JPH07107874B2 - 高周波加熱調理装置 - Google Patents

高周波加熱調理装置

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JPH07107874B2
JPH07107874B2 JP60104316A JP10431685A JPH07107874B2 JP H07107874 B2 JPH07107874 B2 JP H07107874B2 JP 60104316 A JP60104316 A JP 60104316A JP 10431685 A JP10431685 A JP 10431685A JP H07107874 B2 JPH07107874 B2 JP H07107874B2
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JP
Japan
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waveguide
box
oven
top plate
radio wave
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JP60104316A
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JPS61263093A (ja
Inventor
幸雄 鈴木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、被調理物を加熱調理する高周波加熱調理装置
に係り、特に、この高周波加熱調理装置におけるマグネ
トロンからのマイクロ波を均一に攪拌してオーブン内へ
導入するようにした電波攪拌装置に関する。
〔発明の技術的背景〕
既に提案されているこの種の高周波加熱調理装置は、第
7図に示されるように、箱形をなすケース本体1にオー
ブン2及び機械室3を区分して形成するオーブン枠体4
を設け、このオーブン枠体4の底板4aに被調理物5を載
置した棚板6を挿脱自在に設け、他方、上記オーブン枠
体4の天板4bに励振口7を穿設し、この励振口7の周り
に位置する上記天板4bの一部に導波管8を添設し、この
導波管8の一端部8の一端部8aにマグネトロン9を付設
し、上記励振口7の直上の上記導波管8にモータ10aに
よって回転する塵取り形の回転導波体10を回転自在に設
け、この回転導波体10の下位の上記天板4bにマイクロ波
を透過する仕切板11を展設して構成したものである。特
に、上記回転導波体10は、その側方に電波放出口10b及
びその底板がわに複数の透孔10cを穿設しており、マグ
ネトロン9からのマイクロ波は、導波管8及び励振口7
を通った後、上記電波放出口10b及び各透孔10cからオー
ブン2内へ攪拌されながら導入されるようになってい
る。
従って、上述した高周波加熱調理装置は、加熱調理時、
マグネトロン9から発振したマイクロ波を導波管8及び
励振口7を通った後、回転している回転導波体10の電波
放出口10bと各透孔10cからオーブン2内へ攪拌されなが
ら導入され、このオーブン2内の被調理物5を加熱調理
するようになっている。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら、上述した高周波加熱調理装置では、マグ
ネトロン9からのマイクロ波が回転導波体10の電波放出
口10bから大部分の電波を放出する関係上、被調理物5
の周辺部に比較してその中央部の加熱が遅滞し、加熱時
間を長く要し、しかも、均一に加熱することが困難であ
る。
〔発明の目的〕
本発明は、上述した難点を解消するために、励振口の直
下に箱形回転導波体を設け、この箱形回転導波体の底板
に開口部を穿設し、マグネトロンからのマイクロ波をオ
ーブン内へ均一に導入して被調理物を均一に加熱し、併
せて、加熱効率の向上を図るようにしたことを目的とす
る高周波加熱調理装置を提供するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、オーブンを形成するオーブン枠体の天板に励
振口を穿設し、この励振口に導波管を接続すると共に、
上記天板の励振口の直下には、上記天板と協働して導波
路を内部に形成する横断面が矩形状の箱形回転導波体を
回転可能に設け、この箱形回転導波体の底板には、回転
中心から偏倚した位置に開口部を設けると共に、この開
口部を覆うように箱形回転導波体の底板に電波透過板を
設けたことを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を図示の一実施例について説明する。
なお、本発明は、上述した具体例と同一構成部材には同
じ符号を付して説明する。
第1図及び第2図において、符号1は、箱形をなすケー
ス本体であって、このケース本体1内には、オーブン2
及び機械室3を区分して形成するオーブン枠体4が設け
られており、このオーブン枠体4の底板4aには、被調理
物5を載置する棚板6が挿脱自在に設けられている。
又、上記オーブン枠体4の天板4bには、励振口7が穿設
されており、この励振口7の周りに位置する上記天板4b
には、導波管8が添設されている。さらに、この導波管
8の一端部8aには、マグネトロン9が付設されており、
このマグネトロン9の電波は、上記導波管8及び励振口
7を通してオーブン2内へ導入されるようになってい
る。
一方、上記励振口7の直上の上記導波管8には、モータ
12が設けられており、このモータ12の出力軸12aには、
箱形回転導波体13が偏倚して軸装されている。この箱形
回転導波体13は、その横断面が矩形状であって、天板4b
と協働して導波路を内部に形成している。このようにし
て形成された導波路は、マイクロ波の特性を考慮してそ
こを通過する電波のロスを最少にするような形状を有し
てる。又、この箱形回転導波体13の底板には、大きさを
異にした励振口としての各開口部13a,13bが穿設されて
おり、上記励振口7からのマイクロ波は、回転している
箱形回転導波体13の各開口部13aと13bからオーブン2内
へ攪拌されながら導入されるようになっている。なお、
上記箱形回転導波体13の下位の天板4bには仕切板14が展
設されている。
従って、加熱調理時、マグネトロン9からのマイクロ波
は、上記導波管8及び励振口7を通った後、回転してい
る箱形回転導波体13の各開口部13aと13bからオーブン2
へ導入され、このオーブン2内の被調理物5を均一に加
熱調理するようになっている。特に、上記箱形回転導波
体13は、回転軸としての出力軸12aに対して偏倚して軸
着されているので、励振口7からのマイクロ波を底板の
一部と上記天板4bに反射させた後、各開口部13a,13bか
らオーブン2へ導入するようになり、被調理物5を均一
に加熱調理することができるようになっている。
また、箱形回転導波体13が天板4bと協働して内部に形成
する導波路は、電波ロスを最少にする形状を有している
ため、電波が導波路を通過する際の電波ロスはほとんど
無く、被調理物5の加熱を効率的に行うことができる。
次に、第3図に示される本発明の他の実施例は、上記箱
形回転導波体13の底板がわに、例えば、耐熱性のシリコ
ンガラス積層板による電波透過板15を貼設したものであ
って、これによって、被調理物5から発生するミスト等
の進入を遮断するようにしたものである。なお、上記電
波透過板15を使用したときには、仕切板14は不要とな
る。
次に、第4図に示される本発明の他の実施例は、箱形回
転導波体13の底板に穿設される複数の開口部13cを略同
じ大きさに形成したものであって、上述した具体例と同
じ構成をなすものである。
さらに、第5図に示される本発明の他の実施例は、箱形
回転導波体13を出力軸12aに対して同心的に軸着すると
共に、唯一の開口部13dを穿設したものである。
さらに又、第6図に示される本発明の他の実施例は、箱
形回転導波体13を出力軸12aに対して、偏倚して軸着す
ると共に、唯一の開口部13dを偏倚して穿設したもので
あり、上述した各実施例と実質上、同じ構成をなすもの
である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、オーブンを形成する
オーブン枠体の天板に励振口を穿設し、この励振口の位
置する上記天板に導波管を添設し、上記励振口の直下に
位置するようにして箱形回転導波体を設け、この箱形回
転導波体の底板に偏倚した開口部を設けると共に、この
開口部を覆うように底板に電波透過板を設けてあるの
で、仕切板が不要となり、オーブンの容積を大きくでき
るし、励振口7からマイクロ波をオーブン2内へ均一に
導入して被調理物5を均一に加熱調理することができる
ばかりでなく、構成も簡素であるから、組立も容易であ
り、量産による省力化を図ることができる。また、箱形
回転導波体が天板と協働して内部に形成する導波路は、
電波ロスを最少にする形状を有しているため、電波が導
波路を通過する際の電波ロスはほとんど無く、被調理物
の加熱を効率的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による高周波加熱調理装置の断面図、
第2図は、本発明に組込まれる箱形回転導波体の斜面
図、第3図乃至第6図は、本発明の他の実施例を示す各
図、第7図は、既に提案されている高周波加熱調理装置
の断面図である。 1……ケース本体、2……オーブン、4……オーブン枠
体、7……励振口、8……導波管、9……マグネトロ
ン、12……モータ、13……箱形回転導波体、13a,13b,13
c,13d……開口部、14……仕切板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オーブンを形成するオーブン枠体の天板に
    励振口を穿設し、この励振口に導波管を接続すると共
    に、上記天板の励振口の直下には、上記天板と協働して
    導波路を内部に形成する横断面が矩形状の箱形回転導波
    体を回転可能に設け、この箱形回転導波体の底板には、
    回転中心から偏倚した位置に開口部を設けると共に、こ
    の開口部を覆うように箱形回転導波体の底板に電波透過
    板を設けたことを特徴とする高周波加熱調理装置。
JP60104316A 1985-05-16 1985-05-16 高周波加熱調理装置 Expired - Lifetime JPH07107874B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60104316A JPH07107874B2 (ja) 1985-05-16 1985-05-16 高周波加熱調理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60104316A JPH07107874B2 (ja) 1985-05-16 1985-05-16 高周波加熱調理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61263093A JPS61263093A (ja) 1986-11-21
JPH07107874B2 true JPH07107874B2 (ja) 1995-11-15

Family

ID=14377528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60104316A Expired - Lifetime JPH07107874B2 (ja) 1985-05-16 1985-05-16 高周波加熱調理装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH07107874B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1118844A (en) * 1977-11-02 1982-02-23 Bernard J. Weiss Combination microwave oven with a multi-port radiator
CA1125378A (en) * 1978-04-03 1982-06-08 Bernard J. Weiss Combination microwave oven control system
JPS56146395U (ja) * 1980-04-03 1981-11-04
JPS58178992A (ja) * 1982-04-12 1983-10-20 松下電器産業株式会社 電子レンジ
JPS5923196U (ja) * 1982-08-05 1984-02-13 株式会社日立ホームテック 高周波加熱装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61263093A (ja) 1986-11-21

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