JPH07107728A - リニア直流モータ及びxyテーブル装置 - Google Patents
リニア直流モータ及びxyテーブル装置Info
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- JPH07107728A JPH07107728A JP25062493A JP25062493A JPH07107728A JP H07107728 A JPH07107728 A JP H07107728A JP 25062493 A JP25062493 A JP 25062493A JP 25062493 A JP25062493 A JP 25062493A JP H07107728 A JPH07107728 A JP H07107728A
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- Japan
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- coil
- motor
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 固定部と可動部とから成るリニア直流モータ
において、固定部を、第1所定方向に延在する底面部(2
1c)及び第1所定方向と直交する第2所定方向に略平行
に突出しかつ第1所定方向に延在する一対の起立部(21
a,21b)により形成されるヨーク(21)と、ヨークの底面部
に固着された永久磁石(22)とにより形成し、可動部を、
一対の起立部間で永久磁石に対向すべく位置しかつ第1
所定方向に軸心を有すべく巻回されたコイル(26)と、第
2所定方向において一対の起立部の端面に対向する対向
部及びコイルに挿通されたコイル支持部(25)を有する磁
性部材(24a,24b)と、により形成する。 【効果】 可動部が確実高精度に直線運動を行い得るた
め、大ストローク化が図れる。
において、固定部を、第1所定方向に延在する底面部(2
1c)及び第1所定方向と直交する第2所定方向に略平行
に突出しかつ第1所定方向に延在する一対の起立部(21
a,21b)により形成されるヨーク(21)と、ヨークの底面部
に固着された永久磁石(22)とにより形成し、可動部を、
一対の起立部間で永久磁石に対向すべく位置しかつ第1
所定方向に軸心を有すべく巻回されたコイル(26)と、第
2所定方向において一対の起立部の端面に対向する対向
部及びコイルに挿通されたコイル支持部(25)を有する磁
性部材(24a,24b)と、により形成する。 【効果】 可動部が確実高精度に直線運動を行い得るた
め、大ストローク化が図れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リニア直流モータ及び
リニア直流モータをXYテーブルの駆動源として用いた
XYテーブル装置に関する。
リニア直流モータをXYテーブルの駆動源として用いた
XYテーブル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】リニア直流モータとしては、既に車両用
駆動モータあるいはディスク演奏装置のピックアップ駆
動手段等として用いられているものがある。ここで、か
かるリニア直流モータの一従来例に係る概略構成を図1
に示す。尚、図1(a)はその正面図、図1(b)は図1(a)
中のA−A部における断面図である。本図に示されるよ
うに、基本構成はU字形状をなすヨーク1と、このヨー
ク1の内側底面に固着された永久磁石2と、ヨーク1の
開放端を連結する鉄心3と、この鉄心3にその軸線方向
に移動自在に外嵌せしめられたコイル4とから成るもの
である。
駆動モータあるいはディスク演奏装置のピックアップ駆
動手段等として用いられているものがある。ここで、か
かるリニア直流モータの一従来例に係る概略構成を図1
に示す。尚、図1(a)はその正面図、図1(b)は図1(a)
中のA−A部における断面図である。本図に示されるよ
うに、基本構成はU字形状をなすヨーク1と、このヨー
ク1の内側底面に固着された永久磁石2と、ヨーク1の
開放端を連結する鉄心3と、この鉄心3にその軸線方向
に移動自在に外嵌せしめられたコイル4とから成るもの
である。
【0003】かかる構成によれば、永久磁石2から発生
される磁束(φ)はコイル4に均等に作用する。従っ
て、コイルに所望の電流(I)を流すことにより、推力
(F)(F=I×B;Bは磁束密度)がコイル4に作用
し、鉄心3の軸線に沿った直線運動が得られ、リニア直
流モータが実現する。すなわち、フレミングの左手の法
則に基づき、例えば、図1(b)中右向きの電流(I)を
コイル4に流すと、図1(a)中右向きの推力(F)が発
生し、コイル4は右向きに移動せしめられることにな
る。
される磁束(φ)はコイル4に均等に作用する。従っ
て、コイルに所望の電流(I)を流すことにより、推力
(F)(F=I×B;Bは磁束密度)がコイル4に作用
し、鉄心3の軸線に沿った直線運動が得られ、リニア直
流モータが実現する。すなわち、フレミングの左手の法
則に基づき、例えば、図1(b)中右向きの電流(I)を
コイル4に流すと、図1(a)中右向きの推力(F)が発
生し、コイル4は右向きに移動せしめられることにな
る。
【0004】以上のような構成のリニア直流モータにお
いて、コイル4の移動ストロークを大きくするには、そ
の案内および磁束の通路の役割を成す鉄心3をより長尺
なものにする必要がある。しかしながら、常時永久磁石
2の吸引力が作用していることから、鉄心3を長尺にす
ればするほど、梁の撓み理論に基づきその撓み量は大き
くなり、本来の直線運動が曲線運動になり、所望の機能
を実現するのは困難である。
いて、コイル4の移動ストロークを大きくするには、そ
の案内および磁束の通路の役割を成す鉄心3をより長尺
なものにする必要がある。しかしながら、常時永久磁石
2の吸引力が作用していることから、鉄心3を長尺にす
ればするほど、梁の撓み理論に基づきその撓み量は大き
くなり、本来の直線運動が曲線運動になり、所望の機能
を実現するのは困難である。
【0005】一方、対象物を載置して平面内でX方向、
Y方向に移動せしめてその位置決めを成すXYテーブル
装置として、図2に示すようなものが知られている。図
示されるように、本装置はテーブルをX方向にのみ移動
させる駆動機構と、テーブルをY方向にのみ移動させる
駆動機構とからなる、いわゆる二軸制御機構を採用する
ものである。
Y方向に移動せしめてその位置決めを成すXYテーブル
装置として、図2に示すようなものが知られている。図
示されるように、本装置はテーブルをX方向にのみ移動
させる駆動機構と、テーブルをY方向にのみ移動させる
駆動機構とからなる、いわゆる二軸制御機構を採用する
ものである。
【0006】詳述すると、X方向に長尺でかつ両端に起
立部5a,5bを有する第1の基台5には、その両起立
部間に一対の案内棒6とスクリューシャフト7が横架さ
れている。そして、一対の案内棒を挿通せしめる挿通孔
とスクリューシャフトを螺合せしめるねじ孔を有した矩
形状をなす第1の可動ベース8が両案内棒6に往復動自
在に支持されている。また、スクリューシャフト7の一
端にはサーボモータ9が連結されており、このサーボモ
ータの回転によりスクリューシャフトが回転して可動ベ
ース8がX方向において往復動せしめられるようになっ
ている。
立部5a,5bを有する第1の基台5には、その両起立
部間に一対の案内棒6とスクリューシャフト7が横架さ
れている。そして、一対の案内棒を挿通せしめる挿通孔
とスクリューシャフトを螺合せしめるねじ孔を有した矩
形状をなす第1の可動ベース8が両案内棒6に往復動自
在に支持されている。また、スクリューシャフト7の一
端にはサーボモータ9が連結されており、このサーボモ
ータの回転によりスクリューシャフトが回転して可動ベ
ース8がX方向において往復動せしめられるようになっ
ている。
【0007】さらに、前述可動ベース8上には、Y方向
に長尺でかつ両端に起立部10a,10bを有する第2
の基台10が固着され、両起立部間に一対の案内棒11
とスクリューシャフト12が横架されている。そして、
一対の案内棒11を挿通せしめる挿通孔とスクリューシ
ャフト12を螺合せしめるねじ孔を有した矩形状をなす
第2の可動ベース13が両案内棒11に往復動自在に支
持されている。また、スクリューシャフト12の一端に
はサーボモータ14が連結されており、このサーボモー
タの回転によりスクリューシャフトが回転して可動ベー
ス13がY方向において往復動せしめられるようになっ
ている。
に長尺でかつ両端に起立部10a,10bを有する第2
の基台10が固着され、両起立部間に一対の案内棒11
とスクリューシャフト12が横架されている。そして、
一対の案内棒11を挿通せしめる挿通孔とスクリューシ
ャフト12を螺合せしめるねじ孔を有した矩形状をなす
第2の可動ベース13が両案内棒11に往復動自在に支
持されている。また、スクリューシャフト12の一端に
はサーボモータ14が連結されており、このサーボモー
タの回転によりスクリューシャフトが回転して可動ベー
ス13がY方向において往復動せしめられるようになっ
ている。
【0008】さらに、かかる可動ベース13上には、位
置決め対象物を載置するためのテーブル板15が固着さ
れている。以上のような構成からなるXYテーブル装置
においては、X方向において可動ベース8を移動せしめ
るサーボモータ9とY方向において可動ベース13を移
動せしめるサーボモータ14とを駆動させることによ
り、XY平面上の所望の位置にテーブル板15を位置決
めすることができる。
置決め対象物を載置するためのテーブル板15が固着さ
れている。以上のような構成からなるXYテーブル装置
においては、X方向において可動ベース8を移動せしめ
るサーボモータ9とY方向において可動ベース13を移
動せしめるサーボモータ14とを駆動させることによ
り、XY平面上の所望の位置にテーブル板15を位置決
めすることができる。
【0009】しかしながら、かかるXYテーブル装置に
おいて、その移動ストロークを大きく設定すれば、垂直
荷重による案内棒及びスクリューシャフトの撓みが大き
くなり、ねじ機構におけるねじ山とねじ溝との噛み込み
により移送動作に支障を来たしたり、Z方向の位置ずれ
が生じて別個の調整手段を講ずる必要がある。また、ス
クリューシャフトによる機械的な搬送動作では、動作の
即応性にも限界があり、さらに、機械的接触による騒音
等の問題がある。
おいて、その移動ストロークを大きく設定すれば、垂直
荷重による案内棒及びスクリューシャフトの撓みが大き
くなり、ねじ機構におけるねじ山とねじ溝との噛み込み
により移送動作に支障を来たしたり、Z方向の位置ずれ
が生じて別個の調整手段を講ずる必要がある。また、ス
クリューシャフトによる機械的な搬送動作では、動作の
即応性にも限界があり、さらに、機械的接触による騒音
等の問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする手段】上記従来技術の問題点
等に鑑み、本願発明の目的とするところは、推進力を受
ける可動部が曲線運動等を生じることなく確実高精度に
直線運動を成し得ると共に大ストローク化を図れるリニ
ア直流モータ及びかかるリニア直流モータを駆動源とし
て用いたXYテーブル装置を提供することにある。
等に鑑み、本願発明の目的とするところは、推進力を受
ける可動部が曲線運動等を生じることなく確実高精度に
直線運動を成し得ると共に大ストローク化を図れるリニ
ア直流モータ及びかかるリニア直流モータを駆動源とし
て用いたXYテーブル装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のリニア直流モー
タは、固定部と可動部とから成るリニア直流モータであ
って、前記固定部は、第1所定方向に延在する底面部及
び前記底面部の前記第1所定方向に直交する方向の両側
において前記第1所定方向と直交する第2所定方向に略
平行に突出しかつ前記第1所定方向に延在する一対の起
立部により形成されるヨークと、前記ヨークの底面部に
固着された永久磁石とからなり、前記可動部は、前記一
対の起立部間で前記永久磁石に対向すべく位置しかつ前
記第1所定方向に軸心を有すべく巻回されたコイルと、
前記第2所定方向において前記一対の起立部の端面に対
向する対向部及び前記コイルに挿通されたコイル支持部
を有する磁性部材と、からなることを特徴としている。
タは、固定部と可動部とから成るリニア直流モータであ
って、前記固定部は、第1所定方向に延在する底面部及
び前記底面部の前記第1所定方向に直交する方向の両側
において前記第1所定方向と直交する第2所定方向に略
平行に突出しかつ前記第1所定方向に延在する一対の起
立部により形成されるヨークと、前記ヨークの底面部に
固着された永久磁石とからなり、前記可動部は、前記一
対の起立部間で前記永久磁石に対向すべく位置しかつ前
記第1所定方向に軸心を有すべく巻回されたコイルと、
前記第2所定方向において前記一対の起立部の端面に対
向する対向部及び前記コイルに挿通されたコイル支持部
を有する磁性部材と、からなることを特徴としている。
【0012】また、本発明のXYテーブル装置は、上記
リニア直流モータを、X方向及びY方向各々におけるテ
ーブル板の駆動位置決めに用いるXYテーブル装置であ
って、両リニア直流モータの移動方向が直交すべく、一
方のリニア直流モータの可動部に他方のリニア直流モー
タの固定部を固着し、前記他方のリニア直流モータの可
動部に前記テーブル板を固着した、ことを特徴としてい
る。
リニア直流モータを、X方向及びY方向各々におけるテ
ーブル板の駆動位置決めに用いるXYテーブル装置であ
って、両リニア直流モータの移動方向が直交すべく、一
方のリニア直流モータの可動部に他方のリニア直流モー
タの固定部を固着し、前記他方のリニア直流モータの可
動部に前記テーブル板を固着した、ことを特徴としてい
る。
【0013】また、上記XYテーブル装置においては、
両リニア直流モータ相互間の磁界の影響を遮断すべく、
磁気シールド部材を有することも特徴とするものであ
る。
両リニア直流モータ相互間の磁界の影響を遮断すべく、
磁気シールド部材を有することも特徴とするものであ
る。
【0014】
【作用】本発明のリニア直流モータにおいては、コイル
に流す電流の向きあるいは強さを変えることにより、一
対の平行な起立部の端面に沿って、その延在方向にコイ
ル及び磁性部材からなる可動部が所望の速度にて往復動
する。また、本発明のXYテーブル装置においては、X
方向においてのみ駆動位置決めする一方のリニア直流モ
ータのコイルと、Y方向においてのみ駆動位置決めする
他方のリニア直流モータのコイルとに、流す電流の向き
あるいは強さを各々変えることにより、テーブル板がX
方向及びY方向において各々所望の速度にて移動せしめ
られ所定位置に位置決めされる。
に流す電流の向きあるいは強さを変えることにより、一
対の平行な起立部の端面に沿って、その延在方向にコイ
ル及び磁性部材からなる可動部が所望の速度にて往復動
する。また、本発明のXYテーブル装置においては、X
方向においてのみ駆動位置決めする一方のリニア直流モ
ータのコイルと、Y方向においてのみ駆動位置決めする
他方のリニア直流モータのコイルとに、流す電流の向き
あるいは強さを各々変えることにより、テーブル板がX
方向及びY方向において各々所望の速度にて移動せしめ
られ所定位置に位置決めされる。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係るリニア直流モータ及びX
Yテーブル装置の一実施例を、図面に基づいて説明す
る。図3は、リニア直流モータの概略構成を示すもので
あり、図3(a)はその平面図、図3(b)は図3(a)中B−
B部における断面図、図3(a)はその左側面を各々表わ
している。
Yテーブル装置の一実施例を、図面に基づいて説明す
る。図3は、リニア直流モータの概略構成を示すもので
あり、図3(a)はその平面図、図3(b)は図3(a)中B−
B部における断面図、図3(a)はその左側面を各々表わ
している。
【0016】図示されるように、所定方向(第1所定方
向)に長尺な底面部21cの両側に前述所定方向に直交
する方向(第2所定方向)に略平行に突出し、前述底面
部と同方向に長尺な一対の起立部21a,21bを有す
るヨーク21(すなわち、断面形状が略U字形状を成し
ている)には、その底面部21cにおいて同様に前述所
定方向に長尺で一対の起立部21a,21b間に位置す
るように永久磁石22が固着されている。
向)に長尺な底面部21cの両側に前述所定方向に直交
する方向(第2所定方向)に略平行に突出し、前述底面
部と同方向に長尺な一対の起立部21a,21bを有す
るヨーク21(すなわち、断面形状が略U字形状を成し
ている)には、その底面部21cにおいて同様に前述所
定方向に長尺で一対の起立部21a,21b間に位置す
るように永久磁石22が固着されている。
【0017】上記断面略U字形状をなすヨーク21と永
久磁石22とによりリニア直流モータの固定部が形成さ
れている。一方、かかる固定部の永久磁石に対向する位
置(上方)においては、ヨーク21の延在方向と同一方
向に軸線を持つコイル支持部としての鉄心25にコイル
26が巻回され、さらに、この鉄心の両端が一対の起立
部21a,21bの端面に対向する対向部としての一対
の磁性部材24a,24bに固着されて、上記固定部に
対しその延在方向に往復動可能に配置されている。すな
わち、これら鉄心25,コイル26及び一対の磁性部材
24a,24bにより、リニア直流モータの可動部23
が形成されている。尚、上記構成において、固定部の永
久磁石22と可動部のコイル26との間にはギャップ2
8が形成され、又、固定部の起立部21a,21b上端
と可動部の磁性部材24a,24b両端との間には各々
ギャップ27a,27bが形成されている。但し、ギャ
ップ27a,27bについては、必ずしも必要ではな
く、両者が接触し摺動する構成であっても構わない。
久磁石22とによりリニア直流モータの固定部が形成さ
れている。一方、かかる固定部の永久磁石に対向する位
置(上方)においては、ヨーク21の延在方向と同一方
向に軸線を持つコイル支持部としての鉄心25にコイル
26が巻回され、さらに、この鉄心の両端が一対の起立
部21a,21bの端面に対向する対向部としての一対
の磁性部材24a,24bに固着されて、上記固定部に
対しその延在方向に往復動可能に配置されている。すな
わち、これら鉄心25,コイル26及び一対の磁性部材
24a,24bにより、リニア直流モータの可動部23
が形成されている。尚、上記構成において、固定部の永
久磁石22と可動部のコイル26との間にはギャップ2
8が形成され、又、固定部の起立部21a,21b上端
と可動部の磁性部材24a,24b両端との間には各々
ギャップ27a,27bが形成されている。但し、ギャ
ップ27a,27bについては、必ずしも必要ではな
く、両者が接触し摺動する構成であっても構わない。
【0018】上記構成からなるリニア直流モータにおい
ては、図3(C)中に点線で示すような磁束が発生するた
め、コイル26に流す電流の向きを切り換えることによ
り、可動部を往復動させることができる。また、上記構
成のリニア直流モータによれば、コイルを支持する鉄心
及び磁性部材が所定寸法に固定できるため、これら支持
部材の撓み等の問題を生ずることなく、可動部の大スト
ローク化が達成できる。
ては、図3(C)中に点線で示すような磁束が発生するた
め、コイル26に流す電流の向きを切り換えることによ
り、可動部を往復動させることができる。また、上記構
成のリニア直流モータによれば、コイルを支持する鉄心
及び磁性部材が所定寸法に固定できるため、これら支持
部材の撓み等の問題を生ずることなく、可動部の大スト
ローク化が達成できる。
【0019】次に、上述リニア直流モータを駆動源とし
て用いたXYテーブル装置の一実施例について説明す
る。図4は、かかるXYテーブル装置の一部分解斜視外
観図である。本図に示されるように、本装置は所定方向
(例えばX方向)においてのみ往復動せしめる第1のリ
ニア直流モータ機構と、上記所定方向に対して直交する
方向(例えばY方向)においてのみ往復動せしめる第2
のリニア直流モータ機構との組み合わせからなるもので
ある。
て用いたXYテーブル装置の一実施例について説明す
る。図4は、かかるXYテーブル装置の一部分解斜視外
観図である。本図に示されるように、本装置は所定方向
(例えばX方向)においてのみ往復動せしめる第1のリ
ニア直流モータ機構と、上記所定方向に対して直交する
方向(例えばY方向)においてのみ往復動せしめる第2
のリニア直流モータ機構との組み合わせからなるもので
ある。
【0020】詳述すると、図4に示されるように、X方
向に長尺な底面部31cの両側に、同様にX方向に長尺
でかつ平行な一対の起立部31a,31bを有するヨー
ク31には、その底面部31cにおいて、同様にX方向
に長尺で一対の起立部31a,31b間に位置するよう
に永久磁石32が固着されている。尚、この永久磁石は
長尺でなくとも、短尺なるものを複数個並べて配置する
構成であっても構わない。 また、起立部31a,31
bの延在方向における両端には各々ストッパ31dが形
成され、後述する第1可動ベース33の移動範囲を規制
している。
向に長尺な底面部31cの両側に、同様にX方向に長尺
でかつ平行な一対の起立部31a,31bを有するヨー
ク31には、その底面部31cにおいて、同様にX方向
に長尺で一対の起立部31a,31b間に位置するよう
に永久磁石32が固着されている。尚、この永久磁石は
長尺でなくとも、短尺なるものを複数個並べて配置する
構成であっても構わない。 また、起立部31a,31
bの延在方向における両端には各々ストッパ31dが形
成され、後述する第1可動ベース33の移動範囲を規制
している。
【0021】一方、かかるヨーク31及び永久磁石32
の上方には、磁性材料からなり、外形矩形形状を成す磁
性枠部材34の中央部にコイル36を支持した可動部が
配置されている。詳述すると、磁性枠部材34は一対の
起立部31a,31bの端面に対向配置されると共に、
両起立部31a,31bの端面に接する4個のローラ3
7a(2個のローラは不図示)により支持され、起立部
の延在方向(X方向)において往復動自在となってい
る。かかるローラ37aには上下方向の高さ調整機構
(不図示)が付いており、磁性枠部材34下面と起立部
31a,31b上端面との間のギャップ長を調整できる
ようになっている。また、磁性枠部材34の下面には調
整可能な位置決めローラ37bが一対(他のローラは不
図示)設けられており、各々のローラが起立部31a,
31b各々の内側面に当接して、磁性枠部材34のY方
向への位置ずれを規制している。
の上方には、磁性材料からなり、外形矩形形状を成す磁
性枠部材34の中央部にコイル36を支持した可動部が
配置されている。詳述すると、磁性枠部材34は一対の
起立部31a,31bの端面に対向配置されると共に、
両起立部31a,31bの端面に接する4個のローラ3
7a(2個のローラは不図示)により支持され、起立部
の延在方向(X方向)において往復動自在となってい
る。かかるローラ37aには上下方向の高さ調整機構
(不図示)が付いており、磁性枠部材34下面と起立部
31a,31b上端面との間のギャップ長を調整できる
ようになっている。また、磁性枠部材34の下面には調
整可能な位置決めローラ37bが一対(他のローラは不
図示)設けられており、各々のローラが起立部31a,
31b各々の内側面に当接して、磁性枠部材34のY方
向への位置ずれを規制している。
【0022】尚、かかる磁性枠部材34の中央部には、
X方向に軸心を有する鉄心(不図示)が固着されてお
り、この鉄心のまわりにコイル36が巻回されている。
上記磁性枠部材34、コイル36,ローラ37a,37
b等により、第1可動ベース33が形成されている。か
かる第1可動ベース33は、コイル36に流す電流の向
きを変えることにより、フレミングの左手の法則に基づ
き、起立部31a,31b端面に沿ってX方向に往復動
せしめられることになる。
X方向に軸心を有する鉄心(不図示)が固着されてお
り、この鉄心のまわりにコイル36が巻回されている。
上記磁性枠部材34、コイル36,ローラ37a,37
b等により、第1可動ベース33が形成されている。か
かる第1可動ベース33は、コイル36に流す電流の向
きを変えることにより、フレミングの左手の法則に基づ
き、起立部31a,31b端面に沿ってX方向に往復動
せしめられることになる。
【0023】次に、Y方向においてのみ往復動せしめる
第2のリニア直流モータ機構について説明する。第1可
動ベース33を構成する磁性枠部材34の上面四隅には
非磁性材料からなるスペーサ38が設けられており、こ
の4個のスペーサ38を介して、Y方向に長尺な底面部
41cの両側に同様にY方向に長尺でかつ平行な一対の
起立部41a,41bを有するヨーク41が支持されて
いる。
第2のリニア直流モータ機構について説明する。第1可
動ベース33を構成する磁性枠部材34の上面四隅には
非磁性材料からなるスペーサ38が設けられており、こ
の4個のスペーサ38を介して、Y方向に長尺な底面部
41cの両側に同様にY方向に長尺でかつ平行な一対の
起立部41a,41bを有するヨーク41が支持されて
いる。
【0024】尚、このヨーク41の外面には前述第1の
リニア直流モータに生ずる磁界の影響を遮断する磁気シ
ールド板40が貼着されており、これにより両リニア直
流モータの相互影響を防止している。また、ヨーク41
の底面部41cには、Y方向に長尺でかつ一対の起立部
41a,41b間に位置するように永久磁石42が固着
されている。尚、この永久磁石は長尺でなくとも、短尺
なるものを複数個並べて配置する構成であっても構わな
い。
リニア直流モータに生ずる磁界の影響を遮断する磁気シ
ールド板40が貼着されており、これにより両リニア直
流モータの相互影響を防止している。また、ヨーク41
の底面部41cには、Y方向に長尺でかつ一対の起立部
41a,41b間に位置するように永久磁石42が固着
されている。尚、この永久磁石は長尺でなくとも、短尺
なるものを複数個並べて配置する構成であっても構わな
い。
【0025】また、起立部41a,41bの延在方向に
おける両端には、ストッパ41dが各々形成され、後述
する第2可動ベース43の移動範囲を規制している。一
方、かかるヨーク41及び永久磁石42の上方には、磁
性材料からなり外形が矩形形状を成す磁性枠部材44の
中央部にコイル46を巻回した可動部が配置されてい
る。詳述すると、磁性枠部材44は一対の起立部41
a,41bの端面に対向配置されると共に、両起立部4
1a,41bの端面に接する4個のローラ47a(2個
のローラは不図示)により支持され、起立部の延在方向
(Y方向)において往復動自在となっている。かかるロ
ーラ47aには上下方向の高さ調整機構(不図示)が付
いており、磁性枠部材44下面と起立部41a,41b
上端面との間のギャップ長を調整できるようになってい
る。また、磁性部材44の下面には調整可能な位置決め
ローラ47bが一対(他のローラは不図示)設けられて
おり、各々のローラが起立部41a,41b各々の内側
面に当接して、磁性枠部材44のX方向への位置ずれを
規制している。
おける両端には、ストッパ41dが各々形成され、後述
する第2可動ベース43の移動範囲を規制している。一
方、かかるヨーク41及び永久磁石42の上方には、磁
性材料からなり外形が矩形形状を成す磁性枠部材44の
中央部にコイル46を巻回した可動部が配置されてい
る。詳述すると、磁性枠部材44は一対の起立部41
a,41bの端面に対向配置されると共に、両起立部4
1a,41bの端面に接する4個のローラ47a(2個
のローラは不図示)により支持され、起立部の延在方向
(Y方向)において往復動自在となっている。かかるロ
ーラ47aには上下方向の高さ調整機構(不図示)が付
いており、磁性枠部材44下面と起立部41a,41b
上端面との間のギャップ長を調整できるようになってい
る。また、磁性部材44の下面には調整可能な位置決め
ローラ47bが一対(他のローラは不図示)設けられて
おり、各々のローラが起立部41a,41b各々の内側
面に当接して、磁性枠部材44のX方向への位置ずれを
規制している。
【0026】尚、かかる磁性枠部材44の中央部には、
Y方向に軸心を有する鉄心(不図示)が固着されてお
り、この鉄心のまわりにコイル46が巻回されている。
上記磁性枠部材44、コイル46,ローラ47a,47
b等により、第2可動ベース43が形成されている。か
かる第2可動ベース43は、コイル46に流す電流の向
きを変えることにより、フレミングの左手の法則に基づ
き、起立部41a,41b端面に沿ってY方向に往復動
せしめられることになる。
Y方向に軸心を有する鉄心(不図示)が固着されてお
り、この鉄心のまわりにコイル46が巻回されている。
上記磁性枠部材44、コイル46,ローラ47a,47
b等により、第2可動ベース43が形成されている。か
かる第2可動ベース43は、コイル46に流す電流の向
きを変えることにより、フレミングの左手の法則に基づ
き、起立部41a,41b端面に沿ってY方向に往復動
せしめられることになる。
【0027】さらに、かかる第2可動ベースを構成する
磁性枠部材44の上面四隅には非磁性材料からなるスペ
ーサ48が設けられ、この4個のスペーサを介してテー
ブル板50が担持されている。以上のような構成からな
るXYテーブル装置においては、第1可動ベース33を
駆動せしめることにより、テーブル板50のX方向にお
ける位置決めがなされ、一方、第2可動ベース43を駆
動せしめることにより、テーブル板50のY方向におけ
る位置決めがなされることになる。
磁性枠部材44の上面四隅には非磁性材料からなるスペ
ーサ48が設けられ、この4個のスペーサを介してテー
ブル板50が担持されている。以上のような構成からな
るXYテーブル装置においては、第1可動ベース33を
駆動せしめることにより、テーブル板50のX方向にお
ける位置決めがなされ、一方、第2可動ベース43を駆
動せしめることにより、テーブル板50のY方向におけ
る位置決めがなされることになる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のリニア直流
モータによれば、コイルを支持する鉄心等の支持体を可
動部に組み込んだことにより、可動範囲の大小に拘らず
高精度な直線運動を得ることができ、もって、リニア直
流モータの大ストローク化が図れる。
モータによれば、コイルを支持する鉄心等の支持体を可
動部に組み込んだことにより、可動範囲の大小に拘らず
高精度な直線運動を得ることができ、もって、リニア直
流モータの大ストローク化が図れる。
【0029】また、本発明のXYテーブル装置によれ
ば、上記リニア直流モータをXYテーブルのX方向とY
方向の位置決めをなす位置決め駆動機構として採用した
ことにより、XYテーブルの位置決めを行う急速な動作
指令にも対応でき、即応性の向上が図れる。また、機械
的駆動源によらないため、接触音等の発生もなく低騒音
化が図れる。
ば、上記リニア直流モータをXYテーブルのX方向とY
方向の位置決めをなす位置決め駆動機構として採用した
ことにより、XYテーブルの位置決めを行う急速な動作
指令にも対応でき、即応性の向上が図れる。また、機械
的駆動源によらないため、接触音等の発生もなく低騒音
化が図れる。
【図1】 従来のリニア直流モータを示す概略構成図で
あり、図1(a)はその正面図、図1(b)は図1(a)中のA
−A部における断面図である。
あり、図1(a)はその正面図、図1(b)は図1(a)中のA
−A部における断面図である。
【図2】 従来のXYテーブル装置を示す概略斜視構成
図である。
図である。
【図3】 本発明のリニア直流モータに係る一実施例を
示す概略構成図であり、図3(a)はその平面図、図3(b)
は図3(a)中のB−B部における断面図、図3(c)はその
左側面図を各々示す。
示す概略構成図であり、図3(a)はその平面図、図3(b)
は図3(a)中のB−B部における断面図、図3(c)はその
左側面図を各々示す。
【図4】 本発明のXYテーブル装置に係る一実施例を
示す一部分解概略斜視構成図である。
示す一部分解概略斜視構成図である。
【主要部分の符号の説明】 21 ヨーク 21a,21b 起立部 21c 底面部 22 永久磁石 23 可動部 24a,24b 磁性部材 25 鉄心 26 コイル 27a,27b,28 ギャップ 31,41 ヨーク 31a,31b,41a,41b 起立部 31c,41c 底面部 32,42 永久磁石 33 第1可動ベース 34,44 磁性枠部材 43 第2可動ベース 36,46 コイル 50 テーブル板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02K 41/035 7346−5H
Claims (3)
- 【請求項1】 固定部と可動部とから成るリニア直流モ
ータであって、 前記固定部は、第1所定方向に延在する底面部及び前記
底面部の前記第1所定方向に直交する方向の両側におい
て前記第1所定方向と直交する第2所定方向に略平行に
突出しかつ前記第1所定方向に延在する一対の起立部に
より形成されるヨークと、前記ヨークの底面部に固着さ
れた永久磁石とからなり、 前記可動部は、前記一対の起立部間で前記永久磁石に対
向すべく位置しかつ前記第1所定方向に軸心を有すべく
巻回されたコイルと、前記第2所定方向において前記一
対の起立部の端面に対向する対向部及び前記コイルに挿
通されたコイル支持部を有する磁性部材と、からなるこ
とを特徴とするリニア直流モータ。 - 【請求項2】 請求項1記載のリニア直流モータを、X
方向及びY方向各々におけるテーブル板の駆動位置決め
に用いるXYテーブル装置であって、 両リニア直流モータの移動方向が直交すべく、一方のリ
ニア直流モータの可動部に他方のリニア直流モータの固
定部を固着し、前記他方のリニア直流モータの可動部に
前記テーブル板を固着した、ことを特徴とするXYテー
ブル装置。 - 【請求項3】 前記両リニア直流モータ各々に生ずる磁
界相互の影響を遮断する磁気シールド部材を有すること
を特徴とする請求項2記載のXYテーブル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25062493A JPH07107728A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | リニア直流モータ及びxyテーブル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25062493A JPH07107728A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | リニア直流モータ及びxyテーブル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07107728A true JPH07107728A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17210628
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25062493A Pending JPH07107728A (ja) | 1993-10-06 | 1993-10-06 | リニア直流モータ及びxyテーブル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07107728A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6734583B2 (en) | 2000-08-21 | 2004-05-11 | Nippon Thompson Co., Ltd. | Slider unit with built-in moving-coil linear motor |
WO2005112232A1 (de) * | 2004-05-07 | 2005-11-24 | Siemens Aktiengesellschaft | Vorrichtung zum anbinden eines linearmotorläufers an eine linearführung |
KR100757146B1 (ko) * | 2005-08-04 | 2007-09-10 | 삼성탈레스 주식회사 | 2축 선형 구동 장치 |
WO2009088061A1 (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-16 | Yamaha Motor Co., Ltd. | 多軸リニアモータ及び部品移載装置 |
WO2009088019A1 (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-16 | Yamaha Motor Co., Ltd. | 単軸リニアモータ、多軸リニアモータ及び部品移載装置 |
-
1993
- 1993-10-06 JP JP25062493A patent/JPH07107728A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6734583B2 (en) | 2000-08-21 | 2004-05-11 | Nippon Thompson Co., Ltd. | Slider unit with built-in moving-coil linear motor |
WO2005112232A1 (de) * | 2004-05-07 | 2005-11-24 | Siemens Aktiengesellschaft | Vorrichtung zum anbinden eines linearmotorläufers an eine linearführung |
KR100757146B1 (ko) * | 2005-08-04 | 2007-09-10 | 삼성탈레스 주식회사 | 2축 선형 구동 장치 |
WO2009088061A1 (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-16 | Yamaha Motor Co., Ltd. | 多軸リニアモータ及び部品移載装置 |
WO2009088019A1 (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-16 | Yamaha Motor Co., Ltd. | 単軸リニアモータ、多軸リニアモータ及び部品移載装置 |
JP2009171658A (ja) * | 2008-01-11 | 2009-07-30 | Yamaha Motor Co Ltd | 単軸リニアモータ、多軸リニアモータ及び部品移載装置 |
US8350419B2 (en) | 2008-01-11 | 2013-01-08 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Single-shaft linear motor, multi-shaft linear motor, and component transfer apparatus |
US8878399B2 (en) | 2008-01-11 | 2014-11-04 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Multi-shaft linear motor and component transfer apparatus |
KR101478694B1 (ko) * | 2008-01-11 | 2015-01-02 | 야마하하쓰도키 가부시키가이샤 | 단축 리니어 모터, 다축 리니어 모터 및 부품 이송 장치 |
KR101484016B1 (ko) * | 2008-01-11 | 2015-01-19 | 야마하하쓰도키 가부시키가이샤 | 다축 리니어 모터 및 부품 이송 장치 |
US9634546B2 (en) | 2008-01-11 | 2017-04-25 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Multi-shaft linear motor and component transfer apparatus |
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