JPH07107434B2 - 締付け用バンド - Google Patents

締付け用バンド

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JPH07107434B2
JPH07107434B2 JP63066526A JP6652688A JPH07107434B2 JP H07107434 B2 JPH07107434 B2 JP H07107434B2 JP 63066526 A JP63066526 A JP 63066526A JP 6652688 A JP6652688 A JP 6652688A JP H07107434 B2 JPH07107434 B2 JP H07107434B2
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protrusion
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    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L33/00Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses
    • F16L33/02Hose-clips
    • F16L33/035Hose-clips fixed by means of teeth or hooks
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
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    • Y10T24/1457Metal bands
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    • Y10T24/1457Metal bands
    • Y10T24/1482Ratchet and tool tightened band clamp

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えばゴムブーツや樹脂製円筒体などの取付
けを行なったり、ホースとパイプの継ぎ部などを締付け
るために使用される締付け用バンドに関する。
[従来の技術] 自動車の駆動系や懸架機構系あるいは操向系などには、
目的に応じて各種のゴムブーツが使われることがある。
例えば駆動系を構成するドライブシャフトの等速ジョイ
ント部分には、ジョイントに砂塵や泥水などが入り込ん
だり潤滑用グリスが流出することを防ぐなどの目的か
ら、円筒状ないし蛇腹状のゴムあるいは樹脂製のブーツ
が使われている。このブーツは、ジョイント部分を構成
している第1の部材と第2の部材との連接部分を覆うも
のであり、ブーツの一端は第1の部材に固定されるとと
もに、ブーツの他端側は第2の部材に固定されるように
なっている。
こうしたブーツを被締付け面に固定するための部材の一
例として、例えば第22図に示されるような締付け用バン
ド1が使われる。この種のバンド1は、展開された状態
において所定の長さを有する帯状の金属製バンド本体2
の一端2a側に少なくとも1つの係止孔3を設けるととも
に、他端2b側にはこのバンド本体2をリング状に丸めて
両端側を互いに重ね合わせた状態において上記係止孔3
に係合可能な突起4を設けている。更にバンド本体2の
長手方向中間部位すなわち両端2a,2b間には、バンド本
体2の外面側に立上がる締付け耳部5が設けられてい
る。この締付け耳部5は、一対の脚部6,7と、これら脚
部6,7間にわたるつなぎ部8とからなる。
この種のバンド1は、ブーツやホース等の被締付け面に
巻付け、係止孔3に突起4を引掛けた状態で、治具を用
いて耳部5を図示矢印方向に押圧し、2点鎖線で示され
るような形状に耳部5を塑性変形させることによって、
リングの径Dを縮めて被締付け面に固定されるようにな
っている。このような構成のバンド1は、構造が簡単で
軽量であるばかりでなく、耳部5を塑性変形させるだけ
の簡単な作業によって強い締付けを維持できるという利
点がある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上記構成のバンド1は、その外面側に突出
する耳部5が何らかの障害物にぶつかると、締付けが弛
む方向に耳部5が変形することがある。また、突起4の
先端が障害物等に触れると、突起4が孔3から外れるお
それがある。特にドライブシャフトのように路面に近
く、しかも回転する部材に使われるブーツの場合は、走
行中に車輪が跳ね上げた石や路面側の障害物等が耳部5
や突起4に当たる可能性が大きい。また、寒冷地におけ
る氷雪路走行後などには車体の下面側に氷柱ができるこ
とがあり、こうした氷柱が走行中にバンド1に衝撃的に
当たると、当たり所によってはバンド1が弛む。
更に別の問題として、従来のバンド本体2は被締付け面
よりも大きな外径となるようなリング径で予め成形され
ていた。このように成形されているバンドを被締付け面
に取付けるには、バンドの内周面が被締付け面に沿うよ
うに指で押え付けた状態で突起4を係止孔3に引掛けな
ければならない。このため突起4を係止孔3に引掛けに
くいばかりでなく、締付けを行なう前にバンドから手を
離すとバンドが広がる方向に復元しようとするから、被
締付け面から簡単に脱落してしまうことがある。このた
め取付け作業を行ないにくいという欠点があった。
また、実開昭60−14383号公報に記載されているよう
に、重ね代を有する円環状の金属製締め具において、外
側重なり部分に周方向に沿って複数個の係止孔を設ける
とともに、内側重なり部分にはこの締め具の締め上げに
伴って上記係止孔に順次係合可能な係止爪を設けたもの
も提案されている。一般にこの種の締め具の外側重なり
部分の曲率半径は被締付け面の曲率半径と同等あるいは
それ以上であり、自由状態においてある程度広がった形
状となっているため、被締付け面に締結された状態にお
いて外側重なり部分の弾性復元力が係止爪を係止孔から
離す方向に働くことがあるばかりでなく、外側重なり部
分の先端(外端)がめくれ上がる方向に変位する(開
く)傾向があるため、外側重なり部分の先端が周囲の障
害物に接した時に、力の加わる方向によっては外側重な
り部分の先端が内側重なり部分から離れやすいなど、改
善の余地があった。
従って本発明の目的は、バンド表面から突出する部分を
極力無くすとともに、被締付け面への取付けが容易でし
かも確実な締結を実現できるような締付け用バンドを得
ることにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を果たすために本発明は、帯状のバンド本体の
一端側に係止孔を設けるとともに、他端側にはこのバン
ド本体をリング状に丸めて両端側を互いに重ね合わせた
状態においてバンド本体を締付ける方向に摺動させた時
に上記係止孔に入り込むことが可能でかつ逆方向には引
掛かる戻り止め突起を設けた締付け用バンドである。そ
して更に好ましくは、上記バンド本体は、自由状態にお
ける外側重なり部分の曲率半径rが被締付け面の外径R
よりも小さくなるようなリング状に成形したものであ
る。
上記突起と係止孔は、各々少なくとも1つ以上あればよ
い。
[作用] 上記バンド本体は予めリング状に成形されており、これ
を広げて被締付け面に巻付ける。このバンド本体は、自
由状態(取付け前の状態)において外側重なり部分の曲
率半径rが被締付け面の外径Rよりも小さくなるように
成形してある場合、バンド本体を広げて被締付け面に被
せた状態にすると、バンド本体がもつ弾性復元力によっ
てバンド本体は両端側が互いに重なるようにして被締付
け面に取付く。この状態で、治具を使ってバンド本体を
縮径方向に締込んでゆくと、適当な締込み量に達したと
ころで上記突起が所望の係止孔に係合する。本発明のバ
ンドは、被締付け面に締結した状態において、バンド本
体の重なり部分が互いに離れまいとする力(戻り止め突
起が係止孔に係合する方向の力)が働くとともに、外側
重なり部分の先端が内側重なり部分の外周面に密着する
ようになるため、外側重なり部分の先端がめくれ上がる
傾向が抑制される。このため、戻り止め突起の先端が外
側重なり部分の表面から外側に突出しないような低い戻
り止め突起を有するものにおいても、突起を係止孔に確
実に係止させておくことができる。なお、締付けが弛む
方向には戻り止め突起が係止孔に引掛かるため、締付け
が弛むことはない。
[実施例] 以下に本発明の一実施例につき、第1図ないし第10図を
参照して説明する。
第1図に示された締付け用バンド10のバンド本体11は、
第3図に示されるように展開された状態において所定の
長さを有し、かつ両端11a,11bが解放された帯状をなし
ている。このバンド本体11は、例えばステンレス鋼やそ
れ以外の鋼などのように適度なばね性と可撓性を有する
材料からなる。バンド本体11は、そのほぼ全長にわたっ
て等幅でかつ等厚であるが、一端11b側は長さLだけ幅
と厚みが減少するような先細テーパ状に形成されてい
る。このバンド本体11は予めリング状に成形されてお
り、しかも第5図に示されるように、自由状態における
外側重なり部分13の曲率半径rが被締付け面14の外径R
よりも小さくなるようなリング形状としてある。
バンド本体11の一端11a側に位置する外側重なり部分13
には、バンド本体11の長さ方向に互いに等ピッチPで複
数の係止孔15が設けられている。第7図に示されるよう
に、各係止孔15の前面壁16は、角度θだけ傾斜させたテ
ーパ面としてある。
バンド本体11の他端11b側に位置する内側重なり部分18
には、係止孔15に係合可能な複数の戻り止め突起19が互
いに等ピッチPで設けられている。これら戻り止め突起
19も、おおむね角度θ分だけ傾斜したテーパ状前面壁20
を有している。この突起19は、その突出高さh(第10図
参照)がバンド本体11の板厚tと同等あるいはそれ以下
となるように、バンド本体11の一部を切り起こすとかプ
レスによって打出すなどの加工手段によって成形され
る。テーパ状前面壁20をもつ突起19を得るには、例えば
第9図に示されるようにテーパ状前面壁20をもつV形凹
部を成形したのち、第10図に示されるように突起19を斜
めに起こすとよい。あるいは、第11図に示されるような
形状に突起19を打出してもよい。この場合には、第12図
のように突起19の頭部19aを取除くことにより、突起19
の突出高さhを必要最少限に押えることが望ましい。
更にバンド本体11の一端11aの近傍と、バンド本体11の
長手方向中間部位(バンド本体11が重ならない部分)と
に、それぞれ締付け用治具22の先端23,24を引掛けるた
めの手段の一例として孔25,26が設けられている。孔25,
26の内面壁27,28は、治具22の先端23,24が外れにくいよ
うにするために、角度α(第7図参照)だけ傾斜させて
いる。
次に上記バンド10の取付け方法につき、第1図のように
外側の筒状部材30と内側の筒状部材31とを締付ける場合
を説明する。外側の筒状部材30は、例えばゴムあるいは
樹脂製のブーツやホース,樹脂製円筒体などである。内
側の部材31は、例えば金属管である。
まず、バンド本体11を第6図のように被締付け面14に被
せる。このバンド本体11は、自由状態において被締付け
面14の外径Rよりも小さくなるように予め成形されてお
り、しかもばね性を有する材料からなるので、被締付け
面14に被せられると、被締付け面14の外径Rに応じて、
バンド本体11が曲率半径r′まで弾性変形し、それ自身
の弾性復元力によって径が縮まろうとし、その結果、被
締付け面14にみずから巻付く。従ってこのバンド10から
手を離しても被締付け面14から脱落するようなことはな
い。次に、第7図に示されるように治具22の先端23,24
を孔25,26に引掛け、孔25,26を互いに近付ける方向に締
付ける。こうすることにより、バンド本体11の重なり部
分13,18が互いにリングの径が縮まる方向に摺動してゆ
くため、突起19が所望の係止孔15に引掛かる。すなわ
ち、治具22による締込み量に応じて突起19が各係止孔15
に順次係合してゆくため、最適な締付け量が得られたと
ころで治具22による締付けを止めればよい。第8図に締
付け状態の一例を示す。
以上の取付け作業を行なうことにより、筒状部材30,31
は互いにその全周にわたって均等に強くクランプされ
る。しかもバンド本体11の内側重なり部分18が長さLに
わたって先端側の肉厚が薄くなるように成形されている
ので、内側重なり部分18の先端側に段差が生じることが
なく、被締付け面14に対して円周方向に均一に密着でき
る。このためシール性能も良好である。更に、係止孔15
と戻り止め突起19とは互いにテーパ状の前面壁16,20の
部分で係合しているため、バンド本体11の径が広がる方
向の引っ張り力に対しては外側重なり部分13と内側重な
り部分18とが互いに密接する方向に力を受ける。従っ
て、係止孔15に対して突起19が強固に係合する。
また、バンド10の外周面に従来の締付け耳部などの出っ
張りが一切なくなるので、何らかの障害物がバンド10に
ぶつかったりしてもバンド10が弛むような変形は生じな
い。また、各突起19が係止孔15の内側に隠れており、突
起19の先端がバンド10の外面側に突出しないので、突起
19が障害物等に触れるなどして係止孔15から外れるおそ
れもない。
なお、係止孔15と突起19は必ずしも複数設ける必要はな
く、それぞれ少なくとも1箇所に設けられていれば本発
明の所期の目的は達成できる。係止孔15と突起19をそれ
ぞれ1つずつしか設けない場合には、所定の締付け量に
達した時に突起19が係止孔15に丁度嵌合するよう、被締
付け面14の外径Rとの関係を考慮して、係止孔15と突起
19の位置を定める。
第13図に示されたバンド本体11の他の実施態様において
は、バンド本体11の先端すなわち締付け時に突起19の背
部に摺接する箇所に、曲面ないしテーパ状の案内面33を
設けている。こうすることにより、締付け時に突起19を
乗越えやすくなる。同様の趣旨で、隠係止孔15の前側の
壁に曲面ないしテーパ状の案内面34を設けるのも有効で
ある。また第14図に示される突起19のように、先端部36
が係止孔15の上縁に引掛かるような形状にすれば、突起
19が更に抜けにくいものとなる。
また、治具の先端23,24を引掛けるための手段として
は、上記実施例で述べた孔25,26の代りに、例えば第15
図に示されるような爪状の突起40であってもよいし、あ
るいは第16図に示されるようなバーリング加工を利用し
たフランジ付の突起40でもよい。あるいは第17図に示さ
れるような形状に打出された円形孔41の内側テーパ面42
に、治具の先端23(または24)を引掛けるようにするこ
ともできる。
第18図ないし第21図は戻り止め突起19を内側(被締付け
面14側)に向けた例である。
すなわちこの実施例のバンド本体11は、係止孔15を設け
た部位が内側に位置し、その外側から戻り止め突起19を
設けた部位が重なるようにバンド本体11をリング状に丸
め、この内向きの突起19を係止孔15に対し外側から係合
させている。それ以外の構成と締付け用の治具等は前述
した実施例と同じでよい。なお、本実施例においても突
起19の突出高さhはバンド本体11の板厚tと同等もしく
は板厚tよりも小さくしてある。また、第19図に示され
るように突起19の横断面形状をアーチ形とすることによ
って締付け時に突起19が変形しにくいようにしてある。
但し強度的に問題がなければアーチ形断面にする代りに
フラットな断面形状にしてもよい。
この実施例のように突起19を内周面側に向けることによ
って外側を向く突出物を皆無にした場合には、このバン
ド10を被締付け面14に取付けた後にバンド本体11の外周
側に何らかの障害物が衝突したり接触しても、突起19が
外れたり弛む方向の力が加わるおそれがなくなり、締付
けの信頼性が更に向上する。
[発明の効果] 本発明によれば、バンドの外面側に従来の締付け耳部の
ような突出物がなくなるため、このバンドに他の物体が
接触しても弛むことがなくなるだけでなく、バンドの回
りに必要なスペースも小さくてよい。しかも自由状態に
おける外側重なり部分の曲率半径rが被締付け面の外径
Rよりも小さいリング状に成形しておけば、被締付け面
への取付けに際してバンド自身のモツ弾性復元力によっ
て被締付け面に巻付くことができるから、そのまま締付
けてゆくだけで突起と係止孔とを互いに係合させること
ができ、取付け作業が容易である。
また、被締付け面に締結した状態において、バンド本体
の重なり部分が互いに離れまいとする力が働くととも
に、外側重なり部分の先端が内側重なり部分の外周面に
密着するようになるため外側重なり部分の先端がめくれ
上がる傾向を抑制できる。このため、戻り止め突起の先
端が外側重なり部分の表面から外側に突出しないような
低い戻り止め突起を有するものにおいても、突起を係止
孔に確実に係合させておくことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第10図までは本発明の一実施例を示し、第1
図は被締付け側の部材を断面で示すバンドの正面図、第
2図はバンドの側面図、第3図はバンドを展開した状態
の底面図、第4図はバンドの断面図、第5図はバンドの
径と被締付け面の径との関係を示す略正面図、第6図は
バンドを被締付け面に取付けた状態の略正面図、第7図
はバンドと治具との関係を示す一部の断面図、第8図は
バンドを締込んだ状態を示す断面図、第9図および第10
図は突起の形成過程を工程順に示すそれぞれバンド本体
の一部の断面図、第11図および第12図はは突起の変形例
の形成過程を工程順に示すそれぞれ断面図、第13図は本
発明の他の実施態様を示すバンド本体の一部の断面図、
第14図は更に別の突起の変形例を示す断面図、第15図な
いし第17図はそれぞれ治具を引掛ける手段の変形例を示
すそれぞれ側面図、第18図は突起を内側に向けた実施例
を示す断面図、第19図は第18図中のa−a線に沿う突起
の断面図、第20図は第18図中のb方向から見た平面図、
第21図は第18図中のc方向から見た底面図、そして第22
図は従来の締付け用バンドを一部断面で示す正面図であ
る。 10……締付け用バンド、11……バンド本体、11a……一
端、11b……他端、13……外側重なり部分、14……被締
付け面、15……係止孔、18……内側重なり部分、19……
戻り止め突起、22……締付け用治具、25……治具挿入用
の孔。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端を有しかつばね性を有する帯状の金属
    製バンド本体の一端側に係止孔を設けるとともに、他端
    側にはこのバンド本体をリング状に丸めて両端側を互い
    に重ね合わせた状態においてバンド本体を締付ける方向
    に摺動させた時に上記係止孔に入り込むことが可能でか
    つ逆方向には引掛かる戻り止め突起を設け、しかも上記
    バンド本体は、自由状態における外側重なり部分の曲率
    半径rが被締付け面の外径Rよりも小さいリング状に成
    形してあることを特徴とする締付け用バンド。
  2. 【請求項2】上記戻り止め突起のバンド本体表面からの
    突出高さhを、バンド本体の板厚tと同等もしくは板厚
    tより小さくし、戻り止め突起の先端が外側重なり部分
    の外側に突出しないようにしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の締付け用バンド。
  3. 【請求項3】上記バンド本体を締付ける際に上記突起の
    背部が摺接するバンド本体の前側縁部には、上記突起を
    乗越えやすくするための斜状ないし曲面状の案内面を設
    けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の締付
    け用バンド。
  4. 【請求項4】上記バンド本体は、上記係止孔を設けた部
    位が内側に位置しその外側から上記戻り止め突起を設け
    た部位が重なるようにリング状に丸めるとともに、上記
    戻り止め突起を内方に向けて突出させてあることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の締付け用バンド。
JP63066526A 1987-12-28 1988-03-18 締付け用バンド Expired - Fee Related JPH07107434B2 (ja)

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