JPH07105868B2 - 原稿走査装置 - Google Patents

原稿走査装置

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JPH07105868B2 JP62036145A JP3614587A JPH07105868B2 JP H07105868 B2 JPH07105868 B2 JP H07105868B2 JP 62036145 A JP62036145 A JP 62036145A JP 3614587 A JP3614587 A JP 3614587A JP H07105868 B2 JPH07105868 B2 JP H07105868B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像形成装置と協働する原稿走査装置に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、移動により原稿走査を行う光学系の駆動を停止す
る場合、例えば光学系の位置をホームポジシヨンをセン
サーにより検知して光学系を駆動するためのモータの回
転の停止をモータ駆動回路に対して指令したり、或いは
所望の時間或いは距離を移動後、同様にモータの回転停
止を指令した後、次の処理を行っていた。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
しかしながら、モータ駆動回路に対してモータの回転を
停止すべく指令を出した後も、光学系は慣性により移動
してしまう。この慣性による移動距離は変動する摩擦の
影響を受けるので常に一定であるとは限らず、正確な光
学系の停止位置を把握することはできなかった。そのた
め、原稿走査と画像形成を連動して行う複写機などで
は、光学系の駆動開始のタイミングとシート給紙のタイ
ミングが少しずれてしまうことがあり、シート上の正確
な位置に原稿画像を複写することができなかった。
本発明は上記欠点に鑑みなされたもので、走査された原
稿の画像をシート上に形成する画像形成装置と協働する
原稿走査装置において、原稿を走査する走査手段と、前
記走査手段の移動制御を行う制御手段と、前記走査手段
の移動に応じてパルスを発生するパルス発生手段と、前
記パルス発生手段の発生するパルス数を計数する計数手
段と、を有し、前記制御手段は、前記走査手段の移動を
停止する指令をした後に前記計数手段の計数結果を異な
るタイミングで複数回読み出し、複数回読み出した計数
結果に変化がないことに応じて前記走査手段が停止した
ものと判別し、次の原稿走査回路の際に、前記画像形成
装置の画像形成動作の開始に対する前記走査手段の移動
開始のタイミングを前記走査手段が停止したと判別した
ときにおける前記計数手段の計数結果に基づいて決定
し、決定したタイミングで前記走査手段の移動を開始さ
せることを特徴とする原稿走査装置を提供するものであ
る。
〔実施例〕
以下図面を参照しながら本発明を好ましい実施例に基づ
いて説明する。
第1図は、本発明を適用した画像読取装置の実施例であ
り、101は原稿台、102は原稿押え、103はライン状に配
列された複数の受光素子からなる画像読み取り用のCC
D、104は原稿照射用の蛍光灯、105〜107はミラー、108
は結像用のレンズ、109はモータである。モータ109によ
り、蛍光灯104、ミラー105〜107を移動することにより
原稿をY方向に副走査し、順次原稿画像をCCD103に結像
する。111はシエーデイング補正用のデータを得るため
の標準白色板であり、蛍光灯104がこの標準白色板111を
照射し、標準白色板111からの反射光がCCD103に導かれ
る位置に蛍光灯104、ミラー105〜107がある状態を光学
系ホームポジシヨンと呼ぶ。112は蛍光灯104及びミラー
105からなる光学系がホームポジシヨンに存在すること
を検知するセンサである。
第2図は第1図示の画像読取装置の回路構成例のブロツ
ク図を示す。
CCD読取部201にはCCD103、CCDのクロツクドライバ、信
号増巾器、A/Dコンバータが内蔵されている。CCD読取部
201からは8ビツトのデジタル信号に変換された画像デ
ータが出力されシエーデイング補正部202に入力され
る。シエーデイング補正部202で光源、レンズ等のシエ
ーデイング量の検出及びその補正を行った後、画像信号
はシフトメモリ部203に一時的に蓄えられる。シフトメ
モリ部203にはシフトメモリーの他メモリーに画像デー
タを書込む為のライトアドレスカウンタ、読み出す為の
リードアドレスカウンタ等がある。
変倍/移動処理部204では画像信号をシフトメモリ部203
のシフトメモリに書き込む為のクロツクや、シフトメモ
リから読み出すクロツク及び読み出すタイミングを変え
ることで主走査方向の変倍や移動を行う。シフトメモリ
部203から出力された画像信号は濃度処理部205に入力さ
れ、ここで所望の濃度に変換され、編集処理部206に出
力される。編集処理部206では主走査ラインの画像デー
タの任意区間を強制的にある濃度に加工したり明暗を反
転したりして画像の編集を可能ならしめている。
また濃度処理部205から出力された画像信号は原稿位置
検知部207にも入力される。ここでは原稿台101上の原稿
の位置座標を検出する。クロツク生成部208では水平同
期信号BDに同期してCCD信号の転送クロツクやシフトメ
モリのリード/ライトクロツク等が生成される。CPU部2
09はCPU、タイマ回路、I/Oインターフエースで構成さ
れ、ROM210、バツテリバツクアツプされるRAM211と接続
され、前述の201〜208の画像処理ブロツク及び操作部21
2、蛍光灯ドライバー213、DCサーボモータドライバ214
等を制御する。211は光学ユニツトのホームポジシヨン
を検出する為の位置センサーである。
蛍光灯ドライバー213は蛍光灯のON/OFFや点灯時の光量
制御を行う。モータドライバー214はCPUが副走査倍率に
応じてプリセツトした速度データに基づいて、モータ22
2の制御を行う。
16ビツトダウンカウンタ215はパルス発生器223から出力
される後述のエンコーダパルスEPを計数する。エンコー
ダパルスEPはモータの回転数に比例、つまり光学ユニツ
トの移動距離に比例して出力される。本実施例では51.2
×π/3200≒0.05mmで1パルスを発生するよう構成され
ている。
ゲート216,217,218はカウンタ215の計数すべきエンコー
ダパルスEPを選択制御するものである。つまりSEL1=1,
SEL2=0の時はOHP=1すなわち光学系がホームポジシ
ヨンにある時にのみエンコーダパルスを計数し、SEL1=
0,SEL2=1の時は▲▼=1すなわち光学系がホー
ムポジシヨンにない時にのみエンコーダパルスを計数
し、SEL1=SEL2=1の時はOHPの0,1を問わずC計数し、
SEL1=SEL2=0の時はOHPの0,1を問わず計数することは
ない。カウンタ215はバスを介して計数結果をCPU部209
に通知することができ、またCPU部209がバスを介してあ
らかじめプリセツトした値を計数完了後INT信号によりC
PU部209に通知できる。
219はいわゆるレーザープリンターで、スキヤナーとは
各々のコネクタJP,JRを介してケーブル220により接続さ
れる。CPU部209はシリアル通信によりプリンタ219を制
御し、編集処理部206から出力される画像信号を用紙上
にプリントする。また画像読取装置はコネクタJP、ケー
ブル、コネクタJRを介しプリンタ219から水平同期信号B
D(BeamDetect)を得る。CPU部209はシリアル通信情報
や画像信号以外に副走査同期信号VSYNCをコネクタJRを
介しプリンタ219に出力する。プリンタ219はVSYNC信号
に同期してプリント用紙のレジストを開始する。すなわ
ちVSYNC信号がプリント用紙の先端に対応する。CPU部20
9はこのVSYNC信号と、光学ユニツトの駆動タイミングを
制御することで、副走査方向の画像の移動を制御する。
詳細は後述する。
第3図にて光学系モータドライバ214光学駆動系につい
て説明する。原稿照明の為の蛍光灯14aをもつ第1ミラ
ー台143、ミラー106,107を備えた第2ミラー台142の各
々の光学プーリーは図示した手前側150,152及び151,153
の各々と、これらと対をなす不図示の奥側にあり駆動軸
プーリー147を介して光学系駆動DCモータ222により回転
する。各ミラー台142,143と光学プーリーはワイヤ146を
介して一体で、プーリー150(152)と151(153)の直径
比は2:1で、ミラー台143と142は2:1の速度比で移動す
る。
光学系停止時CPU部209により、駆動信号SCMDが“0"にな
ると駆動回路160がOFFしモータ222は回転しない。
光学系前進時駆動信号SCMDが“1"になり、前進信号SCFW
が“1"になると駆動回路160がONし、モータ222に正電圧
を与え正回転させる。
一方前進時CPU部209は変倍率に応じて速度データSCDTを
与え発振器158の周波数を決める。速度制御回路159には
このクロツクと共に、モータ222の回転軸にあるパルス
発生器223(第2図)からのモータ222の回転数に比例し
たパルスEPがフイードバツクされ、この2つの信号の位
相と周波数の比較結果が駆動回路160に送られモータ222
を一定速度に制御する。本実施例では22.5mm/secから60
0mm/secの制御が可能で、等倍時180mm/secである。
後進時、駆動信号SCMDが“1"になり前進信号SCFWが“0"
になると駆動回路160はモータ222に負電圧を加え、逆回
転させる。この時倍率にかかわらず一定速度800mm/sec
である。
第1ミラー台143にはプレート145が取付けられており、
このプレート145がフオトインタラプターであるホーム
ポジシヨンセンサーを横切ることで光学系のホームポジ
シヨンを検知する。
第4図を用いて副走査方向の移動について説明する。
原稿台ガラス101上に原稿もしくは原稿内の任意の領域O
RGが副走査倍率を考慮した時図示の関係にあるとする。
ここでHPはホームポジシヨン、PTは原稿台基準点であ
る。本実施例においては原稿基準点の位置は前述のRAM
内に保持されているところのHPPT間の距離に相当する
前述のエンコーダパルスEPのパルス数HP-LNGで定義さ
れ、制御される。またMXは副走査方向倍率で等倍時0.1
となる。XDmmは変倍前すなわち実際の原稿台ガラスでの
PTと原稿102の前端との距離である。SCMDはモータ222を
駆動する信号である。
HPにおける光学系の停止位置からPTに到達する間に倍率
MXに応じた速度すなわち に立ち上がり、その立ち上がりに要する時間がTHP(se
c)である。
VIDEOは画像信号を示す。原稿ORGに対応する斜線部311
以外の副走査区間310,312におけるCCD103から得られた
画像信号は白信号に制御される。VSYNCはその立ち上が
りエツジが用紙301のレジストを開始させると共に副走
査方向の画像区間信号である。VSYNCの立ち上がりとVID
EOの区間311の前端の差が用紙301上での先端余白XCmmと
なる。
このようにVSYNC信号とVIDEO信号の出力タイミングを相
対的に変化させて副走査方向の画像移動を行う場合以下
の4つのケース4-A〜4-Dに大別される。ケース(4-A)
は用紙301と複写像302Aの先端間の距離XC1mmがXC1=XD
・MXの場合で、光学系がPTに到達すると同時にVSYNCを
出力し、その後VIDEO出力する。
ケース(4-B)は用紙301と複写像302Bの先端間の距離XC
2mmがXC2<XD・MXの場合で、光学系がPTに到達後T2(se
c)後にVSYNC出力し、その後先端余白がXC2mmとなった
ところでVIDEO出力する。ここでT2は、T2=(XD・MX-XC
2)/180で求められる。同様にケース(4-A)においては
T1=0となる。
ケース(4-C)は用紙301と複写像302Cの先端間の距離XC
3mmがXC3>XD・MXの場合で、光学系がPTに到するT3(se
c)前にVSYNCを出力し、その後PTを経由してからVIDEO
出力する。ここでT3はT3=(XC3-XD・MX)/180で求めら
れ、さらにT3<THPである。
ケース(4-D)も(4-C)と同じく用紙301と複写像302D
の先端間の距離XC4mmがXC4>XD・MXの場合であるが、図
から分かるようにVSYNC出力から光学系駆動開始後PTに
到する迄の時間T4=(XC4-XD・MX)/180がT4>THPであ
る。
以上T2,T3,T4の計算に表われる180はプリンターにおけ
る用紙の搬送速度つまり光学系の等倍時の走査速度180m
m/secのことである。
第4図で説明したように副走査方向の画像移動を制御す
る場合ケース(4-A),(4-B)すなわちXC<XD・MXの時
はPT到達後VSYNC出力迄の時間T1,T2は光学系の走査速度
がPT以後定常速度がPT以後定常速度 である為正確にあらかじめ算出でき、先端余白の精度を
保証できる。
一方、ケース(4-C),(4-D)において、VSYNC出力後T
3もしくはT4(sec)後にPTに到達すべく光学系を駆動開
始する為には光学系がHPからPTに達する時間THPがあら
かじめ分っている必要があり、そのうえでケース(4-
C)ではSCMD信号出力後、(THP-T3)秒経過後VSYNC出力
し、ケース(4-D)ではVSYNC出力後(T4-THP)秒経過後
SCMD出力して制御することになる。
しかしながら、このTHPなる時間は光学系の立ち上がり
区間に相当しモータの温度特性やモータにかかる負荷の
スキヤナー毎の個体差及び倍率等により一定ではなく、
その為、ケース(4-C),(4-D)において副走査方向の
先端余白の精度を保証する為には画像読取に先立ちその
直前にTHPを測定する必要がある。このTHPの測定処理に
ついては後述する。
第5図に電源投入後最初の光学系駆動時にホームポジシ
ヨンの位置を検知する為に実行される初期化処理と、光
学系復動時常に実行される復動処理のCPU部209の制御フ
ローチヤートを示す。
RAM211上のフラグPON-FSTはCPU209の初期化時0クリア
されている。このフラグPON-FSTが0の時は初期化処理
を行う(400)。もし光学系がすでにホームポジシヨン
にあれば(402)、カウンタ215に画像先端迄の距離を示
すRAM211に保持されているところのパルス数HP-LNGに20
00パルス加えてセツトする(403)。この2000は適当で
よくこの場合、画像先端からさらに約100mmの位置迄移
動する為である。
OHP=0の区間で上記パルス数分だけEPを計数する為、S
EL1=0,SEL2=1(404)として、光学系の前進駆動を開
始し(405)、セツトしたパルス数分カウンタ215がカウ
ント終了し、INT信号がONすると(406)、光学系を停止
する(407)。以後復動処理に入る。
次に、カウンタ215をフリーランニングさせる為最大カ
ウント値FFFFHEXをセツトし、光学系がホームポジシヨ
ンに突入後、完全に停止する迄のオーバーラン量を検出
する為、SEL1=1、SEL2=0をセツトする(408)。
その後、光学系の復動を開始し(409)、OHP=1になっ
たら(410)、光学系を停止する(411)。オーバーラン
値の初期値FFFFHEXをRAM211上のテンポラリバツフアOVR
-CNTにセツトし(412)、オーバーラン検出のチヤタリ
ング防止カウンタであるRAM211上のエリアCOMP-CNTに初
期値0をセツトし(413)、カウンタ215からパルスEPの
カウント値を5回続けて同じ値を読み出す迄続ける(41
4〜418)。
その結果光学系の停止が確認できるので、その時の光学
系の停止位置データを示すRAM211上のエリアOVR-DATAに
FFFFHEXからOVR-CNTの内容を差し引いた値をセツトして
(419)、初期化処理並びに復動処理を終える。
第6図に前述の測定処理の制御フローを示す。
測定処理以前の何らかの動作に際して、前述の復動処理
によりRAM211上のエリアOVR-DATAに光学系の停止位置が
格納されているので、これから測定する時間THPの測定
開始位置として、同じくRAM上のエリアOVR-ELMにOVR-DA
TAをセツトする(501)。
SEL1=0,SEL2=1とし(502)、カウンタ215の原稿先端
VTを正確につかむ為にRAM211上のエリアHP-LNGに保持さ
れているパルス数をセツトし(503)、かつ所望の複写
倍率MXに応じた速度180/MXmm/secを実現する為モータド
ライバ214に速度データをセツト後(505)、THP測定の
為にタイマーをスタートし(505)、光学系の前進駆動
をスタートする(506)。INT信号ONにより画像先端位置
PTへの光学系の到達を検出したら(507)、光学系を停
止し(508)測定時間THPをRAM上のエリアにセツトする
(509)、その後、前述の復動処理(510)を行って終了
する。
第7図にコピー動作の概略フローを示す。このコピー動
作は第4図に示すように、副走査倍率がMX、原稿台先端
PTと原稿ORGの先端の距離がXD、画像長がXL、用紙長がP
X、コピー出力用紙301上の画像先端余白の副走査長さが
XCという条件の下に行う。
まず前述の初期化処理(601)を行い、次に編集演算1
(602)を行う。ステツプ602では、通常、原稿画像サイ
ズと記録材サイズに従ったオート変倍や原稿用紙サイズ
に従ったオート用紙選択や画像センターリングに際して
倍率や用紙サイズや先端余白長さの決定を行う。
XC>XD・MXの時には(603)、前述の測定処理によって
前述のTHPを測定する(604)。
編集演算2においてはスキヤン毎のホームポジシヨンの
停止位置のバラツキを補正する為の演算を行い(60
5)、その結果決められた手順で複写処理を行い(60
6)、これを設定枚数分くり返す(607)。
編集演算2(第7図605)における処理内容を説明す
る。
第4図で説明したように、原稿画像の位置XDと長さXL、
出力画像の先端余白XC、用紙の長さPX、倍率MX、及び測
定処理で算出したHPPT間時間THP、さらに復動処理で
求められる測定処理開始時のHPからのオーバラン量OVR-
ELM、画像読取り開始時のHPからのオーバーラン量OVR-D
ATAに基づいて読取シーケンスを3種類に区別し、実行
の為の時間もしくはパルス数を決定する。
まず を判定し、XC<XD・MXをシーケンス1とする。さらにXC
>XD・MXのときにはVSYNC出力とVIDEO出力の時間差 と現在の光学系のHP内における停止位置からPTに達する
迄の時間 の大小比較を行う。
ここで としたのは測定処理にて時間THPを求める前と現在のHP
内における停止位置が異なる為である。
したがって、上記OVR-ELMとOVR-DATAからTHPを補正して を求めなくてはならない。つまり なるTADJを求める。
ここで新たな計数α=51.2π/3200を定義する。これは
エンコーダパルスEP1パルスに相当する距離である。
TADJは2つのオーバーラン量OVR-ELMとOVR-DATAの距離
差を移動するのに要する時間である。
第8図にオーバーラン量と速度の関係を示す。
RAM211内に保持される真のHPからPTの距離を決定するHP
-LNGは光学系のいかなる速度においても、少なくともPT
迄に一定速度に立ち上がることを保証すべく設定されて
いる。従って測定処理開始前の停止位置HPEと読取前の
停止位置HPD1やHPD2の差を移動する速度は一定速度であ
ると考えて差し支えない。
以上のことから と求められる。
以上からXC>XD・MXかつ <THP+TADJの時はシーケンス2、XC>XD・MXかつ の時はシーケンス3とする。
シーケンス1の時は光学系駆動開始後、真のHPを脱けて
からPTを経由してVSYNC出力迄のパルス数 VSYNC出力後VIDEO出力迄のパルス数 VIDEO出力開始からVIDEO出力禁止までのパルス数 さらにVSYNC出力時間 と決定する。
以上もしくは以下においてPiはカウンタ215(第1図)
を用いてエンコーダパルスEPを数え、INT信号で制御す
るデータで、TiはCPU209の内部タイマーにて制御するデ
ータである。
シーケンス2の時は光学系駆動開始後、真のHPを脱けて
からVIDEO出力迄のパルス数 VIDEO区間パルス数上記P2及び光学系駆動開始後VSYNC出
力する迄の時間 上記VSYNC区間T0を決定する。
シーケンス3の時は光学系駆動開始後、真のHPを脱けて
からVIDEO出力迄のパルス数上記P3およびVIDEO区間上記
P2さらに、VSYNC出力から光学系駆動開始迄の時間 を決定する。
以上編集演算2で決定したパラメータ及び3つのシーケ
ンスの処理タイプに従って第7図ステツプ606で1枚複
写処理を行う。シーケンス1〜3の各処理のタイミング
チヤートを第9図〜第11図に示す。チヤート中の○数字
は駆動信号SCMDとVSYNCとVIDEOの実行順序である。
〔他の実施例〕
本実施例においてはデジタル式複写機を例に説明した
が、本発明はフアクシミリやフアイル装置においても画
像先端に任意の長さの正確な余白を作成するということ
で有効である。
尚、本実施例では、原稿台が固定でミラー等を移動する
構成で説明を行ったが、ミラー等が固定で原稿台が移動
するものにおいても適用可能である。また、原稿画像を
CCD等のイメージセンサにより光電的に読取る構成のみ
ならず、原稿画像の反射光を直接感光部材に露光し画像
形成を行う従来の複写装置の光学系制御にも適用可能で
あることは言う迄もない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、走査手段の移動
を停止する指令をした後に、走査手段の移動に応じて発
生されるパルスを計数する計数手段の計数結果を異なる
タイミングで複数回読み出し、複数回読み出した計数結
果に変化がないことに応じて走査手段が停止したものと
判別し、次の原稿走査開始の際に、画像形成装置の画像
形成動作の開始に対する走査手段の移動開始のタイミン
グを、走査手段が停止したと判別したときにおける計数
手段の計数結果に基づいて決定し、決定したタイミング
で走査手段の移動を開始させるので、走査手段の停止位
置を正確に把握して、次の原稿走査の際に正確なタイミ
ングで走査手段の移動を開始させることができる。従っ
て、原稿走査装置における環境が変化したとしても、画
像形成装置は常にシート上の正確な位置に原稿走査装置
の走査した原稿の画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用した画像読取装置の構成図、 第2図は複写装置のブロツク図、 第3図は原稿読取部の、特に光学駆動系の構成図、 第4図は画像移動の説明図、 第5図及び第6図は光学系駆動制御フローチヤート図、 第7図は複写処理フローチヤート図、 第8図は光学系の速度遷移図、 第9図〜第11図は複写シーケンスのタイミングチヤート
図であり、 103はCCD、104は蛍光灯、105〜107はミラー、209はCPU
部、210はROM、211はRAM、214はモータドライバであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走査された原稿の画像をシート上に形成す
    る画像形成装置と協働する原稿走査装置において、 原稿を走査する走査手段と、 前記走査手段の移動制御を行う制御手段と、 前記走査手段の移動に応じてパルスを発生するパルス発
    生手段と、 前記パルス発生手段の発生するパルス数を計数する計数
    手段と、 を有し、 前記制御手段は、前記走査手段の移動を停止する指令を
    した後に前記計数手段の計数結果を異なるタイミングで
    複数回読み出し、複数回読み出した計数結果に変化がな
    いことに応じて前記走査手段が停止したものと判別し、
    次の原稿走査開始の際に、前記画像形成装置の画像形成
    動作の開始に対する前記走査手段の移動開始のタイミン
    グを前記走査手段が停止したと判別したときにおける前
    記計数手段の計数結果に基づいて決定し、決定したタイ
    ミングで前記走査手段の移動を開始させることを特徴と
    する原稿走査装置。
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