JPH07103490B2 - 複合系熱融着性繊維 - Google Patents

複合系熱融着性繊維

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JPH07103490B2
JPH07103490B2 JP61247554A JP24755486A JPH07103490B2 JP H07103490 B2 JPH07103490 B2 JP H07103490B2 JP 61247554 A JP61247554 A JP 61247554A JP 24755486 A JP24755486 A JP 24755486A JP H07103490 B2 JPH07103490 B2 JP H07103490B2
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信次 太田
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【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は複合系熱融着性繊維に関し、特にその適正融着
加工条件の範囲を改良したものに関する。
《発明の背景》 周知のように、融点の異なる複数の繊維を同心状ないし
は並列状に配置した複合系熱融着性繊維は、鞘芯型ない
しは貼合せ型繊維と呼ばれ、不織布の製造に広く用いら
れている。
この種の複合系熱融着性繊維では、通常高融点成分とし
てポリプロピレン,ポリエステル樹脂などが用いられ、
また、低融点成分としては高密度ポリエチレン(以下、
HDPEと略す)、低密度ポリエチレン(以下、LDPEと略
す)、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂(以下EVAcと略
す)などが使用されている。
しかしながら、特に、低融点成分として用いられている
HDPE,LDPE,EVAcには以下に説明する問題があった。
すなわち、低融点成分をLDPEやEVAcで構成すると、これ
らの融点が115℃以下のため、カード加工時の発熱で繊
維同士が融着する惧れがあるとともに、これらは何れも
ヤング率が低いので、腰が弱いためにカード加工性が悪
く、高速カードには不都合なものであった。
一方、HDPEで低融点成分を構成すると、適正融着加工条
件の幅が極端に狭いので、加工条件の変動によって、不
織布の融着強力や風合を均一にすることが極めて困難で
あった。
つまり、HDPEを低融点成分とした複合系熱融着性繊維
は、熱風融着やカレンダーロールの温度が適正温度より
1〜2℃低い場合や、夜間などに外気温が低下した場
合、生産速度を上げたり、目付を増したりした場合に、
不織布の融着強力が著しく低下する。
また、これとは逆に熱風融着やカレンダーロールの温度
が適正温度より1〜2℃高い場合や、外気温が上昇した
場合、生産速度を下げたり、目付を減らした場合には、
風合が著しく低下する。
従って、厳密な温度管理,環境条件の制御,生産条件の
調整を行なわなければ、品質の均一な不織布を安定して
生産することができなかった。
特に、衛生材不織布用の複合系熱融着性繊維では、融着
強力および風合が極めて重要なため、上述した如き厳密
な各条件を緩和できる複合系熱融着性繊維が強く要望さ
れていた。
本発明は以上の如き従来の問題点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、適正融着条件が広
く、しかも生産条件や外気条件の変動に対しても安定し
た融着強力と風合とを備えた不織布が得られる複合系熱
融着性繊維を提供するにある。
《問題点を解決するための手段》 上記目的を達成するため、本発明は、融点の異なる2成
分を同心状ないしは並列状に配置した複合系熱融着性繊
維において、前記成分の一方を高密度ポリエチレンに直
鎖状低密度ポリエチレンまたは低密度ポリエチレンを2
〜20%添加した低融点成分で構成するとともに、他方の
成分を前記低融点成分よりも融点が20℃以上高い繊維形
成能を有する樹脂を高融点成分となすことを特徴とす
る。
より詳細に説明すると、低融点成分の直鎖状低密度ポリ
エチレン(以下LLDPEと略す)またはLDPEの添加量が2
重量%以下では、低融点成分の適正融着条件の範囲が十
分に広がらず満足すべき効果が得られない。
また、添加量が20重量%以上になると紡糸性が低下する
とともに、繊維のヤング率が低くなって、カード性が低
下する。
さらに、本発明の好適な要件としては、低融点成分にお
けるHDPEおよびこれに添加したLLDPEまたはLDPEとを混
合したものの換算密度を0.940〜0.960g/cm3にすること
であって、低融点成分の換算密度が0.940g/cm3以下の場
合は紡糸性が低下するだけでなく、ヤング率が低くなっ
てカード性が悪化する。
ここにおいて、換算密度とはHDPEの密度ρH、LLDPEま
たはLDPEの密度ρL、添加率×%とするとき、換算密度
ρCを ρ=100ρ・ρL/{(100−X)ρ+X・ρ} で算出したものである。
他方、密度が0.960g/cm3以上の場合には、目的とする熱
融着特性が得られない。
なお、低融点成分のHDPEに対するLLDPEまたはLDPEのMI
比が0.25以下の場合および4.0以上の場合は、いずれも
紡糸性が低下して好ましくない。
一方、低融点成分よりも融点が20℃以上高い繊維形成能
を有する樹脂としては、ポリプロピレン,ポリエステ
ル,ナイロンなどがあり、高融点成分としていずれを選
んでも本発明は有効である。
《実施例》 以下、実施例,比較例にて本発明の詳細を説明する。
・実施例1〜3 一軸押出機2台とホール径0.6mmの複合繊維用ノズルか
らなる鞘芯型複合繊維紡糸設備を使い、芯成分として結
晶性ポリプロピレン(宇部興産 J115G MI=15)、鞘
成分として高密度ポリエチレン(昭和電工 F6200 MI
=20 密度0.952g/cm3)に直鎖状低密度ポリエチレン
(日本石油 AJ5410 MI=14 密度0.924g/cm3)をそれ
ぞれ2,10,20重量%配合し、紡糸温度250℃,引取速度80
0m/minで紡糸し、単糸デニール6.0deの鞘芯型複合繊維
を得た。なお、鞘成分と芯成分の断面積比率は1:1とし
たが、いずれも紡糸性が優れ、1時間の間紡糸切れは1
回も発生しなかった。
このマルチフィラメントを300本集めたトータルデニー
ルを約40万とし、ステープルファイバ試作設備にて延
伸,オイリング,捲縮加工,カット,乾燥,熱処理を行
ない、単糸デニール2de,カット長51mm,捲縮数15個/イ
ンチのステープルファイバを得た。なお、熱処理は100
℃の熱風にて10分間行なった。このステープルファイバ
を350mm幅のサンプルカード機に2回通し、目付20g/cm2
の均一なウェブを作成した。このとき、カード通過性は
全く問題なく、風合も優れていた。このウェブをシール
面積8%,シール接圧3kg/cm,シール速度5m/minのエン
ボスロールにて、表面温度を120℃から130℃まで変えて
ポイントシール融着不織布を作った。なお、表面温度が
135℃以上では溶融過剰となり、フイルムライクになっ
た。
他方、幅350mm,速度5m/minの金網ベルトにウェブを載
せ、熱風温度を130〜135℃まで変え、風速4m/secの熱風
を5秒間吹付けて熱風融着不織布も作成した。なお、こ
の場合には、熱風温度が140℃以上では不織布は溶融過
剰となり、固く風合が悪くなった。
ポイントシール融着および熱風融着にて作成された不織
布の裂断長を調べたところ、いずれも融着強力が高く、
且つ広い温度範囲で優れた融着強力をもった不織布が得
られた。
・比較例1,2 実施例1〜3と同じ方法にて、鞘成分として高密度ポリ
エチレン(昭和電工 F6200 MI=20 密度0.952g/c
m3)を単独、および直鎖状低密度ポリエチレン(日本石
油 AJ5410 MI=14 密度0.924g/cm3)を23重量%配合
した、鞘成分の原料組成の異なる2種の鞘芯型複合繊維
を得た。
その結果、比較例1は融着強力は加工温度により大きく
左右され、厳密な温度管理をしないと安定した品質の不
織布が得られなかった。他方、比較例2は1時間に1〜
2回紡糸切れが発生し、安定した紡糸ができなかった。
またカード通過性が低下し、風合も悪かった。
・比較例3,4 実施例1〜3と同じ方法にて、鞘成分として高密度ポリ
エチレン(出光石油 110J MI=13 密度0.965g/cm3
に直鎖状低密度ポリエチレン(日本石油 AJ5410 MI=
14 密度0.924g/cm3)を2重量%配合したもの、および
高密度ポリエチレン(昭和電工 4150 MI=15 密度0.
944g/cm3)に直鎖状ポリエチレン(日本石油 AJ6380
MI=22 密度0.919g/cm3)を20重量%配合した鞘芯型複
合繊維を得た。なお、鞘成分組成物の換算密度は各々0.
964g/cm3と0.939g/cm3である。
前者は目的とする熱融着特性が得られなかった。他方、
後者は紡糸性が悪く、1時間に1〜2回紡糸切れし、カ
ード通過性も悪く風合も良くなかった。
・実施例4,5 実施例1〜3と同じ方法にて、鞘成分として高密度ポリ
エチレン(昭和電工 F6080 MI=8 密度0.961g/c
m3)に直鎖状低密度ポリエチレン(日本石油 AJ6820
MI=30 密度0.942g/cm3)を10重量%配合したもの、お
よび高密度ポリエチレン(昭和電工 F6200 MI=20
密度0.952g/cm3)に低密度ポリエチレン(日本ユニカー
DFD−0148 MI=6 密度0.924g/cm3)を10重量%配
合した鞘芯型複合繊維を得た。各々の鞘成分組成物のHD
PEに対するLLDPEまたはLDPEのMI比は3.75と0.3である。
いずれも紡糸性に優れ、1時間の間紡糸切れは1回も発
生しなかった。また、適正融着条件は広く実施例2と同
様に優れた融着強力の不織布が安定して得られた。
・比較例5,6 実施例1〜3と同じ方法にて、鞘成分として高密度ポリ
エチレン(三井石油化学 2100J MI=6 密度0.957g/
cm3)に直鎖状低密度ポリエチレン(日本石油 AJ6820
MI=30 密度0.942g/cm3)を10重量%配合したもの、
および高密度ポリエチレン(昭和電工 F6200 MI=20
密度0.952g/cm3)に低密度ポリエチレン(昭和電工
M141 MI=4 密度0.923g/cm3)を10重量%配合した鞘
芯型複合繊維を紡糸した。各々の鞘成分組成物のHDPEに
対するLLDPEまたはLDPEのMI比は5.0と0.2である。とこ
ろが、いずれも相溶性が悪いためか紡糸切れが起こっ
た。
以上の各実施例および比較例の評価結果を以下の表1,2
にまとめて示している。
なお、各評価は次のようにして行なった。
紡糸性; 1時間連続紡糸して全く紡糸切れのなかったものを良,1
〜2回紡糸切れしたものをやや不良,3回以上紡糸切れし
たものを不良,と3段階に評価した。
カード通過性; 100g/m2のウェブを前もってカード機にて作成し、それ
を350mm幅のサンプルカード機に5m/分での速度で通す。
シリンダに供給してから1分間および1分30秒間に出て
きたウェブの総重量を測定し、カード通過性の評価をし
た。
ウェブ地合; ウェブの均一性を観察し、3段階に評価した。
裂断長; 試験試料長100mm,試料幅25mmの試料を引張速度100mm/分
で引張り、得られたMD方向の破断強力から次の式により
求めた。
裂断長(M)=裂断強力(g) ×{1/試料幅(m)}×{1/目付(g/m2)} すなわち、裂断長は自重で破断する長さに等しい。
風 合; 風合を数値化することは非常に困難なため、触感により
3段階に評価を行なった。衛生材料用不織布の場合はこ
の風合が非常に重要で肌触りの良いものが要求される。
《発明の効果》 以上説明した実施例と比較例との対比からも明らかなよ
うに、本発明に係る複合系熱融着性繊維は、低融点成分
としてHDPEにLLDPEまたはLDPEを2〜20重量%添加した
ものを用いるので、従来のように厳密な温度設定や管理
が不要となり、外気温が多少変動しても裂断長および風
合の変化が少なく、品質の安定した不織布が得られる。
また、生産速度や目付も幅広く変更でき、特に、これら
を変更した後の製造開始時の不良品発生率が著しく低下
する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】融点の異なる2成分を同心状ないしは並列
    状に配置した複合系熱融着性繊維において、前記成分の
    一方を高密度ポリエチレンに直鎖状低密度ポリエチレン
    または低密度ポリエチレンを2〜20%添加した低融点成
    分で構成するとともに前記低融点成分の換算密度を0.94
    0〜0.960g/cm3の範囲内とし、他方の成分を前記低融点
    成分よりも融点が20℃以上高い繊維形成能を有する樹脂
    を高融点成分となすことを特徴とする複合系熱融着性繊
    維。
  2. 【請求項2】上記直鎖状低密度ポリエチレンまたは低密
    度ポリエチレンと高密度ポリエチレンとのMI比が0.25〜
    4.0であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の複合系熱融着性繊維。
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