JPH07105399A - 編集画面の表示制御装置 - Google Patents

編集画面の表示制御装置

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JPH07105399A
JPH07105399A JP6176607A JP17660794A JPH07105399A JP H07105399 A JPH07105399 A JP H07105399A JP 6176607 A JP6176607 A JP 6176607A JP 17660794 A JP17660794 A JP 17660794A JP H07105399 A JPH07105399 A JP H07105399A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、編集画面の表示制御装置に関し、
レイアウト画面等の全体画面を表示するための切り換え
操作をする必要がなく、また、編集画面に表示される情
報量を減少させずにその領域を有効に利用して、レイア
ウトに重点をおいた編集を行うことができる装置を提供
することを目的とする。 【構成】 レイアウト画面に表示された図形の中から任
意の図形を選択する選択手段101と、該選択された図
形を拡縮範囲107に表示する表示手段102と、該選
択された図形を編集する編集手段103と、該編集手段
103によって編集される図形が該拡縮範囲107から
はみ出す場合には該選択された図形を縮小する制御を行
い、該編集される図形の編集によって該拡縮範囲107
の領域周辺に空き領域が生じる場合には該選択された図
形を拡大する制御を行う拡縮制御手段104によって構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、表示画面上の編集画
面で図形、或いは文字等を編集する場合において、編集
画面内の図形等の表示を制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図形や文字を扱うエディタ(例えば、C
AD(Computer Aided Design) やワード・プロセッサ
等)を使用する場合、画面上の情報量が多くなると、図
形や文字の配置が煩雑になり、後で画面上の図形や文字
の整理を行う必要がでてくる。
【0003】このようなことを防ぐため、常に編集領域
全体を表示することができ、レイアウトに重点をおいた
編集ができることが必要となる。従来、図形や文字を扱
うエディタにおいて、編集中の図形や文字のレイアウト
を把握する方法として、次のやの方法が知られてい
る。 従来技術(1) 図20は、第1の従来技術を示す図であり、(a)及び
(b)は、ディスプレイ上の画面を示している。(a)
は、レイアウト画面上の部分図である編集画面301が
表示されている。編集画面301内の図形の編集作業を
中断し、全体のレイアウトを表示させる場合、レイアウ
ト表示機能を選ぶことにより、今まで編集していた編集
画面がレイアウト画面302に置き変わり、編集中の図
形のレイアウト全体が表示される。(b)が、レイアウ
ト全体が表示されるレイアウト画面302を示す図であ
る。
【0004】編集者は(b)に示すレイアウト画面30
2を参照して全体のレイアウトを確認した後、(a)に
示す編集画面301に切り換えて編集作業を行う。ま
た、編集領域を変更する場合には、レイアウト画面30
2の表示状態で編集領域を設定し直して、編集画面30
1に切り換える。この動作を繰り返すことによって、編
集作業が行われる。 従来技術(2) 図21は、第2の従来技術を示す図であり、(a)及び
(b)は、画面上で2枚のウィンドウが開かれていると
ころを示している。2枚のウィンドウには、それぞれ編
集画面401、及びレイアウト画面402が割り当てら
れている。(a)は、レイアウト画面上の部分図が表示
された編集画面401のウィンドウが、レイアウト画面
402が表示されたウィンドウの上にオーバラップ表示
されているところを示している。編集画面401内の図
形の編集作業を中断し、全体のレイアウトを表示させる
場合、(b)に示すようにレイアウト画面402が表示
されたウィンドウが、編集画面401が表示されたウィ
ンドウの上に表示されるように切り換えを行い、レイア
ウト画面402により全体のレイアウトを参照する。
【0005】編集者は(b)に示すレイアウト画面40
2を参照して全体のレイアウトを確認してから、再び
(a)に示すように編集画面401のウィンドウが前面
に表示されるように切り換えて編集作業を再開する。ま
た、編集領域を変更する場合には、(b)に示すオーバ
ラップ表示状態でレイアウト画面402内で編集領域を
設定し直してから、(a)に示すようにアクティブウィ
ンドウが編集画面401となるように切り換えを行って
編集作業を行う。
【0006】また、上記従来例の他、任意のズーミング
で編集する手段として、あらかじめ画面毎に拡大・縮小
等の画面表示モードを指定しておき、必要に応じて画面
表示モードを変更して編集を行う場合がある。例えば、
画面表示モードを縮小に指定した画面で大まかな編集を
行い、画面表示モードを拡大に指定した画面に切り換え
て、細部の編集を行う。この動作を繰り返すことによっ
て、編集作業が進められる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術には
次の問題点がある。の方法においては、表示画面30
1をレイアウト画面302に切り換える手順と、編集作
業に戻る際に編集画面301に切り換える手順が必要と
なるため、レイアウト画面を見ながら編集を行うことが
できない。また、編集領域を変更する場合には所定の手
順が必要となる。
【0008】の方法においては、レイアウト画面40
2が表示されたウィンドウと、編集画面401が表示さ
れたウィンドウを切り換える手順が必要となる。また、
この手順を省くため、ウィンドウが重ならないように配
置すると、図22に示すように、1画面上にレイアウト
画面502が表示されたウィンドウと、編集画面501
が表示されたウィンドウが並んで表示されるため、編集
画面501が表示されるウィンドウのサイズが小さくな
り、編集画面501に表示できる情報量が少なくなる。
また、編集領域を変更する場合には所定の手順が必要と
なる。
【0009】更に、前記した任意のズーミングで編集す
る方法の場合においても、編集画面の縮尺を変更する場
合には途中で画面表示モードを変更する操作が必要とな
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段を、図1に示す本願発明の原理ブロック図を用い
て説明する。
【0011】選択手段101は、画面106上に表示さ
れた要素の中から、任意の要素を選択する。選択手段1
01で選択される要素は、外部入力装置105によって
指定された始点及び終点によって定まる矩形領域内の要
素、或いは外部入力装置105によるクリック操作によ
って選択される要素である。
【0012】表示手段102は、前記選択手段101に
よって選択された要素を、前記画面106内にある拡縮
範囲107に表示する。編集手段103は、前記選択さ
れた要素に対して移動、変形、削除等の編集を行う。
【0013】拡縮制御手段104は、前記編集手段10
3による要素の編集に基づいて、前記選択された要素の
拡大/縮小の制御を行う。
【0014】
【作用】図1は、本願発明の原理ブロックを示す図であ
る。なお、以下に図形を対象として説明するが、本願発
明は図形の編集処理だけでなく、文字情報からなる文章
の編集処理にも適用することが可能である。
【0015】同図において、表示画面106にはレイア
ウト画面が表示されており、全ての図形が表示されてい
る。編集者は、レイアウト画面に表示された図形の中か
ら編集を行いたい図形を拡縮対象図形として、外部入力
装置105を用いて選択する。選択手段101は、外部
入力装置105による指示に基づいて図形の選択を行
う。図形の選択方法としては、外部入力装置105によ
って指定された表示画面106上の始点及び終点によっ
て定まる矩形領域内の図形が選択される方法、外部入力
装置105のクリック操作によって図形が1つ1つ選択
される方法等がある。
【0016】図形の選択が終了すると、表示画面106
上には拡縮範囲107が表示され、選択手段101によ
って選択された図形が表示手段102によって拡縮範囲
107上に表示される。この際、拡縮制御手段104に
よって拡縮範囲107内に拡縮対象図形が全て収まる程
度の大きさに拡大/縮小制御が行われる。また、上記矩
形領域を設定して図形を選択した場合には、矩形領域を
そそまま拡縮範囲107としても良い。
【0017】以上の処理により、拡縮範囲107に表示
された図形を示すのが(b)である。拡縮対象として、
レイアウト画面に表示された図形の中から4つの図形
A、B、C、Dが選択されている。編集者が拡縮範囲1
07内の図形Dを編集する際、例えば図形Dを右方向へ
移動する場合に、図形Dが拡縮範囲107を越えそうに
なるのを示したのが(c)である。更に、図形Dを右方
向へ移動する場合、(d)に示すように拡縮制御手段1
04によって各拡縮対象図形の縮小制御が行われ、表示
手段102による再表示によって各拡縮対象図形が拡縮
範囲107に丁度収まるようになる。図形の編集は、外
部入力装置105による指示により、編集手段103に
おいて処理が行われる。
【0018】また、逆に(d)に示す拡縮範囲107内
の図形Dを左方向へ移動する場合には、拡縮範囲107
の右側に空き領域が発生するので、拡縮制御手段104
によって各拡縮対象図形の拡大制御が行われ、表示手段
102による再表示によって各拡縮対象図形が拡縮範囲
107に丁度収まるようになる。それを示したのが、
(b)である。
【0019】
【実施例】図2及び図3は、本願発明の全体構成を示す
図であり、表示画面上に表示される図形を編集処理する
情報処理装置201、図形を表示画面上に表示するため
の制御を行う表示制御装置202、図形を表示するため
のディスプレイ装置203、外部入力装置として使用さ
れるマウス204、及び図形データ等が格納されるファ
イル205によって構成される。また、図2及び図3の
(b)〜(d)はディスプレイ装置203内の拡縮範囲
に表示された拡縮対象図形を示している。
【0020】図4は、本願発明の概要を示したフローチ
ャートである。同図を用いて、図2及び図3を参照しな
がら本願発明の概要を説明する。先ず、レイアウト画面
に表示された図形の中から、拡縮対象となる図形の選択
を行う。マウス204によって指定されたレイアウト画
面上の始点及び終点によって定まる矩形領域内の図形
が、拡縮対象図形として選択される。即ち、例えば、図
2(b)、及び図3(b)に示すように、レイアウト画
面上のaの位置でマウス204上のボタンを押し、ボタ
ンを押したままbの位置までマウス204を移動し、b
の位置でボタンをアップすることにより、始点a、終点
bを対角線上の頂点とする矩形領域内に表示されている
図形が拡縮対象図形として選択される。また、マウス2
04のクリック操作によって拡縮対象図形を1つ1つ直
接選択しても良い(ステップS101)。
【0021】次に、上記ステップS101で選択された
拡縮対象図形を、それぞれ認識する。レイアウト画面で
表示された図形の情報は、全てファイル205に格納さ
れており、拡縮対象図形を決定する際に、順次ファイル
205からそれらの情報が読み出され、各拡縮対象図形
の表示位置、大きさ等が認識される(ステップS10
2)。
【0022】続いて、ステップS101で選択された拡
縮対象図形が、全て表示されるように拡縮範囲が表示さ
れる。矩形領域を設定して拡縮対象図形を選択した場合
には、該矩形領域がそのまま拡縮範囲の領域にされる
か、または矩形領域が拡大/縮小されて拡縮範囲として
設定される。一方、マウス204のクリック操作によっ
て拡縮対象図形が1つ1つ選択された場合には、選択さ
れた図形が全て収まるように拡縮範囲が設定される(ス
テップS103)。
【0023】次に、編集作業が終了したか否かを判断す
る。編集作業の終了は、例えばマウス204の移動に連
動するマウスカーソルが、表示画面上の終了を示す領域
へ移動された状態でマウス204上のボタンがクリック
される操作を検出する等によって判断する。編集作業が
終了の場合には、ステップS105へ進み編集が終了す
る。編集作業を続ける場合には、ステップS106へ進
んで編集作業が続行される(ステップS104)。
【0024】前ステップS104で編集作業が終了と判
定されれば、拡縮範囲を閉じてレイアウト画面が表示さ
れるようにし、編集を終了する(ステップS105)。
次に、拡縮範囲に表示された図形の中から、編集対象図
形が選択されたか否かを判断する。編集対象図形は、マ
ウス204上のボタンのクリック操作によって拡縮範囲
に表示された図形の中からただ1つが選択されても良い
し、複数の図形が選択されても良い。編集対象図形が選
択されればステップS107へ進み、選択されなければ
ステップS103へ戻る(ステップS106)。
【0025】次に、マウス204の移動があったか否か
を判断する。マウス204の移動がなければステップS
103へ戻り、マウス204の移動があれば次のステッ
プS108へ進む(ステップS107)。
【0026】マウス204の移動があった場合には、マ
ウス204の移動量の取得が行われると共に、編集が図
形の移動の場合には、編集対象図形もマウス204の移
動に伴って移動する。図2(c)は、操作対象図形Dが
右方向へ移動される場合を示している。また、編集が図
形の変形の場合には、マウス204の移動に伴って編集
対象図形の変形が行われる。図3(c)は、編集対象図
形Dが変形(拡大)された場合を示している(ステップ
S108)。
【0027】次に、編集対象図形が拡縮範囲からはみ出
したか否かを判断する。拡縮範囲からはみ出さない場合
にはステップS110へ進み、拡縮範囲からはみ出した
場合にはステップS112へ進む(ステップS10
9)。
【0028】編集対象図形が拡縮範囲からは出さない場
合には、編集対象図形の編集によって、拡縮範囲の領域
周辺に空き領域が発生したか否かを判断する。空き領域
が発生しない場合にはステップS111へ進み、空き領
域が発生した場合にはステップS112へ進む(ステッ
プS110)。
【0029】前ステップS110で空き領域が発生しな
い場合には、拡縮範囲内の図形は拡大/縮小する必要が
ないため、編集が図形の移動の場合には移動後の図形の
位置を求め、編集が図形の変形の場合には変形後の図形
の大きさを求めて編集対象図形の再表示を行い、ステッ
プS103に戻る(ステップS111)。
【0030】編集対象図形が拡縮範囲からはみ出す場合
には、全ての拡縮対象図形が拡縮範囲内に収まるように
縮小率を計算する。また、編集対象図形の編集によっ
て、拡縮範囲の領域周辺に空き領域が発生する場合には
全ての拡縮対象図形が拡縮範囲内に収まるように拡大率
を計算する(ステップS112)。
【0031】次に、前ステップS112で求められた拡
大/縮小率に基づいて、各拡縮対象図形の大きさ、表示
位置を計算する(ステップS113)。続いて、前ステ
ップS113で求められた各拡縮対象図形の大きさ、表
示位置に基づいて全ての拡縮対象図形の再表示を行う。
図2(d)は、編集対象図形Dの右方向の移動により拡
縮範囲内の各拡縮対象図形が縮小された場合を示してい
る。また、図3(d)は、編集対象図形Dの変形(拡
大)によって拡縮範囲内の他の拡縮対象図形が縮小され
た場合を示している(ステップS114)。
【0032】更に、編集対象図形の移動、変形に伴って
新たな図形が拡縮範囲内に表示された場合、その図形を
拡縮対象図形に加えてステップS103へ戻る(ステッ
プS115)。
【0033】また、図形Dを上述した場合とは反対に左
方向に移動、或いは図形Dを変形(縮小)した場合に
は、図2及び図3の拡縮範囲は(d)→(c)→(b)
のように変化し拡縮範囲内の各拡縮対象図形(但し、図
3の図形Dは除く)は拡大される。
【0034】図5〜図8のフローチャートを用いて、上
述した処理をより詳細に説明する。なお、以下のフロー
チャートにおいて、変数は次のように設定される。 P1(X1,Y1):拡縮範囲左上座標 P2(X2,Y2):拡縮範囲右下座標 P3(X3,Y3):マウス204の移動に連動したマ
ウスカーソルの座標 P3’(X3’,Y3’):上記マウスカーソルの最新
座標 XM,YM:上記マウスカーソルの移動量 editflag :編集状態フラグ(1=編集中,0
=未編集中) NI(XI,YI,WI,HI):図形情報(左上のX
座標、左上のY座標、幅、高さ) (I=0〜n:図形
数) MJ(XJ,YJ,WJ,HJ):記憶した拡縮対象図
形情報 ML(XL,YL,WL,HL):拡縮範囲内左端座標
情報 MR(XR,YR,WR,HR):拡縮範囲内右端座標
情報 MT(XT,YT,WT,HT):拡縮範囲内上端座標
情報 MB(XB,YB,WB,HB):拡縮範囲内下端座標
情報 NN(XN,YN,WN,HN):編集対象図形の図形
情報 PC(XC,YC):拡縮範囲内の拡縮の基準点 XS,YS:縮小/拡大率 上記拡縮範囲内左端座標情報、拡縮範囲内右端座標情
報、拡縮範囲内上端座標情報、拡縮範囲内下端座標情報
は、それぞれ拡縮範囲内の最左端の図形情報、最右端の
図形情報、最上端の図形情報、最下端の図形情報が格納
される。
【0035】先ず、マウス204のボタンダウンによ
る、拡縮範囲左上座標P1を取得する。マウス204の
ボタンを押したまま移動することによって、拡縮範囲左
上座標P1とマウスカーソルとによって定まる矩形領域
が表示される(ステップS201)。
【0036】次に、マウス204のボタンアップによ
る、拡縮範囲右下座標P2を取得する。拡縮範囲左上座
標P1と拡縮範囲右下座標P2とによって定まる矩形領
域が拡縮範囲となる。拡縮範囲は、図9に示す矩形領域
内となる(ステップS202)。
【0037】各パラメータI、J、ML、MR、MT、
MB、及びeditflagの初期化を行う(ステップ
S203)。次に、レイアウト画面内の図形Iの図形情
報を取得する。図形情報は、図10に示すように4つの
パラメータ(XI,YI,WI,HI)を所有してい
る。XIは図形Iの左上のX座標を、YIは図形Iの左
上のY座標を、WIは図形の幅を、HIは図形の高さを
それぞれ示している(ステップS204)。
【0038】前ステップS204で取得された図形I
が、ステップS202で定まった矩形領域に含まれるか
否かを判定する。取得された図形情報NIと拡縮範囲左
上座標P1、拡縮範囲右下座標P2との比較を以下のよ
うに行う。
【0039】X1≦XI、Y1≦YI、XI+WI≦X
2、YI+HI≦Y2 上記の条件を全て満たす場合に、図形Iを拡縮対象図形
と見なしステップS206へ進み、条件を満たさない場
合には拡縮対象図形とは見なさずにステップS216へ
進む。図11に示すように、図形A、B、D、Eは矩形
領域内に完全には含まれていないので、拡縮対象図形と
見なさない。図形Cは矩形領域内に完全に含まれるの
で、拡縮対象図形と見なす(ステップS205)。
【0040】前ステップS205で、図形Iが拡縮対象
図形であると見なされた場合には、MJに図形Iの図形
情報NIを代入して記憶する(ステップS206)。次
に、Jの値をインクリメントする(ステップS20
7)。
【0041】続いて、図形Iの左端のX座標XIが、拡
縮範囲内左端座標MLのX座標XLより小さいか否かを
判定する。XIがXLより小さい場合には次のステップ
S209へ進み、その他の場合にはステップS210へ
進む(ステップS208)。
【0042】XIがXLより小さい場合には、拡縮範囲
内左端座標MLに図形Iの図形情報NIを代入する。図
12に示す図形A’はAより左にあるので、拡縮範囲内
左端座標MLは図形AからA’に更新される(ステップ
S209)。
【0043】次に、図形Iの上端のY座標YIが、拡縮
範囲内上端座標MTのY座標YTより小さいか否かを判
定する。YIがYTより小さい場合には次のステップS
211へ進み、その他の場合にはステップS212へ進
む(ステップS210)。
【0044】YIがYTより小さい場合には、拡縮範囲
内上端座標MTに図形Iの図形情報NIを代入する。図
12に示す図形B’はBより上にあるので、拡縮範囲内
上端座標MTは図形BからB’に更新される(ステップ
S211)。
【0045】次に、図形Iの右端のX座標XI+WI
が、拡縮範囲内右端座標MRのX座標XR+WRより大
きいか否かを判定する。XI+WIがXR+WRより大
きい場合には次のステップS213へ進み、その他の場
合にはステップS214へ進む(ステップS212)。
【0046】XI+WIがXR+WRより大きい場合に
は、拡縮範囲内右端座標MRに図形Iの図形情報NIを
代入する。図12に示す図形C’はCより右にあるの
で、拡縮範囲内右端座標MRは図形CからC’に更新さ
れる(ステップS213)。
【0047】次に、図形Iの下端のY座標YI+HI
が、拡縮範囲内下端座標MBのY座標YB+HBより大
きいか否かを判定する。YI+HIがYB+HBより大
きい場合には次のステップS215へ進み、その他の場
合にはステップS216へ進む(ステップS214)。
【0048】YI+HIがYB+HBより大きい場合に
は、拡縮範囲内下端座標MBに図形Iの図形情報NIを
代入する。図12に示す図形D’はDより下にあるの
で、拡縮範囲内下端座標MBは図形DからD’に更新さ
れる(ステップS215)。
【0049】次に、レイアウト画面内の全ての図形の図
形情報の取得が終了したか否かを判断する。図形情報の
取得が終了していなければステップS217へ進み、図
形情報の取得が終了していればステップS218へ進む
(ステップS216)。
【0050】次の図形の図形情報を取得するためにIを
インクリメントして、ステップS204へ戻る(ステッ
プS217)。レイアウト画面内の全ての図形に対し
て、拡縮対象か否かの判断が終了した場合、拡縮対象図
形数としてJを記憶する。また、拡縮範囲の表示も行う
が、以後の説明はステップS201〜S202で設定さ
れた矩形領域をそのまま拡縮範囲とした場合の説明を行
う(ステップS218)。
【0051】次に、現在のマウスカーソルの座標P3
(X3,Y3)を取得する(ステップS219)。矩形
領域の設定時に設定されたeditflagが“1”で
あるか否かの判定を行う。editflagが“1”で
あれば、拡縮範囲内の図形に対して編集が行われると判
断してステップS222へ進み、editflagが
“0”であれば、拡縮範囲内の図形に対して編集が行わ
れないと判断してステップS221へ進み処理を終了す
る(ステップS220)。
【0052】前ステップで編集が行われると判断されれ
ば、現在のマウスカーソルの座標P3’(X3’,Y
3’)を取得する(ステップS222)。前回のマウス
カーソル座標P3と、現在のマウスカーソル座標P3’
が同じであるか否かの判定を行う。同じであればマウス
204の移動がなかったと見なし、ステップS220へ
戻る。違えばマウス204の移動があったと見なし、次
のステップS224へ進む(ステップS223)。
【0053】マウス204の移動があれば、編集対象図
形Nの選択を行い、図形情報NN(XN,YN,WN,
HN)を取得する。但し、ここでは拡縮対象図形の中の
ただ1つの図形が編集対象として選択される場合を説明
する(ステップS224)。
【0054】次に、マウスカーソルのX方向移動量XM
=X3’−X3、Y方向移動量YM=Y3’−Y3を計
算する。前ステップS224で選択された編集対象図形
Nは、マウスカーソルの移動に伴って移動する。図13
にマウスカーソルの移動とその移動量を示す(ステップ
S225)。
【0055】次に、編集対象図形の移動により、編集対
象図形が拡縮範囲からはみ出したか否かを、以下の4つ
の条件を用いて判定する。 XN+XM≦X1、X2≦XN+WN+XM、YN+Y
M≦Y1、Y2≦YN+HN+YM 上記4つの条件の中の1つでも満足されれば拡縮範囲か
らはみ出したものと見なし、拡縮制御を行うためにステ
ップS227へ進む。また、4つの条件のどれにも当て
はまらなければ拡縮範囲からはみ出さないと見なし、ス
テップS228へ進む。図14は図形A〜Dが拡縮範囲
からはみ出す場合を示している。図形A’〜D’は、図
形A〜Dをそれぞれ左側、上側、右側、下側に移動して
編集領域からはみ出した状態を示している(ステップS
226)。
【0056】前ステップS226で編集対象図形が拡縮
範囲からはみ出した場合、マウスカーソルのX方向移動
量XMにXMの絶対値を代入し、Y方向移動量YMにY
Mの絶対値を代入する(ステップS227)。
【0057】また、前記ステップS226で編集対象図
形が拡縮範囲からはみ出さなかった場合、ステップS2
28〜S231において、拡縮範囲に空き領域が発生し
たか否かを判定する。先ず、編集対象図形の図形情報N
Nが拡縮範囲内左端情報ML又は拡縮範囲内上端情報M
Tと同じであるか否かを判定する。同じものであればス
テップS229へ進み、違うものであればステップS2
30へ進む(ステップS228)。
【0058】編集対象図形の図形情報NNが拡縮範囲内
左端情報MLと同じである場合には、マウスカーソルが
X方向の“+”方向に移動すれば拡縮範囲に空き領域が
発生する。また、編集対象図形の図形情報NNが拡縮範
囲内上端情報MTと同じである場合には、マウスカーソ
ルがY方向の“+”方向に移動すれば拡縮範囲に空き領
域が発生する。拡縮範囲に空き領域が発生する場合には
ステップS233へ進み拡縮制御を行い、拡縮範囲に空
き領域が発生しない場合にはステップS232へ進み通
常処理を行う。図15は図形A〜Dの移動によって、拡
縮範囲に空き領域が発生したところを示している。同図
において、図形A〜Bをそれぞれ右側、下側に移動して
図形A’〜B’の位置に移動されることにより、拡縮範
囲に空き領域が発生している(ステップS229)。
【0059】次に、編集対象図形の図形情報NNが拡縮
範囲内右端情報MR又は拡縮範囲内下端情報MBと同じ
であるか否かを判定する。同じものであればステップS
231へ進み、違うものであればステップS232へ進
む(ステップS230)。
【0060】編集対象図形の図形情報NNが拡縮範囲内
右端情報MRと同じである場合には、マウスカーソルが
X方向の“−”方向に移動すれば拡縮範囲に空き領域が
発生する。また、編集対象図形の図形情報NNが拡縮範
囲内下端情報MBと同じである場合には、マウスカーソ
ルがY方向の“−”方向に移動すれば拡縮範囲に空き領
域が発生する。拡縮範囲に空き領域が発生する場合には
ステップS233へ進み拡縮制御を行い、拡縮範囲に空
き領域が発生しない場合にはステップS232へ進み通
常処理を行う。図15は図形A〜Dの移動によって、拡
縮範囲に空き領域が発生したところを示している。図形
C〜Dをそれぞれ左側、上側に移動し状態が図形C’〜
D’である(ステップS231)。
【0061】拡縮範囲に空き領域が発生しない場合に
は、拡縮制御を行う必要がないため、編集対象図形に対
する通常の編集を行いステップS220へ戻る(ステッ
プS232)。
【0062】また、拡縮範囲に空き領域が発生する場合
には、マウスカーソルのX方向移動量XMに、XMの絶
対値に負の符号を付加したものを代入し、Y方向移動量
YMに、YMの絶対値に負の符号を付加したものを代入
する(ステップS233)。
【0063】次に、X方向、Y方向の縮小率、拡大率を
それぞれ以下の式を用いて計算し、ステップS235へ
進む(ステップS234)。 XS=(X2−X1)/(X2−X1+XM) YS=(Y2−Y1)/(Y2−Y1+YM) 図16は、マウスカーソルの移動による拡縮範囲内の拡
縮対象図形の拡大/縮小率の計算方法を示している。マ
ウスカーソルの移動により、拡縮範囲Aに空き領域が発
生する場合には、マウスカーソルの移動量XM或いはY
Mが負の数となり、拡縮対象図形はA’の領域で表示可
能となるが、Aの領域に表示するために拡縮対象図形を
それぞれ拡大する。その時の拡大率が上式である。
【0064】また、マウスカーソルの移動により、編集
図形が拡縮範囲Aを越える場合には、マウスカーソルの
移動量XM或いはYMが正の数となり、拡縮対象図形を
表示するためにはA”の領域が必要となるが、Aの領域
に表示するために拡縮対象図形をそれぞれ縮小する。そ
の時の縮小率が上式である。
【0065】次に、拡縮対象図形の図形番号を示すJの
値に“0”を代入する(ステップS235)。続いて、
拡縮対象図形の図形番号Jに対応する図形情報MJを取
得する(ステップS236)。
【0066】次に、ステップS234で求めた縮小率、
拡大率に基づいて拡縮対象図形Jの情報を以下の式を用
いて計算する。ここでXCとYCは、拡縮範囲内の拡縮
制御のための基準点を示しており、通常は拡縮範囲内の
左上座標を基準点とする(ステップS237)。
【0067】XJ=(XJ−XC)×XS+XC、YJ
=(YJ−YC)×YS+YC、WJ=WJ×XS、H
J=HJ×YS 図17は、元の図形Aを縮小、拡大したところを示した
ものであり、A’は縮小された図形を、A”は拡大され
た図形を示している。
【0068】次に、拡縮対象図形の図形番号Jをインク
リメントする(ステップS238)。次に、拡縮対象図
形の図形番号Jが、上記ステップS218で記憶された
拡縮対象図形数と一致するか否かを判定し、一致すれば
全ての拡縮対象図形の図形情報の取得を終了したものと
判断し、一致しなければステップS236へ戻って次の
拡縮対象図形の図形情報の取得を行う(ステップS23
9)。
【0069】続いて、ステップS237において求めら
れた拡縮範囲内の全ての拡縮対象図形の図形情報に基づ
いて、拡縮範囲内に全ての拡縮対象図形を再表示する
(ステップS240)。
【0070】次に、移動後のマウスカーソル座標P3’
を元のマウスカーソル座標P3に代入して、マウスカー
ソル座標P3の更新を行う(ステップS241)。最後
に、ステップS203〜S218と同様の処理を行う。
これにより、編集対象図形の移動によって拡縮対象図形
でなかった図形が新たに拡縮範囲内に現れた場合に、そ
の図形が拡縮対象図形として認識され拡縮範囲内に表示
される。また、編集対象図形の移動によって拡縮範囲内
左端座標情報ML、拡縮範囲内右端座標情報MR、拡縮
範囲内上端座標情報MT、拡縮範囲内下端座標情報MB
に変更がある場合には、それらの情報の更新が行われ
る。処理終了後ステップS220へ戻る(ステップS2
42)。
【0071】以上の処理により、拡縮対象図形の中から
ただ1つの図形が編集対象図形として選択され、編集対
象図形の移動によって拡縮範囲内の各拡縮対象図形が拡
大/縮小表示される。編集対象図形の変形、削除、追加
等の編集作業においても、上記処理と同様の処理によっ
て上記拡縮制御の実現が可能である。
【0072】また、上記実施例では編集図形としてただ
1つの図形が選択された場合を説明したが、図18に示
すように複数の図形A〜Dが選択された場合でも、それ
らの図形A〜Dを包絡する図形Eを求め、該図形Eに対
し図形情報(XI,YI,WI,HI)を同図に示すよ
うに定めることによって、上記実施例のように1つの図
形が選択された場合と同様にして処理することが可能で
ある。
【0073】更には、図形の形状を矩形のものに限定し
て説明したが、図19に示すように、矩形以外の図形に
ついても図形を包含する最小の矩形領域を設定すること
によって、矩形図形と同じ処理を行うことが可能にな
る。文字に関しても、同様な方法により矩形領域を設定
することによって、形状が矩形の図形と同じ処理を行う
ことが可能になる。
【0074】本願発明は図形を論理回路として扱えば、
回路設計に使用されるCADに適用することが可能であ
る。また、本願発明は図形だけでなく、文書編集に応用
することによって、必要な文書箇所を常に拡縮範囲内に
表示でき、編集中に拡縮範囲内に表示された前後の文章
関係を参照しながら文章の作成や、校正を行うことが可
能になる。また、文字だけでなく、図形、表、画像等を
含んだ文書編集にも適用できることは言うまでもない。
【0075】また、本実施例では外部入力装置としてマ
ウスを用いて説明したが、トラックボール、タッチスク
リーン、タブレット、ペン等の入力装置であっても良い
ことは言うまでもない。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明において
はレイアウト画面内の任意の図形が拡縮対象として選択
され、拡縮対象図形内の編集対象図形の編集作業に伴っ
て、拡縮範囲内の各拡縮対象図形が自動的に拡大/縮小
されるため、以下の効果を得ることができる。 .拡縮範囲内の要素が自動的に拡大/縮小されるの
で、拡縮範囲内の要素の拡縮を指定する余分な操作を必
要としない。 .予め指定した要素が常に拡縮範囲内に表示されるの
で、編集時のスクロール処理を必要としない。 .予め指定した要素が常に拡縮範囲内に表示されるの
で、レイアウトに重点をおいた編集が可能となる。 .常にレイアウトを把握できるので、表示画面をレイ
アウト画面に切り換えるための余分な手間を必要としな
い。 .常にレイアウトを把握できるので、最適な配置を模
索しながらの編集が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の原理を示す図である。
【図2】本願発明の編集対象図形の移動を示す図であ
る。
【図3】本願発明の編集対象図形の変形を示す図であ
る。
【図4】本願発明の概要を示すフローチャートである。
【図5】本願発明の詳細を示すフローチャート(その
1)である。
【図6】本願発明の詳細を示すフローチャート(その
2)である。
【図7】本願発明の詳細を示すフローチャート(その
3)である。
【図8】本願発明の詳細を示すフローチャート(その
4)である。
【図9】拡縮範囲の設定を示す図である。
【図10】拡縮対象図形の座標を示す図である。
【図11】拡縮範囲に図形が含まれるか否かを示す図で
ある。
【図12】拡縮範囲の座標情報であるML、MR、M
T、MBの対象となる図形を示す図である。
【図13】マウスカーソルの移動量の取得を示した図で
ある。
【図14】編集対象図形が移動により拡縮範囲からはみ
出した場合を示す図である。
【図15】編集対象図形の移動により拡縮範囲の領域周
辺に空き領域が発生した場合を示す図である。
【図16】拡縮対象図形の拡大/縮小率を示す図であ
る。
【図17】図形の拡大/縮小制御によって図形がどの位
置に表示されるかを示した図である。
【図18】拡縮対象図形の中から複数図形が編集対象と
して選択された場合の座標を示した図である。
【図19】図形の形状が矩形以外の場合の座標を示した
図である。
【図20】第1の従来技術を示す図であり、(a)は編
集画面を、(b)はレイアウト画面を示している。
【図21】第2の従来技術を示す図であり、(a)は編
集画面が表示されるウィンドウを、(b)はレイアウト
画面が表示されるウィンドウを示している。
【図22】図21に示す第2の従来技術の問題点を示す
図である。
【符号の説明】
101 選択手段 102 表示手段 103 編集手段 104 拡縮手段 105 外部入力装置 106 表示画面 107 拡縮範囲

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面(106)上の任意の要素を選択す
    る選択手段(101)と、 前記選択手段(101)によって選択された要素を、前
    記画面(106)内にある拡縮範囲(107)に表示す
    る表示手段(102)と、 前記選択された要素を編集する編集手段(103)と、 前記編集手段(103)による要素の編集に基づいて、
    前記選択された要素の拡縮を制御する拡縮制御手段(1
    04)と、 を有することを特徴とする編集画面の表示制御装置。
  2. 【請求項2】 前記拡縮制御手段(104)は、前記編
    集される要素が前記拡縮範囲(107)からはみ出す場
    合には前記選択された要素を縮小する制御を行い、前記
    編集される要素の編集によって前記拡縮範囲(107)
    内の領域周辺に空き領域が生じる場合には前記選択され
    た要素を拡大する制御を行うこと、 を特徴とする請求項1に記載の編集画面の表示制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記選択手段(101)は、前記拡縮範
    囲(107)内の前記選択した要素の中から最左端の要
    素、最右端の要素、最上端の要素、最下端の要素の少な
    くとも1つを決定し、 前記拡縮制御手段(104)は、前記編集される要素が
    該最左端の要素、該最右端の要素、該最上端の要素、又
    は最下端の要素と一致するかを判定し、一致した場合に
    は、前記編集手段(103)による要素の編集に基づい
    て拡縮制御を行い、該要素の編集によって該最左端の要
    素、該最右端の要素、該最上端の要素、又は最下端の要
    素を更新すること、 を特徴とする請求項2に記載の編集画面の表示制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記編集手段(103)による編集は、
    前記選択された要素の中のただ1つの要素に対して行わ
    れること、 を特徴とする請求項1に記載の編集画面の表示制御装
    置。
  5. 【請求項5】 前記編集手段(103)による編集は、
    前記選択された要素の中の複数の要素に対して行われる
    こと、 を特徴とする請求項1に記載の編集画面の表示制御装
    置。
  6. 【請求項6】 前記画面(106)上の任意の要素は、
    論理回路または該論理回路を接続する配線であること、 を特徴とする請求項1に記載の編集画面の表示制御装
    置。
  7. 【請求項7】 前記画面(106)上の任意の要素は、
    文章中の文字であること、 を特徴とする請求項1に記載の編集画面の表示制御装
    置。
  8. 【請求項8】 前記選択手段(101)で選択される要
    素は、外部入力装置(105)によって指定された始点
    及び終点によって定まる矩形領域内の要素であること、 を特徴とする請求項1に記載の編集画面の表示制御装
    置。
  9. 【請求項9】 前記選択手段(101)で選択される要
    素は、外部入力装置(105)によるクリック操作によ
    って選択される要素であること、 を特徴とする請求項1に記載の編集画面の表示制御装
    置。
  10. 【請求項10】 前記選択手段(101)は、前記拡縮
    制御手段(104)による要素の縮小によって、新たに
    前記拡縮範囲(107)内に表示された要素も含めるこ
    と、 を特徴とする請求項1に記載の編集画面の表示制御装
    置。
  11. 【請求項11】 前記選択手段(101)は、前記編集
    手段(103)によって新たに作成された要素も含める
    こと、 を特徴とする請求項1に記載の編集画面の表示制御装
    置。
  12. 【請求項12】 編集可能な表示画面を有するシステム
    において、 前記表示画面内の任意の範囲を拡縮範囲として指定する
    手段と、 前記表示画面内の要素毎に該拡縮範囲内であるか否かを
    認識する手段と、 編集操作時の外部入力装置の移動量に連動して、前記認
    識された要素の拡縮を制御する手段と、 前記認識された要素の拡縮がなされる状態で該認識され
    た要素の編集を行う手段と、 を有することを特徴とする編集画面の表示制御装置。
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