JPH071025Y2 - スタンドミラー - Google Patents

スタンドミラー

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Publication number
JPH071025Y2
JPH071025Y2 JP7028292U JP7028292U JPH071025Y2 JP H071025 Y2 JPH071025 Y2 JP H071025Y2 JP 7028292 U JP7028292 U JP 7028292U JP 7028292 U JP7028292 U JP 7028292U JP H071025 Y2 JPH071025 Y2 JP H071025Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
storage groove
mirror
leg portion
leg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7028292U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0633568U (ja
Inventor
宜伸 田名部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RP Topla Ltd
Original Assignee
RP Topla Ltd
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Publication date
Application filed by RP Topla Ltd filed Critical RP Topla Ltd
Priority to JP7028292U priority Critical patent/JPH071025Y2/ja
Publication of JPH0633568U publication Critical patent/JPH0633568U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はスタンドミラーに関す
る。さらに詳しくは卓上などで用いられる、本体の裏面
に脚部を有し、本体の角度を任意に調節できるスタンド
ミラーに関する。
【0002】
【従来の技術】スタンドミラーは、鏡が嵌め込まれた枠
状本体の裏面に脚部が設けられたものであり、脚部を立
てることによって本体をある設定された角度でテーブル
または床面上に固定させて使用される。たとえば、実開
昭59-101777 号に開示されるスタンドミラーは、鏡本体
の裏面に脚部材を揺動自在に支持するための支持部材が
取り付けられ、前記支持部材の内側面には、脚部を本体
に対する角度がそれぞれ異なる位置にセットするための
複数の突起が設けられたものである。このスタンドミラ
ーでは任意の突起を選択し、突起が脚部材の腹部を支持
することによって鏡本体の角度を調節することができ
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、叙上のスタン
ドミラーは、支持部材が本体の裏面に突出しているため
スタンドミラー全体の厚さを薄くすることができず、輸
送時にかさ張るとともに美観上好ましくない。また、鏡
本体の角度は、脚部材を係合する突起の位置によって決
定されるので、角度を細かく調整するためには突起の間
隔を小さくしなければならない。しかし、脚部材が突起
から脱落せずに安定した保持状態を保つためには突起を
あまり細くすることができない。したがって突起の間隔
を小さくするには限界があり、鏡本体の角度調整を細か
くすることができなかった。
【0004】本考案では、かかる問題を解消するために
なされたものであり、本体の薄型化が可能で、しかも鏡
本体の角度調整を細かくすることができる美麗なスタン
ドミラーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案のスタンドミラー
は、本体の裏面に脚部を有するスタンドミラーであっ
て、前記脚部が、その上端両側に突出する係合部を有し
ており、本体の裏面に脚部を収納するための幅広の収納
溝が本体上下方向に形成され、該収納溝の両側面の上端
近辺には前記収納溝の長手方向に沿って複数個の嵌合穴
および該嵌合穴に対応して収納溝の内方に突出する係合
突起がそれぞれ設けられ、前記係合突起の内側面および
前記収納溝の奥部における脚部との当接部は、それぞれ
傾斜部が形成されていることを特徴としている。
【0006】
【作用】本考案のスタンドミラーでは、脚部と本体との
係合は収納溝の内部で行なわれる。したがって、脚部を
収納溝内部に収納すれば、本体の裏面は支持部材などが
突設せず平坦になる。
【0007】さらに前記収納溝の両側面の端縁には係合
突起が前記収納溝の内側に向けて突設されているため
に、脚部の両端を任意の嵌合穴に係合させるだけで脚部
の支点の位置が変わるとともに脚部の腹部が係合突起の
傾斜部によって支持されるため、非常に微小な角度調整
が可能になる。
【0008】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本考案について説
明する。図1は、本考案のスタンドミラーの一実施例を
示す斜視図、図2は図1のスタンドミラーの脚部の取付
け部分を示す一部切欠拡大正面図、図3は図1のスタン
ドミラーの設定角度が50°のときの要部拡大断面図、図
4は図1のスタンドミラーの設定角度が50°のときの側
面図、図5は図1のスタンドミラーの設定角度が65°の
ときの要部拡大断面図、図6は図1のスタンドミラーの
設定角度が65°のときの側面図である。
【0009】図1に示されるように、スタンドミラーの
本体1は前枠1aと背板1bとからなり、前枠1aおよ
び背板1bは、それらのあいだに鏡Mが挟着されるとと
もに、それぞれの外周の接触面は超音波溶着によってた
がいに結合されている。また、本体1下部には本体1を
立てる便宜のためにEVA樹脂などからなる、床面など
に対するすべり止め2が設けられている。背板1bの裏
面中央には上下方向に幅広の収納溝3が形成されてお
り、収納溝3内部に収納できるようにワイヤなどをU字
状に屈曲して形成された脚部4が揺動自在に取り付けら
れている。脚部4の両端はそれぞれ外方に折曲されるこ
とにより、その揺動中心となる係合部5(5a、5b)
を形成している。したがって、脚部4を収納溝3内部に
収納すれば、背板1bの裏面は平坦になるため、輸送の
際にかさ張らず便利である。
【0010】図1〜2に示されるように、前記収納溝3
の上端近辺の両側面には収納溝3の長手方向に沿って脚
部4の係合部5a、5bとそれぞれ嵌合する2対の嵌合
穴6a、6b、7a、7bが形成されている。これらの
嵌合穴は、収納溝の同じ側面に形成される嵌合穴同士、
(6a、7a)の組または(6b、7b)の組でそれぞ
れ入口部分が連通している。また、前記収納溝3の両側
面の端縁には係合突起8a、8bおよび9a、9bが前
記収納溝3の内側に向けて突設されている(なお、図2
では収納溝3の右側側部に形成される係合突起8b、9
bは省略されている)前記係合突起8a、8bおよび9
a、9bは、それぞれ上側角部に脚部4の腹部が摺動し
やすいように若干丸みがつけられている。
【0011】さらに、図3に示されるように収納溝3奥
部の両端縁には収納溝3の長手方向に向かって突出部10
a、10bが形成されている(なお10bは図示せず)。ま
た、係合突起8a、8bおよび突出部10a、10bにおけ
る脚部4の腹部との当接部にはそれぞれ傾斜部11、12が
形成されている。この傾斜部11、12はたがいに異なる角
度で形成され、係合突起の傾斜部12は突出部の傾斜部11
より鋭角に形成されている。
【0012】収納溝3の底部の三角形の凹部13は前記係
合突起8、9などの成形を行なう際の便宜のために形成
されたものである(図1参照)。
【0013】叙上のごとく構成されたスタンドミラーの
本体の傾き角を調整するばあい、次のような手順で行な
われる。
【0014】本体の傾き角を比較的小さい角度、たとえ
ば50°に設定するばあい、図2〜3に示されるように係
合部5a、5bを嵌合穴6a、6bに嵌合させたのち、
前記係合部5a、5bを支点にして脚部4の下部を持ち
上げれば、係合突起9a(および9b)の下方の側部に
形成された斜面14に沿って脚部4の腹部がすべり、脚部
4は内側にたわまされつつ係合突起8a(および8b)
と突出部10a(および10b)とのあいだの間隙15に嵌合
される。このとき、脚部4の腹部は突出部10a(および
10b)の傾斜部11と当接するので、脚部4は設定された
角度に固定される。この状態でスタンドミラーを机上に
置けば、本体1の傾き角は50°になる(図4参照)ま
た、脚部4の下部をおし下げると、脚部4の腹部が係合
突起8a(および8b)の丸みを有する側面に沿ってす
べり、再び脚部4が内側にたわまされるので容易に収納
される。
【0015】つぎに、本体の傾き角を比較的大きい角
度、たとえば65°に設定するばあい、図2および図5に
示されるように脚部4を両側から把持して内向きにたわ
ませたのち、係合部5a、5bを嵌合穴7a、7bに嵌
合させたのち、前述と同様に脚部4の下部を持ち上げれ
ば、前述と同様に脚部4は係合突起8a(および8b)
と9a(および9b)とのあいだの間隙16に嵌合され
る。このとき、脚部4の腹部は係合突起8a(および8
b)の傾斜部12に当接するので、脚部4は設定された角
度に固定される。この状態でスタンドミラーを机上に置
けば、本体1の傾き角は65°になる(図6参照)また前
述と同様に脚部4の収納も容易に行なうことができる。
【0016】このようにして脚部4の係合部5a、5b
を嵌合穴6a、6bまたは7a、7bに嵌合させるだけ
で容易に本体1の角度調整をすることができる。それと
ともに、脚部4の係合部5a、5bの本体1裏面におけ
る位置を移動させながら、傾斜部11、12によって脚部4
の腹部を支持するため、本体1の微小な角度調整を可能
にしている。
【0017】なお、本実施例では本体の設定角度を50°
および65°の2段階のものについて示したが、本考案は
これに限定されるものではなく、任意に設定角度および
段数(嵌合穴および係合突起)を設定してもよい。
【0018】また、前記傾斜部11、12は同じ角度で形成
してもよい。このばあいでも脚部を異なる嵌合穴および
係合突起に係合させれば角度調整が可能である。
【0019】
【考案の効果】本考案によれば、収納溝に脚部を収納す
れば本体裏面は平坦になるため、スタンドミラーの輸送
の際にかさ張らず輸送効率は向上する。また外観もシン
プルで美観が非常によい。さらに、脚部の係合部を嵌合
穴に挿入するだけで容易に本体の細かい角度調整を行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスタンドミラーの一実施例を示す斜視
図である。
【図2】図1のスタンドミラーの脚部の取付け部分を示
す要部拡大正面図である。
【図3】図1のスタンドミラーの設定角度が50°のとき
の要部拡大断面図である。
【図4】図1のスタンドミラーの設定角度が50°のとき
の側面図である。
【図5】図1のスタンドミラーの設定角度が65°のとき
の要部拡大断面図である。
【図6】図1のスタンドミラーの設定角度が65°のとき
の側面図である。
【符号の説明】
1 本体 3 収納溝 4 脚部 5a、5b 係合部 6a、6b 嵌合穴 7a、7b 嵌合穴 8a、8b 係合突起 9a、9b 係合突起 11 傾斜部 12 傾斜部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の裏面に脚部を有するスタンドミラ
    ーであって、前記脚部が、その上端両側に突出する係合
    部を有しており、本体の裏面に脚部を収納するための幅
    広の収納溝が本体の上下方向に形成され、該収納溝の両
    側面の上端近辺には前記収納溝の長手方向に沿って複数
    個の嵌合穴および該嵌合穴に対応して収納溝の内方に突
    出する係合突起がそれぞれ設けられ、前記係合突起の内
    側面および収納溝の奥部における脚部との当接部は、そ
    れぞれ傾斜部が形成されてなるスタンドミラー。
JP7028292U 1992-10-08 1992-10-08 スタンドミラー Expired - Lifetime JPH071025Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7028292U JPH071025Y2 (ja) 1992-10-08 1992-10-08 スタンドミラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7028292U JPH071025Y2 (ja) 1992-10-08 1992-10-08 スタンドミラー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0633568U JPH0633568U (ja) 1994-05-06
JPH071025Y2 true JPH071025Y2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=13426982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7028292U Expired - Lifetime JPH071025Y2 (ja) 1992-10-08 1992-10-08 スタンドミラー

Country Status (1)

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JP (1) JPH071025Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015140856A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 カシオ計算機株式会社 スタンド機構および時計

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015140856A (ja) * 2014-01-29 2015-08-03 カシオ計算機株式会社 スタンド機構および時計

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0633568U (ja) 1994-05-06

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