JPH0710455B2 - 筒体の切断方法と装置 - Google Patents

筒体の切断方法と装置

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JPH0710455B2
JPH0710455B2 JP1069565A JP6956589A JPH0710455B2 JP H0710455 B2 JPH0710455 B2 JP H0710455B2 JP 1069565 A JP1069565 A JP 1069565A JP 6956589 A JP6956589 A JP 6956589A JP H0710455 B2 JPH0710455 B2 JP H0710455B2
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mandrel
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cutting
cylinder
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孝之 相川
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば絞り−しごき缶体の胴部のように、弾
性部に撓み易い筒体の切断方法および装置に関する。
(従来の技術) 成形直後の絞り−しごき缶体の開口端面は周方向に沿い
波状にうねって不規則な形状をしているので、開口端部
近傍を周方向に切断、所謂トリミングして、缶体高さを
規定値に揃える必要がある。従来このようなトリミング
手段として、内側トリマーナイフ(内側カッター)と外
側カッターリング(外側カッター)を備える切断装置
(特公昭54−14788号公報)、あるいは円盤状可動ブレ
ード(内側カッター)と鎌ブレード(外側カッター)を
備える切断装置(特公昭56−16001号公報)等が提案さ
れている。
(発明が解決しようとする課題) 従来の装置は高速トリミングには適しているが、製品の
ロットが変って規定缶高が異なる場合、切断装置を軸方
向に移動してセットするさいに、内側カッターと外側カ
ッターの噛み合せの調節に非常な手間を要するという問
題があった。すなわち従来の手段は少品種多量生産には
適しているが、多品種少量生産には不適当である。
カッターが1個、例えば外側カッターのみよりなる場合
は、上記調節の手間はないのであるが、筒体が比較的薄
いこと等のためによって、弾性的に撓み易い場合、この
タイプのもので満足に動作するものは従来なかった。
本発明は、外側カッターのみを用いて、絞り−しごき缶
体の胴部のような、弾性的に撓み易い筒体を周方向に満
足に、すなわちカッターの刃先を折損したり、バリを発
生するおそれがなく切断することが可能な、筒体の切断
方法と装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の筒体の切断方法は、弾性的に撓み易い筒体を、
刃先がテーパ面と該筒体の半径方向に延びる平坦面より
なる回転カッターにより円周方向に切断する方法であっ
て、少なくとも切断部近傍における外径が該筒体の内径
より僅かに小さいマンドレルに該筒体を外挿し、該筒体
をバックアップロールおよび押圧体により、該マンドレ
ルに密接させて、該筒体を該マンドレルと共に回転し、
かつ該カッターに対向する該筒体の部分近傍に弾性張出
し力を生じさせながら、該カッターを該筒体に所定残厚
に達するまで押し当てて、該筒体を切断することを特徴
とする。
本発明の筒体の切断装置は、弾性的に撓み易い筒体を円
周方向に切断する装置において、該装置は、刃先がテー
パ面と該筒体の半径方向に延びる平坦面よりなる回転カ
ッター;少なくとも該カッターに対向する位置における
外径が該筒体の内径より僅かに小さい、該筒体に外挿さ
れ、該筒体と密接した状態で、該筒体を回転させるため
のマンドレル;該マンドレルを挟んで該カッターと対向
する位置に配設されたバックアップロール;該カッター
と該バックアップロールの中間に位置し、互いに対向す
る1対の押圧ロール;切断にさいし、該バックアップロ
ールおよび1対の該押圧ロールをして該筒体を押圧させ
て、該筒体を該マンドレルに密接させ、かつ該カッター
に対向する該筒体の部分近傍に弾性張出し力を生じさせ
る装置;および切断にさいし、該カッターを該筒体に所
定残厚に達するまで押し当てる装置を備えることを特徴
とする。
(作用) マンドレルの外径と筒体の内径が実質的に同じ場合は、
切断終了後カッターの刃先がマンドレルに当って、刃先
が折損し易く、この折損を防止しようとすると切断不能
になり易い。そのため少なくとも切断部近傍におけるマ
ンドレルの外径は筒体の内径より僅かに小さいことが必
要である。
しかしこのような外径のマンドレルを用いた場合でも、
例えば第5図に示すように、筒体1を外挿されたマンド
レル2を挾んで、円板状カッター3に対向するバックア
ップロール4のみで筒体1を押えながら、マンドレル2
と共に筒体1を回転して筒体1を切断しようとすると、
弾性的に撓み易い筒体1は楕円形状に容易に撓み変形し
て、カッター3とバックアップロール4の中間の位置に
隙間5が生ずるが、カッター3と対向する部分Pにおい
ては筒体1とマンドレル2は接触している。
この場合カッター3の刃先3aの折損を防止するためには
マンドレル2と刃先3a間のギャップgが0.02〜0.03mm程
度の位置でカッター3の接近を止めなければないので、
このギャップgに相当する厚み分の切り残しが生じて、
切断不能となるか、あるいは大きなバリを伴なった実用
的に不満足な切断面を有する筒体しか得られない。
本発明の場合、例えば第1図(a)に示すように、カッ
ター3とバックアップロール4の中間に位置し、互に対
向する押圧ロール6および7が、第5図に追加して設け
られた装置を用いる。
そして第1図(b)に示すように、押圧ロール6,7およ
びバックアップロール4によって、筒体をマンドレル2
に対し押圧して、筒体1の押圧ロール6,7よりカッター
3側の部分1sを張出させ、すなわち部分1sには隙間8が
形成され(第1図(c)参照)、バックアップロール4
側の部分1tはマンドレル2に密接するような状態で、カ
ッター3を筒体1に当てて筒体1を切断する。
前述のように押圧ロール6,7等により部分1sは張出して
隙間8が形成されるのであるが、カッター3が当る、カ
ッター3に対向する筒体1の部分P(本明細書において
はカッター3に最も近い筒体1の部分、すなわちマンド
レル2の中心2aとカッターの中心3bを結ぶ中心線10上の
筒体1の部分をカッターに対向する筒体の部分Pと称す
る)は、弾性的に凹んでマンドレル2に当接する(第2
図(a))。
第2図(a)に示すように、筒体1の部分Pにはカッタ
ー3側に向う弾性張り出し力Fが作用しており、切断の
さいカッター3は張り出し力Fに抵抗しながら矢印A方
向に移動してマンドレル2に接近する。
カッター3の刃先3aは筒体の半径方向に延びる平坦面3a
1とテーパ面3a2よりなっているが、刃先3aが喰込んで残
厚がある値gに達すると、塑性歪により脆化し、かつ楔
状凹みの形成により切欠き効果を受け易くなった部分P
の最も薄い部分P1すなわち残厚値gの部分が、張出し力
Fによる剪断作用で剪断され、第2図(b)に示すよう
に刃先の平坦面3a1側の筒体部分1aが、本来の(すなわ
ちカッターが当らない時の)張出し状態に弾性的に復帰
し、隙間幅hの隙間8が形成される(第1図(c))。
一方刃先のテーパ面3a2側の筒体部分1bは、テーパ面3a2
による押圧のためマンドレル2に接触したまま残ると考
えられる。以上のように刃先3aがマンドレル2に接触し
なくても筒体1は円周方向に容易に切断されるので、刃
先3aが折損するおそれはない。
隙間8の隙間幅hが例えば約0.2mmの場合、刃先3aとマ
ンドレル2間の最終距離、すなわち残厚値gを約0.06〜
0.08mmにしてもバリの無い奇麗な切断面9を得ることが
できる。筒体1が絞り−しごき缶体の場合、刃先3aのテ
ーパ面3a2側の部分1bを開口端面側すなわちトリム屑側
とすればよい。
なお押圧ロール6および7は押圧状態において、第1図
(b)に示すように、それぞれの中心6aおよび7aが、カ
ッターの中心3b,マンドレルの中心2aおよびバックアッ
プロールの中心4aを結ぶ中心線10に対し、カッター3側
に約45〜115度の範囲内にある、すなわちそれぞれ角α
およびβ内に位置することが望ましい。さらに残厚値g
の設定は、第1図(b)に示される、カッター3と同時
に移動するストッパーローラ30によって行なうことが好
ましい(第3図,第4図参照)。
(実施例) 本発明の実施例である装置11を示す第3図,第4図にお
いて、複数n(例えば10)の水平マンドレル2は図示さ
れないターレットに周方向に等間隔に配設されており、
ターレットの間欠回転と共に筒体1を冠着して、矢印B
方向(第4図)にその中心2aが円軌道cに沿って公転、
移動するようになっている。筒体1はこの場合アルミニ
ウム合金よりなるエアゾール缶用絞り−しごき缶体(例
えば胴部の外径50mm、厚さ約0.35mmの;以下缶体とよ
ぶ)である。
装置11はさらに円板状カッター3,カッター3に対向して
配設されたバックアップロール4,および1対の上下押圧
ロール6,7を備えている。押圧ロール6,7は例えばウレタ
ンゴム等の弾性体よりなっている。カッター3はマンド
レル2と平行方向に往復動可能に、かつバックアップロ
ール4の軸心とカッター3の軸心を結ぶ平面に平行方向
(第4図の左右方向)に往復可能に、スプリング13によ
りバイアスされて、スライド12に、スライド取付板36お
よび支持板31を介して軸着されている。
スライド12は基盤35に設けられたスライドレール(図示
されない)に沿って摺動する。カッター3(例えば外径
100mmの)はモータ14によりベルト15およびプーリ16を
介して、作業中常時矢印方向に回転(例えば1500r.p.m.
で)される。
1対の対向する押圧ロール6,7は、二叉状の支持体17の
先端に遊動可能に軸支されている。支持体17は、スライ
ド取付板37を介してスライド18に着設されている。スラ
イド18は、基盤35に水平支持板40、スライドレール取付
板38を介して固設されたスライドレール39に沿ってスラ
イド12と同一方向に往復動するようになっている。
そのため押圧ロール6,7は、第4図の実線で示す位置
(前進位置;このとき押圧状態にある)と1点鎖線で示
す位置(後退位置)の間を往復する。前進位置にあると
きの押圧ロール6,7が、カッター3とバックアップロー
ル4の中間の、缶体切断部1yに比較的接近した缶体1側
にあるように、支持体17,水平支持板40等は配設されて
いる。
スライド12の往復動は、スライド取付板36のカッター3
と反対側の端部に軸着されたカムフオロアーロール21お
よび偏心カム20を介してカム駆動シャフト19によって行
なわれる。カム駆動シャフト19は、駆動機構等を収納す
る駆動ボックス41内において、チェーン(図示されな
い)を介してターレットの回転軸(図示されない)に連
結されていて、ターレットの回転に同期して回転され、
ターレット回転軸が1回転する間にn(マンドレル2の
数)回転するようになっている。
第4図に示すように、あるマンドレル2がカッター3に
対向する位置にあるときの、その両隣りのマンドレル
2′,2″とマンドレル2との中央点を位置c1およびc2
すると(例えば中心軸2aと2′a間の円軌道c上の中央
の位置がc1となる)、偏心カム20の形状は、マンドレル
2の中心軸2aが位置c1およびc2にあるとき、スライド12
従ってカッター3がバックアップロール4から最も遠去
かった後退位置にあり、中心軸2aが第4図に示すように
カッター3に対向する位置にあるとき、スプリング13の
押圧力によってスライド12が前進し、カッター3が、マ
ンドレル2に冠着された缶体1に接触する前進位置にく
るように定められている。
この前進位置にあるときの偏心カム20のカムフオロアー
ローラ21側の部分には切欠部20aとなっていて、カッタ
ー3および押圧ロール6,7は、切欠部20aに対応する短時
間(例えば0.4秒)前進位置に止まるようになってい
る。
スライド12の往復動は、リンク22,23および24よりなる
リンク機構により、数倍(例えば約7倍)の往復動量に
拡大されてスライド18に伝達される。従ってカッター3
が前進して缶体1に接触した直後に、前進した押圧ロー
ル6,7が缶体1を押圧して、バックアップロール4と協
動して、缶体1の押圧ロール6,7よりカッター3側の部
分1sを張出すように構成されている。
バックアップロール4は定位置の保持体25に設けられた
摺動ロッド26の水平部26aに遊動可能に軸支されてい
る。保持体25は、公転するマンドレル2が第4図に示す
ように、バックアップロール4とカッター3の間に達す
ると、スプリング26によってバックアップロール4が缶
体1を押圧するように構成されている。
マンドレル2の缶体1を冠着する部分は、缶体の開口端
部1x側の部分2cを除いて、半径方向に拡張可能の割条部
2bとなっている。割条部2bが収縮時のマンドレル2は、
円錐台状の先端部2dを除いて円筒形であり、その直径は
例えば約50mmであって、缶体1の内径より僅かに小さく
(例えば0.2mm小さい)定められている。
マンドレル2は、缶体1を冠着するさいは停止している
が、それ以降切断終了までの公転中は、駆動ボックス41
内に設けられた駆動装置(図示されない)によって定速
度(例えば3000r.p.m.)で自転されるようになってい
る。そしてマンドレル2は缶体1の切断を終えて第4図
の記号2″の位置に達するとブレーキ(図示されない)
により自転を止められる。さらにマンドレル2の割条部
2bの内部および駆動ボックス41内には、マンドレル2を
拡張、収縮するための装置(図示されない)が設けられ
ている。マンドレル2が拡張した状態において、缶体1
はマンドレル2に固着している。
駆動ボックス41の側板41aには2本のガイドポスト42が
固設されており、各ガイドポスト42の頭端は連絡体43に
よって固定されている。28は基盤35に螺合するハイト調
整ねじであって、ねじ28をハンドル29で回転すると基盤
35、従ってカッター3および押圧ロール6,7がマンドレ
ル2の軸心方向に移動して、切断後の缶体1のハイト
(高さ)が規定値になるように調整することができる。
44は基盤35に固設されたクランプであって、調整ねじ28
によって所定位置に移動した基盤35を固定する。
カッター支持板31の先端下方には、マンドレル2の缶体
1が冠着されない部分に対向するよう、ストッパーロー
ラ30が遊動可能に軸着されている。第1図(b)に示す
ように、ストッパーローラ30はカッター3の刃先3aより
も残厚値g(第2図)分だけマンドレル2側に突出して
いて、カッター3がマンドレル2に接近するさいマンド
レル2と接触して、刃先3aとマンドレル2の間に所定幅
gのギャップが形成されるように構成されている。
以上の装置11により、所定の缶高(ハイト)H(第3
図)の缶体1を得るための開口端部1xの切断は次のよう
にして行なわれる。
作業開始前にハンドル29を回して、所定缶高Hが得られ
るようにカッター3の位置調整を行なう。次いでバック
アップロール4がカッター3に対向する位置にくるよう
保持体25を移動固定する。
以上の準備が終了した後モータ14を起動し、またターレ
ットを間欠回転し(例えば150r.p.m,で)、停止毎に送
入ステーション(図示されない)において、収縮状態の
マンドレル2に、順次、絞り−しごき加工済の缶体1を
冠挿する。缶体1が冠挿されたマンドレル2は直ちに拡
張し、同時に矢印方向の自転を開始する。缶体1はマン
ドレル2と共に矢印B方向に公転して運ばれる。カッタ
ー3の周速とマンドレル2の周速は実質的に等しい。
マンドレル2の中心軸2aが第4図の位置c1を過ぎると、
カッター3および押圧ロール6,7が前進を開始する。マ
ンドレル2は中心軸2aが、カッターの中心軸3aおよびバ
ックアップロールの中心軸4aを結ぶ中心線10(第1図
(b)参照)上に達すると短時間(例えば0.4秒)公転
を停止し、同時に缶体1はバックアップロール4によっ
て押圧される。上記停止直後にカッター3が缶体1に接
触し、ストッパーローラ30がマンドレル2に当接する。
その直後押圧ロール6,7が缶体1を押圧する。
缶体1は押圧ロール6,7およびバックアップロール4に
よって押圧されて部分1sが張出され、その間カッター3
および缶体1は互に順方向に回転を続けて、缶体1は切
断部1yに沿って切断される。ストッパーロール30のため
カッター刃先3aとマンドレル2との間には幅gのギャッ
プがあるので、切断のさい刃先3aがマンドレルに接触す
ることはない。この切断は上記停止中の短時間に終了す
る。
ターレットは再び公転を開始し、当該マンドレル2は第
4図の記号2″の位置に停止のさいブレーキにより自転
を停止され、次の停止のさい収縮して缶体本体1zが抜出
され、さらに次の停止のさいトリム屑(切断部1yより外
側の開口端部1xの部分)が取出される。
本発明は以上の実施例によって制約されるものでなく、
例えば筒体は両端が開いたパイプ状のものであってもよ
い。また押圧体は筒体の外径にほぼ等しい曲率半径を有
する断面円弧の滑り凹部を有するものであってもよい。
またマンドレルは垂直方向に延びていてもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、絞り−しごき缶体の胴部のような、弾
性的に撓み易い筒体を周方向に満足に、すなわちカッタ
ーの刃先を折損したり、バリを発生するおそれがなく切
断することができるという効果を奏する。従って本発明
は多品種少量の筒体の切断に適するというメリットを有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の、説明用要部一部切断正面図で
あって、第1図(a)は切断開始直前の状態を示す図
面、第1図(b)は切断中の状態を示す図面、第1図
(c)は切断終了直後の状態を示す図面、第2図(a)
は第1図(b)のII a−II a線に沿う拡大横断面図、第
2図(b)は第1図(c)のII b−II b線に沿う拡大横
断面図、第3図は本発明の実施例である装置の一部切断
要部平面図、第4図は第3図の装置の要部正面図、第5
図は比較例である装置の説明用要部一部切断正面図であ
る。 1……缶体(筒体)、1y……切断部、2……マンドレ
ル、3……回転カッター、3a1……平坦面、3a2……テー
パ面、4……バックアップロール(押圧体)、6,7……
押圧ロール(押圧体)、11……切断装置、12……スライ
ド(カッターを筒体に押し当てる装置の一部)、18……
スライド(押圧ロールをして筒体を押圧させる装置の一
部)、22,23,24……リンク(押圧ロールをして筒体を押
圧させる装置の一部)、26……摺動ロッド(バックアッ
プロールをして筒体を押圧させる装置の一部)、30……
ストッパーローラ(カッターを所定残厚に達するまで押
し当てるための装置)、P……カッターに対向する筒体
の部分。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性的に撓み易い筒体を、刃先がテーパ面
    と該筒体の半径方向に延びる平坦面よりなる回転カッタ
    ーにより円周方向に切断する方法であって、少なくとも
    切断部近傍における外径が該筒体の内径より僅かに小さ
    いマンドレルに該筒体を外挿し、該筒体をバックアップ
    ロールおよび押圧体により、該マンドレルに密接させ
    て、該筒体を該マンドレルと共に回転し、かつ該カッタ
    ーに対向する該筒体の部分近傍に弾性張出し力を生じさ
    せながら、該カッターを該筒体に所定残厚に達するまで
    押し当てて、該筒体を切断することを特徴とする筒体の
    切断方法。
  2. 【請求項2】弾性的に撓み易い筒体を円周方向に切断す
    る装置において、該装置は、刃先がテーパ面と該筒体の
    半径方向に延びる平坦面よりなる回転カッター;少なく
    とも該カッターに対向する位置における外径が該筒体の
    内径より僅かに小さい、該筒体に外挿され、該筒体と密
    接した状態で、該筒体を回転させるためのマンドレル;
    該マンドレルを挟んで該カッターと対向する位置に配設
    されたバックアップロール;該カッターと該バックアッ
    プロールの中間に位置し、互いに対向する1対の押圧ロ
    ール;切断にさいし、該バックアップロールおよび1対
    の該押圧ロールをして該筒体を押圧させて、該筒体を該
    マンドレルに密接させ、かつ該カッターに対向する該筒
    体の部分近傍に弾性張出し力を生じさせる装置;および
    切断にさいし、該カッターを該筒体に所定残厚に達する
    まで押し当てる装置を備えることを特徴とする筒体の切
    断装置。
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