JPH0710808A - 塩素不含シクロプロパンカルボン酸メチルエステルの製造方法 - Google Patents

塩素不含シクロプロパンカルボン酸メチルエステルの製造方法

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JPH0710808A
JPH0710808A JP5168155A JP16815593A JPH0710808A JP H0710808 A JPH0710808 A JP H0710808A JP 5168155 A JP5168155 A JP 5168155A JP 16815593 A JP16815593 A JP 16815593A JP H0710808 A JPH0710808 A JP H0710808A
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JP
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methyl ester
acid methyl
ester
methanol
cyclopropanecarboxylic acid
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JP5168155A
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Manfred Dr Kaufhold
マンフレート・カウフホルト
Josef Metz
ヨーゼフ・メッツ
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Huels AG
Chemische Werke Huels AG
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C67/00Preparation of carboxylic acid esters
    • C07C67/30Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group
    • C07C67/317Preparation of carboxylic acid esters by modifying the acid moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group by splitting-off hydrogen or functional groups; by hydrogenolysis of functional groups

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 塩素不含シクロプロパンカルボン酸メチルエ
ステルを製造する為に、高沸点の不活性溶剤を最初に導
入し、100〜200℃に加温し、使用するアルカリ金
属メチラートの一部を添加し、その後にアルカリ金属メ
チラートおよび4−クロロ酪酸メチルエステルを同時に
化学量論量比で添加し、その際にメタノールとシクロプ
ロパンカルボン酸メチルエステルとの混合物を留去しそ
してこのエステルの残りを反応の終わり頃に減圧状態で
反応器ボトム液から蒸発させそしてそうして得られるメ
タノール/エステル−混合物を分別蒸留によって精製す
る。 【効果】 僅かな技術的費用で且つ高価な試薬を使用せ
ずに4−クロロ酪酸メチルエステルからシクロプロパン
カルボン酸エステルを製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、4−クロロ酪酸メチル
エステル(2)とナトリウムメチラートとを生じるシク
ロプロパンカルボン酸メチルエステルを同時に留去しな
がら高沸点溶剤中で100〜200℃で反応させそして
次いでこのエステルを分別精留することによって式1の
純粋な塩素不含のシクロプロパンカルボン酸メチルエス
テルを製造する方法に関する。
【0002】
【化1】
【0003】
【従来の技術】4−クロロ酪酸メチルエステルと強塩基
性物質からのシクロプロパンカルボン酸メチルエステル
の合成は文献に開示されている。
【0004】米国特許第3,294,833号明細書に
は、塩基性物質としてナトリウムアミドが提案され、一
方ドイツ特許出願公告第1,939,759号明細書お
よびドイツ特許出願公開第2,751,133号明細書
にはトルエン中のナトリウムメチラートが推奨されてい
る。
【0005】この方法を実施する場合には塩基剤を不活
性溶剤と混合し、この混合物を加温しそして4−クロロ
酪酸メチルエステルを添加する。この場合には、生じる
メタノールを共沸剤として留去しなければならない。そ
うしないと、メタノールの沸点が低いので反応温度を低
下させそしてそれによって反応時間を伸ばすからであ
る。ナトリウムアミドの場合には、廃棄しなければなら
ないアンモニウム−ガス流が生じる。
【0006】また、この方法は、粘着または焼き付く傾
向がありそしてそれによって多くの工業的問題を伴う懸
濁物を用いて実施する。固体のアルコラートが装置中に
生じる場合には、高い温度の為に更に爆発の危険があ
る。それ故に著しく希釈した状態で処理しなければなら
ず、それによって空時得率が悪化する。
【0007】それ故にドイツ特許第2,941,211
号明細書の方法の場合には、不活性溶剤を用ず、メタノ
ールにナトリウムメチラートを溶解した溶液を用いて実
施し、然も高温、例えば155〜160℃の温度で高圧
のもとでまたは低温で、例えば90〜100℃で、それ
ぞれ適当なメタノール量を留去する非常に正確に制御さ
れた条件のもとでまたは同様に非常に正確に制御しなけ
ればならない特別な反応蒸発器によって実施しなければ
ならない。反応生成物の後処理は費用が掛り、メチレン
クロライドでの抽出が必要でありそしてメタノールで汚
染された排水をもたらす。更に特別な反応器を使用する
という欠点がある。
【0008】更にドイツ特許第2,941,211号明
細書の方法の場合の重大な欠点は、得られるシクロプロ
パンカルボン酸エステルの低過ぎる純度である。何故な
らばこのエステルの塩素含有量が一般に100〜1,0
00ppmまたはそれ以上である。この高い塩素含有量
の為にこのエステルは触媒によりシクロプロピルカルビ
ノールに水素化できない。
【0009】この反応器の場合には、腐食が発生しそし
て水素化触媒が害を及ぼす。それ故に触媒による水素化
の為に準備されるエステルの塩素含有量は10ppm以
下でなければならない。
【0010】塩素含有シクロプロパンカルボン酸エステ
ルの還元には高価な反応剤、例えばリチウム水素化アル
ミニウムが適する。ヨーロッパ特許出願公開第0,22
0,412号明細書には、接触的に水素化する為の原料
として適する純粋な塩素不含シクロプロパンカルボン酸
エステルを製造する方法が開示されている。この方法の
場合には、炭素原子数が4より多い高沸点アルコールと
追加的な反応段階でエステル交換しなけれなならないブ
チルエステルが最初に生じるという欠点がある。水素化
段階でブチルリチウムを使用する場合には、多大な蒸留
費用を投下してしか精製できない水素化搬出物が生じ
る。
【0011】水素化の為の出発物質としてメチルエステ
ルを使用することは、原則として、ヨーロッパ特許出願
公開第0,220,412号明細書で製造されるエステ
ルに比較して、シクロプロピルカルビノールを非常に高
い空時得率で製造することができるという長所を有して
いる。何故ならば、当量で生じるこのアルコールはメタ
ノールに比較して言わば価値ある反応空間を消費するか
らである。
【0012】公知の全ての方法は、高価な薬品、耐圧装
置を必要としそして廃棄物投棄の問題を伴うかまたは追
加的な合成段階を必要としそして低過ぎる空時得率で進
行する。それ故に、4−クロロ酪酸エステルをナトリウ
ムメチラートによって通例の攪拌式装置中で特別に調整
せずに無加圧で反応させて塩素不含シクロプロパンカル
ボン酸エステルをもたらす方法が望まれている。生じる
シクロプロパンカルボン酸メチルエステルは例えば接触
的に水素化してシクロプロピルカルビノールを得ること
ができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】僅かな技術的費用で且
つ高価な試薬を使用せずに4−クロロ酪酸メチルエステ
ルからシクロプロパンカルボン酸エステルを製造するこ
とができそしてこれから場合によってはシクロプロピル
カルビノールを製造することができる方法が特に興味が
もたれる。この生成物は医薬品用の価値ある原料であ
り、かゝる方法を開発することが本発明の課題である。
【0014】
【課題を解決するための手段】驚くべきことに、以下の
反応条件を選択した場合に、4−クロロ酪酸メチルエス
テルから塩素不含のシクロプロパンカルボン酸メチルエ
ステルが得られ、課題が解決された。 1. 高沸点の溶剤を最初に導入しそして例えば120
〜130℃に加熱し、 2. 使用するナトリウムメチラートの一部特定量をい
わば前導入物(Vorschuss)として攪拌下に添
加しそしてそれによって攪拌可能で希釈液状懸濁液を生
じ、 3. 次いで等モル量のナトリウムメチラートおよびク
ロロ酪酸メチルエステルを同時に添加し、場合によって
は残りのクロロ酪酸メチルエステルおよび場合によって
は生じたクロロプロパンカルボン酸メチルエステルをメ
タノールと一緒に留去し、 4. 最後にこのメタノール−エステル−混合物を分別
精留する。
【0015】それ故に本発明の対象は、不活性溶剤中で
4−クロロ酪酸メチルエステルをナトリウムメチラート
と反応させることによって塩素不含シクロプロパンカル
ボン酸を製造する方法において、 a)最初に溶剤を導入し、100〜200℃に加温し、 b)使用するアルカリ金属メチラートの一部を添加し、 c)その後に初めて別のアルカリ金属メチラートおよび
4−クロロ酪酸メチルエステルを同時に化学量論量比で
添加し、 d)メタノールとシクロプロパンカルボン酸メチルエス
テルとの混合物を連続的に留去しそして e)次いでこの混合物を分別蒸留によって精製すること
を特徴とする、上記方法である。
【0016】驚くべきことに、個々の段階の全体の組合
せを実施した時だけ、塩素を含まずそして85% 以上の
良好な収率でエステルが生じる。精留の前に粗エステル
は未だ100〜500ppmの高い塩素含有量を有して
おり、即ち、得られる低い塩素含有量の理由は定量的な
反応にはない。例えば第二段階を省いた場合には、精製
後の塩素含有量は実験毎に著しく変動する。それどころ
かクロロ酪酸エステルを“前導入物”して実施する場合
には、精留の際に50〜500ppmの塩素含有量の塩
素含有エステルが生じる。
【0017】この方法の長所は、高沸点溶剤および食塩
だけより成る反応ボトム液の後処理が簡単であることで
ある。食塩は濾去するかまたは水で洗去でき、そして溶
剤は再使用できる。
【0018】個々の段階を実際に実施するには例えば以
下の様に行う:蒸留用橋渡し管だけを備えた攪拌式反応
装置を蒸留塔なしで使用し粗高沸点溶剤を最初に導入す
る。溶剤の沸点は150℃以上、好ましくは250℃以
上、特に280℃以上であるべきである。溶剤はナトリ
ウムメチラートに対して不活性でなければならないが、
熱安定性の他に別の条件を満たす必要がない。
【0019】経済的理由から安価な炭化水素、例えばア
ルキル芳香族化合物あるいはアルキル芳香族化合物の混
合物、例えばn−C10〜C13−アルキルベンゼン、テト
ラプロピルベンゼン等を選択する。
【0020】溶剤は100〜200℃、殊に100〜1
50℃、特に120〜140℃に加温しそして攪拌す
る。次いで使用するナトリウムメチラートの一部量を固
体の状態でまたはメタノール溶液として添加し、その際
に後者で挙げた状態ではメタノールを留去する。この一
部量とは全量の50〜5% 、殊に10〜30% 、特に2
0〜25% である。
【0021】直後にナトリウムメチラートおよび4−ク
ロロ酪酸メチルエステルを当量添加し、その結果ナトリ
ウムメチラートの前導入物量を維持しそして次で、ナト
リウムメチラートの添加が終了した時に、残りのクロロ
酪酸エステルの添加だけを行う。クロロ酪酸エステルの
全部を添加する間に、メタノールとクロロプロパンカル
ボン酸メチルエステルとの混合物を連続的に留去する。
【0022】ナトリウムメチラートと4−クロロ酪酸メ
チルエステルとのモル比は1:1〜2:1、殊に1:1
〜1.5:1、特に1.1:1〜1.2:1である。溶
剤と使用する4−クロロ酪酸エステルとの重量比は1:
1〜1:2、殊に1:1〜1:1.1である。
【0023】得られるシクロプロパンカルボン酸エステ
ルを例えば、水素化によってヒドロキシメチルシクロプ
ロパン(シクロプロピルメタノール)を得る為に、使用
する。ヒドロキシメチルシクロプロパンは医薬品を製造
する為の価値ある中間体である。水素化は200〜35
0℃および200〜350barの水素圧でZn−クロ
マイト−触媒のボトム−および灌水相(Rieselp
hase)で実施するのが有利である。
【0024】
【実施例】以下の実施例は、他の沢山の物質にも適用で
き、本発明の方法を更に詳細に説明している。
【0025】実施例1 攪拌機、温度計および、蒸留用橋渡し管を備えた10c
mの長さのVigreuxカラムを備えた三つ首フラス
コより成りそして受容器のある二つの配量供給ポンプが
連結されているガラス製装置を利用する。
【0026】500g のn−C10〜C13−アルキルベン
ゼン(市販名:MARLICAN)を最初に導入しそし
て134℃に加温する。次に30分の間に200mlの
ナトリウムメチラート溶液(30% 濃度)を添加しそし
てメタノールを留去する。その後に130℃でそれぞれ
30分、同様に80mlのナトリウムメチラート溶液
(30% 濃度)、全部で800ml=810g (4.5
0モル)および50mlの4−クロロ酪酸メチルエステ
ルを全部で485ml=557g (4.07モル)をポ
ンプ供給する。この場合、メタノール−エステル混合物
を留去する。ヘッド温度は66から76℃に上昇しそし
て反応の終わり頃に66℃に低下する。
【0027】5.5時間後にクロロ酪酸エステルの添加
を終了する。次いで30分、130℃で攪拌しそして8
0℃に冷却する。ボトムから残りのシクロプロパンカル
ボン酸メチルエステルを蒸留する為に、100mbar
の減圧状態とする。49〜33℃の沸点範囲において1
23g の蒸留液が生じる。
【0028】蒸留生成物全体量: 1059g 塩素含有量は300ppmである。この生成物を0.5
mの長さの、マルチフィラメント−充填物の充填された
カラムで標準圧で分別蒸留する。117℃で359g の
シクロプロパンカルボン酸メチルエステルが99.9%
の純度、3.5ppmだけの塩素含有量で生じる。収率
は、使用物質を基準として理論値の88.0% である。
【0029】実施例2および3 実施例1に記載の装置を使用しそしてここに記載した生
成物を所定量で使用するが、ナトリウムメチラート溶液
および4−クロロ酪酸メチルエステルを同時に反応器に
ポンプ供給する。更に実施例1と同様に実施する。8
5.6% の収率で得られるシクロプロパンカルボン酸メ
チルエステルは190ppmの塩素含有量を有してい
る。
【0030】この実験の繰り返しで所望のエステルが8
3.8% の収率および80ppmの塩素含有量で得られ
る。即ち、この方法では塩素含有量が変動し、非常に高
過ぎる。
【0031】実施例4 実施例1に記載の装置を使用し、ここに挙げる生成物は
ここに記載する様に使用するが、反応温度として130
℃でなく110℃を選択する点が相違する。そのほかを
同様に実施した場合には、生成物の留出が少な過ぎるの
で、反応器内容物が常に更に増大する。収率は後処理の
後に87.6% でありそして中間生成物の塩素含有量は
7ppmである。
【0032】実施例5 実施例4に記載されている通りに実施するが、140℃
の反応温度を使用する点だけが相違する。この温度では
著しく泡立ちがあり、生成物の泡立ちが蒸留と一緒に変
化するという危険がある。後処理後に87.9% の収率
および10ppmの塩素含有量である。
【0033】実施例6および7 実施例1に記載されている通りに実施例するが、使用す
るナトリウムメチラート溶液の半分を前導入物として使
用する。攪拌可能であるが著しく濃厚な液状懸濁物が実
施例1の場合と同様に生じる。結果は実施例1のそれに
匹敵する。
【0034】5% だけのナトリウムメチラート溶液を前
導入物として使用する場合には、懸濁物は非常に希薄な
液状でありそして同様に再び匹敵する実施例1の場合と
同様な結果が得られる。
【0035】本発明は特許請求の範囲に記載の塩素不含
シクロプロパンカルボン酸メチルエステルの製造方法に
関するものであるが、実施の態様として以下を包含す
る: 1) 反応を100〜150℃、好ましくは120〜1
40℃で実施する請求項1に記載の方法。 2) 沸点が150℃以上、好ましくは250℃以上、
特に280℃以上の高沸点不活性溶剤を使用する請求項
1または上記1)に記載の方法。 3) アルカリ金属メチラートの前添加物として全体量
を基準として10〜30% 、特に20〜25% を最初に
導入する、請求項1および2並びに上記1)および2)
のいずれか一つに記載の方法。 4) アルカリ金属メチラートとしてナトリウムメチラ
ートを使用する請求項1〜4並びに上記1)〜3)のい
ずれか一つに記載の方法。 5) 得られるメタノール/シクロプロパンカルボン酸
メチルエステル−混合物を分別蒸留によって精製する請
求項1〜4並びに上記1)〜4)のいずれか一つに記載
の方法。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不活性溶剤中で4−クロロ酪酸メチルエ
    ステルをナトリウムメチラートと反応させることによっ
    て塩素不含シクロプロパンカルボン酸を製造する方法に
    おいて、 a)最初に溶剤を導入し、100〜200℃に加温し、 b)使用するアルカリ金属メチラートの一部を添加し、 c)その後に初めて別のアルカリ金属メチラートおよび
    4−クロロ酪酸メチルエステルを同時に化学量論量比で
    添加し、 d)メタノールとシクロプロパンカルボン酸メチルエス
    テルとの混合物を連続的に留去しそして e)次いでこの混合物を分別蒸留によって精製すること
    を特徴とする、上記方法。
  2. 【請求項2】 アルカリ金属メチラートの前添加物とし
    て全体量を基準として50〜5% を最初に導入する、請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 反応の間、メタノールとシクロプロパン
    カルボン酸メチルエステルより成る混合物を連続的に留
    去しそしてこの反応に続いて減圧状態としそして残りの
    シクロプロパンカルボン酸メチルエステルを溶剤から留
    出させる請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 アルカリ金属メチラート:4−クロロ酪
    酸メチルエステルのモル比1.1:1〜1.2:1で環
    化する請求項1〜3のいずれか一つに記載の方法。
JP5168155A 1992-07-09 1993-07-07 塩素不含シクロプロパンカルボン酸メチルエステルの製造方法 Ceased JPH0710808A (ja)

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DE4222497A1 (de) 1994-01-13
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