JPH0710666Y2 - 粉状化粧料容器 - Google Patents

粉状化粧料容器

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JPH0710666Y2
JPH0710666Y2 JP1281590U JP1281590U JPH0710666Y2 JP H0710666 Y2 JPH0710666 Y2 JP H0710666Y2 JP 1281590 U JP1281590 U JP 1281590U JP 1281590 U JP1281590 U JP 1281590U JP H0710666 Y2 JPH0710666 Y2 JP H0710666Y2
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JP
Japan
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powdery
cutting plate
plate
cutting
powdery cosmetic
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JP1281590U
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JPH03103012U (ja
Inventor
透 水柿
Original Assignee
株式会社カツシカ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フェィスカラー、粉おしろい等の粉状化粧料
を収納する粉状化粧料容器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、フェィスカラー、粉おしろい等の粉状化粧料
は、粉状のまま容器に収容してしまうと、内容量の割に
容器が大型化してしまうため、粉状化粧料を圧縮し固形
化して容器に収容していた。しかし、パフやブラシ等の
塗布具に粉状化粧料を付着させ塗布する場合には、粉状
のまま収容されていた方が粉状化粧料を塗布具にまんべ
んなく付着させる事ができた。
そこで、固形化した粉状化粧料を、切削孔を設けた回転
板に押し付け、回転板を回転させる事により固形化した
粉状化粧料を切削し、粉状にして取り出す構成が数多く
提案されている。また、実公昭8-11797号公報により粉
状化粧料を弾性体により弾発させ、開閉できるスリット
より粉状化粧料を噴出させる構成が提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、回転板により固形化した粉状化粧料を切削し粉
状にして取り出す構成は、回転板が回転する構造上、容
器外観が円形状にならざるを得ず、デザイン上の制約と
なっていた。また、開閉できるスリットより粉状化粧料
を噴出させる構成は、粉状化粧料を弾性体により弾発さ
せているため、粉状化粧料が固まってしまい、粉状化粧
料を取り出せなくなる危険性があった。
〔課題を解決する為の手段〕
器体6内には、上面に取り出し口20を有した化粧料収納
室10を設ける。この化粧料収納室10内には、前記取り出
し口20より露出し、切削孔24が穿設された切削板23を直
線往復摺動可能に配置する。更に化粧料収納室10内に
は、板状に圧縮固形化した粉状化粧料1を弾発材22によ
り切削板23に当接させた状態で内装する。そして、前記
切削板23を外部より摺動操作可能にする。本考案は、以
上構成の粉状化粧料容器である。
〔作用〕
切削板23を外部より操作して往復摺動させれば、固形化
した粉状化粧料1は弾発材22により切削板23に押し付け
られた状態で切削板23が前後に摺動するため、切削孔24
により固形化した粉状化粧料1が切削され、粉状となっ
て外部に排出される。
〔実施例〕
先ず、本考案第1実施例を第1図ないし第4図によって
説明する。フェィスカラー、粉おしろい等の粉状化粧料
1は、板状に圧縮固形化されている。この粉状化粧料1
は、枠体2とこの枠体2内に上下摺動自在に内装された
底板3とより構成される中皿4内に収納されている。こ
の中皿4は、底板3を上方に押圧する事により、板状の
粉状化粧料1を上方に押圧する様になっている。
この中皿4はケース本体5内に収納されている。このケ
ース本体5は、器体6と蓋体7とより成っている。この
器体6は、器本体8と底蓋9とより成っており、内部に
粉状化粧料1を収納する化粧料収納室10を構成してい
る。器本体8の先端には、係合突部16を突設している。
また、器本体8の後端には、蝶番11が設けられ、蓋体7
が開閉自在に蝶着している。この蓋体7の下面にはパ
フ、ブラシ等の塗布具12が収納される塗布具収納室13が
刻設されている。この塗布具収納室13の天井面には、鏡
14が貼着されている。更に蓋体7の先端には、蓋体7を
閉じた際、器本体8の係合突部16と係合して蓋体7を閉
じた状態で保持するフック15が垂下している。
更に、器本体8の先端面には、内部の化粧料収納室10に
貫通した貫通孔17が穿設されている。この貫通孔17に
は、押しボタン18が摺動自在に内装されている。この押
しボタン18には、蓋体7が閉じた状態で、押しボタン18
を蝶番11方向に摺動させた時、蓋体7若しくはフック15
に当接し、蓋体7を上方に押し上げ、器体6との係合を
解除させる押し上げテーパー19を設けている。
更に、器本体8の上面中央には、内部の化粧料収納室10
に貫通する取り出し口20が穿設されている。また底壁9
の上面には、取り出し口20と対応した位置に保持部21が
突出しており、この保持部21に前記中皿4が保持されて
いる。更に、この中皿4の底板3の下方には、底板3を
上方に弾発する板状スプリング等の弾発材22が内装され
ている。尚、粉状化粧料1を中皿4に収納せず、保持部
21に底板3を上下揺動自在に内装し、この保持部21に粉
状化粧料1を直接収納しても良い。
また、器本体8の取り出し口20には、切削板23が配置さ
れ、この切削板23の下面に弾発材22によって弾発された
粉状化粧料1が当接している。更に、切削板23の蝶番11
がわ及び押しボタン18がわ端面は、それぞれ下方に折曲
され当接部26a,26bを構成している。その結果切削板23
は、当接部26a,26bが保持部21に当接する範囲で摺動可
能となっている。この切削板23には、切削板23の摺動方
向に対して直交するよう長いスリット状の切削孔24が無
数に穿設されている。その結果、切削板23が摺動する事
により切削孔24の開孔縁部によって固形化した粉状化粧
料1が切削され、粉状となって外部に排出されるものと
なっている。従って、切削孔24の縁部にバリ等の切削部
25を突出させれば固形化した粉状化粧料1が切削し易く
なる。
この切削板23の蝶番1がわ当接部26aと、化粧料収納室1
0の蝶番11がわ内側壁との間には、スプリング27が挾持
され、切削板23を押しボタン18の方向に弾発している。
この状態で、押しボタン18がわの当接部26bと前記押し
ボタン18の後端との間には、感激28が設けられている。
この間隙28によって、押しボタン18が摺動して蓋体7の
係合を解除して初めて押しボタン18の後端と切削板23の
押しボタン18がわ当接部26bが当接する様構成されてい
る。そして、更に押しボタン18を押圧する事により切削
板23を摺動させ、固形化した粉状化粧料1を粉状に切削
する事ができる。尚、この切削板23は切削した粉状化粧
料1を塗布具12に付着させる構成であるため、肉薄の方
が望ましく、強度、耐食性の面から肉薄のステンレス板
が良く、抜き加工、エッチング加工等により切削孔24を
成形すれば良い。
次に本考案第2実施例を第5図及び第6図によって説明
する。器体6の前端面には、蓋体7のフック15が閉じた
状態で係合し、且つその係合が任意で解除できる開蓋機
構29を設けている。更に蓋体7の蝶着部分には、連絡孔
30が内部の化粧料収納室10に連続して穿設されている。
この器体6の化粧料収納室10内に配置された切削板23の
開蓋機構29がわ当接部26bと化粧料収納室10の開蓋機構2
9がわ内側壁との間には、スプリング27が挾持され、切
削板23を蝶番11方向に弾発している。また、蝶番1がわ
当接部26aには、前記連絡孔30を貫通し蓋体7の蝶着部
分に露出する連動片31を連設している。また、蓋体7の
蝶番片32には、カム状の膨出部33が突出している。この
膨出部33は、蓋体7を所定角度以上開いた時、連動片31
に当接し、それ以上の開放角度で連動片31を押しボタン
18方向に押圧する形状となっている。従って、使用時に
は蓋体7を所定角度以上開いて切削板23を摺動させ、固
形化した粉状化粧料1を粉状に切削させるようになって
いる。
次に本考案第3実施例を第7図によって説明する。器体
6の前端面には、蓋体7のフック15が閉じた状態で係合
し、且つその係合が任意で解除できる開蓋機構29を設け
ている。更に器体6の上面には切削板23の摺動方向に長
いガイド溝34が化粧料収納室10に貫通して穿設されてい
る。この器体6の化粧料収納室10内に配置された切削板
23の一方の当接部26と化粧料収納室10の内側壁との間に
は、スプリング27が挾持され、切削板23を反対方向に弾
発している。また、切削板23には前記ガイド溝34を貫通
し外部に露出する連結片35を連設している。この連結片
35の上端には、スライドボタン36が止着されている。従
って、使用時にはスライドボタン36をスライドさせて切
削板23を摺動させ、固形化した粉状化粧料1を粉状に切
削させるものである。尚、本考案第3実施例は、切削板
23をスプリング27により弾発させなくてもスライドボタ
ン36を往復させる事により固形化した粉状化粧料1を粉
状に切削する事ができる。また、切削板23の摺動方向も
どの方向でも実施可能である。
〔考案の効果〕
本考案は以上の様に、切削板23を前後摺動させることに
より固形化した粉状化粧料1を粉状に切削させるため、
粉状化粧料1容器の外形状を円形以外の形状に無理なく
する事ができ、デザインの自由度が大幅に増すものとな
っている。また、固形化した粉状化粧料1を粉状に切削
するため、長期間放置して化粧料が使用不能となる事も
ない。
加えて、切削板23は直線運動であるため、カム機構、押
しボタン機構、スライドボタン機構等、従来よりコンパ
クトケースに利用されてきた機構により切削板23を摺動
操作できる。つまり、通常のコンパクトケースと同じ操
作を行う事によって切削板23を摺動させ、自動的に粉状
化粧料1を切削できる。従って、本考案の粉状化粧料容
器は、通常のコンパクトケースと同じように違和感なく
使用できるものとなっている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案第1実施例の蓋体を閉じた状態の側断
面図。第2図は、切削板の摺動操作時の側断面図。第3
図は、粉状化粧料の切削時の拡大断面図。第4図は、斜
視図。第5図は、本考案第2実施例の蓋体を閉じた状態
の側断面図。第6図は、蓋体を開き、切削板を摺動させ
た状態の側断面図。第7図は、本考案第3実施例の部分
断面斜視図。 1〜粉状化粧料、6〜器体、10〜化粧料収納室、20〜取
り出し口、22〜弾発材、23〜切削板、24〜切削孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】器体(6)に、上面に取り出し口(20)を
    有した化粧料収納室(10)を設け、該化粧料収納室(1
    0)内に前記取り出し口(20)より露出し、切削孔(2
    4)が穿設された切削板(23)を直線往復摺動可能に配
    置し、更に化粧料収納室(10)内に板状に圧縮固形化し
    た粉状化粧料(1)を弾発材(22)により切削板(23)
    に当接させた状態で内装し、前記切削板(23)を外部よ
    り摺動操作可能とした事を特徴とする粉状化粧料容器。
JP1281590U 1990-02-13 1990-02-13 粉状化粧料容器 Expired - Lifetime JPH0710666Y2 (ja)

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JPH03103012U JPH03103012U (ja) 1991-10-25
JPH0710666Y2 true JPH0710666Y2 (ja) 1995-03-15

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