JPS631123Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS631123Y2 JPS631123Y2 JP1981079864U JP7986481U JPS631123Y2 JP S631123 Y2 JPS631123 Y2 JP S631123Y2 JP 1981079864 U JP1981079864 U JP 1981079864U JP 7986481 U JP7986481 U JP 7986481U JP S631123 Y2 JPS631123 Y2 JP S631123Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating chamber
- wall
- stirrer
- heater
- microwaves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 46
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 4
- 238000003756 stirring Methods 0.000 claims description 3
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 5
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Description
本考案は加熱室のマイクロ波をスターラにて撹
拌する電子レンジに関する。 最近、マイクロ波加熱の他に、加熱室内にヒー
タを設けこのヒータに上記スターラにより直接送
風して熱風を発生せしめ熱風加熱を行なえるよう
にした電子レンジが現われている。この場合、加
熱室内にて上記スターラとヒータとの位置関係が
悪いと、加熱室内におけるマイクロ波出力が低下
すると云う欠点がある。 第１図及び第２図は本考案実施例電子レンジを
示し、これを用いて、上記スターラとヒータとの
位置関係を種々変えてこの時マイクロ波出力が如
何に変化するかを説明する。 １は加熱室、２はマイクロ波を発振するマグネ
トロン、３は導波管４を介して導かれたマイクロ
波を上記加熱室１内に給電すべく加熱室第１壁即
ち加熱室上壁５に穿設された給電口、６は上記加
熱室１内にて加熱室上壁５の近傍で且つ斯る上壁
５に対向して回動自在に配置されるべく、加熱室
上壁５中央に嵌挿の軸７に取着された金属性スタ
ーラで、該スターラをモータ８にて回動すると加
熱室１内のマイクロ波が撹拌される。更に、上記
スターラ６は後述する如く送風機能も有してい
る。９は上記加熱室１内にて上記上壁５近傍に配
置された２重構造のシーズヒータ、１０はセラミ
ツクからなる電波透過性仕切板で、該仕切板にて
上記シーズヒータ９が配置された加熱室１上部は
食品１１が載置された加熱室１下部と仕切られて
いる。１２及び１３は上記仕切板１０において、
上記スターラ６の軸７下及び上記シーズヒータ９
の下に穿設された吸気口及び吐出口である。 而して、スターラ６の回動によりマイクロ波が
撹拌されて食品１１が均一加熱される。又、スタ
ーラ６の回動時にヒータ９に通電すると、加熱室
１下部の空気が吸気口１２を通して加熱室１上部
に吸気され、この吸気された空気はヒータ９に直
接送られてこのヒータ９にて加熱され高温熱風と
して吐出口１３を通して加熱室１下部に吐出さ
れ、従つて食品１１は熱風加熱される。 上記電子レンジの各寸法を記すと、加熱室１の
幅Ｗ、奥行Ｄ、高さＨは夫々374414240mm、給電
口３の加熱室上壁５中央からの変位Ｌは65mm、給
電口３の辺Ｍ，Ｎは夫々60，90mmスターラ６の直
径ｅ、高さｈは夫々184，20mm、シーズヒータ９
の内側の直径１1、外側の直径１2は夫々230，260
mmである。そして、スターラ６とシーズヒータ９
との位置関係、即ちスターラ６上端からシーズヒ
ータ９上端までの寸法Ａを種々変えた場合の加熱
室１内におけるマイクロ波出力は、実験の結果、
次表の通りとなる。
拌する電子レンジに関する。 最近、マイクロ波加熱の他に、加熱室内にヒー
タを設けこのヒータに上記スターラにより直接送
風して熱風を発生せしめ熱風加熱を行なえるよう
にした電子レンジが現われている。この場合、加
熱室内にて上記スターラとヒータとの位置関係が
悪いと、加熱室内におけるマイクロ波出力が低下
すると云う欠点がある。 第１図及び第２図は本考案実施例電子レンジを
示し、これを用いて、上記スターラとヒータとの
位置関係を種々変えてこの時マイクロ波出力が如
何に変化するかを説明する。 １は加熱室、２はマイクロ波を発振するマグネ
トロン、３は導波管４を介して導かれたマイクロ
波を上記加熱室１内に給電すべく加熱室第１壁即
ち加熱室上壁５に穿設された給電口、６は上記加
熱室１内にて加熱室上壁５の近傍で且つ斯る上壁
５に対向して回動自在に配置されるべく、加熱室
上壁５中央に嵌挿の軸７に取着された金属性スタ
ーラで、該スターラをモータ８にて回動すると加
熱室１内のマイクロ波が撹拌される。更に、上記
スターラ６は後述する如く送風機能も有してい
る。９は上記加熱室１内にて上記上壁５近傍に配
置された２重構造のシーズヒータ、１０はセラミ
ツクからなる電波透過性仕切板で、該仕切板にて
上記シーズヒータ９が配置された加熱室１上部は
食品１１が載置された加熱室１下部と仕切られて
いる。１２及び１３は上記仕切板１０において、
上記スターラ６の軸７下及び上記シーズヒータ９
の下に穿設された吸気口及び吐出口である。 而して、スターラ６の回動によりマイクロ波が
撹拌されて食品１１が均一加熱される。又、スタ
ーラ６の回動時にヒータ９に通電すると、加熱室
１下部の空気が吸気口１２を通して加熱室１上部
に吸気され、この吸気された空気はヒータ９に直
接送られてこのヒータ９にて加熱され高温熱風と
して吐出口１３を通して加熱室１下部に吐出さ
れ、従つて食品１１は熱風加熱される。 上記電子レンジの各寸法を記すと、加熱室１の
幅Ｗ、奥行Ｄ、高さＨは夫々374414240mm、給電
口３の加熱室上壁５中央からの変位Ｌは65mm、給
電口３の辺Ｍ，Ｎは夫々60，90mmスターラ６の直
径ｅ、高さｈは夫々184，20mm、シーズヒータ９
の内側の直径１1、外側の直径１2は夫々230，260
mmである。そして、スターラ６とシーズヒータ９
との位置関係、即ちスターラ６上端からシーズヒ
ータ９上端までの寸法Ａを種々変えた場合の加熱
室１内におけるマイクロ波出力は、実験の結果、
次表の通りとなる。
【表】
斯る実験結果から、シーズヒータ９をスターラ
６下端より下側に配置するとマイクロ波出力が顕
著に増大することが分る。 そこで、本考案実施例では、シーズヒータ９は
スターラ６に対して様々な位置に配置することが
可能ではあるが、実線で示す如くスターラ６より
下側に配置することに限定したのである。即ち、
シーズヒータ９は、スターラ６より、加熱室上壁
５（加熱室第１壁）に対向する加熱室底壁（加熱
室第２壁）側へ位置せしめたのである。斯る加熱
室底壁は食品１１が上に載置されている壁を指
す。 尚、上記実施例では、給電口３は加熱室上壁５
に穿設され、スターラ６及びシーズヒータ９は加
熱室上壁５下に配置されているが、給電口３は加
熱室側壁に穿設し、スターラ６及びシーズヒータ
９は加熱室１内の上記側壁前方に配置しても良
い。 以上の説明から明らかな如く、本考案によれば
マイクロ波が給電される加熱室、マイクロ波を発
振するマイクロ波発振手段、該発振手段にて発振
されたマイクロ波を上記加熱室内に給電すべく加
熱室第１壁に穿設された給電口、上記加熱室内に
て上記第１壁の近傍に配置されたヒータ、上記加
熱室内にて、上記第１壁の近傍で且つ斯る第１壁
に対向して回動自在に配置され、上記加熱室内に
給電されたマイクロ波を撹拌すると共に上記ヒー
タへ直接送風するスターラを備え、上記ヒータを
上記スターラより上記第１壁に対向する加熱室第
２壁側へ位置せしめたから、マイクロ波加熱の他
に熱風加熱を行なえると共に、マイクロ波出力を
大にして加熱効率の高い電子レンジを提供でき
る。
６下端より下側に配置するとマイクロ波出力が顕
著に増大することが分る。 そこで、本考案実施例では、シーズヒータ９は
スターラ６に対して様々な位置に配置することが
可能ではあるが、実線で示す如くスターラ６より
下側に配置することに限定したのである。即ち、
シーズヒータ９は、スターラ６より、加熱室上壁
５（加熱室第１壁）に対向する加熱室底壁（加熱
室第２壁）側へ位置せしめたのである。斯る加熱
室底壁は食品１１が上に載置されている壁を指
す。 尚、上記実施例では、給電口３は加熱室上壁５
に穿設され、スターラ６及びシーズヒータ９は加
熱室上壁５下に配置されているが、給電口３は加
熱室側壁に穿設し、スターラ６及びシーズヒータ
９は加熱室１内の上記側壁前方に配置しても良
い。 以上の説明から明らかな如く、本考案によれば
マイクロ波が給電される加熱室、マイクロ波を発
振するマイクロ波発振手段、該発振手段にて発振
されたマイクロ波を上記加熱室内に給電すべく加
熱室第１壁に穿設された給電口、上記加熱室内に
て上記第１壁の近傍に配置されたヒータ、上記加
熱室内にて、上記第１壁の近傍で且つ斯る第１壁
に対向して回動自在に配置され、上記加熱室内に
給電されたマイクロ波を撹拌すると共に上記ヒー
タへ直接送風するスターラを備え、上記ヒータを
上記スターラより上記第１壁に対向する加熱室第
２壁側へ位置せしめたから、マイクロ波加熱の他
に熱風加熱を行なえると共に、マイクロ波出力を
大にして加熱効率の高い電子レンジを提供でき
る。
第１図は本考案実施例電子レンジの断面図、第
２図は第１図の−線断面図である。 １…加熱室、２…マグネトロン、３…給電口、
６…スターラ、９…シーズヒータ。
２図は第１図の−線断面図である。 １…加熱室、２…マグネトロン、３…給電口、
６…スターラ、９…シーズヒータ。
Claims (1)
- マイクロ波が給電される加熱室、マイクロ波を
発振するマイクロ波発振手段、該発振手段にて発
振されたマイクロ波を上記加熱室内に給電すべく
加熱室第１壁に穿設された給電口、上記加熱室内
にて上記第１壁の近傍に配置されたヒータ、上記
加熱室内にて、上記第１壁の近傍で且つ斯る第１
壁に対向して回動自在に配置され、上記加熱室内
に給電されたマイクロ波を撹拌すると共に上記ヒ
ータへ直接送風するスターラを備え、上記ヒータ
を、上記スターラより上記第１壁に対向する加熱
室第２壁側へ位置せしめたことを特徴とする電子
レンジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981079864U JPS631123Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981079864U JPS631123Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57190304U JPS57190304U (ja) | 1982-12-02 |
| JPS631123Y2 true JPS631123Y2 (ja) | 1988-01-12 |
Family
ID=29875446
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981079864U Expired JPS631123Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS631123Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS542254B2 (ja) * | 1972-08-09 | 1979-02-05 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS542254U (ja) * | 1977-06-08 | 1979-01-09 | ||
| JPS5843702Y2 (ja) * | 1979-03-29 | 1983-10-03 | 三洋電機株式会社 | 熱風循環装置を備えた電子レンジ |
-
1981
- 1981-05-29 JP JP1981079864U patent/JPS631123Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS542254B2 (ja) * | 1972-08-09 | 1979-02-05 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57190304U (ja) | 1982-12-02 |
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