JPH07101813B2 - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH07101813B2
JPH07101813B2 JP63267785A JP26778588A JPH07101813B2 JP H07101813 B2 JPH07101813 B2 JP H07101813B2 JP 63267785 A JP63267785 A JP 63267785A JP 26778588 A JP26778588 A JP 26778588A JP H07101813 B2 JPH07101813 B2 JP H07101813B2
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JP
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mirror
antenna device
spherical
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antenna
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克久 宇野
克比古 青木
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Mitsubishi Electric Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Mitsubishi Electric Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、衛星通信用に使用されるアンテナ装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来のアンテナ装置、この場合オフセットパラ
ボラアンテナを示す図である。この図において、1は回
転放物面をなす反射鏡の一部であり、MFはその回転軸、
Fは焦点である。また、2は一次放射器である。
次に動作について説明する。一次放射器2からの光線は
反射鏡1により反射後、軸MFに平行にAA′,BB′のよう
に空間に放射される。ここで、反射鏡のABに相当する部
分がアンテナとして動作する。これはオフセットパラボ
ラの動作である。
このような反射鏡アンテナを用いて、複数の衛星を指向
する場合、第4図に示すように焦点Fの付近に、他衛星
用に他のホーンを配置する方法がとられる。これはマル
チビームアンテナとよばれる。他のホーンの一次放射器
を2cとしたとき、一次放射器2と2cを並べたときの一次
放射器2cからの光線は反射鏡1で反射後、正面方向から
θ離れた方向に放射される。このことは、θ離角した衛
星にも同時にアクセスできることを示している。すなわ
ち、一枚の反射鏡を用い、2つの一次放射器からそれぞ
れ異なる衛星にアクセスできる。しかし、2つの一次放
射器を隣接しておくので、離角θは通常2dBの利得低下
を許容してもビーム幅の5〜8倍が限度である。(文献
「アンテナ工学ハンドブック;電子通信学会編,4章.開
口面アンテナ,4.5.3マルチビームアンテナ技術」) 〔発明が解決しようとする課題〕 従来のアンテナ装置は以上のように構成されているの
で、複数の衛星を指向する場合、ビームの離角の限度が
ビーム幅の5〜8倍と低く、大きく離れた衛星には同時
にアクセスできないという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、大きく離れた複数の衛星に同時にアクセスで
きる、具体的にはビーム間の離角としてビーム幅の10倍
以上の値も容易に実現できるアンテナ装置を得ることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るアンテナ装置は一枚の回転放物面からな
る反射鏡の焦点に一次放射器を備え、上記反射鏡を該反
射鏡の鏡面にベストフィットした複数の部分的な近似球
面鏡からなるものとし、この各近似球面鏡のそれぞれの
焦点に一次放射器を備えたものである。また、複数枚の
球面鏡を近似的に一枚の回転放物面鏡を構成するよう配
置し、この各球面鏡の焦点及び近似回転放物面鏡の焦点
にそれぞれ一次放射器を備えたものである。
〔作用〕
この発明においては、一枚の回転放物面鏡を部分的に球
面鏡に近似する、あるいは複数の球面鏡を近似的に一枚
の回転放物面鏡を構成するよう配置することにより、ビ
ームの離角が大きくなり、大きく離れた複数の衛星に同
時にアクセスできる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、1a,1bはそれぞれ球面鏡に近似できる回転
放物面鏡の一部、2a,2bはそれぞれ球面としてとらえた
反射鏡1a,1bに対向する一次放射器、2は反射鏡1a,1bを
オフセットパラボラとした一次放射器、3は一次放射器
2から出た光線の放射方向、3a,3bはそれぞれ一次放射
器2a,2bから出た光線の放射方向であり、光線3は♯1
衛星に、光線3a,3bはそれぞれ♯2衛星,♯3衛星に向
うことになる。O1は放物線 にベストフィットした円弧の中心、O2は放物線 にベストフィットした円弧の中心、O1M1は放物線 に対応する曲率半径(=r1)、O2M2は放物線 に対応する曲率半径(=r2)であり、f1,f2はそれぞれ
O1M1,O2M2の中点である。
第2図は球面鏡アンテナの動作原理を示すもので、Fか
ら出た光線は球面鏡反射後、軸OMに平行な光線となって
空間に放射される。
第1図において、Fから出た光線は放物線ABで反射され
た後、♯1衛星方向に向う。また、f1から出た光線は近
似球面ACで反射された後、♯2衛星方向に向う。同様
に、f2から出た光線は♯3衛星方向に向う。この図から
明らかなように、3つのビームの離角はほぼ90°にも達
することになり、離角の方向は使用されるパラボラ部分
の曲率中心方向に一致する。
第5図は第1図の装置を立体的に図解したものである。
このように一次放射器2は反射鏡全体を照射する一方、
パラボラの一部1aおよび1bをそれぞれ一次放射器2a,2b
が照射することにより、第1図に示した動作が成立す
る。
第6図はこの実施例による装置の放射パターンを示す図
であり、4は反射鏡全体1からの放射パターン、4a,4b
はそれぞれ近似球面としての反射鏡1a,1bからの放射パ
ターンである。
また、上記実施例ではパラボラ(回転放物面)を近似的
にその部分,部分を球面鏡ととらえ、その球面鏡の中心
と球の曲率中心とを結ぶ直線上でその中間位置に一次放
射器をおき、前記球面鏡に吹付けることにより、多衛星
を同時に指向できるアンテナ装置を提供できることにつ
いて説明したが、小さい球面鏡から近似的にパラボラが
構成される場合でも、同様の効果が得られる。
第7図はその実施例によるアンテナ装置を示すものであ
り、球面鏡5aから5nまでの分割鏡面からパラボラを合成
させることにより、(n+1)ケの衛星を同時に指向で
きるアンテナを提供できる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、一枚のパラボラ鏡面
を用い、そのパラボラ鏡面の一部を球面鏡に近似して複
数の一次放射器を用いる、あるいは複数の球面鏡を用
い、一枚のパラボラ鏡面を近似的に構成して複数の一次
放射器を用いるようにしたので、大きく離れた多数の衛
星を同時に指向できるアンテナ装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるアンテナ装置を示す
図、第2図は球面鏡アンテナの動作を説明するための
図、第3図は従来のアンテナ装置を示す図、第4図はマ
ルチビームアンテナの動作を説明するための図、第5図
は第1図のアンテナ装置を示す立体的構成図、第6図は
第1図のアンテナ装置の放射パターンを示す図、第7図
はこの発明の他の実施例によるアンテナ装置を示す図で
ある。 1はパラボラ、1a,1bは分割されたパラボラ、2,2a,2bは
一次放射器、3,3a,3bは衛星方向への光線、4,4a,4bは放
射パターン、5a,5b,……,5nは球面鏡。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多衛星同時指向のアンテナ装置において、
    一枚の回転放物面からなる反射鏡の焦点に一次放射器を
    備え、上記反射鏡を該反射鏡の鏡面にベストフィットし
    た複数の部分的な近似球面鏡からなるものとし、この各
    近似球面鏡のそれぞれの焦点に一次放射器を備えたこと
    を特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】多衛星同時指向のアンテナ装置において、
    複数枚の球面鏡を近似的に一枚の回転放物面鏡を構成す
    るよう配置し、この各球面鏡の焦点及び近似回転放物面
    鏡の焦点にそれぞれ一次放射器を備えたことを特徴とす
    るアンテナ装置。
JP63267785A 1988-10-24 1988-10-24 アンテナ装置 Expired - Fee Related JPH07101813B2 (ja)

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JPH02113707A JPH02113707A (ja) 1990-04-25
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JPH06152232A (ja) * 1992-11-06 1994-05-31 Fujitsu General Ltd パラボラアンテナ

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JPS5062345A (ja) * 1973-10-01 1975-05-28
JPS63173404A (ja) * 1987-01-12 1988-07-18 Nec Corp マルチビ−ムアンテナ

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