JPH1097398A - データアイテムのリストの表示方法及びコンピュータ制御ディスプレイシステム - Google Patents

データアイテムのリストの表示方法及びコンピュータ制御ディスプレイシステム

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JPH1097398A
JPH1097398A JP9177749A JP17774997A JPH1097398A JP H1097398 A JPH1097398 A JP H1097398A JP 9177749 A JP9177749 A JP 9177749A JP 17774997 A JP17774997 A JP 17774997A JP H1097398 A JPH1097398 A JP H1097398A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ユーザがグラフィカルディスプレイシステム
の作業面上のデータアイテムの長いリストを眺めること
を可能にする方法を提供する。 【解決手段】 この方法は、データアイテムの直線リス
トを選択するステップと、前記選択されたデータアイテ
ムの直線リストを含む第1領域を識別するステップと、
サブステップを行うことによって前記領域をフロー領域
に変換するステップと、を含む。該サブステップは、前
記データアイテムの直線リスト内の各アイテムのアイテ
ムサイズを決定し、前記フロー領域のサイズを決定し、
前記データアイテムの直線リスト内の各アイテムを表示
するために必要な縦状コラムの数を決定し、前記フロー
領域内の前記縦状コラムの数を生成し、前記リストと同
一の順序で前記データアイテムを前記縦状コラムにマッ
ピングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータ制御デ
ィスプレイシステム用のユーザインターフェイスの分野
に関し、特にユーザインターフェイスの作業スペースの
より効率的な編成に関する。
【0002】
【従来の技術】ペンベースシステム及び「電子ホワイト
ボード」(例えば、ゼロックス社(Xerox Corporation)
の一部門である LiveWorksから利用可能な LiveBoard
(商品名))などのコンピュータベースシステムは、ペ
ン、スタイラス又はカーソル制御デバイスなどの入力デ
バイスの使用に基づいたグラフィカルユーザインターフ
ェイスを提供する。このようなシステムでは、「ディス
プレイ」はデータを示す手段及び入力媒体として動作す
る作業スペースを示す。入力デバイスを使用して生成さ
れるペンのストロークによって、グラフィックオブジェ
クトをディスプレイ上に「ドローする(描く、線などを
引く)」ことができる。グラフィックオブジェクトは、
単語、数字又は表示できるあらゆるものを表すことがで
きる。次に、ジェスチャーとして既知の入力技術を使用
して、様々な操作をグラフィックオブジェクトに対して
行うことができる。ジェスチャー自体は、命令として解
釈される単なるペンのストロークにすぎない。時とし
て、このようなシステムはドローモードの操作とジェス
チャーモードの操作を有し、ペンストロークが固定グラ
フィックオブジェクトを生成する場合とペンストローク
をジェスチャーとして処理する場合とを区別している。
【0003】ユーザとの対話を容易にするため、LiveBo
ard システムは構造の概念を提供する。LiveBoard シス
テムが用いる様々なタイプの構造は、本願と同一の譲渡
人に譲渡された "Apparatus and Method For Supportin
g the Implicit Structure of Freeform Lists, Outlin
es, Text, Tables, and Diagrams In A Gesture-Based
Input System and Editing System"というタイトルの E
PA 0 667 567 A2 に記載されている。概念的に、構造と
は特定の関係を有するグラフィックオブジェクトの集ま
り、例えば LiveBoardに書き込まれるアイテムのリスト
などである。構造の操作が生じると、アイテム間の関係
は維持される。例えば、リストの中間にアイテムを入力
すると挿入箇所より下のアイテムは下に移動し、挿入さ
れたアイテムのためのスペースをつくる。
【0004】電子ホワイトボードを使用する場合、リス
ト及び他の構造は明確な領域においてクラスタ化され
る。これは、オブジェクトを生成する際又は標準の編集
機能を用いてグラフィックオブジェクトを移動させるこ
とによって意識的に行われうる。オブジェクト及び構造
が配置される位置が近いため、ユーザが操作によって一
定のオブジェクト又は構造のみに影響を及ぼしたいとき
に問題が生じうる。
【0005】簡潔な例がリストの操作においてみられ
る。アイテムをリスト内の異なる位置に移動させること
によってリストを再順序づけするなどのリスト操作を支
援するには、システムはリストを含む領域を計算できな
ければならない。次に、リストの再順序づけ操作は、リ
ストを含む領域内のオブジェクトのみに影響を及ぼし、
他の領域内のオブジェクトをそのままにする。しかし、
アイテム及び構造が密接してクラスタ化されると、この
領域を決定することが困難な場合がある。更に、この領
域が正確に決定されていても、操作を行うことによって
リストアイテムを他のオブジェクト上に重ね書きしてし
まう可能性がある。
【0006】この問題に対処する1つの方法は、アイテ
ムを手動で選択し、これらをグループ化して作業スペー
ス内の別の位置に移動させることである。しかし、これ
は面倒であり、多少非生産的である。
【0007】領域を決定する別の技術が前述の EPA 0 6
67 567 A2 に記載されており、ここでは、ユーザがドロ
ーしたボーダーラインを使用して選択操作の空間範囲を
制限している。ボーダーラインは、ボーダーラインがド
ローされる箇所に固定される。従って、例えばボーダー
がリストの底部に設定された場合、リストの選択はその
ボーダーにおいて終わる。しかし、アイテムがリストに
追加される場合、リストの後に続く選択がボーダーによ
って妨げられないようにボーダーを手動で移動させなく
てはならない。これは、選択操作の範囲を制限するには
有用であるが、リストを更新しなくてはならない場合に
面倒になりうる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ユーザがグラフィカル
ディスプレイシステムの作業面上のデータアイテムの長
いリストを眺めることを可能にする方法が開示される。
例えば電子ホワイトボードのようなグラフィカルディス
プレイシステムを操作する多くの場合において、アイテ
ムの長いリストが生成されるブレインストーミングが生
じる。不都合なことに、リストが非常に長くなってリス
ト上の全てのアイテムを一度に眺めることができない場
合がある。これは、リスト内のアイテムの操作、例えば
リストの再順序づけを非常に面倒にしうる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、リストが含ま
れる領域をユーザがフロー領域に変えることを可能にす
ることによってこの問題を対処する。フロー領域におい
て、通常眺めることが可能な作業面領域のサイズである
矩形領域は縦状コラム内に編成される。長いリスト内の
アイテムは縦状コラムにマッピングされる。アイテムを
リストに追加するか又はリストから削除すると、縦状コ
ラム内に含まれるアイテムは他のコラムに「フローす
る」ことができる。リストアイテムのこの縦列(コラム
状)編成はユーザにとって非常に直覚的であり、リスト
操作を非常に自然に行うことを可能にする。この編成に
おいて、リストの最上部のアイテムは第1コラムにあ
り、リストは左から右に縦状に表示される。
【0010】領域からフロー領域への変換は、予め定め
られた平行移動操作を使用するか又は領域をフロー領域
内に「圧縮する(squeeze)」ことによって行われる。領
域を「圧縮する」ことにより、底部ボーダーが選択さ
れ、垂直方向に移動されて垂直方向により短い領域を生
成する。次に、システムはリストアイテムをフロー領域
に変換する。フロー領域を生成する際に、アイテムのサ
イズと、アイテムのリストの表示に必要なコラムの数を
決定する。リストアイテムのサイズの再スケーリングも
結果として生じうる。フロー領域は、破線で表示される
構造化ボーダーによって示される。
【0011】本発明の請求項1の態様は、コンピュータ
制御ディスプレイシステムにおいてデータアイテムのリ
ストを表示する方法であって、a)データアイテムの直
線リストを選択するステップと、b)前記選択されたデ
ータアイテムの直線リストを含む第1領域を識別するス
テップと、c)サブステップを行うことによって前記領
域をフロー領域に変換するステップと、を含み、前記サ
ブステップは、c1)前記データアイテムの直線リスト
内の各アイテムのアイテムサイズを決定し、c2)前記
フロー領域のサイズを決定し、c3)前記データアイテ
ムの直線リスト内の各アイテムを表示するために必要な
縦状コラムの数を決定し、c4)前記フロー領域内の前
記縦状コラムの数を生成し、c5)前記リストと同一の
順序で前記データアイテムを前記縦状コラムにマッピン
グする。
【0012】本発明の請求項2の態様は、ディスプレイ
上のデータアイテムの長いリストを示すコンピュータ制
御ディスプレイシステムであって、ディスプレイデータ
を生成する処理手段と、ユーザが入力データ及び操作コ
マンドを提供することを可能にする入力手段と、前記デ
ータアイテムの長いリストを表示すると共に、各々が前
記データアイテムの長いリストのサブセットを含む複数
の縦状フローコラムから構成されるフロー領域を作業面
上に示すディスプレイと、を含む。
【0013】
【発明の実施の形態】グラフィックベースのコンピュー
タシステムにおいて作業スペースを編成するシステムが
開示される。本発明の好適な実施の形態は、構造化ボー
ダーを使用してテッセレートされた作業スペースを生成
し管理する技術において実施される。テッセレートされ
た作業スペースは作業スペースを非重複領域に完全に分
割するものであり、グラフィックオブジェクトの操作は
グラフィックオブジェクトを含む領域に制限される。こ
のような操作は、作業スペース上に書き込んだアイテム
のリストを操作する際に特に有益である。
【0014】本発明は、完全な直線テッセレーションを
維持するように動作する。従って、ボーダーが削除され
るか又は変更されると、「依存」ボーダーはこれに応じ
て削除されるか又は変更される。完全な直線テッセレー
ションは、構造操作を行う際に整然とした直覚的な結果
を維持するために必要である。更に、構造化ボーダーは
固定されていなくてもよい。ボーダーは、構造操作に応
答して移動することができる。
【0015】以下の用語はこの記述において使用され、
以下に示される意味を有する:グラフィックオブジェクト :2D(2次元)空間におい
て表示されるあらゆるオブジェクト作業スペース :グラフィックオブジェクトが書き込ま
れ、かつディスプレイ上に全体又は一部が表示されるス
クロール可能な2D空間カーブ :ユーザによって手動で生成される(例えば、ペ
ンストローク)か、又はジェスチャー(例えば、「[ 」
ジェスチャーから得られる矩形)など他の手段によって
生成されるか、あるいはシステム(例えばボーダー)に
よって生成される1次元グラフィックオブジェクトペンストローク :インクストローク又はジェスチャーと
なる、ペンを用いる動作 インクストローク :ペンストロークを用いて生じる固定
したカーブジェスチャー :ペンストロークを用いて生じる、一時的
であり動作として解釈されるカーブ選択物 :選択されたものとしてタグが付けられたグラフ
ィックオブジェクトのセット直線テッセレーション :作業スペース上の各点が1つの
領域内に位置するように作業スペースを矩形領域に分割
すること構造 :構造とは、所定の関係を有するグラフィックオブ
ジェクトのセットをいう。構造内のグラフィックオブジ
ェクトに対して行われる操作は、所定の関係を保ってい
る。本発明において使用することが可能な構造は、本願
と同一の譲渡人に譲渡された "Apparatus and Method F
or Supporting The Implicit Structure Of Freeform L
ists, Outlines, Text, Tables, and Diagrams In a Ge
sture-Based Input System And Editing System"という
タイトルの共願特許出願番号08/176,150に記
載されている。
【0016】本発明において使用可能なグラフィックベ
ースのコンピュータベースシステムは、図1を参照して
示される。図1を参照すると、コンピュータベースシス
テムはバス101を介して結合した複数の構成要素を含
む。ここに示されるバス101は、本発明を明確にする
ために簡略化されている。バス101は、複数のパラレ
ルバス(例えば、アドレスバス、データバス及びステー
タスバス)及びバスの階層(例えば、プロセッサバス、
ローカルバス及びI/Oバス)からなる。いずれにせ
よ、コンピュータシステムは更に、内部メモリ103か
らバス101を介して提供される命令を実行するプロセ
ッサ102を含む(通常、内部メモリはランダムアクセ
ス又はROMの組み合わせであることに注意する)。動
作の際、本発明の様々な機能構成要素を行うプログラム
命令が内部メモリ103に記憶される。プロセッサ10
2及び内部メモリ103は別個の構成要素でもよいし、
単一の一体化デバイスでもよい。プロセッサ102及び
内部メモリ103は、本明細書中に説明される様々な処
理機能を行う回路を含む。また、外部記憶装置107も
バス101に結合している。外部記憶装置107は、通
常は磁気又は光学ディスク記憶装置などの高容量記憶媒
体である。
【0017】ディスプレイ104及びポインティングデ
バイス105もバス101に結合している。好適な本実
施の形態では、ポインティングデバイス205はペンに
よって駆動されるタッチセンスパネルであり、これはタ
ッチスクリーンディスプレイとしてディスプレイ104
と一体化している。このようなタッチスクリーンディス
プレイは当該技術において公知であり、ペンベースシス
テムのようなシステム及び電子ホワイトボードシステム
において使用されている。しかし、ポインティングデバ
イス105及びディスプレイ104は一体化されていな
くてもよく、ポインティングデバイス105はスタイラ
ス、マウス、トラックボール又は他のカーソル制御デバ
イスでもよい。
【0018】図2は、本発明での使用が可能なグラフィ
カルユーザインターフェイスの特定の実施を示してい
る。図2を参照すると、グラフィカルユーザインターフ
ェイスがディスプレイ104に表示されており、タッチ
パネル105を介して対話されている。グラフィカルユ
ーザインターフェイスは作業面202を用いており、示
されるように複数のアクセス可能機能201を用いるこ
とができる。作業面202は、ユーザが様々なカーブを
ドローすることができ、かつ他のグラフィックオブジェ
クトが表示される箇所である。アクセス可能機能201
は、ディスプレイのボタン領域203に位置する。機能
201は、グラフィックオブジェクトの編集操作(生
成、削除、移動、縮小など)又はタッチパネル103の
操作モードの変更操作(ドローモード及びジェスチャー
モードからの切り換え)を含みうる。
【0019】あるいは、これらの機能は Windows指向ア
プリケーションにおいて共通して見られるプルダウンメ
ニューによってアクセス可能である。しかし、これらの
機能は指定が任意的であり、主要オブジェクトはシステ
ムの操作に固有の操作を定めるべきである。これらの機
能は、ジェスチャーによって呼び出される機能と同一の
機能を行うことができる。
【0020】図3は、好適な本実施の形態の作業面の境
界を概念的に示している。本発明を用いる作業面は境界
が定められなくてもよく、このような実施は本発明の趣
旨及び範囲から逸脱しないことに注意すべきである。図
3を参照すると、作業面はX−Y座標システム302の
右下カドラント(1/4)301に位置すると考えることが
できる。作業面が右及び下方向に無限であり、左及び上
方向において制限されるように、作業面は座標軸303
及び304によって境界が定められている。従って、座
標軸303及び304の各々は境界として動作する。
【0021】図4は、本発明の好適な実施の形態を操作
するグラフィックベースコンピュータシステムの一般的
な動作を非常に高次の項で示す状態図である。全体的な
意図は、テッセレートされた作業スペース内のグラフィ
カルオブジェクトに対するあらゆる編集操作の結果が直
覚的に一貫して行われる作業面を提供することである。
前述の説明において明白になるように、好適な本実施の
形態では、この編集操作は構造操作である。しかし、テ
ッセレートされた作業面を利用することが可能なグラフ
ィックオブジェクトに対する他のタイプの編集操作の実
施は、本発明の趣旨及び範囲から逸脱しない。図4を参
照すると、システムはユーザからの動作を検出する状態
401にある。この状態にある間に、ユーザは追加、削
除又は他の方法によるグラフィックオブジェクトの操作
などの編集操作を作業スペースにおいて行っている。一
般に、ユーザ対話状態401から4つの広いカテゴリー
のジェスチャー又は動作が関連する:即ち、ボーダー選
択動作402、ボーダー生成動作403、構造操作動作
404及び領域選択動作405である。
【0022】ボーダー選択動作402が検出されると、
構造化ボーダー更新状態406が入力される。構造化ボ
ーダー状態406から、ボーダーを削除する(ボーダー
削除状態407)か又は変更する(ボーダー変更状態4
08)ことができる。ボーダー削除状態407は、削除
動作415の結果として又は領域削除(後述する)の結
果として入力される。ボーダー変更状態408は、ボー
ダー変更動作416の結果として又は領域移動(後述す
る)の結果として入力される。ボーダーの変更は、ボー
ダーの移動、伸張又は縮小を含むことができる。削除及
び変更の影響は、より詳しく後述される。
【0023】ボーダー追加動作403が検出されると構
造化ボーダー生成状態409が入力され、ボーダーが生
成されて作業面に追加される。
【0024】構造操作動作404が検出されると、領域
内の構造操作状態410が入力される。構造操作は、固
有の関係を有するグラフィックオブジェクトのグループ
に影響を及ぼす操作であることを想起する。構造操作は
1)構造にとって「自然な」操作であり、2)構造の固
有の関係を保つ。例えば、操作はアイテムをリストに挿
入するか又はリストから取り除くことでありうる。アイ
テムが挿入される際に予期されるように、挿入位置より
下のアイテムは「下に移動する」ことができる。構造操
作の経過の際、例えばリスト内のアイテムを移動させる
など様々な副作用411が生じる可能性があり、これに
よって領域が拡張したり縮小したりする。従って、領域
拡張又は縮小状態419が入力される。このような領域
拡張又は縮小によってボーダーの変更が生じうる。従っ
て、ボーダー変更状態408が入力される。
【0025】領域選択動作405が検出されると、領域
操作状態412が入力される。領域操作状態412か
ら、領域を移動させるか(領域移動状態413)又は削
除する(領域削除状態414)することができる。移動
動作418が行われると、領域移動状態413が入力さ
れる。領域を移動させるか又は変更する場合、ボーダー
変更状態408が入力されるようにボーダーを移動させ
ることが通常必要である。領域を削除する場合、領域削
除状態407が入力されるように1つ又はそれより多く
のボーダーを削除することが通常必要である。
【0026】構造化ボーダーは、まっすぐな水平又は垂
直のラインセグメントとして視覚的に表されるインクス
トロークであり、ラインセグメントの一方の端部は制限
されており、もう一方の端部は制限されているか又は無
制限である。好適な本実施の形態の作業面は、x−y座
標システムの右下カドラントとして画定されていること
を想起する。水平境界は、常にy軸によって少なくとも
左側が制限されており、遮る垂直境界線がなければ右側
端部は無制限でありうる。同様に、垂直境界は常にx軸
によって少なくとも上部が制限されており、遮る水平境
界線がなければ下部は無制限でありうる。
【0027】図5は、複数の構造化ボーダーによってテ
ッセレートされた作業面を示している。図5を参照する
と、標準、アンカー及びフロースルーの3つのタイプの
構造化ボーダーを定義することができる。これらは、異
なるタイプのラインとして表示される。標準ボーダー
は、ボーダー501として示されている。標準ボーダー
は、「標準」幅のラインで表示されている。前述のよう
な直線ジェスチャーは、標準ボーダーを生成する。標準
ボーダーは選択及び移動が可能であり、あるいは一定の
操作(例えば、後述する自動領域拡張)の副作用として
自動的に移動が可能である。
【0028】アンカーボーダーは、ボーダー502とし
て示されている。アンカーボーダーは、「太」線として
表示されている。アンカーボーダーは、構造操作の結果
として移動しない(が、ユーザによる選択及び移動が可
能である)。アンカーボーダーは、作業面のテッセレー
ションのあらゆる自動調節に対する「絶対的な」障害を
表す。
【0029】フローボーダーは、ボーダー503として
示されている。フロースルーボーダーは破線で表示され
ている。破線ボーダーは、(後述する)フロー領域内の
コラム(列)を定める。
【0030】ボーダーはまた、ボーダー自体の間で関係
を有する。このような関係は図5に示される。図5を参
照すると、ボーダー504は依存ボーダー505を有す
る。ボーダー504が変更又は削除される場合、直線テ
ッセレーションを維持するためにボーダー505も変更
又は削除されなくてはならないため、ボーダー505は
ボーダー504に依存している。ボーダーの変更及び削
除は、より詳しく後述される。
【0031】ボーダー506は、ボーダー507と直線
の関係を有する。これらは、互いの線拡張と呼ばれる。
【0032】構造化ボーダーのタイプを変更できること
は有用である。好適な本実施の形態では、既存のライン
の太さ及びタイプの制御を使用してボーダーのタイプを
変更する。
【0033】しかし、構造化ボーダーが(システムのド
ローモードの操作において通常生成される)通常のライ
ンとは異なる特性を有することは有用である。例えば、
構造化ボーダーは消去ツールを使用して容易に消去する
ことができない(これは、行うことができる削除とは対
照的である)。後述するように、構造化ボーダーの消去
は依存ボーダーの消去などの望ましくない結果を生じう
る。更に、操作をより迅速に識別して行うことができる
ように、構造化ボーダーは容易に識別可能でなくてはな
らない。従って、構造化ボーダーは、それが実際にボー
ダーであることを示す情報を含む内部表現を有する。
【0034】構造化ボーダーは、様々な方法で生成され
る。第1の方法は、フリーハンドの直線ジェスチャーを
生成することによって行われる。新しく生成されるボー
ダーはジェスチャーの位置に配置され、ジェスチャーに
対して垂直で両側にある最も近いボーダー(又は作業面
の側面)につながるまでボーダーの両端部の箇所が伸ば
される。つなぐボーダーがない場合、ボーダーは制限さ
れない(例えば、水平ボーダーが画定されていない場所
の垂直ボーダー)。ジェスチャーによる生成は、図6〜
図7に示される。
【0035】図6を参照すると、既存の垂直ボーダー6
01及び602はコラムを画定しており、ジェスチャー
603が作られて作業面の第2コラムの中の水平ボーダ
ーを生成している。図7は、結果として生じた水平ボー
ダー701を示している。
【0036】前述の方法では、新しいボーダーのために
明確な水平スペースがなくてはならない。時として、ユ
ーザは水平又は垂直ボーダーのための明確な水平又は垂
直スペースがない場所でボーダーによってオブジェクト
を分割したい場合がある。従って、ボーダーを生成する
第2の方法は、1つのボーダーから別のボーダー(又は
可視ディスプレイのエッジ)に任意のカーブジェスチャ
ーをドローすることである。この場合、オブジェクトは
移動されて新しいボーダーの明確な水平又は垂直スペー
スを生成する。結果として直線のボーダーが生成され、
オブジェクトがジェスチャーによって示される領域に属
するようにオブジェクトが自動的に調節される。これ
は、図8〜図9を参照して示される。
【0037】図8を参照すると、垂直ボーダー801と
802との間にライン803がドローされている。ライ
ン803は直線ではなく、領域の可視内容を2つの別個
の部分に分割しており、一方は Tokyo、Shanghai及びTo
ronto のマークを含み、他方は Vancouver及びMoscowを
含んでいる。
【0038】図9を参照すると、2つのボーダーをつな
ぐラインをドローした結果が示される。ここでライン9
01は直線であり、Vancouver 及び Moscow のマークを
ライン901の下に押し下げている。
【0039】構造化ボーダーを生成する第3の方法を使
用してフロー領域が作られ、これはフローボーダーを生
成する。これは、より詳しく後述される。
【0040】ボーダーは、あらゆる他のグラフィカルオ
ブジェクトのように操作が可能である。ボーダーを操作
するには、ボーダーを「選択」しなくてはならない。好
適な本実施の形態では、タップジェスチャー(又は「タ
ッピングオンイット(tappingon it:タップするこ
と)」)によって全てのボーダーを選択することができ
る。ボーダーを選択するとボーダーは「強調表示」され
る。
【0041】好適な本実施の形態では、構造化ボーダー
及びその直線拡張は、ダブルタッピングオンイット(2
度タップすること)によって選択が可能である。これ
は、図10〜図11に示される。図10を参照すると、
構造化ボーダー1001は単一タップによって選択され
ている。図11を参照すると、構造化ボーダー1001
は「ダブルタップ」され、結果としてボーダー1001
及びその直線拡張1101及び1102も選択されてい
る。
【0042】ユーザによるボーダーの整列を助長するた
めに、構造化ボーダーが生成又は移動される際、これら
は小さい一定のグリッドサイズを有する不可視の背景グ
リッドに「スナップ (snap) 」する。
【0043】構造化ボーダーを選択することにより、そ
れに依存するボーダーも強調表示される。所与のボーダ
ーに対し、その依存物は、「親」ボーダーが除去される
場合に作業面の直線テッセレーションを保つために除去
される必要があるボーダーとして定義される。依存ボー
ダーはまた、親ボーダーが移動すると伸張又は縮小する
ことができる。選択されたボーダーの依存ボーダーが図
12に示される。図12を参照すると、ボーダー120
2はボーダー1201に依存している。これは、ボーダ
ー1201が削除されるとボーダー1202は作業面の
直線テッセレーションを妨げるからである。図12に示
されるように、2つのボーダーが交差して「T」形を形
成すると依存ボーダー状況が生じる。依存ボーダーは、
「T」形の横棒を形成するボーダーである。
【0044】(例えば、ピッグテイルジェスチャーなど
の削除ジェスチャーを使用して)選択されたボーダーを
削除することができる。構造化ボーダーに関しては、削
除によってその依存ボーダーも削除される。
【0045】選択されたボーダーは、ドラッグ操作によ
って移動が可能である。構造化ボーダーに関しては、
(移動を止める物理的オブジェクトであるかのように)
他のボーダー及びオブジェクトによって移動が遮られ
る。これは、図13に示される。図13を参照すると、
選択されたボーダー1301はボーダー1302及びオ
ブジェクト1303によって遮られる。従って、選択さ
れたボーダー1301の移動範囲は、これらの2つのオ
ブジェクトの間である。更に、全ての依存ボーダーを拡
張又は縮小して直線テッセレーション構造を保つことが
できる。これは、図14に示される。図14を参照する
と、選択されたボーダー1401が新しい位置に移動し
ていると共に依存ボーダー1402は伸張しており、直
線テッセレーション構造に従ってボーダー1401と接
触したままである。
【0046】領域とは、ボーダーによって定められる作
業スペース内の領域である。ボーダーが構造化ボーダー
である場合、領域は矩形である。
【0047】領域及びそれに関連する境界は、選択され
るグラフィカルオブジェクトに基づいて画定されること
に注意すべきである。これは、複合領域に関する以下の
論述において明らかになるであろう。
【0048】好適な本実施の形態では、リストアイテム
をグループ化して操作する構造化操作が利用可能であ
る。本発明は、これらの操作を領域の内部に制限する。
最も基本的なケースでは、リスト操作は単一領域内のオ
ブジェクトのみに影響し、残りの作業面上のオブジェク
トのレイアウトを乱さない。これは、図15〜図16に
示される。図15を参照すると、領域1501において
リスト1052のアイテム1503が再位置づけされる
べきである。この再位置づけは図16に示される。領域
1501以外のオブジェクトは影響を受けていないこと
に注意する。
【0049】別の基本的なケースは、2つの領域間のリ
スト操作を行うことである。これは、図17〜図18に
示される。図17を参照すると、領域1701からのア
イテム1702は領域1703のリスト1704に移動
される。結果は、図18に示される。領域1701及び
1703以外のオブジェクトは影響を受けていないこと
に注意する。
【0050】好適な本実施の形態では、領域は、特定の
操作時間がすぐに計算されるという点で「暗黙的」なオ
ブジェクトである。関連領域の位置、サイズ及び範囲
は、ユーザの動作によって暗黙的に決定される。例え
ば、ユーザが選択を行うと、システムは選択物の位置及
びサイズに基づいて計算をする。これは、選択物を囲む
最も近い4つのボーダーによって制限される領域であ
る。
【0051】複合領域とは、ボーダー又はサブ領域を含
む領域である。ボーダーを含む領域が図19に示され
る。図19を参照すると、領域1901及び1902は
構造化ボーダーによって定められている。ボーダー19
05は、領域1902から領域1901を定めている。
ユーザはリストアイテムを選択することができ、例えば
選択物1903などのいくつかの領域をわたるリストア
イテム又はリストアイテムのロー(行)全体などを選択
することができる。ここでは、選択物はボーダーの上に
重なっている。この場合、選択物の上に重なるボーダ
ー、即ちボーダー1905は「アンビエント」であると
一時的に考えられ、次に続くリスト操作時間のために1
つの領域があると解釈する。
【0052】フロー領域とは、リストが1つのコラムか
ら次のコラムへと続いているコラムのシーケンスであ
る。コラムは、破線ボーダーとして示されるフロースル
ーボーダーによって分割される。これは、図20を参照
して示される。図20を参照すると、コラム2001〜
2003はアイテムのリストを有するフロー領域を含
む。フロー領域のリスト操作によってリストを再フォー
マット化し、アイテムはフロースルーボーダーをわたっ
て(アニメーションによって)「フロー」してギャップ
を満たすか又は挿入のためのスペースを作る。リスト操
作は、単一フロー領域内又は2つのフロー領域間で生じ
ることができる。これは、図21〜図22及び図23〜
図24に示される。
【0053】図21を参照すると、リストアイテム21
01("Singapore")はコラム2102からコラム210
4に移動される。図22は、リストアイテム210
1("Singapore")の移動後に生じた「フロー」を示して
いる。様々なコラム内のアイテムが移動したことに注意
すべきである。コラム2102から移動して出たものは
リストアイテム2101("Singapore")であり、コラム
2103から移動してコラム2102に入ったものはリ
ストアイテム2201("Toronto")である。コラム21
03から移動して出たものはリストアイテム220
1("Toronto")であり、移動してコラム2103に入っ
たものはリストアイテム2202("Moscow") である。
コラム2104から移動して出たものはリストアイテム
2202("Moscow") であり、移動してコラム2104
に入ったものはリストアイテム2101("Singapore")
である。影響を受けた他のリストアイテムはコラム内で
シフトされ、それに応じて上又は下に移動される。
【0054】図23を参照すると、リストアイテム23
01("Paris")は第1フロー領域2305のコラム23
02から第2フロー領域2304のコラム2303に移
動される。図24は、リストアイテム2301("Pari
s")の移動がフロー領域2304及び2305の様々な
コラムに及ぼす影響を示している。フロー領域2304
に関しては、アイテムのリストが増加しており、結果と
して生じたフローによって追加のアイテムがコラム24
01に配置されている。フロー領域2305に関して
は、アイテムのリストが減少しており、結果として生じ
たフローによってコラム2402内の全てのアイテムが
取り除かれている。実際に2つのアイテムがより大きな
サイズの単一アイテムに代わっているため、コラム24
02に及ぼす影響は、アイテムのフローがアイテムのサ
イズに基づいていることを更に示している。
【0055】フロー領域は、長いリストの操作に特に有
用である。これは、単一ページに列挙され、ディスプレ
イウィンドウが短すぎて全体を眺めることができない長
いリストを処理する方法を提供する。このようなリスト
の一般的な例は、ブレインストーミングセッションの結
果である。好適な本実施の形態では、フロー領域を生成
し、リストアイテムをスケーリングし、全てのアイテム
がディスプレイウィンドウ上で可視になるようにフロー
領域に配置することにより、長いリストを再フォーマッ
ト化する操作が提供される。
【0056】これは、図25〜図26に示される。図2
5を参照すると、作業スペース2501はリスト250
2を含む。リスト2502は、ディスプレイの範囲(こ
こではディスプレイ範囲2503として示される)を越
えて延びている。従って、一度にリスト全体をスクリー
ン上で眺めることができない。ここで図26を参照する
と、リストはディスプレイ上で全体を表示することがで
きるフロー領域内に再フォーマット化されている。
【0057】リストのフォーマット化という基本的な操
作がある。これは、リストを選んでこれを所与のサイズ
のフロー領域内にはめ込むことを含む。必要数のコラム
がフロー領域内に生成され、リストアイテムは必要なサ
イズに一様にスケーリングされる。リストをフォーマッ
ト化する技術は、アイテムのスケールを最大にしたコラ
ムの数を選択する。
【0058】好適な本実施の形態では、フロー領域の生
成は以下の技術のうち1つを使用して達成される:
【0059】1.既存のボーダーをフロースルーボーダ
ーに変える a)ユーザは、タッピングによって既存のボーダーを選
択する。 b)ユーザは、ライン特性をフロースルーボーダーの破
線に編集する。 後に続くリスト操作は、フロースルーボーダーをわたっ
てフローする1つのリストに属するものとしてアイテム
を解釈する。
【0060】2.リストを含む領域を圧縮する 領域の圧縮は、領域のサイズを減少させ、領域内のアイ
テムのスケーリングを伴い、領域内の未使用領域の量を
減少させる技術である。領域がリストを含む場合、領域
をフロー領域に変換するようにこれを圧縮することがで
きる。圧縮の一般的な概念は、より詳しく後述する。い
ずれにせよ、フロー領域を生成するために以下のステッ
プに従う: a)ユーザは、リストを含む領域の底部ボーダーを選択
する。 b)ユーザは、選択されたボーダーをリスト内で最も下
に位置するアイテムの底部を通過するようにドラッグす
る。 c)システムは新しいフロースルーボーダーを自動的に
生成し、追加のコラムを提供してリストを収容し、リス
トを新しいフロー領域内に再フォーマット化する。
【0061】これは、図27〜図29に示される。図2
7を参照すると、ユーザはリスト2702を含む領域の
底部ボーダー2701をドラッグする。図28を参照す
ると、臨界高さ、即ちリストアイテムの合計の高さ28
01よりも小さい高さを通過するようにユーザが選択さ
れた底部ボーダー2701をドラッグすると、フローボ
ーダーを間もなく生成し、かつリストをフロー領域内に
再フォーマット化することを示すユーザへのフィードバ
ックとして強調表示されたフローボーダー2802が現
れる。結果として生じたフロー領域は、図29に示され
る。
【0062】好適な本実施の形態では、リストアイテム
をスケーリングすることができるため、ユーザが領域を
圧縮してフロー領域を生成できる範囲は制限されていな
い。しかし、ユーザが眺めることができるものに基づい
て実質上の範囲が存在する。好適な本実施の形態では、
ユーザにこの実質上の範囲を決定させる。
【0063】好適な本実施の形態は更に、底部ボーダー
を下に移動し、より大きなフロー領域を生成することに
よってフロー領域内のコラムの数を減少させる「非圧
縮」操作を支持することにも注意すべきである。
【0064】3.「リストを圧縮して可視作業面にはめ
込む」操作を行う a)ユーザは、ボーダーのない作業面上の全てのリスト
アイテムを選択する(例えば、リストはブレインストー
ミングセッションの結果である)。 b)ユーザは、メニューによって、あるいは選択物をわ
たる「ダブル水平線」ジェスチャー(これは、リストを
分割するためのニーモニックである)を形成することに
よって「リストを圧縮して可視作業面にはめ込む」を呼
び出す。 c)システムは、可視作業面の底部に新しいボーダーを
生成すると共にフロースルーボーダーのセットを自動的
に生成し、コラムを提供してリストを収容し、リストを
新しいフロー領域内に再フォーマット化する。これは、
リストアイテムのスケーリングを含みうる。
【0065】図30は、リストをフロー領域内にフォー
マット化するステップを説明するフローチャートであ
る。まず、(前述の)フロー領域を生成した技術によっ
てフロー領域のサイズを決定する(ステップ300
1)。次に、リストをフロー領域にはめ込むことを可能
にする縦列(コラム状)編集を決定する。初めに、フロ
ー領域のサイズ及びリストアイテムに基づいて、リスト
をフロー領域内のn個のコラムにはめ込む最大の倍率を
有するコラムの数 "n" を決定する(ステップ300
2)。一般に、様々な数のコラムをテストし、リスト全
体をフロー領域にはめ込むことができる倍率(即ち、ア
イテムを縮小しなくてはならない程度)を各々に対して
決定することにより、ステップ3002を行うことがで
きる。最大倍率を有するコラムの数を選択する。
【0066】次に、領域内に表示されるフローボーダー
によってフロー領域を "n" 個の均等なコラムに分割す
る(ステップ3003)。最後に、リストアイテムをス
ケーリングし、各々のコラム内に配置する(ステップ3
004)。最後に、フロー領域及びリストを表示する
(ステップ3005)。好適な本実施の形態では、この
配置は最も左のコラムから最も右のコラムへ行われる。
従って、最も右のコラムは底部にギャップを有しうる。
もちろん、アイテムをコラム内に均等に配置するなど、
他のマッピングを使用することもできる。
【0067】ボーダーのように、領域を選択して移動す
ることが可能である。領域の移動によって、領域内に含
まれるグラフィックオブジェクトも移動する。好適な本
実施の形態では、選択された領域を示す角括
弧(「[」)又はL形のジェスチャーを生成することに
よって領域の選択が行われる。角括弧を用いた選択は、
図31〜図32に示される。図31を参照すると、括弧
ジェスチャー3101の角3105及び3106が領域
3104の水平ボーダー3102及び3103と合うよ
うに角括弧ジェスチャー3101が呼び出される。選択
物は、領域3104を囲む破線として図32に示され
る。
【0068】L形ジェスチャーを用いた選択は、図33
〜図34に示される。図33を参照すると、領域330
4が選択される。第1のL形ジェスチャー3301によ
って、ボーダー3302及び3303ならびにこれらの
直線拡張が選択される。これは、領域3304の境界を
明らかに越えている。ここで図34を参照すると、第2
のL形ジェスチャーは更に選択物を領域3304に制限
している。
【0069】選択されたボーダーと共に、選択された領
域をドラッギングによって移動させることができる。移
動は、水平方向及び垂直方向に制限される。垂直方向で
は、これは図35〜図36に示される。図35を参照す
ると、選択された領域3501はポイント3502に移
動される(ここでは例示のために示される)。移動の結
果は図36に示される。図35では、水平ボーダー35
03は直線拡張3504を有することに注意すべきであ
る。しかし、図36からわかるように、直線拡張は領域
3501と共に移動しない。しかし、垂直ボーダー35
09及び3510が移動されると、これらの拡張は変更
される。ここでは、直線拡張3507及び3508は短
くされ、直線拡張3505及び3506は伸張される。
【0070】領域の水平方向移動が図37〜図38に示
される。図37を参照すると、領域3701はポイント
3702に移動される(ここでは例示のために示され
る)。移動の結果は図37に示される。垂直移動の場合
と同じように、垂直ボーダー3703及び3704の直
線拡張は移動せず、水平直線拡張はこれに応じて短くさ
れるか又は伸張される。
【0071】領域の移動は、既存のオブジェクト又はボ
ーダーによっても制限される。これは、図39〜図40
に示される。図39を参照すると、垂直方向において、
領域3901の移動は上方向の上部水平ボーダー390
2及び下方向のグラフィックオブジェクト3903によ
って制限されている。図40を参照すると、水平方向に
おいて、領域4001の移動は左ボーダー4002によ
って左側が制限され、グラフィックオブジェクト400
3によって右側が制限されている。
【0072】最後に、選択された領域を削除することが
できる。削除の影響は、テッセレートされた作業面の構
成に依存する。通常、選択された領域がグリッド編成
(例えば、表又はスプレッドシート)の一部ではない場
合、領域内のグラフィックオブジェクトも削除され、削
除されたオブジェクトによってあいたスペースと同じ量
のスペースが縮小される。好適な本実施の形態では、こ
のような縮小は自動的に行われ、これによって様々なボ
ーダーの位置がシフトされる。選択された領域がグリッ
ド編成の一部である場合、領域内のグラフィックオブジ
ェクトは削除されるが、選択された領域はそのままであ
る。これは、どちらの方向(即ち、垂直方向又は水平方
向)に領域をコラプスさせるかという曖昧さを回避する
ために行われる。
【0073】構造化リスト操作が領域内により多くのス
ペースを必要とする場合、リストなどの暗黙的な構造に
対して操作をすることによって構造化ボーダー領域は右
方向又は下方向に自動的に拡張する。これらの操作は以
下の通りである:a)アイテムを領域内に移動させる/
複写する、b)領域内のアイテムをスケーリングする、
c)リストの注釈/脚注を表示(又は拡張)する。これ
らの操作は、図41〜図42、図43〜図44及び図4
5〜図46に示される。
【0074】図41を参照すると、領域4102内のリ
ストアイテム4101は領域4104内のリスト410
3に移動される。結果は図42に示されており、ここで
領域4104は水平方向及び垂直方向の双方に拡張して
いる。結果として、領域4105も垂直方向に拡張して
いることに注意すべきである。これは、拡張が最も高い
レベルのボーダーの直線テッセレーション構造を保つた
めである。左又は下方向に押される必要のある構造化ボ
ーダーは、そのボーダーの直線拡張を有する。移動され
たボーダーの右又は下にある領域内の全てのオブジェク
トも移動される。
【0075】図43を参照すると、領域4302内のリ
ストアイテム4301はより大きなサイズにスケーリン
グされる。結果が図44に示されており、ここで領域4
302は拡張して拡大されたアイテムを収容している。
【0076】図45を参照すると、領域4502内のリ
ストアイテム4501は脚注4503と関連している。
表示(又は拡張)操作が脚注4503に対して行われ
る。結果が図46に示されており、ここで領域4502
は拡張して脚注の内容を表示している。
【0077】同様にして、リスト操作がリスト内のあい
たスペースの削除を必要とする場合は領域が縮小され
る。これらの操作は以下の通りである:a)アイテムを
領域から移動させる、b)アイテムを削除する、c)ア
イテムを縮小する、d)リストの注釈/脚注をコラプス
させる。縮小は単なる拡張の反対であるため、縮小に関
する更なる説明は不要とみなされる。
【0078】通常は、領域をその内容の外範囲と同じく
らいにしか小さくすることができない。物理的なオブジ
ェクトによって停止されるかのように、ボーダードラッ
ギング操作はそこで停止する。しかし、ユーザは、余剰
内部スペースを取り除く(又は前述のように狭い1コラ
ムのリストを複数コラムのフロー領域内に再フォーマッ
ト化する)ことによって領域のサイズを更に縮小したい
場合がある。これは、領域の「圧縮」と呼ばれる。ユー
ザが(拡張があるか又はない)ボーダーを選択してこれ
を上方向にドラッグすると、ユーザは、ボーダーが妨害
オブジェクトに当たる箇所において一定のフィードバッ
ク(ドラッギングに対する「抵抗」及びボーダーの外観
の視覚的変化)を受ける。この時点で、ユーザはボーダ
ーを更に上にドラッグし続けることができる。ユーザが
ドラッグを離すと、より短い領域内にアイテムが入るよ
うにリストアイテム間のスペースが均等に減少される。
これは、図47〜図49に示される。図47を参照する
と、ボーダー4701が選択されており、上方向にドラ
ッグされてリスト4702を圧縮している。図47で
は、ボーダー4701はリスト4702の底部のすぐ下
の位置に移動されている。図48を参照すると、ボーダ
ー4701はリスト4702の底部より上の位置に移動
されている。最後に、図49を参照すると、リスト47
02全体を表示できるように領域が圧縮されている。
【0079】もちろん、ボーダーをドラッグすることが
できる範囲がある。この範囲は予め計算されており、リ
ストアイテムの全体的な高さに基づいている。しかし、
前述のように、ボーダーを更にドラッグしてフロー領域
を生成してもよい。
【0080】好適な本実施の形態は、未使用スペースを
手動で追加するジェスチャー(ウェッジジェスチャー)
又は未使用スペースを削除するジェスチャー(ピッグテ
イルジェスチャー)を提供することにも注意すべきであ
る。各インスタンスは、所定サイズの対応領域にライン
を追加するか又は該領域からラインを削除する。
【0081】好適な本実施の形態では、構造操作はテッ
セレートされた作業面を利用する編集操作である。構造
操作を実施する際、構造化ボーダーを移動させることが
できる。これは、自動領域拡張及び縮小に関連して前述
した。図50のフロー図は、本発明の好適な実施の形態
において構造操作を分析し、これを実施できるかどうか
を調べるための基本技術を示している。図50を参照す
ると、電子ホワイトボードを使用している際に、ユーザ
は構造化ボーダーとして解釈可能な1つ又はそれより多
くのグラフィックオブジェクトを生成する(ステップ5
001)。次に、電子ホワイトボードとの対話のある時
点において、ユーザは1つ又はそれより多くのグラフィ
ックオブジェクトを選択する(ステップ5002)。こ
の選択は、通常は構造操作を行うための準備である。構
造操作は、固有の関係を有するグラフィックオブジェク
トのグループに影響を及ぼす動作であることを想起す
る。構造操作とは、1)構造にとって「自然な」操作で
あり、2)構造の固有の関係を保つ。例えば、操作はア
イテムをリストに挿入するか又はリストから削除するこ
とでありうる。アイテムを挿入する際に予期されるよう
に、挿入位置の下にあるアイテムは「下に移動する」こ
とができる。
【0082】選択が生じると、システムは「ソース」領
域を識別する(ステップ5003)。ソース領域は、簿
記の目的で識別される。選択が生じた後、一定の構造操
作を行う(ステップ5004)。例えば、リストにアイ
テムを挿入する。操作を行う前に、システムは「指定」
領域を識別する(ステップ5005)。指定領域に基づ
いて、システムは操作を行えるかどうかをスペースの見
地から決定する(ステップ5006)。前述のように、
構造操作は領域拡張を生じることができる。領域拡張
は、アンカーボーダー又は他のグラフィックオブジェク
トの存在によって制限されうる。従って、拡張に利用可
能なスペースの量が限られている場合がある。いずれに
せよ、システムはこのような制約の存在を調べ、構造操
作の実施に十分なスペースがあるかどうかを推定する。
【0083】スペースがあるとシステムが決定した場
合、構造操作を行う(ステップ5007)。前述のよう
に、これは領域拡張(例えば、アイテムを領域内のリス
トに移動する)又は縮小(例えば、領域内のリストから
アイテムを移動させる)を生じうる。スペースがないと
システムが決定した場合は構造操作を行わず、操作を行
うことができない理由に関する指示をユーザに返す(ス
テップ5008)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施の形態において使用可能で
あるグラフィックベースコンピュータシステムのブロッ
ク図である。
【図2】ディスプレイ上に表示でき、かつ図2のタッチ
センスパネルによってインターフェイスすることができ
る基本的なグラフィカルユーザインターフェイスの表現
である。
【図3】本発明の好適な実施の形態において使用可能
な、作業面のマッピングを示すX−Y座標システムの図
である。
【図4】本発明の好適な実施の形態の基本動作を示す状
態図である。
【図5】作業面をテッセレートする構造化ボーダーの図
である。
【図6】ジェスチャーを用いた構造化ボーダーの生成を
示す。
【図7】ジェスチャーを用いた構造化ボーダーの生成を
示す。
【図8】作業面上のグラフィックオブジェクトの空間的
位置を調節することを必要とする構造化ボーダーの生成
を示す。
【図9】作業面上のグラフィックオブジェクトの空間的
位置を調節することを必要とする構造化ボーダーの生成
を示す。
【図10】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、タップジェスチャーによって構造化ボーダーを選択
する図である。
【図11】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、ダブルタップジェスチャーによって構造化ボーダー
及びその拡張を選択する図である。
【図12】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、依存ボーダーを有する構造化ボーダーを選択する図
である。
【図13】本発明の好適な実施の形態における構造化ボ
ーダーの移動範囲の図である。
【図14】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、構造化ボーダーを移動させて依存ボーダーを調節す
る図である。
【図15】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、領域内のリストアイテムを移動させる図である。
【図16】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、領域内のリストアイテムを移動させる図である。
【図17】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、第1領域から第2領域にリストアイテムを移動させ
る図である。
【図18】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、第1領域から第2領域にリストアイテムを移動させ
る図である。
【図19】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、「アンビエント」ボーダーをまたがる選択が行われ
る複合領域の図である。
【図20】本発明の好適な実施の形態におけるフロー領
域の図である。
【図21】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、単一フロー領域内のリストアイテムを移動させる図
である。
【図22】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、単一フロー領域内のリストアイテムを移動させる図
である。
【図23】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、第1フロー領域から第2フロー領域にリストアイテ
ムを移動させる図である。
【図24】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、第1フロー領域から第2フロー領域にリストアイテ
ムを移動させる図である。
【図25】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、長いリストをフロー領域内に再フォーマット化する
図である。
【図26】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、長いリストをフロー領域内に再フォーマット化する
図である。
【図27】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、領域を圧縮してフロー領域に入れる図である。
【図28】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、領域を圧縮してフロー領域に入れる図である。
【図29】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、領域を圧縮してフロー領域に入れる図である。
【図30】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、リストをフロー領域内にフォーマット化するステッ
プを示すフローチャートである。
【図31】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、括弧ジェスチャーを用いて構造化領域を選択する図
である。
【図32】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、括弧ジェスチャーを用いて構造化領域を選択する図
である。
【図33】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、L−括弧ジェスチャーを用いて構造化領域を選択す
る図である。
【図34】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、L−括弧ジェスチャーを用いて構造化領域を選択す
る図である。
【図35】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、構造化領域を垂直方向に移動させる図である。
【図36】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、構造化領域を垂直方向に移動させる図である。
【図37】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、構造化領域を水平方向に移動させる図である。
【図38】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、構造化領域を水平方向に移動させる図である。
【図39】本発明の好適な実施の形態における構造化領
域の移動範囲の図である。
【図40】本発明の好適な実施の形態における構造化領
域の移動範囲の図である。
【図41】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、リストアイテムを移動させる際の自動領域拡張の図
である。
【図42】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、リストアイテムを移動させる際の自動領域拡張の図
である。
【図43】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、スケーリングの際の自動領域拡張の図である。
【図44】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、スケーリングの際の自動領域拡張の図である。
【図45】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、脚注の内容を表示する際の自動領域拡張の図であ
る。
【図46】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、脚注の内容を表示する際の自動領域拡張の図であ
る。
【図47】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、領域を圧縮する図である。
【図48】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、領域を圧縮する図である。
【図49】本発明の好適な実施の形態において行われう
る、領域を圧縮する図である。
【図50】本発明の好適な実施の形態において構造操作
を行うことができるかどうかを決定する基本的なステッ
プを示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 バス 102 プロセッサ 103 内部メモリ 104 ディスプレイ 105 ポインティングデバイス 107 外部記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス ピー.モラン アメリカ合衆国 94301 カリフォルニア 州 パロ アルト グリーンウッド アベ ニュー 1037 (72)発明者 ウィリアム ジェイ.ヴァン メル アメリカ合衆国 94022 カリフォルニア 州 ロス アルト ディステル ドライブ 651

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ制御ディスプレイシステム
    においてデータアイテムのリストを表示する方法であっ
    て、 a)データアイテムの直線リストを選択するステップ
    と、 b)前記選択されたデータアイテムの直線リストを含む
    第1領域を識別するステップと、 c)サブステップを行うことによって前記領域をフロー
    領域に変換するステップと、 を含み、前記サブステップは、 c1)前記データアイテムの直線リスト内の各アイテム
    のアイテムサイズを決定し、 c2)前記フロー領域のサイズを決定し、 c3)前記データアイテムの直線リスト内の各アイテム
    を表示するために必要な縦状コラムの数を決定し、 c4)前記フロー領域内の前記縦状コラムの数を生成
    し、 c5)前記リストと同一の順序で前記データアイテムを
    前記縦状コラムにマッピングする、 データアイテムのリストの表示方法。
  2. 【請求項2】 ディスプレイ上のデータアイテムの長い
    リストを示すコンピュータ制御ディスプレイシステムで
    あって、 ディスプレイデータを生成する処理手段と、 ユーザが入力データ及び操作コマンドを提供することを
    可能にする入力手段と、 前記データアイテムの長いリストを表示すると共に、各
    々が前記データアイテムの長いリストのサブセットを含
    む複数の縦状フローコラムから構成されるフロー領域を
    作業面上に示すディスプレイと、 を含む、コンピュータ制御ディスプレイシステム。
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