JPH0710680U - ソケットへのサプライ管固定構造 - Google Patents

ソケットへのサプライ管固定構造

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JPH0710680U
JPH0710680U JP4059393U JP4059393U JPH0710680U JP H0710680 U JPH0710680 U JP H0710680U JP 4059393 U JP4059393 U JP 4059393U JP 4059393 U JP4059393 U JP 4059393U JP H0710680 U JPH0710680 U JP H0710680U
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JP
Japan
Prior art keywords
socket
supply pipe
ring
packing
cap nut
Prior art date
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Pending
Application number
JP4059393U
Other languages
English (en)
Inventor
修一 片岡
秀治 本林
兼太郎 増岡
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ソケットへのサプライ管の固定用の部品コス
トの低減を図ること。 【構成】 第1のパッキン18のソケット対向面18a
及び第2のパッキン19の袋ナット対向面19aは略平
行でかつソケット15の凹部底面15dに対し傾斜して
いる。袋ナット17をソケット15の雄ねじ15cに締
め込むことにより、リング状金具20がソケット15の
凹部底面15dに対し傾動され、リング状金具の内周縁
20bがサプライ管7の外周面に押し付けられソケット
15に固定される。 【効果】 単純な形状のパッキン及びリング状金具でサ
プライ管の抜け防止作業を行なうことができ、部品コス
トは非常に安くなる。また、サプライ管の抜け防止作業
は著しく容易になる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はソケットへのサプライ管固定構造に関するものであり、詳しくは、例 えば水栓の給水管や給湯管を逆止弁や止水栓等に接続する場合に好適に用いられ るソケットへのサプライ管固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
水栓を洗面台等に設置した場合、サプライ管(給水管又は給湯管)を介して、 該水栓の給水受入口や給湯受入口を逆止弁や止水栓に連結することが行なわれて いる。
【0003】 第3図は、そのような一例を示すものであり、洗面カウンター1に湯水混合水 栓2が設置されている。この湯水混合水栓2の給水受入口及び給湯受入口(図示 略)にサプライ管として給水管3と給湯管4が接続され、該給水管3及び給湯管 4はそれぞれ逆止弁5、6に接続されている。
【0004】 この給水管3、給湯管4等と逆止弁5、6等との連結に採用される構造につい て第4図を参照して説明する。
【0005】 上記給水管3及び給湯管4に相当する配管たるサプライ管7がソケット8(上 記逆止弁5、6のバルブボディーに相当する。)の通水孔9に挿入され、袋ナッ ト10により抜け止めされている。ソケット8の先端面8aと袋ナット10の凹 底面10aとの間には、リング状のパッキン11及びワッシャ12が介在されて いる。
【0006】 袋ナット10の中心孔10aはテーパ状となっており、この中心孔10aにリ ング状の楔13が設けられている。この楔13の外周面は図示の通りテーパ状と なっており、内周面にはサプライ管の外周面に食い込む爪状の突起(図示略)が 設けられている。
【0007】 袋ナット10をソケット8の先端部の雄ねじ8bに強く締め込むと、リング状 の楔が縮径方向に押圧される。そして、楔の内周面の突起がサプライ管7の外周 面に強く押し付けられ、これによってサプライ管7の抜けが防止される。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のソケットへのサプライ管固定構造においては、サプライ管7の抜け 防止のために使われる部品の形状が複雑であるため、部品のコストが高くなる。 また、サプライ管7をソケット8に連結する作業が煩雑となる。
【0009】 本考案の目的は、上記従来の問題点を解決し、サプライ管の固定用の部品コス トの低減を図ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案のソケットへのサプライ管固定構造は、先端面から軸心線方向に延在す る挿通孔を備え、先端部に雄ねじが刻設されたソケットの該挿通孔にサプライ管 を挿入し、該雄ねじに袋ナットをねじ込んで該サプライ管を該ソケットに固定し たソケットへのサプライ管固定構造において、該ソケットの先端面の該挿通孔周 囲に凹部が設けられており、該凹部には第1及び第2のリング状のパッキンがリ ング状金具を両者間に介在させて挿入されており、該ソケット側の第1のパッキ ンの前記ソケットの凹部底面と対向するソケット対向面は、前記ソケットの凹部 底面に対し傾斜しており、該袋ナット側の第2のパッキンの前記袋ナットの内部 の底面と対向する袋ナット対向面は、前記第1のパッキンの前記ソケット対向面 と略平行に傾斜しており、前記袋ナットを前記ソケットの雄ねじに締め込むこと により、該リング状金具が前記ソケットの凹部底面に対し傾動され、これによっ て該リング状金具の内周縁が前記サプライ管の外周面に押し付けられてサプライ 管が該ソケットに固定されていることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】
本考案のソケットへのサプライ管固定構造においては、ソケットの挿通孔周囲 に凹部が設けられており、この凹部に第1及び第2のリング状のパッキンがリン グ状金具を両者間に介在させて挿入されている。第1のパッキンのソケット対向 面は、ソケットの凹部底面に対し傾斜している。また、第2のパッキンの袋ナッ ト対向面は第1のパッキンのソケット対向面と略平行に傾斜している。
【0012】 袋ナットをソケットの雄ねじに締め込むことにより、リング状金具がソケット の凹部底面に対し傾動される。そして、リング状金具の内周縁は、サプライ管の 外周面に押し付けられ、ソケットに固定される。
【0013】
【実施例】
以下、図面を参照して実施例について説明する。第1図及び第2図は本考案の 実施例に係るソケットへのサプライ管固定構造を示すものであって、第1図は本 考案の実施例の全体構造を示す縦断面図、第2図は実施例構造を示す分解斜視図 である。
【0014】 サプライ管7がソケット15の通水孔16に挿入され、袋ナット17により抜 け止めされている。ソケット15の先端面15aの通水孔16周囲には凹部15 bが設けられている。該凹部15bには、第1のパッキン18と第2のパッキン 19がリング状金具20を両者間に介在させて挿入されている。
【0015】 第1のパッキン18の、前記ソケット15の凹部底面15dと対向するソケッ ト対向面18aは、ソケット15の凹部底面15dに対し傾斜している。第1の パッキン18のリング状金具20の平盤面20aと対向するリング状金具対向面 18bは、ソケット15の凹部底面15dに対し略平行となっている。
【0016】 第2のパッキン19の、袋ナット17の内部底面17aと対向する袋ナット対 向面19aは、ソケット対向面18aと略平行に傾斜している。
【0017】 第2のパッキン19の前記リング状金具20の平盤面20aと対向するリング 状金具対向面19bは、ソケット15の凹部底面15dに対し略平行となってい る。
【0018】 第2のパッキンの袋ナット対向面19aと前記袋ナット17の内部底面17a との間にワッシャ21を介在させ、袋ナット17をソケット15の雄ねじ15c に締め込むことにより、リング状金具20がソケット15の凹部底面15dに対 し傾動される。そして、これによって、該リング状金具の内周縁20bが前記サ プライ管7の外周面に押し付けられ、サプライ管7が前記ソケット15に固定さ れる。
【0019】 このように構成されたソケットへのサプライ管固定構造においては、比較的単 純な形状のパッキン18、19及びリング状金具20によってサプライ管の抜け 防止作業を行なうことができるため、部品コストが低くなる。また、サプライ管 の抜け防止作業も容易である。
【0020】
【考案の効果】
以上の通り、本考案のソケットへのサプライ管固定構造では、単純な形状のパ ッキン及びリング状金具でサプライ管の抜け防止作業を行なうことができ、部品 コストは非常に安くなる。また、サプライ管の抜け防止作業も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の全体構造を示す縦断面図であ
る。
【図2】実施例構造のパッキン及びリング状金具を示す
分解斜視図である。
【図3】従来例において水栓と逆止弁及び止水栓を連結
した構造を示す全体図である。
【図4】従来例においてサプライ管をソケットに連結し
た構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
7 サプライ管 15 ソケット 16 通水孔 17 袋ナット 18 第1のパッキン 19 第2のパッキン 20 リング状金具 21 ワッシャ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端面から軸心線方向に延在する挿通孔
    を備え、先端部に雄ねじが刻設されたソケットの該挿通
    孔にサプライ管を挿入し、該雄ねじに袋ナットをねじ込
    んで該サプライ管を該ソケットに固定したソケットへの
    サプライ管固定構造において、 該ソケットの先端面の該挿通孔周囲に凹部が設けられて
    おり、 該凹部には第1及び第2のリング状のパッキンがリング
    状金具を両者間に介在させて挿入されており、 該ソケット側の第1のパッキンの前記ソケットの凹部底
    面と対向するソケット対向面は、前記ソケットの凹部底
    面に対し傾斜しており、 該袋ナット側の第2のパッキンの前記袋ナットの内部の
    底面と対向する袋ナット対向面は、前記第1のパッキン
    の前記ソケット対向面と略平行に傾斜しており、 前記袋ナットを前記ソケットの雄ねじに締め込むことに
    より、該リング状金具が前記ソケットの凹部底面に対し
    傾動され、これによって該リング状金具の内周縁が前記
    サプライ管の外周面に押し付けられてサプライ管が該ソ
    ケットに固定されていることを特徴とするソケットへの
    サプライ管固定構造。
JP4059393U 1993-07-26 1993-07-26 ソケットへのサプライ管固定構造 Pending JPH0710680U (ja)

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JP4059393U JPH0710680U (ja) 1993-07-26 1993-07-26 ソケットへのサプライ管固定構造

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JPH0710680U true JPH0710680U (ja) 1995-02-14

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ID=12584811

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JP4059393U Pending JPH0710680U (ja) 1993-07-26 1993-07-26 ソケットへのサプライ管固定構造

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JP (1) JPH0710680U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101478746B1 (ko) * 2014-02-26 2015-01-02 고득출 파이프 압착 연결구

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