を徐々に下方へ回動
させる。これにより、抵抗蓋8の押圧力は漸次減少し、
主モータの電流値も小さくなる。
【0014】一方、研穀など無負荷状態で精穀する場合
は、レバー16を垂下状態にすることにより抵抗蓋の押
圧力を0とすることにより行うとよい。このように、抵
抗蓋8の押圧力を0としたり最大としたりする場合は、
マイクロスイッチ20,21によりレバー16の位置を
検出し、モータ13の駆動を停止する。
【0015】なお、本発明の別の実施態様として、モー
タ13の出力軸14と横軸7とを同一軸線上で連結する
とともに、レバー16をモータ13のフレームに固着す
ることもできる。この場合、モータ13の駆動により前
記フレームが回動してレバー16の回動を行う。また、
前述の実施例では主モータの電流値を検出することによ
り分銅制御を行ったが、被精穀物の特定成分を測定する
ことにより行ったり、精米機においては白度や精白度に
基づいて制御することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による好適な一実施例の抵抗蓋調節装置
を竪型精穀機に装着した場合の要部拡大斜視図である。
【図2】図1の抵抗蓋調節装置の一部断面平面図であ
る。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 竪型精穀機 2 排出樋 3 流穀壁 4 側壁 5 上面壁 6 ブッシュ 7 横軸 8 抵抗蓋 11 連結ケース 13 モータ 15 コマ 16 分銅レバー 17 スリット 18 分銅
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月9日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】本発明による好適な一実施例の抵抗蓋調節装置
を竪型精穀機に装着した場合の要部拡大斜視図である。
【図2】図1の抵抗蓋調節装置の一部断面平面図であ
る。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】従来例を示す一部破断断面図である。
【図5】同上一部破断斜視図である。
【符号の説明】 1 竪型精穀機 2 排出樋 3 流穀壁 4 側壁 5 上面壁 6 ブッシュ 7 横軸 8 抵抗蓋 11 連結ケース 13 モータ 15 コマ 16 分銅 17 スリット 18 分銅

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀粒排出口上方付近に回動可能に横軸を
    設け、該横軸に抵抗蓋を垂設するとともに、該抵抗蓋を
    前記排出口に向けて押圧するための分銅を支持するレバ
    ーを備えてなる精穀機において、前記横軸の延長線上に
    正逆回転用減速モータを配設するとともに、上記レバー
    を、該減速モータによって前記横軸を中心に回動するよ
    うに設けたことを特徴とする精穀機の抵抗蓋調節装置。
  2. 【請求項2】 上記分銅レバーは、垂下状態から水平方
    向に約90°回動可能に形成してなる請求項1の精穀機
    の抵抗蓋調節装置。
JP27754693A 1993-10-08 1993-10-08 精穀機の抵抗蓋調節装置 Pending JPH07108185A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27754693A JPH07108185A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 精穀機の抵抗蓋調節装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP27754693A JPH07108185A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 精穀機の抵抗蓋調節装置

Publications (1)

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JPH07108185A true JPH07108185A (ja) 1995-04-25

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ID=17585050

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JP27754693A Pending JPH07108185A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 精穀機の抵抗蓋調節装置

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JP (1) JPH07108185A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008543321A (ja) * 2005-06-21 2008-12-04 フジ・オイル・ヨーロッパ 組織化粒状組成物

Cited By (1)

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