JPH07105148A - クライアントサーバ業務分散システム - Google Patents

クライアントサーバ業務分散システム

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JPH07105148A
JPH07105148A JP24427093A JP24427093A JPH07105148A JP H07105148 A JPH07105148 A JP H07105148A JP 24427093 A JP24427093 A JP 24427093A JP 24427093 A JP24427093 A JP 24427093A JP H07105148 A JPH07105148 A JP H07105148A
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JP
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JP24427093A
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Inventor
Masayuki Tsuchiya
雅幸 土屋
Hitoshi Kobayashi
仁 小林
Hiroshi Fujise
洋 藤瀬
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】サーバとクライアントにそれぞれ起動情報を管
理する連絡領域と情報をやり取りするマネージャを持
ち、プロセス間通信によって複数の処理の起動要求、一
括結果報告を行うプロトコルを実現する手段を4GLで
支援することによってクライアント側の処理手続きから
複数のサーバ側の業務を同時に起動し、サーバの処理の
並行起動、並行処理が実現でき、効率のよい分散処理を
行う。 【構成】サーバ1とクライアント7から成り立ってい
る。サーバ1はプロセッサ2にコンソール3、ディスク
コントローラ4、ディスク装置5、フロッピディスク装
置6が接続されている。クライアント7も同様に構成さ
れており、プロセッサ8にコンソール9、ディスクコン
トローラ10、ディスク装置11、フロッピディスク装
置12が接続され、サーバとクライアントはプロセッサ
2とプロセッサ8間がLAN13で接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】コンピュータを使用した定型業務
処理システムにおいて、特にLANを用いたクライアン
トサーバ型システム方式でのシステム構築分野に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のクライアントサーバ型システム
(以下、CSS型システムと呼ぶ)におけるLANを利
用した第4世代言語(以下、4GLという)やデータベ
ースソフト(以下、DBツールという)などのクライア
ントとサーバとの連携処理を、図12及び図13に示
す。
【0003】図12はクライアント側からサーバ側のフ
ァイルをSQLコマンド等のファイルアクセスコマンド
を用いてファイルの内容をアクセスする方式であり、図
13はサーバ側にファイルのアクセス処理手続きを登録
しておき、クライアント側から起動し、処理を行う方法
を示している。図12で示す方式は単にサーバ側のファ
イルの内容をクライアント側から一件ずつ必要なたびに
その都度得る方式である。図13で示す方式はクライア
ント側からサーバ側の処理手続きを起動し、図12の処
理方法のように何回もクライアントとサーバ間のやりと
りをせず、一括でサーバに処理をさせて、クライアント
側は起動した後、結果がくるのを待って次の処理に移る
方式である。なお、ここでいう4GLとはオンライン向
きの事務処理プログラムを会話型で開発する支援ツール
を指す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記図12、図13で
示される従来の処理はファイルのアクセスを中心に考え
ており、クライアントではサーバに要求やサーバ処理を
起動要求を行った後、結果をその場で待つ方式を採用し
ている。
【0005】図12の処理方法ではクライアントとサー
バの間を行き来するデータ量が増加するため、ネットワ
ークのトラフィックが増大し、処理性能が落ちる問題点
がある。また、図13の処理方法ではクライアント処理
から複数のサーバ処理を起動する場合、それぞれのサー
バの処理が相互に関連せず、並行に走行できる場合でも
一つ一つサーバの処理の起動を行っては、結果を待つこ
とを繰り返すしかなかった。そのため、LANに対し
て、負荷がかかり、効率が悪いという問題点があり、さ
らに並行しての起動処理ができず、効率のよい分散処理
ができないという欠点があった。
【0006】また、例えば特開平5ー52973号公報
にはクライアントからサーバへのデータベースへアクセ
スを行う場合の様に同一のデータベースに対して参照や
更新の処理によって結果を待ったり並行起動させること
が開示されているが、この技術は一つのファイルに対し
てのみ有効であり、通常の定型業務のように複数のデー
タベースを次々と使用する定型業務には使用することは
できないという問題があった。
【0007】本発明の目的は、上述の問題を解決するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために以下のようにしたことを特徴とする。
【0009】LANを使用した第4世代言語やデータベ
ースソフトを有するクライアントサーバ型システムにお
いて、サーバ及びクライアントコンピュータにそれぞれ
起動情報を管理する連絡領域と情報をやりとりするマネ
ージャーを設け、第4世代言語もしくはデータベースソ
フトで作成したクライアント側の処理手続きによって、
サーバ側の複数の業務を同時に起動し、並行処理するク
ライアントサーバ業務分散システムが提供される。
【0010】また、クライアント側の処理手続きを先読
みし、処理するサーバの処理内容から参照更新のファイ
ル名を検索し、各業務処理での関連を求め、並行起動、
及び並行処理ができるかを判断し、並行起動、及び並行
処理を制御するクライアントサーバ業務分散システムが
提供される。
【0011】更に、サーバに複数のコンピュータを接続
しておき、前記クライアントの業務処理手続きにより複
数のサーバのコンピュータの複数の業務を同時に起動
し、並行処理するクライアントサーバ業務分散システム
が提供される。
【0012】
【作用】本発明の実行時、クライアント側の業務処理中
にサーバ側の業務要求が発行されるとクライアントのマ
ネージャは連絡領域に情報をセットしてサーバ側にプロ
セス間通信を使い、起動メッセージを送る。その後、ク
ライアント側処理では結果をまたずに次の処理に移る。
サーバ側ではマネージャ処理で通信してきたメッセージ
から該当の業務を子タスクとして起動する。サーバ処理
では次々と起動要求がくるとその度にタスクを起動し、
業務を並行処理させる。このようにしてサーバの処理の
並行起動、並行処理が実現できる。サーバが複数の場合
は上記処理をそれぞれのサーバコンピュータに行わせる
ことでユーザが意識せずに簡単に多重化システムが構築
できる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明
する。
【0014】図1は本発明の全体構成を示す図である。
本発明の全体構成はサーバ1とクライアント7から成り
立っている。サーバ1はプロセッサ2にコンソール3、
ディスクコントローラ4、ディスク装置5、フロッピデ
ィスク装置6が接続されている。クライアント7も同様
に構成されており、プロセッサ8にコンソール9、ディ
スクコントローラ10、ディスク装置11、フロッピデ
ィスク装置12が接続され、サーバとクライアントはプ
ロセッサ2とプロセッサ8間がLAN13で接続されて
いる。
【0015】サーバ全体の制御を行うサーバの全体制御
部14は、サーバの4GLのマネージャ15、サーバの
4GLの処理部16、サーバの通信プロトコルの制御部
17によって構成される。クライアント全体の制御を行
うクライアントの全体制御部23も、サーバの構成と同
様にクライアントの4GLのマネージャ24、クライア
ントの4GLの処理部25、クライアントの通信プロト
コルの制御部26によって構成されている。
【0016】サーバ1のメモリの内容はクライアントと
の連絡領域18、サーバの4GL実行処理領域19、サ
ーバの業務処理実行領域20、サーバの業務処理定義読
み込み領域21、及び作業領域22によって構成されて
いる。
【0017】クライアント7のメモリの内容は連絡領域
27、クライアントの4GL実行処理領域28、クライ
アントの業務処理実行領域29、クライアントの業務処
理定義読み込み領域30、作業領域31によって構成さ
れている。
【0018】次に図2から図6を用いて現在、使用され
る定型業務処理とこの処理をCSS型システムに適用し
た場合の例を説明する。
【0019】図2は定型業務の例を説明するフローチャ
ートである。
【0020】エントリ業務で売上げのデータ入力を行い
(ステップ201)、トランザクションファイルに蓄え
る(ステップ202)。トランザクションファイルを基
に在庫マスタを更新する(ステップ203)。その後、
在庫一覧表を印刷し(ステップ204)、リスト印刷す
る(ステップ205)。このような一般的な業務は従来
ではそれぞれの命令が1つづつ要求されて実行される。
【0021】URIAGE206はデータ入力を行う、
この場合なら伝票発行を行うである。URIZAIKO
207は在庫マスタの更新、つまりファイルの更新を行
うコマンドである。ZAIKO208は印刷を行うコマ
ンドである。このコマンドは全て4GLのコマンドであ
る。
【0022】図3は図2で示す定型業務をCSS型シス
テムで支援したときの業務の形を示す図である。サーバ
上の業務処理301、クライアント側の業務処理306
である。クライアント上の処理としてデータエントリ処
理を行い、クライアント側のファイルに格納する。その
後、データをサーバ側のファイルにアップロードする。
その後、サーバ処理を起動する。図3において、伝票発
行302を行い、このデータをトランザクションファイ
ル305に格納し、このデータをサーバ側のファイルに
アップロード303を行い、サーバの呼び出し304を
呼び出す。クライアント側のサーバの呼び出し304に
より、起動されたサーバ処理であるZAIKO307で
はファイル更新処理308で在庫ファイル310を更新
する。更新された在庫ファイルを基に在庫状況を印刷処
理309でリスト311に印刷する。
【0023】クライアント側では起動を掛けた後、結果
を待って次の処理に移ることもできるし、待たずに次の
処理を行うこともできる。
【0024】図4は業務の処理の中に並行に起動処理す
る業務処理を示すフローチャートである。
【0025】複数の集計の条件式を入力する(ステップ
401)。この条件に基づいて売上げファイルの内容を
の各条件で集計する(ステップ402、ステップ40
3、ステップ404)。集計された結果をファイルに格
納し(ステップ405)、次にこの集計結果をリストに
印刷する(ステップ406)。この場合、並行に処理さ
せることのできる処理はステップ402、ステップ40
3、ステップ404の各集計処理である。
【0026】図5、図6、及び図7は図4の定型業務の
並列処理をCSS型システムで支援したときの例を示す
図である。
【0027】図5はクライアント側からサーバのファイ
ルをSQLコマンド等のファイルアクセスコマンドを用
いてファイルの内容をアクセスする方式である。クライ
アント側の処理501、もう一方はサーバ側の処理50
2がある。集計の条件式503を入力し、集計(1)の
処理504を行う。この時、サーバ側の集計処理505
に対し、集計要求を行い、結果を待つ。集計処理505
では処理終了後、結果を知らせる。以下、同様に集計
2、集計3の集計処理を行う。
【0028】集計(2)506では集計結果を踏まえて
集計要求を行う。集計処理505では処理終了後、結果
を知らせ、この集計結果を踏まえて集計(3)507で
集計要求を出す。集計処理505では最終集計結果を出
し、印刷508を行う。この方式だと集計処理の度にサ
ーバへ要求をだすため回線上の負荷が非常に大きい。ま
た、集計処理は結果を待ちながらシリアルに行われるた
め効率が非常に悪い。
【0029】図6はサーバにファイルのアクセス処理手
続きを登録しておきクライアント側から起動し、処理を
行う方法である。図6で示される方式は図5の集計50
4、506、507をサーバ601側に集計業務として
登録し、クライアント602側の処理から起動する方法
である。
【0030】クライアント側処理603で集計条件を入
力する。サーバ呼び出し604ではサーバ側にある集計
処理605を起動し、結果を待つ。集計処理605では
集計(1)606、集計(2)607、集計(3)60
8の集計を順時行っていき、結果をしらせる。クライア
ント側では結果を受信した後、印刷処理609を行う。
この方法ではサーバとのやり取りは起動要求一回だけで
あるため回線上の負荷は少ない。しかし、サーバ側の集
計処理は図5の方法と同様に結果を待ちながらシリアル
に行われるため効率が非常に悪い。
【0031】図7は本発明を用いて処理を行った例を示
す図である。
【0032】サーバ側702には集計処理がある。クラ
イアント側701の処理で集計条件703を入力する。
次に並行起動、及び並行処理が行うサーバ呼び出し70
4、サーバ呼び出し705、サーバ呼び出し706を起
動し、サーバの集計処理を起動する。その後、結果71
0で待つ。
【0033】起動要求がされるとサーバ処理ではマネー
ジャの管理のもとに、集計処理が次々とタスク起動さ
れ、集計(1)707、集計(2)708、集計(3)
709が並行処理を行う。集計(1)707、集計
(2)708、集計(3)709の各集計処理はそれぞ
れ終了するとその結果をクライアントに報告する。結果
710のクライアント処理では起動した全部の集計処理
が終了するまで待って印刷処理711を行う。この方法
だとサーバとのやり取りは起動要求だけであるため、回
線上の負荷は少ない。しかもサーバ側の集計処理は起動
される毎にタスク起動され、並行処理するため効率が非
常によい。さらにサーバ呼び出しの結果を待つ間に別の
処理を行うことができる。
【0034】図8は本発明の方式の詳細である。
【0035】クライアント処理801とサーバ処理80
2がある。クライアント側の業務処理803、クライア
ント側にあるマネージャ処理804である。サーバの起
動要求A806が発生するとクライアントのマネージャ
処理で連絡領域807からAの領域808を確保する。
そしてサーバに対し、起動メッセージ809を送信す
る。サーバマネージャ805では起動要求のメッセージ
を受信するとサーバ側の連絡領域811から起動要求A
の領域810を確保する。その後、Aのサーバ処理81
2を起動する。サーバの起動要求Aと並行にサーバの起
動要求B813が発生すると同様にクライアントのマネ
ージャ処理で連絡領域807から起動要求B領域814
を確保する。
【0036】そして、サーバに対し、起動メッセージ8
15を送信する。サーバマネージャ805では起動要求
Bのメッセージを受信するとサーバ側の連絡領域811
から起動要求B用の領域816を確保する。その後、B
のサーバ処理817を起動する。サーバ業務Aの処理8
12では処理が終了するとサーバマネージャ805に連
絡する。サーバマネージャ805では連絡領域A818
に終了済フラグをたてる。
【0037】その後でクライアントマネージャに終了し
たメッセージを送信する。クライアントマネージャ80
4は起動したA処理が終了した旨を受信すると連絡領域
807に終了フラグをたてる。同様にサーバ処理B81
7が終了すると、終了報告819をマネージャに報告
し、連絡領域811のB領域に終了フラグ820をたて
る。クライアントに終了メッセージ821を送信する。
クライアントマネージャでは連絡領域807のB領域8
22に終了フラグを立てる。これらのやりとりでクライ
アント側からサーバ側の業務を次々と並行起動できる。
結果待ちの処理823では連絡領域807の起動した処
理すべてに終了フラグがたつまで待つ。
【0038】図9は作成した業務を自動的に並行起動に
する定義図である。
【0039】クライアント側業務901で受注データエ
ントリ902を行い、その後、サーバ処理呼び出しA9
03、サーバ処理呼び出しB904、サーバ処理呼び出
しC905のサーバ側業務それぞれA,B,Cを起動す
るという処理を利用者が作成したとする。この業務は実
際に定義ファイルに格納されるとき、サーバ側で動作す
るそれぞれのサーバ側業務内容から利用ファイルの関連
性を見て並行起動、並行処理できるかどうかを決定し、
自動的に修正される。並行起動、並行処理できるかどう
かはその業務で使用するファイルがその業務より前に実
行されるサーバ業務中で書き込みに使われるか否かで決
定する。書き込みで使われている場合は並行起動、並行
処理できない。
【0040】サーバ業務A906は処理の後(ステップ
907)、ファイルAの内容を読み込み(ステップ90
8)、ファイルBの更新をする(ステップ909)。サ
ーバ業務B912はステップ913の処理とステップ9
15の処理の間にファイルAを分類し(ステップ91
4)、ファイルCに出力する処理とファイルCを集計し
てファイルDに出力する処理を行う(ステップ91
6)。この中でファイルC918、ファイルD919は
前の業務Aで使われておらず、また、ファイルA917
は前の業務Aでは使われているが、読み込み用である。
【0041】従って、業務Bは業務Aと並行起動、並行
処理できる。業務C920ではステップ921の処理の
中でファイルBを印刷する処理がある。ファイルB92
3は前に実行される業務Bでは使われていないが、業務
Aでは更新、いわゆる書き込み用として使われている。
従って、業務Cは業務Bとは並行起動、並行処理できる
が、業務Aとは並行起動、並行処理できない。
【0042】これらの事から、クライアント業務901
は業務924のようにまず、受注データエントリ925
を行う。業務A926と業務B927は並行起動、並行
処理を行い、業務Aの結果928だけを待つ。業務Aが
終了した後、業務Bの結果を待たずに業務Cが起動され
る。業務Cは業務Bと並行起動、並行処理となる。この
ようなことから、901のクライアントの業務処理は業
務924のような処理に自動的に修正されて格納され
る。
【0043】図10は並行起動の場合、そうでない場合
の処理時間を比較した図である。
【0044】業務Bの処理時間は業務Aより長いとす
る。業務A1001が5分かかるとする。業務B100
2は業務Aと並行起動、並行処理できるためすぐに起動
され、10分かかるとする。業務Aの結果1003を待
ち、業務C1004は業務Aの終了後、5分かかって終
了する。結果1005は業務Aが起動されてから10分
で終了する。
【0045】これに対し、並行起動、並行処理しない場
合は業務A1006で5分かかる。業務Aが終了後、業
務B1007が始まる。業務B1007は10分かか
り、更にその業務終了後、業務C1008で5分かか
る。結果として合計20分かかってしまい、、並行起
動、並行処理する場合に比べ2倍の時間がかかる。
【0046】図11は複数サーバコンピュータがある場
合の2重化システムの例である。
【0047】環境設定ファイル1104にサーバコンピ
ュータのニモニックを指定させておくことでクライアン
トの処理を実行させるときに指定されたサーバコンピュ
ータに起動要求を行う。
【0048】サーバコンピュータ1101が1台の場
合、クライアント処理1102でサーバ業務の起動要求
があると環境設定情報1104をみて、サーバ業務を起
動し、ファイルのアクセス1103を行う。
【0049】次にサーバコンピュータが複数台ある場合
を説明する。サーバコンピュータ1105とサーバコン
ピュータ1106の2つある場合はクライアント処理1
107でサーバ業務起動要求があると環境設定情報11
08で2つのニモニックが設定されている事からまず、
サーバ1105に起動要求を行い、次にサーバ1107
に対して全く同じ業務を起動し、実行させる。これによ
って利用者は何も意識せず、ただ環境設定ファイルに2
つのサーバがあるという情報だけで同じ業務が実行さ
れ、ファイル1109とファイル1110にデータを書
き込み、2重化システムを実現できる。
【0050】
【発明の効果】本発明によるとLANを使用したCSS
型分散処理システムにおいてクライアントから複数のサ
ーバ業務処理を並行起動、並行処理させることができ、
しかもクライアント側ではサーバ処理の間に次のクライ
アント側での業務処理が行えることによって、非常に効
率のよい4GLやデータベースソフトを使用したCSS
型分散処理システムが構築できる。更に、利用者はこの
並行起動、並行処理を意識せずに業務処理を作成しても
業務の内容を理解し、自動的に並行起動、並行処理する
ため利用者のコンピュータ知識の修得レベルによらずい
つでも効率よくCSS型分散処理システムが構築でき
る。更に、サーバに複数のコンピュータを接続し、実行
時に接続されている旨を指定するだけでそれぞれのコン
ピュータで実行させるため、複雑な定義を指定しなくて
も4GLやDBツールでの2重化システムが構築でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す図、
【図2】一般の定型業務処理を示すフローチャート、
【図3】CSS型の業務例を示す図、
【図4】並行処理可能な業務処理をフローチャート、
【図5】定型業務の並列処理をCSS型で支援したとき
の例を示す図、
【図6】定型業務の並列処理をCSS型で支援したとき
の例を示す図、
【図7】本発明の処理を示す図、
【図8】本発明の処理を詳細に示す図、
【図9】作成した業務を自動的に並行起動、並行処理を
行うことを示す図、
【図10】起動タイムチャートを示す図、
【図11】複数のサーバがある場合の2重化システムを
示す図、
【図12】従来のCSSシステムの一例を示す図、
【図13】従来のCSSシステムの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1:サーバ 2:サーバプロセッサ 3:コンソール 4:コントローラ 5:ディスク装置 6:フロッピイ装置 7:クライアント 8:クライアントプロセッサ 9:コンソール 10:コントローラ 11:ディスク装置 12:フロッピイ装置 13:LAN 14、23:全体制御部 15、24:4GLマネージャー 16、25:4GL処理部 17、26:プロトコル処理部 18、27:連絡領域 19、28:4GL実行処理領域 20、29:業務処理領域 21、30:業務定義処理読み込み領域 22、31:作業用領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 仁 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 藤瀬 洋 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア開発本部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】LANを使用した第4世代言語やデータベ
    ースソフトを有するサーバコンピュータとクライアント
    コンピュータからなるクライアントサーバ型システムに
    おいて、 前記サーバ及びクライアントコンピュータにそれぞれ起
    動情報を管理する連絡領域と情報をやりとりするマネー
    ジャーを設け、 前記第4世代言語もしくは前記データベースソフトで作
    成したクライアント側の処理手続きによって、前記サー
    バ側の複数の業務を同時に起動し、並行処理することを
    特徴とするクライアントサーバ業務分散システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載のクライアントサーバ業務分
    散システムにおいて、クライアント側の処理手続きを先
    読みし、処理するサーバの処理内容から参照更新のファ
    イル名を検索し、各業務処理での関連を求め、並行起
    動、及び並行処理ができるかを判断し、並行起動、及び
    並行処理を制御することを特徴とするクライアントサー
    バ業務分散システム。
  3. 【請求項3】請求項1記載のクライアントサーバ業務分
    散システムにおいて、前記サーバに複数のコンピュータ
    を接続しておき、前記クライアントの業務処理手続きに
    より複数のサーバのコンピュータの複数の業務を同時に
    起動し、並行処理することを特徴とするクライアントサ
    ーバ業務分散システム。
JP24427093A 1993-09-30 1993-09-30 クライアントサーバ業務分散システム Pending JPH07105148A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002055601A (ja) * 2000-08-08 2002-02-20 Dream Technologies Kk 地図表示システム及び方法
JP2002290718A (ja) * 2001-12-10 2002-10-04 Dream Technologies Kk 画像表示システム及び方法

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JP2002055601A (ja) * 2000-08-08 2002-02-20 Dream Technologies Kk 地図表示システム及び方法
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