JPH09187831A - 樹脂封止圧縮成形装置およびその方法 - Google Patents

樹脂封止圧縮成形装置およびその方法

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JPH09187831A
JPH09187831A JP81996A JP81996A JPH09187831A JP H09187831 A JPH09187831 A JP H09187831A JP 81996 A JP81996 A JP 81996A JP 81996 A JP81996 A JP 81996A JP H09187831 A JPH09187831 A JP H09187831A
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resin
mold
chip
carrier
unit
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JP81996A
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English (en)
Inventor
Koichi Masuda
浩一 増田
Mineaki Iida
峰昭 飯田
Noriyuki Oba
典之 大庭
Toshihito Goto
敏仁 後藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は半導体パッケ−ジが薄型化した場
合にも、その樹脂封止を確実に行えるようにした樹脂封
止圧縮成形装置を提供することにある。 【解決手段】 キャリア35に設けられた半導体チップ
36を樹脂で封止するための樹脂封止圧縮成形装置にお
いて、装置本体21と、どちらか一方が開閉駆動される
下金型26と上金型29を有し、上記本体に設けられた
金型ユニット25と、上記本体に設けられ上記下金型と
上金型との間で上記キャリアを搬送位置決めする搬送ユ
ニット41と、この搬送ユニットによって位置決めされ
た上記キャリアの上記半導体チップと対応する上面と上
記下金型のキャビテイとに、この下金型と上記上金型と
によって圧縮成形されることで上記半導体チップを封止
する薄板状の樹脂チップ37を供給する供給ユニット9
1とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はキャリアに搭載さ
れた半導体チップを樹脂によって封止するための樹脂封
止圧縮成形装置およびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程においては、リ−
ドフレ−ムやフィルムキャリアテ−プなどのキャリアに
搭載された半導体チップを樹脂で封止してパッケ−ジ化
する樹脂封止工程がある。この樹脂封止工程では封止用
の樹脂が圧縮成形装置によって圧縮成形される。
【0003】従来、上記キャリアに搭載された半導体チ
ップを樹脂封止する場合、図6に示すように行われてい
た。つまり、同図は圧縮成形装置の金型ユニット1の一
部を示し、この金型ユニット1は矩形状の基台2を有す
る。この基板2の四隅部にはそれぞれタイバ−3が立設
されている。このタイバ−3には可動板4がスライド自
在に設けられていて、図示しない駆動機構によって上下
駆動されるようになっている。
【0004】上記基板2の上面には下金型5が設けら
れ、上記可動板4の下面には上金型6が設けられてい
る。各金型5、6には複数、この場合には3つのキャビ
テイ7(下金型5のみ図示)がそれぞれ所定間隔で形成
されている。各キャビテイ7にはランナ溝8が一端を連
通して形成されていて、これらランナ溝8の他端は供給
凹部9に連通している。
【0005】上記下金型5上にはキャリアとしてのリ−
ドフレ−ム11が搬送ユニット12によって供給され
る。この搬送ユニット12によって供給されるリ−ドフ
レ−ム11の上面には上記下金型5に形成された3つの
キャビテイ7と対応して3つの半導体チップ13が設け
られている。
【0006】上記リ−ドフレ−ム11に設けられた半導
体チップ13を樹脂封止する場合、まず、下金型5上に
上記リ−ドフレ−ム11を半導体チップ13がキャビテ
イ7に対応するよう供給するとともに、この下金型5の
供給凹部9には溶融時に流動性に優れた熱硬化性の樹脂
からなる樹脂ペレット14を供給する。ついで、可動板
4を下降駆動して上金型6を下金型5に対して型締めす
ることで、あらかじめ高温度に加熱された上記金型5、
6によって樹脂ペレット14が溶融される。
【0007】加熱圧縮されながら溶融された樹脂ペレッ
ト14はランナ溝8からキャビテイ7へ流れ、上記半導
体チップ13の上下面側をそれぞれ覆い、ついで硬化す
るため、上記半導体チップ13が樹脂封止される。
【0008】樹脂ペレット14を封止成形した後、上記
搬送ユニット12によって上記リ−ドフレ−ム11を取
り出し、図示しない収納マガジンへ収納することで、そ
の樹脂封止工程が終了することになる。
【0009】ところで、最近では半導体パッケ−ジの薄
型化にともない、封止する樹脂厚さが薄くなる傾向にあ
り、それによって半導体チップ13とキャビテイ7との
隙間が狭くなってきている。そのため、従来のように、
樹脂を加熱溶融し、その流動性によって半導体チップ1
3を封止する場合、溶融樹脂が各キャビテイ7の隅々ま
で十分に流動しにくくなるため、上記半導体チップ13
の樹脂封止を確実に行えないということがあった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の樹
脂封止の場合、半導体パッケ−ジの薄型化にともなって
金型のキャビテイと半導体チップとの間の隙間が狭くな
ると、その隙間に溶融樹脂を確実に流動させにくくなる
ので、上記半導体チップの樹脂封止を確実に行えなくな
るということがあった。
【0011】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、半導体パッケ−ジの薄型
化によって半導体チップとキャビテイとの隙間が狭くな
っても、上記半導体チップの樹脂封止を確実に行うこと
ができるようにした樹脂封止圧縮成形装置およびその方
法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、キャ
リアに設けられた半導体チップを樹脂で封止するための
樹脂封止圧縮成形装置において、装置本体と、どちらか
一方が開閉駆動される下金型と上金型を有し、上記本体
に設けられた金型ユニットと、上記本体に設けられ上記
下金型と上金型との間で上記キャリアを搬送位置決めす
る搬送ユニットと、この搬送ユニットによって位置決め
された上記キャリアの上記半導体チップと対応する上面
と上記下金型のキャビテイとに、この下金型と上記上金
型とによって圧縮成形されることで上記半導体チップを
封止する薄板状の樹脂チップを供給する供給ユニットと
を具備したことを特徴とする。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記搬送ユニットは、上記下金型と上金型とが閉方
向に駆動されたときにその金型の動きに連動するよう上
記本体に弾性的に変位自在に設けられていることを特徴
とする。
【0014】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記キャリアに不良の半導体チップが除去された打
ち抜き部が形成されている場合には、上記供給ユニット
が上記打ち抜き部に他の部分を封止する樹脂チップより
も体積の大きな樹脂チップを供給する構成であることを
特徴とする。
【0015】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、上記打ち抜き部を封止した樹脂を判別する判別手段
が設けられていることを特徴とする。請求項5の発明
は、請求項1または請求項3の発明において、上記金型
ユニットで樹脂チップを圧縮成形することで発生するバ
リを除去するためのブラッシングユニットが設けられて
いることを特徴とする。
【0016】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、上記供給ユニットは、上記下金型のキャビテイに樹
脂チップを供給する第1のロボットと、上記キャリアの
上面に樹脂チップを供給する第2のロボットとを有する
ことを特徴とする。
【0017】請求項7の発明は、キャリアに設けられた
半導体チップを、開閉駆動される下金型と上金型とで圧
縮成形される樹脂によって封止する樹脂封止圧縮成形方
法において、上記キャリアの上面に薄板状の第1の樹脂
チップを供給し上記上金型によって加熱する第1の工程
と、上記下金型のキャビテイに薄板状の第2の樹脂チッ
プを供給して加熱する第2の工程と、上記一対の金型を
閉じて上記第1の樹脂チップと第2の樹脂チップとを圧
縮成形して上記半導体チップを封止する第3の工程とを
具備したことを特徴とする。
【0018】請求項1の発明によれば、キャリアの上面
と下金型のキャビテイとに薄板状の樹脂チップを供給し
てから金型ユニットを型締めするため、溶融樹脂の流動
性に大きく影響されることなく、キャビテイの全体にわ
たって樹脂を充填することが可能となる。
【0019】請求項2の発明によれば、キャリアを搬送
する搬送ユニットが一対の金型の型締め動作に連動して
変位するため、型開状態にある下金型と上金型との中途
部に位置するキャリアに対して一対の金型のどちらか一
方を上下駆動するだけで、上記キャリアの上下面を樹脂
封止できる。
【0020】請求項3の発明によれば、不良の半導体チ
ップが打ち抜かれていても、その打ち抜き部に、打ち抜
かれた分だけ大きな体積の半導体チップが供給されるこ
とで、圧縮成形時に打抜かれた部分と打抜かれていない
部分とに均等に圧縮力を作用させることができる。
【0021】請求項4の発明によれば、打ち抜き部分を
封止した不良封止部が判別できることで、不良封止部の
除去を迅速かつ確実に行うことができる。請求項5の発
明によれば、成形時に発生するバリが除去されること
で、品質の向上を計ることができる。
【0022】請求項6の発明によれば、下金型のキャビ
テイとキャリアの上面とに樹脂チップを別々のロボット
で供給するため、タクトタイムを短縮化することができ
る。請求項7の発明によれば、キャリアの上面と下金型
のキャビテイとに供給された第1の樹脂チップと第2の
樹脂チップとを予備加熱する時間を設定できるため、上
記キャリアの上面側と下面側とを同等の状態で樹脂封止
できる。
【0023】
【発明の実施形態】以下、この発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1乃至図5はこの発明の一実施形
態を示し、図4は樹脂封止圧縮成形装置の概略的構成を
示す。この圧縮成形装置は本体21を備えている。この
本体21は下面に高さ調整用の脚22が設けられた架台
23を有し、この架台23の上面には基板24が設けら
れている。この基板24の中央部分には金型ユニット2
5が設けられている。
【0024】上記金型ユニット25は上記基板24に着
脱自在に設置された下金型26を有する。この下金型2
6の周囲には4本のタイバ−27がほぼ垂直に立設され
ている。このタイバ−27には、中途部に四隅部をガイ
ドされて可動板28がスライド自在に設けられ、上端部
には取付板31が固定されている。上記可動板28の下
面には上金型29が着脱自在に設けられている。
【0025】上記可動板28の上面には送り機構32が
設けられている。この送り機構32はボ−ルねじ33を
有し、このボ−ルねじ33は上記取付板31の上面に設
けられた駆動源34によって回転駆動されるようになっ
ている。ボ−ルねじ33が回転駆動されると、上記送り
機構32を介して上記可動板28が上下駆動されるよう
になっている。つまり、下金型26に対して上金型29
が開閉されるようになっている。
【0026】上記下金型26と上金型29とは、図2に
示すように金型本体26a、29aと、各金型本体26
a、29a内にスライド自在に設けられた中子26b、
29bと、各中子26b、29bの対向する面によって
形成された2つのキャビテイ26c、29cとからな
る。
【0027】上記下金型26と上金型29とが開いた状
態において、これら金型間には後述する搬送ユニット4
1によってキャリアとしてのリ−ドフレ−ム35が供給
される。上記リ−ドフレ−ム35の上面には半導体チッ
プ36が所定間隔で設けられていて、隣り合う2つの半
導体チップ36が上記キャビテイ26c、29cに対向
した状態で上記リ−ドフレ−ム35が位置決めされる。
リ−ドフレ−ム35が位置決めされると、後述する供給
ユニット91によって下金型26の一対のキャビテイ2
6cと、一対の半導体チップ36の上面とにそれぞれ薄
い板状の樹脂チップ37が供給される。この樹脂チップ
37には熱硬化性で、溶融時に流動性に優れた樹脂が用
いられている。
【0028】ついで、上記上金型29が下降方向へ駆動
されると、この上金型29によって上記搬送ユニット4
1が後述するごとく押圧されて下降変位するとともに、
各金型26、29の中子26b、29bが上記上金型2
9の閉動作によって接近方向へ駆動されることで、上記
樹脂チップ37が温度上昇した各金型によって加熱溶融
される。樹脂チップ37は所定時間加熱されることで硬
化するから、上記半導体チップ36が樹脂封止される。
なお、樹脂封止工程の詳細は後述する。
【0029】上記搬送ユニット41は、キャリアとして
上述したリ−ドフレ−ム35とキャリアテ−プのいずれ
かを選択的に搬送できるようになっていて、図1に示す
ように上記下金型26の上方に配置されたガイド体42
を有する。このガイド体42は上記リ−ドフレ−ム35
の幅方向両端部を係合ガイドするガイド溝43が形成さ
れた一対のガイドレ−ル44からなる。
【0030】上記ガイド体42は保持機構45によって
弾性的に上下動可能に設けられている。この保持機構4
5は上記基板24上に所定間隔で立設された一対の支持
板46を有する。この支持板46には可動体47がリニ
アガイド48によって上下方向にスライド自在に支持さ
れ、ばね49によって弾性的に保持されている。上記可
動体47は両側に一対のア−ム51がほぼ水平に設けら
れ、これらア−ム51に上記ガイド体42が取り付けら
れている。
【0031】上記ばね49によって可動体47を介して
弾性的に保持されたガイド体42は上記下金型26の上
方に位置している。上記上金型29が下降駆動される
と、上記ガイド体42が上記上金型29の金型本体29
aによって押圧されて下降する。それによって、上記上
金型29は上記ガイド体42に保持されたリ−ドフレ−
ム35を介して下金型26に接合するようになってい
る。
【0032】上記リ−ドフレ−ム35の搬送方向上流側
には上昇位置にある上記ガイド体42とほぼ同じ高さで
搬入ガイド体52が配置され、下流側には同じく上昇位
置にあるガイド体42とほぼ同じ高さで搬出ガイド体5
3が配置されている。
【0033】図示しないが、各ガイド体42、52、5
3には供給されたリ−ドフレ−ム35をピッチ送りする
搬送機構が設けられ、リ−ドフレ−ム35を搬送位置決
めできるようになっている。
【0034】図4に示すように、搬入ガイド体52の近
傍には樹脂封止されていないリ−ドフレ−ム35を上記
搬入ガイド体52に供給するための供給部55が設けら
れている。この供給部55は樹脂封止されていないリ−
ドフレ−ム35を積層収容するストッカ56を有する。
このストッカ56に収容されたリ−ドフレ−ム35は三
次元駆動される供給ハンド57によって真空吸着されて
上記搬入ガイド体52に供給されるようになっている。
【0035】したがって、上記搬入ガイド体52に供給
されたリ−ドフレ−ム35は、この搬入ガイド体52に
隣接するガイド体42へピッチ送りされ、ここで上述し
たごとく樹脂封止されたのち、さらに搬出ガイド体53
へピッチ送りされる。搬出ガイド体53へピッチ送りさ
れたリ−ドフレ−ム35は、この搬出ガイド体53に隣
接して配置された収納ユニット58に積層収容される。
【0036】上記収容ユニット58はストッカ59を有
する。このストッカ59はエレベ−タ構造となってい
る。そして、ストッカ59は樹脂封止されたリ−ドフレ
−ム35が送り込まれるごとに所定寸法づつ下降するよ
うになっている。
【0037】図1に示すように、上記搬出ガイド体53
と対向する部位には、樹脂封止されたリ−ドフレ−ム3
5をブラッシングすることで、上記リ−ドフレ−ム35
に付着した樹脂のバリやカスを除去するためのブラシン
グユニット61が設けられている。
【0038】このブラッシングユニット61は、上記搬
出ガイド体53を跨ぐ状態で設置された門型の架台62
と、上記搬出ガイド体53を搬送されるリ−ドフレ−ム
35に接触するよう上記架台62に設けられたブラシ6
3とから構成されていて、このブラシ63によって上記
リ−ドフレ−ム35に付着したバリなどの余分な樹脂が
除去されるようになっている。上記ブラシ63を強制的
に回転させたり、振動させることで、除去効率を高める
ことができる。
【0039】上記ブラシッシングユニット61の下流側
にはマ−キングユニット71が設けられている。このマ
−キングユニット71は上記リ−ドフレ−ム35から不
良の半導体チップ36を打抜き、その打ち抜き部hを樹
脂封止した場合に、その打ち抜き部hを封止した樹脂に
マ−クを付けて判別するようになっている。
【0040】つまり、マ−キングユニット71は支柱7
2と、この支柱72にモ−タ73によって上下駆動され
るように設けられた可動板73aと、この可動板73a
に設けられ下端が上記搬出ガイド体53を搬送されるリ
−ドフレ−ム35と対向したスタンパ73bとから構成
されている。
【0041】上記モ−タ73は制御装置74からの駆動
信号によって駆動される。この制御装置74には、上記
搬入ガイド体52を搬送されるリ−ドフレ−ム35を撮
像した撮像カメラ75からの撮像信号が入力される。撮
像カメラ75がリ−ドフレ−ム35に形成された打ち抜
き部hを撮像すると、その撮像信号によって上記制御装
置74は所定時間遅延して上記モ−タ73を駆動する。
その遅延時間は、上記打ち抜き部hが金型ユニット25
で樹脂封止されてスタンパ73bの下方に搬送位置する
時間に設定されている。したがって、上記スタンパ73
bは打ち抜き部hを封止した樹脂にはマ−クが付けられ
ることになる。
【0042】上記金型ユニット25においては、キャリ
アとしてのリ−ドフレ−ム35に代わり、TCP(tape
carrier package)を形成するためのキャリアテ−プに
設けられた半導体チップ36も樹脂封止できるようにな
っている。
【0043】すなわち、上記本体21の搬入ガイド体5
2側の一端側にはキャリアテ−プの送出し部81が設け
られ、他端側には巻取部82が設けられている。上記送
出し部81から送り出されるキャリアテ−プは上記各ガ
イド体52、42、53を通されて上記巻取部82に巻
き取られるようになっている。
【0044】そして、キャリアテ−プが送出し部81か
ら巻取部82へ搬送される途中の上記金型ユニット25
において、上記キャリアテ−プに設けられた半導体チッ
プ36は樹脂封止されるようになっている。
【0045】樹脂封止に用いられる樹脂チップ37は上
記本体21の上記金型ユニット25と対向する部位に配
設された供給ユニット91によって供給されるようにな
っている。この供給ユニット91は、図3に示すように
上記リ−ドフレ−ム35の搬送方向に沿って配置された
第1のロボット92Aと第2のロボット92Bを有す
る。各ロボット92A、92Bは架台23上の基板24
に立設された支柱93を有する。各支柱93の上端には
リ−ドフレ−ム35の搬送方向と直交する方向に沿って
水平に配置されたYガイド体94の一端部が保持されて
いる。
【0046】上記Yガイド体94の末端にはYモ−タ9
5が設けられ、このYモ−タ95は上記Yガイド体94
の一側面に設けられたY可動部材96をY方向に沿って
駆動するようになっている。上記Y可動部材96にはX
ガイド体97の一端部が取り付けられている。このXガ
イド体97は、上記Yガイド体94と直交する方向、つ
まりリ−ドフレ−ム35の搬送方向に沿って設けられて
いる。
【0047】上記Xガイド体97の一側面にはX可動部
材98がX方向に沿って移動できるように設けられてい
る。このX可動部材98は上記Xガイド体97の一端部
に設けられたXモ−タ99によってX方向に沿って駆動
されるようになっている。
【0048】上記Xガイド体97にはZ可動部材101
がZ方向に沿って移動可能に設けられている。このZ可
動部材101は上記X可動部材98の上端に設けられた
Zモ−タ100によってZ方向に駆動されるようになっ
ている。
【0049】上記Z可動部材101には供給ハンド10
2が取り付けられている。この供給ハンド102の先端
には吸着部103が設けられている。各ロボット92
A、92Bの吸着部103はそれぞれ2枚の樹脂チップ
37を並設状態で吸着できるようになっている。
【0050】第1のロボット92Aの吸着部103に吸
着保持された2枚の樹脂チップ37は上記金型ユニット
25に位置決めされたリ−ドフレ−ム35の上面に供給
され、第2のロボット92Bによって吸着保持された2
枚の樹脂チップ37は上記金型ユニット25の下金型2
6の一対のキャビテイ26cに供給されるようになって
いる。
【0051】上記第1のロボット92Aの吸着部103
は第1のストッカ104に積層収容された樹脂チップ3
7を吸着して供給するようになっており、第2のロボッ
ト92Bの吸着部103は第2のストッカ105の樹脂
チップ37を吸着して供給するようになっている。各ス
トッカ104、105は樹脂チップ37を2列で積層収
容していて、各吸着部103によって各列の最上段の樹
脂チップ37が吸着されるようになっている。
【0052】上記第1のストッカ104の前方、つまり
金型ユニット25側には第3のストッカ106が設けら
れている。この第3のストッカ106には上記リ−ドフ
レ−ム35に形成された打ち抜き部hを封止するための
樹脂チップ37aが一列で積層収容されている。この樹
脂チップ37aは、上記第1、第2のストッカ104、
105に収容された樹脂チップ37よりも打抜かれた半
導体チップ36の分だけ体積を大きくして形成してい
る。
【0053】上記第3のストッカ106の樹脂チップ3
7aは上記第1のロボット92Aの吸着部103によっ
て取り出される。つまり、第1のロボット92Aの吸着
部103は、リ−ドフレ−ム35に打ち抜き部hがない
場合には第1のストッカ104から2枚の樹脂チップ3
7を吸着して取り出す。
【0054】しかしながら、上記リ−ドフレ−ム35に
打ち抜き部hが形成されていて、そのことが撮像カメラ
75によって撮像されると、その打ち抜き部hが樹脂封
止される位置にきたときに、第1のロボット92Aの吸
着部103は上記撮像カメラ75が接続された制御装置
74からの駆動信号によって上記打ち抜き部hに対応す
る箇所の樹脂チップ37を吸着せずに作動する。つま
り、吸着部103は2つの樹脂チップ37を吸着せず
に、1つだけ吸着してリ−ドフレ−ム35の上面へ供給
する。
【0055】ついで、上記吸着部103は第3のストッ
カ106の樹脂チップ37aを吸着し、半導体チップ3
6が打抜かれた打ち抜き部hに供給するようになってい
る。それによって、リ−ドフレ−ム35の2箇所を同時
に樹脂封止する際、半導体チップ36が設けられた部分
と、打抜かれた部分とに対応する一対のキャビテイ内の
内臓物の体積をほぼ同じにできるから、下金型26と上
金型29との中子26b、29bによって一対のキャビ
テイをほぼ均等に加圧することができる。
【0056】一対のキャビテイをほぼ均等に加圧するこ
とができれば、中子26b、29bが大きく傾くことな
くスライドするから、その動きが円滑となり、封止形成
されるパッケ−ジの形状を一定に維持することができ
る。
【0057】つぎに、上記構成の圧縮成形装置によって
リ−ドフレ−ム35に設けられた半導体チップ36を樹
脂封止する手順を図5を参照しながら説明する。まず、
上金型29が上昇した、型開き状態で金型ユニット25
の下金型26と上金型29との間に設けられたガイド体
42にリ−ドフレ−ム35が搬送されてきて、所定の位
置で位置決めされると、第1のロボット92Aが作動し
てその吸着部103で第1のストッカ104から一対の
樹脂チップ37を吸着し、上記リ−ドフレ−ム35に設
けられた半導体チップ36の上面に供給する。この状態
を図5(a)に示す。
【0058】ついで、図5(b)に示すように上金型2
9が半導体チップ36上の樹脂チップ37に接触する位
置まで下降してその樹脂チップ37を予備加熱するとと
ともに、第2のロボット92Bが作動してその吸着部1
04が第2のストッカ105から一対の樹脂チップ37
を吸着して下金型26のキャビテイ26cに供給する。
樹脂チップ37はキャビテイ26cに供給されると同時
に下金型26によって予備加熱される。
【0059】したがって、リ−ドフレ−ム35の上面に
供給された樹脂チップ37と、下金型26のキャビテイ
26cに供給された樹脂チップ37はほぼ同時に予備加
熱が開始されるので、これらの樹脂チップ37の圧縮成
形前における予備加熱状態をほぼ同じにすることができ
る。
【0060】このようにして樹脂チップ37をリ−ドフ
レ−ム35上面と下金型26のキャビテイ26cとに供
給したならば、図5(c)に示すように上金型29をさ
らに下降駆動する。それによって、リ−ドフレ−ム35
を保持したガイド体42が上金型29によって押圧さ
れ、その押圧力がガイド体42を保持した可動体47に
伝わるから、この可動体47がばね49を圧縮させて下
方へ弾性的に変位することになる。
【0061】それによって、図5(d)に示すように上
金型29が下金型26に接合して型締めが行われ、それ
と同時に図5(e)に示すように各金型26、29の中
子26b、29bが接合方向に駆動されるから、これら
のキャビテイ26c、29cによってリ−ドフレ−ム3
5の上下面に供給された樹脂チップ37が圧縮成形され
ることになる。つまり、リ−ドフレ−ム35に所定間隔
で設けられた複数の半導体チップ36のうち、隣り合う
2つの半導体チップ36がパッケ−ジングされることに
なる。
【0062】樹脂チップ37は熱硬化性樹脂が用いられ
ているため、所定時間圧縮成形されることで溶融状態か
ら硬化する。樹脂チップが硬化すると金型29が上昇駆
動される。それによってガイド体42がばね49の復元
力によって搬入ガイド体52および搬出ガイド体53と
同じ高さまで上昇する。
【0063】ついで、上記ガイド体42に設けられたリ
−ドフレ−ム35がピッチ送りされ、上述したパッケ−
ジングがリ−ドフレ−ム35に設けられた全ての半導体
チップ36に対して順次行われる。
【0064】パッケ−ジングが行われたリ−ドフレ−ム
35は搬出ガイド53へ受け渡される。この搬出ガイド
53を搬送されるリ−ドフレ−ム35は、ブラッシング
ユニット61のブラシ63によってブラッシングされ、
パッケ−ジングによって発生したバリや樹脂のカスが除
去される。
【0065】一方、リ−ドフレ−ム35に不良の半導体
チップ36を打ち抜いた打ち抜き部hが形成されている
場合、その打ち抜き部hの上面には第1のロボット92
Aによって通常の樹脂チップ37よりも体積の大きな、
第3のストッカ106に収容された樹脂チップ37aが
供給される。この場合の樹脂チップ37aは通常の樹脂
チップ37と同じ平面積で、厚さが厚く設定されてい
る。
【0066】それによって、下金型26と上金型29と
が閉じたときに、これらの金型によって形成される2つ
のキャビテイのうちの、一方のキャビテイに収容される
樹脂チップ37と半導体チップ37の合計の容積と、他
方のキャビテイに収容される樹脂チップ37aの容積と
がほぼ同じになる。
【0067】その結果、下金型26と上金型29とで2
つのパッケ−ジングを同時に行う際、2つのパッケ−ジ
ング空間部(キャビテイ)を形成する各金型26、29
の中子26b、29bには圧縮成形時の反力がほぼ均等
に発生することになるから、各中子26b、29bは傾
くようなことなく円滑にスライドする。中子26b、2
9bが傾くことなくスライドすれば、2つのパッケ−ジ
ング空間部の形状や大きさが一定に維持されるから、パ
ッケ−ジング精度の低下を招くようなことがなくなる。
【0068】リ−ドフレ−ム35に打ち抜き部hがある
場合、そのことが撮像カメラ75からの撮像信号によっ
て予め制御装置74に記憶される。そして、パッケ−ジ
ングが終了してその打ち抜き部hがマ−キングユニット
71のスタンパ75の下方に位置すると、上記打ち抜き
部hを封止した樹脂にマ−クが付けられる。それによっ
て、パッケ−ジングしたあとで、半導体チップ36を打
抜いたパッケ−ジであるか否かを容易に判別することが
できる。
【0069】上述したごとく、下金型26のキャビテイ
26cと、リ−ドフレ−ム35の上面とに薄板状の樹脂
チップ37を供給して圧縮成形することで、半導体チッ
プ36をパッケ−ジ化するようにしたので、パッッケ−
ジの薄型化によって封止用の樹脂厚さを薄くしなければ
ならなくなっても、樹脂の流動性だけに依存せずに、樹
脂封止を確実に行うことができる。
【0070】樹脂チップ36を圧縮成形するに際し、リ
−ドフレ−ム35を保持したガイド体42を弾性的に設
けることで、このガイド体42を上金型29で押圧して
下降変位させ、型締めできるようにした。
【0071】仮に、上記ガイド体42が下降変位できな
い構成であれば、型締めする際には、上金型29を下降
させるとともに、下金型26を上昇させなければならな
い。しかしながら、上述したごとく、ガイド体42を弾
性的に変位自在に設けたことで、上金型29だけを下降
変位させることで、ガイド体42に保持されたリ−ドフ
レ−ム35の半導体チップ36を樹脂チップ36によっ
てパッケ−ジングすることができる。
【0072】そのため、一対の金型26、29を駆動し
てパッケ−ジングを行わなければならない場合に比べて
装置の構成を簡略化することができる。とくに、金型の
駆動機構が上金型用の1つですむため、構成が簡略化で
きるばかりでなく、装置の製造コストも大きく低減する
ことができる。
【0073】一方、キャリアとしてリ−ドフレ−ム35
に代わりTCP用のキャリアテ−プにパッケ−ジングす
る場合にも、リ−ドフレ−ム35と同様に行えばよい。
ただし、キャリアテ−プはリ−ドフレ−ム35に比べて
十分に長尺であるから、圧縮成形時にそのキャリアテ−
プは送出し部81から巻取部82にわたって設けられ
る。そのため、上金型29が下降してガイド体42を下
降させたときに、キャリアテ−プに必要以上の張力が発
生し、破断する虞がある。
【0074】そこで、上記キャリアテ−プの搬送経路の
中途部を、弾性的に変位自在に設けられたテンションロ
−ラに係合させる。このテンションロ−ラは、上金型2
9が下降してガイド体42が変位したとき、その変位量
に応じて変位するから、キャリアテ−プに必要以上の張
力が発生するのが避けられることになる。
【0075】なお、この発明は上記一実施例に限定され
ず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
たとえば、上記一実施例では上金型を下降させて型閉し
たが、下金型を上昇させて型閉してもよい。その場合、
ガイド体は下金型に上昇方向に押圧されるから、このガ
イド体は上昇方向に弾性的に変位できるように設ければ
よい。
【0076】また、半導体チップが打ち抜かれた打ち抜
き部のパッケ−ジを判別するためにマ−キングを行うよ
うにしたが、マ−キングに代わり、正常な部分をパッケ
−ジングする樹脂チップとは色の異なる樹脂チップを第
3のストッカ106に収容し、その樹脂チップを第1の
ロボット92Aで供給することで、そのパッケ−ジを判
別できるようにしてもよい。
【0077】また、保持機構45の可動体47を支持板
46にリニアガイド48によってスライド自在に支持し
たが、上記可動体47を金型ユニット25のタイバ−2
7にスライド自在に設けるようにしてもよい。
【0078】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によ
れば、キャリアの上面と下金型のキャビテイとに薄板状
の樹脂チップを供給してから金型ユニットを型締めする
ようにしたので、溶融樹脂の流動性に大きく影響される
ことなく、キャビテイの全体にわたって樹脂を充填する
ことが可能となる。そのため、半導体パッケ−ジが薄型
化しても、そのパッケ−ジングを確実に行うことができ
る。
【0079】請求項2の発明によれば、キャリアを搬送
する搬送ユニットが金型の型締め動作に連動して変位す
るため、型開状態にある下金型と上金型との中途部に位
置するキャリアに対して一対の金型のどちらか一方を上
下駆動するだけで、上記キャリアの上下面を樹脂封止で
きる。つまり、下金型と上金型とのどちらか一方だけを
駆動すればよいから、装置全体の構成を簡略化すること
ができる。
【0080】請求項3の発明によれば、複数のパッケ−
ジを同時に圧縮成形する場合、キャリアから不良の半導
体チップが打ち抜かれた打ち抜き部があっても、その打
ち抜き部に、打ち抜き分だけ大きな体積の半導体チップ
が供給されることで、打抜かれた部分と打抜かれていな
い部分とに均等の圧縮力を作用させてパッケ−ジングで
きる。そのため、打ち抜き部があっても、その打ち抜き
部とともに正常な箇所のパッケ−ジングを確実に行うこ
とができる。
【0081】請求項4の発明によれば、不良の半導体チ
ップを除去した打ち抜き部を樹脂封止した場合、その樹
脂を判別できるようにしたから、良品と不良品との仕分
けを迅速かつ確実に行うことができる。
【0082】請求項5の発明によれば、成形時に発生す
るバリを除去するようにしたから、品質の向上を計るこ
とができる。請求項6の発明によれば、下金型のキャビ
テイとキャリアの上面とに樹脂チップを別々のロボット
で供給するため、タクトタイムを短縮化することができ
るばかりか、それぞれの樹脂チップを任意のタイミング
で供給することができる。
【0083】請求項7の発明によれば、キャリアの上面
に今日きゅされた第1の樹脂チップと、下金型のキャビ
テイに供給された第2の樹脂チップとを、上金型と下金
型とによって予備加熱する時間をほぼ同じに設定でき
る。そのため、圧縮成形時における上記キャリアの上面
側と下面側との樹脂チップを同じ条件で加熱溶融できる
から、パッケ−ジングの精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の金型ユニットと搬送ユ
ニットを示す斜視図。
【図2】同じく金型ユニットの上金型と下金型を示す断
面図。
【図3】同じく供給ユニットの斜視図。
【図4】同じく圧縮成形装置の全体構成の斜視図。
【図5】同じく圧縮成形工程の説明図。
【図6】従来の金型ユニットの斜視図。
【符号の説明】
21…装置本体、25…金型ユニット、26…下金型、
29…上金型、35…リ−ドフレ−ム(キャリア)、3
6…半導体チップ、37、37a…樹脂チップ、41…
搬送ユニット、45…保持機構、61…ブラッシングユ
ニット、73b…スタンパ(判別手段)、75…撮像カ
メラ(判別手段)、91…供給ユニット、92A…第1
のロボット、92B…第2のロボット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 敏仁 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33番地 株 式会社東芝生産技術研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリアに設けられた半導体チップを樹
    脂で封止するための樹脂封止圧縮成形装置において、 装置本体と、 どちらか一方が開閉駆動される下金型と上金型を有し、
    上記本体に設けられた金型ユニットと、 上記本体に設けられ上記下金型と上金型との間で上記キ
    ャリアを搬送位置決めする搬送ユニットと、 この搬送ユニットによって位置決めされた上記キャリア
    の上記半導体チップと対応する上面と上記下金型のキャ
    ビテイとに、この下金型と上記上金型とによって圧縮成
    形されることで上記半導体チップを封止する薄板状の樹
    脂チップを供給する供給ユニットとを具備したことを特
    徴とする樹脂封止圧縮成形装置。
  2. 【請求項2】 上記搬送ユニットは、上記下金型と上金
    型とが閉方向に駆動されたときにその金型の動きに連動
    するよう上記本体に弾性的に変位自在に設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の樹脂封止圧縮成形装
    置。
  3. 【請求項3】 上記キャリアに不良の半導体チップが除
    去された打ち抜き部が形成されている場合には、上記供
    給ユニットが上記打ち抜き部に他の部分を封止する樹脂
    チップよりも体積の大きな樹脂チップを供給する構成で
    あることを特徴とする請求項1記載の樹脂封止圧縮成形
    装置。
  4. 【請求項4】 上記打ち抜き部を封止した樹脂にマ−ク
    を判別する判別手段が設けられていることを特徴とする
    請求項3記載の樹脂封止圧縮成形装置。
  5. 【請求項5】 上記金型ユニットで樹脂チップを圧縮成
    形することで発生するバリを除去するためのブラッシン
    グユニットが設けられていることを特徴とする請求項1
    または請求項3記載の樹脂封止圧縮成形装置。
  6. 【請求項6】 上記供給ユニットは、上記下金型のキャ
    ビテイに樹脂チップを供給する第1のロボットと、上記
    キャリアの上面に樹脂チップを供給する第2のロボット
    とを有することを特徴とする請求項1記載の樹脂封止圧
    縮成形装置。
  7. 【請求項7】 キャリアに設けられた半導体チップを、
    開閉駆動される下金型と上金型とで圧縮成形される樹脂
    によって封止する樹脂封止圧縮成形方法において、 上記キャリアの上面に薄板状の第1の樹脂チップを供給
    し上記上金型によって加熱する第1の工程と、 上記下金型のキャビテイに薄板状の第2の樹脂チップを
    供給して加熱する第2の工程と、 上記一対の金型を閉じて上記第1の樹脂チップと第2の
    樹脂チップとを圧縮成形して上記半導体チップを封止す
    る第3の工程とを具備したことを特徴とする樹脂封止圧
    縮成形方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007320222A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Apic Yamada Corp 樹脂モールド装置
US7348220B2 (en) 2004-04-30 2008-03-25 Sumitomo Bakelite Co., Ltd. Resin-encapsulated type semiconductor packages, and production method and apparatus therefor

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7348220B2 (en) 2004-04-30 2008-03-25 Sumitomo Bakelite Co., Ltd. Resin-encapsulated type semiconductor packages, and production method and apparatus therefor
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