JPH0710403A - エレベータ制御装置 - Google Patents

エレベータ制御装置

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JPH0710403A
JPH0710403A JP5159045A JP15904593A JPH0710403A JP H0710403 A JPH0710403 A JP H0710403A JP 5159045 A JP5159045 A JP 5159045A JP 15904593 A JP15904593 A JP 15904593A JP H0710403 A JPH0710403 A JP H0710403A
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signal
load
car
elevator
speed
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Atsushi Iijima
島 厚 飯
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 かご内の実際の積載荷重に変化がないにもか
かわらず、昇降路内のかご位置に応じて荷重検出信号が
変化することに起因して生じる起動時の「飛び出し」や
「つり落とし」を防止する。 【構成】 速度制御演算部24は、速度指令演算部22
からの基準信号22aとパルス/速度演算部23からの
検出信号23aとの偏差に応じた速度制御信号24aを
出力する。信号24aは、荷重検出信号に基いて得られ
る荷重補償信号WTと加算されて電流指令信号28aと
なる。しかし、昇降路内のかご位置が変化すると、かご
の実際の積載荷重が変化しなくてもコンペンロープの荷
重のために荷重検出信号が変化し、信号WTが変化す
る。そこで、制御タイミング演算部27は、荷重位置補
償量演算部26の補償信号26aを所定期間だけ信号2
7aとして出力する。この信号26aはかご位置演算部
25からの信号25aに基いて得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータ制御装置に
関するものであり、より詳しくは、エレベータの乗りか
ごの位置により荷重検出信号が変化する場合、位置に対
する補償をして、エレベータの起動時の乗りかごの飛び
出しやつり落としを防止する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、産業用の電動機制御では、電動
機の加速時に一定加速を行なうように電流制限が行なわ
れる。このような制御方式では、速度指令も比較的単純
なものでよいが、エレベータに適用される電動機の制御
においては、より複雑な制御が要求される。すなわち、
エレベータの制御では、乗客の乗り心地を考慮し、加減
速制御に加えて、さらに加々速度制御までも行ない、乗
客に不快感を与えることなく、しかも最短時間で目的階
まで到達するような制御が要求される。
【0003】一般に、エレベータの制御装置において
は、乗りかごの定格積載量の50%程度の積載量の時
に、乗りかごと釣合重りとの重量が平衡状態となるよう
に設計されている。したがって、乗りかごの満載時や無
負荷時には、釣合の均衡が損なわれ、電動機に結合され
た網車に対して比較的大きな不平衡トルクがかかること
になる。そして、この不平衡トルクに起因して、エレベ
ータの起動時には、ブレーキを開放すると同時に、この
トルク方向に乗りかごが飛び出し、乗り心地が損なわれ
ることになる。
【0004】そこで、このような不平衡トルクに基づく
乗りかごの飛び出しを防止するために、従来から一般に
は、エレベータの平衡状態運転時の電動機トルク指令値
に対して、不平衡トルクに基づく補正が行なわれてい
る。
【0005】図は4は、このような従来から広く行なわ
れている不平衡トルク補正を伴なう電流マイナーループ
方式を備えたエレベータの制御装置の全体構成例を示す
ブロック図である。
【0006】図4において、速度指令発生装置1から出
力される速度指令信号1aは、スイッチ17を介して速
度制御演算増幅器2に与えられる。そして、速度制御演
算増幅器2では、速度検出器3からの速度信号3aと、
速度指令信号1aとを比較演算して、電流指令Iasr
が出力される。また、電流制御演算増幅器4では、この
電流指令Iasrと、電流検出器5からの電流信号5a
と、不平衡トルク指令装置6からの荷重信号WT(t)
とを比較演算して、制御信号4aが出力される。
【0007】そして、電力変換装置8では、この制御信
号4aに基づいて、電動機7を制御するための電力を電
動機7に供給し、電動機7はこの電力によって回転し、
乗りかご9と釣合重り10とを結ぶ主索11を巻き付け
た網車12に回転力が伝えられる。また、この網車12
には、ブレーキ20が設けられている。
【0008】一方、乗りかご9には、着床装置15が設
けられており、エレベータ昇降路の各階床に設けられた
着床検出板16A,16B,…を検出して、着床信号1
5aが上記スイッチ17に送られる。そして、スイッチ
17では、この着床信号15aを受けとることにより、
速度指令信号1aがしゃ断される。
【0009】また、乗りかご9には、荷重検出器13が
設けられており、荷重検出信号13aが上記不平衡トル
ク指令装置6に与えられる。
【0010】そこで、いま仮に、エレベータの乗りかご
9がある階床に停止し、ブレーキ20が動作しており、
乗りかご9の扉が開いているとする。このとき、荷重検
出器13からの荷重検出信号13aは不平衡トルク指令
装置6に与えられ、ここで荷重信号WT(t)に変換さ
れる。この場合、この荷重検出信号13aと荷重信号W
T(t)とは直線的な比例関係にあることがわかってい
るので、不平衡トルク指令装置6は両者の対応関係を示
す特性図に基いて容易に変換を行うことができる。
【0011】一方、近年のマイクロコンピュータ技術の
急速な発展に伴ない、エレベータの制御においても、マ
イクロコンピュータによるデジタル制御が広く採用され
つつあり、図4に示すようなエレベータの制御装置で
は、一般に破線で囲んだ部分が8ビットまたは16ビッ
トのマイクロコンピュータ21によって処理される。そ
してこの場合、速度検出器3としては、パルスジェネレ
ータまたはレゾルバなどの検出器が用いられる。
【0012】さらに、荷重信号WT(t)、着床信号1
5aなどのアナログ信号は、デジタル信号に変換して入
力される。この入力回路の一例を図5に示す。図5にお
いて、アナログ入力信号18Aは、A/D変換器18に
よってデジタル信号18a〜18hに変換され、バスバ
ッファ19を介して信号19a〜19hとして、バスラ
インに送り出される。なお、信号18Bは、マイクロコ
ンピュータにより与えられる変換開始指令信号である。
【0013】さて、このようなマイクロコンピュータを
用いたエレベータの制御装置においては、図6に示すフ
ローチャートのように、まず速度制御演算増幅器2から
与えられる電流指令値Iasrが取り込まれる(ステッ
プS1)。
【0014】次に、荷重信号WT(t)がサンプリング
され(ステップS2)、このサンプリングした荷重信号
WT(t)を、参照荷重値WTとして取り込むかどうか
が判定される(ステップS3)。通常は、エレベータの
乗りかご9の扉が閉じられ、ブレーキ20が解除され、
エレベータを起動させる指令が発せられた瞬間に、この
荷重信号WT(t)の取り込みが行なわれる。また、こ
の荷重信号WT(t)の取り込みを行なわない場合、す
なわち参照荷重値WTとして時間t=taの時にすでに
取り込んでいたWT(ta)をそのまま保持する場合に
は、参照荷重値WTにWT(ta)がセットされる(ス
テップS4)。
【0015】一方、荷重信号WT(t)の取り込みを行
なう場合には、参照荷重値WTとして現在時間t=tb
における荷重信号WT(tb)が読み込まれ(ステップ
S5)、参照荷重値WTとしてこの読み込んだ荷重信号
WT(tb)がセットされる(ステップS6)。
【0016】次に、電流指令値Iasrに参照荷重値W
Tが加えられ(ステップS7)、この値を基にして電流
制御系演算が行なわれて(ステップS8)、トルク指令
値がセットされ(ステップS9)、これが制御信号4a
として出力される。
【0017】なお、通常は、以上の一連の演算は、数m
sec程度の一定のサンプリング周期で繰り返して行な
われる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
エレベータの制御装置においては、荷重検出器13はか
ご上部に設置され、かご内の積載荷重をかごロープヒッ
チ部のバネのたわみにより検出している。この様に、荷
重検出器13をかご下でなく、上部に設置するのは、シ
ステム的に安価に構成できる為である。
【0019】しかし、この様な荷重検出方法では、エレ
ベータ昇降路が長くなると、エレベーテの乗りかご9の
下部に取付けているエレベータケーブル(以下、テール
コードと称する。)、及びかご位置による主索11のか
ご側と釣合重り側との重量差を補正する為に設けられる
コンペンロール(又はコンペンチェーン)の重量の為
に、かご内に積載された荷重が同じでも、昇降路内のか
ご位置により検出される荷重信号が異なることがある。
したがって、その信号を用いてエレベータを制御する
と、起動時に乗りかごの飛び出しやつり落としが発生す
るという問題があった。
【0020】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、昇降路内のかご位置如何にかかわらず、起動時に
おけるエレベータの制御を安定して行なうことができる
エレベータ制御装置を提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、バネ部のたわみ量に基き荷重検
出を行う荷重検出器をかごの上部に取付けてかご内の積
載荷重を検出し、この荷重検出に基く荷重補償信号を速
度制御信号に加算することにより、エレベータ駆動電動
機に対する電流指令信号を得るエレベータ制御装置にお
いて、前記かごの下部に吊り下げられるエレベータケー
ブル及びコンペンロープの昇降路位置に応じた荷重量を
検出し、この検出に基く荷重位置補償信号を出力する荷
重位置補償量演算手段を備え、前記速度制御信号及び荷
重補償信号に、さらに、この荷重位置補償信号を加算す
ることにより前記電流指令信号を得ることを特徴とする
ものである。
【0022】
【作用】上記構成において、荷重位置補償演算手段によ
って、エレベータの乗りかごの基準階(テールコード及
びコンペンローブの重量の影響がまったくない階を意味
する。)からの乗りかごの位置偏差が算出され、その位
置偏差に応じてテールコード及びコンペンローブの位置
による重量差分の荷重位置補償量が算出される。
【0023】そして、その荷重位置補償量が、エレベー
タの起動時に荷重検出器によって検出される荷重信号に
加算され、かご内の真の荷重量が算出される。さらに、
それが不平衡トルク補償量としてエレベータの駆動手段
に与えられ、不平衡トルク分が補償される。
【0024】このようにして、エレベータの位置により
検出される荷重信号の変化に伴い発生するエレベータ起
動時のかごの飛び出しやつり落としを防止することがで
きる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図3に基き
説明する。図1は本実施例の構成を示すブロック図であ
る。この図1において、図4と同一の要素のものには同
一符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分
についてのみ述べる。
【0026】すなわち、本実施例のエレベータ制御装置
は、図4におけるマイクロコンピュータ21を図1に示
すように構成したものである。図1において、マイクロ
コンピュータ21は、速度指令演算部22と、パルス/
速度演算部23と、速度制御演算部24と、かご位置演
算部25と、荷重位置補償量演算部26と、制御タイミ
ング演算部27と、加算結合部28と、電流制御演算部
29とにより構成されている。
【0027】ここで、速度指令演算部22は、エレベー
タの速度基準を演算し、速度基準22aを出力するもの
である。また、パルス/速度演算部23は、パルスジェ
ネレータなどの前記速度検出器3からのパルス信号3a
を、速度信号23aに変換して出力するものである。さ
らに、速度制御演算部24は、速度指令演算部22から
の速度基準信号22aと、パルス/速度演算部23から
の実際のエレベータの速度信号23aとの偏差に基づい
て、電流指令信号24aを出力するものである。通常、
この演算は比例積分演算を行ない、上記偏差が零になる
ような電流指令信号24aを出力するものである。
【0028】一方、かご位置演算部25は、速度検出器
3からのパルス信号3aを入力し、かごの基準階からの
位置を示すパルス信号25aを出力するものである。ま
た、荷重位置補償量演算部26は、かご位置演算部25
からのパルス信号25aに基づいて、基準階からのテー
ルコード及びコンペンロープの位置による重量差分の荷
重位置補償量を信号26aとして出力するものである。
【0029】さらに制御タイミング演算部27は前記荷
重位置補償信号26aを受け、その信号を適切なタイミ
ングで加算結合部28に信号27aとして出力する。こ
こで、本実施例における適切なタイミングとは、例え
ば、外部から釣合電流指令のON信号を起動の際に入力
した時点からブレーキ指令のON信号を着床の際に入力
した時点までの期間をいう。加算結合部28は荷重補償
信号WTと、制御タイミング演算部からの信号27aと
を、速度制御演算部か24の電流指令信号24aに加算
し、最終的な電流指令信号28aとして出力するもので
ある。
【0030】電流制御演算部29は、加算結合部28か
らの電流指令信号28aと、前記電流検出器5からの電
流検出信号5aとの偏差に基づいて、前記電力変換装置
8へ変換信号29aを出力するものである。通常、この
演算も比例積分演算を行なう。
【0031】次に、以上のように構成される本実施例の
動作につき説明する。なお、ここでは、図1におけるか
ご位置演算部25、荷重位置補償量演算部26、および
制御タイミング演算部27の動作を中心に述べる。
【0032】図1において、かご位置演算部25では、
速度検出器3からのパルス信号3aによって、現在の乗
りかご9の位置がパルスとして算出され、その値よりあ
らかじめ記憶された乗りかごの基準階に相当するパルス
数が減算され、パルス信号25aとして出力される。
【0033】また、荷重位置補償演算部26では、かご
位置演算部25からのパルス信号25aを基に、パラメ
ータとしてあらかじめ設定されたテーブル値より荷重位
置補償量が算出され、信号26aとして出力される。す
なわち、パルス信号25aは、荷重位置補償量が格納さ
れたテーブル値より適正値を算出するための信号として
用いられるものである。なお、このテーブルの値は、任
意に調整できるものである。図2は、乗りかご9内の積
載荷重が同一の場合の各階床毎の荷重位置補償信号26
aの変化の一例を示した図である。
【0034】さらに、制御タイミング演算部27では、
荷重位置補償演算部26からの補償信号26aを入力
し、乗りかご9の起動時に電動機7に釣合電流を流す指
令タイミングにて信号26aをホールドする。そして、
それを信号27aとして出力し、乗りかご9が目的階に
到達しブレーキが閉じた後は零となる信号27aを出力
する。これにより、補償演算が打ち切られる。図3は、
このような制御タイミングの様子の一例を示した図であ
る。
【0035】上述したように、本実施例のエレベータの
制御装置は、エレベータの速度基準を演算し、速度基準
信号22aとして出力する速度指令演算部22と、パル
スジェネレータなどの前記速度検出器3からのパルス信
号3aを、速度信号23aに変換して出力するパルス/
速度演算部23と、速度指令演算部22からの速度基準
信号22aと、パルス/速度演算部23からの実際のエ
レベータの速度信号23aとの偏差に基づいて、電流指
令信号24aを出力する速度制御演算部24と、速度検
出器3からのパルス信号3aを入力し、かごの基準階か
らの位置を示すパルス信号25aを出力するかご位置演
算部25と、かご位置演算部25からのパルス信号25
aに基づいて基準階からのテールコード及びコンペンロ
ープの位置による重量差分の荷重位置補償量を信号26
aとして出力する荷重位置補償演算部26と、荷重位置
補償信号26aを入力し、エレベータの起動時には釣合
電流を流す指令タイミングにて信号26aをホールドし
てそれを信号27aとして出力し、起動後は乗りかごが
目的階に到達しブレーキが閉じた後に零となる信号27
aを出力する制御タイミング演算部27と、さらに、荷
重補償信号WTと信号27aとを速度制御演算部24か
らの電流指令信号24aに加算し、最終的な電流指令信
号28aとして出力する加算結合部28と、加算結合部
28からの電流指令28aと前記電流検出器5からの電
流検出信号5aとの偏差に基づいて、電力変換装置8へ
変換信号29を出力する電流制御演算部29とから構成
されるようにしたものである。
【0036】この様に構成することにより、従来問題と
なっていたかご位置によるテールコード及びコンペンロ
ープの重量の差異に起因して発生する荷重信号の変化量
を適切に補償でき、エレベータ起動時の飛び出しやつり
落としを防止できる。
【0037】なお、上記実施例においては、荷重位置補
償量は線形的な場合を示したが、前述のテーブル値を変
換すれば、非線形的な補償の対応も可能である。
【0038】また、荷重位置補償量が明らかに線形とな
るならば、前記かご位置演算部25からのパルス信号2
5aに一定の定数を乗算するという、簡易的な方法で荷
重位置補償量を算出することも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、荷重検
出器をかご上に設置し、かご内の荷重検出をかごロープ
ヒッチ部のバネのたわみにより検出するようなエレベー
タシステムにおいて、かご内の実際の積載荷重に変化が
ないにもかかわらず、テールコード及びコンペンロープ
の重量により検出される荷重信号が昇降路内のかご位置
に応じて変化した場合でも、その荷重位置補償量を適切
に補償することができ、荷重信号の不適性により発生す
るエレベータ起動時の飛び出しやつり落しを完全に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエレベータ制御装置の一実施例の
構成の要部を示すブロック図。
【図2】図1の実施例による各階床での荷重位置補償量
の一例を示す図。
【図3】図1の実施例における制御タイミングを示す
図。
【図4】従来のエレベータ制御装置の構成例を示すブロ
ック図。
【図5】図4における入力回路の構成例を示すブロック
図。
【図6】図4の動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
21 マイクロコンピュータ 22 速度指令演算部 22a 速度基準信号 23 パルス/速度演算部 23a 速度信号 24 速度制御演算部 24a 電流指令信号 25 かご位置演算部 25a パルス信号 26 荷重位置補償演算部 26a 荷重位置補償量 27 制御タイミング演算部 27a 信号 28 加算結合部 28a 電流指令信号 29 電流制御演算部 29a 変換信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バネ部のたわみ量に基き荷重検出を行う荷
    重検出器をかごの上部に取付けてかご内の積載荷重を検
    出し、この荷重検出に基く荷重補償信号を速度制御信号
    に加算することにより、エレベータ駆動電動機に対する
    電流指令信号を得るエレベータ制御装置において、 前記かごの下部に吊り下げられるエレベータケーブル及
    びコンペンロープの昇降路位置に応じた荷重量を検出
    し、この検出に基く荷重位置補償信号を出力する荷重位
    置補償量演算手段を備え、 前記速度制御信号及び荷重補償信号に、さらに、この荷
    重位置補償信号を加算することにより前記電流指令信号
    を得ることを特徴とするエレベータ制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のエレベータ制御装置におい
    て、 前記エレベータ駆動電動機に取付けられた速度検出器か
    らのパルス信号に基いて、昇降路内におけるかご位置を
    演算するかご位置演算手段を備え、 前記荷重位置補償量演算手段は、このかご位置演算手段
    の演算結果と、前記昇降路内におけるかご位置毎のエレ
    ベータケーブル及びコンペンロープの荷重量が予め記憶
    されている荷重データテーブルとから、前記エレベータ
    ケーブル及びコンペンロープの昇降路位置に応じた荷重
    量を検出することを特徴とするエレベータ制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のエレベータ制御装置
    において、 前記エレベータ駆動電動機の起動の際に出力される釣合
    電流指令の検出時点から前記かごの着床の際のブレーキ
    作動時点までの期間のみ、前記かご位置補償量演算手段
    の出力を許容する制御タイミング演算手段を備えたこと
    を特徴とするエレベータ制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014207830A1 (ja) * 2013-06-26 2014-12-31 三菱電機株式会社 エレベータの制御装置

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