JPH07103381B2 - 液体炭化水素の製造方法 - Google Patents
液体炭化水素の製造方法Info
- Publication number
- JPH07103381B2 JPH07103381B2 JP61299086A JP29908686A JPH07103381B2 JP H07103381 B2 JPH07103381 B2 JP H07103381B2 JP 61299086 A JP61299086 A JP 61299086A JP 29908686 A JP29908686 A JP 29908686A JP H07103381 B2 JPH07103381 B2 JP H07103381B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- metal
- molar ratio
- mordenite
- metals
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J29/00—Catalysts comprising molecular sieves
- B01J29/04—Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites
- B01J29/06—Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
- B01J29/18—Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of the mordenite type
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C2/00—Preparation of hydrocarbons from hydrocarbons containing a smaller number of carbon atoms
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C2529/00—Catalysts comprising molecular sieves
- C07C2529/04—Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites, pillared clays
- C07C2529/06—Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
- C07C2529/18—Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of the mordenite type
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液体炭化水素の製造方法、このようにして得ら
れた液体炭化水素、および該方法における使用に適した
触媒的に活性な組成物に関する。
れた液体炭化水素、および該方法における使用に適した
触媒的に活性な組成物に関する。
1種以上の触媒的に活性な金属が結合されている結晶性
のケイ酸アルミニウム〔例えばモルデナイト(mordenit
e)〕を水添分解、異性化およびオリゴマー化のような
炭化水素の種々多様な転化プロセスに使用することが公
知である。
のケイ酸アルミニウム〔例えばモルデナイト(mordenit
e)〕を水添分解、異性化およびオリゴマー化のような
炭化水素の種々多様な転化プロセスに使用することが公
知である。
こと度、驚くべきことに、触媒的に活性な金属を特殊な
モル比で含むモルデナイト型の触媒を用いることによ
り、オレフィン系炭化水素を含む供給物から液体炭化水
素を選択的に極めて安定な操作において、製造出来るこ
とが発見された。
モル比で含むモルデナイト型の触媒を用いることによ
り、オレフィン系炭化水素を含む供給物から液体炭化水
素を選択的に極めて安定な操作において、製造出来るこ
とが発見された。
本発明は従つて、オレフィン系炭化水素を含む供給物を
高められた温度と圧力において、元素の周期律表の1b、
2a、2b、4b、5b、6b、7b及び8の族の金属からなる群か
ら選択された少なくとも一つのn価金属(X)が、担体
としてのモルデナイト型(mordenite−type)3価金属
(Y)ケイ酸塩上にあり、X:Yのモル比がn-1より大であ
る触媒と接触させることから成る液体炭化水素の製造の
ための方法に関する。
高められた温度と圧力において、元素の周期律表の1b、
2a、2b、4b、5b、6b、7b及び8の族の金属からなる群か
ら選択された少なくとも一つのn価金属(X)が、担体
としてのモルデナイト型(mordenite−type)3価金属
(Y)ケイ酸塩上にあり、X:Yのモル比がn-1より大であ
る触媒と接触させることから成る液体炭化水素の製造の
ための方法に関する。
「ハンドブツク・オブ・ケミストリー・アンド・フイジ
ツクス(Handbook of Chemistry and Physics)」(55
版(1975年)、シーアールシー・プレス(CRC PRES
S)、オハイオ、米国)中に公表されたような元素の周
期律表を参照した。
ツクス(Handbook of Chemistry and Physics)」(55
版(1975年)、シーアールシー・プレス(CRC PRES
S)、オハイオ、米国)中に公表されたような元素の周
期律表を参照した。
本発明は更に、元素の周期律表の1b、2a、2b、4b、5b、
6b、7b及び8の族の金属からなる群から選択された少な
くとも一つのn価金属(X)が、担体としてのモルデナ
イト型の3価金属(Y)ケイ酸塩上にあり、X:Yのモル
比がn-1より大である触媒的に活性な組成物に関する。
6b、7b及び8の族の金属からなる群から選択された少な
くとも一つのn価金属(X)が、担体としてのモルデナ
イト型の3価金属(Y)ケイ酸塩上にあり、X:Yのモル
比がn-1より大である触媒的に活性な組成物に関する。
触媒的に活性な本発明による組成物を以下においては本
発明による方法に用いられる触媒として参照することと
する。
発明による方法に用いられる触媒として参照することと
する。
好ましくは少なくとも一部、最も好ましくは全量の金属
Xがイオン交換によつて触媒中に結合されている。いか
なる公知のイオン交換技術でも適切に使用出来る。好ま
しくは、本発明による方法に使用される触媒は、アルカ
リ金属イオン、水素イオン及び/又は好ましくはアンモ
ニウムイオンのような交換可能なカチオンからなるモル
デナイト型の担体材料を、金属(X)の酢酸塩又は酢酸
塩の水溶液のような少なくとも一つの金属(X)塩の溶
液で1回以上処理することにより調製される。イオン交
換処理は0℃から溶液の沸点までの温度で適切に実施さ
れ、そして好ましくは20゜〜100℃の温度で実施され
る。
Xがイオン交換によつて触媒中に結合されている。いか
なる公知のイオン交換技術でも適切に使用出来る。好ま
しくは、本発明による方法に使用される触媒は、アルカ
リ金属イオン、水素イオン及び/又は好ましくはアンモ
ニウムイオンのような交換可能なカチオンからなるモル
デナイト型の担体材料を、金属(X)の酢酸塩又は酢酸
塩の水溶液のような少なくとも一つの金属(X)塩の溶
液で1回以上処理することにより調製される。イオン交
換処理は0℃から溶液の沸点までの温度で適切に実施さ
れ、そして好ましくは20゜〜100℃の温度で実施され
る。
金属Xの原子価nは+1から+6まで変化出来る。しか
しながら、好ましくは、触媒中の金属Xの少なくとも一
つは2価であり、この場合X:Yのモル比は0.5より大とな
る。Xは好ましくは銅、亜鉛、カドミウム、マグネシウ
ム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、チタン、
バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト及びニツ
ケルという2価金属からなる群から選択される。時に好
ましい元素Xはニツケルである。
しながら、好ましくは、触媒中の金属Xの少なくとも一
つは2価であり、この場合X:Yのモル比は0.5より大とな
る。Xは好ましくは銅、亜鉛、カドミウム、マグネシウ
ム、カルシウム、ストロンチウム、バリウム、チタン、
バナジウム、クロム、マンガン、鉄、コバルト及びニツ
ケルという2価金属からなる群から選択される。時に好
ましい元素Xはニツケルである。
モルデナイト型の金属けい酸塩の触媒担体の結晶構造中
に存在する3価の金属Yは好ましくはアルミニウム、
鉄、ガリウム、ロジウム、クロム及びスカンジウムから
なる群から選択された少なくとも一つの金属からなる。
最も好ましくはYは実質的にアルミニウムからなる;生
成する結晶性のアルミニウムケイ塩酸は好ましくは大部
分が、最も好ましくは実質的に完全にモルデナイトから
なる。
に存在する3価の金属Yは好ましくはアルミニウム、
鉄、ガリウム、ロジウム、クロム及びスカンジウムから
なる群から選択された少なくとも一つの金属からなる。
最も好ましくはYは実質的にアルミニウムからなる;生
成する結晶性のアルミニウムケイ塩酸は好ましくは大部
分が、最も好ましくは実質的に完全にモルデナイトから
なる。
触媒中のケイ素:Yモル比は適切には5:1から100:1の範囲
に、好ましくは7:1から30:1の範囲にある。触媒調製の
間に、例えば酸浸出によつて、金属Yのいく分かが結晶
構造から除かれてしまつた場合のような例外を除けば、
上記比率は多くの場合において、担体材料としての結晶
性金属ケイ酸塩中のSi:Yのモル比と実質的に等しい。
に、好ましくは7:1から30:1の範囲にある。触媒調製の
間に、例えば酸浸出によつて、金属Yのいく分かが結晶
構造から除かれてしまつた場合のような例外を除けば、
上記比率は多くの場合において、担体材料としての結晶
性金属ケイ酸塩中のSi:Yのモル比と実質的に等しい。
もし望ましければ(例えば触媒粒子の破砕強度を増加さ
せるために)、担体材料及び/又は調製剤触媒を耐火性
酸化物、粘度及び/又は炭素(の組合せ)のような結合
剤と組み合わせることが出来る。適当な耐火性酸化物は
アルミナ、シリカ、マグネシア、ジルコニア、チタニア
及びそれらの組合せである。
せるために)、担体材料及び/又は調製剤触媒を耐火性
酸化物、粘度及び/又は炭素(の組合せ)のような結合
剤と組み合わせることが出来る。適当な耐火性酸化物は
アルミナ、シリカ、マグネシア、ジルコニア、チタニア
及びそれらの組合せである。
調製剤触媒中のX:Yのモル比は好ましくは0.5〜1.5、そ
して最も好ましくは0.8〜1.2である。2価金属Xのため
の0.5以下のX:Yモル比は、本発明の範囲外であるが、0.
5より大なる該比率の触媒に比し相当に不安定な触媒と
なる。例えば2を超えるような極めて高いX:Yモル比は
触媒調製上の困難に導き得、又、金属Xの負荷度が極め
て高いことによる相対的に少い表面積と孔隙量をもつた
比較的不活性な触媒をもたらす。
して最も好ましくは0.8〜1.2である。2価金属Xのため
の0.5以下のX:Yモル比は、本発明の範囲外であるが、0.
5より大なる該比率の触媒に比し相当に不安定な触媒と
なる。例えば2を超えるような極めて高いX:Yモル比は
触媒調製上の困難に導き得、又、金属Xの負荷度が極め
て高いことによる相対的に少い表面積と孔隙量をもつた
比較的不活性な触媒をもたらす。
金属Xで担体材料を負荷したのち、かくして得られた触
媒的に活性は組成物は、本発明による方法において触媒
として使用される前に望ましくは乾燥され焼される。
乾燥は適切には温度100〜400℃で、好ましくは110℃〜3
00℃で、1〜24時間の間実施される;焼温度は適切に
は400゜〜800℃で、好ましくは450゜〜650℃である。
焼処理は適切には大気圧(以下)あるいは高められた圧
力において0.1〜24時間の間、好ましくは0.5〜5時間の
間空気中又は不活性は(例えばチツ素)ふん囲気中で実
施される。
媒的に活性は組成物は、本発明による方法において触媒
として使用される前に望ましくは乾燥され焼される。
乾燥は適切には温度100〜400℃で、好ましくは110℃〜3
00℃で、1〜24時間の間実施される;焼温度は適切に
は400゜〜800℃で、好ましくは450゜〜650℃である。
焼処理は適切には大気圧(以下)あるいは高められた圧
力において0.1〜24時間の間、好ましくは0.5〜5時間の
間空気中又は不活性は(例えばチツ素)ふん囲気中で実
施される。
当該オレフイン炭化水素分子の寸法がモルデナイト型触
媒で接触的に転換可能なものでさえあれば、広範囲のオ
レフイン系炭化水素を含む供給物が本発明による方法で
利用可能である。
媒で接触的に転換可能なものでさえあれば、広範囲のオ
レフイン系炭化水素を含む供給物が本発明による方法で
利用可能である。
アルフアオレフイン、そして特にアルフアモノオレフイ
ンが供給物(の成分)として好ましく用いられる。しか
しながらブテン−2のような内部オレフインも、一般の
プロセス条件において異性化され得るので、供給物(成
分)として又適切に用いられる。好ましくは、供給物
は、エテン、プロペン、n−、ブテン、イソブテン、n
−ペンテン、イソペンテン、n−ヘキセン及びイソヘキ
センのように一分子あたり最高で6個の炭素原子をもつ
オレフイン(C6 -オレフイン群)を50重量%より多く含
有する;該オレフィンに加え、(環式)パラフインのよ
うな脂肪族炭化水素、ジイレフイン及び6個より多くの
炭素原子を一分子当りに持つモノオレフインも供給物中
に存在し得る。(流動)接触分解プロセス、熱分解(th
ermal cracking)プロセス(例えばエテンの製造)、コ
ーキング及び/又は熱分解(Pyralysis)プロセスの副
産物として適切に得られるエテン−及び/又はプロペン
を含む供給物は特に好ましい。
ンが供給物(の成分)として好ましく用いられる。しか
しながらブテン−2のような内部オレフインも、一般の
プロセス条件において異性化され得るので、供給物(成
分)として又適切に用いられる。好ましくは、供給物
は、エテン、プロペン、n−、ブテン、イソブテン、n
−ペンテン、イソペンテン、n−ヘキセン及びイソヘキ
センのように一分子あたり最高で6個の炭素原子をもつ
オレフイン(C6 -オレフイン群)を50重量%より多く含
有する;該オレフィンに加え、(環式)パラフインのよ
うな脂肪族炭化水素、ジイレフイン及び6個より多くの
炭素原子を一分子当りに持つモノオレフインも供給物中
に存在し得る。(流動)接触分解プロセス、熱分解(th
ermal cracking)プロセス(例えばエテンの製造)、コ
ーキング及び/又は熱分解(Pyralysis)プロセスの副
産物として適切に得られるエテン−及び/又はプロペン
を含む供給物は特に好ましい。
本方法のための適切な供給物は又、最初に合成ガスをメ
タノールに転化し引続き実質的にC6 -オレフインからな
る生成物に転化することにより合成ガスから出発して製
造出来る。変法として、合成ガスをフイツチヤートロプ
シユ型触媒の存在下でパラフイン系炭化水素に加えて相
当量のC6 -オレフインを含む生成物に転化することが出
来る。
タノールに転化し引続き実質的にC6 -オレフインからな
る生成物に転化することにより合成ガスから出発して製
造出来る。変法として、合成ガスをフイツチヤートロプ
シユ型触媒の存在下でパラフイン系炭化水素に加えて相
当量のC6 -オレフインを含む生成物に転化することが出
来る。
本発明による方法は好ましくは温度150゜〜330℃、圧力
1〜100バール絶対、空間速度0.1〜10kg供給物/kg触媒
・時で実施される。最も好ましくは、本方法は温度180
゜〜300℃、圧力10〜50バール絶対及び空間速度0.2〜5k
g供給物/kg触媒・時で実施される。
1〜100バール絶対、空間速度0.1〜10kg供給物/kg触媒
・時で実施される。最も好ましくは、本方法は温度180
゜〜300℃、圧力10〜50バール絶対及び空間速度0.2〜5k
g供給物/kg触媒・時で実施される。
本発明の方法は一基以上の固定床、移動床及び/又は流
動床で実施される;好ましくは、本方法は0.05〜5mm、
好ましくは0.1〜1mmのふるい目を通過した、押出物(ex
trudates)ペレツトあるいは球状の触媒粒子を備えた固
定床中で実施される。
動床で実施される;好ましくは、本方法は0.05〜5mm、
好ましくは0.1〜1mmのふるい目を通過した、押出物(ex
trudates)ペレツトあるいは球状の触媒粒子を備えた固
定床中で実施される。
本発明は更に、前記のような方法で調製された液体炭化
水素に関する。この液体炭化水素にはガソリン領域(40
゜〜150℃)、中間溜分領域(150゜〜370℃で沸騰する
灯油及びガス油溜分)及び潤滑ベース油領域(370℃超
過)で沸騰する製品を含む。ガソリン沸騰領域未満で沸
騰する製品及び未転化供給原料が、もしあれば、正常な
液体製品から分離され、もし望ましければ、循環され得
る。
水素に関する。この液体炭化水素にはガソリン領域(40
゜〜150℃)、中間溜分領域(150゜〜370℃で沸騰する
灯油及びガス油溜分)及び潤滑ベース油領域(370℃超
過)で沸騰する製品を含む。ガソリン沸騰領域未満で沸
騰する製品及び未転化供給原料が、もしあれば、正常な
液体製品から分離され、もし望ましければ、循環され得
る。
本発明を以下の実施例により例証する 実施例1:触媒Aの調製 ケイ素:アルミニウム(=Y)のモル比が9であるアン
モニウム型のモルデナイトを温度100℃で、1リツトル
あたりニツケル(II)酢酸塩1モルを含有する水溶液で
イオン交換する。生成した触媒はニツケル(=X):ア
ルミニウム(=Y)のモル比が1であり、これを温度12
0℃で16時間乾燥し、空気中において温度500℃で1時間
焼し触媒Aを得る。
モニウム型のモルデナイトを温度100℃で、1リツトル
あたりニツケル(II)酢酸塩1モルを含有する水溶液で
イオン交換する。生成した触媒はニツケル(=X):ア
ルミニウム(=Y)のモル比が1であり、これを温度12
0℃で16時間乾燥し、空気中において温度500℃で1時間
焼し触媒Aを得る。
比較例。比較触媒L(ニツケル:アルミニウムのモル比
0.2)は、調製のために1リツトルあたり0.1モルのニツ
ケル(II)酢酸塩を含む溶液を使用することを除き、触
媒Aと同様の方法で調製される。
0.2)は、調製のために1リツトルあたり0.1モルのニツ
ケル(II)酢酸塩を含む溶液を使用することを除き、触
媒Aと同様の方法で調製される。
実施例2:液体炭化水素の調製 粒径0.2〜0.6mmの触媒6gを含む微小流反応器に温度215
℃及び圧力16バール絶対の下で空間速度0.5kgプロペン/
kg触媒・時でプロペンを導入する。
℃及び圧力16バール絶対の下で空間速度0.5kgプロペン/
kg触媒・時でプロペンを導入する。
試験結果は以下の表に与えられ、その中でC24及びC400
は24時間及び400時間経過後のプロペンの転化(プロペ
ンの供給物基準の重量%で表す)を各々表わす;同様
に、S24及びS400は少なくとも分子当り5個の炭素原子
を有する製品(C5+)に対する選択性を表し、全製品
(液体及びガス)中のC5+の重量%と定義される。
は24時間及び400時間経過後のプロペンの転化(プロペ
ンの供給物基準の重量%で表す)を各々表わす;同様
に、S24及びS400は少なくとも分子当り5個の炭素原子
を有する製品(C5+)に対する選択性を表し、全製品
(液体及びガス)中のC5+の重量%と定義される。
表中に与えられる結果から、本発明による触媒Aは、比
較触媒Lでは400時間の試験後に転化が実質的に減少し
たにもかかわらず、極めて安定であることが明らかとな
る。
較触媒Lでは400時間の試験後に転化が実質的に減少し
たにもかかわらず、極めて安定であることが明らかとな
る。
Claims (11)
- 【請求項1】オレフィン系炭化水素を含む供給物を高め
られた温度と圧力において、元素の周期律表の1b、2a、
2b、4b、5b、6b、7b及び8の族の金属からなる群から選
択された少なくとも一つのn価金属(X)が、担体とし
てのモルデナイト型の3価金属(Y)ケイ酸塩上にあ
り、X:Yのモル比がn-1より大である触媒と接触させるこ
とから成る液体炭化水素の製造のための方法。 - 【請求項2】金属Xがイオン交換により触媒中に結合し
ている特許請求の範囲第(1)項記載の方法。 - 【請求項3】金属Xの少なくとも一つが2価である特許
請求の範囲第(1)項又は第(2)項記載の方法。 - 【請求項4】Xがニツケルからなる特許請求の範囲第
(1)項〜第(3)項のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項5】Yがアルミニウム、鉄、ガリウム、ロジウ
ム、クロム及びスカンジウムからなる群から選択された
少なくとも一つの金属からなる特許請求の範囲第(1)
項〜第(4)項のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項6】触媒中のケイ素:Yのモル比が5:1から100:
1、好ましくは7:1から30:1の範囲にある特許請求の範囲
第1(1)項〜第(5)項のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項7】X:Yのモル比が0.6〜1.5、好ましくは0.8〜
1.2である特許請求の範囲第(1)〜第(6)項のいず
れか1項に記載の方法。 - 【請求項8】アンモニウムモルデナイトからなる担体か
ら触媒が調製されている特許請求の範囲第(1)項〜第
(7)項のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項9】供給物がアルフア−モノオレフインからな
る特許請求の範囲第(1)項〜第(8)項のいずれか1
項に記載の方法。 - 【請求項10】温度150゜〜330℃、圧力1〜100バール
絶対及び空間速度0.1〜10kg供給物/kg触媒・時で実施さ
れる特許請求の範囲第(1)項〜第(9)項のいずれか
1項に記載の方法。 - 【請求項11】元素の周期律表の1b、2a、2b、4b、5b、
6b、7b及び8の族の金属からなる群から選択された少な
くとも一つのn価金属(X)が、担体としてのモルデナ
イト型の3価金属(Y)ケイ酸塩上にあり、X:Yのモル
比がn-1より大である、触媒的に活性な組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB858531628A GB8531628D0 (en) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | Preparation of liquid hydrocarbon |
GB8531628 | 1985-12-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62148592A JPS62148592A (ja) | 1987-07-02 |
JPH07103381B2 true JPH07103381B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=10590186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61299086A Expired - Lifetime JPH07103381B2 (ja) | 1985-12-23 | 1986-12-17 | 液体炭化水素の製造方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0233382B1 (ja) |
JP (1) | JPH07103381B2 (ja) |
AT (1) | ATE71928T1 (ja) |
AU (1) | AU586722B2 (ja) |
CA (1) | CA1283898C (ja) |
DE (1) | DE3683631D1 (ja) |
GB (1) | GB8531628D0 (ja) |
SG (1) | SG44493G (ja) |
ZA (1) | ZA869451B (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8704960D0 (en) * | 1987-03-03 | 1987-04-08 | Shell Int Research | Catalytic conversion of olefins-containing feed |
GB8806675D0 (en) * | 1988-03-21 | 1988-04-20 | Shell Int Research | Process for preparing liquid hydrocarbons |
GB8916103D0 (en) * | 1989-07-13 | 1989-08-31 | Shell Int Research | Preparation and use of metal-containing zeolitic catalysts |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1135938A (en) * | 1965-12-22 | 1968-12-11 | Union Carbide Corp | Hydrocarbon conversion |
GB1216272A (en) * | 1968-02-27 | 1970-12-16 | British Petroleum Co | Dimerisation of olefins |
US3542671A (en) * | 1968-05-09 | 1970-11-24 | Universal Oil Prod Co | Hydroisomerization of olefins to isoparaffins |
US4209499A (en) * | 1977-10-21 | 1980-06-24 | Mobil Oil Corporation | Crystalline zeolite ZSM-43 synthesis thereof |
JPS56160316A (en) * | 1980-05-14 | 1981-12-10 | Toa Nenryo Kogyo Kk | Synthetic crystalline aluminosilicate composition and its manufacture |
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