JPH07106360A - 半導体装置製造装置 - Google Patents

半導体装置製造装置

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JPH07106360A
JPH07106360A JP24511493A JP24511493A JPH07106360A JP H07106360 A JPH07106360 A JP H07106360A JP 24511493 A JP24511493 A JP 24511493A JP 24511493 A JP24511493 A JP 24511493A JP H07106360 A JPH07106360 A JP H07106360A
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JP
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mold
resin
lead frame
semiconductor device
cleaning
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JP24511493A
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Masaki Adachi
正樹 安達
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Toshiba Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14639Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles for obtaining an insulating effect, e.g. for electrical components
    • B29C45/14655Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles for obtaining an insulating effect, e.g. for electrical components connected to or mounted on a carrier, e.g. lead frame
    • B29C45/1468Plants therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マシンタイムを短縮して半導体装置の生産効
率を向上させることを目的とする。 【構成】 下型11に供給されたリ−ドフレ−ム2の樹
脂封止を行う樹脂封止装置1と、上記下型11から樹脂
封止を終えたリ−ドフレ−ム2を取り出すアウトロ−ダ
28と、上記リ−ドフレ−ム2が取り出された下型11
をクリ−ニングするクリ−ニング装置31と、クリ−ニ
ングの行われた下型11に樹脂封止の行われていないリ
−ドフレ−ム2を供給するインロ−ダ3と、2個の下型
11を保持し、間欠的に180°づつ回動することで、
各下型11を樹脂封止装置のある樹脂封止位置Aおよび
上記アウトロ−ダ28、クリ−ニング装置31、インロ
−ダ3に対向する段取り位置Bとに交互に位置させる回
転テ−ブル10とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置製造装置
に関し、特に、半導体装置の樹脂封止を行うことができ
る半導体装置製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置として、リ−ドフレ−ムに半
導体素子を搭載し、これに樹脂封止を施してなる半導体
パッケ−ジがある。このような半導体パッケ−ジの製造
に用いられる半導体装置製造装置としては、例えば、す
でに半導体素子が搭載されたリ−ドフレ−ムおよび樹脂
材料であるタブレットを順次供給し、このタブレットを
溶融させて上記半導体素子の封止を連続的に行う装置が
ある。
【0003】この装置は、溶融したタブレットを充填す
るためのキャビティを構成する上型および下型(金型)
を具備する。上記リ−ドフレ−ムは、この下型と上型の
間に投入され、型閉めされる。
【0004】そして、この上型および下型に設けられた
プランジャ装置を作動させることで、溶融したタブレッ
ト(封止用樹脂)を上記下型に設けられたゲ−トを通じ
て上記キャビティ内に充填する。
【0005】ついで、上記封止用樹脂を冷却固化させた
後、型開きを行い、樹脂封止されたリ−ドフレ−ムを取
り出す。取り出されたリ−ドフレ−ムは、カル・ゲ−ト
ブレ−カに移送される。このカル・ゲ−トブレ−カは、
上記リ−ドフレ−ムに付着したカルおよびゲ−トに対応
する樹脂材料を除去する。ついで、上記リ−ドフレ−ム
は個々の半導体素子毎に切り離され、半導体パッケ−ジ
が完成する。
【0006】一方、樹脂封止されたリ−ドフレ−ムが取
り出された後の上型および下型間には、次のリ−ドフレ
−ムが投入され樹脂封止が連続的に行われるのである
が、直ぐに次のリ−ドフレ−ムを投入するのではなく、
その前に上記下型および上型に付着した樹脂材料を除去
(クリ−ニング)する必要がある。
【0007】このような作業は、上記上型および下型の
近傍に設けられたクリ−ニング装置により行われる。す
なわち、このクリ−ニング装置は、上記リ−ドフレ−ム
が取り出され再び供給されるまでの間の上記上型と下型
とが開いている間に上記下型および上型間に侵入して上
記樹脂材料の除去を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記半導体
装置製造装置では、例えば、上型および下型の型閉めお
よび型開きに要する時間として15秒、上記上型および
下型間に上記リ−ドフレ−ムを供給するために要する時
間として15秒、樹脂封止したリ−ドフレ−ムを取り出
すために要する時間として15秒、および上記上型およ
び下型のクリ−ニングに要する時間として10秒必要で
ある。
【0009】この55秒程度の時間はマシンタイムと呼
ばれ、少なくともこのマシンタイムの間は樹脂封止を行
うことができず、このマシンタイムを短縮することがで
きれば、製品製造のサイクルタイムが短縮でき生産性を
向上させることができるということがある。
【0010】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、マシンタイムを短縮して半導体装置の生産
性を向上させる半導体装置製造装置を提供することを目
的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の手段
は、半導体素子が搭載され、金型に供給されたリ−ドフ
レ−ムの樹脂封止を行う樹脂封止部と、上記金型から樹
脂封止を終えたリ−ドフレ−ムを取り出す取り出し部
と、上記リ−ドフレ−ムが取り出された金型をクリ−ニ
ングするクリ−ニング部と、クリ−ニングの行われた金
型に樹脂封止の行われていないリ−ドフレ−ムを供給す
る供給部と、上記金型を複数個保持し、各金型を上記樹
脂封止部、取り出し部、クリ−ニング部、供給部に順次
対向させる対向駆動手段とを具備することを特徴とする
半導体装置製造装置である。
【0012】第2の手段は、第1の手段の半導体装置製
造装置において、上記対向駆動手段は、上記金型を複数
個保持し、間欠的に回動することで、各金型を上記樹脂
封止部に対向する樹脂封止位置および上記取り出し部、
クリ−ニング部、供給部に対向する段取り位置とに交互
に位置させる回転テ−ブルであることを特徴とするもの
である。
【0013】第3の手段は、第1の手段の半導体装置製
造装置において、上記金型は下型であり、上記樹脂封止
部にはこの下型とで上記リ−ドフレ−ムの樹脂封止を行
うキャビティを構成する上型が設けられていることを特
徴とするものである。
【0014】第4の手段は、金型に半導体素子が搭載さ
れてなるリ−ドフレ−ムを供給し、上記金型内で上記リ
−ドフレ−ムの樹脂封止を行った後、この金型からリ−
ドフレ−ムを取り出すと共に、リ−ドフレ−ムを取り出
した後この金型をクリ−ニングする半導体装置の製造方
法において、所定の樹脂封止位置において上記樹脂封止
の作業を行い、所定の段取り位置において上記樹脂封止
の作業と平行して上記リ−ドフレ−ムの金型からの取り
出し、金型のクリ−ニング、上記リ−ドフレ−ムの金型
への供給の各作業を行うことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】このような構成によれば、樹脂封止の作業と段
取りのための作業とを別け、これらを平行して行うこと
ができる。
【0016】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図1中1は、リ−ドフレ−ムを収納するマガ
ジンである。このマガジン1内には、図に2で示すリ−
ドフレ−ムが上下方向に積層保持されている。このリ−
ドフレ−ム2は、例えば、同図に示すように4つの半導
体素子が搭載されるよう構成されたものである。このリ
−ドフレ−ム2は、マガジン1内から図に3で示すイン
ロ−ダ(供給部)上に2枚ずつ取り出され整列される。
【0017】また、図中4は、タブレット(ペレット状
の封止用樹脂)5を多数個収納するストッカである。こ
のストッカ4から取り出されたタブレット5は、図に7
で示すタブレット余熱装置に移送される。
【0018】このタブレット余熱装置7は、上記タブレ
ット5を所定の温度に余熱するようになっている。そし
て、この余熱装置で余熱されたタブレット5は、上記イ
ンロ−ダ3上の所定の位置に供給される。
【0019】次に、上記インロ−ダ3は、上記2枚のリ
−ドフレ−ム2および1個のタブレット5を樹脂封止機
構部8に移送する。以下、この樹脂封止機構部8につい
て説明する。
【0020】この樹脂封止機構部8は回転テ−ブル10
を具備する。この回転テ−ブル10上には、周方向に互
いに180°ずれた位置に、同じ構成の2つ下型11、
11(金型)がそれぞれ固定されている。そして、これ
らの下型11は、上記回転テ−ブル10が180°ずつ
間欠的に回動することで、位置A(樹脂封止位置)と位
置B(段取り位置)とに交互に位置決めされるようにな
っている。
【0021】上記下型11には、上記リ−ドフレ−ム2
に搭載された4つの半導体素子を樹脂封止するためのキ
ャビティを構成する図示しない凹陥部が形成されている
と共に、上記タブレット5が挿入される挿入孔12およ
びこの挿入孔12から導出され溶融したタブレット5
(モ−ルド用樹脂)が流通するランナ溝13が設けられ
ている。
【0022】そして、この下型11上には、上記モ−ル
ド用樹脂を上記ランナ溝13から各リ−ドフレ−ム2に
搭載された半導体素子に対応する凹陥部に導くためのゲ
−ト14が設けられている。
【0023】したがって、上記インロ−ダ3は、上記位
置Bに停止された下型11上に上記リ−ドフレ−ム2を
移載し、上記タブレット5をこの下型11に設けられた
挿入孔12内に挿入する。なお、このとき、上記リ−ド
フレ−ム2の各半導体素子が搭載された部位は、この下
型11に設けられた各凹陥部内に位置するようになって
いる。
【0024】このようにして、上記下型11に上記リ−
ドフレ−ム2およびタブレット5がセットされたなら
ば、上記回転テ−ブル10が作動し、この下型11を上
記位置Aに移動させる。
【0025】この位置Aには、この下型11上に移載さ
れたリ−ドフレ−ム2の樹脂封止を行う樹脂封止装置1
6(樹脂封止部)が設けられている。この樹脂封止装置
16は、図1および図2に示すように、上記回転テ−ブ
ル10の回転中心部に立設された第1のガイドポスト1
7および上記回転テ−ブル10の外側に立設された一対
の第2のポスト18、18を具備する。
【0026】図2に示すように、この第1、第2のガイ
ドポスト17、18には、図に19で示す移動体が上下
スライド自在に保持されている。そして、この移動体1
9は、上記第1、第2のガイドポスト17、18の上端
に固定された固定板20上に設けられた上下駆動シリン
ダ21の駆動軸21aに接続され、上下駆動されるよう
になっている。
【0027】そして、この移動体19の下面には、上記
下型11とで樹脂封止用のキャビティ(図示しない)を
構成する上型22が固定されている。したがって、上記
上下駆動シリンダ21が作動することで、上記上型22
は下降駆動されて上記下型11と接合し、キャビティ内
に上記リ−ドフレ−ム2の各半導体素子が搭載された部
位を位置させるようになっている。
【0028】また、この位置Bには、上記下型11の挿
入孔12内に挿入されたタブレット5を加熱し溶融させ
る図示しないヒ−タと、溶融したタブレット5(封止用
樹脂5´)を上記ランナ溝13を通して上記キャビティ
内に押し出すプランジャ装置23が設けられている。
【0029】このプランジャ装置23は、図に24で示
すシリンダ装置と、このシリンダ装置24から軸線を略
垂直にして上方へと延出され、このシリンダ装置24に
よって上下駆動されるロッド25を具備する。
【0030】上記下型11および回転テ−ブル10に
は、上記挿入孔12に連通する貫通孔26が設けられ、
上記ロッド25は、この貫通孔26を通して上記溶融し
たタブレット5(封止用樹脂5´)を押圧するようにな
っている。
【0031】したがって、上記ヒ−タ装置およびプラン
ジャ装置24が作動することで上記挿入孔12内で溶融
した封止用樹脂5´が上記キャビティ内に充填させら
れ、上記リ−ドフレ−ム2(半導体素子)の封止作業が
行われるようになっている。
【0032】封止作業が終了したならば、上記上型22
は上昇駆動され、型開きがなされる。そして、上記回転
テ−ブル10は180°回動し、この下型11を位置B
に移送する。
【0033】図1に示すように、この位置Bの側方に
は、アウトロ−ダ28(取り出し部)が設けられてい
て、上記下型11からの樹脂封止済みリ−ドフレ−ム2
の取り出しはこのアウトロ−ダ28によってなされる。
【0034】そして、このアウトロ−ダ28は、このリ
−ドフレ−ム2を図に29で示すカル・ゲ−トブレ−カ
に移送する。このカル・ゲ−トブレ−カ29は、上記リ
−ドフレ−ム2に付着したカルおよびゲ−トに対応する
樹脂材料を除去する。
【0035】このことで、各リ−ドフレ−ム2から4つ
の半導体パッケ−ジ30…を得ることができる。一方、
上記樹脂封止済みリ−ドフレ−ム2が取り出された後の
下型11は、この位置Bにおいて、図に31で示すクリ
−ニング装置(クリ−ニング部)によりクリ−ニングさ
れる。このクリ−ニング装置31は、図2に31aで示
すクリ−ニング部を上記下型11の上方に移動させ、上
記下型11のクリ−ニングを行う。
【0036】このクリ−ニング部30a内には、図示し
ないが、上記下型11上に溶剤等の洗浄液を噴射する洗
浄液噴射装置およびブラシなどが設けられていて、上記
下型11上に付着した樹脂材料を洗浄除去するようにな
っている。
【0037】クリ−ニングを終えた下型11上には、上
記インロ−ダ3によって新たなリ−ドフレ−ム2および
タブレット5が移載されるようになっている。なお、こ
の位置Bにおいて、上記下型11上にリ−ドフレ−ム2
およびタブレット5を移載あるいは取り出し、または下
型11のクリ−ニングを行っている間、上記位置Aでは
上記リ−ドフレ−ム2の樹脂封止作業が行われている。
【0038】このような構成によれば、以下に説明する
効果がある。この装置は、位置Aで樹脂封止作業を行
い、位置Bでリ−ドフレ−ム2、タブレット5の供給お
よび下型11のクリ−ニングを行うと共に、位置Aの作
業と位置Bの作業を略同時かつ平行に行った。
【0039】このことで、製品製造に要する時間は以下
のようになる。位置Aでは、型閉じに5秒、封止用樹脂
注入に10秒、封止用樹脂の硬化に60〜100秒、型
開きに5秒、合計80〜120秒を要する。
【0040】位置Bでは、リ−ドフレ−ム2およびタブ
レット5のセットに15秒、樹脂封止済みリ−ドフレ−
ム2の取り出しに15秒、クリ−ニングに10秒の合計
40秒を要する。
【0041】したがって、この装置の部品製造のタクト
タイムは、位置Aと位置Bで要する時間の長い方、すな
わち位置Aでの80秒〜120秒となる。すなわち、こ
の装置のマシンタイムの大部分である位置Bで要する時
間40秒はこの装置のタクトタイムとは無関係になり、
タクトタイムに関係するマシンタイムは型開きおよび型
閉じに要する10秒だけとなり、実質上マシンタイムが
10秒に短縮されたこととなって、その分装置の高速化
を図ることができる。
【0042】また、従来例では、上記上型22と下型1
1との間にインロ−ダ3、アウトロ−ダ28およびクリ
−ニング装置31が挿入されるために、上記上型22と
下型11を大きく開く必要があり、このため型閉じと型
開きに要する合計時間が15秒と長かった。
【0043】しかし、この発明では、上記インロ−ダ
3、アウトロ−ダ28およびクリ−ニング装置31は位
置Bに設けられているので、上記型開きの量は小さくて
済む。したがって、位置Aで行う型開きおよび型閉じの
合計時間を10秒(各5秒)と短縮することができる。
【0044】したがって、この装置のタクトタイムに関
係する唯一のマシンタイムである型閉じおよび型開きに
要する時間も短縮することができるから、製品の製造速
度をより高速化することができる効果がある。
【0045】また、この装置によれば、将来封止用樹脂
の研究が進み、硬化時間を短縮することができたとき
に、より大きな工業的効果を発揮する。例えば、上述し
た場合において、樹脂の硬化時間を60秒としたとする
と、本発明のタクトタイムは上述したように80秒とな
る。
【0046】一方、従来例においても樹脂の硬化時間を
60秒とすると、従来例におけるマシンタイムは従来例
の項で述べたように55秒であるから、これに樹脂注入
時間10秒を加算してタクトタイム125秒となる。
【0047】ここで、樹脂の硬化時間が現在の60秒か
ら半分の30秒に短縮されたとすると、従来例では、タ
クトタイムは125秒から95秒に短縮されることとな
る。一方、本発明では、タクトタイムは80秒から50
秒に短縮されることとなる。
【0048】そして、その短縮率は従来例が23%(1
00−(95÷125)×100)であるのに対して本
発明は38%(100−(50÷80)×100)とな
り明らかに従来例よりも大きい。
【0049】したがって、樹脂の硬化時間が短縮された
ときにより大きな効果を発揮することがわかる。なお、
この発明は、上記一実施例に限定されるものではなく、
発明の要旨を変更しない範囲で種々変形可能である。
【0050】例えば、上記一実施例では、上記回転テ−
ブル10に保持される下型11は2個であったが、これ
に限定されるものではなく、上記樹脂封止装置16にお
ける樹脂硬化のための時間が短縮された場合には、さら
に、製品製造のタクトタイムを短縮するために、上記回
転テ−ブル10に保持される下型11を3個以上とし
て、下型11にリ−ドフレ−ム2を供給する位置と、取
り出す位置、下型11をクリ−ニングする位置とをわけ
るようにしても良い。
【0051】また、上記下型11上に形成されたランナ
13およびゲ−ト14の位置および形状は上記一実施例
に限定されるものではなく、他の異なる位置および形状
であっても良く、要は上記リ−ドフレ−ム2の樹脂封止
を行うことができる構成であれば良い。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の第1の構
成は、半導体素子が搭載され、金型に供給されたリ−ド
フレ−ムの樹脂封止を行う樹脂封止部と、上記金型から
樹脂封止を終えたリ−ドフレ−ムを取り出す取り出し部
と、上記リ−ドフレ−ムが取り出された金型をクリ−ニ
ングするクリ−ニング部と、クリ−ニングの行われた金
型に樹脂封止の行われていないリ−ドフレ−ムを供給す
る供給部と、上記金型を複数個保持し、各金型を上記樹
脂封止部、取り出し部、クリ−ニング部、供給部に順次
対向させる対向駆動手段とを具備することを特徴とする
半導体装置製造装置である。
【0053】第2の構成は、第1の構成の半導体装置製
造装置において、上記対向駆動手段は、上記金型を複数
個保持し、間欠的に回動することで、各金型を上記樹脂
封止部に対向する樹脂封止位置および上記取り出し部、
クリ−ニング部、供給部に対向する段取り位置とに交互
に位置させる回転テ−ブルであることを特徴とするもの
である。
【0054】第3の構成は、第1の構成の半導体装置製
造装置において、上記金型は下型であり、上記樹脂封止
部にはこの下型とで上記リ−ドフレ−ムの樹脂封止を行
うキャビティを構成する上型が設けられていることを特
徴とするものである。
【0055】第4の構成は、金型に半導体素子が搭載さ
れてなるリ−ドフレ−ムを供給し、上記金型内で上記リ
−ドフレ−ムの樹脂封止を行った後、この金型からリ−
ドフレ−ムを取り出すと共に、リ−ドフレ−ムを取り出
した後この金型をクリ−ニングする半導体装置の製造方
法において、所定の樹脂封止位置において上記樹脂封止
の作業を行い、所定の段取り位置において上記樹脂封止
の作業と平行して上記リ−ドフレ−ムの金型からの取り
出し、金型のクリ−ニング、上記リ−ドフレ−ムの金型
への供給の各作業を行うことを特徴とするものである。
【0056】このような構成によれば、樹脂封止のため
の作業と、段取りのための作業を別けて、これらを平行
に行うようにした。このことにより、実質上マシンタイ
ムを短縮して半導体装置の生産性を向上させることがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す概略平面図。
【図2】同じく、一部を示す縦断面図。
【符号の説明】
2…リ−ドフレ−ム、3…インロ−ダ(供給部)、10
…回転テ−ブル、11…下型(金型)、16…樹脂封止
装置(樹脂封止部)、22…上型、28…アウトロ−ダ
(取り出し部)、31…クリ−ニング装置(クリ−ニン
グ部)、A…位置A(樹脂封止位置)、B…位置B(段
取り位置)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子が搭載され、金型に供給され
    たリ−ドフレ−ムの樹脂封止を行う樹脂封止部と、 上記金型から樹脂封止を終えたリ−ドフレ−ムを取り出
    す取り出し部と、 上記リ−ドフレ−ムが取り出された金型をクリ−ニング
    するクリ−ニング部と、 クリ−ニングの行われた金型に樹脂封止の行われていな
    いリ−ドフレ−ムを供給する供給部と、 上記金型を複数個保持し、各金型を上記樹脂封止部、取
    り出し部、クリ−ニング部、供給部に順次対向させる対
    向駆動手段とを具備することを特徴とする半導体装置製
    造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置製造装置にお
    いて、上記対向駆動手段は、上記金型を複数個保持し、
    間欠的に回動することで、各金型を上記樹脂封止部に対
    向する樹脂封止位置および上記取り出し部、クリ−ニン
    グ部、供給部に対向する段取り位置とに交互に位置させ
    る回転テ−ブルであることを特徴とする半導体装置製造
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の半導体装置製造装置にお
    いて、上記金型は下型であり、上記樹脂封止部にはこの
    下型とで上記リ−ドフレ−ムの樹脂封止を行うキャビテ
    ィを構成する上型が設けられていることを特徴とする半
    導体装置製造装置。
  4. 【請求項4】 金型に半導体素子が搭載されてなるリ−
    ドフレ−ムを供給し、上記金型内で上記リ−ドフレ−ム
    の樹脂封止を行った後、この金型からリ−ドフレ−ムを
    取り出すと共に、リ−ドフレ−ムを取り出した後この金
    型をクリ−ニングする半導体装置の製造方法において、 所定の樹脂封止位置において上記樹脂封止の作業を行
    い、所定の段取り位置において上記樹脂封止の作業と平
    行して上記リ−ドフレ−ムの金型からの取り出し、金型
    のクリ−ニング、上記リ−ドフレ−ムの金型への供給の
    各作業を行うことを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP24511493A 1993-09-30 1993-09-30 半導体装置製造装置 Pending JPH07106360A (ja)

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