JPH0710307A - 画像形成装置用パッド装置 - Google Patents

画像形成装置用パッド装置

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JPH0710307A
JPH0710307A JP17494693A JP17494693A JPH0710307A JP H0710307 A JPH0710307 A JP H0710307A JP 17494693 A JP17494693 A JP 17494693A JP 17494693 A JP17494693 A JP 17494693A JP H0710307 A JPH0710307 A JP H0710307A
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JP
Japan
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pad
roller
pad member
image forming
outer peripheral
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Pending
Application number
JP17494693A
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English (en)
Inventor
Noboru Mizunuma
昇 水沼
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パッド部材のパッド面の摩擦係数を長時的に維
持できるようにする。また、パッド部材の寿命を高め
る。 【構成】分離パッド部材62−1を支軸62Dを中心に
回転可能にする。そして、この分離パッド部材62−1
をジャム処理動作に連動するパッド部材位置変更機構6
3−1によって所定の角度ずつ回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ、フ
ァクシミリ等の画像形成装置に給紙摩擦機能、転写・帯
電クリーニング機能等のために備えられる画像形成装置
用パッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置には、給紙するシート材を1枚ずつ分離する
ために給紙ローラの外周面に対して所定の圧力で当接す
る摩擦パッドや、ローラに付着した現像剤等を除去する
ために帯電ローラ等の外周面に所定の圧力で当接するク
リーニングパッド等が備えられている。
【0003】これらの画像形成装置用パッド部材は従
来、所定位置に取付け後は、パッド面の同じ部分がロー
ラ部材の外周面に当接するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
パッド部材のように、所定位置に取付け後、パッド面の
同じ部分がローラ部材の外周面に当接するものにおいて
は、機内に飛散している紙粉、タルク、現像剤等がパッ
ド面に物理的、静電気的にこびり着くので、長時間的に
パッド面の摩擦係数を維持することは困難であり、早期
に分離性能の低下(分離パッドの場合)や画像ムラ(ク
リーニングパッドの場合)等が発生し易かった。
【0005】また、上記従来例のパッド部材の場合、ロ
ーラ部材の外周面に対するパッド面の当接位置を変える
ことができないので、性能に影響する程度(シート材の
分離が不可能となる。画像ムラが発生する)にパッド面
の摩擦係数が低下すると使用することができなかった。
【0006】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、長時に亘ってパッド面の摩擦係数を維
持できる上、パッド部材の寿命をも高めることができる
画像形成装置用パッド装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転するロー
ラ部材(61)の外周面に対してパッド部材(62−
1)が所定の圧力で当接する画像形成装置用パッド装置
に係る。
【0008】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、円弧状のパッド面(62B)が前記ローラ部材(6
1)の外周面に沿って移動可能となる回転中心(62
D)をもつパッド部材(62−1)と、所定の時期に前
記パッド部材(62−1)を所定の角度ずつ回転させる
パッド部材位置変更手段(63−1)を、を備えたこと
を特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成とした本発明によれば、ローラ部材
(61)の外周面に当接しているパッド部材(62−
1)は、所定の時期に動作するパッド部材位置変更手段
(63−1)によって所定の角度ずつ回転させられる。
【0010】従って、所定の時期毎に、パッド面(62
B)のローラ部材(61)の外周面との当接位置が変わ
るようになる。
【0011】これにより、パッド面(62B)の摩擦係
数を長時的に維持することができ、かつ、パッド部材
(62−1)の寿命を高めることができる。
【0012】なお、上記カッコ内の符号は、図面を参照
するためのものであって、本発明の構成を何等限定する
ものではない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】図1は本発明を適用した画像形成装置(複
写機)の全体構成を示す。
【0015】本画像形成装置の画像形成装置本体1は、
上部本体1Aと下部本体1Bとに分割されており、上部
本体1Aは回転ヒンジ2を中心として開閉可能になって
いる。
【0016】上部本体1Aには、原稿台3と、同原稿台
3上に載置した原稿(不図示)の画像を後述する感光ド
ラム80上に投影するための光学系4等が設置されてい
る。
【0017】下部本体1Bには、カセット給紙部5と、
手差し給紙部6と、レジストローラ対7と、プロセスカ
ートリッジ8と、搬送コンベヤ9と、定着器10と、排
紙ローラ対11と、排紙トレイ12等が設置されてい
る。
【0018】プロセスカートリッジ8は、感光ドラム8
0と、帯電ローラ81と、転写ローラ82と、現像部8
3と、クリーナ部84等を備えて構成されている。
【0019】本画像形成装置においては、カセット給紙
部5又は手差し給紙部6の何れかの給紙部からシート材
を給紙する。
【0020】カセット給紙部5が選択されると、カセッ
ト50内のシート材(不図示)が給紙ローラ51と分離
爪52とによって1枚ずつ送り出される。
【0021】また、手差し給紙部6が選択されると、ト
レイ60上に積載されたシート材(不図示)が給紙ロー
ラ61と分離パッド部材62とによって1枚ずつ送り出
される。
【0022】カセット給紙部5又は手差し給紙部6によ
って給紙されたシート材は搬送ローラ対13等によって
回転停止中のレジストローラ対7へ送られ、ここで、ル
ープを形成して斜行状態が矯正される。
【0023】レジストローラ対7で斜行状態が矯正され
たシート材は、感光ドラム80上のトナー画像とのタイ
ミングをとって回転を開始するレジストローラ対7によ
って感光ドラム80と転写ローラ82との間へ送られ、
ここで、転写ローラ82によって感光ドラム80上のト
ナー画像がシート面に転写される。
【0024】トナー画像の転写を終えたシート材は、搬
送コンベヤ9によって定着器10へ送られ、ここで、転
写されたトナー画像がシート面に転写される。
【0025】トナー画像の定着処理を終えたシート材
は、排紙ローラ対11によって機外の排紙トレイ12上
へ排紙される。
【0026】本画像形成装置においては、カセット給紙
部から給紙されたシート材が反転部14でジャムを起こ
した場合にジャム処理をし易くするため、反転部14を
形成するガイド板14Aを回転ヒンジ14Bを中心とし
て回転可能にしてある。
【0027】実線図示の状態に閉じられている(セット
状態)ガイド板14Aを想像線図示の状態に開くと、画
像形成装置本体1の右側面より反転部14でジャムを起
こしたシート材を容易に取り除くことができる。
【0028】ここで、手差し給紙部6のトレイ60と分
離パッド部材62はガイド板14Aに取り付けられてお
り、ガイド板14Aと一体的に移動するようになる。ガ
イド板14Aが実線図示の状態に閉じられると、分離パ
ッド部材62は下部本体1Bに位置固定されている給紙
ローラ61の外周面に対して所定の圧力で当接する。
【0029】感光ドラム80の表面を均等に帯電させる
ための帯電ローラ81と、感光ドラム80上のトナー画
像をシート面に転写するための転写ローラ82は、感光
ドラム80に対して所定の圧力で当接し、感光ドラム8
0の回転に従動回転するようになっている。
【0030】このような帯電ローラ81と転写ローラ8
2には、同ローラ81,82の表面をクリーニングする
ためのクリーニングパッド部材(不図示)が備えられて
いる。このクリーニングパッド部材はローラ81,82
の外周面に対して所定の圧力で当接している。
【0031】図2及び図3は手差し給紙部6の分離パッ
ド装置の構成を示す。
【0032】本分離パッド装置は、給紙ローラ61の外
周面に対して所定の圧力で当接している分離パッド部材
62−1と、ジャム処理時にガイド板14Aを開く動作
に連動して分離パッド部材62−1の当接位置を変える
パッド部材位置変更機構63−1とからなる。。
【0033】分離パッド部材62−1は、ホルダ部材6
2Aと分離摩擦部(パッド面)62Bとからなり、側面
形状が扇形をなしている。この分離パッド部62−1
は、左右の支持板62C,62Cに回転可能に取り付け
られた支軸62Dを回転中心として回転可能になってい
る。また、分離パッド部材62−1は、ばね62Eによ
って付勢されて給紙ローラ61の外周面に対して所定の
圧力で当接している。
【0034】分離パッド部材62−1を支持している左
右の支持板62C,62Cは、ガイド板14Aに対して
回転可能に取り付けられた駆動軸63A上に固定されて
いる。
【0035】駆動軸63A上には、分離パッド部材62
を回転させるためのカム63Bと、駆動ギヤ63Cが取
り付けられている。カム63Bは、支軸62D上に取り
付けられているアーム62Fを介して分離パッド部材6
2−1を回転させるようになっている。
【0036】駆動軸63A上の駆動ギヤ63Cには、中
継ギヤ63Dを介してラチェットギヤ63Eが噛み合っ
ている。中継ギヤ63D及びラチェットギヤ63Eは、
ガイド板14Aに回転可能に取り付けられている。
【0037】ラチェットギヤ63Eには、ガイド板14
Aを開く時に画像形成装置本体1の側板1C等に設けた
爪63Fが係合する。爪63Fはプラスチックからな
り、ガイド板14Aを開く時は撓まず、ガイド板14A
を閉じる時に撓むようになっている。
【0038】今、ジャム処理のためにガイド板14Aを
開くと、ラチェットギヤ63Eが係合している爪63F
によって所定量回転させられる。
【0039】このラチェットギヤ63Eの回転がカム6
3Bに伝わり、カム63Bの回転がアーム62Fに伝わ
るので、給紙ローラ61の外周面から離れて自由状態に
ある分離パッド部材62−1は所定量回転する。
【0040】ジャム処理を終えてガイド板14Aを閉じ
ると、分離パッド部材62−1の円弧状の分離摩擦部6
2Bは給紙ローラ61の外周面に当接する。この時、分
離摩擦部62Bの当接部分は、ジャム処理前の当接部分
とは別の部分に変わっている。
【0041】この、ガイド板14Aを閉じる時、爪63
Fはラチェットギヤ63Eに押圧され、撓みながらラチ
ェットギヤ63Eを通過するようになる。
【0042】図4は帯電ローラ81及び転写ローラ82
のクリーニングパッド装置の構成を示す。
【0043】本クリーニングパッド装置は、帯電ローラ
81又は転写ローラ82の外周面に対して所定の圧力で
当接しているクリーニングパッド部材62−2と、帯電
ローラ81又は転写ローラ82のメンテナンス時等に帯
電ローラ81又は転写ローラ82を引き出す動作に連動
してクリーニングパッド部材62−2の当接位置を変え
るパッド部材位置変更機構63−2とからなる。
【0044】本クリーニングパッド装置のクリーニング
パッド部材62−2とパッド部材位置変更機構63−2
の構成は、上述の分離パッド装置の分離パッド部材62
−1とパッド部材位置変更機構63−1の構成と基本的
に同じである。従って、ここでは、同一部材には同一符
号を付し、異なる部分のみの説明をする。
【0045】帯電ローラ81又は転写ローラ82は、支
持板16に対して回転可能に取り付けられており、支持
板16に取り付けられた状態で前方に引き出し可能にな
っている。そして、この支持板16に設けた爪63Fが
帯電ローラ81又は転写ローラ82の引き出し時にラチ
ェットギヤ63Eに係合する。
【0046】駆動軸63Aと中継ギヤ63Dとラチェッ
トギヤ63Eは画像形成装置本体1に取り付られてい
る。
【0047】今、帯電ローラ81又は転写ローラ82の
メンテナンス等を行うためん帯電ローラ81又は転写ロ
ーラ82を手前に引き出すと、爪63Fがラチェットギ
ヤ63Eを所定量回転させる。
【0048】このラチェットギヤ63Eの回転がカム6
3Bに伝わり、カム63Bの回転がアーム62Fに伝わ
るので、帯電ローラ81又は転写ローラ82から離れて
自由状態にあるクリーニングパッド部材62−2は所定
量回転する。
【0049】メンテナンス等を終えて帯電ローラ81又
は転写ローラ82を所定位置に収納セットすると、クリ
ーニングパッド部材62−2の円弧状のクリーニング摩
擦部(パッド面)62Bは帯電ローラ81又は転写ロー
ラ82の外周面に当接する。この時、クリーニング摩擦
部62Bの当接部分は、メンテナンス等を行う前の当接
部分とは別の部分に変わっている。
【0050】この、帯電ローラ81又は転写ローラ82
の収納セット時、爪63Fはラチェットギヤ63Eに押
圧され、撓みながらラチェットギヤ63Eを通過するよ
うになる。
【0051】なお、上記実施例の分離パッド装置及びク
リーニングパッド装置においては、ジャム処理又はメン
テナンス等を行う動作に連動して分離パッド部材62−
1又はクリーニングパッド部材62−2を回転させるパ
ッド部材位置変更機構63−1,63−2を備えた場合
を例示したが、設定されたシート材の処理枚数毎、ある
電源投入時毎等にモータの回転等で分離パッド部材62
−1又はクリーニングパッド部材62−2を回転させる
方式のパッド部材位置変更機構に変更することもでき
る。
【0052】また、分離パッド部材62−1又はクリー
ニングパッド部材62−2に有効点を印すマーキングを
付けておき、このマーキングを目安に分離パッド部材6
2−1又はクリーニングパッド部材62−2の管理を行
うこともある。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置用パッド装置においては、ローラ部材の外周面に所
定の圧力で当接するパッド部材のパッド面の当接位置
が、所定時期毎に変わるようにしたので、パッド面の摩
擦係数を長時的に維持することができる上、パッド部材
の寿命を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像形成装置(複写機)の全
体構成を示す縦断側面図。
【図2】同画像形成装置における手差し給紙部の分離パ
ッド装置の構成を示す側面図。
【図3】同分離パッド装置の構成を示す正面図。
【図4】同画像形成装置における帯電ローラ及び転写ロ
ーラ部のクリーニングパッド装置の構成を示す側面図。
【符号の説明】
61 給紙ローラ(ローラ部材) 62−1 分離パッド部材 62−2 クリーニングパッド部材 62B 分離摩擦部、クリーニング摩擦部(パッド
面) 63−1,63−2 パッド4部位置変更機構(パッ
ド部位置変更手段) 81 帯電ローラ(ローラ部材) 82 転写ローラ(ローラ部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するローラ部材の外周面に対してパ
    ッド部材が所定の圧力で当接する画像形成装置用パッド
    装置において、 円弧状のパッド面が前記ローラ部材の外周面に沿って移
    動可能となる回転中心をもつパッド部材と、所定の時期
    に前記パッド部材を所定の角度ずつ回転させるパッド部
    材位置変更手段を、を備えたことを特徴とする画像形成
    装置用パッド装置。
JP17494693A 1993-06-22 1993-06-22 画像形成装置用パッド装置 Pending JPH0710307A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17494693A JPH0710307A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 画像形成装置用パッド装置

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JP17494693A JPH0710307A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 画像形成装置用パッド装置

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JPH0710307A true JPH0710307A (ja) 1995-01-13

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ID=15987500

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JP17494693A Pending JPH0710307A (ja) 1993-06-22 1993-06-22 画像形成装置用パッド装置

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