JPH0710572B2 - ウエザストリップのシボ付け方法 - Google Patents

ウエザストリップのシボ付け方法

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JPH0710572B2
JPH0710572B2 JP14931490A JP14931490A JPH0710572B2 JP H0710572 B2 JPH0710572 B2 JP H0710572B2 JP 14931490 A JP14931490 A JP 14931490A JP 14931490 A JP14931490 A JP 14931490A JP H0710572 B2 JPH0710572 B2 JP H0710572B2
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JP
Japan
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weather strip
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parting
textured
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JP14931490A
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JPH0441231A (ja
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政博 野崎
景三 林
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車等に用いられるウエザストリップの表面
にシボ付けを行なう方法に関するものである。
[従来技術] ウエザストリップの表面には特に目につきやすい部分に
意匠性向上の目的でシボ模様を形成することが行なわれ
ている。このシボ付けは、押出成形されたウエザストリ
ップに、シボ付けローラのシボ成形面を順次押付け、該
成形面のシボ模様をウエザストリップに転写することに
よりなされる。(特開昭64−85737号)。
[本発明が解決しようとする課題] 従来、ウエザストリップのシボ面は一般に、その見切り
が線状かつ鮮明に現われることが要求されていた。しか
しながらウエザストリップの種類によつては、見切りが
鮮明に現われると、却って見切り付近の見栄えが悪くな
ることがある。
第5図に示すような自動車ドア1のサッシ11の内周に沿
って取付けられるウエザストリップ(ガラスラン)4を
例にとると、第6図に示すようにウエザストリップ4は
硬質ゴムのトリム部41とスポンジゴムのインナリップ42
を備えており、その表面には硬質ゴム領域Aとスポンジ
ゴム領域Bとの間に境界線lが現われる。図において3
はドアガラスである。
そこで、硬質ゴム領域Aにシボ付けをする場合、平面形
状で押出成形されてきたウエザストリップ4のA領域に
第7図に示すようにシボ付けローラ6のシボ成形面61を
押付ける。ローラ6は、シボ成形面61と側面62とでなす
端縁は直角の角部となっており、ウエザストリップのシ
ボ面の見切りは鮮明な線となる。
ところが、上記の境界線lと見切りとを完全に一致させ
ることは事実上困難であり、第8図に示すようにシボ面
aの見切りmが硬質ゴム領域A側にずれて、見切りm、
硬質ゴム面d、境界線lが現れると見栄えがよくない。
また、見切りmおよび境界線lを完全な直線とすること
がむずかしく、若干蛇行状となることは避けられない
が、このために一部では両者が重なり、一部では両者が
離れた状態となると見栄えがよくない。
このような不都合は、ドアガラスと接触する個所にウレ
タン等による滑性化表面処理を施し、他の部分にシボ付
けしたウエザストリップの境界線にも生じる。
そこで本発明は、上記の実情に鑑み、二つの領域の境界
線が存在する押出成形のウエザストリップの表面に、境
界線に見切りを沿わせてシボ加工を行なうに際し、見切
り付近の見栄えを向上せしめるシボ付け方法を提供する
ことを課題としてなされたものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、シボ面の見切りを形成するシボ付けローラの
端縁を、シボ成形面から側面へと曲面状に移行する形状
としたシボ付けローラを用いて、ウエザストリップのシ
ボ面の見切りをぼかし状となし、このぼかし部が上記両
領域の境界線と重なるようにシボ加工を行なうことを特
徴とする。
[作用効果] シボ面の見切り部ではシボ模様が徐々に消えて一方の領
域へ移るから、見切り部に違和感がなく、見栄えがよく
なる。また、ぼかし状の見切りは両領域の境界線を覆う
位置としてあるから、多少見切りがずれても境界線が外
見に現れることはない。
[実施例] ウエザストリップ4は第1図に示すように平板状に押出
成形される。そして押出成形完了後、トリム部41は断面
U字状に曲げ加工される(第6図参照)。
ウエザストリップ4のトリム部41は硬質ゴムよりなり、
インナリップ42はスポンジゴムよりなる。トリム部41に
は芯金43が埋設されている。ウエザストリップ4は押出
成形後、引き取りの過程で、順次シボ付けがなされる。
シボ付けは第2図に示すように、トリム部41の両側にシ
ボ付けローラ6と回転式の受け部材7を配し、ローラ6
のシボ成形面61をトリム部41の表面の硬質ゴム領域A
(第1図)に押付けることによりシボ面aを形成する。
第3図はローラ6が押付けられた状態の要部拡大図であ
る。ローラ6のシボ形成面61から側面62へ移る端縁63は
曲面状としてある。そしてローラ6は、その端縁63がウ
エザストリップ4の表面の硬質ゴム領域Aと、スポンジ
ゴム領域Bとの境界線lにオーバーラップする位置に配
設してある。
しかして第1図に示す如く、シボ面aの見切りmは、鮮
明な線となって現れず、領域B側へ徐々にシボ模様が不
鮮明となって消えて行くぼかし状に現れる。そしてぼか
し状の見切りmが上記境界線lを覆う。
この結果、シボ面aとスポンジ面bとの境界はシボ模様
が徐々に消え、同時に徐々にスポンジ面bが現れる状態
となり、シボ面aからスポンジ面bへと仕切り感ないし
は違和感なく移行する。またシボ面aの見切りmの位置
に多少のバラツキが生じても、ぼかし状の見切りmが領
域A、Bの境界線lをカバーしているから境界線lや領
域A面の端部が露出するようなことはない。
第4図は、本発明のシボ付け方法が適用された他のウエ
ザストリップを示すものであり、ウエザストリップ5は
滑性化表面処理領域B′と非処理領域A′を有してお
り、領域A′にシボ付けがなされる。この場合も、シボ
面aの見切りmを第2図、第3図に示すように端縁63を
曲面状としたシボ付けローラ6を用いることで、ぼかし
状に形成し、シボ面aから表面処理面cへと徐変する違
和感のない外観とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は本発明によりシボ付けされたウエザストリップ
の表面を示す図、第2図はシボ付けローラによるシボ付
けの態様を示す図、第3図はシボ付けローラが押付けら
れた状態を示す図、第4図は本発明によりシボ付けされ
た他のウエザストリップの表面を示す図、第5図はウエ
ザストリップを取付けたドアの正面図、第6図は第5図
のVI−VI線に沿うウエザストリップの断面図、第7図は
従来のシボ付けの態様を示す図、第8図は従来のシボ面
の見切り部の不都合を示す図である。 4、5……ウエザストリップ A、B、A′、B′……領域 l……領域の境界線 a……シボ面 b……スポンジ面 c……滑性表面処理面 m……見切り 6……シボ付けローラ 61……シボ成形面 62……側面 63……端縁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つの領域の境界線が存在する押出成形の
    ウエザストリップの表面に、上記境界線に見切りを沿わ
    せてシボ加工を行なうに際し、シボ付けローラのシボ成
    形面から側面へ移行する端縁を曲面に形成して見切りを
    ぼかし状となし、かつ上記境界線位置にシボ付けローラ
    の上記端縁を重ね合せてシボ付けを行なうことを特徴と
    するウエザストリップのシボ付け方法。
JP14931490A 1990-06-07 1990-06-07 ウエザストリップのシボ付け方法 Expired - Lifetime JPH0710572B2 (ja)

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JPH0441231A JPH0441231A (ja) 1992-02-12
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JP2001269993A (ja) * 2000-03-28 2001-10-02 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 押出成形品のシボロールの構造
EP2428408B1 (en) * 2009-05-07 2014-05-07 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle upholstery member

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