JP2022041579A - 保持装置および印刷システム - Google Patents

保持装置および印刷システム Download PDF

Info

Publication number
JP2022041579A
JP2022041579A JP2020146861A JP2020146861A JP2022041579A JP 2022041579 A JP2022041579 A JP 2022041579A JP 2020146861 A JP2020146861 A JP 2020146861A JP 2020146861 A JP2020146861 A JP 2020146861A JP 2022041579 A JP2022041579 A JP 2022041579A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis
bottle
holding device
blanket
printed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020146861A
Other languages
English (en)
Inventor
秀明 岡所
Hideaki Okashiyo
智之 古村
Tomoyuki Furumura
秀次 村元
Hideji Muramoto
拓司 加藤
Takuji Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Screen Holdings Co Ltd
Original Assignee
Screen Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Screen Holdings Co Ltd filed Critical Screen Holdings Co Ltd
Priority to JP2020146861A priority Critical patent/JP2022041579A/ja
Priority to PCT/JP2021/030501 priority patent/WO2022050076A1/ja
Priority to TW110132269A priority patent/TWI791275B/zh
Publication of JP2022041579A publication Critical patent/JP2022041579A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F17/00Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for
    • B41F17/08Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for for printing on filamentary or elongated articles, or on articles with cylindrical surfaces
    • B41F17/14Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for for printing on filamentary or elongated articles, or on articles with cylindrical surfaces on articles of finite length
    • B41F17/20Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for for printing on filamentary or elongated articles, or on articles with cylindrical surfaces on articles of finite length on articles of uniform cross-section, e.g. pencils, rulers, resistors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F17/00Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for
    • B41F17/08Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for for printing on filamentary or elongated articles, or on articles with cylindrical surfaces
    • B41F17/14Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for for printing on filamentary or elongated articles, or on articles with cylindrical surfaces on articles of finite length
    • B41F17/20Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for for printing on filamentary or elongated articles, or on articles with cylindrical surfaces on articles of finite length on articles of uniform cross-section, e.g. pencils, rulers, resistors
    • B41F17/22Printing apparatus or machines of special types or for particular purposes, not otherwise provided for for printing on filamentary or elongated articles, or on articles with cylindrical surfaces on articles of finite length on articles of uniform cross-section, e.g. pencils, rulers, resistors by rolling contact
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F3/00Cylinder presses, i.e. presses essentially comprising at least one cylinder co-operating with at least one flat type-bed
    • B41F3/18Cylinder presses, i.e. presses essentially comprising at least one cylinder co-operating with at least one flat type-bed of special construction or for particular purposes
    • B41F3/20Cylinder presses, i.e. presses essentially comprising at least one cylinder co-operating with at least one flat type-bed of special construction or for particular purposes with fixed type-beds and travelling impression cylinders

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Printing Methods (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】印刷の対象が安定して保持される。【解決手段】保持装置は、第1軸を中心として回転自在であって、少なくとも一部が前記第1軸を中心とする円環状を呈する第1部材と、第2軸を中心として回転自在であって、少なくとも一部が前記第2軸を中心とする円環状を呈する第2部材と、第3軸を中心として回転自在であって、少なくとも一部が前記第3軸を中心とする円環状を呈する第3部材と前記被印刷面の回転対称軸を中心として回転自在に前記対象を保持する第1保持部とを備える。前記回転対称軸に平行な第1方向に沿って見て、前記第1部材が前記対象と当接する第1位置と、前記第2部材が前記対象と当接する第2位置と、前記第3部材が前記対象と当接する第3位置とが形成する三角形は前記回転対称軸を囲む。【選択図】図7

Description

本願は保持装置および印刷システムに関する。
回転対称軸周りに回転対称な形状を有するワークの側面に対して印刷装置を相対的に押し当てて印刷を行う際に、ワークを回転対称軸周りに回転自在に保持するワーク保持装置が、例えば下記の特許文献1において公知である。
当該ワーク保持装置においては、ワークの側面に当接して回転対称軸周りに回転自在な姿勢のワークを支持するバックアップ部材が複数設けられる場合が例示される。
特許文献1で例示された複数のバックアップ部材の位置は、ワークへの転写を行うブランケットによるワークの変位と、重力によるワークの変位とを規制する。
特開2020-82605号公報
転写の際に限らず、ワークの変位は抑制されることが望まれる。本願に開示される保持装置および印刷システムは、印刷の対象を安定して保持することを目的とする。
保持装置は、回転対称の形状を呈する被印刷面を有する対象を保持する。当該保持装置は、第1軸を中心として回転自在であって、少なくとも一部が前記第1軸を中心とする円環状を呈する第1部材と、第2軸を中心として回転自在であって、少なくとも一部が前記第2軸を中心とする円環状を呈する第2部材と、第3軸を中心として回転自在であって、少なくとも一部が前記第3軸を中心とする円環状を呈する第3部材と前記被印刷面の回転対称軸を中心として回転自在に前記対象を保持する第1保持部とを備える。前記回転対称軸に平行な第1方向に沿って見て、前記第1部材が前記対象と当接する第1位置と、前記第2部材が前記対象と当接する第2位置と、前記第3部材が前記対象と当接する第3位置とが形成する三角形は前記回転対称軸を囲む。
保持装置において対象が安定して保持される。
印刷システムの構成を概略的に例示する模式図である。 印刷システムの構成を概略的に例示する模式図である。 印刷システムを制御する制御系統を模式的に示すブロック図である。 実施の形態1にかかるボトル保持装置の構成を例示する上面図である。 実施の形態1にかかるボトル保持装置の構成を例示する側面図である。 転写の際におけるボトルとバックアップローラとの位置関係を模式的に例示する側面図である。 ボトルとバックアップローラとの位置関係を模式的に例示する側面図である。 ボトルとバックアップローラとの位置関係を模式的に例示する側面図である。 ブランケットロールおよび硬化ユニットを例示する斜視図である。 当接部材が可動部に当接しない状態を示す上面図である。 転写の状態を示す上面図である。 実施の形態2にかかるボトル保持装置の構成を例示する側面図である。 ボトルとバックアップローラとの位置関係を例示する斜視図である。 転写の際におけるボトルとバックアップローラと、ブランケットロールとの位置関係を模式的に例示する側面図である。
以下、添付される図面を参照しながら実施の形態について説明する。なお、図面は概略的に示されるものであり、説明の便宜のため、適宜、構成の省略および構成の簡略化がなされるものである。また、図面に示される構成の大きさおよび位置の相互関係は、必ずしも正確に記載されるものではなく、適宜変更され得るものである。
また、以下に示される説明では、同様の構成要素には同じ符号を付して図示し、それらの名称と機能とについても同様のものとする。したがって、それらについての詳細な説明を、重複を避けるために省略する場合がある。
また、以下に記載される説明において、「第1」または「第2」などの序数が用いられる場合があっても、これらの用語は、実施の形態の内容を理解することを容易にするために便宜上用いられるものであり、これらの序数によって生じ得る順序などに限定されるものではない。
相対的または絶対的な位置関係を示す表現(例えば「一方向に」「一方向に沿って」「平行」「直交」「中心」「同心」「同軸」など)は、特に断らない限り、その位置関係を厳密に表すのみならず、公差もしくは同程度の機能が得られる範囲で相対的に角度または距離に関して変位された状態も表すものとする。等しい状態であることを示す表現(例えば「同一」「等しい」「均質」など)は、特に断らない限り、定量的に厳密に等しい状態を表すのみならず、公差もしくは同程度の機能が得られる差が存在する状態も表すものとする。形状を示す表現(例えば、「四角形状」または「円筒形状」など)は、特に断らない限り、幾何学的に厳密にその形状を表すのみならず、同程度の効果が得られる範囲で、例えば凹凸や面取りなどを有する形状も表すものとする。一の構成要素を「備える」「具える」「具備する」「含む」または「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的表現ではない。「A,BおよびCの少なくともいずれか一つ」という表現は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、A,BおよびCのうち任意の2つ、ならびに、A,BおよびCの全てを含む。
[全体的な構成の説明]
図1および図2のいずれも、印刷システム100の構成を概略的に例示する模式図である。後の実施の形態にかかるボトル保持装置は、印刷システム100に採用可能である。
印刷システム100はワークの側面に印刷を行う。ワークは回転対称の形状を呈する側面を有する物品である。印刷システム100において、当該側面の回転対称の軸(以下「回転対称軸」)を軸としてワークが回転し、当該側面に印刷が施される。
ワークは例えばガラス製あるいは例えばポリエチレンテレフタレート(PET)を主材料とした樹脂製の容器である。図1においてワークとしてボトル8が例示され、ワークの側面としてボトル8の側面80が例示される。
ボトル8はボトル保持装置300に保持される。ボトル保持装置300の詳細な構成は後に実施の形態において詳述される。ボトル8はワークの一例であり、ボトル保持装置300はワーク保持装置として機能する。
以下の説明において方向を統一的に示すために、図1に示すようにXYZ直交座標系が設定される。例えば(-Z)方向が鉛直下向きに設定され、XY平面が水平面に設定される。例えばXYZ直交座標系にはいわゆる右手系の座標系が設定される。以下の各図において構成要素の近傍に付された点線矢印は、当該構成要素の動きを示す。
印刷システム100は少なくとも一つの印刷装置101を備える。印刷装置101は側面80に、例えば単色印刷を行う。印刷システム100に印刷装置101が複数設けられ、それぞれの印刷装置101が互いに異なる色の単色印刷を行って、多色印刷(二色印刷を含む;以下同様)が実現される。簡単のため、以下では主として一つの印刷装置101が印刷システム100に備えられる場合について説明される。
印刷装置101のそれぞれは、版ステージユニット1、インク充填ユニット2、転写ユニット3および硬化ユニット4を備えている。これらの各ユニットは、(-Y)方向側から(+Y)方向側に向けて上記の順番で並べて配置される。
ボトル8はボトル保持装置300で保持された状態で転写ユニット3および硬化ユニット4へ近接したり、離隔したりする。図1はボトル8がボトル保持装置300で保持された状態で転写ユニット3および硬化ユニット4から離隔した状態を示す。図2はボトル8がボトル保持装置300で保持された状態で転写ユニット3および硬化ユニット4に近接した状態を示す。
印刷装置101が複数設けられる場合には、それぞれの印刷装置101における上記の近接および離隔の他、ボトル保持装置300で保持されたボトル8が複数の印刷装置101の間を移動する。
一つの印刷装置101においては、
(i)版ステージユニット1およびインク充填ユニット2による光硬化性インクを用いたインクパターンの形成、
(ii)インクパターンの転写ユニット3への転写、
(iii)インクパターンの転写ユニット3から側面80への転写、
(iv)硬化ユニット4からの光照射によるインクの硬化、
の各工程を含む単色印刷が実行される。
ボトル保持装置300におけるボトル8は、側面80の回転対称軸を中心として回転自在に保持される。上記(i)~(iv)のいずれの工程もボトル8がボトル保持装置300に保持された状態で実行される。上記(i),(ii)の工程は、例えばボトル8が転写ユニット3および硬化ユニット4から離隔した状態(図1参照)、あるいは複数の印刷装置101同士の間を移動する間において実行される。上記(iii),(iv)の工程は、ボトル8が転写ユニット3および硬化ユニット4に近接した状態(図2参照)において実行される。
印刷装置101が複数設けられるときには、全ての印刷装置101において上記(i)~(iv)の工程が実行された後、ボトル8がボトル保持装置300に保持された状態において、(v)インクを更に硬化させる処理が実行される。この場合、工程(iv)におけるインクの硬化は単色印刷毎の一時的な硬化として実行される。
印刷済のボトル8はボトル保持装置300から取り外され、その後に、印刷されるべきボトル8がボトル保持装置300に装着される。
ボトル保持装置300に対するボトル8の装着および取り外しは、印刷装置101から離れた位置において行われる。例えば当該装着および取り外しは、オペレータによる手動作業によって行われる。
版ステージユニット1は、ステージ11および版12を備える。ステージ11は版12を(+Z)方向側において載置する。版12はインクパターンを形成するための版(例えば凹版)である。ステージ11はXYZ方向のいずれの方向にも、更にZ軸周りの回転方向にも移動される。かかる移動には例えばクロスローラベアリング機構が利用される。
ステージ11は、インク充填ユニット2および転写ユニット3から見て(-Y)方向側の位置から(+Y)方向に可動であって、インク充填ユニット2を経由して転写ユニット3に近接する。ステージ11は(-Y)方向に可動であってインク充填ユニット2を経由して転写ユニット3から離隔する。
インク充填ユニット2は、ノズル21およびインク供給部22を備える。インク供給部22はノズル21へ光硬化性インク(以下、単に「インク」ということがある)を供給する。
光硬化性インクは例えば、顕色剤としての顔料、重合により強固なポリマー層を構成するポリマー材料(モノマーおよびオリゴマーの少なくとも一方を含む)、および光照射を受けて化学変化することで生じる活性種によりポリマー材料の重合反応を促進する光重合開始剤を含む。
ステージ11が(+Y)方向に移動してノズル21が版12とZ方向において対向する際、ノズル21へ供給されたインクはノズル21の下端に設けられた吐出口から吐出され、版12の(+Z)方向側の面(以下「上面」と仮称される)に塗布される。
例えば版12が凹版である場合、不図示のドクターブレードによって版12の上面が擦られる。これにより版12の凹部にインクが充填され、凹部以外のインクが除去され、版12にインクパターンが形成される。
インクパターンが形成された版12は、更に(+Y)方向に移動して転写ユニット3に近接する。
転写ユニット3は、ブランケットロール30とモータ33とを備える。モータ33はブランケットロール30を回転させる。ブランケットロール30はブランケット胴31とブランケット32とを有する。例えばブランケット胴31は金属製の円筒である。ブランケット32はブランケット胴31の表面に巻き付けられる。ブランケット32は円筒状の形状を有する。ブランケットロール30は、図1および図2において一点鎖線で示される回転軸を中心として回転自在に支持される。
ブランケット32の表面はインクを担持可能である。ステージ11が(+Y)方向に移動してブランケットロール30が版12とZ方向において対向する際、ブランケット32の表面が版12の上面に当接する。版12に形成されたインクパターンはブランケット32の表面に移行する。かかる移行は、以下ではインクパターンがブランケット32に受理される、とも表現される。
ボトル8が転写ユニット3に近接し、側面80がブランケット32に当接し、ブランケット32と側面80とは当接しつつ互いに反対方向に回転する。これにより、ブランケット32に受理されたインクパターンは側面80に転写される。側面80に生じ得る凹凸の高さが、ブランケット32の厚さよりも小さいことは、かかる転写の観点から望ましい。
ブランケット32は、側面80に転写されるインクパターンを一時的に担持する中間転写体として機能する。ブランケット32は弾性を有する樹脂材料、例えばシリコン樹脂で形成される。
かかる転写においてボトル8が1周以上回転する場合、側面80のインクパターンがブランケット32へ転写されてしまうこと(以下「逆転写」と仮称される)が想定される。逆転写は側面80のインクパターンを乱す。逆転写が低減されるべく側面80に転写されたインクの粘度が、例えば以下の様にして増大される。
ブランケット32からインクパターンの転写を受けた直後の側面80に向けて、硬化ユニット4から光(紫外線)が照射される。例えば印刷システム100に印刷装置101が複数設けられる場合には、インクに含まれるポリマー材料の一部を重合させてインクの粘度を増大させるが、インク全体を硬化させるには至らない条件で、硬化ユニット4から光(紫外線)が照射される。単色印刷の場合には、インク全体を硬化させる条件で、硬化ユニット4から光が照射される。かかる条件は例えば当該光の強度によって設定される。
インクの粘度が増大することで側面80からブランケット32への付着性が低下し、逆転写が低減される。かかる付着性の低下は、ボトル保持装置300の汚染を回避する観点でも望ましい。
図3は印刷システム100を制御する制御系統を模式的に示すブロック図である。図3において矢印は、その矢尻側のブロックで示される要素が矢頭側のブロックで示される要素を、機械的に駆動もしくは制御することを示す。
ステージ移動装置401(図1および図2において不図示)は、ステージ11を(+Y)方向および(-Y)方向に移動させる。モータ駆動回路402(図1および図2において不図示)は、モータ33の駆動を制御する。モータ33はブランケットロール30を回転させる。ボトル搬送装置403(図1および図2において不図示)は、ボトル保持装置300を、転写ユニット3および硬化ユニット4に対して近接あるいは離隔させる。印刷システム100に複数の印刷装置101が設けられる場合には、それらの間におけるボトル保持装置300の移動も、ボトル搬送装置403が行う。
制御装置9は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等の記憶装置を含む電子回路で構成される。制御装置9は、ステージ移動装置401、モータ駆動回路402、ボトル搬送装置403、インク供給部22、硬化ユニット4の動作を統合的に制御する。
制御装置9は例えばステージ移動装置401とインク供給部22との動作を制御し、版12におけるインクパターンが得られる。制御装置9は例えばステージ移動装置401とモータ駆動回路402との動作を制御し、ブランケット32にインクパターンを受理させる。制御装置9は例えばボトル保持装置300とモータ駆動回路402との動作を制御し、ブランケット32から側面80への転写が実現される。
[実施の形態1]
図4は実施の形態1にかかるボトル保持装置300の構成を、ボトル保持装置300に保持されたボトル8と共に例示する上面図である。図4において紙面手前向きが(+Z)方向に対応し、下向きが(+Y)方向に対応する。
図5は実施の形態1にかかるボトル保持装置300の構成を、ボトル保持装置300に保持されたボトル8と共に例示する側面図である。図5において紙面手前向きが(+Y)方向に対応し、上向きが(+Z)方向に対応する。
側面80は回転対称軸800に関して回転対称の形状を有する。本実施の形態では側面80が円筒形状を有する場合が例となって説明される。
ボトル8は口元部81と底部82とを有する。口元部81と底部82とは回転対称軸800に平行な方向において対向する。口元部81を介してボトル8の外部から内部へと液体が注ぎ込まれ、あるいはボトル8の内部から外部へと液体が注ぎ出される。当該液体として飲料物および化粧品が例示される。
口元部81にはボトルキャップ(図示省略)が着脱可能である。ボトル保持装置300は、ボトルキャップを外した状態でボトル8を保持する構成を有する。
ボトル保持装置300は第1保持部310と、第2保持部320と、保持本体部330とを有する。第1保持部310は軸309を回転軸として回転自在に口元部81を保持する。第2保持部320は軸309を回転の中心として回転自在に底部82を保持する。第1保持部310が軸309を回転軸として口元部81を回転駆動し、第2保持部320が軸309を回転軸として底部82を回転駆動してもよい。
回転対称軸800が軸309と一致してボトル8がボトル保持装置300に保持されることにより、側面80は回転対称軸800の周りで回転する。第1保持部310は回転対称軸800を中心として回転自在にボトル8を保持する。図4および図5による例示においては軸309はX方向に平行である。図4および図5による例示においては、口元部81が底部82に対して(+X)方向側に位置して、ボトル8がボトル保持装置300に保持される。
保持本体部330は第1支持部331と、第2支持部332と、基台333とを有する。基台333はZ方向に垂直な平板状の形状を有する。第1支持部331は、(+X)方向側で基台333から(+Z)方向に立設されている。第2支持部332は、第1支持部331から(-X)方向に所定間隔で離間した位置で、基台333から(+Z)方向に立設されている。当該所定間隔は、ボトル8の高さ(図4においてはボトル8のX方向に沿った長さ)よりも広い。
第1保持部310はシャフト311と、口元保持部材313と、摘み部材314とを有する。シャフト311はX方向に平行である。シャフト311は第1支持部331に対して、シャフト311自身の中心軸が軸309と一致して、当該中心軸を中心として回転自在に軸支される。
口元保持部材313はシャフト311の(+X)方向側の端部に設けられる。摘み部材314はシャフト311の(-X)方向側の端部に設けられる。
例えば口元部81の外周には雄ねじ83が形成され、口元保持部材313の内側には雌ねじが形成される。雄ねじ83と当該雌ねじとは互いに螺合する形状を有し、口元部81は口元保持部材313と螺合するといえる。
口元部81と口元保持部材313とが連結されていない状態において、オペレータはボトル8を保持してボトル8の回転を規制しながら、口元部81と口元保持部材313とが互いに螺合する方向へ、摘み部材314を回転させる。当該回転によって口元部81と口元保持部材313とが螺合する。当該螺合によって口元部81と口元保持部材313とが連結される。当該連結によってシャフト311とボトル8とがX方向において連結される。
シャフト311とボトル8とが連結された状態において、オペレータがボトル8の回転を規制しながら摘み部材314を、雄ねじ83と当該雌ねじとの螺合を解除する方向へ回転させる。かかる回転により、口元部81から口元保持部材313が取り外され、シャフト311とボトル8との間の連結が解除される。
口元保持部材313によって口元部81を保持する構成は、ねじの螺合を利用する構成に限定されない。例えば口元保持部材313が複数の部材で口元部81を保持する構成が採用されてもよい。
第2保持部320はX方向に延設されたシャフト321と、押圧部材322と、付勢部材323と、摘み部材324とを有する。シャフト321は第2支持部332に対して、シャフト321自身の中心軸が軸309と一致して、当該中心軸を中心として回転自在に軸支される。
押圧部材322はシャフト321の(-X)方向側の端部に設けられる。摘み部材324はシャフト321の(+X)方向側の端部に設けられる。
押圧部材322は、ボトル8がボトル保持装置300に保持される際に、底部82に対して(-X)方向側から当接する。回転対称軸800が軸309と一致してボトル8が配置され、口元部81と口元保持部材313とが連結した状態で、押圧部材322が底部82を(-X)方向へ付勢してボトル8が保持される。ボトル8は回転対称軸800を中心として回転自在にボトル保持装置300において保持される。
付勢部材323は押圧部材322を底部82へ付勢する機能を有する。付勢部材323は、押圧部材322と第2支持部332の(-X)方向側の壁面332aとの間において、シャフト321に固定されずにシャフト321の周囲に設けられる。
オペレータは、付勢部材323による付勢力に抗いながら摘み部材324を(+X)方向に移動させて、押圧部材322を底部82から離すことができる。押圧部材322を底部82から離すことは、口元部81から口元保持部材313を取り外す処理を容易にする。
例えば第1支持部331において自動調心軸受(不図示)が設けられてもよい。自動調心軸受は、以下のように、ボトル8を安定して回転させることに寄与する。
ボトル8が同一仕様で大量生産されても、それらの間に個体差が存在する。例えば雄ねじ83の軸は、回転対称軸800と一致して設計されていても、ボトル8同士の間でばらつくことがある。雄ねじ83は口元保持部材313の雌ねじと螺合するとき、当該雌ねじの軸方向が軸309と一致しなくなる場合が想定される。
このような場合に、口元部81および底部82をそれぞれ口元保持部材313および押圧部材322で保持すると、口元部81に対して口元保持部材313から回転対称軸800と非平行な方向に印加される応力が大きい場合が想定される。かかる応力によってボトル8が変形あるいは変位する可能性がある。
自動調心軸受が設けられることは、ボトル8を回転対称軸800を中心として回転させても、口元部81に対して印加される応力を抑制することに寄与する。
転写においては、側面80がブランケット32と当接した状態でモータ33がブランケット32を回転させる。このときボトル8はブランケット32に対して従動回転してもよいし、ブランケット32以外の機構によってブランケット32と同期回転してもよい。当該同期回転においてボトル8の回転方向は、ブランケット32の回転方向とは逆の方向である。
ボトル保持装置300は回転駆動部340を備えてもよい。回転駆動部340は第1支持部331に対して(-X)方向側に設けられる。回転駆動部340はシャフト311を介してボトル8を回転駆動する。回転駆動部340の機能それ自体はこの実施の形態とは関係が小さいので、回転駆動部340の構成の詳細な説明は省略される。
ボトル保持装置300はバックアップローラ351,352,353を備える。バックアップローラ351,352,353はそれぞれシャフト351r,352r,353rの周りに取り付けられる。バックアップローラ351,352,353のいずれも、少なくとも一部が円環状である。
以下では、ブランケット32から側面80へのインクパターンの転写において、ブランケット32と側面80とが接触する部分が次の条件にある場合が例示される:当該部分はX方向に平行であり、当該部分のZ方向における位置は回転対称軸800のZ方向における位置と一致する。
図6は転写の際におけるボトル8とバックアップローラ351,352,353と、ブランケットロール30との位置関係を模式的に例示する側面図である。図6において紙面手前向きが(+X)方向に対応し、上向きが(+Z)方向に対応する。
シャフト351rはX方向に平行であって、第1支持部331と第2支持部332とに対して、自身の中心軸1aを中心として回転自在に軸支される。シャフト352rはX方向に平行であって、第1支持部331と第2支持部332とに対して、自身の中心軸2aを中心として回転自在に軸支される。
シャフト351rは、回転対称軸800に対して(+Z)方向側であって、かつ(+Y)方向側に配置される。シャフト352rは、回転対称軸800に対して(-Z)方向側であって、かつ(-Y)方向側に配置される。
シャフト353rはX方向に平行である。シャフト353rは回転対称軸800に対して(+Z)方向側に配置される。シャフト353rは可動部353s(図4および図5参照)に対して(-X)方向側において、シャフト353rの中心軸3aを中心として回転自在に軸支される。可動部353sは第2支持部332に対して(+Y)方向および(-Y)方向に沿って移動自在に取り付けられる。本実施の形態において可動部353sはY方向に垂直な方向には移動しない。
可動部353sは不図示の機構、例えばバネによって(-Y)方向へ付勢される。可動部353sは不図示の機構によって(-Y)方向へ移動する限度となる位置(以下「停止位置」)が規定される。よって可動部353sに対して(+Y)方向への外力が印加されない状態では、可動部353sは停止位置に位置する。可動部353sが停止位置に位置するとき、シャフト353rのY方向における位置は回転対称軸800のY方向における位置に対してほぼ等しい。図4、図5は可動部353sが停止位置に位置する状態を例示する。可動部353sが停止位置に位置するときのバックアップローラ353、シャフト353rおよびその中心軸3aは、図6において実線で描かれる。
第2保持部320は(+X)方向や(-X)方向におけるボトル8の変位を抑制できても、回転対称軸800についての径方向(以下、単に「径方向」)への変位を抑制する作用は小さい。バックアップローラ351,352,353は、ボトル保持装置300にボトル8が保持された状態において、側面80に当接する。バックアップローラ351,352,353は、ボトル保持装置300に保持された状態のボトル8の、径方向への変位を抑制する。
図4および図5においては、バックアップローラ351,352,353のX方向における位置は、互いにほぼ等しい場合が例示される。バックアップローラ351,352,353のX方向における位置が異なる場合については、実施の形態2において説明される。
インクパターンがブランケット32から側面80へ転写される際に、ボトル8はブランケット32から(+Y)方向の力を受ける。この力に対抗する力がバックアップローラ351からボトル8へ与えられ、ブランケット32と側面80とが適切に当接する。
バックアップローラ351,352,353がなければ、ボトル保持装置300は第1支持部331および口元部81と、第2支持部332および底部82とを介して側面80をブランケット32へ押圧する。口元部81および底部82はいずれもボトル8のX方向における端部である。バックアップローラ351,352,353がなければ、側面80がブランケット32を押圧する際、ボトル8が変位する可能性がある。バックアップローラ351,352,353は第1支持部331と第2支持部332との間で側面80に当接するので、側面80がブランケット32を押圧する際にボトル8は変位しにくい。
転写において側面80は回転するので、これに当接するバックアップローラ351,352,353も回転する。かかる動作に鑑みて、バックアップローラ351,352,353のいずれもが少なくとも側面80と当接する部位において円環状であって、それぞれ中心軸1a,2a,3aを中心として回転自在である。
転写においてバックアップローラ351,352,353は側面80に当接する。転写されたインクパターンの粘度が低いと、既にインクパターンが転写された側面80からバックアップローラ351,352,353へとインクパターンが二次的に転写されることが想定される。二次的な転写を得たバックアップローラ351,352,353は側面80への三次的な転写、ひいては逆転写を招来する可能性もある。
[全体的な構成の説明]において上述されたボトル保持装置300の汚染には、バックアップローラ351,352,353への二次的な転写が含まれる。硬化ユニット4の採用はかかる汚染の回避にも寄与する。
転写において必ずしもバックアップローラ353は必要ではない。X方向に沿って見て、バックアップローラ351,352およびブランケット32が回転対称軸800を囲んで側面80に当接するからである。
例えば転写に際しては可動部353sに対して(+Y)方向への外力が印加され、可動部353sは停止位置よりも(+Y)方向へ移動する。可動部353sが停止位置にあるとき、シャフト353rのY方向における位置は回転対称軸800のY方向における位置に対してほぼ等しい。よって可動部353sが(+Y)方向へ移動することはボトル8によって阻害されにくい。かかる移動により、バックアップローラ353と側面80との当接は解除される。図6において、可動部353sが(+Y)方向へ移動したときのバックアップローラ353およびシャフト353rが一点鎖線で示される。かかる解除はバックアップローラ353への二次的な転写を回避する利点の他、後述される利点をも招来する。
転写されるとき以外において、X方向に沿って見て、バックアップローラ351,352,353が回転対称軸800を囲んで側面80に当接することが望ましい。ボトル保持装置300がボトル8を保持しつつ上述された近接、離隔、移動を行うことを考慮すると、ボトル保持装置300においてボトル8が安定して保持されることが望ましいからである。バックアップローラ351,352,353と側面80とが好適に当接するときの位置関係については後に詳述される。
印刷システム100によるボトル8への印刷、特に上記(ii),(iii)の工程は、例えば下記のようにして実現される。印刷処理は、制御装置9が予め記憶されたプログラムを実行し、図3にブロックで例示された各要素に所定の動作を実行させることにより実現される。
印刷装置101から離れた位置に、例えばボトル8を着脱するための領域(以下「着脱領域」)が設定される。ボトル搬送装置403はボトル保持装置300を着脱領域へ搬送する。着脱領域へ搬送されてきたボトル保持装置300に対し、オペレータがボトル8を着脱する。
ボトル保持装置300に印刷済のボトル8が装着されている場合、オペレータは摘み部材314,324を操作し、第1保持部310および第2保持部320によるボトル8の保持を解除する。オペレータは可動部353sに対して(+Y)方向へ押圧して、バックアップローラ353の側面80への当接を解除する。当該保持が解除され、当該当接が解除されたボトル8はボトル保持装置300から取り外される。
ボトル保持装置300に対してボトル8が装着されていない場合、オペレータは印刷前のボトル8をボトル保持装置300に運び込む。オペレータは可動部353sを押圧し、バックアップローラ353を一時的に(+Y)方向へ移動させた状態が得られる。当該状態においてオペレータは側面80をバックアップローラ351,352に当接させたのち、可動部353sへの押圧をやめてバックアップローラ353を側面80に当接させる。バックアップローラ351,352,353が側面80に当接することは、回転対称軸800についての径方向へとボトル8が変位しにくいことに寄与する。
オペレータは摘み部材314,324を操作して第1保持部310および第2保持部320に当該ボトル8を保持させる。第1保持部310および第2保持部320によるボトル8の保持は、回転対称軸800に沿ってボトル8が変位しにくいことに寄与する。
印刷前のボトル8が装着されたことは、例えばオペレータによって制御装置9に了知される。制御装置9はボトル搬送装置403を制御して、ボトル8を保持したボトル保持装置300を印刷装置101へ搬送させる。
制御装置9はステージ移動装置401を制御して、ステージ11を(+Y)方向に移動させ、版12がノズル21にZ方向において対向する。制御装置9はインク供給部22を制御してノズル21を介してインクを吐出させる。版12の上面にはインクパターンが形成される。
制御装置9はモータ駆動回路402を制御してモータ33を回転させる。モータ33の回転は、ブランケットロール30を回転させる。制御装置9はステージ移動装置401を制御してブランケットロール30の回転と同期してステージ11を更に(+Y)方向へ移動させる。ブランケット32は版12と当接しつつ回転し、インクパターンを受理する。
制御装置9はステージ移動装置401を制御してステージ11を(-Z)方向に移動させてブランケット32と版12との当接を解除する。更に制御装置9はステージ移動装置401を制御してステージ11を(-Y)方向に移動させ、ステージ11はインク充填ユニット2よりも(-Y)方向側に配置される。
制御装置9はボトル搬送装置403を制御して、ボトル保持装置300を(-Y)方向へ移動させ、側面80の印刷開始位置をブランケット32に当接させる。ブランケット32は回転してブランケット32から側面80へのインクパターンの転写が行われる。
印刷装置101に搬送されてきたボトル保持装置300においては、制御装置9からの駆動指令に応じて回転駆動部340が作動してもよい。この場合、回転駆動部340は制御装置9の制御によって、モータ33と同期してボトル8を回転させる。
回転駆動部340は制御装置9の制御によって、側面80がブランケット32へ当接する前に、側面80における印刷開始位置を所定の位置に配置してもよい。
印刷装置101での印刷処理が完了すると、インクパターンが印刷されたボトル8を保持したボトル保持装置300は、制御装置9による制御の下、ステージ移動装置401によって印刷装置101から着脱領域へ搬送される。
以上のように、本実施形態では、ボトル8の口元部81および底部82が、それぞれ第1保持部310および第2保持部320によって回転対称軸800を中心として回転自在に保持される。側面80は円筒形状でなくても、回転対称軸800に関して回転対称な形状であってボトル8の外径寸法がX方向の位置において相違してもよい。
図7および図8は、ボトル8とバックアップローラ351,352,353との位置関係を模式的に例示する側面図である。図7および図8において紙面手前向きが(+X)方向に対応し、上向きが(+Z)方向に対応する。回転対称軸800は(+X)方向と、従って(-X)方向と平行である。よって図7および図8のいずれもが、回転対称軸800に平行な方向に沿って見た図である。
図7は例えば、ボトル保持装置300の転写ユニット3および硬化ユニット4への近接および離隔、複数の印刷装置101の間の移動、転写において好適な位置関係を示す。図7に示された位置関係は、可動部353sが停止位置にあるときに得られる。
図8は転写およびボトル保持装置300からボトル8を取り外す際に好適な位置関係を示す。図8に示された位置関係は、可動部353sが(+Y)方向に移動して得られる。
図7および図8のいずれにおいても、バックアップローラ351,352は、ボトル8とそれぞれ位置1b,2bにおいて当接する。図7においてバックアップローラ353は、ボトル8と位置3bにおいて当接する。図8においてバックアップローラ353は、ボトル8と当接しない。
図7において位置1bと、位置2bと、位置3bとが形成する三角形38は回転対称軸800を囲む。
三角形38と回転対称軸800とがこのような位置関係にあれば、バックアップローラ351,352,353によって、ボトル8は安定にボトル保持装置300に保持される。ボトル保持装置300が転写ユニット3および硬化ユニット4へ近接したり、それらから離隔したり、複数の印刷装置101の間を移動したりしても、径方向へのボトル8の変位が抑制される。バックアップローラ351,352,353のいずれの二つの間における距離も、回転対称軸800に沿って見て側面80が呈する円の直径よりも小さいからである。
以下の説明において、バックアップローラ353のうち回転対称軸800に最も近い位置3cが導入される。図8においてバックアップローラ353は側面80とは当接しない。図7のようにバックアップローラ353が側面80とは当接するときには位置3b,3cは一致する。
図8において、回転対称軸800は、位置1b,2b,3cが形成する三角形39から外れる。
三角形39と回転対称軸800とがこのような位置関係にあれば、ボトル8をボトル保持装置300から取り出すことが容易である。バックアップローラ351,352,353のいずれか二つの間における距離が、回転対称軸800に沿って見た側面80が呈する円の直径よりも大きいからである。図8に即していえば、位置2b,3cの間の距離が当該円の直径よりも大きい。
図8における位置関係は、位置2bとバックアップローラ353のうち位置2bに最も近い位置(図8において位置3cとほぼ一致するので図示省略)との間の距離が、所定間隔よりも広いとみることもできる。当該所定間隔は、位置1b,2b,3bが規定する円(図7、図8において側面80が呈する円)の直径である。位置2bとバックアップローラ353のうち位置2bに最も近い位置との間の距離が、当該所定間隔よりも広いとき、回転対称軸800に沿って見て回転対称軸800が三角形39に囲まれていても、ボトル8をボトル保持装置300から取り出すことが容易である。位置1bとバックアップローラ353のうち位置1bに最も近い位置との間の距離が、当該所定間隔よりも広いときも同様である。
バックアップローラ353の位置が移動することにより、ボトル8は安定にボトル保持装置300に保持されることも、ボトル保持装置300から容易に取り出されることも実現される。
図9はブランケットロール30および硬化ユニット4、並びにその周辺の構成を例示する斜視図である。ブランケット胴31はシャフト301によって回転駆動される。シャフト301はシャフト302によって回転駆動される。シャフト301はモータ33(図1,図2参照:図9において不図示)によって回転駆動される。シャフト301,302は一体であってもよい。軸受け部303はシャフト301,302を回転自在に軸支する。
硬化ユニット4は軸受け部303に固定される。硬化ユニット4はインクの粘度を増大させる光を照射する面41を、その(-Z)方向側に有する。図9においては、面41がY方向における硬化ユニット4の中央近傍で(-Z)方向側に突出している形態が例示される。面41は(-Z)方向側に、上述された光を照射する。
当接部材304は軸受け部303に固定される。ボトル保持装置300がブランケットロール30に(+Y)方向側から(-Y)方向へ近接すると、当接部材304は可動部353sに(-Y)方向側から近づく。ボトル保持装置300が(-Y)方向に沿ってブランケットロール30へ近接し、側面80がブランケット32に当接する迄に、当接部材304は可動部353sに当接する。当接部材304の可動部353sへの当接が開始してからもボトル保持装置300が(-Y)方向へ近接すると、当接部材304は可動部353sを第2支持部332に対して(+Y)方向へ移動させる。転写において当接部材304は可動部353sに当接している。
図10は当接部材304が可動部353sに当接しない状態を示す上面図である。図11は転写の状態を示す上面図である。図10および図11において紙面手前向きが(+Z)方向であり、下向きが(+Y)方向である。図10および図11のいずれにおいても図示の煩雑が避けられるよう、硬化ユニット4に関しては面41の位置のみが一点鎖線で描かれる。
図4、図5、図7に示された状態は、図10に示された状態において得られる。図8に示された状態は図11に示された状態において得られる。
図10を参照して、当接部材304が可動部353sに当接しない状態においては、可動部353sは停止位置にある。図11を参照して、転写において可動部353sは、当接部材304によって第2支持部332に対して(+Y)方向へ移動する。可動部353sが第2支持部332に対して(+Y)方向へ移動することによって、シャフト353rひいてはバックアップローラ353も第2支持部332に対して(+Y)方向へ移動する。
転写においては面41から側面80へと上述された光が照射されてインクの粘度が増大する。転写においてバックアップローラ353、シャフト353rが面41と側面80との間に位置しないことは、面41によって側面80へ光が照射されることを妨げず、ひいてはインクの粘度が増大して二次的な転写が回避されることに寄与する。
上述された様に説明されたことは、総括的に、以下のように説明される。
ワークたるボトル8は印刷の対象である。ボトル8の全面に印刷される必要はなく、ボトル8が回転対称の形状を呈する側面80を被印刷面として有すれば足りる。被印刷面はその少なくとも一部分が、バックアップローラ351,352,353によって保持される観点から、円筒であることが望ましいが、被印刷面の全てが円筒である必要はない。上述された説明では側面80は円筒形状である場合が例示されたが、ブランケット32の厚さよりも小さな高さで側面80に凹凸が生じる形状でも構わない。
ボトル保持装置300はこのような印刷の対象たるボトル8を保持する。ボトル8はボトル保持装置300による保持の対象であるともいる。ボトル保持装置300は第1部材、第2部材、第3部材を備える。上述された説明におけるバックアップローラ351,352,353は、それぞれ第1部材、第2部材、第3部材を例示する。
図4および図5を参照して、バックアップローラ351は少なくとも一部が円環状であってシャフト351rの周りに取り付けられる。シャフト351rは自身の中心軸1aを中心として回転自在に軸支される。バックアップローラ351は中心軸1aを中心として回転自在であって、少なくとも一部が、中心軸1aを中心とする円環状を呈する。
バックアップローラ352は少なくとも一部が円環状であってシャフト352rの周りに取り付けられる。シャフト352rは自身の中心軸2aを中心として回転自在に軸支される。バックアップローラ352は中心軸2aを中心として回転自在であって、少なくとも一部が、中心軸2aを中心とする円環状を呈する。
バックアップローラ353は少なくとも一部が円環状であってシャフト353rの周りに取り付けられる。シャフト353rは自身の中心軸3aを中心として回転自在に軸支される。バックアップローラ353は中心軸3aを中心として回転自在であって、少なくとも一部が、中心軸3aを中心とする円環状を呈する。
側面80は少なくとも、バックアップローラ351,352,353によって保持される部分において円筒形状を有する。
ボトル保持装置300は第1保持部310を備える。第1保持部310は、側面80の回転対称軸800を中心として回転自在にボトル8を保持する。
図7および図8を参照して、回転対称軸800に平行な(-X)方向(以下「第1方向」とも称す)に沿って見て、バックアップローラ351がボトル8と当接する第1位置は、バックアップローラ351が側面80と当接する位置1bである。第1方向に沿って見て、バックアップローラ352がボトル8と当接する第2位置は、バックアップローラ352が側面80と当接する位置2bである。
図7を参照して、第1方向に沿って見て、バックアップローラ353がボトル8と当接する第3位置は、バックアップローラ352が側面80と当接する位置3bである。位置1b,2b,3bが形成する三角形38は回転対称軸800を囲む。このような位置関係により、ボトル8は安定にボトル保持装置300に保持される。
図4から図6を用いて説明されるように、シャフト353rは可動部353sに対して、中心軸3aを中心として回転自在に軸支される。可動部353sは第2支持部332に対して(+Y)方向(以下「第2方向」とも称す)および(-Y)方向(以下「第3方向」とも称す)に沿って移動自在に取り付けられる。第2方向および第3方向は第1方向と直交する。中心軸3rは第2方向および第3方向に沿って可動である。
中心軸3aが図6において実線で、また図7において、それぞれ描かれる位置にあるとき(当該位置は以下「第4位置」とも称される)には、バックアップローラ353は位置3bを占める。
中心軸3aが図6において鎖線で、また図8において、それぞれ描かれる位置にあるとき(当該位置は第4位置とは相違する)には、第1方向に沿って見て回転対称軸800は、位置1b,2b,3cが形成する三角形39から外れる。位置3cはバックアップローラ353のうち回転対称軸800に最も近い位置である。このような位置関係により、ボトル8をボトル保持装置300から取り出すことが容易である。
また第1方向に沿って見て、位置2bと、バックアップローラ353のうち位置2bに最も近い位置との間の距離が、所定間隔よりも広くても、ボトル8をボトル保持装置300から取り出すことが容易である。ここで所定間隔は、側面80のうち円筒形状を呈する部分が、第1方向に沿って見て現れる円の直径である。当該円は位置1b,2b,3bが規定する円の直径であるともいる。
可動部353sは第3方向へ付勢される。可動部353sに対して第2方向への外力が印加されず、中心軸3aに対して第2方向への外力が働かないときには、可動部353sは停止位置に位置し、バックアップローラ353は位置3bを含む。
可動部353sに対して第2方向への外力が印加され、中心軸3aに対して第2方向への外力が働くときに、可動部353sが第2支持部332に対して第2方向へ移動し、バックアップローラ353は位置3bから離れる。このように中心軸3aが移動することは、図7に例示される位置関係と、図8に示される位置関係との両方を選択的に実現すること、ひいてはボトル保持装置300に対するボトル8の着脱に寄与する。
上述された実施の形態においては、可動部353sへの外力の印加には当接部材304が採用される。当接部材304はボトル保持装置300が転写ユニット3および硬化ユニット4へ近接する際に、可動部353sへ当接して可動部353sを第2方向へ移動させる。このような当接部材304を用いる代わりに、あるいはこれと共に、アクチュエータが用いられて中心軸3aが移動してもよい。
当接部材304が採用されるとき、印刷システム100は、ボトル保持装置300の他、ブランケット32と、硬化ユニット4と、当接部材304とを備えるということができる。
ブランケット32は、回転対称軸800を中心に回転するボトル8の側面80に当接して、側面80へインクを転写する。硬化ユニット4は、インクの粘度を増大させる光を側面80に照射する光源である。
ブランケット32はブランケット胴31と共にブランケットロール30に備えられる。ブランケット胴31はシャフト301によって回転駆動され、軸受け部303はシャフト301を回転自在に軸支する。硬化ユニット4および当接部材304は軸受け部303に固定される。ボトル保持装置300はブランケット32および硬化ユニット4へ近接する。ブランケット32と硬化ユニット4と当接部材304とは、三者の相対位置を変えることなく相対的にボトル保持装置300へ近接する。
ブランケット32が側面80に当接するまでに、当接部材304が可動部353sに当接し、第2方向に沿った外力を中心軸3rに働かせる。バックアップローラ353は位置3bから離れる(図6、図8、図11参照)ので、バックアップローラ353およびシャフト353rは、硬化ユニット4からの光の照射を阻害しにくい。
[実施の形態2]
図12は実施の形態2にかかるボトル保持装置300の構成を、ボトル保持装置300に保持されたボトル8と共に例示する側面図である。図12において紙面手前向きが(+Y)方向に対応し、上向きが(+Z)方向に対応する。
実施の形態1において用いられた図5では、バックアップローラ351,352,353のX方向における位置がほぼ等しい場合が例示された。実施の形態2にかかるボトル保持装置300においては、バックアップローラ351,352,353のX方向における位置が互いに異なる場合が例示される。
これをより概括的に説明すると、図7で例示された位置1b,2b,3bのうちのいずれか二つは、互いに第1方向における位置が異なる、といる。このような配置は、転写の際にボトル8がブランケット32から受ける押圧をX方向において均一化することに寄与する。
実施の形態1,2のいずれにおいても、第1保持部310は、バックアップローラ351,352,353のいずれに対しても第1方向に沿った一方側、ここでは(-X)方向側に位置する。このような位置関係は、転写の際に、側面80が第1方向に非平行な方向、例えば第2方向や第3方向へ付勢されにくくし、ボトル8が安定して保持されやすい。例えばバックアップローラ351,352,353のうち最も(-X)方向側に位置するものは、ボトル8のX方向における中央よりも底部82側に位置する。
例えば中心軸1rが第1方向に平行であって、バックアップローラ351がシャフト351rに沿って第1方向およびこれと反対の方向に可動である。バックアップローラ352,353よりも第1保持部310から離れた位置にバックアップローラ351が配置されることによって、ボトル8の高さが高い場合にもボトル保持装置300がボトル8を保持しやすい。あるいはバックアップローラ351がバックアップローラ352,353と第1保持部310との間、例えばそれらの間の中央付近に配置されることによって、ボトル保持装置300がボトル8を保持しやすい。
バックアップローラ351が第1方向に沿って可動であることに代えて、あるいはこれと共に、中心軸2r,3rが第1方向に平行であって、バックアップローラ352,353が第1方向およびこれと反対の方向に沿って可動であってもよい。
[第1の変形]
実施の形態1,2において、中心軸1r,2r,3rは必ずしも第1方向に平行でなくてもよい。図13は中心軸1r,2r,3rが回転対称軸800と非平行な場合の、ボトル8とバックアップローラ351,352,353との位置関係を例示する斜視図である。
実施の形態1,2と同様、バックアップローラ351,352,353はそれぞれシャフト351r,352r,353rに設けられる。中心軸1r,2r,3rを中心としてシャフト351r,352r,353rが回転自在である。側面80がその回転対称軸800を中心として回転しても、実施の形態1,2と同様にバックアップローラ351,352,353はそれぞれ位置1b,2b,3bにおいて、側面80と当接する。
例えば、バックアップローラ351,352,353は円筒形ではなく、円錐台もしくは円錐台同士をそれらの底面において合体させた形状であってもよい。
[第2の変形]
転写の際にバックアップローラ353は必ずしも移動しなくてもよい。図14は転写の際におけるボトル8とバックアップローラ351,352,353と、ブランケットロール30との位置関係を模式的に例示する側面図である。図14において紙面手前向きが(+X)方向に対応し、上向きが(+Z)方向に対応する。
同様の位置関係を示す図6と対比して、硬化ユニット4の位置が相違する。図14には転写におけるボトル8の回転方向Rが追記される。回転方向Rにおいて、側面80のうちブランケット32と当接する部位86、位置3b、位置1b、位置2bがこの順に並ぶ。回転方向Rにおいて部位86から位置3bに至るまでに硬化ユニット4から側面80に光が照射される。
このような位置関係により、部位86で転写されたインクはバックアップローラ353と接触するまでに当該光によって粘度が増大する。バックアップローラ351,352,353のいずれにもインクが二次的に転写されることが抑制される。
以上、実施形態およびその変形例にかかる保持装置および印刷システムについて説明したが、これらは好ましい実施形態の例であって、実施の範囲を限定するものではない。本実施の形態は、その開示の範囲内において、各実施形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1a,2a,3a 中心軸
1b,2b,3b,3c 位置
1r,2r,3r 中心軸
4 硬化ユニット
8 ボトル
9 制御装置
32
38,39 三角形
80 側面
86 部位
100 印刷システム
300 ボトル保持装置
304 当接部材
310 第1保持部
351,352,353 バックアップローラ
351r,352r,353r シャフト
800 回転対称軸
R 回転方向

Claims (9)

  1. 回転対称の形状を呈する被印刷面を有する対象を保持する保持装置であって、
    第1軸を中心として回転自在であって、少なくとも一部が前記第1軸を中心とする円環状を呈する第1部材と、
    第2軸を中心として回転自在であって、少なくとも一部が前記第2軸を中心とする円環状を呈する第2部材と、
    第3軸を中心として回転自在であって、少なくとも一部が前記第3軸を中心とする円環状を呈する第3部材と
    前記被印刷面の回転対称軸を中心として回転自在に前記対象を保持する第1保持部と
    を備え、
    前記回転対称軸に平行な第1方向に沿って見て、前記第1部材が前記対象と当接する第1位置と、前記第2部材が前記対象と当接する第2位置と、前記第3部材が前記対象と当接する第3位置とが形成する三角形は前記回転対称軸を囲む保持装置。
  2. 前記第3軸は可動であって、
    前記第3軸が第4位置にあるときには前記第3部材は第3位置を占め、
    前記第3軸が前記第4位置とは異なる位置にあるときには、前記第1方向に沿って見て前記回転対称軸は、前記第1位置と、前記第2位置と、前記第3部材のうち前記回転対称軸に最も近い位置とが形成する三角形から外れる、請求項1に記載の保持装置。
  3. 前記第3軸は可動であって、
    前記第3軸が第4位置にあるときには前記第3部材は前記第3位置を占め、
    前記第3軸が前記第4位置とは異なる位置にあるときには、前記第1方向に沿って見て、前記第2位置と、前記第3部材のうち前記第2位置に最も近い位置との間の距離が、所定間隔よりも広く、
    前記所定間隔は、前記第1位置と前記第2位置と前記第3位置とが規定する円の直径である、請求項1に記載の保持装置。
  4. 前記第1保持部は、前記第1部材、前記第2部材、前記第3部材のいずれに対しても前記第1方向に沿った一方側に位置する、請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の保持装置。
  5. 前記第1位置、前記第2位置、前記第3位置のいずれか二つは、互いに前記第1方向における位置が異なる、請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の保持装置。
  6. 前記第1軸は前記第1方向に平行であって、前記第1部材が前記第1方向に沿って可動である、請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の保持装置。
  7. 前記第3軸は前記第1方向と直交する第2方向および前記第2方向と反対の第3方向に沿って可動であり、
    前記第3軸に対して前記第2方向に沿った外力が働かないときに前記第3部材は前記第3位置を含み、
    前記第3軸に対して前記第2方向に沿った外力が働くときに前記第3部材は前記第3位置から離れる、請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の保持装置。
  8. 請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の保持装置と、
    前記回転対称軸を中心に回転する前記対象の前記被印刷面に当接して、前記被印刷面へインクを転写するブランケットと、
    前記インクの粘度を増大させる光を前記被印刷面に照射する光源と
    を備える印刷システムであって、
    前記対象の回転方向において、前記被印刷面のうち前記ブランケットと当接する部位、前記第3位置、前記第1位置、前記第2位置がこの順に並び、
    前記回転方向において前記部位から前記第3位置に至るまでに前記光源から前記被印刷面に前記光が照射される、印刷システム。
  9. 請求項7に記載の保持装置と、
    前記回転対称軸を中心に回転する前記対象の前記被印刷面に当接して、前記被印刷面へインクを転写するブランケットと、
    前記インクの粘度を増大させる光を前記被印刷面に照射する光源と、
    当接部材と
    を備える印刷システムであって、
    前記ブランケットと前記光源と前記当接部材とは、三者の相対位置を変えることなく相対的に前記保持装置へ近接し、
    前記ブランケットが前記被印刷面に当接するまでに、前記当接部材が前記第2方向に沿った外力を前記第3軸に働かせて、前記第3部材を前記第3位置から離れさせる、印刷システム。
JP2020146861A 2020-09-01 2020-09-01 保持装置および印刷システム Pending JP2022041579A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020146861A JP2022041579A (ja) 2020-09-01 2020-09-01 保持装置および印刷システム
PCT/JP2021/030501 WO2022050076A1 (ja) 2020-09-01 2021-08-20 保持装置および印刷システム
TW110132269A TWI791275B (zh) 2020-09-01 2021-08-31 保持裝置及印刷系統

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020146861A JP2022041579A (ja) 2020-09-01 2020-09-01 保持装置および印刷システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022041579A true JP2022041579A (ja) 2022-03-11

Family

ID=80490805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020146861A Pending JP2022041579A (ja) 2020-09-01 2020-09-01 保持装置および印刷システム

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2022041579A (ja)
TW (1) TWI791275B (ja)
WO (1) WO2022050076A1 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0710455B2 (ja) * 1989-03-22 1995-02-08 東洋製罐株式会社 筒体の切断方法と装置
US5388683A (en) * 1993-07-16 1995-02-14 Owens-Illinois Plastic Products Inc. Decorating hollow containers
JP2013207060A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Sony Corp 構造物形成装置、構造物の製造方法及び構造物
JP6005471B2 (ja) * 2012-08-27 2016-10-12 株式会社ミマキエンジニアリング インクジェットプリンタ、被印刷体保持部材、及び印刷方法
JP7116630B2 (ja) * 2018-08-22 2022-08-10 株式会社Screenホールディングス 印刷方法および印刷装置
JP7213041B2 (ja) * 2018-09-06 2023-01-26 株式会社Screenホールディングス 印刷方法
JP7181066B2 (ja) * 2018-11-29 2022-11-30 株式会社Screenホールディングス ワーク保持装置、印刷システムおよび印刷方法
CN111391480A (zh) * 2020-03-21 2020-07-10 台州市莱恩克智能科技有限公司 一种瓶体侧壁丝网印刷用旋转夹持机构

Also Published As

Publication number Publication date
TWI791275B (zh) 2023-02-01
WO2022050076A1 (ja) 2022-03-10
TW202210313A (zh) 2022-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6903010B2 (ja) デジタル印刷機及び方法
JP3119369B2 (ja) カラー印刷用印刷版の製版装置
JP7181066B2 (ja) ワーク保持装置、印刷システムおよび印刷方法
WO2022050076A1 (ja) 保持装置および印刷システム
JP6663367B2 (ja) ラベリングマシンのロータリー搬送装置
WO2020050074A1 (ja) 印刷方法
EP2836450B1 (en) Medium loading device and recording apparatus
WO2022092016A1 (ja) 印刷装置、および、印刷方法
WO2022044455A1 (ja) 回転位置調整装置および印刷システム
KR100619058B1 (ko) 감열방식 화상형성장치
US20110115861A1 (en) Method for transferring textured surface to curable gel ink
JP2000296823A (ja) ラベル拡開機構及びそのラベル拡開機構を備えたラベル装着装置
JP2004330089A (ja) 円筒体及び円柱体の塗布方法及び装置
JPH0699628A (ja) 画像形成装置
KR100694103B1 (ko) 감열방식 화상형성장치
JP2009292044A (ja) 流体噴射装置
JP2020179614A (ja) 印刷システムおよび印刷方法
US20210300088A1 (en) Modular multi enhancement printing system
JP2008230194A (ja) 凸版の製造方法及びオフセット印刷装置
JP3694925B2 (ja) 円筒状基材供給装置及び円筒状基材供給方法
JP2001080028A (ja) 印刷装置
JPH03248843A (ja) 円筒体周面への印刷方法及び装置
JPH0416944A (ja) 圧力現像装置
KR20060110486A (ko) 감열방식 화상형성장치
JPH06126935A (ja) 版取付装置