JPH0710313A - 媒体搬送ローラ機構 - Google Patents

媒体搬送ローラ機構

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JPH0710313A
JPH0710313A JP15918493A JP15918493A JPH0710313A JP H0710313 A JPH0710313 A JP H0710313A JP 15918493 A JP15918493 A JP 15918493A JP 15918493 A JP15918493 A JP 15918493A JP H0710313 A JPH0710313 A JP H0710313A
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JP
Japan
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roller
coil spring
driven roller
load
medium
Prior art date
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Application number
JP15918493A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ueda
浩之 上田
Akira Sato
晃 佐藤
Shuichi Araki
修一 荒木
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Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】2段バネ機構による安定した搬送力を常に維持
することが可能で、しかも安価で取り扱いも容易な媒体
搬送ローラ機構を実現する。 【構成】駆動ローラ11と従動ローラ12とを備え、従
動ローラ12は支持手段(14、19等)により駆動ロ
ーラ11に対し当接及び離間可能なように矢印D 1 、D
2 方向へ摺動自在に支持されている。スライドロール1
4の周面上部を介して引っ張りコイルバネ25が掛け渡
され、また、スライドロール14とその上方のバネ抜け
止め部材22との間には圧縮コイルバネ26が所定のピ
ッチPを持たせて配設されている。従動ローラ12は、
引っ張りコイルバネ25により矢印D1 方向に第1の荷
重で常時付勢され、また、従動ローラ12が駆動ローラ
11から矢印D2 方向へ所定ピッチP以上離間した時に
は上記第1の荷重に圧縮コイルバネ26による第2の荷
重を加えた荷重で付勢される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば証書、預金通
帳、キャッシュカード等のようなシート状媒体を扱う媒
体預入機等における媒体搬送機構に組み込まれ、上記媒
体を一対のローラで挟持搬送する媒体搬送ローラ機構に
関し、更に詳しくは媒体の通過状態に応じて上記一対の
ローラ間の圧接力を段階的に切り換え可能な所謂2段バ
ネ機構を有する媒体搬送ローラ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の媒体搬送ローラ機構の概
略図である。この媒体搬送ローラ機構は、不図示の駆動
源から伝達された駆動力により例えば矢印A方向へ回転
駆動される駆動ローラ1と、この駆動ローラ1の回転に
従って矢印B方向へ回転する従動ローラ2とからなるロ
ーラ対を備えている。そして、上記従動ローラ2を回動
自在に支持する中心軸2aが、装置本体側のフレームF
に一端が固定された第1の板バネ3の他端で支持される
ことにより、従動ローラ2は駆動ローラ1へ向けて常時
付勢されつつ駆動ローラ1から矢印C方向へ離間可能に
構成されている。また、上記第1の板バネ3の上方に、
一端が上記フレームFに固定された第2の板バネ4が配
設され、その他端部に螺嵌されたイモネジ等のネジ5の
下端と上記中心軸2aとの間には図7(a)に示すよう
に所定ピッチPが設定されており、このピッチPはネジ
5を適宜ねじることにより調整可能となっている。
【0003】このような構成からなる媒体搬送ローラ機
構において、ローラ1、2間へ媒体Mが進入を開始する
時点では図7(a)に示すように従動ローラ2の中心軸
2aがネジ5の下端とピッチPだけ離れているので、従
動ローラ2には第1の板バネ3による第1の荷重のみが
加わり、すなわちローラ1、2は比較的弱い圧接力で媒
体Mを噛むことになり、媒体Mはローラ1、2間へ楽に
進入することができる。続いて、駆動ローラ1の回転に
伴い媒体Mがローラ1、2間に十分に進入していくと、
図7(b)に示すように媒体Mの厚みによって従動ロー
ラ2が矢印C方向に持ち上げられ、それに伴い回転軸2
aがネジ5の下端と当接し、その結果、従動ローラ2に
は第1の板バネ3による第1の荷重に加えて第2の板バ
ネ4による第2の荷重が作用することにより、ローラ
1、2間の圧接力が増大し、媒体Mを強い力で挟持した
まま搬送できるので、非常に安定した搬送力が得られ
る。
【0004】このように媒体Mの通過に伴い一対のロー
ラ1、2間の圧接力を段階的に切り換え可能な2段バネ
機構を備えていることから、ローラ1、2による媒体M
の搬送をスムーズに、しかも安定して行うことができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の媒体搬送ロ
ーラ機構では、それに使用される2段バネ機構として2
枚の板バネ3、4を用いているが、このような板バネは
一般に個々に寸法上のバラツキがあり、しかも使用に伴
い変形しやすいので、図7(a)に示したピッチPを常
に一定に保つのが困難であり、ピッチPが変動した場合
にはローラ1、2間の圧接力も変動して、安定した搬送
力が得られなくなるという問題がある。そこで、ピッチ
Pの精度を出すためには、板バネ3、4として高価なも
のを使用せざるを得ず、その取り扱いにも細かな注意を
要することとなり、更には図7中に示したネジ5のよう
なピッチPの調整機構を付加的に設けることも必要とな
る。本発明は、上記従来の問題点に鑑み、2段バネ機構
による安定した搬送力を常に維持することが可能で、し
かも安価で取り扱いも容易な媒体搬送ローラ機構を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、駆動源から伝
達された駆動力により回転駆動される駆動ローラと、こ
の駆動ローラの回転に従って回転する従動ローラとを有
し、これら2つのローラ間に証書や預金通帳等のシート
状媒体を挟持しつつ搬送する媒体搬送ローラ機構におい
て、上記従動ローラに対し以下のような2段バネ機構を
適用したものである。
【0007】本発明における2段バネ機構は、従動ロー
ラを駆動ローラに対し当接及び離間自在に支持する支持
手段と、従動ローラを駆動ローラへ向けて第1の荷重で
常時付勢する第1のコイルバネと、従動ローラが駆動ロ
ーラから所定距離(図7(a)に示した従来のピッチP
に相当)以上離間した位置にある時に従動ローラを駆動
ローラへ向けて第2の荷重で付勢する第2のコイルバネ
とを備えたものである。
【0008】上記第1、第2のコイルバネは圧縮コイル
バネでも引っ張りコイルバネでもよく、その一例として
は、第1のコイルバネを引っ張りコイルバネとし、第2
のコイルバネを圧縮コイルバネとすることが考えられ
る。そして、これら第1、第2のコイルバネと従動ロー
ラとの間の具体的な係合構成は、上述のような第1、第
2の荷重を従動ローラに加えることの可能な範囲内で、
各種のものを採用可能である。
【0009】
【作用】駆動ローラと従動ローラ間へ媒体が進入を開始
した時点では、従動ローラに第1のコイルバネによる第
1の荷重のみが加わるため、媒体はローラ間へ楽に進入
することができる。続いて、駆動ローラの回転に伴い媒
体Mがローラ間に徐々に進入していくと、媒体の厚みに
よって従動ローラが駆動ローラから離間していき、その
離間した距離が所定距離以上となった時点で、従動ロー
ラには第1のコイルバネによる第1の荷重に加えて第2
のコイルバネによる第2の荷重が作用することにより、
ローラ間の圧接力が増大し、その結果、媒体は強い圧接
力で挟持されたまま安定して搬送されていく。
【0010】また、従来のような板バネや特殊バネを用
いず、汎用型でも精度を出せるコイルバネ(引っ張りコ
イルバネや圧縮コイルバネ)を使用するため、従来のネ
ジ5(図7)のような調整機構は不要となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1(a)、(b)はそれぞれ本発
明の一実施例の媒体搬送ローラ機構における媒体進入時
の状態と媒体搬送時の状態を示す側面図であり、図2
(a)、(b)はそれぞれ同実施例の媒体搬送ローラ機
構の平面図と正面図である。
【0012】これらの図に示すように、本実施例の媒体
搬送ローラ機構は、不図示の駆動源から伝達された駆動
力により矢印A方向へ回転駆動される駆動ローラ11
と、この駆動ローラ11の回転に従って矢印B方向へ回
転する従動ローラ12とからなるローラ対を備えてお
り、上記従動ローラ12に対し以下のような2段バネ機
構を適用したものである。
【0013】本実施例における2段バネ機構では、ま
ず、従動ローラ12を回動自在に支持する中心軸12a
に、図3に示す構造からなるスライドロール14が嵌合
されている。このスライドロール14は、従動ローラ1
2と当接する側に位置する略円板状の円板部14aと、
後述する引っ張りコイルバネ25と係合する略円柱状の
円柱部14bと、後述するスライドホルダ19内を上下
に摺動自在な形状を有するスライド部14cと、このス
ライド部14cの上端部に設けられ、後述する圧縮コイ
ルバネ26の下端と係合する突出部14dとを一体構成
し、円板部14aから円柱部14bを介しスライド部1
4cにかけてそれらの中心部を貫通し中心軸12aと嵌
合する孔14eを設けたものであり、例えば樹脂の一体
成形等により作られている。従動ローラ12の中心軸1
2aに上記スライドロール14を嵌合して得られる従動
ローラ組立体Tを図4に示す。
【0014】また、図1に示すように、装置本体側のフ
レームFには、互いに平行な一対の直線状の端辺部1
5、16が形成され、その上方には図1に示すように上
記端辺部15、16と連続した切り込み部17、18が
形成されている。そして、上記端辺部15、16間に
は、図5に示す構造からなるスライドホルダ19が端辺
部15、16に沿って矢印D1 、D2 方向に摺動自在に
嵌合されている。このスライドホルダ19は、略U字状
に構成されたホルダ本体19aを有し、その外側の側面
部には上記端辺部15、16と嵌合可能な溝19bが形
成された構成からなり、例えば樹脂の一体成形等により
作られている。上記溝19bはホルダ本体19aの上端
部の若干手前までしか形成されておらず、その形成され
ずに残っている上端部がスライドホルダ19の矢印
1 、D2 方向への摺動範囲を規制するストッパ19c
を構成している。すなわち、スライドホルダ19は、そ
の溝19bが端辺部15、16に嵌合され、かつ、スト
ッパ19cが切り込み部17、18内に矢印D1 、D2
方向へ或る程度の余裕を持って嵌合されるようになって
おり、ストッパ19cが切り込み部17、18の上端と
当接する位置から切り込み部17、18の下端と当接す
る位置までの範囲内を端辺部15、16によって案内さ
れつつ摺動自在となる。そして、ホルダ本体19aの内
側の側面部19dには、上記スライドロール14のスラ
イド部14cがスライドホルダ19の摺動方向と同じ矢
印D1 、D2 方向に摺動自在なように嵌め込まれてい
る。すなわち、フレームFの端辺部15、16に沿って
スライドホルダ19が摺動自在であると共に、スライド
ホルダ19の側面部19dに沿ってスライドロール14
が摺動自在に構成されており、これにより、図4に示し
た摺動ローラ組立体Tの全体がフレームFに対し矢印D
1 、D2 方向へ摺動自在に支持され、すなわち従動ロー
ラ12が駆動ローラ11に対し当接及び離間自在に支持
されている。
【0015】更に、フレームFには、図1に示すように
切り込み部17、18から更に上方へ延長した端辺部2
0、21が形成されており、この端辺部20、21に、
上記スライドロール14の突出部14dと対向し後述の
圧縮コイルバネ26の上端と係合可能な突出部22aを
有するバネ抜け止め部材22が固定されている。このバ
ネ抜け止め部材22も、スライドロール14やスライド
ホルダ19と同様、樹脂の一体成形等により作られてい
る。
【0016】また、フレームFには、従動ローラ12の
中心軸12aを挟んだ左右両側にそれぞれピン23、2
4が固定され、スライドロール14の円柱部14bの周
面上部を介し一方のピン23から他方のピン24にかけ
て第1のコイルバネとしての引っ張りコイルバネ25が
掛け渡されている。この引っ張りコイルバネ25によ
り、従動ローラ12を含む従動ローラ組立体T(図4)
は駆動ローラ11側へ向けて(矢印D1 方向に)第1の
荷重で常時付勢される。一方、スライドロール14のス
ライド部14cとバネ抜け止め部材22との間には、図
1(a)に示すように第2のコイルバネとしての圧縮コ
イルバネ26がその上端とバネ抜け止め部材22との間
に所定のピッチPを持たせて配設されており、かつ圧縮
コイルバネ26内側の中空部にその上下から各突出部1
4d、22aが突っ込んだ構成とすることで、圧縮コイ
ルバネ26が抜け外れるのを防止している。
【0017】以上のような構成からなる2段バネ機構を
備えた本実施例の媒体搬送ローラ機構においては、従動
ローラ12が駆動ローラ11との当接位置から上方(矢
印D 2 方向)へ変位した距離であるストロークSに応じ
て、従動ローラ12には各コイルバネ25、26により
図6(a)に示すような荷重(ピンチ圧)Qが加わる。
すなわち、引っ張りコイルバネ25による荷重(第1の
荷重)は直線aで示すようにストロークSに比例した荷
重となり、また、圧縮コイルバネ26による荷重(第2
の荷重)は直線bで示すようにストロークSが上記ピッ
チPに達するまで(すなわち圧縮コイルバネ26の上端
がバネ抜け止め部材22に当接するまで)はゼロで、そ
れ以上のストロークSではこのストロークSから上記ピ
ッチP(図1(a))を差し引いた距離に比例した荷重
となり、従動ローラ12にはこれら第1、第2の荷重を
加えた荷重が加わる。すなわち、2つのコイルバネ2
5、26によって従動ローラ12に加わる荷重は、図6
(b)に示すように、ストロークSがピッチPに達する
位置を境に、第1の荷重(直線a)からこれに第2の荷
重(直線b)を加えた荷重(直線a+b)へと段階的に
変動する理想的な荷重線を描く。
【0018】本実施例では以上のような理想的な荷重線
が得られることから、図1(a)に示すように駆動ロー
ラ11と従動ローラ12間へ媒体Mが進入を開始する時
点では、従動ローラ12には引っ張りコイルバネ25に
よる第1の荷重(直線a)のみが加わり、よって、媒体
Mはローラ11、12間へ楽に進入することができる。
続いて、駆動ローラ11の回転に伴い媒体Mがローラ1
1、12間に徐々に進入していくと、媒体Mの厚みによ
って従動ローラ12が駆動ローラ11から矢印D2 方向
へ離間していき、その離間した距離(ストロークS)が
図1(b)に示すように上記ピッチP以上となった時点
で、従動ローラ12には引っ張りコイルバネ25による
第1の荷重に加えて圧縮コイルバネ26による第2の荷
重が作用することにより(直線a+b)、ローラ11、
12間の圧接力が増大し、その結果、媒体Mを強い圧接
力で挟持したまま安定して搬送することができる。な
お、媒体Mが厚くなるに従いストロークSも大きくなる
ので、これに伴い従動ローラ12に加わる荷重も大きく
なる。例えば図1(b)に示すように、一枚の用紙から
なる証書等のような薄い媒体M1 では比較的小さな荷重
1 が加わり、複数枚の用紙を冊子状に束ねた預金通帳
等のような厚い媒体M2 では比較的大きな荷重Q2 が加
わる。以上のように媒体Mの通過に伴い一対のローラ1
1、12間の圧接力が段階的に切り換わるので、一対の
ローラ11、12による媒体Mの搬送をスムーズに、し
かも安定して行うことができる。
【0019】しかも、本実施例によれば、従来のような
板バネや特殊バネを用いず、汎用型でも精度を出せるコ
イルバネ(引っ張りコイルバネ25と圧縮コイルバネ2
6)を使用しているため、従来のネジ5(図7)のよう
なピッチPの調整機構を付加せずともピッチPを無調整
で常に一定に保持することができ、従って、常に最適な
荷重により常に安定した搬送力を得ることが可能とな
る。
【0020】更に、このように汎用型のコイルバネでも
十分に精度を出すことができることから、従来の板バネ
や特殊バネを使用したものと比べて極めて安価で取り扱
いの容易な2段バネ機構を実現できる。そして、スライ
ドロール14、スライドホルダ19及びバネ抜け止め部
材22は全て安価な樹脂で形成できるので、このように
すれば一層の低価格化を実現可能である。
【0021】なお、以上に示した実施例は最も望ましい
一例であり、比較的小型で簡素な構成の2段バネ機構を
実現したものであるが、2段バネ機構の具体的な構成は
上記実施例に限定されるものではない。すなわち本発明
は、駆動ローラに対し当接及び離間自在に支持された従
動ローラに対し、2つのコイルバネの組み合わせにより
2段バネ機構の作用を与えることの可能な構成であれ
ば、各種の構成を採用可能であり、例えば引っ張りコイ
ルバネのみ、或いは圧縮コイルバネのみを使用したもの
であってもよい。
【0022】また、図1では駆動ローラ11と従動ロー
ラ12とを上下方向に配設したもののみを示したが、媒
体搬送ローラ機構の組み込まれる装置によって媒体の搬
送方向は様々なので、それに応じて上記ローラの配設方
向も適宜変更可能であることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、常に安定した搬送力が
得られて、しかも安価で取り扱いの容易な2段バネ機構
を備えた媒体搬送ローラ機構を実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の媒体搬送ローラ機構の側面
図であり、(a)は媒体の進入時の状態を示し、(b)
は媒体の搬送時の状態を示す。
【図2】同実施例の媒体搬送ローラ機構(ただし、駆動
ロール11及びバネ抜け防止部材22は図示省略)を示
す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図3】スライドロール14を示す図であり、(a)は
平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図4】従動ローラ組立体Tの正面図である。
【図5】スライドホルダ19を示す図であり、(a)は
平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図6】従動ローラ12のストロークSと従動ローラ1
2に加わる荷重Qとの関係を表す荷重線を示す図であ
り、(a)は各コイルバネ25、26毎の荷重線(直線
aは引っ張りコイルバネ25の荷重線、直線bは圧縮コ
イルバネ26の荷重線)を示し、(b)はコイルバネ2
5、26の両者の荷重線を加えた荷重線を示す。
【図7】従来の媒体搬送ローラ機構の側面図であり、
(a)は媒体の進入時の状態を示し、(b)は媒体の搬
送時の状態を示す。
【符号の説明】
11 駆動ローラ 12 従動ローラ 12a 中心軸 14 スライドロール 19 スライドホルダ 22 バネ抜け防止部材 25 引っ張りコイルバネ 26 圧縮コイルバネ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動源から伝達された駆動力により回転駆
    動される駆動ローラ(11)と、該駆動ローラ(11)
    の回転に従って回転する従動ローラ(12)とを有し、
    該2つのローラ(11、12)間にシート状媒体(M)
    を挟持しつつ搬送する媒体搬送ローラ機構において、 前記従動ローラ(12)を前記駆動ローラ(11)に対
    し当接及び離間自在に支持する支持手段(14、19)
    と、 前記従動ローラ(12)を前記駆動ローラ(11)へ向
    けて第1の荷重で常時付勢する第1のコイルバネ(2
    5)と、 前記従動ローラ(12)が前記駆動ローラ(11)から
    所定距離以上離間した位置にある時に該従動ローラ(1
    2)を前記駆動ローラ(11)へ向けて第2の荷重で付
    勢する第2のコイルバネ(26)とを備えたことを特徴
    とする媒体搬送ローラ機構。
  2. 【請求項2】前記第1のコイルバネ(25)は引っ張り
    コイルバネであり、前記第2のコイルバネ(26)は圧
    縮コイルバネであることを特徴とする請求項1記載の媒
    体搬送ローラ機構。
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