JPH06231012A - ログデータ管理装置 - Google Patents
ログデータ管理装置Info
- Publication number
- JPH06231012A JPH06231012A JP5039343A JP3934393A JPH06231012A JP H06231012 A JPH06231012 A JP H06231012A JP 5039343 A JP5039343 A JP 5039343A JP 3934393 A JP3934393 A JP 3934393A JP H06231012 A JPH06231012 A JP H06231012A
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- unit period
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 連続発生のログデータを、磁気テープ装置の
如き取り外し可能なデータ記憶媒体を有する大容量記憶
装置で管理し、各ファイルをログデータの発生時間で管
理してデータの照会が容易な装置の提供。 【構成】 複数の単位期間に発生したログデータを単位
期間が判別可能な識別子付きログデータファイルとする
ログデータ記憶手段と、各単位期間のログデータをログ
データ記憶手段内の単位期間に対応するログデータファ
イルとするログデータ格納手段と、単位期間経過毎に、
ログデータ記憶手段に格納され最も古い単位期間の識別
子付きログデータファイルを、取り外し可能なデータ記
憶媒体の大容量記憶装置へ単位期間の識別子を付して格
納し、当該ログデータファイルをログデータ記憶手段よ
り削除する更新手段と、照会すべき単位期間の入力に該
当するログデータファイルが存在するデータ記憶媒体を
判別して表示するログデータ照会手段とを有するログデ
ータ管理装置。
如き取り外し可能なデータ記憶媒体を有する大容量記憶
装置で管理し、各ファイルをログデータの発生時間で管
理してデータの照会が容易な装置の提供。 【構成】 複数の単位期間に発生したログデータを単位
期間が判別可能な識別子付きログデータファイルとする
ログデータ記憶手段と、各単位期間のログデータをログ
データ記憶手段内の単位期間に対応するログデータファ
イルとするログデータ格納手段と、単位期間経過毎に、
ログデータ記憶手段に格納され最も古い単位期間の識別
子付きログデータファイルを、取り外し可能なデータ記
憶媒体の大容量記憶装置へ単位期間の識別子を付して格
納し、当該ログデータファイルをログデータ記憶手段よ
り削除する更新手段と、照会すべき単位期間の入力に該
当するログデータファイルが存在するデータ記憶媒体を
判別して表示するログデータ照会手段とを有するログデ
ータ管理装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータシステムが
連続して大量に出力するログデータの記録、照会を管理
する装置に関する。
連続して大量に出力するログデータの記録、照会を管理
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ログデータの管理は、磁気ディス
ク装置等の記憶装置にレコード長が固定されたログデー
タファイルを設定し、発生するログデータを順次該ログ
データファイルに格納してゆき、ファイルが満杯になる
と別のログデータファイルに切り換えてログデータの格
納を行うと共に、満杯になったログデータファイルを磁
気テープ装置等に出力して磁気ディスク装置の当該ログ
データファイルを削除するといった管理方法が採られて
いた。
ク装置等の記憶装置にレコード長が固定されたログデー
タファイルを設定し、発生するログデータを順次該ログ
データファイルに格納してゆき、ファイルが満杯になる
と別のログデータファイルに切り換えてログデータの格
納を行うと共に、満杯になったログデータファイルを磁
気テープ装置等に出力して磁気ディスク装置の当該ログ
データファイルを削除するといった管理方法が採られて
いた。
【0003】ところが、ログデータの照会は、「何日の
何時頃」といった形式で求められることが多いのに対
し、このような管理方法の場合、各ログデータファイル
が時間ではなく、記憶容量によって区分されているた
め、迅速に照会を行うことが困難であり、特に磁気テー
プに格納されたデータから所望のログデータを照会する
ためには極めて煩雑な作業を要していた。
何時頃」といった形式で求められることが多いのに対
し、このような管理方法の場合、各ログデータファイル
が時間ではなく、記憶容量によって区分されているた
め、迅速に照会を行うことが困難であり、特に磁気テー
プに格納されたデータから所望のログデータを照会する
ためには極めて煩雑な作業を要していた。
【0004】従来ログデータの照会を容易に行うものと
しては、特開平3−202956号公報に、ログデータ
の発生時間を識別するインデックス情報を付してハード
ディスクのトラック単位毎にログデータを格納していく
方法が開示されている。
しては、特開平3−202956号公報に、ログデータ
の発生時間を識別するインデックス情報を付してハード
ディスクのトラック単位毎にログデータを格納していく
方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
如き従来技術では、ハードディスクの如く記憶容量の限
られたものに関する開示しかなく、連続して発生するロ
グデータによりハードディスクが満杯となった際には他
の記憶装置へデータを移行する必要がある。この際の作
業は前記した磁気ディスク装置のデータを磁気テープに
移行する作業と同じく、あくまでも記憶容量を単位とし
た作業になり、時間に関するインデックス情報を生かす
ためには新たな作業を必要とする。
如き従来技術では、ハードディスクの如く記憶容量の限
られたものに関する開示しかなく、連続して発生するロ
グデータによりハードディスクが満杯となった際には他
の記憶装置へデータを移行する必要がある。この際の作
業は前記した磁気ディスク装置のデータを磁気テープに
移行する作業と同じく、あくまでも記憶容量を単位とし
た作業になり、時間に関するインデックス情報を生かす
ためには新たな作業を必要とする。
【0006】本発明はかかる問題点を解決するものであ
って、その目的は、連続して発生するログデータを、磁
気テープ装置の如き取り外し可能なデータ記憶媒体を有
する大容量記憶装置を用いて管理し、しかも各ファイル
をログデータの発生時間を単位として管理することによ
りデータの照会が容易な装置を提供することにある。
って、その目的は、連続して発生するログデータを、磁
気テープ装置の如き取り外し可能なデータ記憶媒体を有
する大容量記憶装置を用いて管理し、しかも各ファイル
をログデータの発生時間を単位として管理することによ
りデータの照会が容易な装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンピュータ
システムのログデータを記録、照会する装置であって、
複数の単位期間に発生したログデータを該単位期間が判
別可能な識別子の付されたログデータファイルとして記
憶するログデータ記憶手段と、各単位期間に発生したロ
グデータをログデータ記憶手段内の該単位期間に対応す
るログデータファイルへ格納するログデータ格納手段
と、該単位期間経過毎に、ログデータ記憶手段に格納さ
れ最も古い単位期間を有する識別子が付されたログデー
タファイルを、取り外し可能なデータ記憶媒体を有する
大容量記憶装置へ該単位期間に関する識別子を付して格
納し、当該ログデータファイルをログデータ記憶手段よ
り削除する更新手段と、照会すべき単位期間を入力した
後、入力された単位期間に該当するログデータファイル
が存在するデータ記憶媒体を判別して該データ記憶媒体
のログデータを表示するログデータ照会手段とを有する
ことを特徴とするログデータ管理装置である。
システムのログデータを記録、照会する装置であって、
複数の単位期間に発生したログデータを該単位期間が判
別可能な識別子の付されたログデータファイルとして記
憶するログデータ記憶手段と、各単位期間に発生したロ
グデータをログデータ記憶手段内の該単位期間に対応す
るログデータファイルへ格納するログデータ格納手段
と、該単位期間経過毎に、ログデータ記憶手段に格納さ
れ最も古い単位期間を有する識別子が付されたログデー
タファイルを、取り外し可能なデータ記憶媒体を有する
大容量記憶装置へ該単位期間に関する識別子を付して格
納し、当該ログデータファイルをログデータ記憶手段よ
り削除する更新手段と、照会すべき単位期間を入力した
後、入力された単位期間に該当するログデータファイル
が存在するデータ記憶媒体を判別して該データ記憶媒体
のログデータを表示するログデータ照会手段とを有する
ことを特徴とするログデータ管理装置である。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1は、この発明の一実施例である
ログデータ管理装置の構成を示すブロック図である。本
ログデータ管理装置は、コンピュータ1とコンピュータ
1に接続されたログデータ記憶装置2,大容量記憶装置
3,表示装置4,入力装置5より構成される。さらに、
ログデータ記憶装置2内には、複数のログデータファイ
ル6a,6bが格納され、大容量記憶装置3では、取り
外し可能なデータ記憶媒体として磁気テープ7が用いら
れている。コンピュータ1では、ログデータ格納手段,
更新手段9,ログデータ照会手段10が稼働する。
ら詳細に説明する。図1は、この発明の一実施例である
ログデータ管理装置の構成を示すブロック図である。本
ログデータ管理装置は、コンピュータ1とコンピュータ
1に接続されたログデータ記憶装置2,大容量記憶装置
3,表示装置4,入力装置5より構成される。さらに、
ログデータ記憶装置2内には、複数のログデータファイ
ル6a,6bが格納され、大容量記憶装置3では、取り
外し可能なデータ記憶媒体として磁気テープ7が用いら
れている。コンピュータ1では、ログデータ格納手段,
更新手段9,ログデータ照会手段10が稼働する。
【0009】ログデータ記憶装置2は、本実施例におい
ては、磁気ディスク装置を想定しており、コンピュータ
1内の各手段8,9,10より常時データ入出力が可能
で、しかも、ログデータ記憶装置2内の各ログデータフ
ァイルを直接アクセスすることが可能である。
ては、磁気ディスク装置を想定しており、コンピュータ
1内の各手段8,9,10より常時データ入出力が可能
で、しかも、ログデータ記憶装置2内の各ログデータフ
ァイルを直接アクセスすることが可能である。
【0010】該ログデータ記憶装置2内のログデータフ
ァイル6a,6bは、ある一定期間内に発生したログデ
ータを格納するためのファイルで、各ログデータファイ
ルは、格納されたログデータが発生した単位期間を判別
するための識別子を有している。本実施例においては、
単位期間は1日単位、ファイル名を「Fyymmdd
(yy…西歴下2桁、mm…月、dd…日)」という形
式で表わすことにより、ファイル名内に上述の識別子を
有している。例えば、ログデータファイル6aはファイ
ル名=「F930114」であるので、格納されている
ログデータは1993年1月14日に発生したもの、ロ
グデータファイル6bはファイル名=「F93011
3」であり、格納されているログデータは1993年1
月13日に発生したものであることが判別できる。
ァイル6a,6bは、ある一定期間内に発生したログデ
ータを格納するためのファイルで、各ログデータファイ
ルは、格納されたログデータが発生した単位期間を判別
するための識別子を有している。本実施例においては、
単位期間は1日単位、ファイル名を「Fyymmdd
(yy…西歴下2桁、mm…月、dd…日)」という形
式で表わすことにより、ファイル名内に上述の識別子を
有している。例えば、ログデータファイル6aはファイ
ル名=「F930114」であるので、格納されている
ログデータは1993年1月14日に発生したもの、ロ
グデータファイル6bはファイル名=「F93011
3」であり、格納されているログデータは1993年1
月13日に発生したものであることが判別できる。
【0011】大容量記憶装置3には、必要に応じて都
度、ログデータが格納された或いはログデータを格納す
べき磁気テープ7が装着され、コンピュータ1上の更新
手段9又はログデータ照会手段10によって該ログデー
タの入出力が行なわれる。
度、ログデータが格納された或いはログデータを格納す
べき磁気テープ7が装着され、コンピュータ1上の更新
手段9又はログデータ照会手段10によって該ログデー
タの入出力が行なわれる。
【0012】磁気テープ7には、上述のログデータファ
イルにおける単位期間と同一の期間毎に、該単位期間に
発生したログデータが、ログデータファイルから移行し
て、格納される。磁気テープ7に関しても、ログデータ
ファイルの場合と同様に、格納されたログデータが発生
した単位期間を判別するための識別子を有している。本
実施例においては、磁気テープ7のボリューム名を「T
yymmdd(yy…西歴下2桁、mm…月、dd…
日)」という形式で表わすことにより、ボリューム名内
に識別子を有している。例えば、図1中磁気テープ7は
ボリューム名=「T930111」であるので、格納さ
れているログデータは1993年1月11日に発生した
ものであることが判別できる。
イルにおける単位期間と同一の期間毎に、該単位期間に
発生したログデータが、ログデータファイルから移行し
て、格納される。磁気テープ7に関しても、ログデータ
ファイルの場合と同様に、格納されたログデータが発生
した単位期間を判別するための識別子を有している。本
実施例においては、磁気テープ7のボリューム名を「T
yymmdd(yy…西歴下2桁、mm…月、dd…
日)」という形式で表わすことにより、ボリューム名内
に識別子を有している。例えば、図1中磁気テープ7は
ボリューム名=「T930111」であるので、格納さ
れているログデータは1993年1月11日に発生した
ものであることが判別できる。
【0013】ログデータ格納手段8は、コンピュータ1
内で稼働する種々のアプリケーション・プログラムから
発生するログデータを受取り、該ログデータの発生時刻
より格納するログデータファイルを判別し、当該ログデ
ータファイルに格納する。
内で稼働する種々のアプリケーション・プログラムから
発生するログデータを受取り、該ログデータの発生時刻
より格納するログデータファイルを判別し、当該ログデ
ータファイルに格納する。
【0014】更新手段9は、単位期間経過毎に、ログデ
ータ記憶装置2に格納されているログデータファイルの
うち、最も古い単位期間を示すファイル名を持つログデ
ータファイルを、あらかじめ大容量記憶装置3に装着さ
れた磁気テープ7に移行し、ログデータ記憶装置2内の
該ログデータファイルを削除する。
ータ記憶装置2に格納されているログデータファイルの
うち、最も古い単位期間を示すファイル名を持つログデ
ータファイルを、あらかじめ大容量記憶装置3に装着さ
れた磁気テープ7に移行し、ログデータ記憶装置2内の
該ログデータファイルを削除する。
【0015】ログデータ照会手段10は、入力装置5よ
り入力された照会期間に該当するログデータが、ログデ
ータ記憶装置2に格納されているログデータファイル6
a,6bに有るのか、大容量記憶装置3に装着された磁
気テープ7にあるのかを、それらの識別子より判別し、
該当するログデータを表示装置4に表示する。
り入力された照会期間に該当するログデータが、ログデ
ータ記憶装置2に格納されているログデータファイル6
a,6bに有るのか、大容量記憶装置3に装着された磁
気テープ7にあるのかを、それらの識別子より判別し、
該当するログデータを表示装置4に表示する。
【0016】次に、図2のフローチャートを参照しなが
ら、ログデータ格納手段8の動作を説明する。ログデー
タ格納手段8は、コンピュータ1が業務を開始すると同
時に稼働し、該コンピュータ1内で稼働する種々のアプ
リケーション・プログラムからログデータが発生するの
を待つ(ステップS1)。ログデータが発生すると、そ
の発生時刻より、該ログデータを格納するログデータフ
ァイルのファイル名を決定し、該当するログデータファ
イルがログデータ記憶装置2内に有るか否かを検索する
(ステップS2)。ログデータ記憶装置2内に該当する
ログデータファイルが有る場合は(ステップS3)、該
ログデータを該当するログデータファイルに格納されて
いるログデータの最後に追加格納する(ステップS
5)。
ら、ログデータ格納手段8の動作を説明する。ログデー
タ格納手段8は、コンピュータ1が業務を開始すると同
時に稼働し、該コンピュータ1内で稼働する種々のアプ
リケーション・プログラムからログデータが発生するの
を待つ(ステップS1)。ログデータが発生すると、そ
の発生時刻より、該ログデータを格納するログデータフ
ァイルのファイル名を決定し、該当するログデータファ
イルがログデータ記憶装置2内に有るか否かを検索する
(ステップS2)。ログデータ記憶装置2内に該当する
ログデータファイルが有る場合は(ステップS3)、該
ログデータを該当するログデータファイルに格納されて
いるログデータの最後に追加格納する(ステップS
5)。
【0017】一方、ログデータ記憶装置2内に該当する
ログデータファイルが無い場合は、ログデータ記憶装置
2内に、該ログデータが発生した単位期間のログデータ
ファイルを作成する。例えば、図1の例において、19
93年1月15日のログデータが発生すれば、ファイル
名=「F930115」というログデータファイルがロ
グデータ記憶装置2内に新たに作成される(ステップS
4)。そして、今作成したログデータファイル内に該ロ
グデータが格納される(ステップS5)。以下、同様に
してログデータが発生する都度、ステップS1からステ
ップS5が繰り返され、ログデータが発生順に、ログデ
ータ記憶装置2内の該当するログデータファイルに格納
されていく。
ログデータファイルが無い場合は、ログデータ記憶装置
2内に、該ログデータが発生した単位期間のログデータ
ファイルを作成する。例えば、図1の例において、19
93年1月15日のログデータが発生すれば、ファイル
名=「F930115」というログデータファイルがロ
グデータ記憶装置2内に新たに作成される(ステップS
4)。そして、今作成したログデータファイル内に該ロ
グデータが格納される(ステップS5)。以下、同様に
してログデータが発生する都度、ステップS1からステ
ップS5が繰り返され、ログデータが発生順に、ログデ
ータ記憶装置2内の該当するログデータファイルに格納
されていく。
【0018】次に、図3のフローチャートを参照しなが
ら、更新手段9の動作を説明する。更新手段9は、単位
期間経過毎に下記の動作を行なう。まず、ログデータ記
憶装置2内のログデータファイルのうち最も古い単位期
間のログデータファイルを、ログデータ記憶装置2内を
検索し求める。図1の例では、1993年1月13日に
発生したログデータを格納したログデータファイル6b
が求められる(ステップS6)。
ら、更新手段9の動作を説明する。更新手段9は、単位
期間経過毎に下記の動作を行なう。まず、ログデータ記
憶装置2内のログデータファイルのうち最も古い単位期
間のログデータファイルを、ログデータ記憶装置2内を
検索し求める。図1の例では、1993年1月13日に
発生したログデータを格納したログデータファイル6b
が求められる(ステップS6)。
【0019】次に、更新手段9は、ステップS6で求め
たログデータファイル6bと同一の単位期間を示すボリ
ューム名を作成し、あらかじめ大容量記憶装置3に装着
された新たなログデータ格納用の磁気テープ7に該ボリ
ューム名を書き込む。図1の例では、ステップS6で求
めたログデータファイル6bの単位期間は1993年1
月13日であるので、ボリューム名は「T93011
3」となり、大容量記憶装置3に装着された磁気テープ
7にボリューム名=「T930113」を書き込む(ス
テップS7)。
たログデータファイル6bと同一の単位期間を示すボリ
ューム名を作成し、あらかじめ大容量記憶装置3に装着
された新たなログデータ格納用の磁気テープ7に該ボリ
ューム名を書き込む。図1の例では、ステップS6で求
めたログデータファイル6bの単位期間は1993年1
月13日であるので、ボリューム名は「T93011
3」となり、大容量記憶装置3に装着された磁気テープ
7にボリューム名=「T930113」を書き込む(ス
テップS7)。
【0020】次に、ステップS6で求めたログデータフ
ァイル6bの内容が、ステップS7でボリューム名を書
き込んだ磁気テープ7にコピーされる(ステップS
8)。ログデータファイル6bの内容が全て正常に磁気
テープ7にコピーされると、ログデータ記憶装置2内の
該ログデータファイル6bが削除される(ステップS
9)。以上の手順により、ログデータ記憶装置2に格納
されている最旧の単位期間のログデータファイルが、順
次、磁気テープ7に移行されていく。
ァイル6bの内容が、ステップS7でボリューム名を書
き込んだ磁気テープ7にコピーされる(ステップS
8)。ログデータファイル6bの内容が全て正常に磁気
テープ7にコピーされると、ログデータ記憶装置2内の
該ログデータファイル6bが削除される(ステップS
9)。以上の手順により、ログデータ記憶装置2に格納
されている最旧の単位期間のログデータファイルが、順
次、磁気テープ7に移行されていく。
【0021】次に、図4のフローチャートを参照しなが
ら、ログデータ照会手段10の動作を説明する。ログデ
ータを照会する単位期間が入力装置5より入力されると
(ステップS10)、ログデータ照会手段10は、ま
ず、ログデータ記憶装置2内に、照会する単位期間のロ
グデータファイルが有るか否かを検索する(ステップS
11)。照会する単位期間のログデータファイルがログ
データ記憶装置2内に有る場合は(ステップS12)、
該ログデータファイル内のログデータを読み取り、表示
装置4に表示する(ステップS15)。図1の例では、
ログデータ記憶装置2内のログデータファイル6a,6
bに格納された1993年1月13日及び1993年1
月14日に関するログデータの照会が、上記手順で行な
われる。
ら、ログデータ照会手段10の動作を説明する。ログデ
ータを照会する単位期間が入力装置5より入力されると
(ステップS10)、ログデータ照会手段10は、ま
ず、ログデータ記憶装置2内に、照会する単位期間のロ
グデータファイルが有るか否かを検索する(ステップS
11)。照会する単位期間のログデータファイルがログ
データ記憶装置2内に有る場合は(ステップS12)、
該ログデータファイル内のログデータを読み取り、表示
装置4に表示する(ステップS15)。図1の例では、
ログデータ記憶装置2内のログデータファイル6a,6
bに格納された1993年1月13日及び1993年1
月14日に関するログデータの照会が、上記手順で行な
われる。
【0022】一方、照会する単位期間のログデータファ
イルがログデータ記憶装置2内に無い場合は次に、大容
量記憶装置3に装着された磁気テープ7のボリューム名
を読み取り(ステップS13)、読み取ったボリューム
名が照会する単位期間を示すボリューム名か否かを判別
する(ステップS14)。照会する単位期間を示すボリ
ューム名である時は、該磁気テープ7に格納されている
ログデータを読取り、表示装置4に表示する(ステップ
S15)。図1の例では、大容量記憶装置3に装着され
ている磁気テープ7に格納されている1993年1月1
1日のログデータの照会が、この手順で行なわれる。
イルがログデータ記憶装置2内に無い場合は次に、大容
量記憶装置3に装着された磁気テープ7のボリューム名
を読み取り(ステップS13)、読み取ったボリューム
名が照会する単位期間を示すボリューム名か否かを判別
する(ステップS14)。照会する単位期間を示すボリ
ューム名である時は、該磁気テープ7に格納されている
ログデータを読取り、表示装置4に表示する(ステップ
S15)。図1の例では、大容量記憶装置3に装着され
ている磁気テープ7に格納されている1993年1月1
1日のログデータの照会が、この手順で行なわれる。
【0023】さらに、大容量記憶装置3に装着された磁
気テープ7のボリューム名が照会する単位期間を示すも
ので無い場合は、表示装置4に磁気テープの変更指示を
表示し、オペレータに照会する単位期間の磁気テープ7
を大容量記憶装置3に装着させる(ステップS16)。
ログデータ照会手段10は、大容量記憶装置3に別の磁
気テープが装着されるのを待って、ステップS13に戻
り、装着された磁気テープのボリューム名をチェックす
る。図1の例では、1993年1月14日(ログデータ
ファイル6a)、1993年1月13日(ログデータフ
ァイル6b)、1993年1月11日(磁気テープ7)
以外の単位期間の照会が、この手順にて行なわれる。
気テープ7のボリューム名が照会する単位期間を示すも
ので無い場合は、表示装置4に磁気テープの変更指示を
表示し、オペレータに照会する単位期間の磁気テープ7
を大容量記憶装置3に装着させる(ステップS16)。
ログデータ照会手段10は、大容量記憶装置3に別の磁
気テープが装着されるのを待って、ステップS13に戻
り、装着された磁気テープのボリューム名をチェックす
る。図1の例では、1993年1月14日(ログデータ
ファイル6a)、1993年1月13日(ログデータフ
ァイル6b)、1993年1月11日(磁気テープ7)
以外の単位期間の照会が、この手順にて行なわれる。
【0024】なお、本発明において、ログデータ照会手
段10は、照会する単位期間を入力後、ログデータ記憶
手段2内のログデータファイル及び大容量記憶装置3の
磁気テープ7に付された識別子を判別し、照会する単位
期間に該当するログデータファイルを求めるものとした
が、まず、これらデータ記憶媒体の識別子を検索し、照
会可能な単位期間を求めて表示装置4に表示し、表示さ
れた単位期間より照会する単位期間を入力させるように
してもよい。
段10は、照会する単位期間を入力後、ログデータ記憶
手段2内のログデータファイル及び大容量記憶装置3の
磁気テープ7に付された識別子を判別し、照会する単位
期間に該当するログデータファイルを求めるものとした
が、まず、これらデータ記憶媒体の識別子を検索し、照
会可能な単位期間を求めて表示装置4に表示し、表示さ
れた単位期間より照会する単位期間を入力させるように
してもよい。
【0025】又、本実施例において、磁気テープ中に格
納されているログデータの表示は、該磁気テープよりロ
グデータを読取り表示するものとしたが、該磁気テープ
のボリューム名が示す単位期間のログデータファイルを
ログデータ記憶装置2内に作成し、その中に該磁気テー
プのログデータを復元させた後、ログデータを表示し、
照会終了後、該ログデータファイルを削除するようにし
てもよい。これにより、一旦磁気テープからの読取りで
は困難なデータ照会、例えば、新しいログデータより順
に古いログデータに戻るような照会も容易に行なえるよ
うになる。 更に、本実施例では識別子としてファイル
名やボリューム名を用いたが、特にこれに限定されるも
のではなく、DOSのディレクトリ名やその他のパーテ
ィション名を用いてもよい。
納されているログデータの表示は、該磁気テープよりロ
グデータを読取り表示するものとしたが、該磁気テープ
のボリューム名が示す単位期間のログデータファイルを
ログデータ記憶装置2内に作成し、その中に該磁気テー
プのログデータを復元させた後、ログデータを表示し、
照会終了後、該ログデータファイルを削除するようにし
てもよい。これにより、一旦磁気テープからの読取りで
は困難なデータ照会、例えば、新しいログデータより順
に古いログデータに戻るような照会も容易に行なえるよ
うになる。 更に、本実施例では識別子としてファイル
名やボリューム名を用いたが、特にこれに限定されるも
のではなく、DOSのディレクトリ名やその他のパーテ
ィション名を用いてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ロ
グデータを記憶容量単位で管理するのではなく、ログデ
ータの発生時間を単位として管理することができるの
で、磁気テープの如く取り外し可能なデータ記憶媒体を
用いても格納されたログデータの中から照会するログデ
ータを簡単かつ迅速にみつけることができるようにな
り、ログデータの照会が容易になる。
グデータを記憶容量単位で管理するのではなく、ログデ
ータの発生時間を単位として管理することができるの
で、磁気テープの如く取り外し可能なデータ記憶媒体を
用いても格納されたログデータの中から照会するログデ
ータを簡単かつ迅速にみつけることができるようにな
り、ログデータの照会が容易になる。
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】ログデータ格納手段の動作を説明するフローチ
ャートである。
ャートである。
【図3】更新手段の動作を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図4】ログデータ照会手段の動作を説明するフローチ
ャートである。
ャートである。
1 コンピュータ 2 ログデータ記憶装置 3 大容量記憶装置 6a,6b ログデータファイル 7 磁気テープ 8 ログデータ格納手段 9 更新手段 10 ログデータ照会手段
Claims (1)
- 【請求項1】 コンピュータシステムのログデータを記
録、照会する装置であって、複数の単位期間に発生した
ログデータを該単位期間が判別可能な識別子の付された
ログデータファイルとして記憶するログデータ記憶手段
と、各単位期間に発生したログデータをログデータ記憶
手段内の該単位期間に対応するログデータファイルへ格
納するログデータ格納手段と、該単位期間経過毎に、ロ
グデータ記憶手段に格納され最も古い単位期間を有する
識別子が付されたログデータファイルを、取り外し可能
なデータ記憶媒体を有する大容量記憶装置へ該単位期間
に関する識別子を付して格納し、当該ログデータファイ
ルをログデータ記憶手段より削除する更新手段と、照会
すべき単位期間を入力した後、入力された単位期間に該
当するログデータファイルが存在するデータ記憶媒体を
判別して該データ記憶媒体のログデータを表示するログ
データ照会手段とを有することを特徴とするログデータ
管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5039343A JPH06231012A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | ログデータ管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5039343A JPH06231012A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | ログデータ管理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06231012A true JPH06231012A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=12550444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5039343A Pending JPH06231012A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | ログデータ管理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06231012A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000076161A (ja) * | 1998-04-03 | 2000-03-14 | Hewlett Packard Co <Hp> | イベント・ログ方法 |
JP2008129763A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Fujitsu Ltd | ストレージ装置およびログ管理プログラム |
JP2013175220A (ja) * | 2013-04-22 | 2013-09-05 | Fujitsu Ltd | ストレージ装置およびログ管理プログラム |
KR102640115B1 (ko) * | 2023-05-19 | 2024-02-23 | 쿠팡 주식회사 | 정보를 제공하는 전자 장치의 동작 방법 및 이를 지원하는 전자 장치 |
-
1993
- 1993-02-02 JP JP5039343A patent/JPH06231012A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000076161A (ja) * | 1998-04-03 | 2000-03-14 | Hewlett Packard Co <Hp> | イベント・ログ方法 |
JP2008129763A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Fujitsu Ltd | ストレージ装置およびログ管理プログラム |
JP2013175220A (ja) * | 2013-04-22 | 2013-09-05 | Fujitsu Ltd | ストレージ装置およびログ管理プログラム |
KR102640115B1 (ko) * | 2023-05-19 | 2024-02-23 | 쿠팡 주식회사 | 정보를 제공하는 전자 장치의 동작 방법 및 이를 지원하는 전자 장치 |
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