JPH07105461A - 煙感知器 - Google Patents
煙感知器Info
- Publication number
- JPH07105461A JPH07105461A JP24723693A JP24723693A JPH07105461A JP H07105461 A JPH07105461 A JP H07105461A JP 24723693 A JP24723693 A JP 24723693A JP 24723693 A JP24723693 A JP 24723693A JP H07105461 A JPH07105461 A JP H07105461A
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- Japan
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- external electrode
- parts
- insect
- net
- smoke detector
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 煙感知器において、外力が加わっても両端が
ずれることなく、また、取り付ける部材、例えば外部電
極に隙間なく装着することができる防虫網を得る。 【構成】 可撓性を有する部材を湾曲した帯状に形成す
る一方、その一端の両角部の各々に鈎部31a、31b
を形成し、また、他端の両角部の各々に鈎部31a、3
1bと係合する溝部31c、31dを形成する。さら
に、その弧の長い方の周縁部に、外部電極の鍔部に取り
付けられた3つの鈎部に嵌合する4つの切欠部31Aを
形成する。この場合、防虫網31の連結部が外部電極及
び外カバーの煙導入孔に来ないように、外部電極の鍔部
の3つの鈎部の各々を互いに異なる間隔で取り付ける。
また、防虫網31には、表裏いずれも使用できるよう
に、その切欠部31Aを外部電極24の鈎部24Aより
も1つ設ける。
ずれることなく、また、取り付ける部材、例えば外部電
極に隙間なく装着することができる防虫網を得る。 【構成】 可撓性を有する部材を湾曲した帯状に形成す
る一方、その一端の両角部の各々に鈎部31a、31b
を形成し、また、他端の両角部の各々に鈎部31a、3
1bと係合する溝部31c、31dを形成する。さら
に、その弧の長い方の周縁部に、外部電極の鍔部に取り
付けられた3つの鈎部に嵌合する4つの切欠部31Aを
形成する。この場合、防虫網31の連結部が外部電極及
び外カバーの煙導入孔に来ないように、外部電極の鍔部
の3つの鈎部の各々を互いに異なる間隔で取り付ける。
また、防虫網31には、表裏いずれも使用できるよう
に、その切欠部31Aを外部電極24の鈎部24Aより
も1つ設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、煙導入孔からの虫の侵
入を防止する防虫網を備えた煙感知器に関する。
入を防止する防虫網を備えた煙感知器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、煙感知器の煙導入孔からの虫
の侵入を防止するために、煙導入孔の内側に防虫網を配
置するようにしている。図7は従来のイオン化式煙感知
器を示す縦断面図であり、この図において、1は放射線
源(図示略)を保持する内部電極、2は内部電極1に保
持された放射線源の下方に配設され、該放射線源からの
放射線が通過できる孔2aが開けられた中間電極、3は
外部電極であり、その一端が開口し、他端が閉口した中
空の円錐柱状に形成されると共に、その周側面に複数の
煙導入孔3aが開けられている。ここで、外部電極3と
中間電極2との間に外部チャンバー4が形成され、内部
電極1と中間電極2との間に内部チャンバー5が形成さ
れる。
の侵入を防止するために、煙導入孔の内側に防虫網を配
置するようにしている。図7は従来のイオン化式煙感知
器を示す縦断面図であり、この図において、1は放射線
源(図示略)を保持する内部電極、2は内部電極1に保
持された放射線源の下方に配設され、該放射線源からの
放射線が通過できる孔2aが開けられた中間電極、3は
外部電極であり、その一端が開口し、他端が閉口した中
空の円錐柱状に形成されると共に、その周側面に複数の
煙導入孔3aが開けられている。ここで、外部電極3と
中間電極2との間に外部チャンバー4が形成され、内部
電極1と中間電極2との間に内部チャンバー5が形成さ
れる。
【0003】6は絶縁板であり、内部電極1、中間電極
2および外部電極3を絶縁状態で固定すると共にFET
7等を固定する。8はプリント基板であり、その配線パ
ターンにFET7や、図示せぬ抵抗およびコンデンサ等
の素子が接続されている。9は外カバーであり、その一
端が開口し、他端が閉口した中空の円錐柱状に形成され
ると共に、その傾斜周側面に複数(この実施例では8
個)の煙導入孔9aが開けられている。また、この外カ
バー9の内部には円筒状の仕切り壁9Aが形成されてお
り、この仕切り壁9Aの周側面には複数の煙導入孔9b
が開けられている。10は防虫網であり、外カバー9の
仕切り壁9Aの内側に配置されている。防虫網10は外
部電極3の各煙導入孔3aから感知器内部への虫の侵入
を阻止するものである。11は本体であり、外カバー9
と共に上記各部材を収納する。12は本体11の内部に
嵌合する形状に形成されたシールドケースである。
2および外部電極3を絶縁状態で固定すると共にFET
7等を固定する。8はプリント基板であり、その配線パ
ターンにFET7や、図示せぬ抵抗およびコンデンサ等
の素子が接続されている。9は外カバーであり、その一
端が開口し、他端が閉口した中空の円錐柱状に形成され
ると共に、その傾斜周側面に複数(この実施例では8
個)の煙導入孔9aが開けられている。また、この外カ
バー9の内部には円筒状の仕切り壁9Aが形成されてお
り、この仕切り壁9Aの周側面には複数の煙導入孔9b
が開けられている。10は防虫網であり、外カバー9の
仕切り壁9Aの内側に配置されている。防虫網10は外
部電極3の各煙導入孔3aから感知器内部への虫の侵入
を阻止するものである。11は本体であり、外カバー9
と共に上記各部材を収納する。12は本体11の内部に
嵌合する形状に形成されたシールドケースである。
【0004】図8はこの実施例の各主要部材を示す斜視
図であり、この図に示すように本体11に対して、シー
ルドケース12、プリント基板8、絶縁板6、外部電極
3、防虫網10および外カバー9の順で配置される。図
9は防虫網10を示す平面図である。防虫網10は可撓
性を有する部材(例えば薄い金属板)用いて帯状に形成
され、その両端部分の角部の一方に鈎部10a、10b
が互いに方向を逆にして形成されている。これら鈎部1
0a、10bを互いに係止させることで円筒状になり、
この状態で外カバー9の仕切り壁9Aの内側に装着す
る。
図であり、この図に示すように本体11に対して、シー
ルドケース12、プリント基板8、絶縁板6、外部電極
3、防虫網10および外カバー9の順で配置される。図
9は防虫網10を示す平面図である。防虫網10は可撓
性を有する部材(例えば薄い金属板)用いて帯状に形成
され、その両端部分の角部の一方に鈎部10a、10b
が互いに方向を逆にして形成されている。これら鈎部1
0a、10bを互いに係止させることで円筒状になり、
この状態で外カバー9の仕切り壁9Aの内側に装着す
る。
【0005】また、防虫網10の長さ方向の一方の辺の
中央部には、外カバー9の仕切り壁9Aの内側に形成さ
れた突起部(図示略)に嵌合する切欠部10Aが形成さ
れている。この切欠部10Aを仕切り壁9Aの内側の突
起部に嵌合させることによって防虫網10の周方向のず
れが防止される。
中央部には、外カバー9の仕切り壁9Aの内側に形成さ
れた突起部(図示略)に嵌合する切欠部10Aが形成さ
れている。この切欠部10Aを仕切り壁9Aの内側の突
起部に嵌合させることによって防虫網10の周方向のず
れが防止される。
【0006】このような構成のイオン化式煙感知器にお
いて、外部チャンバー4と内部チャンバー5の内では放
射線により空気がイオン化されており、この状態で外部
チャンバー4の内に煙粒子が導入されると、空気に含ま
れているイオンが煙粒子に吸着されたり、再結合する。
これにより、煙が存在していないときと比較してイオン
電流が減少する。ここで、内部電極1と外部電極3との
間に電圧を印加しておくと、中間電極2の電位がイオン
電流の変化に伴って大きく変化する。この変化を検出す
ることによって煙を感知することができる。
いて、外部チャンバー4と内部チャンバー5の内では放
射線により空気がイオン化されており、この状態で外部
チャンバー4の内に煙粒子が導入されると、空気に含ま
れているイオンが煙粒子に吸着されたり、再結合する。
これにより、煙が存在していないときと比較してイオン
電流が減少する。ここで、内部電極1と外部電極3との
間に電圧を印加しておくと、中間電極2の電位がイオン
電流の変化に伴って大きく変化する。この変化を検出す
ることによって煙を感知することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の煙感知器にあっては次のような問題点があった。す
なわち、防虫網10を、その両端の各角部の一方に形成
した鈎部10a、10bによって互いに係合させて連結
するので、その連結部分の近傍の部位で例えば図10に
矢印Aで示すように幅方向から力が加わった場合、例え
ば外カバー9の本体11への装着時に両端がずれてしま
う。 また、外部電極3の筒状部が円錐柱状に形成され
ているので、防虫網10を装着した場合に隙間ができて
しまう。
来の煙感知器にあっては次のような問題点があった。す
なわち、防虫網10を、その両端の各角部の一方に形成
した鈎部10a、10bによって互いに係合させて連結
するので、その連結部分の近傍の部位で例えば図10に
矢印Aで示すように幅方向から力が加わった場合、例え
ば外カバー9の本体11への装着時に両端がずれてしま
う。 また、外部電極3の筒状部が円錐柱状に形成され
ているので、防虫網10を装着した場合に隙間ができて
しまう。
【0008】そこで本発明は、幅方向からの外力が加わ
っても連結部分の両端がずれることがなく、また、取り
付ける部材に隙間なく装着することができる防虫網を備
えた煙感知器を提供することを目的としている。
っても連結部分の両端がずれることがなく、また、取り
付ける部材に隙間なく装着することができる防虫網を備
えた煙感知器を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明による煙感知器は、感知器内への虫
の侵入を防止する防虫網を備えた煙感知器において、前
記防虫網を可撓性を有する部材で帯状に形成すると共
に、一方の端の両角部の各々に鈎部を形成し、更に他方
の端の両角部の各々に前記各鈎部と係合する溝部を形成
したことを特徴とする。また、好ましい態様として前記
防虫網は、その形状を湾曲した帯状にしたことを特徴と
する。
請求項1記載の発明による煙感知器は、感知器内への虫
の侵入を防止する防虫網を備えた煙感知器において、前
記防虫網を可撓性を有する部材で帯状に形成すると共
に、一方の端の両角部の各々に鈎部を形成し、更に他方
の端の両角部の各々に前記各鈎部と係合する溝部を形成
したことを特徴とする。また、好ましい態様として前記
防虫網は、その形状を湾曲した帯状にしたことを特徴と
する。
【0010】
【作用】本発明では、防虫網の一方の端の両角部に形成
した鈎部と、他方の端の両角部に形成した溝部とを係合
させる。これにより、両端の両角部で係合するので、幅
方向のいずれの方向から外力が加わっても両端のずれが
生じない。また、防虫網の形状を湾曲した帯状にするこ
とにより、両端を連結した場合に中空の円錐柱状になる
ので、取り付ける部材、例えば外部電極に隙間なく密着
する。
した鈎部と、他方の端の両角部に形成した溝部とを係合
させる。これにより、両端の両角部で係合するので、幅
方向のいずれの方向から外力が加わっても両端のずれが
生じない。また、防虫網の形状を湾曲した帯状にするこ
とにより、両端を連結した場合に中空の円錐柱状になる
ので、取り付ける部材、例えば外部電極に隙間なく密着
する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明に係る煙感知器の一実施例であるイオン化式
煙感知器を示す縦断面図である。この図において、20
は内部電極であり、その基端部が円盤状に形成されてお
り、本体部が棒状に形成されている。この本体部にはネ
ジが形成されており、絶縁板21の中央部分にインサー
ト成型されたナット22と歯合するようになっている。
また、内部電極21の基端部の下面には放射線源23が
取り付けられている。24は外部電極であり、その一端
が開口し、他端が閉口した中空の円錐柱状に形成される
と共に、その傾斜周側面に複数(この実施例では9個)
の煙導入孔24aが開けられている。また、外部電極2
4の開口端の周縁には鍔部が形成されている。この鍔部
には3つのT字形の鈎部24Aがその先端部分を閉口端
側へ向けて互いに異なる間隔で取り付けられている。
1は本発明に係る煙感知器の一実施例であるイオン化式
煙感知器を示す縦断面図である。この図において、20
は内部電極であり、その基端部が円盤状に形成されてお
り、本体部が棒状に形成されている。この本体部にはネ
ジが形成されており、絶縁板21の中央部分にインサー
ト成型されたナット22と歯合するようになっている。
また、内部電極21の基端部の下面には放射線源23が
取り付けられている。24は外部電極であり、その一端
が開口し、他端が閉口した中空の円錐柱状に形成される
と共に、その傾斜周側面に複数(この実施例では9個)
の煙導入孔24aが開けられている。また、外部電極2
4の開口端の周縁には鍔部が形成されている。この鍔部
には3つのT字形の鈎部24Aがその先端部分を閉口端
側へ向けて互いに異なる間隔で取り付けられている。
【0012】25は中間電極であり、円板状に形成さ
れ、その中央には内部電極20に取り付けられた放射線
源2から放射される放射線を通過させるための穴25a
が開けられている。また、その円周方向に沿って煙を通
過させるための複数の穴(図示略)が開けられている。
26はプリント基板であり、FET27や、抵抗および
コンデンサ等の各種素子が取り付けられている。28は
外カバーであり、その一端が開口し、他端が閉口した中
空の円錐柱状に形成されると共に、その傾斜周側面に複
数(この実施例では8個)の煙導入孔28aが開けられ
ている。29は本体であり、外カバー28と共に上記各
部材を収納する。30は本体29の内部に嵌合する形状
に形成されたシールドケースである。31は可撓性を有
する部材(例えば薄い金属板)を網状に打ち抜いて形成
した防虫網であり、図2に示すように外部電極24の外
周面に装着される。防虫網31は、外部電極24の外周
面に装着された後、外部電極24の3つの鈎部24Aと
外カバー28の底面とにより固定される。
れ、その中央には内部電極20に取り付けられた放射線
源2から放射される放射線を通過させるための穴25a
が開けられている。また、その円周方向に沿って煙を通
過させるための複数の穴(図示略)が開けられている。
26はプリント基板であり、FET27や、抵抗および
コンデンサ等の各種素子が取り付けられている。28は
外カバーであり、その一端が開口し、他端が閉口した中
空の円錐柱状に形成されると共に、その傾斜周側面に複
数(この実施例では8個)の煙導入孔28aが開けられ
ている。29は本体であり、外カバー28と共に上記各
部材を収納する。30は本体29の内部に嵌合する形状
に形成されたシールドケースである。31は可撓性を有
する部材(例えば薄い金属板)を網状に打ち抜いて形成
した防虫網であり、図2に示すように外部電極24の外
周面に装着される。防虫網31は、外部電極24の外周
面に装着された後、外部電極24の3つの鈎部24Aと
外カバー28の底面とにより固定される。
【0013】図3は防虫網31を示す平面図であり、こ
の図に示すように防虫網31は湾曲した帯状に形成され
ており、また、その一方の端の両角部には鈎部31a、
31bが形成され、他方の端の両角部には鈎部31a、
31bと係合する溝部31c、31dが形成されてい
る。鈎部31a、31bと溝部31c、31dとにより
防虫網31を両端で連結するので、図4に矢印Bで示す
ように図面の上方から外力が加わった場合、鈎部31a
が溝31cを押し下げる。また、同図に矢印Cで示すよ
うに図面の下方から外力が加わった場合、鈎部31bが
溝31dを押し上げる。すなわち、矢印B、C方向から
の外力により両端が同時に動くことになる。したがっ
て、幅方向から力が加わっても両端がずれることがな
い。
の図に示すように防虫網31は湾曲した帯状に形成され
ており、また、その一方の端の両角部には鈎部31a、
31bが形成され、他方の端の両角部には鈎部31a、
31bと係合する溝部31c、31dが形成されてい
る。鈎部31a、31bと溝部31c、31dとにより
防虫網31を両端で連結するので、図4に矢印Bで示す
ように図面の上方から外力が加わった場合、鈎部31a
が溝31cを押し下げる。また、同図に矢印Cで示すよ
うに図面の下方から外力が加わった場合、鈎部31bが
溝31dを押し上げる。すなわち、矢印B、C方向から
の外力により両端が同時に動くことになる。したがっ
て、幅方向から力が加わっても両端がずれることがな
い。
【0014】また、防虫網31は、外部電極24の筒状
部の外形に合わせて湾曲して形成されているので、その
両端を連結することによって図5に示すように円錐柱状
になる。この場合、径の大きい方を外部電極24に向け
て外部電極24に挿入することにより外部電極24の筒
状部の面に沿って装着される。また、防虫網31の鈎部
31a、31bの溝部31c、31dへの係合にはクリ
アランスを持たせてあるので、防虫網31を外部電極2
4の筒状部に挿入した場合、図6の符号Dで示す連結箇
所を支点にして防虫網31の両端の上部が互いに近付く
ように移動し、下部が互いに離れるように移動する。こ
れにより、防虫網31が隙間なく外部電極24に装着さ
れる。この場合、鈎部31bが溝部31dに係合するの
で、防虫網31の下部が開き過ぎることがない。すなわ
ち、下部の開きの限度を鈎部31bの形状または溝部3
1dに形状により規定することができる。
部の外形に合わせて湾曲して形成されているので、その
両端を連結することによって図5に示すように円錐柱状
になる。この場合、径の大きい方を外部電極24に向け
て外部電極24に挿入することにより外部電極24の筒
状部の面に沿って装着される。また、防虫網31の鈎部
31a、31bの溝部31c、31dへの係合にはクリ
アランスを持たせてあるので、防虫網31を外部電極2
4の筒状部に挿入した場合、図6の符号Dで示す連結箇
所を支点にして防虫網31の両端の上部が互いに近付く
ように移動し、下部が互いに離れるように移動する。こ
れにより、防虫網31が隙間なく外部電極24に装着さ
れる。この場合、鈎部31bが溝部31dに係合するの
で、防虫網31の下部が開き過ぎることがない。すなわ
ち、下部の開きの限度を鈎部31bの形状または溝部3
1dに形状により規定することができる。
【0015】また、防虫網31の下部の周縁部分には、
外部電極24の鍔部に取り付けられた3つの鈎部24A
(図2参照)に嵌合する4つの切欠部31Aが形成され
ている。この場合、防虫網31の両端の連結部分が常に
一定の位置(煙導入孔24aと外カバー28の煙導入孔
28aの位置に来ない位置)に来るように、外部電極2
4の3つの鈎部24Aの各々が互いに異なる間隔で取り
付けられている。また、防虫網31には、表裏いずれも
使用できるように、その切欠部31Aが外部電極24の
鈎部24Aよりも1つ多く設けられている。
外部電極24の鍔部に取り付けられた3つの鈎部24A
(図2参照)に嵌合する4つの切欠部31Aが形成され
ている。この場合、防虫網31の両端の連結部分が常に
一定の位置(煙導入孔24aと外カバー28の煙導入孔
28aの位置に来ない位置)に来るように、外部電極2
4の3つの鈎部24Aの各々が互いに異なる間隔で取り
付けられている。また、防虫網31には、表裏いずれも
使用できるように、その切欠部31Aが外部電極24の
鈎部24Aよりも1つ多く設けられている。
【0016】なお、上記実施例では、外部電極24に3
つの鈎部24Aを設けると共に、防虫網31に4つの切
欠部31Aを設けたが、防虫網31の切欠部31Aの数
が外部電極24の鈎部24Aの数よりも1つ多ければ、
これらの数に限定されるものではない。また、上記実施
例では、イオン式煙感知器に適用した場合であったが、
光電式煙感知器にも適用できることは言うまでもない。
つの鈎部24Aを設けると共に、防虫網31に4つの切
欠部31Aを設けたが、防虫網31の切欠部31Aの数
が外部電極24の鈎部24Aの数よりも1つ多ければ、
これらの数に限定されるものではない。また、上記実施
例では、イオン式煙感知器に適用した場合であったが、
光電式煙感知器にも適用できることは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、防虫網の一方の端の両
角部に鈎部を形成し、他方の端の両角部に一方の端の両
角部に形成した鈎部に係合する溝部を形成したので、両
端の両角部で係合することから、幅方向のいずれの方向
から外力が加わっても両端のずれが生じない。また、防
虫網の形状を湾曲した帯状にしたので、両端を連結した
場合に中空の円錐柱状になることから、取り付ける部
材、例えば外部電極に隙間なく密着させることができ
る。
角部に鈎部を形成し、他方の端の両角部に一方の端の両
角部に形成した鈎部に係合する溝部を形成したので、両
端の両角部で係合することから、幅方向のいずれの方向
から外力が加わっても両端のずれが生じない。また、防
虫網の形状を湾曲した帯状にしたので、両端を連結した
場合に中空の円錐柱状になることから、取り付ける部
材、例えば外部電極に隙間なく密着させることができ
る。
【図1】本発明に係る煙感知器の一実施例であるイオン
化式煙感知器の縦断面図である。
化式煙感知器の縦断面図である。
【図2】同実施例のイオン化式煙感知器を構成する各部
材の斜視図である。
材の斜視図である。
【図3】同実施例のイオン化式煙感知器の防虫網の平面
図である。
図である。
【図4】同実施例のイオン化式煙感知器の防虫網の連結
部分の平面図である。
部分の平面図である。
【図5】同実施例のイオン化式煙感知器の防虫網の連結
部分の斜視図である。
部分の斜視図である。
【図6】同実施例のイオン化式煙感知器の防虫網の連結
部分の平面図である。
部分の平面図である。
【図7】従来のイオン化式煙感知器の縦断面図である。
【図8】従来のイオン化式煙感知器を構成する各部材の
斜視図である。
斜視図である。
【図9】従来のイオン化式煙感知器の防虫網の平面図で
ある。
ある。
【図10】従来のイオン化式煙感知器の防虫網の連結部
分の平面図である。
分の平面図である。
31 防虫網 31a、31b 鈎部 31c、31d 溝部
Claims (2)
- 【請求項1】 感知器内への虫の侵入を防止する防虫網
を備えた煙感知器において、 前記防虫網を可撓性を有する部材で帯状に形成すると共
に、一方の端の両角部の各々に鈎部を形成し、更に他方
の端の両角部の各々に前記各鈎部と係合する溝部を形成
したことを特徴とする煙感知器。 - 【請求項2】 前記防虫網を湾曲した帯状に形成したこ
とを特徴とする請求項1記載の煙感知器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24723693A JPH07105461A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 煙感知器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24723693A JPH07105461A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 煙感知器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07105461A true JPH07105461A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17160481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24723693A Pending JPH07105461A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 煙感知器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07105461A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1993
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