JPH07105120B2 - データ記録装置 - Google Patents

データ記録装置

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JPH07105120B2
JPH07105120B2 JP25282787A JP25282787A JPH07105120B2 JP H07105120 B2 JPH07105120 B2 JP H07105120B2 JP 25282787 A JP25282787 A JP 25282787A JP 25282787 A JP25282787 A JP 25282787A JP H07105120 B2 JPH07105120 B2 JP H07105120B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデータ記録装置、特にテープ状記録媒体に回転
ヘツドでデータの記録を行うデータ記録装置に関する。
〔従来の技術〕
デイジタルデータを記録再生するデータレコーダとして
は、フロツピイデイスク等のデイスク状記録媒体を用い
るものと、テープ状記録媒体を用いるものとがある。一
般的に大容量のデータの記録を必要としない民生用機器
については、データの検索が容易に行えるデイスク状記
録媒体を用いたデータレコーダが主として利用されてお
り、また大容量のデータを取扱う業務用機器としてはテ
ープ状記録媒体を用いるデータレコーダが主として利用
されている。
大型コンピュータのデータバンクとして利用されるデー
タレコーダは固定ヘツドでテープ状記録媒体に記録する
タイプのものが用いられている。一方、近年データとし
て画像情報の様に大容量のデータを取扱う機会が増え、
民生用の機器に於いても大量のデータを取扱うことので
きるデータレコーダが必要となってきている。上記固定
ヘツドを用いるデータレコーダはテープの使用量が大量
である点、装置が大型である点等から民生用の機器とし
ては適していない。
そこで最近、民生用の小型データレコーダとして、テー
プ状記録媒体に対して回転ヘツドでデータの記録再生を
行うものが提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この種の回転ヘツドタイプのデータレコ
ーダには以下の如き問題がある。まず、テープ状記録媒
体を用いているため、後に所望のデータをピツクアツプ
するためのテープアクセスに非常に長い時間を必要とす
る。また、絶対番地が存在しないため所望のデータの消
去や書換え等が自由に行えない。即ち、データの編集が
困難である。
そのため、回転ヘツドで記録する主データに、各種検索
用のデータとしての副データ(以下IDと称す)を混在せ
しめて記録することも考えられている。しかし、テープ
を高速で走行させ、所望の検索用データを検出するのは
困難であり、かといってテープの走行速度を低下させる
と結局検索に長い時間を必要とする。またデータの編集
はやはり困難である。
本発明は上述の背景に鑑みてなされ、テープ上の絶対番
地の付与を短時間で行うことができ、かつデータの検
索,編集も容易に行えるデータ記録装置で、かつ小型で
大量のデータを取扱うことが可能なものを提供すること
を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる目的下に於いて本発明によれば、テープ状記録媒
体を第1の速度でその長手方向に搬送せしめ、該媒体の
長手方向に延在する第1の領域上に回転ヘツドで所定周
波数の第1のクロツクに基き形成された第1のデータを
記録する第1のモードと、前記媒体を前記第1の速度と
は異なる第2の速度でその長手方向に搬送せしめ、該媒
体の長手方向に前記第1の領域と並列して延在する第2
の領域上に、前記媒体上で前記第1のクロツクと同一波
長となる様周波数設定された第2のクロツクに基き形成
された第2のデータを記録する第2のモードとを具える
データ記録装置が提示される。〔作用〕 上述の如き構成によれば、主データとサブデータの記録
媒体上に於けるクロツク波長が等しくなり、同一のクロ
ツクを用いて主データ,サブデータのいずれも再生する
ことができる。また、主データを記録しつつ、同一のク
ロツクを用いてサブデータを再生することも可能とな
る。従って、第2のデータを絶対番地の設定用に用いれ
ば、第2の搬送速度を速くすることができ、短時間で絶
対番地の付与が行える。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説
明する。
(構成の説明) 第2図は本発明の一実施例の概略構成を示す図であり、
図中11は不図示のカメラ等より得られるアナログビデオ
信号が入力される端子であり、本実施例のデータレコー
ダではこのアナログビデオ信号をデイジタルデータ化し
て記録再生するものとする。12は端子11に入力されたア
ナログビデオ信号をデイジタル化するアナログ−デイジ
タル(A/D)変換器、13はデイジタル化されたビデオ信
号の1フイールド分を記憶可能なフイールドメモリ、14
はフイールドメモリ13の書き込み及び読出アドレスを制
御するアドレス制御回路、15は制御データや文字データ
等ビデオデータ以外のデータ(以下IDと称す)を形成
し、出力するD-ID処理回路である。本実施例のデータレ
コーダではIDとしてはビデオデータと共に記録するID
と、後述するサブコード領域に記録するIDがあるため、
前者をD-ID、後者をS-IDと称するものである。
16はビデオデータ及びIDに対しインターリーブ処理、誤
り検出コード及び誤り訂正コード等の冗長コードの付加
等を行った後、PCMデータとして出力するPCMプロセツ
サ、17はPCMプロセツサ16の出力するPCMデータをデイジ
タル変調する変調器、18は記録アンプである。
また、21は再生アンプ、22は変調器17に対応する復調
器、23は復調器22を経て得たPCMデータ中の誤り検出コ
ード及び誤り訂正コードを用いてデータ誤りの発生数及
び発生パターン等を検出する誤り検出回路、24は装置全
体を制御するシステムコントローラ、25はPCMプロセツ
サ16と逆の処理、即ちデインターリーブ処理及び誤り訂
正処理を行うPCMプロセツサ、26はPCMプロセツサ25から
得たIDに基いて各種の制御データ及びビデオデータ以外
のデータを出力するID処理回路、27はPCMプロセツサ25
より出力されるビデオデータを受けるフイールドメモ
リ、28はフイールドメモリ27の書込及び読出アドレスを
制御するアドレス制御回路、29はフイールドメモリ27か
ら読出されるデイジタルビデオデータをアナログ化して
出力するデイジタル−アナログ(D/A)変換器、30はア
ナログビデオ信号の出力端子である。
H1,H2は夫々回転ヘツドであり、その配置を第3図
(A)、第3図(B)を用いて説明する。第3図(A)
に示す如く、ヘツドH1とH2は互いに180°の位相差をも
って回転シリンダ50上に取付けられており、磁気テープ
Tはシリンダ50に対して180°未満の角度(θ°)の角
範囲に亘って巻装されている。ヘツドH1はデータ記録
用、ヘツドH2はデータ再生用に用いられ、第3図(B)
に示す如く、ヘツドH1とヘツドH2とは同一のアジマスを
有し、回転軸線方向について所定の距離xだけ異なる回
転面上を回転する。この距離xは、ヘツドH1のみによつ
て記録を行い、かつトラツクの長さが記録トラツクピツ
チに対して充分小さいとすれば、記録トラツクピツチの
1/2とする。これによって、ヘツドH1のトレース軌跡を
ヘツドH2が追跡する様にトレースすることになる。
また、第2図に於いて31はシリンダ50の回転位相を検出
し、これに同期したパルス(以下PGパルスと称す)を出
力するシリンダ位相検出器、32は上記PGパルスを受け
て、ゲート回路33,34,36,37のゲートタイミングを制御
するタイミングコントローラ、35は後述するサブコード
領域に記録するS-IDを発生するS-ID処理回路、38は再生
されたS-IDから情報を復元するS-ID処理回路、40はユー
ザにより操作される操作部、41はテープTの搬送を制御
するキヤプスタン制御回路である。
(動作の概略) ここで本実施例のデータレコーダの動作の概略を説明す
る。
第4図は本発明のデータコレーダによるテープT上の記
録フオーマツトを示す図である。本実施例のデータレコ
ーダに於いてはまず第4図上のテープT上のサブコード
領域a1,a3に対してヘツドH1によりS-IDを記録する。こ
のS-IDにはテープアドレスを示すアドレスデータが含ま
れており、上記サブコード領域a1,a3へのS-IDの記録を
行うことにより、テープTの長手方向についてテープの
絶対番地が規定できたことになる。(以下この動作をフ
オーマツテイングと称する) フオーマツテイングの施されたテープTに主データを記
録する場合、主データとしてのビデオデータは、サブコ
ード領域a1,a3に記録されているS-ID中のアドレスデー
タを用いて、記録位置の設定を行った後、サブコード領
域a1,a3の間に位置する主領域a2に記録されることにな
る。ここでビデオデータの記録時に於けるテープTの走
行方向は矢印Yに示す方向とし、その搬送速度はある所
定の速度ν0に定めている。これに対しサブコード領域a
3にS-IDの記録を行う際のテープTの搬送方向は同様に
矢印Yに示す方向で、搬送速度はν0の数倍〜十数倍
(n倍)とされる。またサブコード領域a1にS-IDの記録
を行う際のテープTの搬送方向は矢印Yに示す方向の逆
方向であり、搬送速度はν0の数倍〜十数倍(m倍)と
される。
もちろん上記テープを再生する場合にもテープT上に記
録されているS-IDを利用してデータの検索を行うのは言
うまでもない。
第5図は本実施例のデータレコーダにより記録されるデ
ータを説明するための図であり、第5図(a)は主領域
a2に記録されるデータ、第5図(b)はサブコード領域
a1,a3に記録されるデータを夫々示す。
第5図(a)に於いてD-IDsyncはD-ID用の同期ビツト、
D-IDは前出のD-ID、CRCCは誤り検出用の巡回符号による
冗長コード、DATAsyncは主データ用の同期ビツト、DATA
は主データであり、第5図(a)に示すデータ列で1デ
ータブロツクを構成している。主領域a2上の各トラツク
には数百のデータブロツクを記録する。1データブロツ
クのデータ量はD-IDが数バイト程度、DATAが数十バイト
程度に設定する。またDATAの数十バイト中には誤り訂正
用の冗長コードであるパリテイワードが含まれている。
このパリテイワードは数データブロツク分のデータをシ
ヤツフリングして得た誤り訂正符号(ECC)付加用のデ
ータマトリクスに基いて形成され、第5図(a)のDATA
内に分散されている。
また第5図(b)に於けるS-IDsyncはS-ID用の同期ビツ
ドであり、S-ID,CRCCと共に1つのデータグループを構
成する。サブコード領域a1,a3上の各トラツクにはこの
データグループが数百回くり返して記録される。
以下、本実施例のデータレコーダの動作の詳細について
説明をする。
(サブコード領域への記録動作) 第1図はサブコード領域a1,a3にS-IDの記録を行う際の
システムコントローラ24の動作を説明するためのフロー
チヤートであり、以下このフローチヤートを参照して説
明する。
第2図の操作部4に於いて、サブコード領域a1,a3へのS
-IDの記録(フオーマツテイング)が命令されると、レ
コーダは以下のフオーマツテイング動作を実行する。ま
ずシステムコントローラ24は変数T及び変数Aに0を置
数した後(ステツプ301)、S-ID処理回路35、変調回路1
7等の動作を規制するマスタークロツクの周波数を設定
する(ステップ302)。このマスタークロツクの周波数
は、後述の主データ記録時、再生時、テープアドレス検
索時等のテープ搬送速度と、S-ID記録時のテープ搬送速
度の差に伴うヘツドH1,H2とテープTとの相対速度の差
により、再生されるクロツク周波数が変化しない様にす
るために各モードに於いて夫々設定されるものである。
本実施例ではいずれのモードに於いてもシリンダ50の回
転速度は一定としており、主データ記録時に於けるテー
プT上のマスタークロツクの記録波長に一致する様、マ
スタークロツクの周波数を設定する。
ここで、このマスタークロツクの周波数について具体的
に例を示す。
テープTを通常ν0で搬送した場合のテープTの長手方
向に対する記録トラツクの傾きφ0を4.90°とし、テー
プTの停止時に於けるヘツドとテープTとの相対速度V0
を380.00(cm/minute)とした場合のテープ速度νの変
化に対するマスタークロツクの周波数fの変化の様子を
第1表に示す。第1表に於いてVはテープTとヘツドH
1,H2の相対速度、φはテープTの長手方向に対するヘツ
ドH1,H2のトレース方向の傾きを夫々示している。
S-IDはまずサブコード領域a3に記録するので、タイミン
グコントローラ32をしてゲート回路34のゲートタイミン
グをヘツドH1が領域a3上をトレースするタイミングに設
定し、他のゲート回路33,37,38についてはゲート動作を
禁止する(ステツプ303)。そしてテープTをキヤプス
タン制御回路41をして矢印Yの方向にnν0の速度で搬
送せしめ(ステツプ304)、S-ID処理回路35により第5
図(b)に示すフオーマツトに従いデータの発生を開始
し、S-IDの記録が開始する(ステツプ305)。
ここで前述の変数Tはサブコードエリアのトラツク番
号、変数Aはテープアドレスを示すアドレススデータと
して記録されることになる。例えば、テープアドレスを
通常記録時の1秒の記録分毎に変化させるとし、シリン
ダ50の回転数を毎分3600回転、n=10とすると、テープ
Tが1アドレス分搬送する間にサブコード領域a3に記録
されるトラツクの本数は 本ということになる。そこでシリンダ50が1回転する
(ステツプ306)毎にTに1を加算し(ステツプ307)、
Tがiの倍数になった時、即Tmodiが0になった時(ス
テツプ308)、Aに1を加算する。jはテープTの記録
可能時間によって設定される定数であり、例えばテープ
Tがν0の速度で走行させた時に30分間で始端から終端
まで搬送される長さであればjは1800もしくはそれ以下
の数に設定される。一般には余裕をみて1500程度に設定
する。
ステツプ306〜310にて、A,Tはカウントアツプされ、A
=jに達すると(ステツプ310)、キヤプスタン制御回
路41をしてテープTの搬送を停止せしめ、S-IDの記録は
停止する(ステツプ311)。そして今度はサブコード領
域a1にS-IDの記録を行うのであるが、まずステツプ313
と同様に第1表に従いマスタークロツクの設定を行い
(ステツプ313)、ゲート回路34のゲートタイミングを
ヘツドH1が領域a1上をトレースするタイミングに設定す
る(ステツプ314)。そしてキャプスタン制御回路41を
してテープTを第4図の矢印Yと反対方向にmν0の速
度で搬送し(ステツプ315)、ステツプ305と同様にS-ID
の記録を開始する。
今度はシリンダの1回転(ステツプ317)毎にTをカウ
ントダウンし(ステツプ318)、Tmodiが0となる(ス
テツプ319)ごとにAをカウントダウンする(ステツプ3
20)。そしてAが0になるまで(ステツプ321)S-IDの
記録が行われた後、テープTの搬送を停止せしめ、S-ID
の記録を停止して(ステップ322)、動作を終了する。
(検索動作) 第6図はサブコード領域a1もしくはa3に記録されてい
る、S-ID更に云えばアドレスデータAを用い、テープを
所望の位置まで搬送する(検索)時の第2図のシステム
コントローラ24の動作を示すフローチヤートであり、以
下このフローチヤートに基いて検索動作を説明する。
操作部40により検索命令がなされると、システムコント
ローラ24はタイミングコントローラ32をしてゲート37の
ゲートタイミングをヘツドH2が領域a3をトレースするタ
イミングに設定し、第1表に従って復調回路22及びS-ID
処理回路38のマスタークロツクの周波数を決定する(ス
テツプ401)。次にキヤプスタンをしてテープTをν0
第4図の矢印Yに示す方向に搬送せしめ(ステツプ40
2)、S-ID処理回路38によりS-IDの再生を開始する(ス
テツプ403)。
今、操作部40により設定された所望のテープアドレスを
Axとすると、ステツプ404にてS-ID処理回路38を介して
再生されたアドレススデータAが(Ax−1)であるか否
かが判定される。Aが(Ax−1)でない時には、ステツ
プ405にてAが(Ax−1)より大きいか否かが判定され
る。
Aが(Ax−1)より大きい時には、ステツプ408でタイ
ミングコントローラ32をしてゲート回路37のゲートタイ
ミングをヘツドH2が領域a1をトレースするタイミングに
設定し、マスターロツクの周波数を検索時のテープ搬送
速度に従って設定する(第1表参照)。そしてキヤプス
タンをしてテープを第4図矢印Yと逆方向(負方向)に
高速(qν0)で搬送する(ステツプ409)。他方Aが
(Ax−1)より小さい時には、ゲート回路37のゲートタ
イミングを変化させず、マスタークロツクの周波数を第
1図を参照して設定し(ステツプ406)、キヤプツタン
をしてテープTを第4図矢印Yの方向(正方向)に高速
度(pν0)で搬送する(ステツプ407)。
ステツプ407,409によりテープが充分高速で走行してい
る状態では、ヘツドH2は、領域a3もしくは領域a1上のト
ラツクを横切ってトレースすることが可能である。尚、
この速度(pν0,q0)については後に詳述する。ヘツド
H2が領域a3または領域a1上のトラツクを横切ることがで
きれば、各トラツクには第5図(b)に示すデータグル
ープが数百回くり返して記録されているので、少なくと
も1つのデータグループについてはピツクアツプするこ
とができ、アドレスデータAをS-ID処理回路38を介して
得ることができる。但し、記録時のトレース軌跡と再生
時のトレース軌跡の角度差が大きくなると、S-IDの1つ
のデータグループを再生しきれなくなる可能性がある。
そこで本実施例のデータレコーダに於いては、上述した
様に正方向にテープを高速走行させる場合には領域a3に
記録されているトラツクからS-IDを再生する様にし、負
方向にテープを高速走行させる時には領域a1に記録され
ているトラツクからS-IDを再生する様にしたので、記録
時と再生時でヘツドのトレース軌跡の傾きは比較的近
く、充分にデータグループが復元でき、S-IDを確実に再
生することができる。
上述の高速検索動作中に、再生されたアドレスデータA
が(Ax−1)になった処で(ステップ410)、ゲート回
路37のゲートタイミングをヘツドH2が領域a3をトレース
するタイミングに設定し、マスタークロツクの周波数を
テープTをν0で搬送する際の周波数として(ステツプ4
11)、テープTを正方向に速度ν0で搬送する(ステツ
プ412)。
そしてS-IDの抽出を続け、再生アドレスデータAが所望
のアドレスAxと一致すると(ステツプ413)、テープT
の搬送を停止し、S-IDの再生を停止して(ステツプ41
4)、動作を終了する。
これによって、テープTはテープアドレスがAxであるト
ラツク中、トラツク番号Tが最も小さいトラツクをヘツ
ドH2がトレース可能な状態で停止する。この後、後述す
る主データ記録動作もしくは主データ再生動作を行え
ば、所望のテープアドレスの先頭部分から主データの記
録再生が可能である。また、回転消去ヘツドを具える構
成とし、該回転消去ヘツドが領域a2をトレースするタイ
ミングにおいてのみ、消去電流を供給すれば、所定のテ
ープアドレスの主データの消去が可能となる。
次に高速検索時のテープTの搬送速度について第7図を
用いて説明する。第7図に於いてTは磁気テープであ
り、破線で示す線分P1-Q1,P2-Q2,……,P11-Q11は夫々テ
ープTが停止している場合の回転ヘツドのトレース方向
に平行な線分である。これらの線分間のテープ長手方向
についての間隔は速度ν0でテープTが移動する際に、
回転ヘツドH1の回転周期中(トラツクの形成周期中)に
移動するテープの長さに対応している。またこれらの線
分の長さはテープTが停止中に、回転ヘツドが移動する
距離に対応する。したがって仮想線E上の点P1,P2,…,P
11と仮想線E′上の…Q1,Q2,…,Q11とは同一の点という
ことになる。
今、回転ヘツドは図中下方から上方に向ってトレースす
るのであるから、テープが正方向にkν0で走行してい
る時にはヘツドのトレース軌跡の中心は、点PKとP(K
−k)を結ぶ線分上にあり、その間隔は破線の間隔のk
倍ということになる。領域a2上の実線は通常記録再生時
に於ける回転ヘツドのトレース軌跡の中心を示し、領域
a1上の実線はS−ID記録時のテープ搬送速度を負方向に
4ν0とした時のトレース軌跡の中心、領域a3上の実線
はS-ID記録時のテープ搬送速度を正方向に4ν0とした
時のトレース軌跡の中心を示す。
ところで、高速検索時に於いては、領域a1上のトラツク
中必ず1つのトラツクの中心線と回転ヘツドのトレース
軌跡の中心が交われば、S-IDを確実に抽出できる。これ
は領域a3上のトラツクについても同様である。即ち領域
a1上のトラツクからS-IDを確実に抽出するには回転ヘツ
ドの中心のトレース軌跡が線分X2−X3となる搬送速度よ
り正方向について高速でテープを搬送するか、回転ヘツ
ドの中心のトレース軌跡が線分X1−X4となる搬送速度よ
り負方向について高速でテープを走行させればよい。ま
た領域a3上のトラツクからS-IDを確実に抽出するには、
回転ヘツドの中心のトレース軌跡が線分Y2-Y3となる搬
送速度より正方向について高速でテープを搬送するか、
回転ヘツドの中心のトレース軌跡が線分X1-X4となる搬
送速度より負方向について高速でテープを搬送すればよ
い。
第7図に示す様に領域a1への記録時のテープ搬送速度が
負方向に4ν0、領域a3への記録時のテープ搬送速度が
正方向に4ν0とし、領域a1,a3を回転ヘツドが30°回転
する間に横断するとすれば、領域a1からS-IDを抽出する
ためには正方向については44(=4×360/30−4)ν0
以上、負方向については52(=4×360/30+4)ν0
上の速度で搬送しなければならない。また同様に領域a3
からS-IDを抽出するためには正方向については52ν0
上、負方向については48ν0以上の速度で搬送しなけれ
ばならない。但し本実施例のデータレコーダでは領域a1
の再生時はテープの搬送方向を負方向、領域a3の再生時
には正方向とするのでいずれの場合にも52ν0以上とし
なければならない。
これを一般的に示す。今、S-IDを記録する1つのトラツ
クの形成に要する時間をτ1、トラツク形成周期をτ2
S-ID記録時のテープ搬送速度をνXとすると、検索時の
搬送速度νYは記録時と同方向については(τ2/τ1
1)νX以上、逆方向については(τ2/τ1−1)νX
上である必要がある。但し、一般にヘツド幅の半分以上
がトラツクにかかれば再生が行えることを考え、ヘツド
幅をHW、領域a1,a3のトラツクピツチをTPと仮定する
と、検索時の搬送速度νYは記録時と同方向については
(τ2/τ1+1)(TP−HW)νX/TP以上、逆方向につ
いては(τ2/τ1−1)(TP−HW)νX/TP以上とな
る。
前述の実施例に於いてヘツド幅HWが領域a2のトラツクピ
ツチの3/4であるとすると、領域a1についても領域a3に
ついても、νY>(360/30+1)(4−3/4)4ν0/4=1
69ν0/442.25ν0となり、通常記録速度の45倍程度の
テープ搬送速度で搬送してやれば高速検索時にS-IDを再
生することが可能である。
(主データ記録動作) 次に本実施例の主データ記録動作について説明する。
第8図はデータ記録時に於けるシステムコントローラ24
の動作を示すフローチヤートであり、以下第8図のフロ
ーチヤートを参照してデータ記録時の動作について説明
する。
フイールドメモリ13には不図示の操作部材の操作に応じ
て、A/D変換器12の出力するデイジタルビデオデータの
1フイールド分が書込まれる。ビデオ信号をリアルタイ
ムにデイジタル化したデイジタルデータのビツトレート
は極めて高いため、フイールドメモリ13は1フイールド
分のビデオデータ、即ち静止面データをビツトレートを
落として出力する。これに伴いこの1フイールド分のビ
デオデータは領域a2上の多数のトラツクに亘って記録さ
れることになる。
第8図のステツプ101ではD-ID処理回路15によってD-ID
が設定されるのであるが、このD-IDには1フイールド分
のビデオデータ中、何トラツク目に記録されるデータで
あるかを示すトラツク番号データ等が含まれている。記
録ヘツドH1が所定の回転位相に到達し、領域a2に突入す
ると、ゲート34が記録信号のゲートを開始し、ヘツドH1
によりトラツク分のデータの記録が行われる(ステツプ
102)。この記録はドラム50がθ2°回転すると終了し、
更にドラム50が(180−θ2)°回転すると、ゲート回路
36が復調信号のゲートを開始し、再生ヘツドH2が主領域
a2に於いて今記録したトラツクの始端に到達しており、
このトラツクを再生ヘツドH2にて再生する(ステツプ10
3)。
この再生ヘツドH2の再生信号は記録アンプ21を介して、
復調器22に入力され、誤り検出回路23は復調器22の出力
する誤り訂正コード等を用いて、データ誤りの個数、発
生パターン等が検出される。この時ステツプ104でデー
タエラーが発生していないと判断された時には、トラツ
ク番号データ等のIDの一部を更新し(ステツプ105)、
次に記録するデータをフイールドメモリ13からPCMプロ
セツサ16にロードする(ステツプ106)。一方、この記
録中、同一のマスタークロツクにより、領域a1よりS-ID
が再生されており、再生されたアドレスデータが変化し
た場合には、所定量のデータの記録が終了したものとみ
なし、このフローチヤートに基く処理を終了し、変化し
ていない場合にはステツプ102に戻り(ステツプ107)、
次トッラクへの新たなデータの記録を行う。
一方、ステツプ104でデータエラーが発生したと判断さ
れた時には、ステツプ108でデータエラーの発生個数を
チエツクし、更にステツプ109でデータエラーの発生パ
ターンをチエツクする。これらのチエツクに基き、ステ
ツプ110でエラー訂正が可能と判断された場合にはステ
ツプ105,106を介してステツプ102に戻り、同様に次トラ
ツクへ新たなデータの記録を行う。ステツプ110でエラ
ー訂正が不可能と判断された場合には、IDの更新、デー
タの更新を行うことなくステツプ102に戻り、次トラツ
クに再度同一のデータを記録することになる。
尚、第8図のフローチヤートに従う処理に於いて、ステ
ツプ103の再生の終了から、ステツプ102の再生の開始に
至る処理時間はシリンダ50が(180-θ2)°回転する期
間以内となる様設定されているのは云うまでもない。
上述の如く、記録直後のベリフアイによって、記録デー
タが誤り訂正不可能であると判断された場合には、同一
のデータを繰り返し記録することになり、ドラム50の回
転及びデータTの走行を停止させることなく信頼性の高
いデータを記録できる。従って、データ記録は次に行わ
れることになり、短時間で信頼性の高いデータを記録す
ることができる。
(主データ再生動作) 次に第9図のフローチヤートを用いて主データ再生を行
う時システムコントローラ24の動作について説明する。
再生ヘツドH2による主データ及びS-IDの再生が同一マス
タークロツクにより開始され(ステツプ201)、S-ID中
のアドレスデータが変化していないという判定がステツ
プ202でなされると、誤り検出回路23の出力により、デ
ータエラー発生の有無が判定される(ステツプ203)。
データエラーが発生していない時には、PCMプロセツサ2
5はデータのデインターリーブを行って後出力され(ス
テツプ204)、再生IDに基き定められるアドレスに従い
フイールドメモリ27に書込まれる。一方、データエラー
が発生している場合には、誤り検出回路23の検出結果に
基いて、エラー発生個数のチエツク(ステツプ205)及
びエラー発生パターンのチエツク(ステツプ206)を行
い、ステツプ207にてエラー訂正可能か否かの判断が行
われる。エラー訂正可能であればステツプ208で誤り訂
正処理を行った後ステツプ204へ行き、データのデイン
ターリーブ後データ出力が行われる。一方、エラー訂正
不可能と判断された場合には、この再生データと同一の
データとして記録されたデータが次トラツクに記録され
ていると判断でき、データの出力を行うことなくステツ
プ201に戻り、次ツテツプの再生を行う。尚、ステツプ2
01が終了後、次にステツプ201に戻るまでの期間はシリ
ンダ50が(360−θ)°回転する期間に設定されるのは
云うまでもない。
上述した実施例のデータレコーダに於いては、テープT
上のビデオデータ記録領域a2の両側のサブコード領域a
1,a3にテープアドレスを示すアドレスデータが各トラツ
クにつき数百回記録されているので、該テープを高速で
搬送させている場合も、通常の速度で搬送されている場
合も、アドレスデータAの再生が容易に行えるので、所
望のテープアドレスへの主データの記録を迅速に行うこ
とが可能であり、また主データの記録再生を行う場合に
も主データ用のマスタークロツクでアドレスデータを再
生することができる。
また、領域a1,a3へのアドレスデータの記録時のテープ
搬送速度は主データ記録時のそれに比べ速く設定してい
るので、短時間でテープのフオーマツテイングを行うこ
とが可能である。
更に領域a1と領域a3とでS-ID記録時のテープの搬送方向
を逆方向としたので、テープアドレスの検索時、いずれ
の方向にテープを搬送したとしてもデータブロツクの抽
出可能な最大テープ速度を更に大きくできる。テープを
1往復させるだけでテープのフオーマツテイングを行う
ことができるので、テープのフオーマテイングに必要な
時間も短縮することができる。
更にアドレス検索時に於けるテープ搬送速度は、回転ヘ
ツドの1回転により必ずS-IDを再生できる速度としたの
で、最大限細かいアドレスデータの抽出が可能である。
更に、テープの搬送速度毎にマスタークロツクの周波数
を調整しているので、いかなるテープ搬送速度により行
った記録データも、いかなるテープ搬送速度でも確実に
再生することができる。
(他の実施例) 第10図は本発明の他の実施例としてのデータレコーダの
概略構成を示す図、第11図(A),(B)は本実施例の
データレコーダのヘツド構成及びその配置を説明するた
めの図、第12図は本実施例のデータレコーダによるテー
プ上の記録軌跡を示す図である。第10図に於いて第2図
と同様の構成要素については同一番号を付し、説明は省
略する。
第12図から明らかな様に本実施例に於いては、テープT
を幅方向に6つの領域に分割し、その両端の領域CH1,CH
6はS-ID記録用の領域とし、残る4つの領域を主データ
の記録領域としている。
ヘツドは回転4ヘツドで構成され、記録用ヘツドHA,HB
は互いにアジマス角を異にし、180°の位相差をもって
回転する。これによって主データ用の各領域に所謂アジ
マス重ね書きを行うことが可能である。再生用ヘツドH
A′,HB′は記録用ヘツドHA,HBに対して夫々90°回転位
相が遅れており、アジマス重ね書きによるトラツクピツ
チの半分に相当する距離(第11図(B)にlで示す)シ
フトした回転面上を回転する。これによって再生ヘツド
HA′,HB′が夫々記録用ヘツドHA,HBの形成したトラツク
を追跡する如くトレースすることになる。
領域CH1には正方向に主データ記録時の数倍のテープ搬
送速度でS-IDの記録が行われ、領域CH6には負方向にデ
ータ記録時の数倍の搬送速度でS-IDの記録が行われる。
PCMプロセツサ16a,16b,16c,16dは主データの記録時に夫
々領域CH2,CH3,CH4,CH6に記録されるデータを別途、同
時に処理するもので同一のプロセツサで処理を行う場合
に比べ処理時間を長くとれる。又、誤り検出回路23a,23
b,23c,23dはヘツドHA′,HB′にて領域CH2,CH3,CH4,CH5
から再生された主データを別途、同時に処理するための
もので、これによってベリフアイ時に誤りの発生した領
域が規定できる。そこで、誤りの生じた領域についての
み同一のデータの記録を行う様にすれば、記録時間を短
縮できる。PCMプロセツサ25a,25b,25c,25dも同様に領域
CH2,CH3,CH4,CH5から再生されたデータを別途、同時に
処理するためのものである。
上述の如き信号処理系の構成により、各領域CH2,CH3,CH
4,CH5に同時にデータを記録することも、1以上の領域
のみにデータの記録を行うことも可能である。また、再
生時に於いても所望の領域のみからデータの再生を行う
こともできる。
S-IDの記録時の信号処理はPCMプロセツサ16a,16b,16c,1
6dの1つを用いて行われ、S-IDの再生時の信号処理は同
様にPCMプロセツサ25a,25b,25c,25dの1つを用いて行わ
れる。
ゲート回路33′はS-ID記録時にはヘツドHAもしくはヘツ
ドHBが領域CH1または領域CH6上をトレースするタイミン
グで信号をゲートし、主ゲート記録時にはヘツドHAもし
くはヘツドHBが領域CH2〜CH5の1つまたはそれ以上をト
レースするタイミングで信号をゲートする。またゲート
回路36′は、S-IDの再生時、即ち検索時にはヘツドHA′
もしくはヘツドHB′が領域CH1または領域CH6をトレース
するタイミングで信号をゲートし、主データの再生時及
びベリフアイ時にはヘツドHA′もしくはヘツドHB′が領
域CH2〜CH5の1つまたはそれ以上をトレースするタイミ
ングで信号をゲートする。
次に本実施例による高速検索時のテープ搬送速度につい
て考察するに、各領域CH1,CH6は回転ヘツドが36°回転
する間にトレースされる。トラツク形成周期は回転ヘツ
ドが180°回転する期間であるが、アジマス角が異なる
と、データの再生はできないので同一アジマス角のトラ
ツクを形成する周期を参照しなければならない。従って
τ2/τ1は10となり、S-IDの記録時のテープ搬送速度を
主データ記録時のそれ(ν0)の4倍とすれば記録時の4
4〔=(10+1)4〕倍以上のテープ搬送速度が搬送方
向が同方向の場合には必要となる。またヘツド幅が主デ
ータトラツクピツチの1.5倍であり、ヘツド幅の半分以
上がトラツクにかかれば再生が行える場合には、必要な
テープ搬送速度はテープ搬送方向が同方向の場合27.5
〔=(10+1)(4−1.5)4/4)ν0以上ということに
なる。
上記実施例のデータレコーダに於いても先述した実施例
と同様の効果が得られるのは云うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に本発明によれば、サブデータの記録が
迅速に行え、主データの編集,検索が容易に行えるテー
プ状記録媒体を用いた回転ヘツド型データ記録装置が得
られる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例のデータレコーダのサブコー
ド領域への記録動作を説明するためのフローチヤート、 第2図は本発明の一実施例のデータレコーダの概略構成
を示す図、 第3図(A),(B)は第2図のデータレコーダのヘツ
ド構成及び配置を示す図、 第4図は第2図のデータレコーダによるテープ上の記録
フオーマツトを示す図、 第5図は第2図のデータレコーダによる記録データを説
明するための図、 第6図は第2図のデータレコーダのアドレス検索時の動
作を説明するためのフローチヤート、 第7図はアドレス検索時のテープ搬送速度について説明
するための図、 第8図は第2図のデータレコーダの主データ記録時の動
作を説明するためのフローチヤート、 第9図は第2図のデータレコーダの主データ再生時の動
作を説明するためのフローチヤート、 第10図は本発明の他の実施例のデータレコーダの概略構
成を示す図、 第11図(A),(B)は第10図のデータレコーダのヘツ
ド構成及び配置を示す図、 第12図は第10図のデータレコーダによるテープ上の記録
フオーマツトを示す図である。 図中、H1,HA,HBは夫々記録用ヘツド、H2,HA′,HB′は夫
々再生用ヘツド、Tはテープ、16,16a,16b,16c,16dは夫
々PCMプロセツサ、24はシステムコントローラ、25,25a,
25b,25c,25dは夫々PCMプロセツサ、31はシリンダ位相検
出器、32はタイミングコントローラ、33,34は夫々ゲー
ト回路、35,38は夫々S-ID処理回路、36,37は夫々ゲート
回路、40は操作部、41はキヤプスタン制御回路、DATAは
主データ、S-IDはアドレスデータを含むコントロールデ
ータである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ状記録媒体を第1の速度でその長手
    方向に搬送せしめ、該媒体の長手方向に延在する第1の
    領域上に回転ヘツドで所定周波数の第1のクロツクに基
    き形成された主データを記録する第1のモードと、 前記媒体を前記第1の速度とは異なる第2の速度でその
    長手方向に搬送せしめ、該媒体の長手方向に前記第1の
    領域と並列して延在する第2の領域上に、前記媒体上で
    前記第1のクロツクと同一波長となる様周波数設定され
    た第2のクロツクに基き形成されたサブデータを記録す
    る第2のモードとを具えるデータ記録装置。
  2. 【請求項2】更に前記媒体を前記第1及び第2の速度と
    は異なる第3の速度でその長手方向に搬送せしめ、前該
    媒体から再生されたデータを前記第1,第2のクロツクと
    は周波数の異なる第3のクロツクに基いて処理する第3
    のモードを具える特許請求の範囲第(1)項記載のデー
    タ記録装置。
JP25282787A 1987-10-06 1987-10-06 データ記録装置 Expired - Fee Related JPH07105120B2 (ja)

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US08/163,599 US5361177A (en) 1987-10-06 1993-12-08 Data recording apparatus having sub-code recording function

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