JPH07104974A - 高速積算回路 - Google Patents

高速積算回路

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JPH07104974A
JPH07104974A JP5246950A JP24695093A JPH07104974A JP H07104974 A JPH07104974 A JP H07104974A JP 5246950 A JP5246950 A JP 5246950A JP 24695093 A JP24695093 A JP 24695093A JP H07104974 A JPH07104974 A JP H07104974A
Authority
JP
Japan
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adder
numbered data
integration
data
result
Prior art date
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Pending
Application number
JP5246950A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisami Tsunoda
久美 角田
Kenzo Urabe
健三 占部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
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Publication of JPH07104974A publication Critical patent/JPH07104974A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加算器の桁上がり動作時間による積算回路の
低速性を改善し、高速動作に充分対応できるようにす
る。 【構成】 偶数番目のデータの積算を行なう第1の加算
器1と、奇数番目のデータの積算を行なう第2の加算器
2とを設ける。この偶数番目のデータの加算結果を第1
のレジスタ3及び5に一時格納し、奇数番目のデータの
加算結果を第2のレジスタ4及び6に一時格納し、この
一時格納した偶数番目のデータの積算結果と奇数番目の
データの積算結果とを加算する第3及び第4の加算器7
及び8を設ける。そして、加算器7及び8の積算結果を
切替器9により交互に切替えて全データの総和の積算結
果を出力するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル積分器等に用
いられる積算回路の、特にその高速化に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の積算回路は図2のブロック図に示
す構成になっている。図において、11は加算器、12
はレジスタで、この加算器11とレジスタ12を直列に
設けたものを1つの積算回路として用いられていた。加
算器11にはデジタルデータ伝送されたパルスが入力
し、これを加算器11で精算し、積算結果をレジスタ1
2で一時記憶して出力する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の積算回路の場合、データの語長が大きくなると、加
算器11の桁上がり動作時間を確保するために積算速度
が低下する欠点がある。このため、高速クロックで動作
させる場合には、この従来の積算回路では対応できなく
なるという不都合があった。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術の問題点で
ある、加算器の桁上がり動作時間による積算回路の低速
性を解決し、高速動作に充分対応することのできる高速
積算回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、偶数番目
のデータを積算する第1の加算器と、奇数番目のデータ
を積算する第2の加算器と、上記第1の加算器の偶数番
目のデータの積算結果を一時格納する第1のレジスタ
と、上記第2の加算器の奇数番目のデータの積算結果を
一時格納する第2のレジスタと、上記第1のレジスタの
偶数番目のデータの積算結果と上記第2のレジスタの奇
数番目のデータの積算結果とを加算する第3及び第4の
加算器とを設ける。そして第3及び第4の加算器の積算
結果を交互に切替えてシリアルに全データの総和の積算
結果を出力する切替器とから成る高速積算回路によって
達成される。
【0006】
【作用】上記本発明の高速積算回路は、伝送データの偶
数番目のデータは第1の加算器側に入力して積算され、
積算結果は第1のレジスタによって一時格納され、奇数
番目のデータは第2の加算器側に入力して積算され、積
算結果は第2のレジスタに一時格納される如く、データ
のパラレルの積算が行なわれる。上記第1のレジスタに
格納された偶数番目のデータの積算結果は次の第3の加
算器によって上記第2のレジスタの奇数番目のデータの
積算結果と加算され、上記第2のレジスタに格納され奇
数番目のデータの積算結果は次の第4の加算器によって
上記第1のレジスタの偶数番目のデータの積算結果と加
算される。そして第3の加算器によって加算された積算
結果の出力と第4の加算器によって加算された積算結果
を切替器の交互の切替えによってシリアルに出力させ、
全データの総和の積算結果を出力させる。
【0007】
【実施例】以下図面の一実施例により、本発明を説明す
る。図1は本発明の高速積算回路のブロック構成図で、
1は偶数番目のデータの積算を行なう第1の加算器、2
は奇数番目のデータの積算を行なう第2の加算器、3及
び5は加算器1の偶数番目のデータの積算結果を一時格
納し且つ遅延させる第1のレジスタ、4及び6は加算器
2の奇数番目のデータの積算結果を一時格納し且つ遅延
させる第2のレジスタ、7及び8は第1のレジスタ3、
5及び第2のレジスタ4、6の偶数番目のデータの積算
結果と奇数番目のデータの積算結果とを加算する第3及
び第4の加算器、9は第3及び第4の加算器7及び8の
積算結果を切替えて出力する切替器である。
【0008】図3は本発明の図1に示した高速積算回路
と従来の図2の積算回路とを比較説明するためのタイミ
ングチャートである。即ち、図1における各AE
O 、BE 、BO 、CE 、CO 点、及び図2のS点にお
ける積算データの送出タイミングを示すものである。
【0009】次に、図3のタイミングチャートを用いな
がら本発明の高速積算回路の動作を説明する。伝送され
るデジタルデータS(n)は、データ列の偶数番目のデ
ータSE (n)と奇数番目のデータSO (n)に分けら
れ、偶数番目のデータSE (n)が第1の加算器1側に
入力し、奇数番目のデータSO (n)が第2の加算器2
側に入力し、2系列の積算回路によってパラレルにデー
タの積算処理が行なわれる。第1の加算器1の偶数番目
のデータの積算結果を一時格納した第1のレジスタ3の
出力は、AE 点で示されるようにSE (0)、S
E (2)、SE (4)、SE (6)………となり、第2
の加算器2の奇数番目のデータの積算結果を一時格納し
た第2のレジスタ4の出力は、AO 点で示されるによう
にSo (1)、So (3)、So (5)、So (7)、
………となる。
【0010】また、上記AE 点の偶数番目のデータの積
算結果は、第1の他のレジスタ5によって1タイミング
遅延され、BE 点の出力タイミングとなる。またAO
の奇数番目のデータの積算結果は、第2の他のレジスタ
6によって1タイミング遅延されBO 点の出力タイミン
グとなる。またBE 点の偶数番目のデータの積算結果は
第3の加算器7によってAO 点の奇数番目のデータの積
算結果と加算AO +BE されてCE 点の積算結果S
(1)、S(3)、S(5)、S(7)…………が得ら
れる。またBO 点の奇数番目のデータの積算結果は第4
の加算器8によってAE 点の偶数番目のデータの積算結
果と加算AE +BO されてCO 点の積算結果S(0)、
S(2)、S(4)、S(6)……となる。
【0011】このように加算して得られたCE 点の第3
の加算器7の積算結果とCO 点の第4の加算器8の積算
結果は、切替器9によって交互に切替えてシリアルに出
力され、結果的に切替器9から出力される積算結果は、
入力する全データの総和の積算結果S(0)、S
(1)、S(2)、S(3)、S(4)、S(5)、…
…となり、これは従来の図2の積算回路によるS点の積
算結果S(0)、S(1)、S(2)、S(3)……と
同一のものが得られる。
【0012】この本発明の高速積算回路は、以上の説明
のように積算回路を2個並列に使用して、データを2分
割してパラレルに積算するので、各積算回路のデータの
積算時間は1つの積算回路の2倍に確保できる。これに
より加算器の桁上がり作動時間を積算時間内に充分に確
保できるので積算の高速化が可能となる。また、パラレ
ル積算された各々の積算結果は切替器の切替制御でシリ
アルに変換されて出力され、1つの積算回路の積算結果
と同一の出力が得られる。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来の
積算回路を2個並列に使用することにより、積算すべき
データを2分割して積算することができる。これによ
り、各積算回路あたりの語長が小さくなるので高速化が
可能である。これは高速動作に対応することのできる高
速積算回路として優れており、ディジタルデータ伝送に
対する実用性の点でその効果は著しい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例高速積算回路のブロック構成
図である。
【図2】従来の積算回路の構成図である。
【図3】本発明と従来技術とを比較説明するタイミング
チャートである。
【符号の説明】
1…偶数番目のデータを積算する第1の加算器。 2…奇数番目のデータを積算する第2の加算器。 3…偶数番目のデータの積算結果を格納する第1のレジ
スタ。 4…奇数番目のデータの積算結果を格納する第2のレジ
スタ。 5…偶数番目のデータの積算結果を格納する第1の他の
レジスタ。 6…奇数番目のデータの積算結果を格納する第2の他の
レジスタ。 7…積算データの第3の加算器。 8…積算データの第4の加算器。 9…積算データの出力切替器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを加算器とレジスタを用いて積算
    する積算回路において、偶数番目のデータを積算する第
    1の加算器と、奇数番目のデータを積算する第2の加算
    器と、上記第1の加算器の偶数番目のデータの積算結果
    を一時格納する第1のレジスタと、上記第2の加算器の
    奇数番目のデータの積算結果を一時格納する第2のレジ
    スタと、上記第1のレジスタの偶数番目のデータの積算
    結果と上記第2のレジスタの奇数番目のデータの積算結
    果を加算する第3及び第4の加算器と、該第3及び第4
    の加算器の積算結果を交互に切替えてシリアルに全デー
    タの総和の積算結果を出力する切替器とから成ることを
    特徴とする高速積算回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の高速積算回路において、
    上記第1のレジスタは偶数番目のデータの積算結果を一
    時格納するレジスタを2個直列に設けて成り、且つ上記
    第2のレジスタは奇数番目のデータの積算結果を一時格
    納するレジスタを2個直列に設けて成ることを特徴とす
    る高速積算回路。
JP5246950A 1993-10-01 1993-10-01 高速積算回路 Pending JPH07104974A (ja)

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JP5246950A JPH07104974A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 高速積算回路

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JP5246950A Pending JPH07104974A (ja) 1993-10-01 1993-10-01 高速積算回路

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JP (1) JPH07104974A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100434364B1 (ko) * 2000-12-27 2004-06-04 엘지전자 주식회사 직렬 가산기
WO2010113205A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 富士通株式会社 集積回路装置及び電子装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100434364B1 (ko) * 2000-12-27 2004-06-04 엘지전자 주식회사 직렬 가산기
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