JPH0710732A - 過酸化物生成防止剤及び紫外線障害防止外用剤 - Google Patents
過酸化物生成防止剤及び紫外線障害防止外用剤Info
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- JPH0710732A JPH0710732A JP15742493A JP15742493A JPH0710732A JP H0710732 A JPH0710732 A JP H0710732A JP 15742493 A JP15742493 A JP 15742493A JP 15742493 A JP15742493 A JP 15742493A JP H0710732 A JPH0710732 A JP H0710732A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 亜硝酸ナトリウムを有効成分として紫外線障
害防止外用剤に含有させる。 【効果】 従来の様な紫外線の皮膚への到達を遮断した
り、皮膚表面上の物質の過酸化を防止する方法ではな
く、皮膚細胞の脂質そのものの紫外線による過酸化を防
御する。ひいてはその過酸化により起こる皮膚障害を防
止する。
害防止外用剤に含有させる。 【効果】 従来の様な紫外線の皮膚への到達を遮断した
り、皮膚表面上の物質の過酸化を防止する方法ではな
く、皮膚細胞の脂質そのものの紫外線による過酸化を防
御する。ひいてはその過酸化により起こる皮膚障害を防
止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は紫外線の照射による過
酸化物の生成を防御するための防止剤、及び紫外線照射
によって引き起こされる種々の生体障害を防御するため
の外用剤に関するものであって、種々の医薬品,医薬部
外品,化粧品,食品等に配合することができる。又特に
化粧料基剤や軟膏に配合されて、美白,日焼け,肌荒れ
防止等に有用である。
酸化物の生成を防御するための防止剤、及び紫外線照射
によって引き起こされる種々の生体障害を防御するため
の外用剤に関するものであって、種々の医薬品,医薬部
外品,化粧品,食品等に配合することができる。又特に
化粧料基剤や軟膏に配合されて、美白,日焼け,肌荒れ
防止等に有用である。
【0002】
【従来の技術】近年、紫外線曝露によって人の皮膚が受
ける様々な障害が問題となりつつある。通常、人間が受
ける紫外線はその大部分が太陽光線である。太陽光線に
含まれて地上に到達する紫外線は、290〜320nm
の中波長紫外線(以下UVBという)と320〜400
nmの長波長紫外線(以下UVAという)とに大別でき
る。UVBについては人の皮膚に対して急性の炎症(紅
斑)と火傷(sunburn)を引き起こし、しみ、そばかすの
発生原因もしくは悪化原因、更には皮膚癌発生の主要因
子の1つとも考えられており、その防御策が早くから検
討されている。
ける様々な障害が問題となりつつある。通常、人間が受
ける紫外線はその大部分が太陽光線である。太陽光線に
含まれて地上に到達する紫外線は、290〜320nm
の中波長紫外線(以下UVBという)と320〜400
nmの長波長紫外線(以下UVAという)とに大別でき
る。UVBについては人の皮膚に対して急性の炎症(紅
斑)と火傷(sunburn)を引き起こし、しみ、そばかすの
発生原因もしくは悪化原因、更には皮膚癌発生の主要因
子の1つとも考えられており、その防御策が早くから検
討されている。
【0003】UVAについては人の皮膚への影響は一次
黒化(Suntanning)程度と考えられていたが、地表にお
けるUVAの照射量がUVBのそれの約15倍にも達
し、それが真皮内に到達することが近年確認された結
果、UVAが血管壁や結合組織中の弾性繊維に瀰漫性の
変化をもたらし、皮膚を老化へと導くとともに、UVB
照射効果の増強を引き起こすことが予想されるに至り、
UVAの防御手段にも大きな関心がもたれるようになっ
てきた。
黒化(Suntanning)程度と考えられていたが、地表にお
けるUVAの照射量がUVBのそれの約15倍にも達
し、それが真皮内に到達することが近年確認された結
果、UVAが血管壁や結合組織中の弾性繊維に瀰漫性の
変化をもたらし、皮膚を老化へと導くとともに、UVB
照射効果の増強を引き起こすことが予想されるに至り、
UVAの防御手段にも大きな関心がもたれるようになっ
てきた。
【0004】従来の紫外線防御手段としては、紫外線吸
収剤(サンスクリーン剤)の使用が最も一般的である。
これらの紫外線吸収剤は紫外線が皮膚に到達することを
防ぐ目的で用いられているが、実際には完全な紫外線遮
蔽は困難である。そこで紫外線照射を受けても紫外線障
害が発生しない様な防止技術が模索されている。
収剤(サンスクリーン剤)の使用が最も一般的である。
これらの紫外線吸収剤は紫外線が皮膚に到達することを
防ぐ目的で用いられているが、実際には完全な紫外線遮
蔽は困難である。そこで紫外線照射を受けても紫外線障
害が発生しない様な防止技術が模索されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】最近の研究結果によれ
ば、上述のような紫外線による皮膚障害は、皮膚細胞の
細胞膜脂質が紫外線によって酸化されることが大きな原
因の一つとなっていると考えられるようになってきた。
そこで、紫外線による皮膚障害の緩和に抗酸化剤を利用
するという考え方が提案された。
ば、上述のような紫外線による皮膚障害は、皮膚細胞の
細胞膜脂質が紫外線によって酸化されることが大きな原
因の一つとなっていると考えられるようになってきた。
そこで、紫外線による皮膚障害の緩和に抗酸化剤を利用
するという考え方が提案された。
【0006】もちろん、従来の化粧料等にも各種抗酸化
剤が配合されているが、これらは通常その化粧料自体に
含まれる油脂成分の酸化防止(保存安定性)を目的とし
たものである。しかも、これらの抗酸化剤は一長一短で
あり、例えばブチルヒドロキシアニソール(BHA)、
ブチルヒドロキシトルエン(BHT)等の合成抗酸化剤
は、一般的な抗酸化能は優れているものの安全性の点か
ら使用目的や、使用量が厳しく制限されている。一方、
安全性の点では問題の少ないα−トコフェロール等の天
然抗酸化剤は、食品などの油脂類への抗酸化能は期待で
きるものの、紫外線障害防御能は極めて低いと言われて
いる。本発明は以上の様な状況に鑑みてなされたもので
あって、紫外線による皮膚障害を防止できる様な過酸化
物生成防止剤及び紫外線障害防止外用剤を得ることを目
的とする。
剤が配合されているが、これらは通常その化粧料自体に
含まれる油脂成分の酸化防止(保存安定性)を目的とし
たものである。しかも、これらの抗酸化剤は一長一短で
あり、例えばブチルヒドロキシアニソール(BHA)、
ブチルヒドロキシトルエン(BHT)等の合成抗酸化剤
は、一般的な抗酸化能は優れているものの安全性の点か
ら使用目的や、使用量が厳しく制限されている。一方、
安全性の点では問題の少ないα−トコフェロール等の天
然抗酸化剤は、食品などの油脂類への抗酸化能は期待で
きるものの、紫外線障害防御能は極めて低いと言われて
いる。本発明は以上の様な状況に鑑みてなされたもので
あって、紫外線による皮膚障害を防止できる様な過酸化
物生成防止剤及び紫外線障害防止外用剤を得ることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における過酸化物
生成防止剤及び紫外線障害防止外用剤は、亜硝酸化合物
を有効成分として含有するものである。また上記亜硝酸
化合物として、亜硝酸ナトリウムや亜硝酸アンモニウム
等の無機亜硝酸化合物を用いるのが特に好ましい。
生成防止剤及び紫外線障害防止外用剤は、亜硝酸化合物
を有効成分として含有するものである。また上記亜硝酸
化合物として、亜硝酸ナトリウムや亜硝酸アンモニウム
等の無機亜硝酸化合物を用いるのが特に好ましい。
【0008】
【作用および実施例】本発明は、従来の様に紫外線の皮
膚への到達を遮断したり、皮膚表面上の付着物質の過酸
化を防止するということを意図するものではなく、皮膚
の細胞膜脂質そのものの過酸化を防御して、皮膚障害の
防止に寄与するという観点に立ってなされたものであ
る。本発明の有効成分である亜硝酸化合物は既知の物質
ではあるが、本発明者らが種々検討した結果、皮膚細胞
の細胞膜脂質の過酸化を抑制することを見出し本発明に
至った。
膚への到達を遮断したり、皮膚表面上の付着物質の過酸
化を防止するということを意図するものではなく、皮膚
の細胞膜脂質そのものの過酸化を防御して、皮膚障害の
防止に寄与するという観点に立ってなされたものであ
る。本発明の有効成分である亜硝酸化合物は既知の物質
ではあるが、本発明者らが種々検討した結果、皮膚細胞
の細胞膜脂質の過酸化を抑制することを見出し本発明に
至った。
【0009】以下に、亜硝酸化合物による皮膚細胞の細
胞膜脂質の過酸化の抑制について、試験例を示して証明
する。 <試験例1>亜硝酸化合物の代表として亜硝酸ナトリウ
ム及び亜硝酸アンモニウムを選びこれらについて、中波
長紫外線(UVB)障害防御活性の測定を行なった。ま
た、比較として前記BHA、硝酸ナトリウム、亜硫酸ナ
トリウム、硫酸ナトリウム、亜リン酸水素2ナトリウム
・5水和物、リン酸水素2ナトリウムについて同様の測
定を行なった。測定方法としてはNamikiらの方法
(J. Agric. Food Chem.:35巻、808〜812 頁、1987
年)に準じた。この方法は兎赤血球膜溶液を用い、その
脂質過酸化の量を測定するものである。
胞膜脂質の過酸化の抑制について、試験例を示して証明
する。 <試験例1>亜硝酸化合物の代表として亜硝酸ナトリウ
ム及び亜硝酸アンモニウムを選びこれらについて、中波
長紫外線(UVB)障害防御活性の測定を行なった。ま
た、比較として前記BHA、硝酸ナトリウム、亜硫酸ナ
トリウム、硫酸ナトリウム、亜リン酸水素2ナトリウム
・5水和物、リン酸水素2ナトリウムについて同様の測
定を行なった。測定方法としてはNamikiらの方法
(J. Agric. Food Chem.:35巻、808〜812 頁、1987
年)に準じた。この方法は兎赤血球膜溶液を用い、その
脂質過酸化の量を測定するものである。
【0010】皮膚に紫外線が照射されると、皮脂の酸化
により、また紫外線による直接的な酸化により、皮膚の
細胞膜が酸化されて障害を生じると予測される。そこで
この試験において、成分は多少異なるが、細胞膜のモデ
ルとして評価の再現性に優れ、同じ生体膜である赤血球
膜を使用して評価試験を行なった。
により、また紫外線による直接的な酸化により、皮膚の
細胞膜が酸化されて障害を生じると予測される。そこで
この試験において、成分は多少異なるが、細胞膜のモデ
ルとして評価の再現性に優れ、同じ生体膜である赤血球
膜を使用して評価試験を行なった。
【0011】次に試験方法について説明する。まずNa
mikiらの方法により調製した兎赤血球膜溶液(蛋白
質濃度として2mg/ml)500μlを用意し、これ
に適当量の被検物質を添加した後、UVBを20J/c
m2 (2.5mW/cm2 ,133分間)照射した。そ
の後2Mトリクロロ酢酸/1.7M塩酸溶液および0.
67%チオバルビツール酸/4mM水酸化ナトリウム水
溶液を添加し、100℃で15分間反応させた。そして
その反応液を室温まで冷却後、3000rpmで15分
間遠心分離し、遠心上清について535nmの吸光度を
測定した。この吸光度を用い、コントロール(UVB未
照射)の吸光度との差から次の数1によって脂質過酸化
抑制率(%)を算出した。なお、UVBの照射には東芝
製FL20S−E紫外線ランプ(最大放射波長313n
m)を用いた。
mikiらの方法により調製した兎赤血球膜溶液(蛋白
質濃度として2mg/ml)500μlを用意し、これ
に適当量の被検物質を添加した後、UVBを20J/c
m2 (2.5mW/cm2 ,133分間)照射した。そ
の後2Mトリクロロ酢酸/1.7M塩酸溶液および0.
67%チオバルビツール酸/4mM水酸化ナトリウム水
溶液を添加し、100℃で15分間反応させた。そして
その反応液を室温まで冷却後、3000rpmで15分
間遠心分離し、遠心上清について535nmの吸光度を
測定した。この吸光度を用い、コントロール(UVB未
照射)の吸光度との差から次の数1によって脂質過酸化
抑制率(%)を算出した。なお、UVBの照射には東芝
製FL20S−E紫外線ランプ(最大放射波長313n
m)を用いた。
【0012】
【数1】
【0013】但し、C1 :被検物質無添加の兎赤血球膜
溶液にUVBを照射した場合の535nmでの吸光度 C2 :被検物質無添加の兎赤血球膜溶液にUVBを照射
しない場合の535nmでの吸光度 C3 :被検物質添加の兎赤血球膜溶液にUVBを照射し
た場合の535nmでの吸光度 を表す。
溶液にUVBを照射した場合の535nmでの吸光度 C2 :被検物質無添加の兎赤血球膜溶液にUVBを照射
しない場合の535nmでの吸光度 C3 :被検物質添加の兎赤血球膜溶液にUVBを照射し
た場合の535nmでの吸光度 を表す。
【0014】この脂質過酸化抑制率(%)を被検物質の
濃度に対してプロットし、50%の脂質過酸化抑制度を
与える濃度をIC50(Inhibited concentration of 50
%,μg/ml)として、この値で中波長紫外線障害防
御活性の強弱を比較した。試験は、亜硝酸ナトリウムの
添加濃度を最終濃度で47.6,23.8,9.5 ,4.8 ,2.4 μ
g/mlの5段階に変化させて測定した。また亜硝酸ア
ンモニウムの添加濃度を最終濃度で23.8,19.0,14.3,
9.5 ,4.8 ,2.4 μg/mlの6段階に変化させて測定
した。
濃度に対してプロットし、50%の脂質過酸化抑制度を
与える濃度をIC50(Inhibited concentration of 50
%,μg/ml)として、この値で中波長紫外線障害防
御活性の強弱を比較した。試験は、亜硝酸ナトリウムの
添加濃度を最終濃度で47.6,23.8,9.5 ,4.8 ,2.4 μ
g/mlの5段階に変化させて測定した。また亜硝酸ア
ンモニウムの添加濃度を最終濃度で23.8,19.0,14.3,
9.5 ,4.8 ,2.4 μg/mlの6段階に変化させて測定
した。
【0015】亜硝酸ナトリウムと、BHA及び各種ナト
リウム塩の脂質過酸化抑制率を表わすグラフを図1に、
亜硝酸アンモニウムと、BHA及び硝酸ナトリウムの脂
質過酸化抑制率を表わすグラフを図2に示す。また中波
長紫外線防御活性を表1に示す。
リウム塩の脂質過酸化抑制率を表わすグラフを図1に、
亜硝酸アンモニウムと、BHA及び硝酸ナトリウムの脂
質過酸化抑制率を表わすグラフを図2に示す。また中波
長紫外線防御活性を表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】表1及び図1,図2から分かる様に、亜硝
酸ナトリウムのIC50は11.0μg/ml、亜硝酸アンモ
ニウムのIC50は11.0μg/mlであり、BHAよりは
低いものの、他の被検物質と異なり、かなり高い活性を
示した。このことにより、亜硝酸ナトリウム及び亜硝酸
アンモニウムは、紫外線による皮膚細胞(赤血球膜で代
用)の障害を防御できるということが推察される。
酸ナトリウムのIC50は11.0μg/ml、亜硝酸アンモ
ニウムのIC50は11.0μg/mlであり、BHAよりは
低いものの、他の被検物質と異なり、かなり高い活性を
示した。このことにより、亜硝酸ナトリウム及び亜硝酸
アンモニウムは、紫外線による皮膚細胞(赤血球膜で代
用)の障害を防御できるということが推察される。
【0018】<試験例2>上記Namikiらの方法に
従って、t−BHPO(tert−butyl hydroperoxide )
による兎赤血球膜の過酸化抑制率を測定した。被検物質
として、亜硝酸アンモニウム及びBHAを用いた。
従って、t−BHPO(tert−butyl hydroperoxide )
による兎赤血球膜の過酸化抑制率を測定した。被検物質
として、亜硝酸アンモニウム及びBHAを用いた。
【0019】次に試験方法について説明する。まず、兎
赤血球膜溶液(蛋白質濃度として2.5 mg/ml)20
0μlに適当量の被検物質を添加した。そしてt−BH
POを50μl加え、37℃で30分間反応させた。そ
の後前記試験例1と同様に、2Mトリクロロ酢酸/1.7
M塩酸溶液および0.67%チオバルビツール酸/4mM水
酸化ナトリウム水溶液を添加し、100℃で15分間反
応させた。そしてその反応液を室温まで冷却した後、3
000rpmで15分間遠心分離し、遠心上清について
535nmの吸光度を測定した。この吸光度とt−BH
PO無添加コントロールとの差から次の数2によって脂
質過酸化抑制率(%)を算出した。
赤血球膜溶液(蛋白質濃度として2.5 mg/ml)20
0μlに適当量の被検物質を添加した。そしてt−BH
POを50μl加え、37℃で30分間反応させた。そ
の後前記試験例1と同様に、2Mトリクロロ酢酸/1.7
M塩酸溶液および0.67%チオバルビツール酸/4mM水
酸化ナトリウム水溶液を添加し、100℃で15分間反
応させた。そしてその反応液を室温まで冷却した後、3
000rpmで15分間遠心分離し、遠心上清について
535nmの吸光度を測定した。この吸光度とt−BH
PO無添加コントロールとの差から次の数2によって脂
質過酸化抑制率(%)を算出した。
【0020】
【数2】
【0021】但し、D1 :被検物質無添加の兎赤血球膜
溶液にt−BHPOを添加した場合の535nmでの吸
光度 D2 :被検物質無添加の兎赤血球膜溶液にt−BHPO
を添加しない場合の535nmでの吸光度 D3 :被検物質添加の兎赤血球膜溶液にt−BHPOを
添加した場合の535nmでの吸光度 を表わす。
溶液にt−BHPOを添加した場合の535nmでの吸
光度 D2 :被検物質無添加の兎赤血球膜溶液にt−BHPO
を添加しない場合の535nmでの吸光度 D3 :被検物質添加の兎赤血球膜溶液にt−BHPOを
添加した場合の535nmでの吸光度 を表わす。
【0022】結果は、BHAでは反応液に対して25μ
g/mlの添加で50%の過酸化抑制率を示すのに対
し、亜硝酸アンモニウムでは反応液に対して19mg/
mlの添加で1.4 %の過酸化抑制率しか示さなかった。
試験例2及び試験例1の結果より、BHAが種々の原因
による赤血球膜の過酸化を防止するのとは異なり、本発
明の亜硝酸アンモニウムは特にUVBによる過酸化の防
止を顕著に示すことがわかる。
g/mlの添加で50%の過酸化抑制率を示すのに対
し、亜硝酸アンモニウムでは反応液に対して19mg/
mlの添加で1.4 %の過酸化抑制率しか示さなかった。
試験例2及び試験例1の結果より、BHAが種々の原因
による赤血球膜の過酸化を防止するのとは異なり、本発
明の亜硝酸アンモニウムは特にUVBによる過酸化の防
止を顕著に示すことがわかる。
【0023】<試験例3>SODテストワコー(和光純
薬工業株式会社製)を用いてSOD(スーパーオキシド
ジスムターゼ)様活性を測定した。尚SODとは、活性
酸素の1つであるスーパーオキシドアニオン(O2 -・)
を基質として2O2 -・+2H+ →H2 O2+O2 の反応
を触媒する酵素である。その結果は、比較として行なっ
たポジティブコントロールのクルクミンの場合、310
U−SOD/mgの活性を示したが、亜硝酸アンモニウ
ムの場合、500mg/mlの濃度のサンプルを使用し
てもSOD様活性を示さなかった。
薬工業株式会社製)を用いてSOD(スーパーオキシド
ジスムターゼ)様活性を測定した。尚SODとは、活性
酸素の1つであるスーパーオキシドアニオン(O2 -・)
を基質として2O2 -・+2H+ →H2 O2+O2 の反応
を触媒する酵素である。その結果は、比較として行なっ
たポジティブコントロールのクルクミンの場合、310
U−SOD/mgの活性を示したが、亜硝酸アンモニウ
ムの場合、500mg/mlの濃度のサンプルを使用し
てもSOD様活性を示さなかった。
【0024】本発明に係る亜硝酸アンモニウムの過酸化
防止の反応機構は解明されていないが、試験例3より亜
硝酸アンモニウムの機構はクルクミンが行なう様なSO
D様作用ではないことが分かる。以上の試験例1〜3を
総合すると、亜硝酸塩の作用機構は紫外線による脂質の
過酸化の抑制に基づくものであることが分かる。そして
臨床的には皮膚細胞の脂質過酸化によって引き起こされ
る紫外線障害防御に有効であるとの結論が得られる。
防止の反応機構は解明されていないが、試験例3より亜
硝酸アンモニウムの機構はクルクミンが行なう様なSO
D様作用ではないことが分かる。以上の試験例1〜3を
総合すると、亜硝酸塩の作用機構は紫外線による脂質の
過酸化の抑制に基づくものであることが分かる。そして
臨床的には皮膚細胞の脂質過酸化によって引き起こされ
る紫外線障害防御に有効であるとの結論が得られる。
【0025】<試験例4>本発明の亜硝酸化合物の代表
として亜硝酸ナトリウムを選び、これについて刺激性試
験を行った。またBHAについて比較試験を行った。試
験はドレイズ法の代替として考え出されたニュートラル
レッドバイオアッセイ法(鳥島ら、第3回動物実験代替
法学会要旨集第24頁、1989)で行った。
として亜硝酸ナトリウムを選び、これについて刺激性試
験を行った。またBHAについて比較試験を行った。試
験はドレイズ法の代替として考え出されたニュートラル
レッドバイオアッセイ法(鳥島ら、第3回動物実験代替
法学会要旨集第24頁、1989)で行った。
【0026】次に試験方法について説明する。96穴マ
イクロプレートの各ウエルに1000個(0.1ml)
の正常表皮角化細胞を接種し、無血清角化細胞増殖培地
(K−GM培地、クラボウ社製)を用い、37℃、5%
CO2 インキュベーターで5日間培養した。その後、古
いK−GM培地をウエルから吸引し、コントロールウエ
ルには新鮮なK−GM培地0.1mlを加え、他のウエ
ルにはK−GMで種々希釈した試料を0.1ml加え
た。そして、プレートをさらに2日間インキュベートし
た。
イクロプレートの各ウエルに1000個(0.1ml)
の正常表皮角化細胞を接種し、無血清角化細胞増殖培地
(K−GM培地、クラボウ社製)を用い、37℃、5%
CO2 インキュベーターで5日間培養した。その後、古
いK−GM培地をウエルから吸引し、コントロールウエ
ルには新鮮なK−GM培地0.1mlを加え、他のウエ
ルにはK−GMで種々希釈した試料を0.1ml加え
た。そして、プレートをさらに2日間インキュベートし
た。
【0027】次に古い培地を捨て、ニュートラルレッド
のK−GM溶液(50μg/ml)0.2mlを各ウエ
ルに加えた後、プレートを3時間インキュベートした。
この時に生きた表皮角化細胞のリソゾームにニュートラ
ルレッドが蓄積される。リソゾーム膜や原形質膜が試料
の添加によって損傷した細胞は、ニュートラルレッドを
取り込めない。
のK−GM溶液(50μg/ml)0.2mlを各ウエ
ルに加えた後、プレートを3時間インキュベートした。
この時に生きた表皮角化細胞のリソゾームにニュートラ
ルレッドが蓄積される。リソゾーム膜や原形質膜が試料
の添加によって損傷した細胞は、ニュートラルレッドを
取り込めない。
【0028】染色液を捨て、ホルマリン・塩化カルシウ
ム水溶液0.2mlを加え1分間固定して取り込まれな
かった染色液を除いた。次に、ウエルに酢酸・エタノー
ル混合液100μl加えて20分間放置し、細胞に取り
込まれたニュートラルレッドを抽出した。マイクロプレ
ートシェーカーでウエル内を均一に撹拌した後、540
nmの吸光度を測定した。
ム水溶液0.2mlを加え1分間固定して取り込まれな
かった染色液を除いた。次に、ウエルに酢酸・エタノー
ル混合液100μl加えて20分間放置し、細胞に取り
込まれたニュートラルレッドを抽出した。マイクロプレ
ートシェーカーでウエル内を均一に撹拌した後、540
nmの吸光度を測定した。
【0029】下記式(1) を用い、試料無添加の細胞のニ
ュートラルレッド取り込み量に対する試料を添加した細
胞の取り込み量の百分率を計算した。 ニュートラルレッド取り込み率(%)=(E1 /E2 )×100 …(1) 但し、E1 :試料を添加した場合の540nmでの吸光
度 E2 :試料を添加しない場合(コントロール)の540
nm吸光度 を表す。
ュートラルレッド取り込み量に対する試料を添加した細
胞の取り込み量の百分率を計算した。 ニュートラルレッド取り込み率(%)=(E1 /E2 )×100 …(1) 但し、E1 :試料を添加した場合の540nmでの吸光
度 E2 :試料を添加しない場合(コントロール)の540
nm吸光度 を表す。
【0030】また無添加のコントロールに対して取り込
み率が50%に減少する時のサンプル濃度をNR50とし
て、この値で刺激性の強弱を比較した。試料の亜硝酸ナ
トリウムは添加濃度を最終濃度で3000,1000,
300,100,30,10μg/mlの6段階に変化
させて測定した。試料のBHAは添加濃度を最終濃度で
300,100,30,10μg/mlの4段階に変化
させて測定した。結果を図3及び表2に示す。
み率が50%に減少する時のサンプル濃度をNR50とし
て、この値で刺激性の強弱を比較した。試料の亜硝酸ナ
トリウムは添加濃度を最終濃度で3000,1000,
300,100,30,10μg/mlの6段階に変化
させて測定した。試料のBHAは添加濃度を最終濃度で
300,100,30,10μg/mlの4段階に変化
させて測定した。結果を図3及び表2に示す。
【0031】
【表2】
【0032】この結果から、亜硝酸ナトリウムはBHA
と比較して低刺激性であることがわかる。亜硝酸ナトリ
ウムとBHAについての上記NR50の結果から、下記式
(2) にてDS20(ドレイズ評価点20点を与える薬剤濃
度)を計算すると、亜硝酸ナトリウムは96.9mg/
ml、BHAは48.4mg/mlであった。 log(NR50×105)=1.32×log(DS20)+1.02…(2)
と比較して低刺激性であることがわかる。亜硝酸ナトリ
ウムとBHAについての上記NR50の結果から、下記式
(2) にてDS20(ドレイズ評価点20点を与える薬剤濃
度)を計算すると、亜硝酸ナトリウムは96.9mg/
ml、BHAは48.4mg/mlであった。 log(NR50×105)=1.32×log(DS20)+1.02…(2)
【0033】本発明は、クリーム,化粧水,乳液,パッ
ク,パウダー,ファウンデーション等の化粧料の他に、
軟膏剤等の医薬部外品など種々の外用形態の製剤に含有
させることができ、それぞれの製剤において常用されて
いる基剤,賦形剤,安定剤,顔料,香料,腐食剤,金属
封鎖剤,有機酸等を同時に配合してもよい。また紫外線
障害防御効果を更に高めるために、紫外線遮断剤或は紫
外線吸収剤を配合することも勿論有効である。
ク,パウダー,ファウンデーション等の化粧料の他に、
軟膏剤等の医薬部外品など種々の外用形態の製剤に含有
させることができ、それぞれの製剤において常用されて
いる基剤,賦形剤,安定剤,顔料,香料,腐食剤,金属
封鎖剤,有機酸等を同時に配合してもよい。また紫外線
障害防御効果を更に高めるために、紫外線遮断剤或は紫
外線吸収剤を配合することも勿論有効である。
【0034】本発明における亜硝酸化合物としては、上
記の様な亜硝酸ナトリウムや亜硝酸アンモニウム等の
他、その他の金属塩やエステル等、種々のものが挙げら
れる。亜硝酸化合物の添加量は、化合物,使用形態,使
用目的,使用方法,剤形等によって異なるが、例えば化
粧料では、0.001 から3wt%、軟膏剤では0.01から1
0wt%が推奨される。亜硝酸化合物はそれ自身安定剤
としても作用する。尚、亜硝酸ナトリウムのLD50(ラ
ット経口)は180mg/kgであり(Smyth et al.,
Am. Ind. Hyg. Assoc. J. 30, 470, 1969 )、また肉類
の発色剤としての食品添加物として用いられている。
記の様な亜硝酸ナトリウムや亜硝酸アンモニウム等の
他、その他の金属塩やエステル等、種々のものが挙げら
れる。亜硝酸化合物の添加量は、化合物,使用形態,使
用目的,使用方法,剤形等によって異なるが、例えば化
粧料では、0.001 から3wt%、軟膏剤では0.01から1
0wt%が推奨される。亜硝酸化合物はそれ自身安定剤
としても作用する。尚、亜硝酸ナトリウムのLD50(ラ
ット経口)は180mg/kgであり(Smyth et al.,
Am. Ind. Hyg. Assoc. J. 30, 470, 1969 )、また肉類
の発色剤としての食品添加物として用いられている。
【0035】以下に実施例を挙げて説明するが、下記実
施例は本発明を制限するものではなく、前・後記の趣旨
を逸脱しない範囲で変更実施することは全て本発明の技
術的範囲に包含される。
施例は本発明を制限するものではなく、前・後記の趣旨
を逸脱しない範囲で変更実施することは全て本発明の技
術的範囲に包含される。
【0036】<実施例1>以下に、本発明の紫外線障害
防止外用剤を用いたローション剤及びクリームの代表的
な処方例を挙げるが、勿論これらのみに限定されるもの
ではない。 《ローション剤》 重量% ・ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0 ・エタノール 15.0 ・クエン酸 0.1 ・クエン酸ナトリウム 0.3 ・1,3−ブチレングリコール 4.0 ・亜硝酸ナトリウム及び/または亜硝酸アンモニウム 0.05 ・防腐剤 適量 ・香料 微量 ・精製水 残部 各成分を均一に撹拌、混合、溶解し、ローション剤を得
た。
防止外用剤を用いたローション剤及びクリームの代表的
な処方例を挙げるが、勿論これらのみに限定されるもの
ではない。 《ローション剤》 重量% ・ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 1.0 ・エタノール 15.0 ・クエン酸 0.1 ・クエン酸ナトリウム 0.3 ・1,3−ブチレングリコール 4.0 ・亜硝酸ナトリウム及び/または亜硝酸アンモニウム 0.05 ・防腐剤 適量 ・香料 微量 ・精製水 残部 各成分を均一に撹拌、混合、溶解し、ローション剤を得
た。
【0037】 《クリーム》 重量% A ・モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 1.0 ・テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット 1.5 ・自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 1.5 ・サラシミツロウ 2.0 ・パラフィン 2.0 ・ステアリン酸 3.0 ・ヘベニルアルコール 3.0 ・シアバター 12.0 ・流動パラフィン 5.0 ・メチルポリシロキサン 0.01 ・防腐剤 適量 ・香料 微量 B ・1,3−ブチレングリコール 5.0 ・クエン酸 0.3 ・d1−ラウリル−L−グルタミン酸ナトリウム 0.5 ・亜硝酸ナトリウム及び/または亜硝酸アンモニウム 0.5 ・精製水 残部 A(油相)に属する成分を加熱溶解し、別にB(水相)
に属する成分を加熱溶解した。油相に水相を添加して撹
拌・乳化後、冷却してクリームを得た。
に属する成分を加熱溶解した。油相に水相を添加して撹
拌・乳化後、冷却してクリームを得た。
【0038】
【発明の効果】本発明の過酸化物生成防止剤によれば、
紫外線による脂質の過酸化を防止することができるとい
う効果がある。また本発明の紫外線障害防止外用剤によ
れば、紫外線による皮膚細胞膜の脂質過酸化を抑制する
ことにより皮膚障害を防御ないし緩和することができる
という効果がある。また亜硝酸化合物を有効成分として
いるのでその製造が容易であり、また安価である。
紫外線による脂質の過酸化を防止することができるとい
う効果がある。また本発明の紫外線障害防止外用剤によ
れば、紫外線による皮膚細胞膜の脂質過酸化を抑制する
ことにより皮膚障害を防御ないし緩和することができる
という効果がある。また亜硝酸化合物を有効成分として
いるのでその製造が容易であり、また安価である。
【図1】本発明に係る亜硝酸ナトリウムと各種比較剤に
おける過酸化抑制率を示すグラフ。
おける過酸化抑制率を示すグラフ。
【図2】本発明に係る亜硝酸アンモニウムと各種比較剤
における過酸化抑制率を示すグラフ。
における過酸化抑制率を示すグラフ。
【図3】本発明に係る亜硝酸ナトリウムまたは比較剤B
HA添加の細胞のニュートラルレッド取り込み率を示す
グラフ。
HA添加の細胞のニュートラルレッド取り込み率を示す
グラフ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 33/02 ADA C01B 21/50 A E
Claims (4)
- 【請求項1】 紫外線照射による過酸化物の生成を防止
する過酸化物生成防止剤であって、 亜硝酸化合物を有効成分として含有することを特徴とす
る過酸化物生成防止剤。 - 【請求項2】 上記亜硝酸化合物が、亜硝酸ナトリウム
及び亜硝酸アンモニウムからなる無機亜硝酸塩の群から
選択される1種以上である請求項1に記載の過酸化物生
成防止剤。 - 【請求項3】 紫外線曝露による皮膚障害を防御する外
用剤であって、 亜硝酸化合物を有効成分として含有することを特徴とす
る紫外線障害防止外用剤。 - 【請求項4】 上記亜硝酸化合物が、亜硝酸ナトリウム
及び亜硝酸アンモニウムからなる無機亜硝酸塩の群から
選択される1種以上である請求項3に記載の紫外線障害
防止外用剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15742493A JPH0710732A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 過酸化物生成防止剤及び紫外線障害防止外用剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15742493A JPH0710732A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 過酸化物生成防止剤及び紫外線障害防止外用剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0710732A true JPH0710732A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15649338
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15742493A Withdrawn JPH0710732A (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 過酸化物生成防止剤及び紫外線障害防止外用剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0710732A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011071103A1 (ja) | 2009-12-09 | 2011-06-16 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 希土類超電導膜形成用溶液およびその製造方法 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP15742493A patent/JPH0710732A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011071103A1 (ja) | 2009-12-09 | 2011-06-16 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 希土類超電導膜形成用溶液およびその製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000905 |