JPH07104892A - 電子機器用acアダプタ - Google Patents

電子機器用acアダプタ

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JPH07104892A
JPH07104892A JP5244351A JP24435193A JPH07104892A JP H07104892 A JPH07104892 A JP H07104892A JP 5244351 A JP5244351 A JP 5244351A JP 24435193 A JP24435193 A JP 24435193A JP H07104892 A JPH07104892 A JP H07104892A
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三直 藤本
Moriyuki Ishida
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ACアダプタの外面に露出したDC出力端子
と電子機器本体の活電部との接触によって生ずるショー
ト事故を防止する。 【構成】 ACアダプタ10内に設けられたスイッチド
ライブ回路19は、DC出力ジャック21へのDCプラ
グ23の接続の有無を検出して、スイッチ15及び17
をオフし、外部に露出した出力端子18及び16からの
直流電圧出力を遮断する。また、DCプラグ23が接続
されていない場合においては、スイッチ15及び17を
共にオンして、出力端子18及び16からの出力を可能
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交流電圧を直流電圧に変
換して電子機器に電源を供給するためのACアダプタに
係わり、特に、電子機器本体の専用スロットに直接挿入
して使用可能なほか、電子機器本体外部で直流ケーブル
で接続しても使用可能なACアダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、装置の省電力性能や二次電池の性
能の向上に伴い、例えばノート型パーソナルコンピュー
タ(以下ノートパソコンという)等の携帯型の電子機器
においては、バッテリー駆動型のものが多く登場してい
る。このようなバッテリー駆動型のノートパソコンは、
オフィスのデスク上で使用されることもあることから、
ACアダプタを使用して駆動することもできるようにな
っている。
【0003】又、ACアダプタの形状をバッテリーパッ
クと同一にし、機器本体に設けたバッテリー収納部に、
いずれかを選択的に収納可能とする装置も提案されてい
た。しかしながら、このような装置においては、ACア
ダプタを機器外部に配置した状態で使用することはでき
なかった。そこで、本願出願人は、図5に示すシステム
構成を考え出した。この図に示すように、ノートパソコ
ン50は、バッテリー収納部81を本体側面部に有し、
ここにバッテリーパック61を収納装着することによ
り、このバッテリーパック61から供給されるエネルギ
ーにより動作可能になっている。このバッテリーパック
61の一側面には、2つの直流電圧出力端子78及び7
9が設けられ、バッテリー収納部81に収納されたとき
に本体側の端子76,77と圧接されて電気的に接続さ
れるようになっている。
【0004】また、バッテリー収納部81には、バッテ
リーパック61と同一形状のACアダプタ10も収納装
着可能になっており、これより供給される直流電圧によ
ってもノートパソコン50は動作可能となっている。A
Cアダプタ10は、ACプラグ12から入力される交流
電圧を直流電圧に変換し、一側面に設けられた2つの直
流電圧出力端子16及び18から直流電圧を出力するよ
うになっている。これらの端子は、バッテリーパック6
1の場合と同様に、バッテリー収納部81に収納された
ときに本体側の端子76及び77にそれぞれ圧接され、
電気的に接続される。この状態を図6に示す。この図に
示すように、ACアダプタ10を本体のバッテリー収納
部81に収納して使用する場合には、通常のAC電源駆
動型のノートパソコンとなる。
【0005】一方、ACアダプタ10は、図7に示すよ
うに、ノートパソコン50の外部に置いて使用すること
も可能である。この場合には、専用のDCケーブル82
によって本体側面部に設けられたDC入力ジャック52
とACアダプタの側面に設けられたDC出力ジャック2
1とを接続することにより、ACアダプタ10からノー
トパソコン50に直流電圧が供給される。このとき、バ
ッテリー収納部81には、図のようにバッテリーパック
61を装着しても、あるいは装着しなくても、いずれの
状態でもよい。
【0006】このように、ACアダプタ10は、本体に
装着して使用することができるとともに、本体外部に置
いて使用することも可能であるため、例えば、通常はバ
ッテリーパック61を装着してバッテリー駆動で使用す
る一方、オフィスに持ち込んで使用する場合にはバッテ
リーパック61を取り外すことなく、そのままACアダ
プタ10と接続して商用電源を使用したり、あるいは、
バッテリーパックを充電できるようになり、ユーザーに
とって使い勝手が良好となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上の構成において、
ACアダプタ10に設けられた直流電圧出力端子16及
び18は、一般に、本体側の端子76及び77と圧接す
る形で電気的に接続されるようになっている。従って、
これらの2つの端子16及び18は、ACアダプタ10
の背面から多少窪んだ位置に設けられてはいるものの、
外部に直接露出している。このため、これら2つの直流
電圧出力端子16及び18のうち例えば+側端子がノー
トパソコン本体の活電部(金属部等)に接触した場合に
は、Vcc側(+側)と接地側(−側)との間でショー
トする場合が多い。これは、ノイズ対策のため、ノート
パソコン本体の筐体を接地接続してある場合が多いから
である。一般に、このようなノートパソコンの筐体は、
樹脂によりモールド成形されているが、ノイズ対策のた
め、その表面に金属メッキが施され、さらに塗装が施さ
れている。従って、最も外側の塗装が剥がれてメッキ面
が露出した場合、この部分にACアダプタ10の+側直
流出力端子が接触するとショートが起こり、ACアダプ
タあるいは本体内部の回路が破損する場合もある。
【0008】この発明は、係る課題を解決するためにな
されたものであり、電子機器本体内部に収納して使用可
能なACアダプタを電子機器外部に置いて使用する場合
に、このACアダプタに設けられた直流電圧出力端子と
電子機器本体部の活電部との接触によるショートを安全
確実に防止することができるACアダプタを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る電子機器用ACアダプタは、電子機器本体のバッテリ
ー収納部に収納した状態で使用可能であると共に、前記
本体と直流ケーブルにて接続することにより電子機器外
部に配置しても使用可能なACアダプタであって、前記
バッテリー収納部に収納された状態で前記電子機器本体
に直流電圧を供給するための直流電圧出力端子と、前記
直流ケーブルを接続するためのケーブル接続用端子と、
電子機器外部で使用される場合において、前記ケーブル
接続用端子への前記直流ケーブルの接続を検出するため
の検出手段と、この検出手段により前記直流ケーブルの
接続が検出されたことに応答して、前記直流電圧出力端
子からの直流電圧出力を遮断するスイッチと、を具備す
ることを特徴とするものである。
【0010】請求項2記載の発明に係る電子機器用AC
アダプタは、請求項1において、前記電子機器内の直流
回路におけるマイナス極側を電子機器の筐体に接続して
アースし、前記スイッチにより、前記直流電圧出力端子
からの直流電圧出力のうちのプラス極側のみを遮断する
ことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明に係る電子機器用ACアダ
プタでは、当該ACアダプタが電子機器外部に配置され
て使用される場合において、該ACアダプタのケーブル
接続端子に電子機器本体との接続用の直流ケーブルが接
続されると、これが検出され、バッテリー収納部への装
着時に電子機器本体に直流電圧を供給するための直流電
圧出力端子からの直流電圧出力が遮断される。
【0012】請求項2記載の発明に係る電子機器用AC
アダプタでは、電子機器内の直流回路におけるマイナス
極側を電子機器の筐体に接続してアースした場合におい
て、直流電圧出力端子からの直流電圧出力のうちのプラ
ス極側のみが遮断される。
【0013】
【実施例】以下図面に基づき本発明の実施例を詳細に説
明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例におけるACア
ダプタの要部を表したものである。このACアダプタ1
0は、図5に示したものと同様の外観形状を有し、その
筐体11の外部側面には、+側直流電圧出力端子18
(以下、単に+側出力端子18という)及び−側直流電
圧出力端子16(以下、単に−側出力端子16という)
が設けられている。+側出力端子18は、スイッチ15
及び順方向接続されたダイオード14を介してトランス
13の二次側コイルの一端に接続され、−側出力端子1
6は、スイッチ17を介してトランス13の二次側コイ
ルの他端に接続されている。トランス13の一次側コイ
ルは、一般の商用電源のコンセントに接続可能なACプ
ラグ12に接続されている。
【0015】さらに、このACアダプタ10には、専用
のDCケーブル82のDCプラグ23が接続可能なDC
出力ジャック21が設けられている。このDC出力ジャ
ック21は、図3(A)に示すように、3つの端子a,
b,cを有しており、このうち端子aは+側出力端子、
端子bは−側出力端子、端子cは、プラグ接続検出用の
端子である。+側出力端子aはスイッチ15とダイオー
ド14との間に接続され、これに直流電圧Vccが印加さ
れる。一方、−側出力端子bはスイッチ17のトランス
側端子に接続され、接地レベルに保持される。
【0016】さらにこの回路には、スイッチドライブ回
路19が設けられ、上記したDC出力ジャック21のコ
ネクタ接続検出用端子cからのDCケーブル有無信号2
2に応じて、スイッチ15及びスイッチ17の開閉を制
御するようになっている。
【0017】以上の構成のACアダプタの動作を説明す
る。
【0018】まず、このACアダプタ10をノートパソ
コン50のバッテリー収納部81(図5)に収納して使
用する場合の動作を説明する。
【0019】この場合、図6に示すように、ACアダプ
タ10をノートパソコン本体内に完全に収納装着した状
態では、出力端子18及び16は、図5に示したよう
に、本体側の端子77及び76と圧接される。この状態
で、ACプラグ12を商用電源のコンセントに差し込む
と、トランス13の二次側コイルに所定の直流電圧Vcc
が発生する。このとき、DC出力ジャック21には、D
Cケーブル82のDCプラグ23が挿入されていないた
め、図3(A)に示すように、端子cは端子bに接して
いる。このため、端子cからスイッチドライブ回路19
に入力されるDCケーブル有無信号22はケーブル無し
状態を示す。
【0020】これを検知したスイッチドライブ回路19
は、スイッチ15及び17を閉状態となるように制御す
る。これにより、トランス13の二次側コイルに発生し
た直流電圧Vccは、出力端子18及び16に印加され、
本体側に供給されることとなる。
【0021】次に、このACアダプタ10を、ノートパ
ソコン50の外部に置いて使用する場合の動作を説明す
る。
【0022】この場合には、専用のDCケーブル82に
よって、ノートパソコン50のDC入力ジャック52
(図7)とACアダプタ10のDC出力ジャック21と
を接続する。このとき、図3(B)に示すように、DC
プラグ23の挿入により、DC出力ジャック21の端子
bと端子cとの接触が断たれ、端子cからのDCケーブ
ル有無信号22はケーブル有り状態を示す。
【0023】これを検知したスイッチドライブ回路19
は、スイッチ15及び17を開状態となるように制御す
る。これにより、出力端子18及び16から直流電圧出
力が遮断される。このため、+側出力端子18がたとえ
本体筐体部の金属部等に接触したとしても、接地との間
でショートが起こることはない。
【0024】次に、図1におけるスイッチドライブ回路
19及びスイッチ15,17の詳細な構成を説明する。
【0025】図2に示すように、スイッチ15としては
トランジスタ31が用いられ、スイッチ17としてはト
ランジスタ43が用いられる。トランジスタ31のコレ
クタは+側出力端子18に接続され、エミッタはVccに
接続される。トランジスタ31のベースは、抵抗34を
介してトランジスタ31のエミッタに接続される他、抵
抗35を介してDC出力ジャック21の端子cに接続さ
れている。一方、トランジスタ43のコレクタは、−側
出力端子16に接続され、エミッタは接地接続される
他、DC出力ジャック21の端子bに接続されている。
DC出力ジャック21の端子aはVccに直接接続されて
いる。
【0026】また、この回路には、トランジスタ37が
設けられ、そのエミッタはVccに接続されると共に、抵
抗36を介してベースに接続され、コレクタは抵抗41
及び抵抗42を介してトランジスタ43のエミッタに接
続されている。抵抗41と抵抗42の接続点はトランジ
スタ43のベースに接続されている。トランジスタ37
のベースは抵抗38及びダイオード39を介してDC出
力ジャック21の端子cに接続されている。
【0027】以上の構成のスイッチドライブ回路19の
動作を説明する。DCプラグ23がDC出力ジャック2
1に挿入されていない状態においては、端子cは端子b
と接し接地レベルとなっている。このため、抵抗34及
び35を介してVccから電流が流れ、トランジスタ31
はオンとなり、+側出力端子18に直流電圧Vccが印加
される。このとき、同時に、Vccから抵抗36,抵抗3
8,ダイオード39,端子c及び端子bを介して、接地
側に電流が流れ、トランジスタ37もオンとなる。これ
により、抵抗41に電流が流れ、トランジスタ43もオ
ンとなる。従って、−側出力端子16は接地側と接続さ
れることとなる。
【0028】一方、DC出力ジャック21にDCプラグ
23を挿入接続した場合には、DC出力ジャック21の
端子cと端子bとの間が離れ、抵抗34及び35には電
流が流れなくなる。これによりトランジスタ31はオフ
となり、+側出力端子18とVccとの間が切断される。
このとき同時に、抵抗36及び38及びダイオード39
の経路の電流も流れなくなり、トランジスタ37もオフ
となる。これにより抵抗41の電流も流れなくなり、ト
ランジスタ43もまたオフとなる。従って、−側出力端
子16は、接地側との間を切断されることとなる。
【0029】次に、ノートパソコン50の内部電源回路
の概略を説明する。
【0030】図4に示すように、このノートパソコン5
0の内部には、DC入力ジャック52が設けられ、その
+側入力端子aは、順方向接続されたダイオード55及
びスイッチ56を介して内部の負荷回路57に接続され
ている。一方、DC入力ジャック52の−側端子bは、
接地接続されると共に筐体51に接続されている。DC
入力ジャック52のプラグ接続検出用の端子cは、充放
電コントローラ65に接続されている。
【0031】この図では、バッテリーパック61が収納
装着された状態を示しており、バッテリー62の+側に
接続された出力端子78と−側に接続された出力端子7
9は、本体側の端子76及び77とそれぞれ圧接するよ
うになっている。−側の端子77は接地接続されると共
に筐体51に接続され、+側の端子76は、スイッチ5
9を介してスイッチ56及びダイオード55との間に接
続されている。充放電コントローラ65は、DC入力ジ
ャック52から入力されるDCプラグ検出信号73と、
図示しないメイン電源スイッチのオンオフに応じて入力
される電源スイッチオンオフ信号74とに基づき、制御
信号71及び72によってスイッチ56及び59の開閉
動作を制御する。
【0032】以上のような構成の本体側電源回路の動作
を説明する。
【0033】DCケーブル82のDCプラグ54がDC
入力ジャック52に接続されていないときには、DC入
力ジャック52の端子bとcが接触しており、DCプラ
グ検出信号73はDCプラグ無しを表示する。これによ
り、充放電コントローラ65は、外部のACアダプタ1
0が接続されていないものと判断し、電源スイッチオン
オフ信号74を調べる。この結果、メイン電源スイッチ
がオンの場合には、スイッチ56及び59を共に閉状態
にする。これにより、バッテリーパック61から負荷回
路に直流電圧が供給され装置が起動する。一方メイン電
源スイッチがオフの場合には、スイッチ56及び59を
共に開状態とする。これにより負荷回路57には電源が
供給されず電源オフの状態が保持される。
【0034】一方、DCケーブル82のDCプラグ54
がDC入力ジャック52に挿入接続された場合には、D
C入力ジャック52の端子cからのDCプラグ検出信号
73はDCプラグ有りを表示する。これを検出した充放
電コントローラ65は、外部のACアダプタ10が接続
された状態にあると判断し、電源スイッチオンオフ信号
74を調べる。この結果、メイン電源スイッチがオンで
あるときには、スイッチ56を閉状態、スイッチ59を
開状態とする。これによりDC入力ジャック52を介し
て外部のACアダプタ10から直流電圧が負荷回路57
に供給され、装置が起動する。一方、メイン電源スイッ
チがオフの場合には、スイッチ56が開状態、スイッチ
59が閉状態となる。これにより、外部のACアダプタ
10から入力される直流電流は、スイッチ59を介し
て、バッテリーパック61に入力され、バッテリー62
が充電される。但し、バッテリー62が満充電の場合に
は、充放電コントローラ65の制御により、スイッチ5
9がオフとなり、充電は行われない。
【0035】なお、図4においては、バッテリーパック
61をノートパソコン50のバッテリー収納部81に収
納した状態での外部ACアダプタ10による電源供給に
ついて説明したが、上記したように、ACアダプタ10
をバッテリー収納部81に収納装着して、これを電源と
して装置を駆動することも可能である。この場合には、
ACアダプタ10は、バッテリーパック61の代りに装
着され、ACアダプタ10の出力端子16及び18はそ
れぞれ本体側の端子76及び77と接続される。そし
て、充放電コントローラ65の制御により、スイッチ5
6及び59が電源スイッチオンオフ信号74に対応して
開閉制御され、負荷回路57への直流電圧供給が制御さ
れる。
【0036】なお以上の実施例では、ACアダプタ10
のDC入力ジャック21にDCプラグ23が挿入された
場合においては、スイッチ15及び17の双方を切断し
て、出力端子18及び16を共に切断することとした
が、図4で説明したように、直流回路の−側が筐体に接
地接続されている場合においては、ACアダプタ10の
スイッチ15のみをオフして+側出力端子18側のみを
切断するようにしてもよい。この場合には、接地側のス
イッチ17がオンのままであっても、+側出力端子18
がノートパソコン50の筐体と接触した場合にショート
が生じることはなく、双方のスイッチを切断する場合と
同様の効果を得ることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子機器本体内に収納装着しても使用可能なACアダプ
タを電子機器本体外に配置して使用する場合において、
電子機器本体側との間を接続するためのDCケーブルを
ACアダプタの側に接続した場合には、自動的にACア
ダプタの外面に露出したDC出力端子の出力が遮断され
る。このため、不用意にACアダプタのDC出力端子が
本体側の活電部に接触した場合であっても、ショートが
起こることはなく、思わぬ事故による機器破損を回避す
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例におけるACアダプタの回
路構成を示す概略ブロック図である。
【図2】図1におけるスイッチドライブ回路19及びス
イッチ15及び17の詳細な回路構成を示す回路図であ
る。
【図3】図1におけるDC出力ジャック21の構造及び
機能を概略的に示した図である。
【図4】図1におけるノートパソコン50の内部回路の
要部を示すブロック図である。
【図5】ノートパソコン50及びACアダプタ10及び
バッテリーパック61の外観斜視図である。
【図6】ノートパソコン50内部にACアダプタ10を
収納装着した状態を示す外観斜視図である。
【図7】ノートパソコン本体の外部にACアダプタ10
を配置し、両者間を専用のDCケーブルで接続する状態
を説明する図である。
【符号の説明】
10 ACアダプタ 11,51 筐体 15,17 スイッチ 16,18 直流電圧出力端子 19 スイッチドライブ回路 21 DC出力ジャック 23,54 DCプラグ 50 ノートパソコン 52 DC入力ジャック 61 バッテリーパック 81 バッテリー収納部 76,77 直流電圧入力端子(本体側)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器本体のバッテリー収納部に収納
    した状態で使用可能であると共に、前記本体と直流ケー
    ブルにて接続することにより電子機器外部に配置しても
    使用可能なACアダプタであって、 前記バッテリー収納部に収納された状態で前記電子機器
    本体に直流電圧を供給するための直流電圧出力端子と、 前記直流ケーブルを接続するためのケーブル接続用端子
    と、 電子機器外部で使用される場合において、前記ケーブル
    接続用端子への前記直流ケーブルの接続を検出するため
    の検出手段と、 この検出手段により前記直流ケーブルの接続が検出され
    たことに応答して、前記直流電圧出力端子からの直流電
    圧出力を遮断するスイッチと、 を具備することを特徴とする電子機器用ACアダプタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記電子機器内の直
    流回路におけるマイナス極側を電子機器の筐体に接続し
    てアースし、前記スイッチにより、前記直流電圧出力端
    子からの直流電圧出力のうちのプラス極側のみを遮断す
    ることを特徴とする電子機器用ACアダプタ。
JP5244351A 1993-09-30 1993-09-30 電子機器用acアダプタ Expired - Lifetime JP2804707B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003284342A (ja) * 2002-01-15 2003-10-03 Kanazawa Inst Of Technology Acアダプタ
WO2014136267A1 (ja) * 2013-03-08 2014-09-12 株式会社 東芝 電子機器

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