JPH07104667B2 - 自動演奏装置 - Google Patents
自動演奏装置Info
- Publication number
- JPH07104667B2 JPH07104667B2 JP62248615A JP24861587A JPH07104667B2 JP H07104667 B2 JPH07104667 B2 JP H07104667B2 JP 62248615 A JP62248615 A JP 62248615A JP 24861587 A JP24861587 A JP 24861587A JP H07104667 B2 JPH07104667 B2 JP H07104667B2
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- control information
- control
- performance
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Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、複数パートを同時に演奏することのできる自
動演奏装置に関する。
動演奏装置に関する。
[従来技術とその問題点] 従来、メモリに複数パートの演奏情報を記憶しこれを順
次読み出して自動的に電子楽器を合奏させる自動演奏装
置が開発されている。
次読み出して自動的に電子楽器を合奏させる自動演奏装
置が開発されている。
しかし、これらの自動演奏装置は単に自動演奏または伴
奏を行なうのみで手操作による演奏教育用としては配慮
されておらず、この装置を用いて楽器の演奏練習を行な
うには問題があった。
奏を行なうのみで手操作による演奏教育用としては配慮
されておらず、この装置を用いて楽器の演奏練習を行な
うには問題があった。
例えば、演奏を練習する者は、曲の途中で音色が変化す
る場合、演奏を行ないながら、所定の時刻には、音色の
切替操作を行なわなけばならず、演奏練習にのみ集中す
ることはできなかった。
る場合、演奏を行ないながら、所定の時刻には、音色の
切替操作を行なわなけばならず、演奏練習にのみ集中す
ることはできなかった。
[発明の目的] 本発明は、上記の問題点を解決するもので、自動演奏情
報が持つ音色、音量、音高の各制御情報を自動演奏装置
が演奏の進行に応じて順次送出することにより、演奏練
習者は演奏以外の操作に気を遣うことなく演奏練習に集
中できるようにすることである。
報が持つ音色、音量、音高の各制御情報を自動演奏装置
が演奏の進行に応じて順次送出することにより、演奏練
習者は演奏以外の操作に気を遣うことなく演奏練習に集
中できるようにすることである。
[実施例] 本発明による一実施例のブロック図を第1図に示す。
図中1は、自動演奏装置いわゆるシーケンサとよばれる
もので、楽譜情報を記憶し、これを設定されたテンポに
従って順次読み出し、音源に対して制御信号を送出す
る。
もので、楽譜情報を記憶し、これを設定されたテンポに
従って順次読み出し、音源に対して制御信号を送出す
る。
音源1〜4は、それぞれ音色の異なる音源で、シーケン
サ1から送られてくる制御信号を受信し、楽音信号を発
生する。例えば、音源1はピアノ音源、音源2はベース
音源、音源3はリズム音源というように組み合わされ
る。また、音源がシンセサイザのように、各種音色を発
音できる場合には、シーケンサ1からの音色制御信号に
より音色を変更する。この制御信号としては、MIDI規格
によるディジタル信号が知られており、本実施例では、
次の信号が使用される。
サ1から送られてくる制御信号を受信し、楽音信号を発
生する。例えば、音源1はピアノ音源、音源2はベース
音源、音源3はリズム音源というように組み合わされ
る。また、音源がシンセサイザのように、各種音色を発
音できる場合には、シーケンサ1からの音色制御信号に
より音色を変更する。この制御信号としては、MIDI規格
によるディジタル信号が知られており、本実施例では、
次の信号が使用される。
(1)ノートオン・オフ情報 鍵盤のキーが押下または離鍵されたことを表わすもの
で、音高と押下速度(以下キーベロシティという)の情
報を持つ。
で、音高と押下速度(以下キーベロシティという)の情
報を持つ。
(2)プログラムチェンジ 各音源において予めプリセットされた音色を指定する。
(3)コントロールチェンジ 現在発音中の音源の音高、音色、音量等を変調する制御
信号で、音高制御情報としてはピッチベンダーやポルタ
メントがあり、音色制御情報にはフィルターを制御する
モジュレーション・デプス、また音量制御情報としては
メインボリュームが規格化されている。
信号で、音高制御情報としてはピッチベンダーやポルタ
メントがあり、音色制御情報にはフィルターを制御する
モジュレーション・デプス、また音量制御情報としては
メインボリュームが規格化されている。
これらの信号は、チャンネル信号を含んでおり各チャン
ネル毎に個別の制御を行なうことができる。例えば、音
源1をチャンネル1、音源2をチャンネル2、音源3を
チャンネル3というように設定し、シーケンサがチャン
ネル1のノートオン信号を送出すると、音源1のみが発
音する。
ネル毎に個別の制御を行なうことができる。例えば、音
源1をチャンネル1、音源2をチャンネル2、音源3を
チャンネル3というように設定し、シーケンサがチャン
ネル1のノートオン信号を送出すると、音源1のみが発
音する。
キーボード2の出力はシーケンサ1に入力されていて、
シーケンサ1は、シーケンサ1が出力する制御信号とキ
ーボード2から出力される制御信号を混合して送出す
る。実施例ではキーボードとしたが、現在、ギターや管
楽器でも演奏情報をMIDI信号として送出するものが知ら
れており、キーボードに代用することができる。
シーケンサ1は、シーケンサ1が出力する制御信号とキ
ーボード2から出力される制御信号を混合して送出す
る。実施例ではキーボードとしたが、現在、ギターや管
楽器でも演奏情報をMIDI信号として送出するものが知ら
れており、キーボードに代用することができる。
各音源から出力される楽音信号はアンプ3により混合増
幅され、スピーカ4より放音される。
幅され、スピーカ4より放音される。
動作説明 上記の装置において、シーケンサ1は各音源の演奏情報
を持っている。
を持っている。
演奏者は、すべてのパートの演奏を聞いてみる場合に
は、単にスタートスイッチを押す。このときチャンネル
スイッチを1〜16のいずれかに指定すると、指定された
チャンネルの情報は送出されなくなる。例えば、下表の
ように設定する。
は、単にスタートスイッチを押す。このときチャンネル
スイッチを1〜16のいずれかに指定すると、指定された
チャンネルの情報は送出されなくなる。例えば、下表の
ように設定する。
ここで、チャンネルスイッチを4にし、キーボード2の
出力チャンネルを4とすれば、シーケンサ1からは音源
1〜3の制御信号が出力され、音源4はキーボード2に
て演奏された制御信号で動作する。このときシーケンサ
1の音色スイッチをONにすると、チャンネル4の制御信
号のうち音色制御情報のみはシーケンサ1から送出され
る。従って、演奏者は音色切替スイッチを操作しなくて
も音色が自動的に曲の進行とともに変化する。同様に、
シーケンサ1の音量スイッチをONにすると、チャンネル
4の音量制御情報はシーケンサ1から送出され、キーボ
ード2から送られてくるキーベロシティ情報は無視され
る。
出力チャンネルを4とすれば、シーケンサ1からは音源
1〜3の制御信号が出力され、音源4はキーボード2に
て演奏された制御信号で動作する。このときシーケンサ
1の音色スイッチをONにすると、チャンネル4の制御信
号のうち音色制御情報のみはシーケンサ1から送出され
る。従って、演奏者は音色切替スイッチを操作しなくて
も音色が自動的に曲の進行とともに変化する。同様に、
シーケンサ1の音量スイッチをONにすると、チャンネル
4の音量制御情報はシーケンサ1から送出され、キーボ
ード2から送られてくるキーベロシティ情報は無視され
る。
シーケンサ1はマイクロコンピュータ、メモリ、ディス
ク等の外部記憶装置、ディスプレイ、各種操作子等によ
り構成されている。制御用のプログラムはROMとして持
つ場合や、ディスクからRAMに転送されて実行する場合
がある。
ク等の外部記憶装置、ディスプレイ、各種操作子等によ
り構成されている。制御用のプログラムはROMとして持
つ場合や、ディスクからRAMに転送されて実行する場合
がある。
本発明による処理を第2図のフローチャートを用いて説
明する。
明する。
先ずステップS−1において演奏情報の読み込みを行な
う。
う。
ここで、演奏情報は第3図に示すようなフォーマットで
RAMに記憶されている。
RAMに記憶されている。
演奏情報はMIDI規格で表わされ、第1バイトのMSB4ビッ
トがステータス(信号の種類)、LSB4ビットがチャンネ
ル番号を表わしている。
トがステータス(信号の種類)、LSB4ビットがチャンネ
ル番号を表わしている。
第2バイト以下は制御量を表わすデータで、例えばノー
トオン・オフ情報の場合は、第2バイトがノートナンバ
ー、第3バイトがベロシティを表わし、計3バイトで構
成される。
トオン・オフ情報の場合は、第2バイトがノートナンバ
ー、第3バイトがベロシティを表わし、計3バイトで構
成される。
プログラムチェンジの場合は、第2バイトが音色番号
で、計2バイトで構成される。
で、計2バイトで構成される。
従って、このステップS−1では、第1バイト目のMSB4
ビットの表わすステータスから次に続くデータのバイト
数を判断し、演奏情報を読み込む。
ビットの表わすステータスから次に続くデータのバイト
数を判断し、演奏情報を読み込む。
なお、一つの演奏情報の次には、次の演奏情報を発生す
るべき時間が記憶されている。
るべき時間が記憶されている。
S−2にて、演奏情報のチャンネル番号を調べ、該番号
がチャンネルスイッチにて指定されていなければ該チャ
ンネルの演奏情報はシーケンサ1から出力する。(S−
3) チャンネルスイッチにて指定されているチャンネルであ
れば、 S−4にて、演奏情報が音色制御かどうかを調べ、もし
音色情報であって、音色スイッチがONされていれば、こ
の情報はシーケンサ1から出力する。(S−5) 以下、音量、音高の制御についても同様の処理を行な
う。
がチャンネルスイッチにて指定されていなければ該チャ
ンネルの演奏情報はシーケンサ1から出力する。(S−
3) チャンネルスイッチにて指定されているチャンネルであ
れば、 S−4にて、演奏情報が音色制御かどうかを調べ、もし
音色情報であって、音色スイッチがONされていれば、こ
の情報はシーケンサ1から出力する。(S−5) 以下、音量、音高の制御についても同様の処理を行な
う。
[発明の効果] 本発明は、他のパートの演奏情報と共に演奏者が演奏す
るパートの制御信号を送出するようにしたので、演奏者
は、鍵盤等の演奏操作にのみ注意を集中して練習するこ
とができる。
るパートの制御信号を送出するようにしたので、演奏者
は、鍵盤等の演奏操作にのみ注意を集中して練習するこ
とができる。
また、電子ピアノの様にピッチベンドや、ポルタメン
ト、モジュレーションの様な効果をかける機能をもたな
い電子楽器においても変調効果を付けることができる。
ト、モジュレーションの様な効果をかける機能をもたな
い電子楽器においても変調効果を付けることができる。
第1図は、本発明の自動演奏装置の構成図 第2図は、本発明の主要部の処理を表わすフローチャー
ト 第3図は、自動演奏のデータフォーマットを示す図であ
る。
ト 第3図は、自動演奏のデータフォーマットを示す図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】複数パートの楽譜情報を記憶し、これを順
次よみだして各パートの音源を制御する自動演奏装置に
おいて、 前記パート毎に音高及び音長情報からなる楽譜情報と、
音色制御情報、音量変調制御情報音高変調制御情報から
なる制御情報を記憶する記憶手段と、 前記複数のパートのうち任意の1つを選択する第1の選
択手段と、 前記制御情報のうち、任意の制御情報を選択する第2の
選択手段と、 前記第1の選択手段で選択されたパートの楽譜情報の出
力を禁止するとともに、前記第1の選択手段で選択され
たパートの制御情報のうち前記第2の選択手段で選択さ
れた制御情報のみを出力する制御手段とを備えた自動演
奏装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62248615A JPH07104667B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 自動演奏装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62248615A JPH07104667B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 自動演奏装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6490495A JPS6490495A (en) | 1989-04-06 |
JPH07104667B2 true JPH07104667B2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=17180752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62248615A Expired - Fee Related JPH07104667B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 自動演奏装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07104667B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2959804B2 (ja) * | 1990-05-02 | 1999-10-06 | ブラザー工業 株式会社 | カラオケ装置 |
JP2006251173A (ja) * | 2005-03-09 | 2006-09-21 | Roland Corp | 楽音制御装置および楽音制御プログラム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5835597A (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-02 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器の自動演奏装置 |
JPS5862693A (ja) * | 1981-10-09 | 1983-04-14 | カシオ計算機株式会社 | 自動演奏機能を有する電子楽器 |
JPS6236692A (ja) * | 1985-08-10 | 1987-02-17 | カシオ計算機株式会社 | 押鍵指示装置付電子楽器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59166290U (ja) * | 1983-04-22 | 1984-11-07 | ヤマハ株式会社 | 自動演奏装置 |
-
1987
- 1987-09-30 JP JP62248615A patent/JPH07104667B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5835597A (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-02 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器の自動演奏装置 |
JPS5862693A (ja) * | 1981-10-09 | 1983-04-14 | カシオ計算機株式会社 | 自動演奏機能を有する電子楽器 |
JPS6236692A (ja) * | 1985-08-10 | 1987-02-17 | カシオ計算機株式会社 | 押鍵指示装置付電子楽器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6490495A (en) | 1989-04-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |