JPH07104804B2 - データベース世代管理方法 - Google Patents

データベース世代管理方法

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JPH07104804B2
JPH07104804B2 JP1175200A JP17520089A JPH07104804B2 JP H07104804 B2 JPH07104804 B2 JP H07104804B2 JP 1175200 A JP1175200 A JP 1175200A JP 17520089 A JP17520089 A JP 17520089A JP H07104804 B2 JPH07104804 B2 JP H07104804B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データベースの世代管理において、世代情報
をディクショナリ装置の指定による取得し、世代情報の
レベルに応じた格納庫を選択してデータを格納するデー
タベース世代管理方法に関する。
〔従来の技術〕
データベースの大規模化および多様化に伴って、データ
ベースの世代情報を管理する必要が高まっている。一般
に、世代情報は取得する単位によっては膨大なものとな
るため、世代情報を効率よく管理する必要がある。
従来のデータベースシステムでは、データベース管理シ
ステム(DBMS)の下に、データベースが接続され、利用
者の応用プログラムは、データ記述言語を用いてデータ
ベースに対する処理要求を出す。この場合、データベー
ス管理システムには、世代管理情報を更新したり、出力
したりするディクショナリ装置が内蔵されているため、
全て応用プログラムからの要求により、ディクショナリ
装置を起動させて、これらの処理を行っていた。従っ
て、利用者が直接、世代管理情報を更新したり、指定し
たりすることはできなかった。
一方、従来の世代管理方法としては、例えば、特開昭61
−243541号公報に記載されているように、時系列データ
ファイル管理方式として、取得する時刻とインターバル
を用いて、データをラップアラウンドに管理する方法が
ある。すなわち、最初に時系列データを取得した時刻を
T0とし、それ以降は取得間隔t0で順次データを取得する
ものと仮定すると、任意の時刻Tiに取得されたデータの
番号Nは、N=(Ti−T0)/t0により求められる。従っ
て、基点時刻設定器と時刻から番号への変換器と割算器
とを設けることにより、データベースから希望する時刻
の時系列データを正確迅速に取り出すことができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記公報に記載された従来の方式では、管理方法をプロ
ゲラムロジックで実現しているため、一旦数値を設定す
るとプログラムを変更修正するまでは替えられないとい
う問題があった。すなわち、時系列データを一定の間隔
で採取する必要があり、また世代管理すべきインターバ
ル、格納場所、蓄積有効期限等も全て一定値に固定され
ている。従って、必要に応じて任意の時刻にデータを取
得しようとしても、一定の間隔だけ待機してデータを取
得しなければならなかった。
本発明の目的は、このような従来の課題を解決し、デー
タベースの世代情報を任意の時刻に取得することがで
き、かつ複数世代の統合的に管理することが可能なデー
タベース世代管理方式を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明のデータベース世代管
理方法は、(イ)データベース管理システムに接続さ
れ、かつデータベースの世代情報を管理するディクショ
ナリ装置と、上記世代情報を蓄積するディクショナリフ
ァイルとを備えたデータベースシステムであって、上記
データベース管理システムとデータ格納ファイルとの間
に世代情報に従ってデータを取得する世代管理システム
を設け、かつ上記ディクショナリ装置を上記データベー
ス管理システムから独立させて、該ディクショナリ装置
をディスプレイ装置と上記ディクショナリファイルと上
記データベース管理システムにそれぞれ接続し、上記デ
ィスプレイ装置から世代情報を項目単位に指定して新規
登録ないし変更登録するとともに、該世代情報の取得タ
イミングを任意に指定すると、指定された世代情報を上
記ディクショナリ装置により上記ディクショナリファイ
ルに登録し、上記データベース管理システムが上記ディ
クショナリファイルに登録された世代情報により、上記
世代管理システムに対してデータベースの出力要求を行
うことにより、該世代管理システムは登録された世代情
報に従ってデータベースよりデータを読み込み、該デー
タを指定されたデータ格納ファイルに出力することに特
徴がある。また、(ロ)ディクショナリ装置は、データ
ベースの世代情報が新規登録ないし変更登録されたと
き、データ格納ファイルの変更指定を行うことにより、
登録された世代情報の項目別および世代管理レベルに応
じて、データ格納ファイルの接続を変更することにも特
徴がある。また、(ハ)ディクショナリ装置は、登録さ
れた世代情報を最初は装置内の拡張メモリないしICディ
クスに記憶しておき、予め定められた時点で上記拡張メ
モリないしICディスクから大容量の光ディスクに登録さ
れた世代情報を移し替えることにも特徴がある。また、
(ニ)ディクショナリ装置は、接続されているデータ格
納ファイルの容量に応じて、登録されている世代情報中
のデータ取得間隔を定めたインターバル値を変更するこ
とにも特徴がある。また、(ホ)ディクショナリ装置
は、年度の呼び出しに対して4月から翌年の3月までの
データを取り出すようにして、世代情報の呼び出し単位
を知識化し、かつ世代取得ステータスを表示することに
も特徴がある。さらに、(ヘ)世代情報毎のデータは、
ネットワークを介してローカルファイルに分散管理され
るとともに、記録ジャーナルのような未記帳レコードは
そのまま世代レコードとして保存されることにも特徴が
ある。
〔作用〕
本発明においては、従来、データベース管理システムに
内蔵されていたディクショナリ装置を外付けにして独立
させ、利用者がキーボードから指定操作することによ
り、世代管理情報を格納しているディクショナリファイ
ルにアクセスして、ディスプレイ装置にその内容を表示
できるとともに、任意に世代管理情報を変更できるよう
にした。そして、世代管理システムを設けることによ
り、データベース管理システムから世代管理システムに
対して要求を出すことにより、データベースの世代管理
情報をディクショナリ装置を介して読み取り、その指定
に応じて世代情報を取得し、かつ格納できるようにし
た。すなわち、取得する世代情報を項目単位に指定する
とともに、世代情報の取得タイミングを任意の時刻に指
定することにより、その取得タイミングでデータベース
をファイルに格納できるようにしている。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、図面により詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示すデータベースシステ
ムのブロック図である。
第1図において、1はコンソールとしてキーボードと一
対で設置されたディスプレイ装置、2は利用者からの指
示によりディクショナリにアクセスし、世代情報を読み
出してディスプレイ装置1に表示したり、更新するため
のディクショナリ装置、3は世代管理情報を格納してい
るディクショナリファイル、4はデータベースを管理す
るデータベース管理システム、5はディクショナリファ
イル3の世代情報に従って、データベースに格納された
データを指定されたファイルに出力するための世代管理
システム、9は1以上のファイルの集まりであり、検索
や更新の効率化を図ったデータベース、6は頻繁に読み
出されるデータの写しを格納しておくデータベースバッ
ファ、7は取得するデータを格納する低速大容量のデー
タファイル、8は同じく取得するデータを格納する高速
小容量のデータファイルである。
第1図において、本発明により新たに設けられた機構
は、世代管理システム5と低速大容量ファイル7と高速
小容量ファイル8とディクショナリ装置2である。な
お、ディクショナリ装置2はデータベース管理システム
4に内蔵されていたものを外付けにして独立させること
で、利用者から直接、世代情報の読み出しと変更を任意
に行えるようにして、機能的に新しくし、また低速高速
の両ファイル7,8も従来はデータベース管理システム4
に直接接続されていたものを世代管理システム5に接続
替えすることで、世代情報の内容別に取り出すことがで
きるようにしている。
データベースの世代管理情報を登録する場合、利用者は
ディスプレイ装置1からディクショナリ装置2に対し
て、世代管理を行うデータベースの定義情報をディクシ
ョナリファイル3から呼び出す要求をする。ディクショ
ナリ装置2は、ディクショナリファイル3にアクセスし
て、所定のデータベースの世代管理情報中の定義情報を
読み出し、ディスプレイ装置1に表示する。利用者は、
ディスプレイ装置1に表示された定義情報に、世代管理
情報を指定し、ディクショナリ装置2を介してディクシ
ョナリファイル3に登録する。データベース定義情報と
は、氏名番号、氏名、年令、給料、家族人数、勤務年
数、等とこれら対応する文字の長さと、属性とが含まれ
る。これらは、データベースを定義する情報である。世
代管理情報とは、各定義情報で定義されたデータベース
を世代管理するための情報で、ファイルに取得するイン
ターバル(期間)、取得すべき格納場所(ファイル)、
保有すべき有効期限等が含まれる。
データベース管理システム4は、ディクショナリファイ
ル3に登録された世代管理情報により、世代管理システ
ム5に対してデータベースバッファ6に格納されている
データベース9の内容を、世代情報ファイル7,8に出力
する要求を行う。ここで、データベース管理システム4
および世代管理システム5は、いずれもプログラムを実
行することにより所定の処理を行うCPUであって、それ
ぞれの機能を果すプログラムを内蔵する。
世代管理システム5は、データベース管理システム4か
ら起動されると、世代管理情報を受け取り、その世代管
理情報に従ってデータベースバッファ6から所定のデー
タを読み出し、低速大容量ファイル7または高速小容量
ファイル8に出力して、それぞれ格納する。世代情報の
出力先、およびインターバルは、前述のように、利用者
がディクショナリ装置2を介して登録することにより、
任意に指定することが可能である。また、利用者はディ
クショナリ装置2を介して指定することにより、任意の
タイミング(日時)でデータベースを取得できるように
する。
世代管理情報の表示および更新を行う場合、利用者はデ
ィスプレイ装置1からディクショナリ装置2に対して、
その世代管理情報の表示を要求する。ディクショナリ装
置2は、要求されたその世代管理情報をディクショナリ
ファイル3から呼び出して、ディスプレイ装置1に表示
する。世代管理情報の例えば取得インターバルの値を変
更する場合、利用者は、ディスプレイ装置1に表示され
た世代管理情報のうち、取得インターバルの値を変更す
る。例えば、1年毎に取得する期間を2年毎に取得する
ように変更したいときには、インターバル値1を2に更
新する。
このように、世代情報取得情報の更新が必要な場合に
は、ディスプレイ装置1に表示された内容をキーボード
等から直接書き換えることにより、ディクショナリ装置
2を介してディクショナリファイル3に書き込むことが
できる。
第2図は、第1図におけるディクショナリ中の世代管理
情報の一例を示す図である。
第2図に示すように、この例では、データベース定義情
報であるフィールド、長さ、属性が指定され、各定義情
報にそれぞれ対応して、世代管理情報である世代取得の
インターバル、取得データの格納場所、および保有デー
タの有効期限が指定される。例えば、氏名番号は入社し
たときに登録される社員番号であって、文字の長さは10
字、属性はI、取得するインターバルはキーワードとし
て常時取得され、取得後の格納場所はファイル1である
ことが指定される。また、氏名は30文字の長さが必要
で、属性はC、年1回の取得で、ファイル1に格納する
ことが指定される。また、年令は、3文字必要で、属性
はI、年2回の取得が必要であり、ファイル1に格納す
ることが指定される。また、給料は、7文字が必要で、
属性はI、年2回のインターバルで取得し、ファイル1
に格納することが指定される。いずれも、有効期限は未
定である。これも、30年あるいは40年等に登録すること
ができるのは勿論である。
世代管理情報を登録・変更する場合には、ディスプレイ
装置1にデータベース定義情報とともに、対応する世代
管理情報が表示されるので、世代管理情報の任意の欄を
更新すればよく、また空白の欄に書き込むことにより登
録される。
第3図は、世代管理システムの動作フローチャートであ
る。
先ず世代管理システム5内のプログラムによるカウンタ
の値iを初期化し(ステップ51)、次に世代管理情報の
フィールド情報DCT(i)が存在するか否か判断する
(ステップ52)。なお、フィールド情報DCTは、例えば
第2図の氏名番号、氏名、年令、および給料等の情報で
あり、カウンタi=1が氏名番号、i=2が氏名、i=
3が年令、i=4が給料となり、4回同一処理が繰り返
される。フィールド情報DCT(i)が存在するときに
は、そのフィールド情報(i=1では氏名番号)に対応
する世代情報取得指定(G(i))があるか否かを判断
し(ステップ53)、あれば、データベースバッファ6か
らそのフィールド情報を入力する(ステップ54)、第2
図の場合には、氏名番号はキーワードとして毎回使用
し、氏名は年1回のインターバル、年令も年1回のイン
ターバル、給料は年2回のインターバルで、取得するこ
とが指定されている。そして、利用者から指定されたタ
イミング(例えば、毎年3月31日と年2回の場合には9
月30日も)で取得されることになる。次に、このフィー
ルド情報に対応するデータの格納場所(O(i))の指
定があるかを判断し(ステップ55)、大容量ファイルへ
の出力(ステップ56)、または小容量ファイルへの出力
(ステップ57)を行う。第2図の場合には、全てファイ
ル1、つまり大容量ファイル7への格納が指定されてい
る。そして、これらのファイルへの出力が終了したなら
ば、カウンタを更新して(ステップ58)、最初に戻り、
フィールド情報数分だけ同じ処理を繰り返し行った後、
処理を終了する。
次に、本発明の応用例を説明する。
(i)先ず、データベースに対して、複数の世代情報を
管理する時に、データの項目別および世代管理レベルに
応じて世代データの格納場所を変化させることができ
る。すなわち、第2図では、全てのフィールド情報に対
して同一のファイルに格納することにしているが、フィ
ールド情報毎に異なる格納場所、例えば氏名番号と氏名
のデータはファイル1、年令のデータはファイル2、給
料のデータはファイル3のように変化させることができ
る。また、世代管理レベル、つまり年1回の氏名と年令
のデータはファイル1に、年2回の給料のデータはファ
イル2に、それぞれ格納することも可能である。
(ii)ディクショナリ装置が、世代管理情報を項目別に
指定できるようにする。例えば、第2図の場合には、フ
ィールド別に、氏名を指定した場合には、その氏名に対
応するデータベース定義情報の長さと属性、世代管理情
報のインターバルと格納場所と有効期限のみがディスプ
レイ装置に表示され、その項目について指定した後、次
の項目に移るようにして、誤りなく登録・変更ができる
ようにする。
(iii)世代管理情報を管理するディクショナリ装置
と、世代情報を管理するディスク装置と、世代情報のレ
ベルに応じて、それぞれ格納場所を別個に備えることが
できる。すなわち、ディクショナリ装置A,B,Cに応じて
ファイル1,2,3に格納するようにし、またデータベース
のディスク装置A,B,Cに応じてファイル1,2,3に格納する
ようにし、さらに、世代情報のインターバルが1年、2
年、3年以上に応じて、ファイル1,2,3に格納するよう
にできる。
(iv)世代情報を全て拡張メモリまたはICディスクに配
置するとともに、特定の時点でこれらの世代情報を光デ
ィスクに書き出すようにする。すなわち、第1図に示す
ディクショナリファイル3を光ディスクとし、最初は世
代情報をこの光ディスクには書き込まずに、ディクショ
ナリ装置2内の拡張メモリまたはICディスクに記録して
おき、メモリ容量が不足した時点で光ディスクにこの情
報を移すようにする。
(v)世代データセット(ファイル)の容量に応じてイ
ンターバルを調整する機能を持たせる。また、未記帳レ
コードをそのまま世代レコードとして保存する方法を用
いる。すなわち、データを格納するファイル1,2,3の容
量の比が1:2:3のとき、ファイル1,2,3に3年以上のイン
ターバルのデータ、2年のインターバルのデータ、1年
のインターバルのデータを、それぞれ格納するように調
整する。そして、例えば記録ジャーナル等の未記帳レコ
ードをそのまま世代レコードとして保存することもでき
る。
(vi)世代データをネットワークを介して分散管理する
ことが可能である。その場合、アクセス頻度の少ない世
代レコードは他方(ローカル)に分散させる。
(vii)世代情報の呼び出し単位を知識化する。例え
ば、年度が与えられると、4月から翌年3月までを取り
出すようにする。
また、世代取得ステータスの表示をするようにする。例
えば、項目の指定により、世代数を表示する。
(viii)項目別の世代情報を用いた意思決定支援システ
ムを構築する。すなわち、支援システムは、データベー
スシステムの円滑な運用を実現するためのもので、デー
タベースの初期生成、再構成、障害対策(回復)、動作
監視等の機能も行う。これらの動作を行う際に、項目別
の世代情報を利用するのである。
(ix)銀行オンラインシステムにおいて、未記帳レコー
ドを世代情報として保存する。すなわち、ログ情報とし
て、記録ジャーナル等の未記帳レコードを保存してお
き、世代情報とするのである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、データベースの
世代管理をディクショナリ装置により制御するようにし
たので、世代情報の取得方法や格納場所を必要に応じて
容易に調整することができ、データベースの世代情報を
任意の時刻に取得することができ、その結果、複数世代
を統合的に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す世代管理を行うデータ
ベースシステムのブロック図、第2図は第1図における
世代管理情報のフォーマット例を示す図、第3図は第1
図における世代管理システムの動作フローチャートであ
る。 1:ディスプレイ装置、2:ディクショナリ装置、3:ディク
ショナリファイル、4:データベース管理システム、5:世
代管理システム、6:データベースバッファ、7,8:ファイ
ル、9:データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高志 林一 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウエア工場内 (72)発明者 酒井 直文 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 田辺 行治 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウエアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 安江 伸浩 東京都千代田区神田駿河台4丁目6番地 株式会社日立製作所内 (56)参考文献 特開 昭58−115562(JP,A) 特開 昭62−179035(JP,A) 特開 昭64−46850(JP,A)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データベース管理システムに接続され、か
    つデータベースの世代情報を管理するディクショナリ装
    置と、上記世代情報を蓄積するディクショナリファイル
    とを備えたデータベースシステムであって、上記データ
    ベース管理システムとデータ格納ファイルとの間に世代
    情報に従ってデータを取得する世代管理システムを設
    け、かつ上記ディクショナリ装置を上記データベース管
    理システムから独立させて、該ディクショナリ装置をデ
    ィスプレイ装置と上記ディクショナリファイルと上記デ
    ータベース管理システムにそれぞれ接続し、上記ディス
    プレイ装置から世代情報を項目単位に指定して新規登録
    ないし変更登録するとともに、該世代情報の取得タイミ
    ングを任意に指定すると、指定された世代情報を上記デ
    ィクショナリ装置により上記ディクショナリファイルに
    登録し、上記データベース管理システムが上記ディクシ
    ョナリファイルに登録された世代情報により、上記世代
    管理システムに対してデータベースの出力要求を行うこ
    とにより、該世代管理システムは登録された世代情報に
    従ってデータベースよりデータを読み込み、該データを
    指定されたデータ格納ファイルに出力することを特徴と
    するデータベース世代管理方法。
  2. 【請求項2】上記ディクショナリ装置は、データベース
    の世代情報が新規登録ないし変更登録されたとき、デー
    タ格納ファイルの変更指定を行うことにより、登録され
    た世代情報の項目別および世代管理レベルに応じて、デ
    ータ格納ファイルの接続を変更することを特徴とする請
    求項1に記載のデータベース世代管理方法。
  3. 【請求項3】上記ディクショナリ装置は、登録された世
    代情報を最初は該ディクショナリ装置内の拡張メモリな
    いしICディスクに記憶しておき、予め定められた時点で
    上記拡張メモリないしICディスクから大容量の光ディス
    クに登録された世代情報を移し替えることを特徴とする
    請求項1または2に記載のデータベース世代管理方法。
  4. 【請求項4】上記ディクショナリ装置は、接続されてい
    るデータ格納ファイルの容量に応じて、登録されている
    世代情報中のデータ取得間隔を定めたインターバル値を
    変更することを特徴とする請求項1,2または3に記載の
    データベース世代管理方法。
  5. 【請求項5】上記ディクショナリ装置は、年度の呼び出
    しに対して年度データを取り出すようにして、世代情報
    の呼び出し単位を知識化し、かつ世代取得ステータスを
    表示することを特徴とする請求項1〜4のうちのいずれ
    かに記載されたデータベース世代管理方法。
  6. 【請求項6】上記世代情報毎のデータは、ネットワーク
    を介してローカルファイルに分散管理されるとともに、
    記録ジャーナルのような未記帳レコードはそのまま世代
    レコードとして保存されることを特徴とする請求項1〜
    5のうちのいずれかに記載されたデータベース世代管理
    方法。
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