JPH07105368A - 画像のラベリング方法および画像のラベリング装置 - Google Patents

画像のラベリング方法および画像のラベリング装置

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JPH07105368A
JPH07105368A JP25073893A JP25073893A JPH07105368A JP H07105368 A JPH07105368 A JP H07105368A JP 25073893 A JP25073893 A JP 25073893A JP 25073893 A JP25073893 A JP 25073893A JP H07105368 A JPH07105368 A JP H07105368A
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JP25073893A
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Shinichi Horinouchi
真一 堀ノ内
Michihisa Dou
通久 堂
Kingo Ozawa
金吾 小沢
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Tokimec Inc
Original Assignee
Tokimec Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】高速なラベリング処理を実現する。 【構成】入力2値画像の各ラインについて、画素のかた
まり(ブロック)毎に仮ラベルを与え、仮ラベルに結合
ラベルを与える処理を順次行う。全てのラインについて
終了したら、各仮ラベルを当該仮ラベルに与えられた結
合ラベルに従い本ラベルに変更する。ブロックが孤立し
ている場合には新たな値の仮ラベルを与え、ブロックが
前ラインの一つのブロックと連結している場合には、そ
の前ラインのブロックに与えられた仮ラベルに与えられ
た結合ラベル(または仮ラベル)を与える。ブロックが
前ラインの2つのブロックと結合している場合には、一
方のブロックに与えられた仮ラベルに与えられた結合ラ
ベル(または仮ラベル)を与えると共に、結合ラベルと
して他方のブロックに与えられた仮ラベルに与える。ブ
ロックの判定と前ラインのブロックとの結合の判定は、
着目画素Pと、その隣接する画素P0、QA、QB、Q
Cとの連結関係を、P0をラスタ順に移して順次判定す
ることにより行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対象物標の画像情報か
ら画像中の領域を抽出し存在する物標を抽出する画像処
理の技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種製品の形状検査装置や無人搬
送車の視覚センサ部等には、対象物標の画像情報から画
像中の特徴のある領域を抽出し存在する物標の形状を認
識する技術が適用されている。また、このような技術に
おいては、画像情報からの領域抽出に画素のかたまり毎
にラベル付けを行う、いわゆるラベリング処理を適用す
るのが一般的である。また、従来のラベリング処理の技
術としては、対象画像の性質に応じて対象画像を繰り返
し走査しながら、ラベル付けを行う技術が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のラベリ
ング処理の技術によれば、対象画像の性質に依存して対
象画像を何回も繰り返し走査する必要があるため、実用
的サイズのハ−ドウェアロジック回路で実現することが
困難であると共に、画像情報を取り込むカメラの出力信
号に同期してリアルタイムに処理するのことが困難であ
った。
【0004】そこで、本発明は、実用的サイズのハ−ド
ウェアロジック回路でラベリング処理を実現したラベリ
ング装置を提供することを目的とする。
【0005】また、本発明は、リアルタイムにラベリン
グ処理を行うことのできる画像のラベリング方法を提供
することを目的とする。
【0006】具体的には、高速(1フレ−ム相当時間)
にラベリングを行う装置、および、比較的出現頻度が少
ないと思われる着目画素と、その左上の画素および右上
の画素の連結処理を簡略化することにより、ハ−ドウェ
ア規模を小さくした装置、および、実用上、使用しずら
い本ラベルの飛びを無くした装置を提供することを目指
す。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、入力2値画像中の所定の値を有する画素に、
前記所定の値の画素のかたまり毎にラベルを与えるラベ
リング方法であって、順次入力画像の各ラインをライン
の並び順に、順次着目し、着目するライン中の前記所定
の値の画素に仮ラベルを与え、与えた仮ラベルに結合ラ
ベルを与える第1のステップと、各仮ラベルに与えられ
た結合ラベルに従い、直接的もしくは間接的に連結関係
を有する複数の仮ラベルに対して、一つの本ラベルを割
り当てる第2のステップと、各画素に与えられている仮
ラベルを、当該仮ラベルに割り当てられた本ラベルに更
新する第3のステップとを有し、各仮ラベルに結合ラベ
ルが与えられている場合には、結合ラベルを当該仮ラベ
ルの参照ラベルとし、仮ラベルに結合ラベルが与えられ
ていない場合には、当該仮ラベルを当該仮ラベルの参照
ラベルと呼ぶこととした場合に、前記第1のステップ
は、着目するラインの、前記所定の値の画素の連続であ
るブロックに順次着目し、着目するブロックと、着目す
るラインの前に着目したライン中のブロックとの連結関
係を調べる第4のステップと、連結するブロックが存在
しない場合には特定の値の仮ラベルを着目するブロック
に与える第5のステップと、連結するブロックが一つ存
在する場合には当該連結するブロックに付されている仮
ラベルの参照ラベルを、仮ラベルとして着目するブロッ
クに与える第6のステップと、連結するブロックが複数
存在する場合には連結するブロックのうちの一つのブロ
ックを選択し、選択したブロックに与えられている仮ラ
ベルの参照ラベルを着目するブロックに仮ラベルとして
与えると共に選択しなかったブロックに与えられている
仮ラベルに、選択したブロックに与えられている仮ラベ
ルの参照ラベルを、結合ラベルとして与える第7のステ
ップと、着目する画素の属するブロックに与えられた仮
ラベルが前記特定の値でない場合には、着目する画素
に、当該ブロックに与えられた仮ラベルを与え、着目す
る画素の属するブロックに与えられた仮ラベルが前記特
定の値である場合には、着目する画素に、前記特定の値
の仮ラベルのブロック毎に定める新たな値の仮ラベルを
与える第8のステップとを含むことを特徴とする画像の
ラベリング方法を提供する。
【0008】
【作用】本発明に係るラベリング方法によれば、順次入
力する2値画像の各ラインをラインの並び順に、順次着
目し、着目したライン中の前記所定の値の画素に仮ラベ
ルを与え、与えた仮ラベルに結合ラベルを与え、各仮ラ
ベルに与えられた結合ラベルに従い、直接的もしくは間
接的に連結関係を有する複数の仮ラベルに対して、一つ
の本ラベルを割り当て、各画素に与えられている仮ラベ
ルを、当該仮ラベルに割り当てられた本ラベルに更新す
る。
【0009】ここで、仮ラベルと、結合ラベルは、次の
ようにして、各画素と仮ラベルに与えられる。
【0010】すなわち、着目するラインの、前記所定の
値の画素の連続であるブロックに順次着目し、着目する
ブロックと、着目したラインの前に着目したライン中の
ブロックとの連結関係を調べ、連結するブロックが存在
しない場合には特定の値の仮ラベルを着目するブロック
に与え、連結するブロックが一つ存在する場合には当該
連結するブロックに付されている仮ラベルの参照ラベル
を、仮ラベルとして着目するブロックに与え、連結する
ブロックが複数存在する場合には連結するブロックのう
ちの一つのブロックを選択し、選択したブロックに与え
られている仮ラベルの参照ラベルを着目するブロックに
仮ラベルとして与えると共に選択しなかったブロックに
与えられている仮ラベルに、選択したブロックに与えら
れている仮ラベルの参照ラベルを、結合ラベルとして与
える。
【0011】そして、着目する画素の属するブロックに
与えられた仮ラベルが前記特定の値でない場合には、着
目する画素に、当該ブロックに与えられた仮ラベルを与
え、着目する画素の属するブロックに与えられた仮ラベ
ルが前記特定の値である場合には、着目する画素に、前
記特定の値の仮ラベルのブロック毎に定める新たな値の
仮ラベルを与える。
【0012】このように、本発明に係るラベリング方法
によれば、入力画像を構成する各ラインのブロックに順
次着目し、着目した各画素について、当該着目したブロ
ックに隣接するブロックのうち、過去に着目したブロッ
クとの連結関係のみを調べ仮ラベルを与える。このよう
にすると、将来着目するはずのブロックを介して連結す
る、将来着目するはずのブロックには、異なる仮ラベル
が与えられるが、これは、将来着目するはずのブロック
に実際に着目したときに、このブロックに連結する過去
に着目したブロックに付されている仮ラベルを変更する
か、過去に着目したブロックに付されている仮ラベル間
の連結を表す結合ラベルを別途記憶するようにし、全て
の画素に仮ラベルを与え終わったのちに、この結合ラベ
ルに基づいて、各仮ラベルを本ラベルに更新することに
より解決される。
【0013】なお、ブロック間の連結は、着目したライ
ンの各画素に、画素の並び順に順次着目し、着目した各
画素について、着目する画素と着目するラインの前に着
目したライン中のブロックとの連結関係と、着目する画
素と当該着目する画素と同ライン中の着目する画素の前
に着目した画素との連結関係と、着目する画素と同ライ
ン中の着目する画素の前に着目した画素と着目するライ
ンの前に着目したライン中のブロックとの連結関係に応
じて、着目する画素の属するブロックと、着目するライ
ンの前に着目したライン中のブロックとの連結関係を順
次判定することにより求めることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係るラベリング装置の一実施
例を説明する。
【0015】まず、本実施例に係るラベリング装置が行
うラベリング処理について説明する。
【0016】さて、ラベリング処理とは、カメラにより
取り込んだ入力2値画像中の、ラベリングの対象となる
画素の値として定めた値を有する画素(領域画素と呼
ぶ)のかたまり(領域と呼ぶ)毎にラベル(番号)をつ
けていく処理であり、一般に領域を抽出するために有効
な処理である。
【0017】まず、領域のラベル付けを行う場合に用い
る連結条件について説明する。連結条件とは、画素と画
素が連結、すなわち、同じ領域中にあるかを判定するた
めの条件であり、4−連結を用いた連結条件や、8−連
結を用いた連結条件等が広く知られている。本第実施例
では、連結条件として8−連結を用いた連結条件を用い
る。図1には8−連結の状況を示しておく。この図は、
8−連結によれば、図1の中心の画素と、これを囲む8
の画素が隣接しているとみなされることを示している。
8−連結を用いた連結条件によれば、2点PとQとの間
に、8−連結によって隣接している画素列による経路が
存在するときに2点PとQは連結しており、同じ領域内
に存在すると判断する。
【0018】本実施例では、カメラにより取り込んだ画
像を2値化した2値画像に、画像中の(1)の画素を領
域画素とし、(0)の画素を背景画素(領域外のラベリ
ングの対象とならない画素)として、8−連結を用いた
連結条件によるラベリング処理を行う場合を例にとり、
本発明を説明する。
【0019】さて、本実施例では、このようなラベルン
グ処理を、次の3つの処理を逐次、実行することにより
実現する。
【0020】(1)仮ラベリング処理 (2)テーブル操作処理 (3)本ラベリング処理 以下、この場合の(1)仮ラベリング処理、(2)テー
ブル操作処理、(3)本ラベリング処理の内容について
説明する。
【0021】(1)仮ラベリング処理 仮ラベリング処理では、入力画像をラスタ順に各ライン
毎に2回ずつ走査し処理する。1回目の走査時の処理で
は、ライン内の画素のかたまり(ブロック)毎にブロッ
クナンバーを付けながら、各ブロックが前ラインの、ど
のブロックと連結しているかを調べ、各ブロックに仮ラ
ベルを付与する。また、前ラインのブロックとの連結が
見られる場合には、両ブロックに与えた仮のラベル間の
連結を記憶する。そして、2回目の走査時の処理では、
画素の属するブロックに与えた仮ラベルを各画素に付与
する。なお、n番目のラインの1回目の走査時の処理
と、n−1番目のラインの2回目の走査時の処理は並行
して行われる。すなわち、仮ラベリング処理は、パイプ
ライン処理により実行される。
【0022】本実施例では、このような仮ラベリング処
理のために、ブロックナンバを生成するブロックカウン
タと、ブロックに対応付けてブロックに付与した仮ラベ
ルを登録するテ−ブルとしてブロックテ−ブル(以下、
「BT」で表す)を設け、ブロックに与えた仮ラベルに
対応付けて、当該ブロックと連結しているブロックに与
えた仮ラベルを記憶するラベル結合テ−ブル(以下、
「LT]で表す)と、入力画素と当該画素が属するブロ
ックに付したブロックナンバの対応を記憶するブロック
ナンババッファ(以下、「BNB」で表す)と、仮ラベ
ルの値を生成する仮ラベルカウンタを設ける。なお、B
Tは、ライン毎に初期化された後1回目の走査時の処理
で作成され2回目の走査時の処理で参照される。
【0023】以下、2値画像の画素xの値をF(x)、
ブロックナンバxのブロックに対応付けられてBTに登
録されている仮ラベルをBT(x)、仮ラベルxに対応
付けられてLTに記憶されている仮ラベルをLT
(x)、2値画像の画素xに与えられた仮ラベルをG
(x)、2値画像の画素xの属するブロックに与えられ
たブロックナンバをBNB(x)、仮ラベルカウンタの
カウント値をKL、ブロックカウンタのカウント値をB
Cと表すこととして、仮ラベリング処理の詳細を説明す
る。
【0024】<初期化処理>仮ラベリング処理では、ま
ず、LTに各仮ラベル値に対応付けて結合ラベルの初期
値0を登録し、仮ラベルカウンタの初期値を1をセット
する。
【0025】そして、各ライン毎に以下の処理を繰り返
す。ただし、図2に示すように着目する画素をP、画素
Pの左(1つ前)の画素をP0,上(1ライン上)の画
素をQB,画素QBの右(1つ後)の画素をQA、QB
の左(1つ前)の画素をQCと表すことにする。
【0026】<1回目の走査時の処理> (処理0) ・最初にブロックカウンタを0にクリアする。
【0027】(処理1) ・F(P)=0の場合は処理2に、F(P)=1,F
(P0)=0の場合は処理3に、F(P)=1,F(P0)
=1の場合は処理4に進む。
【0028】(処理2) ・F(P0)=1ならばBCをインクリメントする。
【0029】この処理は、次に現れる値1の連続した画
素よりなる属するブロックに、P0の属するブロックに
与えたブロックナンバより1大きいブロックナンバを与
えることに相当する。
【0030】(処理3) ・F(P)=1,F(P0)=0の場合は以下の処理を行
う。
【0031】G(QA),G(QB),G(QC)の状態を調
べ、その状況により図3に従い定まる処理A〜Eのうち
のいづれかの処理を行う。
【0032】処理A BT(BC)=0とする。
【0033】処理B LT{G(QA)}=0ならばBT
(BC)=G(QA) LT{G(QA)}≠0ならばBT(BC)=LT{G
(QA)} とする。
【0034】処理C LT{G(QB)}=0ならばBT
(BC)=G(QB) LT{G(QB)}≠0ならばBT(BC)=LT{G
(QB)} とする。
【0035】処理D LT{G(QC)}=0ならばBT
(BC)=G(QC) LT{G(QC)}≠0ならばBT(BC)=LT{G
(QC)} とする。
【0036】 処理E LT{G(QA)}=0ならばX=G(QA) LT{G(QA)}≠0ならばX=LT{G(QA)} LT{G(QC)}=0ならばY=G(QC) LT{G(QC)}≠0ならばY=LT{G(QC)} としてXとYを比較する。
【0037】 X<YならばBT(BC)=X,LT(Y)=X X≧YならばBT(BC)=Y,LT(X)=Y とする。
【0038】すなわち、以上の処理では、左の画素とも
前のラインのブロックとも連結していない画素の属する
ブロックに対しては、仮ラベルとして、まず0を与えて
おく。なお、このブロックに属する全ての画素について
は、1回目の走査時の処理が終了した時点でも、仮ラベ
ル値が0のままであれば、2回目の走査時の処理にて新
たな仮ラベルが与えられることになる。
【0039】また、左の画素と連結してなく前のライン
の1つのブロックとのみ連結している画素の属するブロ
ックに、連結している前のラインのブロックに既に与え
られている仮ラベルに付与されている結合ラベル(結合
ラベルが与えられて無ければ、すなわち値0であれば仮
ラベル)を仮ラベルとして与える。また、左の画素と連
結してなく前のラインの2つのブロックと連結している
画素の属するブロックに、連結している前のラインのブ
ロックに既に与えられている2つの仮ラベルに、それぞ
れ付与されている結合ラベル(結合ラベルが与えられて
無ければ、すなわち値0であれば仮ラベル)のうちの小
さい方を仮ラベルとして与え、与えた最小の仮ラベルを
結合ラベルとして、大きい方の仮ラベルに対して与え
る。
【0040】(処理4) ・F(P)=1,F(P0)=1の場合は以下の処理を行
う。
【0041】G(QA)=0ならばなにもしない。
【0042】G(QA)≠0のとき X=BT(BC) LT{G(QA)}=0ならばY=G(QA) LT{G(QA)}≠0ならばY=LT{G(QA)} としてX,Yの状況を調べ、 X=0ならばBT(BC)=Y X≠0,X>YならばBT(BC)=Y,LT(X)=
Y X≠0,X≦YならばLT(Y)=X の処理を行う。
【0043】すなわち、以上の処理では、着目する画素
の左の画素が着目する画素を介してのみ前のラインのブ
ロックと連結している場合に、先に左の画素の属するブ
ロック(着目する画素の属するブロックでもある)に与
えた仮ラベル値0を、着目する画素を介してのみ連結す
る前のラインのブロックに既に与えられている仮ラベル
に付与されている結合ラベル(結合ラベルが与えられて
無ければ、すなわち値0であれば仮ラベル)に変更す
る。
【0044】また、前のラインのブロックと着目する画
素を介さずとも連結している左の画素が、着目する画素
を介してのみ右上の画素の属するブロックと連結してい
る場合に、左の画素の属するブロックに既に与えた仮ラ
ベルと、右上の画素の属するブロックに既に与えられて
いる仮ラベルに付与された結合ラベル(結合ラベルが与
えられて無ければ、すなわち値0であれば仮ラベル)の
うちの小さい方を、着目する画素と左の画素の属するブ
ロックの仮ラベルとし、小さい方の仮ラベルを結合ラベ
ルとして、大きい方の仮ラベルに対して与える。
【0045】<2回目の走査時の処理> ・F(P)=0ならばG(P)=0とする。
【0046】・F(P)≠0の場合次の処理を行う。
【0047】A=BNB(P) B=BT(A) B≠0のとき、G(P)=B この処理は、前のラインのブロックと連結しているブロ
ックの画素に、当該ブロックに与えた仮ラベルを付与す
ることに相当する。
【0048】 B=0のとき、G(P)=KL,KL=KL+1 この処理は、前のラインのブロックと連結していないブ
ロックの画素に新たな仮ラベルを与えることに相当す
る。
【0049】以上の処理で、仮ラベル画像G(x)とL
Tが得られることになる。本実施例に係る仮ラベリング
処理の詳細を示した。
【0050】このような仮ラベリング処理を、具体的な
入力画像を例に取り示すと次のようになる。すなわち、
たとえば、図4aに示した、入力画像の図4bに示すa
〜h、k〜nの画素を着目点とした処理を終了した時点
のBTとLTの内容は、図5〜図7に示すようになる。
【0051】また、全ての処理が終了すると、各画素に
仮ラベルが与えられた図8に示す仮ラベル画像G(x)
と、図9に示すLTが得えられる。
【0052】(2)テーブル操作処理 以下、テーブル操作処理の内容について説明する。
【0053】テーブル操作処理では、LTの情報を基
に、複数の仮ラベルを一つの本ラベルに変換する。ま
た、このとき本ラベルの飛びができないようにする操作
も行う。
【0054】すなわちこの処理では、まず、仮ラベル値
が大きい方からLTの結合ラベルを読みだし、結合ラベ
ルが存在する場合(結合ラベル値が0でない場合)は、
そのラベルの結合情報を見て最終的には独立(結合ラベ
ル値が0の場合)のものにたどりつき、そのラベルを自
分の本ラベルとする。結合ラベル値が最初から0の場合
は、そのラベルを自分の本ラベルとする。具体的には、
仮ラベル値が大きい方からLTのエントリを順次着目し
次の処理を行う。
【0055】a.着目するエントリの仮ラベル値が0の
場合には、この仮ラベル値を着目するエントリに本ラベ
ル値として登録し、次のエントリの処理に進む。他の場
合はbの処理を行う。
【0056】b.着目するエントリの仮ラベル値が0で
ない場合には、結合ラベル値と同じ値の仮ラベル値のエ
ントリを参照エントリとし、cの処理を行う。
【0057】c.参照エントリの仮ラベル値の結合ラベ
ル値が0の場合には、この参照エントリの仮ラベル値を
着目するエントリに本ラベル値として登録し、次のエン
トリの処理に進む。他の場合はdの処理を行う。
【0058】d.参照エントリの仮ラベル値と結合ラベ
ル値が異なる場合には、参照エントリの結合ラベル値と
同じ値の仮ラベル値のエントリを参照エントリとし、c
の処理に戻る。
【0059】以上の処理で、図10aに示す入力画像に
対して得られる、図10bに示す仮ラベル画像に対応す
る、図11aに示すLTの内容は図11bのように変更
される。なお、図10aに示した入力画像は、以下の説
明を明瞭にするために、図4aに示した入力画像の1画
素(図10a中のP)の値を1から0に変更したもので
ある。
【0060】次に、ラベルをつめる処理を行う。この処
理は、ソート用テーブル(以下、「ST」で表す)と新
ラベルカウンタ(以下、「NL」で表す)を用意し、L
T仮ラベルの値の小さいエントリから本ラベルを読みだ
しながら以下の処理を行うことで実現できる。
【0061】すなわち、LTの仮ラベルxのエントリに
登録されている本ラベルをLT(x)、STのエントリ
xに登録されている値をST(x)と表すこととして、
以下の処理を、LTの仮ラベルの値の小さいエントリか
ら順に次の処理を各エントリに対して行う。
【0062】・ LT(x)=xならばNLをインクリ
メントし、その値をLT(x)に格納し、ST{LT
(X)}にNLを格納する。
【0063】・ LT(x)≠xならばR=ST{LT
(x)}として、LT(x)にRを格納する。なお、N
Lは、初期値として、0を与えておく。
【0064】このような処理により、図11bに示した
LTの内容が、図11cに示すように変更される。ま
た、このときのSTの内容は図12に示すようになる。
【0065】(3)本ラベリング処理 この処理は、仮ラベル画像G(x)とLTから本ラベル
画像H(x)を作成する処理を行う。
【0066】この処理は、仮ラベル画像の各画素に順次
着目し、着目画素をPとして以下の処理を順次行うこと
により実現される。
【0067】・A=F(P) ・B=LT(A) ・G(P)=B この処理の結果、図11bに示した仮ラベル画像と、図
11cに示したLTより、図13に示す本ラベル画像を
得ることができる。
【0068】以下、このような処理を行う本実施例に係
るラベリング装置の構成と動作について説明する。
【0069】本ラベリング処理装置は、以下に示す7つ
のステ−ジを順次実行することによりラベリング処理を
行う。
【0070】S0:初期化処理 S1:ブロックナンバ付け(前記仮ラベリング処理の第
1回目の走査時の処理に相当する) S2:仮ラベル付け前記(仮ラベリング処理の第2回目
の走査時の処理に相当する) S3:結合テーブル(LT)の結合情報統合処理(前記
テ−ブル走査処理の本ラベルへの変換処理に相当する) S4:結合テーブル(LT)のラベル飛びを無くす処理
(前記テ−ブル走査処理の本ラベルをつめる処理に相当
する) S5:本ラベル付け(前記本ラベリング処理に相当す
る) S6:データ出力(前記本ラベル画像を出力する処理で
ある) さて、本実施例に係るラベリング装置は、このような処
理を、10MHzの基本クロックに同期して行う。NT
SCの、30Hzのレ−トで入力する、512*484
の画素より成る2値画像フレームを処理するとすると、
本ラベリング処理装置は、図14に示すように、1画像
フレ−ムを2フレ−ム期間(1/15sec)で処理す
ることができる。すなわち、S0をLTの大きさ相当の
期間(例えば51.2μsec)で、S1を約3/4フ
レーム期間で、S2をS1とほぼ同時に行うことがで
き、また、S3を約1/2フレーム期間で、S4をLT
の大きさ相当の期間(例えば51.2μsec)で、S
5を約3/4フレーム期間で、S6を約3/4フレーム
期間で行うことができる。
【0071】なお、10MHz以外の基本クロックに同
期して処理を行うことも可能で、たとえば、20MHz
の基本クロックに同期して処理を行うと、S0〜S6は
10MHzの基本クロックを用いる場合の半分、すなわ
ち1フレ−ム相当時間内で処理を行うことができる。
【0072】また、以下に示すように、本実施例に係る
ラベリング装置は、図14に示したように、各画像フレ
−ムについてパイプライン処理を行うことができるよう
に構成されているので、リアルタイムに画像のラベリン
グ処理を実行することができる。
【0073】以下、本実施例に係るラベリング装置の構
成と、前記S0〜S6迄の各ステ−ジにおける動作の詳
細を説明する。
【0074】図15、16に本実施例に係るラベリング
装置の構成を示す。
【0075】図示するように、本実施例に係るラベリン
グ装置は、入力制御1401、ブロックカウンタBC1
402、ブロックナンバナッファBNB1403、遅延
回路Z1(1404〜1406)、BTアドレスセレク
タ1407、2つのブロックテ−ブルBTA1408、
BTB1409、BTAデータセレクタ1412、BT
Bデータセレクタ1413、仮ラベルカウンタKL14
14、KRAMデータセレクタ1415、仮ラベル画像
を記憶するKRAM1419、仮ラベルアドレスカウン
タKA1421、カウンタHC1422、カウンタCN
T1(1511)、カウンタCNT2(1512)、2
つの仮ラベル結合テ−ブルLTB1516、LT151
5、LTBアドレスセレクタ1515、LTアドレスセ
レクタ1514、比較器1517、1519、152
0、1523、1532、LTBデータセレクタ152
1、LTデータセレクタ1522、ソ−ト用テ−ブルS
T1523、STデータセレクタ1534、値0発生手
段NL1526、フリップフロップD−FF1531、
D−FFデータセレクタ1530、本ラベル画像を格納
するLRAM1528、LRAMデータセレクタ152
7を有している。
【0076】次に、入力制御1401の内部構成を図1
7に示す。
【0077】図示するように、入力制御は、入力・全体
制御部1601と、ブロックナンバ付け制御部1602
を有している。
【0078】入力・全体制御部1601は、2値画像デ
ータの値(0または、1)のどちらの値の画素をラベリ
ングの対象とするかを指定する“入力0−1切替”と、
連結条件(4−連結を用いた連結条件、8−連結を用い
た連結条件)のどちらを使用したラベリングを行うのか
を指定する“4−8連結切替”と、クロックに同期して
ラスタ順に取り込む画素データINを受け取る。そし
て、画素データ“IN”を“入力0−1切替”が値0の
画素をラベリングすることを指定している場合には、画
素データの値を反転し、画素データ“P”として出力す
る。また、これと同時に前回出力したの画素データ
“P”を1クロック遅延した遅延画素データP0を出力
する。また、画素データ“P”の画像フレ−ム上の位置
に応じて、現在実行すべきステ−ジを、それぞれ指定す
る信号S0、S1、S2、S3、S4、S5、S6と、
BTアドレスセレクタ1407を制御するBTアドレス
セレクト信号を出力する。なお、信号S0はステ−ジS
0を実行すべきことを、S1はステ−ジS1を実行すべ
きことを、S2はステ−ジS2を実行すべきことを、S
3はステ−ジS3を実行すべきことを、S4はステ−ジ
S4を実行すべきことを、S5はステ−ジS5を実行す
べきことを、S6はステ−ジS6を実行すべきことを表
す信号であり、図14に示すタイミングに従い複数同時
に出力される。なお、ここでは、連結条件は8−連結を
用いた連結条件を指定しているものとして説明する。
【0079】ブロックナンバ付け制御部1602は、入
力・全体制御部1601よりの信号S0〜S6、画素デ
ータP、遅延画素データP0と、他の各部よりの信号を
入力する。他の各部よりの各信号については後述する。
そして、これらの入力信号の値に応じて、BTAデータ
セレクタ1412を制御するBTAデータセレクト信
号、BTBデータセレクタ1413を制御するBTBデ
ータセレクト信号、LTアドレスセレクタ1514を制
御するLTアドレスセレクト信号、LTBアドレスセレ
クタ1513を制御するLTBアドレスセレクト信号、
LTデータセレクタ1522を制御するLTデータセレ
クト信号、LTBデータセレクタ1521を制御するL
TBデータセレクト信号を出力する。
【0080】また、入力・全体制御部1601とブロッ
クナンバ付け制御部1602は、BTA1408、BT
AB1409、KRAM1419、LTB1516,L
T1518,ST1523,LRAM1528の書き込
みや読み出しの制御や、各カウンタの制御等も行う。
【0081】以下、各ステ−ジ毎に、本実施例に係るラ
ベリング装置の動作の詳細を説明する。
【0082】まず、ステ−ジS0の動作について説明す
る。
【0083】S0では、仮ラベル結合テーブル(LT1
518、LTB0516)のクリアを行う。
【0084】この処理では、信号S0によって、LTB
データセレクタ1521とLTデータセレクタ1522
に、データ0を選択させ、LTBアドレスセレクタ15
15とLTアドレスセレクタ1514に、カウンタHC
1422よりの出力HCを選択させる。カウンタHCは
0より順次1づつインクリメントするカウンタであり、
ステ−ジS0では、信号S0によって、LTB1516
と、LT1518の最大アドレスまでカウントさせる。
この結果、LTB1516と、LT1518の内容は全
て0に設定される。
【0085】なお、LTB1516と、LT1518
は、同じ容量のRAMで構成している。
【0086】次に、ステ−ジS1の動作について説明す
る。
【0087】S1では、各ラインをスキャンし、ラベル
付けされる画素のブロック毎にブロックナンバを付け、
そのブロックナンバに対応した仮ラベルを1ライン毎に
切り替えるブロックテーブル(BTA1412、BTB
1413)に格納し、かつ、ブロックナンバを1ライン
分遅延するブロックナンババッファBNB1403に格
納しかつ、仮ラベル結合テーブルをLT1518、LT
B1516上に作成する。
【0088】まず、この処理では、入力制御1401の
入力・全体制御部1601(図17参照)が、現在処理
中のラインが偶数ラインか、奇数ラインかを判定する。
そして、奇数ラインであれば、BTアドレスセレクト信
号によって、BTアドレスセレクタ1407にブロック
カウンタBC1402よりの出力をBTA1408に出
力させ、BNB1403よりの値をBNB1409に出
力させる。また、偶数ラインであれば、BTアドレスセ
レクト信号によって、BTアドレスセレクタ1407に
ブロックカウンタBC1402よりの出力をBTB14
09に出力させ、BNB1403よりの値をBNA14
08に出力させる。ここで、BTB1409とBNA1
408のうち、BC1402よりの出力を受けた方をB
T1と呼び、BNB1403よりの出力を受けた方をB
T2と呼ぶこととすると、BTアドレスセレクト信号に
より、BT1はステ−ジS1の対象に制御され、BT2
はステ−ジS2の対象に制御されると共に、BT2にデ
ータを出力する方のデータセレクタ1412もしくは1
413の出力は抑止される。一方、後述するステ−ジS
2の処理により生成された前ラインの仮ラベルKDを、
遅延回路1416で1ライン分遅延させたデータG(Q
A)、G(QA)をさらに遅延回路で遅延させたデータ
G(QB)、G(QB)をさらに遅延回路で遅延させた
データG(QC)がブロックナンバ付制御部1602に
送られる。また、BT1のBC1402の出力アドレス
より仮ラベルBTADもしくはBTBDがブロックナン
バ付制御部1602に送られる。
【0089】さて、ブロックナンバ付制御部1602
は、まず、データP、P0を判定し、P=P0=0の場
合は次の画素データの処理に移る。また、P=0かつP
0=1の場合には、ブロックカウンタBC1402の値
を1インクリメントする。なお、これらの処理は、前述
した(処理1)に相当する。
【0090】一方、P=1かつP0=0の場合には、ブ
ロックナンバ付制御部1602は、遅延回路1416、
1417、1418から送られたG(QA)、G(Q
B)、G(QC)の値を判定し、G(QA)=G(Q
B)=G(QC)=0の場合には、BTAデータセレク
タ1412もしくはBTBデータセレクタ1413を制
御し、BT1のBC1402が出力するアドレスにデー
タ0を書き込む。この処理は前述した処理Aに相当す
る。
【0091】G(QA)=G(QB)=G(QC)=0
でない場合には、図18に示すように、G(QA)、G
(QB)、G(QC)の値に応じて、LTアドレスセレ
クタ1514とLTBアドレスセレクタ1516を制御
し、仮ラベル1801をアドレスとしてLT1518、
LTB1516結合ラベルデータLTD、LTBDを読
みだし、その値1802、1802に応じて、BT1に
書き込むデータ1804を決定し、BTAデータセレク
タ1412もしくはBTBデータセレクタ1413を制
御し、BT1のBC1402が出力するアドレスに決定
したデータを書き込ませる。この処理は、前述した(処
理B)から(処理E)のBT(BC)の値の決定に相当
する。ただし、G(QA)=1、G(QB)=0、G
(QC)=1の場合には、前述した(処理E)のアルゴ
リズムに従い、LT1518、LTB1516のアドレ
スと、そのアドレスに書き込むデータと、BT1のBC
1402が出力するアドレスに書き込むデータを決定
し、LT1518とLTB1516とBT1への書き込
みを行う。
【0092】最後に、P=1かつP0=1の場合には、
ブロックナンバ付制御部1602は、遅延回路141
6、1417、1418から送られたG(QA)の値を
判定し、G(QA)=0の場合は次の画素データの処理
に移る。そして、G(QA)=0でない場合には、ま
た、LTアドレスセレクタ1514を制御し、アドレス
G(QA)より結合ラベルLTDを読み出す。そして、
前述した(処理4)のアルゴリズムに従い、BT1より
読み出せている仮ラベルBTADもしくはBTBDとL
TDとLTBDを用いて、LT1518、LTB151
6のアドレスと、そのアドレス書き込むデータと、該当
する場合にはさらにBT1のBC1402が出力するア
ドレスに書き込むデータを決定し、LT1518とLT
B1516とBT1への書き込みを行う。
【0093】なお、以上の処理でLT1518、LTB
1516に与えたアドレスやデータは、それ以前に判定
のために既に読みだしているデータである。
【0094】ところで、以上の処理において、ブロック
ナンバ付制御部1602は、LTD、LTDBが0であ
るか否かの判定を、比較器1517、1520の出力す
るLTBDZ、LTDZを用いて判定する。比較器15
17、1520は、LTD、LTDBと値0が等しいか
を比較し、その結果を出力する。
【0095】さて、BNB1403は、ブロックナンバ
を発生するBC1412の出力を1ライン遅延させる。
したがい、BT2よりは前のラインの仮ラベルが順次読
み出され、遅延回路1404、1405、1406で1
クロックづつ遅延され、ブロックナンバ付制御部160
2にQAF、QBF、QCFとして送られる。ここで、
QAFが0の場合、図2に示す画素QAはラベリング対
象の値の画素ではない。よって、G(QA)の値も0で
ある。QBF、QCFについても同様である。そこで、
以上説明したS1の処理中で行う前記G(QA)、G
(QB)、G(QC)が0であるか否かの判定は、QA
F、QBF、QCFを用いて行うようにしてもよい。
【0096】以上で、一つの画素データについてのステ
−ジS1の処理が終了する。
【0097】次にステ−ジS2の動作について説明す
る。
【0098】ステ−ジS2では、仮ラベル付け、すなわ
ち、ステ−ジS1の処理を終了したラインの各画素に、
仮ラベルを付けKRAM1415に格納する。
【0099】図19に示すように、ラインL2について
のステ−ジS2は、ラインL1についてのステ−ジS1
に、3クロック先行する形で、ほぼ並行して行われる。
一つのステ−ジに着目すれば、このラインL1について
のステ−ジの処理終了後、3クロック待って、次のライ
ンL2のステ−ジが開始される。一方、一つのラインL
1に着目すれば、LIについてのS1の処理終了後、引
き続きステ−ジS2の処理が実行される。ここで、3ク
ロック待つのは、ステ−ジS2で読みだされるラインN
+1の3画素QA、AB、QC(図2参照)を、ライン
Nの画素データPのステ−ジS1の処理で利用できるよ
うにするためである。
【0100】さて、ステ−ジ2において、ブロック付制
御部1602は、KKRAMアドレスセレクタ1420
を制御し、カウンタKA1421の出力を選択させる。
カウンタKA1421は、順次1画像フレ−ム内の画素
数分のアドレスを生成する。
【0101】さて、ブロック付制御部1602は、ステ
−ジS2では、遅延回路1404から送られるQAFに
対応する画素を処理対象とする。
【0102】BNBナンバ付制御部1602は、QAF
の値より処理対象の画素データがラベリング対象の値か
否かを判定し、処理対象の画素データがラベリング対象
の値でなければKRAMデータセレクタ1415を制御
し値0をKRAM1415の、KA1421の出力アド
レスに書き込む。一方、処理対象の画素データがラベリ
ング対象の値(1)であれば、BT2のQAFに対応す
るアドレスから読みだされたBTADもしくはBTBD
が0か否かを判定し、0であればKRAMデータセレク
タ1415を制御して仮ラベルカウンタKL1414の
値をKRAM1415のKA1421の出力アドレスに
書き込むと共に仮ラベルカウンタKL1415を1イン
クリメントし、BTADもしくはBTBDが0でなけれ
ばKRAMデータセレクタ1415を制御してBT2か
ら読みだされたBTADもしくはBTBDをKRAM1
415のKA1421の出力アドレスに書き込む。
【0103】以上で、一つの画素データについてのS2
の処理が終了するので、次の画素データについての処理
を開始する。なお。この処理は、前記<2回目の走査時
の処理>に相当する。
【0104】次に、ステ−ジS3の動作について説明す
る。
【0105】ステ−ジS3では、LT1518内の結合
ラベルを本ラベルに置き換える。
【0106】ステ−ジS3では、信号S3に従い、LT
アドレスセレクタ1514は、カウンタ1512の出力
するMAを選択し、LTデータセレクタ1522は、D
−FF1531よりの出力を選択する。
【0107】次に、CNT1(1511)をLT151
8の最大アドレスと同じ値に設定し、CNT1(151
1)の値をCNT2(1512)にロードする。また、
CNT2(1512)にロードした値を、D−FFデー
タセレクタ1530を介してD−FFに格納する。D−
FFデータセレクタ1530は、この後LT1518よ
りのデータを選択するように切り替える。今、CNT2
(1512)にロードした値を、いま着目する仮ラベル
とする。そして、LT1516のCNT2(1512)
にロードした値のアドレスより、D−FF1531に結
合ラベル値を読みだす。これが着目する仮ラベル値に対
応する結合ラベル値に相当する。次に、CNT2(15
12)を一つずつデクリメントする。そして、CNT2
(1512)の値とD−FF1531の値を比較器15
32で比較し、これが等しければ、CNT2(151
2)の値をアドレスとして読みだしたデータをD−FF
1532に書き込む。この操作は、着目した仮ラベルの
結合ラベルと、着目した仮ラベルの結合ラベルと、より
小さな仮ラベルを比較し、一致した結合ラベルを保存す
る操作に相当する。
【0108】以下、CNT2(1512)の値が1にな
るまで、同じ処理を繰り返せば、D−FF1531に着
目した仮ラベルの本ラベルが格納されていることになる
ので、CNT2(1512)の値が1になったらカウン
タ1の値を再度CNT2(1512)にロードし、D−
FF1532の値を、CNT2(1512)の値をアド
レスとしてLT1518に書き込む。これにより、着目
した仮ラベルのエントリに本ラベルが格納されることに
なる。
【0109】以上の処理が済んだら、以下,CNT1
(1511)が0になるまで、CNT1(1511)を
1ずつデクリメントし、以上の処理を繰り返す。これに
より、値の大きな仮ラベルより順次、着目する仮ラベル
値の本ラベルを決定し、LT1518に記憶することが
できる。
【0110】次に、ステ−ジS4の動作を説明する。
【0111】ステ−ジS4では、ステ−ジS3でLT1
518に記憶した本ラベルの飛びを無くす。すなわち、
前述したラベルをつめる処理を行う。
【0112】ステ−ジS4では信号S4に従い、LTア
ドレスセレクタ1514は、カウンタHC1422の出
力を選択し、NLを初期値0とし、LTデータセレクタ
1522は、まず、NL1526よりの出力を選択す
る。なお、この場合、HC1422は、値1より順次L
T1518の最大アドレスまでカウントする。
【0113】そして、HC1422の各カウントについ
て、LT1518のHC1422の出力するアドレスよ
り、本ラベルLTDを読み出し、これとHC1422の
出力値とを比較器1519で比較し、等しければ、カウ
ンタNL1526を1インクリメントし、その値をST
1523にLTDをアドレスとして書き込む。また、L
Tデータセレクタ1522を制御し、このカウンタNL
1526の値をLT1518の、HC1422の出力す
るアドレスに書き込む。読みだした本ラベルLTDとH
C1422の出力値が等しく無い場合には、ST152
3からLTDをアドレスとしてデータを読み出し、これ
を、LT1518の、HC1422の出力するアドレス
に書き込む。
【0114】次に、ステ−ジS5について説明する。
【0115】KRAM1419に格納された仮ラベル
を、LT1516を用いて、本ラベルに変換し、LRA
M1528に格納する。
【0116】さて、ステ−ジS5では、信号S5に従
い、KRAMアドレスセレクタ1420は、カウンタH
C1422よりの出力を選択する。また、LTアドレス
セレクタ1514は、KRAM1419のHC1422
の出力するアドレスより読みだされた仮ラベルデータK
Dを選択する。一方、LRAMデータセレクタは、LT
1518のアドレスKDより読みだされたデータを選択
し、LRAM1528の、仮ラベルデータKDをアドレ
スしてLT1518より読みだされた本ラベルを、HC
1422の出力するアドレスに書き込む。なお、この場
合HC1422は、1フレ−ムの画素数相当分のアドレ
スを順次出力する。
【0117】これで、本ラベル画像が、LRAM152
8に記憶されたことになる。
【0118】次に、ステ−ジS6の動作について説明す
る。
【0119】ステ−ジS6では、LRAM1528に記
憶された本ラベル画像を順次読みだす。
【0120】ステ−ジS6では、信号S6に従い、LR
AMデータセレクタ1527はOUT側を選択する。本
ステ−ジでは、HC1422の出力する値をアドレスと
して、順次LRAM1528より本ラベルを読み出し、
OUTとして出力する。
【0121】以上、本発明のラベリング装置の一実施例
を説明した。
【0122】なお、本実施例では、8−連結を用いた連
結条件をラベリングに用いた場合を例にとり説明した
が、4−連結を用いた連結条件を用いる場合でも同様に
適用することができる。
【0123】すなわち、4−連結では、上下左右の画素
を隣接画素とするので、この場合は、前述した仮ラベリ
ング処理の<第1回目の走査時の処理>を次のように行
うようにすればよい。
【0124】<1回目の走査時の処理> (処理0) ・最初にブロックカウンタを0にクリアする。
【0125】(処理1) ・F(P)=0の場合は処理2を、F(P)=1,F
(P0)=0の場合は処理3を、F(P)=1,F(P0)
=0の場合は処理4に進む。
【0126】(処理2) ・F(P0)=1ならばBCをインクリメントする。
【0127】この処理は、次に現れる値1の連続した画
素よりなる属するブロックに、P0の属するブロックに
与えたブロックナンバより1大きいブロックナンバを与
えることに相当する。
【0128】(処理3) ・F(P)=1,F(P0)=0の場合は以下の処理を行
う。
【0129】G(QB)=0ならば、BT(BC)=0と
する。
【0130】G(QB)≠0ならば、 LT{G(QB)}=0ならばBT(BC)=G(QB) LT{G(QB)}≠0ならばBT(BC)=LT{G
(QB)} (処理4) ・F(P)=1,F(P0)=1の場合は以下の処理を行
う。
【0131】G(QB)=0ならばなにもしない。
【0132】G(QB)≠0のとき X=BT(BC) LT{G(QB)}=0ならばY=G(QB) LT{G(QB)}≠0ならばY=LT{G(QB)} としてX,Yの状況を調べ、 X=0ならばBT(BC)=Y X≠0,X>YならばBT(BC)=Y,LT(X)=
Y X≠0,X≦YならばLT(Y)=X の処理を行う。
【0133】また、以上の処理では、512*484の
画素より成る2値画像フレームを、処理の対象とした
が、まず、処理の高速化のために、画素数を圧縮してか
ら処理するようにしてもよい。たとえば、画素数を1/
4に圧縮すれば、1フレ−ム期間にステ−ジS0からス
テ−ジS5までを行うことができる。
【0134】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、リアル
タイムに画像のラベリング処理を行うラベリング装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】8隣接の状況を示した説明図である。
【図2】本発明の一実施例に係る仮ラベリング処理で用
いる画素の位置関係を示した説明図である。
【図3】本発明の一実施例に係る仮ラベリング処理で行
う処理と前ラインの仮ラベルの関係を示した説明図であ
る。
【図4】入力2値画像の例を示した説明図である。
【図5】参考画素の仮ラベリング処理例を示した説明図
である。
【図6】参考画素の仮ラベリング処理例を示した説明図
である。
【図7】参考画素の仮ラベリング処理例を示した説明図
である。
【図8】本発明の一実施例に係る仮ラベリング処理で得
られる仮ラベル画像例を示す説明図である。
【図9】本発明の一実施例に係る仮ラベリング処理で得
られる結合テ−ブル例を示した説明図である。
【図10】第2の入力2値画像例と第2の仮ラベル画像
例を示す説明図である。
【図11】本発明の一実施例に係るテ−ブル操作処理に
よる結合テ−ブルの変化を示す説明図である。
【図12】本発明の一実施例に係るテ−ブル操作処理で
用いるソ−ト用テ−ブルを示す説明図である。
【図13】本発明の一実施例に係る本ラベリング処理で
得られる本ラベル画像例を示す説明図である。
【図14】本発明の一実施例に係るラベリング装置の動
作タイミングを示す説明図である。
【図15】本発明の一実施例に係るラベリング装置の構
成の半分を示すブロック図である。
【図16】本発明の一実施例に係るラベリング装置の構
成の半分を示すブロック図である。
【図17】本発明の一実施例に係る入力制御の構成を示
すブロック図である。
【図18】本発明の一実施例に係るラベリング装置が処
理中において従う論理を示す説明図である。
【図19】本発明の一実施例に係るラベリング装置が行
うステ−ジS0とステ−ジS1の動作タイミングを示す
説明図である。
【符号の説明】
1401 入力制御 1402 ブロックカウンタBC 1403 ブロックナンバナッファBNB 1408 ブロックテ−ブルBTA 1409 ブロックテ−ブルBTB 1414 仮ラベルカウンタ 1419 KRAM 1516 仮ラベル結合テ−ブルLTB 1518 仮ラベル結合テ−ブルLT 1528 LRAM

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力2値画像中の所定の値を有する画素
    に、前記所定の値の画素のかたまり毎にラベルを与える
    ラベリング方法であって、 順次入力画像の各ラインをラインの並び順に、順次着目
    し、着目するライン中の前記所定の値の画素に仮ラベル
    を与え、与えた仮ラベルに結合ラベルを与える第1のス
    テップと、 各仮ラベルに与えられた結合ラベルに従い、直接的もし
    くは間接的に連結関係を有する複数の仮ラベルに対し
    て、一つの本ラベルを割り当てる第2のステップと、 各画素に与えられている仮ラベルを、当該仮ラベルに割
    り当てられた本ラベルに更新する第3のステップとを有
    し、 各仮ラベルに結合ラベルが与えられている場合には、結
    合ラベルを当該仮ラベルの参照ラベルとし、仮ラベルに
    結合ラベルが与えられていない場合には、当該仮ラベル
    を当該仮ラベルの参照ラベルと呼ぶこととした場合に、 前記第1のステップは、 着目するラインの、前記所定の値の画素の連続であるブ
    ロックに順次着目し、着目するブロックと、着目するラ
    インの前に着目したライン中のブロックとの連結関係を
    調べる第4のステップと、 連結するブロックが存在しない場合には特定の値の仮ラ
    ベルを着目するブロックに与える第5のステップと、 連結するブロックが一つ存在する場合には当該連結する
    ブロックに付されている仮ラベルの参照ラベルを、仮ラ
    ベルとして着目するブロックに与える第6のステップ
    と、 連結するブロックが複数存在する場合には連結するブロ
    ックのうちの一つのブロックを選択し、選択したブロッ
    クに与えられている仮ラベルの参照ラベルを着目するブ
    ロックに仮ラベルとして与えると共に選択しなかったブ
    ロックに与えられている仮ラベルに、選択したブロック
    に与えられている仮ラベルの参照ラベルを、結合ラベル
    として与える第7のステップと、 着目する画素の属するブロックに与えられた仮ラベルが
    前記特定の値でない場合には、着目する画素に、当該ブ
    ロックに与えられた仮ラベルを与え、着目する画素の属
    するブロックに与えられた仮ラベルが前記特定の値であ
    る場合には、着目する画素に、前記特定の値の仮ラベル
    のブロック毎に定める新たな値の仮ラベルを与える第8
    のステップとを含むことを特徴とする画像のラベリング
    方法。
  2. 【請求項2】入力2値画像中の所定の値を有する画素
    に、前記所定の値の画素のかたまり毎にラベルを与える
    ラベリング方法であって、 順次入力画像の各ラインをラインの並び順に、順次着目
    し、着目するライン中の前記所定の値の画素に仮ラベル
    を与え、与えた仮ラベルに結合ラベルを与える第1のス
    テップと、 各仮ラベルに与えられた結合ラベルに従い、直接的もし
    くは間接的に連結関係を有する複数の仮ラベルに対し
    て、一つの本ラベルを割り当てる第2のステップと、 各画素に与えられている仮ラベルを、当該仮ラベルに割
    り当てられた本ラベルに更新する第3のステップとを有
    し、 各仮ラベルに結合ラベルが与えられている場合には、結
    合ラベルを当該仮ラベルの参照ラベルとし、仮ラベルに
    結合ラベルが与えられていない場合には、当該仮ラベル
    を当該仮ラベルの参照ラベルと呼ぶこととした場合に、 前記第1のステップは、 着目するラインの、前記所定の値の画素に順次着目し、
    順次、着目する画素と直前に着目した画素との連結関係
    と、着目する画素と着目するラインの前に着目したライ
    ン中の、前記所定の値の画素の連続であるブロックとの
    連結関係と、直前に着目した画素と着目するラインの前
    に着目したライン中のブロックとの連結関係とより、着
    目する画素の属するブロックと着目するラインの前に着
    目したライン中のブロックとの連結関係を判定するステ
    ップと、 連結するブロックが存在しないと判定された場合に特定
    の値の仮ラベルを着目する画素の属するブロックに与え
    るステップと、 連結するブロックが一つ存在すると判定された場合には
    当該連結するブロックに与えられている仮ラベルの参照
    ラベルを、仮ラベルとして着目する画素の属するブロッ
    クに与えるステップと、 連結するブロックが複数存在すると判定された場合には
    連結するブロックのうちの一つのブロックを選択し、選
    択しなかったブロックに与えられている仮ラベルに、選
    択したブロックに与えられている仮ラベルの参照ラベル
    を、結合ラベルとして与えると共に、既に、選択したブ
    ロックに与えられている仮ラベルの参照ラベルが着目す
    る画素の属するブロックに仮ラベルとして与えられてい
    ない場合には、これを着目する画素の属するブロックに
    仮ラベルとして与えるステップとを、着目するラインの
    各画素について順次行った後に、着目するライン中の各
    画素に、当該画素の属するブロックに与えられた仮ラベ
    ルが前記特定の値でない場合には、当該画素の属するブ
    ロックに与えられた仮ラベルを与え、当該画素の属する
    ブロックに与えられた仮ラベルが前記特定の値である場
    合には、当該画素に前記特定の値の仮ラベルのブロック
    毎に定める新たな値の仮ラベルを与えるステップとを含
    むことを特徴とする画像のラベリング方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の画像のラベリング
    方法であって、 前記連結するブロックが複数存在する場合に選択する、
    連結するブロックのうちの一つのブロックは、当該ブロ
    ックに与えられた仮ラベルの参照ラベルの、より小さい
    ブロックであることを特徴とする画像のラベリング方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1、2または3記載の画像のラベリ
    ング方法であって、 前記第2のステップは、 各仮ラベルに与えられた結合ラベルに従い、直接的もし
    くは間接的に連結関係を有する複数の仮ラベルに対し
    て、一つの本ラベルを、割り当てるステップと、 割り当てた本ラベルの値が連続するように、各本ラベル
    の値を変更するステップとを有することを特徴とする画
    像のラベリング方法。
  5. 【請求項5】入力2値画像中の所定の値を有する画素
    に、前記所定の値の画素のかたまり毎にラベルを与える
    ラベリング装置であって、 画像を構成する各ライン中の画素データを順次入力する
    手段と、 前記所定の値の画素の連続であるブロックをカウント
    し、カウント値をブロッブロックナンバとして出力する
    ブロックカウンタと、 前記ブロックカウンタが与えたブロックナンバを、1ラ
    イン分の画素データの入力に要する時間分遅延させるブ
    ロックナンババッファと、 仮ラベルをブロックナンバに対応づけて記憶するブロッ
    クテ−ブルと、 結合ラベルを仮ラベルに対応付けて記憶する結合テ−ブ
    ルと仮ラベル画像を記憶する仮ラベルメモリと、 本ラベル画像を記憶する本ラベルメモリと、 入力する各画素データの値と、その直前に入力した画素
    データの値と、前記ブロックナンババッファで遅延した
    ブロックナンバに対応して前記ブロックテ−ブルに記憶
    されている1以上の仮ラベルと、当該1以上の仮ラベル
    に対応して前記結合テ−ブルに記憶されている1以上の
    結合ラベルと、前記ブロックカウンタの出力するブロッ
    クナンバに対応して前記ブロックテ−ブルに記憶されて
    いる仮ラベルとの組み合わせに応じて、前記ブロックテ
    −ブルと結合テ−ブルの内容を更新する手段と、 前記ブロックナンババッファで遅延したブロックナンバ
    に対応して前記ブロックテ−ブルに記憶されている仮ラ
    ベルを、順次、前記仮ラベルメモリに書き込む手段と、 前記結合テ−ブルに記憶されている結合ラベルの値を、
    仮ラベルと当該仮ラベルに対応付けられて記憶されてい
    る結合ラベル値の組み合わせに応じて変更する手段と、 前記仮ラベルメモリに記憶されている仮ラベルを順次読
    み出し、読みだした仮ラベルに対応付けて、前記結合テ
    −ブルに記憶されている、変更後の結合ラベルを読みだ
    して、前記本ラベルメモリに順次書き込む手段とを有す
    ることを特徴とする画像のラベリング装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の画像のラベリング装置であ
    って、 前記入力画像は、カメラより取り込んだ画像の画素数
    を、より少ない数に変換した画像であることを特徴とす
    る画像のラベリング装置。
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